JPS6014939Y2 - 高圧コ−ド付き点火配電器キャップ組立体 - Google Patents
高圧コ−ド付き点火配電器キャップ組立体Info
- Publication number
- JPS6014939Y2 JPS6014939Y2 JP18027878U JP18027878U JPS6014939Y2 JP S6014939 Y2 JPS6014939 Y2 JP S6014939Y2 JP 18027878 U JP18027878 U JP 18027878U JP 18027878 U JP18027878 U JP 18027878U JP S6014939 Y2 JPS6014939 Y2 JP S6014939Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- high voltage
- cap
- voltage cord
- terminal
- distributor cap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は点火配電器キャップと高圧コードとを一体化し
た高圧コード付き点火配電器キャップ組立体に関する。
た高圧コード付き点火配電器キャップ組立体に関する。
従来、配電器に高圧コードを接続するにあたっては、高
圧コードの先端にオス端子を、またその近傍外側にゴム
キャップを装着しておき、一方、配電器には配電用のメ
ス端子が一体に形成されたタワ一部を設けておき、前記
オス端子をメス端子に、またゴムキャップをタワ一部外
周にそれぞれ挿入あるいは圧入することにより、高圧コ
ードと配電器とを脱着可能に連結していた。
圧コードの先端にオス端子を、またその近傍外側にゴム
キャップを装着しておき、一方、配電器には配電用のメ
ス端子が一体に形成されたタワ一部を設けておき、前記
オス端子をメス端子に、またゴムキャップをタワ一部外
周にそれぞれ挿入あるいは圧入することにより、高圧コ
ードと配電器とを脱着可能に連結していた。
しかしこの構造では、ゴムキャップが長期間使用する間
に劣化し、その結果緊迫力が弱まるので、エンジン振動
等のわずかな外力により高圧コードが容易に外れてしま
うという欠点があった。
に劣化し、その結果緊迫力が弱まるので、エンジン振動
等のわずかな外力により高圧コードが容易に外れてしま
うという欠点があった。
また、構造上高圧コードを無理に引張ると、外れるよう
になっているので、保守点検の際に誤って高圧コードに
触れた場合、外れそうになることがあり、このため走行
中に高圧コードが外れてしまい、エンジンの失火、触媒
溶損等の重大なトラブルを起こすことがあるという問題
があった。
になっているので、保守点検の際に誤って高圧コードに
触れた場合、外れそうになることがあり、このため走行
中に高圧コードが外れてしまい、エンジンの失火、触媒
溶損等の重大なトラブルを起こすことがあるという問題
があった。
そこで本考案は外力によっても高圧コードが決して外れ
ることのない構造を提供し、上記従来の欠点を解消する
ことを目的としたものである。
ることのない構造を提供し、上記従来の欠点を解消する
ことを目的としたものである。
そのため本考案は複数の高圧コードと、これら各高圧コ
ードの先端に固定した各配電用端子と、前記各高圧コー
ドの先端部、および前記各端子の先端を残した部分を包
む形態で、前記各高圧コードと前記各端子との結合部に
装着した合成樹脂製の各連結体と、これら各連結体が挿
入される複数の孔が形成された合成樹脂製の配電器キャ
ップとを備え、前記端子の先端を前記キャップ内に突出
させて前記各連結体を前記キャップの番孔に挿入した状
態で、これら各連結体と前記キャップとが溶着して固着
されてなる高圧コード付き点火配電器キャップ組立体を
提供するものである。
ードの先端に固定した各配電用端子と、前記各高圧コー
ドの先端部、および前記各端子の先端を残した部分を包
む形態で、前記各高圧コードと前記各端子との結合部に
装着した合成樹脂製の各連結体と、これら各連結体が挿
入される複数の孔が形成された合成樹脂製の配電器キャ
ップとを備え、前記端子の先端を前記キャップ内に突出
させて前記各連結体を前記キャップの番孔に挿入した状
態で、これら各連結体と前記キャップとが溶着して固着
されてなる高圧コード付き点火配電器キャップ組立体を
提供するものである。
これにより、各高圧コードと各配電用端子との結合部に
連結体を予め装着しておき、これら各連結体を配電器キ
ャップの番孔に挿入し、これら連結体を配電器キャップ
に溶着することにより、各高圧コードおよび各配電用端
子が各連結体を介して配電器キャップと強固に一体化さ
れる。
連結体を予め装着しておき、これら各連結体を配電器キ
ャップの番孔に挿入し、これら連結体を配電器キャップ
に溶着することにより、各高圧コードおよび各配電用端
子が各連結体を介して配電器キャップと強固に一体化さ
れる。
本考案の一実施例を示す第1図〜第3図において、1は
高圧コードで、その先端部には配電器の配電用端子とな
る端子1′がカシメ等により固定されている。
高圧コードで、その先端部には配電器の配電用端子とな
る端子1′がカシメ等により固定されている。
2はポリプロピレン等で作られた連結体で、前記高圧コ
ード1の先端部、および端子1′の先端を残した部分を
包む形態で、高圧コード1と端子1′との結合部に成型
により装着されている。
ード1の先端部、および端子1′の先端を残した部分を
包む形態で、高圧コード1と端子1′との結合部に成型
により装着されている。
3はポリプロピレン等で作られた配電器のキャップで、
端子1′の取付部をなすものである。
端子1′の取付部をなすものである。
このキャップ3の頂部適所には連結体2が挿入される複
数の孔4が形成されている。
数の孔4が形成されている。
しかして、端子1′の先端を配電器キャップ3内に突出
させた状態まで、前記連結体2を配電器キャップ3の孔
4に挿入した上、連結体2が超音波溶着によりキャップ
3に固着されている。
させた状態まで、前記連結体2を配電器キャップ3の孔
4に挿入した上、連結体2が超音波溶着によりキャップ
3に固着されている。
上述の如く本考案は、連結体と配電器キャップとを例え
ば超音波溶着により固着したもので、これによれば実質
的に各高圧コードは各連結体を介して点火配電器キャッ
プと強固に一体化されたことになり、このためエンジン
振動あるいは誤って高圧コードに触れたとしても高圧コ
ードおよび配電用端子が配電器キャップより決して外れ
ることがなくなることは勿論、配電用端子の位置ずれに
よる配電ギャップの変化も防止できる。
ば超音波溶着により固着したもので、これによれば実質
的に各高圧コードは各連結体を介して点火配電器キャッ
プと強固に一体化されたことになり、このためエンジン
振動あるいは誤って高圧コードに触れたとしても高圧コ
ードおよび配電用端子が配電器キャップより決して外れ
ることがなくなることは勿論、配電用端子の位置ずれに
よる配電ギャップの変化も防止できる。
従って、高い信頼性の高圧コード付き点火配電器キャッ
プ組立体を提供できるという優れた効果が得られる。
プ組立体を提供できるという優れた効果が得られる。
さらに、各高圧コードおよび各配電子端子が各連結体を
介して配電器キャップと一体化されるから、配電器キャ
ップと各高圧コードとを接着剤により直接一体化する場
合のように、接着剤の塗布、乾燥工程等の組付工数の煩
雑化や接着不良等の恐れがないと共に、各高圧コードお
よび各配電用端子を直接インサート部品として配電器キ
ャップ成型時に一体にモールド成型する場合のように、
長い各高圧コードを単一の配電器キャップへ直接インサ
ート部品としてモールド成型する困難さもなく、各高圧
コードと各配電用端子との結合部に予め装着された各連
結体と配電器キャップとの溶着により、きわめて容易か
つ確実に各高圧コードと点火配電器キャップとを一体化
することができるという優れた効果がある。
介して配電器キャップと一体化されるから、配電器キャ
ップと各高圧コードとを接着剤により直接一体化する場
合のように、接着剤の塗布、乾燥工程等の組付工数の煩
雑化や接着不良等の恐れがないと共に、各高圧コードお
よび各配電用端子を直接インサート部品として配電器キ
ャップ成型時に一体にモールド成型する場合のように、
長い各高圧コードを単一の配電器キャップへ直接インサ
ート部品としてモールド成型する困難さもなく、各高圧
コードと各配電用端子との結合部に予め装着された各連
結体と配電器キャップとの溶着により、きわめて容易か
つ確実に各高圧コードと点火配電器キャップとを一体化
することができるという優れた効果がある。
第1図は本考案組立体の一実施例を示す部分断面正面図
、第2図および第3図はそれぞれ第1図のものを分解し
た際の高圧コード部分および点火配電器キャップ部分の
断面正面図である。 1・・・・・・高圧コード、1′・・・・・・端子、2
・・・・・・連結体、3・・・・・・点火配電器キャッ
プ、4・・・・・・孔。
、第2図および第3図はそれぞれ第1図のものを分解し
た際の高圧コード部分および点火配電器キャップ部分の
断面正面図である。 1・・・・・・高圧コード、1′・・・・・・端子、2
・・・・・・連結体、3・・・・・・点火配電器キャッ
プ、4・・・・・・孔。
Claims (1)
- 複数の高圧コードと、これら各高圧コードの先端に固定
した各配電用端子と、前記各高圧コードの先端部、およ
び前記各端子の先端を残した部分を包む形態で、前記各
高圧コードと前記各端子との結合部に装着した合成樹脂
製の各連結体と、これら各連結体が挿入される複数の孔
が形成された合成樹脂製の配電器キャップとを備え、前
記端子の先端を前記キャップ内に突出させて前記各連結
体を前記キャップの番孔に挿入した状態で、これら各連
結体と前記キャップとが溶着して固着されてなる高圧コ
ード付き点火配電器キャップ組立体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18027878U JPS6014939Y2 (ja) | 1978-12-27 | 1978-12-27 | 高圧コ−ド付き点火配電器キャップ組立体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18027878U JPS6014939Y2 (ja) | 1978-12-27 | 1978-12-27 | 高圧コ−ド付き点火配電器キャップ組立体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5597175U JPS5597175U (ja) | 1980-07-05 |
JPS6014939Y2 true JPS6014939Y2 (ja) | 1985-05-11 |
Family
ID=33091580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18027878U Expired JPS6014939Y2 (ja) | 1978-12-27 | 1978-12-27 | 高圧コ−ド付き点火配電器キャップ組立体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6014939Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS592989U (ja) * | 1982-06-29 | 1984-01-10 | 株式会社デンソー | 点火ケ−ブル付きデイストリビユ−タキヤツプ |
-
1978
- 1978-12-27 JP JP18027878U patent/JPS6014939Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5597175U (ja) | 1980-07-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6014939Y2 (ja) | 高圧コ−ド付き点火配電器キャップ組立体 | |
JPH0226139Y2 (ja) | ||
CN206354429U (zh) | 电子雾化器 | |
JPH034012Y2 (ja) | ||
JP2707772B2 (ja) | 内燃機関用点火装置 | |
JP2535891Y2 (ja) | 防水コネクタ用シール部材 | |
JPH0215258Y2 (ja) | ||
JP2512547Y2 (ja) | プラグキャップ | |
JPH0132348Y2 (ja) | ||
JPH0244451Y2 (ja) | ||
JPH0542876Y2 (ja) | ||
JPH08339863A (ja) | コネクタの接続構造 | |
JPS5819375Y2 (ja) | ボ−ルジヨイント | |
JPS5852629Y2 (ja) | 弱電機器におけるラグ端子の取付装置 | |
JPH0142649Y2 (ja) | ||
JPH01121262U (ja) | ||
JP2535892Y2 (ja) | 防水コネクタ用シール部材 | |
JPH02125544U (ja) | ||
JPS6437094U (ja) | ||
JPS60172277U (ja) | 高圧コ−ドの防水型横方向連結装置 | |
JPH01136274U (ja) | ||
JPS5971973U (ja) | 点火ケ−ブル付きデイストリビユ−タキヤツプ | |
JPH0277394U (ja) | ||
JPS5975566U (ja) | 点火ケ−ブル付きデイストリビユ−タキヤツプ | |
JPS5939777U (ja) | 点火ケ−ブル付きデイストリビユ−タキヤツプ |