JPS60149534A - 共役ジオレフィン製造用触媒の調製方法 - Google Patents

共役ジオレフィン製造用触媒の調製方法

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JPS60149534A
JPS60149534A JP59005628A JP562884A JPS60149534A JP S60149534 A JPS60149534 A JP S60149534A JP 59005628 A JP59005628 A JP 59005628A JP 562884 A JP562884 A JP 562884A JP S60149534 A JPS60149534 A JP S60149534A
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bismuth
tungsten
conjugated diolefin
compound
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永井 勲雄
Takeshi Satake
剛 佐竹
Kazunori Kinumi
絹見 和則
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Nippon Shokubai Co Ltd
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は炭素数4〜5を有するモノオレフィンを分子状
酸素含有ガスによシ高温気相で酸化脱水素せしめ、対応
するジオレフィンを製造するだめの触媒に関する。
さらに詳しく述べれば本発明は、正ブテン、イソペンテ
ンなどの炭素数4〜5を有するモノオレフィンを分子状
酸素含有ガス、たとえば空気を用いて接・触酸化脱水素
して、対応するジオレフィン例えば1.3−ブタジェン
、インブレンなどを高い選択率層高い収率でえるための
触媒に関するものであり、しかも長期かつ安定に工業的
に使用しうる触媒を提供するものである。
従来よシモノオレフインを接触気相酸化脱水素して対応
する共役ジオレフィンを製造する触媒としては数多くの
提案がなされている。具体例をあげれば特公昭43−2
6842号にはニッケル、コバルト、アンチモン、鉄、
ビスマス、リン、タングステン、モリブデンからなる触
媒、特公昭46−33929号にはモリブデン、ビスマ
ス、鉄、銀よりなる触媒、特公昭49−3498号ニハ
ニッケル、コバルト、鉄、ビスマス、モリブデンにリン
、砒素、ホウ素、アルカリ金属を加えた触媒が開示され
ている。その他特公昭49−5321号、特公昭50−
11886号、特開昭48−32807号、特開昭54
−52010号、特開昭48−514号、特開昭49−
13102号、特開昭51−93793号、特開昭51
−105011号、特開昭57−209232号にはモ
リブデン、ビスマス、鉄を含む触媒系が、特開昭49−
14393号にはモリブデン、ビスマス、タングステン
を含む触媒系が、特開昭49−9490号、特開昭49
−72203号、特開昭49−101304号にはモリ
ブデン、ビスマス、タングステン、鉄を含む触媒系が、
特公昭50−3285〜3287号、特開昭56−14
0931号、特開昭56−150023号、特開昭57
−123122号にはモリブデン、ビスマス、クロムを
含む触媒系がそれぞれ開示されている。
しかしながら、これらの提案になる触媒は工業的規模で
の使用を考えるときそれらの明細書実施例に記載されて
いるように共役ジオレフィンを高選択率、高収率でえる
ことができない場合が多い。これは該接触気相反応が非
常に発熱的であるために触媒層の中にホットスポットと
いう局部的異常高温帯が発生して過度の反応が起ったり
、触媒の充填層高が大きいために触媒層中での圧力が触
媒層の入口から出口に向って順次変化していくために理
想的な反応からかけはなれること等が考えられる。
又、一方モリブデンを主体とする多成分系触媒において
はモリブデンが多数の元素と容易に反応して複雑なモリ
ブデンの錯塩を生じるため、均質の触媒をえることが困
難であり、触媒性能の再現性に難点がアシ、かかる触媒
組成を工業的規模での触媒製造に用いた場合、製造され
た全ての触媒性能が明細書実施例の如き高い水準を示し
えないことは十分納得のいくところである。
本発明者等はモリブデン、ビスマスおよびタングステン
を含む触媒系でのかかる工業的使用における欠点を克服
し、なおかつ工業的規模での触媒製造において触媒性能
の再現性にすぐれた調製方法を鋭意研究の結果本発明を
完成するに至った。
すなわち、本発明は一般式 %式% 〔ただしMoはモリブデン、Biはビスマス、Wはタン
グステン、 Feは鉄、Aはコ/(ルト(CO)および
ニッケル(Ni)、マグネシウム(Mg) 、カルシウ
ム(Ca) 、セリウム(Ce) %鉛(Pb )から
選ばれた少くとも1種の元素、Bはアルカリ金属から選
ばれた少くとも1種の元素、Cはシリコン(8i)、ア
ルミニウム(Al) 、チタニウム(TI)%ジルコニ
ウム(Zr)から選ばれた少くとも1種の元素、0は酸
素を表わし、a、b、c、d、e、f%gはそれぞれの
元素の原子比を表わし、MOを12としたときa = 
0.1〜10.0、b=0.5〜10.0でa / b
は0.01〜6.0、c=0.1〜10.0、d = 
2.0〜20.0、eは0.01〜5.0、f=o〜3
0であシ、gは各々の元素の原子価によって定まる数値
をとる〕で表わされ、かつBi酸成分ビスマス化合物と
タングステン化合物との混合物をあらかじめ600〜9
00℃の温度で焼成処理してえられた酸化物の形で導入
されてなることを特徴とする共役ジオレフィン製造用触
媒組成物およびその製法を提供するものである。
本発明の融媒における特徴は、ビスマスがタングステン
ときわめて安定した結合をなし、しかも長期間にわたる
反応においてもその高い触媒性能を維持することである
。このビスマスとタングステンの安定した結合はビスマ
スとタングステンをあらかじめ600〜900℃の高温
で処理して形成されるものである。このビスマスとタン
グステンとからなる化合物についての学術的研究も近年
性なわれるようになり、たとえばジャーナルオプキャタ
リシス(Journal ofCatalysis )
第31巻第200〜208頁(1973年)では種々の
ビスマス−タングステートの存在を明らかにしている。
当発明者等の実験でもこれらは400℃を越える高温で
モノオレフィンの酸化脱水素に活性があることが認めら
れたが、その活性の水準は工業的使用にあたってはとて
も満足のいくものではなく、このビスマス−タングステ
ートをモリブデン、鉄および他の金属元素とさらに複合
的に結合せしめることにより熱安定性が良好で、しかも
低温で触媒性能にすぐれた。空時収率の高い触媒組成物
かえられることが判明したのである。たしかに特開昭4
9−14393号公報明細書および特開昭49−949
0号公報明細書の一部にビスマスとタングステンの混合
物を別に調製し、これを残りの触媒成分の場合は、あら
かじめ安定なビスマス−タングステン化合物が形成され
るような条件での焼成は行なわれていない。
これに対して本発明による触媒はビスマスとタングステ
ンをあらかじめ高温で処理しており、これを用いること
により調製法においてきわめて再現性忙すぐれた高水準
の触媒かえられ、従来のビスマスとモリブデンの化合物
を主体とする触媒系に比し、工業的調製法として、きわ
めて有利であることが判明した。さらに本発明において
ビスマスは実質的にタングステンと極めて強固に結合し
ており、多成分系触媒とした後もタングステンとの結合
を解かれたビスマスの化合物、たとえば三酸化ビスマス
、ビスマスーモリプデートなどは生成しないことがX 
WfJ回折の分析の結果明らかとなった。すなわち本発
明にかかる触媒はビスマスとタングステンとが強固な結
合を保ちつつ他の触媒構成元素とさらに複合的に結合さ
れているものと認められたのである。そして長期間にわ
たるモノオレフィンの酸化脱水素反応に供した後もその
結合状態にほとんと変化のないことが同じXm回□折分
析の結果確認されたのである。しかも本発明にょシ製造
された触媒は反応温度を従来のもやにくらべ低くするこ
とができ、かつ共役ジオレフィン収率を高めることがで
きた。そして本発明者らの知見によればこの共役ジオレ
フィンへの高選択性を与える触媒としてはさらに触媒の
形状を以下の如く特定したものが推奨されることが明ら
かとなった。すなわち、3.o〜10.0 mmの外径
で長さが外径の0.5〜2.0倍の外形を有しかつ内径
が外径の0.1〜0.7倍となるように長さ方向に開孔
を有するリング状触媒であシ、触媒組成物が上記一般式
で示されかつ特定されることを特徴とする共役ジオレフ
ィン製造用触媒である。
このように本発明触媒の形状を特定することは、以下の
如き効果を奏するものであることが判明している。
(1)触媒の形状を上記特定になるリング状にしたこと
により、力虫媒の幾何学的表面積が増大し、それにつれ
てモノオレフィンの転化率が増加し、かつ触媒細孔内で
生成した共役ジオレフィンの細孔内拡数が脱離、拡散時
の通路の短縮とあいまって、円柱状のものに比べてすみ
やかになシ、逐次反応である共役ジオレフィンから無水
マレイン酸、酢酸、二酸化炭素、−酸化炭素への反応や
共役ジオレフィンの三量化反応などが低下する。
(11) リング状触媒にすることで当然予想されるの
であるが、触媒層中での圧力損失が減じ、工業生産にお
けるプロワ−の電力費を低減することが可能となる。
Ol:)また、本発明の触媒は触媒寿命が伸びるという
利点を有している。すなわち、一般に接触気相酸化脱水
素反応が発熱的であるために起こる局所異常高温帯の温
度を、リング状触媒にすることによる除熱効果の増大と
、先に述べた無水マレイン酸、酢酸、二酸化炭素。
−酸化炭素への逐次反応による発熱の減少があいまって
、ホットスポットの温度が低下し、反応中に触媒成分の
一つであるモリブデンの飛散が原因で起こる圧力損失の
上昇率が小さくなり触媒の寿命をのばす結果となる。
本発明の触媒は上記一般式で示される組成範囲よりなる
ものであるが、その調製法は上記した如き特質を具有せ
しめれば1種々に選ぶことができる。
まずビスマスとタングステンの結合体の生成方法につい
て、好ましい調製法の一例を以下に示す。
最初にビスマス化合物、たとえば硝酸ビスマス、水酸化
ビスマス、酸化ビスマスとタングステンの化合物たとえ
ばパラタングステン酸アンモニウム、酸化タングステン
とを少量の水と共によく混合し乾燥後600〜900°
C1好ましくは700〜850℃の高温で処理を行ない
粉砕する。粉砕は小さくする方が良いが必要以上の細粉
化は無駄であシ、100メツシユ以下程度で充分である
。かくしてビスマス−タングステン化合物をえることが
できる。ついで触媒を調製する一具体例を以下に示す。
あらかじめモリブデンの化合物たとえばモリブデン酸ア
ンモニウムの水溶液に鉄の化合物たとえば硝酸鉄の水溶
液を加え、一般式中で示されるAの元素としてコバルト
を用いる場合はたとえば硝酸コバルトの水溶液を、Bと
してセシウムを用いる場合は硝酸セシウムを、Cとして
ケイ素を用いる場合はコロイダルシリカ等を用い各水溶
液をよく混合し、えられた泥状物に対し、先の粉砕され
たビスマスタングステンの結合物を添加し、さらによく
混合して濃縮し、えられた粘土状物質を成形後3508
C〜650℃、好ましくは400°C〜600℃の温度
で空気流通下にて焼成し完成触媒をえる。
なお、必要に応じて粉末状の担体物質を前記泥状物中に
添加して使用することもできる。
担体としては、シリカゲル、アルミナ、シリコンカーバ
イド、ケイ凍土、1M、2化チタンおよびセライト(商
品名)などから選ばれるがとくにシリカゲル、酸化チタ
ン、セライトが適当である。
本触媒の特徴であるビスマスとタングステンの酸素含有
化合物はビスマスのタングステンに対する原子比が0.
01〜6.0、好ましくは0.1〜4.0の範囲に限定
される。すなわち、6.0を越える原子比のビスマス−
タングステン化合物ハ安定な結合状態をとシえず、触媒
調製中あるいは触媒の長期使用中にビスマスタングステ
ンの結合がこわれビスマスが他の成分と再結合して、触
媒の各成分の結合バランスを崩し、好ましい結果をもた
らさないからである。もちろんこのような原子比を満足
すると同時に高温処理条件も必須の要件である。ビスマ
スとタングステンの酸素含有化合物はこのような温度範
囲での処理によって安定な化合物を形成し、しかも本発
明の融媒組成物中に組み込まれることによってその触媒
性能をきわめて高水準に引き上げる。
600℃に満たない低温部でのビスマスとタングステン
との化合物の熱処理は、たとえその原子比が上記範囲を
満足するものであっても触媒組成物中で安定化せず、触
媒調製中あるいは触媒の使用中に触媒組成物における結
合バランスが崩れる原因となシ好ましくない。また90
0℃を越える高温での処理もビスマスとタングステンと
の安定な結合体をえに<<、触媒組成物中において変化
しやすいため好ましくはない。
本発明における触媒原料としては、上記の化合物に限定
するものではなく、ビスマスおよびタングステンに関し
ては塩化ビスマスなどのハロゲン化ビスマス、炭酸ビス
マス、重炭酸ビスマス、水1?化ビスマス、酢酸ビスマ
スなどの有機酸ビスマス塩やタングステン酸ナトリウム
などのタングステン酸のアルカリ金属塩、塩化タングス
テン類などのハロゲン化タングステン類などが適宜使用
されるがハロゲン化物やアルカリ塩を使用した場合はス
ラリーを濾過した後十分な洗滌が必要であるーことはい
うまでもない。
モリブデン、鉄およびその他の触媒原料についても、硝
酸塩、有機酸塩は勿論のこと触媒調製に各々の酸化物を
形成しうるものであればいかなる化合物でも使用可能で
ある。もちろん上記触媒を構成する元素の2種ないし3
種を含有する化合物も同様に使用しうる。
そして、触媒の調製方法としても、上記のほかに触媒組
成物中の各触媒成分が均一に混合されて存在しうる方法
であれば、いかなる方法でも採用することができ、たと
えばビスマスとタングステンの調製された粉末を、粉末
化されたコバルト、ニッケル、鉄、モリブデン、セリウ
ム、ケイ素、アルミニウム、チタンなどの酸化物混合物
とともに混合し、焼成によって消滅するカルボキシメチ
ルセルロースなどの結合剤を添加して均一に混練し上記
と同様にして所望の触媒組成物をえることができる。
このようにして見られた触媒を用いて250〜400℃
の反応温度、常圧〜10気圧の圧力下、2〜20容量−
のモノオレフィン、2〜20容量チの酸素、θ〜60容
量チの水蒸気および20〜80容量−の窒素ガス、炭酸
ガスなどの不活性ガスよりなる原料ガスを接触時間0,
5〜5.0秒で反応せしめる。
なお原料である炭素数4〜5のモノオレフィンは必ずし
も1−ブテン、トランス−2−ブテン、シス−2−ブテ
ン或いはイソペンテンなどを単離した形で使用する必要
はない。例えばナフサの分解で副生ずるC4留分から1
,3−ブタジェン及びインブチレンを分離したルーブテ
ンを主成分とするいわゆるスペントスペントB−B留分
を炭素数4のモノオレフィン混合物として使用した場合
も高純度のループテンを原料として使用した場合とほぼ
同じ収率で1,3−ブタジェンをうろことができる、 また、本発明による触媒は固定床式反応においても流動
床式反応においても使用できるもので、その選択も、当
業者が適宜性ないうるところである。
以下、実施例、比較例を示し本発明をさらに詳細に説明
するが、本発明はその主旨に反しないかぎシ以下の実施
例に限定されるものではない。
なお、本発明における反応率、選択率および単流収率を
以下のように定義するものとする。
実施例1 硝酸ビスマス291fを、濃硝酸6211Llを加えて
酸性とした水10001111に溶解した。この水溶液
に、アンそニア水(28チ)660−を加え白色沈殿物
をえた。これを炉別水洗し、えられた白色ケーキ状物質
に、278fの三酸化タングステンを加え充分混合した
のち、230℃で16時間乾燥させ、さらに空気流通下
750℃で2時間熱処理を行なった。見られた黄色塊状
物を100メツシユ以下に粉砕し黄色粉体なえた。この
粉体をX線回折分析したところ(対陰極Cu−Kg)、
先の文献に示されているd=2.973゜3.20?、
2.706.1.648.1.915にピークのあるB
ig(WO番)8とd=3.632.3.81?、3.
739.2.610にピークのあるWO2の混合物であ
り、酸化ビスマスのピークは全く認められないことが分
った。
別にモリ゛プデン酸アンモニウム10601を水800
0mlに溶解した水溶液に、硝酸コバルト960gを6
00 mlの水に溶解した水溶液、硝酸第2鉄711F
を400tnlの水に溶解した水溶液、20重量%のシ
リカを含むシリカゾル1501および硝酸セシウム20
fを30011Llの水に溶解した水溶液をそれぞれ加
え、室温下撹拌した。
見られた懸濁液を加熱濃縮せしめ乾燥したのち粉砕した
。この□粉体に先の黄色粉体を加え十分混合したのち水
を加えてよく混練し、直径5.51nI+!、長さ7 
IlBのペレット状に成型し乾燥後空気流通下500℃
で6時間焼成して完成触媒とした。
この触媒の酸素をのぞく組成は原子比でB il、2 
W2.4 F’e0.35 Mo12 Co6,6 C
84,2S l 1.(1であった(以下同様に触媒組
成を表現する。)。
できあがった触媒をX線回折分析したところ先のビスマ
スタングステートのピークはそのまま認められビスマス
が酸素以外の他の元素と結合した、たとえばビスマスモ
リプデートなどに関するピークは全く認められなかった
かくして見られた触媒を内径25.4mmφの鋼鉄きh 製反応管に周長3000 mmで充填し、外部の触媒(
溶融塩)温度を340℃に加熱し、1−ブテン10.0
容量チ、酸素10.0容量チ、水蒸気10.0容量係、
窒素70.0容量チからなる組成の原料ガスを導入し接
触時間1.0秒(NTP換算)で反′応せしめ第1表に
示す結果をえた。
なお、分析はガスクロマトグラフィー法で行なった。
比較例1 実施例1においてビスマスとタングステンとの高温処理
物を用いないほかは同様にして行い、下記の組成の触媒
を調製した。
FeO,35Mo12Co6,6C8(+、2 stl
、0えられた触媒を実施例1と同じ条件下で反応させ第
1表に示す結果をえた。
比較例2 実施例1において三酸化タングステンを用いないほかは
同様に行ない下記の組成の触媒を調製した。
Bil、2 FeO,35Mo12 Co6,6 Cs
O,2Si1.gえられた触媒を実施例1と同じ条件で
反応させ第1表に示す結果をえた。
比較例3 実施例1においてビスマスとタングステンを550℃で
2時間熱処理して行なった以外は同様に行ない、実施例
1における触媒と同じ組成の触媒をえた。えられた触媒
を実施例1と同じ条件下で反応させ第1表に示す結果を
えた。
実施例2,3 実施例1でえられたのと同じ触媒を使用して1−ブテン
をシス−2−ブテン、トランス−2−ブテンに代え反応
温度350℃とした以外は実施例1と同じ条件で反応を
行ない第1表に示す結果をえた。
実施例4 実施例1で見られたのと同じ触媒、反応器を用い、その
組成がモルチで1−ブテン46.5 %、シス−2−ブ
テン13.0チ、トランス−2−ブテン18.3チ、イ
ソブタン3.8チ、正−ブタン16.0チ、その他2.
4%からなる混合留分(B−B分)を13.0容曖チ、
酸素10.0容量チ、水蒸気10.0容量チ、窒素67
.0容R%からなる組成の原料ガスを接触時間1゜0秒
(NTP換算)、反応温度350℃で反応せしめたとこ
ろブタン類に関しては反応は認められずブテン類に対し
てはf、x表の結果をえた。
この反応を5000時間継続した後、抜き出してX線分
析を行なったところ使用前の触媒と変化は認められなか
った。
実施例5 硝酸ビスマス485vを、濃硝酸901nlを加えて酸
性とした水10101O’に溶解し80℃に加熱した。
タングステン酸ナトリウム1652を2000mlの水
に溶解し、硝酸でPHを282に調整したのち80℃に
加熱し、上記硝酸ビスマス溶液に撹拌下に添加した。え
られた白色沈殿物を戸別し、ナトリウムイオンが検出さ
れなくなるまで水洗した。えられた白色ケーキを実施例
1におけると同様に処理し黄色粉体をえた。
この粉体をX線回折分析(対陰極Cu−にα)したとこ
ろd=3.147.2719.1925%1.617に
強い回折線ピークが認められた。これは先の文献に示さ
れたBi2WO3のピークと一致し、三酸化ビスマスの
ピークは認められなかった。
別にモリブデン酸アンモニウム1060 y を800
0mlの水に溶解した水溶液に、硝酸コバル)437f
を500mA!の水に溶解した水、d液、硝酸第2鉄4
85fを1500mlの水に溶解した水溶液、20重量
%のシリカを含むシリカゾル150?および硝酸カルシ
ウム511を200m1の水に溶解した水溶液をそれぞ
れ加え室温下撹拌した。
えられた懸濁液に濃硝酸9ornlおよび硝酸アンモニ
ウム500fを加えた後、上記黄色粉体を加え、加熱撹
拌下に濃縮せしめ、実施例1におけると同様に成型乾燥
後空気流通下500℃で6時間焼成し下記組成の触媒を
えた。
B i 2,6 Wl、6 Fe2.4 Mo 12 
CO3,g Ni 2,7 K1,68 i 1,0え
られた触媒を実施例4と同じ条件下で反応させ第1表に
示す結果をえた。
実施例6 硝酸ビスマス291vを濃硝酸6omlを加えて酸性と
した水600W11に溶解した。この水溶液にアンモニ
ア水(28%)660mlを加え白色沈殿物をえた。こ
れを戸別水洗し、えられた白色ケーキ状物質に139t
の三酸化タングステンを加え十分混合したのち230℃
で16時間乾燥させ、さらに空気流通下750℃で2時
間処理を行なった。えられた黄色塊状物を100メツシ
ユ以下に粉砕し黄色粉体をえた。
別にモリブデン酸アンモニウム1060tを水80 o
 OmJに溶解した水溶液に硝酸コバルト437fを4
00rnlの水に溶解した水溶液、硝酸第2鉄303t
を10001114’の水に溶解した水溶液、硝酸鉛4
97fを水1000WLlに溶解した水溶液及び水酸化
ルビジウム211Fを水2001nlに溶解した水溶液
をそれぞれ加え、さらに酸化アルミニウムを加えて室温
下撹拌した。
えられた懸濁液に濃硝酸9omlおよび硝酸アンモニウ
ム500fを加えた後上記黄色粉体を加え、加熱撹拌上
濃縮せしめ、実施例1におけると同様に成型後空気流通
下500℃で6時間焼成し下記組成の触媒をえた。
B 114 W□、2 Fe 1.5 Mo 12 C
O’3.g Pb a、o ab o、a Ajj’ 
2.。
えられた触媒を水蒸気をゼロとし窒素ガスを77容量−
とした以外は実施例4と同じ条件下で反応させ第1表に
示す結果をえた。
実施例7〜9 実施例1におけると同様の方法でm1表に示す組成の触
媒を調製した。使用した原料はマグネシウム、セリウム
、カルシウムはそれぞれの硝酸塩をジルコニウム、チタ
ニウムは酸化物を用いた。
見られた触媒を実施例4と同じ条件下で反応させ第1表
の結果をえた。
実施例10 実施例1と同じ組成及び調製法による触媒を外径6.0
闘、長さ6.6 、、、穴径2.0朋のリング状に成型
し、実施例4と同じ条件で反応を行ない第1表の結果を
えた。
実施例11 実施例1の触媒60ゴを内径20mmの鋼鉄製反応管に
充填し熱媒温度350℃でイソペンテン(2−メチル−
2ブテン)6容量チ、酸素6容量チ、水蒸気lO容量チ
、窒素78容量チの混合ガスを接触時間1.8秒(NT
P換算)で導入して反応せしめた。その結果インペンテ
ンの転化率89.5 %、イソプレン選択率88.0 
%、イソプレン収率788慢であった。
特許出願人 日本触媒化学工業株式会社手続補正豊(自
発) /′? 昭和60年2月4日 %許庁長官 志 賀 学 殿 1、事件の表示 昭和59年特FF1jA第5628号 2、発明の名称 共役ジオレフィン製造用触媒 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 大阪府大阪市東区高豚価5丁目1番地 (462) 日本触媒化学工業株式会社代表取細役 石
 川 三 部 4、代理人 〒−100 東京都千代田区内幸町1丁目2番2号 日本触媒化字工業株式会社 東京支社内置 03−50
2−1651 5、補正の対象 小組明細書の発明の詳細な説明の項 6、補正の内容 +118Am il第6頁第8行において「−・・…、
かつBi酸成分ビスマスQ−争・・・」とあるのを 「・・・・・・、かつBi酸成分W成分はビスマス・・
・・・・」と訂正する・ (21同@20頁第2行、第9行および第15行におい
て 「・・・・・・触媒を実施例1と・・・・・・」とある
のを 「・・・・・・触媒を反応温度400℃とした以外は実
施例1と・・・・・・」と訂正する。
(3)同第2.2頁下から第6行〜下から第5行におい
て 「・・・・・・酊所した水溶液、硝酸第2鉄・・・・・
・」とあるのを 「・・・・・・溶解した水溶液、硝酸ニッケル393V
を500 mlの水に溶解した水浴液、硝りIIt第2
鉄・・・・・・、」と訂正する。
(4)同第22頁下から第3行において「・・・・・・
および硝酸カルシウム512を・・・・」とめるのを 「・・・・・・および硝酸カリウム51りを・・・・・
・」と訂正する。
(5)同第24頁第5行〜第6行において「・・・・・
・、さらに酸化アルミニウムを加えて・・・・・・」と
あるのを 「・・・・・・、さらに酸化アルミニウム1029を加
えて・・・・・・」と訂正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 炭素数4〜5を有するモノオレフィンを高温気
    相で酸化的に脱水素して共役ジオレフィンを製造するた
    めの触媒組成が一般式 %式%( (但り、、Aはコバルトおよびニッケル、マグネシウム
    、カルシウム、セリウム、鉛から選ばれた少くとも1種
    の元素、Bはアルカリ金属から選ばれた少くとも1種の
    元素、Cはシ’) コン、アルミニウム、チタニウム、
    ジルコニウムから選ばれた少くとも1種の元素を表わし
    、a、b、Cs d、e* f%gはそれぞれの元素の
    原子比を表わし、モリブデンを12としたときa = 
    0.1〜10.0、b = 0.5〜10.0でa /
     bは0.01〜6.0、c = 0.1〜10.0 
    、 d 〜2、0〜20..0、eは0.01〜5.0
    、f=0〜30であり、gは各々の元素の原子価によっ
    て定まる数値をとる)で表わされ、かつBi酸成分W成
    分はビスマス化合、物とタングステン化合物との混合物
    をあらか、しめ600〜900℃の温度で焼成処理して
    え、られた酸化物の形で導入されてなることを特徴とす
    る共役ジオレフィン製造用触媒組成物。
JP59005628A 1984-01-18 1984-01-18 共役ジオレフィン製造用触媒の調製方法 Granted JPS60149534A (ja)

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