JPS60149232A - 中継放送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、テレビジョン、ＦＭ等の中継放送装置に関す
る。

〔従来技術〕

従来、中継放送装置、例えばテレビジョン中継放送装置
においては、親局から輻射される放送波を受信し、受信
信号中の水平同期または垂直同期の有無を識別し、中継
装置の起動を行っているものが多い。したがって、受信
信号の周波数が一致し、受信信号中に同期信号が含まれ
ていれば、゛該受倍信号を中継し、再放送してしまうと
いう性質がある。しかし、従来のものは、この性質のた
め、故意に第三者がテレビジョン中継放送装置を利用す
る、いわゆる電波ジャックを簡単に実施し得るという欠
点がある。

また、ＦＭ中継放送装置においては、従来、一般的には
、受信信号のレベルのみを検知して中継放送装置を起動
させる方式が採用されているこの場合は、単に受信信号
の周波数が一致していれば、中継装置が起動し、当該受
信信号が再放送される。

しかし、この従来のものは、故慧または過失によって、
中継放送装置が起動し、親局から送られてくる放送波以
外の信号を放送する結果を招く欠点がある。

このように、従来装置では、テレビジョン、ＦＭなどの
中継放送装置は、極めて無防備であって、故意または過
失により起動された場合、当該中継放送装置よシ下位に
ある中継放送装置の全てが起動されて、放送されること
になシ、その影響は極めて重大である。

〔発明の目的〕

本発明は、符号を識別する手段を設け、該符号識別手段
により中継放送装置を起動する様に構成することに１シ
、上記欠点を解決し、電波ジャック又は過失によって誤
った放送が中継されることを防止できるようにした中継
放送装置を提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

上記目的を達成すべく本発明は、放送局の識別符号を予
め記憶する記憶手段と、受信信号から識別符号を抽出す
ると共に、抽出した信号を上記記憶手段の識別符号と比
較して、当該符号が含まれていることを硲認したとき、
中継放送動作を行なわしめる手段とを備えて成ることを
特徴とする。

〔実施例〕

本発明の実施例について図面を参照して説明する。

第１図に本発明中継放送装置の一実施例を示す。

同図に示す実施例装置は、受信アンテナ１と、第１の周
波数変換部２と、識別符号の抽出、比較および利得制御
を行なう手“段たる復号器３と、識別符号を記憶する手
段たるＲＯＭ４と、中間増幅器５と、第２の周波数変換
部６と、電力増幅器７と、送信アンテナ８とから構成さ
れる。

このような構成ｒＣおいて、受信アンテナ１から第ｌの
周波数変換部２を通過した受信信号の一部は、復号器３
に入力される。復号器３は、この信号から放送局識別符
号を抽出し、これをＲＯＭ４に記憶されている識別符号
と比較する。符号が一致している時は、復号器３は、中
間増幅器５を、所定の利得となるよう制御し、定格電力
の出力電力が得られるよう制御する。

一方、符号が不一致であったシ、識別符号を含まない受
信信号の場合には、前記の中間増幅器５を最小利得に絞
ったり、電力増幅器７の電源を断として、不法電波の輻
射を抑圧することができる。

上記識別符号は、例えばテレビジョン放送の場合には垂
直ブランキング期間に、父、ＦＭ諺送のｊＡ　合にはベ
ースバンドのコンポジット信号の周波数領域内にある間
隙に挿入すればよい。

本発明は、中継放送装置に限らず、テレビジョン信号や
ＦＭ信号の単なる中継装置にも適用し得る。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、識別符号を用いり起動方
式により、テレビジョンやＦＭ中継放送装置について、
電波ジャック擾たは過失による誤放送を防ぐ効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明中継放送装置の一実施例を示すブロック
図である。 ｌ・・・受信アンテナ　２・・・第１の周波数変換部３
・・・復号器　４・・・ＲＯＭ ５・・・中間増幅器　６・・・第２の周波数変換部７・
・・電力増幅器　８・・・送信アンテナ出願人　日本電
気株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 放送局の識別符号を予め記憶する記憶手段と、受信信号
   から識別符号を抽出すると共に、抽出した信号を上記記
   憶手段の識別符号と比較して、当該識別符号が含まれて
   いることを確認したとき、中継放送動作を行なわしめる
   手段とを備えて成ることを特徴とする中継放送装置。