JPH0132348Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0132348Y2 JPH0132348Y2 JP5068983U JP5068983U JPH0132348Y2 JP H0132348 Y2 JPH0132348 Y2 JP H0132348Y2 JP 5068983 U JP5068983 U JP 5068983U JP 5068983 U JP5068983 U JP 5068983U JP H0132348 Y2 JPH0132348 Y2 JP H0132348Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical portion
- voltage cord
- bush
- high voltage
- cylindrical
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- Expired
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 5
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 4
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 4
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は点火コイルの高圧コード固定構造に関
する。
する。
従来は高圧コードを点火コイル本体に固定する
方法として、コイル本体の高圧コード挿入用筒部
に、接着剤を塗布した高圧コードを挿入し、その
後、乾燥炉で接着剤を硬化させて固定していた。
方法として、コイル本体の高圧コード挿入用筒部
に、接着剤を塗布した高圧コードを挿入し、その
後、乾燥炉で接着剤を硬化させて固定していた。
ところが、この方法は作業者がベタベタした接
着剤をハケ等で塗布するので、作業環境が悪く、
その上、長い高圧コードが付いた状態で乾燥炉へ
入れるため、高圧コードの組付完了するまで長い
時間を要するという問題があつた。
着剤をハケ等で塗布するので、作業環境が悪く、
その上、長い高圧コードが付いた状態で乾燥炉へ
入れるため、高圧コードの組付完了するまで長い
時間を要するという問題があつた。
本考案は上述した従来の問題を解決するため、
高圧コード固定用のブツシユを設け、接着剤を使
わないで、高圧コードを確実に固定できることを
目的とする。
高圧コード固定用のブツシユを設け、接着剤を使
わないで、高圧コードを確実に固定できることを
目的とする。
さらに詳細には、ブツシユは筒状の内径に複数
個の突起を設け、該突起は高圧コード外皮部にく
い込んだ後は、引張つても抜けないよう一方向が
テーパの突起にしてある。又筒の端面付近よりL
字状に出たロツク部を備え、高圧コード挿入筒外
側に設けた、突起に引つかかつて、一旦挿入した
ら抜けないような構造になつており、簡単な打込
み作業だけで高圧コードを確実に固定することが
できる。尚、同時点火コイル等の高圧コードが2
本ある場合はブツシユを2ケつなげておけば、作
業性がより向上する。
個の突起を設け、該突起は高圧コード外皮部にく
い込んだ後は、引張つても抜けないよう一方向が
テーパの突起にしてある。又筒の端面付近よりL
字状に出たロツク部を備え、高圧コード挿入筒外
側に設けた、突起に引つかかつて、一旦挿入した
ら抜けないような構造になつており、簡単な打込
み作業だけで高圧コードを確実に固定することが
できる。尚、同時点火コイル等の高圧コードが2
本ある場合はブツシユを2ケつなげておけば、作
業性がより向上する。
以下本考案を図に示す実施例について説明す
る。第1図〜第5図において、1は1次、2次コ
イル等を収納する点火コイルの樹脂ケースで、こ
の点火コイルは同時点火コイルよりなるため、ケ
ースの側壁には2つの筒部11が平行して形成さ
れ、これら各筒部11に各高圧コード3が挿入結
合される。4はケース1の筒部11内に突出固定
した高圧端子で、高圧コード3の芯線3aが接続
される。ブツシユ2は絶縁性の樹脂成形よりなり
半径方向に2分割された筒部20と該筒部20の
内周に複数個設けたテーパ状の突起22とを有し
ており、該突起22は高圧コード3挿入方向には
テーパ部22aと、反挿入方向は平面部22bと
で構成され、高圧コード3を一度挿入すると第1
図中矢印A方向に引張つても抜けないようになつ
ている。また、筒部20の内径の高圧コード3挿
入側には高圧コード3が挿入しやすいよう面取り
部21cが設けられ、筒部20の外径は高圧コー
ド3反挿入側は面取り21dが受けられ、筒部2
0がケース1の筒部11の内径m5に入りやすに
ようになつている。筒部20の外径には筒部20
の高圧コード3挿入側端面より側面L部状のロツ
ク部21が設けられ、このロツク部21はブツシ
ユ2をケース1に嵌着したときにケース1の突起
10に引かけて抜けなくする平面コの字状部とな
してあつて、対向位置に2個設けられ、先端部内
側に面取り21bが設けられている。また、ロツ
ク部21の根元部は前記筒部20と一体になつて
おり、2分割された筒部20を連結し、ブツシユ
2に高圧コード3を挿入する際、筒部20が弾性
的に押し広げられるようになつている。ケース1
の筒部11の外周先端には突起10が2個180゜対
称位置に設けられ、ブツシユ2のロツク部21を
引かけ固定するようテーパ部10aと引かけ部1
0bとからなり、テーパ部10aは前記ロツク部
21がスムーズに挿入できるよう設けてある。ま
たブツシユ2はケース1の2つの筒部11に対応
して2ケ連結して一体成形してある。
る。第1図〜第5図において、1は1次、2次コ
イル等を収納する点火コイルの樹脂ケースで、こ
の点火コイルは同時点火コイルよりなるため、ケ
ースの側壁には2つの筒部11が平行して形成さ
れ、これら各筒部11に各高圧コード3が挿入結
合される。4はケース1の筒部11内に突出固定
した高圧端子で、高圧コード3の芯線3aが接続
される。ブツシユ2は絶縁性の樹脂成形よりなり
半径方向に2分割された筒部20と該筒部20の
内周に複数個設けたテーパ状の突起22とを有し
ており、該突起22は高圧コード3挿入方向には
テーパ部22aと、反挿入方向は平面部22bと
で構成され、高圧コード3を一度挿入すると第1
図中矢印A方向に引張つても抜けないようになつ
ている。また、筒部20の内径の高圧コード3挿
入側には高圧コード3が挿入しやすいよう面取り
部21cが設けられ、筒部20の外径は高圧コー
ド3反挿入側は面取り21dが受けられ、筒部2
0がケース1の筒部11の内径m5に入りやすに
ようになつている。筒部20の外径には筒部20
の高圧コード3挿入側端面より側面L部状のロツ
ク部21が設けられ、このロツク部21はブツシ
ユ2をケース1に嵌着したときにケース1の突起
10に引かけて抜けなくする平面コの字状部とな
してあつて、対向位置に2個設けられ、先端部内
側に面取り21bが設けられている。また、ロツ
ク部21の根元部は前記筒部20と一体になつて
おり、2分割された筒部20を連結し、ブツシユ
2に高圧コード3を挿入する際、筒部20が弾性
的に押し広げられるようになつている。ケース1
の筒部11の外周先端には突起10が2個180゜対
称位置に設けられ、ブツシユ2のロツク部21を
引かけ固定するようテーパ部10aと引かけ部1
0bとからなり、テーパ部10aは前記ロツク部
21がスムーズに挿入できるよう設けてある。ま
たブツシユ2はケース1の2つの筒部11に対応
して2ケ連結して一体成形してある。
上記構成において、作業順序は、ブツシユ2
の各筒部20に各高圧コード3を挿入する。その
後、ブツシユ2の突起22が高圧コード3にしつ
かりとくい込むよう各筒部20外径を適当に押え
る。各高圧コード3が挿入されたブツシユ2を
ケース1の各筒部11に挿入し、突起10にロツ
ク部21が引かかるまで挿入すれば結合が終る。
の各筒部20に各高圧コード3を挿入する。その
後、ブツシユ2の突起22が高圧コード3にしつ
かりとくい込むよう各筒部20外径を適当に押え
る。各高圧コード3が挿入されたブツシユ2を
ケース1の各筒部11に挿入し、突起10にロツ
ク部21が引かかるまで挿入すれば結合が終る。
また、各部の寸法はL7≒m7+0.2mm、l2≒l1÷
2、l3≒l1、l4≒l1+1mm、l5≒m5、l6≒m8が良
い。
2、l3≒l1、l4≒l1+1mm、l5≒m5、l6≒m8が良
い。
以上述べたように本考案においては、高圧コー
ドが挿入されるブツシユを設け、ケースに突起を
設けたことにより、高圧コードを容易にコイル本
体に取付ができるようになり、作業スピードを上
げることができるという優れた効果がある。さら
に、高圧コードがコロナ放電等により劣化したと
きでも脱着ができる。
ドが挿入されるブツシユを設け、ケースに突起を
設けたことにより、高圧コードを容易にコイル本
体に取付ができるようになり、作業スピードを上
げることができるという優れた効果がある。さら
に、高圧コードがコロナ放電等により劣化したと
きでも脱着ができる。
なお、上述した実施例においては、2本の高圧
コードを有する点火コイルについて説明したが、
高圧コードが1本のものでも同様の効果が得られ
る。
コードを有する点火コイルについて説明したが、
高圧コードが1本のものでも同様の効果が得られ
る。
第1図および第2図は本考案点火コイルの一実
施例を示す部分断面平面図および正面図、第3図
は上記実施例におけるブツシユの要部正面図、第
4図は第3図図示のB−B線に沿う縦断面図、第
5図は上記実施例におけるケースの筒部を示す縦
断面図である。 1……コイル本体の主要部をなすケース、2…
…ブツシユ、3……高圧コード、10……突起、
11……筒部、20……筒部、21……ロツク
部、22……突起。
施例を示す部分断面平面図および正面図、第3図
は上記実施例におけるブツシユの要部正面図、第
4図は第3図図示のB−B線に沿う縦断面図、第
5図は上記実施例におけるケースの筒部を示す縦
断面図である。 1……コイル本体の主要部をなすケース、2…
…ブツシユ、3……高圧コード、10……突起、
11……筒部、20……筒部、21……ロツク
部、22……突起。
Claims (1)
- コイル本体の高圧コード挿入用筒部外周にブツ
シユ引かけ用の突起を形成すると共に、絶縁樹脂
成形よりなり、半径方向に2分割されていて内側
に高圧コードが挿入されると共に前記高圧コード
挿入用筒部内に挿入される筒部と、この筒部の内
周に設けた複数の突起と、前記ブツシユの筒部の
一端面よりL字状に延びていて前記ブツシユ引か
け用の突起に引かかるロツク部とを一体に成形し
てなるブツシユを備えてなる内燃機関用点火コイ
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5068983U JPS59155721U (ja) | 1983-04-05 | 1983-04-05 | 内燃機関用点火コイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5068983U JPS59155721U (ja) | 1983-04-05 | 1983-04-05 | 内燃機関用点火コイル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59155721U JPS59155721U (ja) | 1984-10-19 |
JPH0132348Y2 true JPH0132348Y2 (ja) | 1989-10-03 |
Family
ID=30181147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5068983U Granted JPS59155721U (ja) | 1983-04-05 | 1983-04-05 | 内燃機関用点火コイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59155721U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0740850Y2 (ja) * | 1988-03-09 | 1995-09-20 | ティーディーケイ株式会社 | 点火装置用高圧ケーブルの接合構造 |
-
1983
- 1983-04-05 JP JP5068983U patent/JPS59155721U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59155721U (ja) | 1984-10-19 |
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