JPS6014684B2 - ガラス繊維強化セメント版の製造方法 - Google Patents

ガラス繊維強化セメント版の製造方法

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JPS6014684B2
JPS6014684B2 JP54129019A JP12901979A JPS6014684B2 JP S6014684 B2 JPS6014684 B2 JP S6014684B2 JP 54129019 A JP54129019 A JP 54129019A JP 12901979 A JP12901979 A JP 12901979A JP S6014684 B2 JPS6014684 B2 JP S6014684B2
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glass fibers
mortar
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JP54129019A
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茂 竹内
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Kurimoto Iron Works Ltd
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Kurimoto Iron Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は壁材、耐火被覆、防音材などの建築用材とし
て用いられる軽量で機械的強度の優れたガラス繊維強化
セメント板(以下G.R.C板と称する)を湿式法によ
り連続自動的に製造する方法に関するものである。
従来のG.R.C板の一般的な湿式法による製造方法は
普通セメントでモルタルを作り、ガラス繊維はカッタで
任意の長さに切断して短繊維とし、モルタルはスプレー
/ズルを用い、枠内にモルタルと短繊維を同時に任意の
厚さに吹付けたのち、1日の自然養生後脱型して、製品
を作るキャスティング法がある。
上記のキャスティング法によれば格別な製造技術および
設備は必要としないが、バッチ方式であるために生産性
が悪く、経済的に問題がある。
また、湿式法によるG.R.C板の製造方法としてセメ
ント一水系スラリーとガラス短繊維を搬送コンベヤ上に
吹付けて両者の混合物の堆積層を形成させ、減圧脱水し
て硬化させ製品とする方法がなされている。この方法の
場合、通水性のマット及び脱水装置が必要であるが、現
状では完全な連続脱水法は工業的に確立していないため
、効果的な脱水が行なわれないので製品の品質にバラツ
キが生じ、硬化には長時間を要するので成形サイクルが
長くなり生産性が悪いなどの問題があった。この発明は
上記のような従来方法の問題を解決するためになされた
もので、走行するスチルコンベヤ上に5層からなるG.
R.C板を形成するとともにそのG.R.C板の中心層
に超速硬化セメント層を形成して、その遠硬化性を上面
側と下面側へ浸透させ、普通セメントの硬化を促進させ
ることにより短時間でG.R.C板の硬化を可能にした
もので、短時間でG.R.C板を連続自動的に製造する
方法を提案するものである。以下にこの発明方法の一実
施例添付図面に基づいて説明する。
図において、Aはスチルコンベヤで、無端スチルベルト
1の両端折返し部を前後一対のブーリ2で支承し、適宜
の駆動菱直によって矢印方向に一定の速度で走行させる
3はこのコンベヤAの後端上に設けたェアブローでスチ
ルベルト1上にェアを吹き付けて掃除をするためのもの
であり、4はスチルベルト1上に離型剤を吹付ける滋型
剤吹付装置である。
BはスチルコンベャAの上方に設けたレール5に沿って
往復移動する台車で、この台車Bにはスプレーノズル6
、oピングカツタTが上下方向、調整自在に取付けてあ
る。
Cはミキサーで、普通セメント、砂、水を混合燈拝して
モルタルを前記スプレーノズル6に圧送するものである
。8はガラス繊維ロビングで、このロビング8をカツタ
7で短繊維8′に切断し、前記ノズル6から吹出すモル
タル7′と短繊維8′とをベルト1上に同時に吹付ける
9,9′は前後に配慮した進行方向oーラでスチルベル
ト1上のモルタルと短繊維からなる堆積層a上にあって
ベルト1の進行方向に回転するものである。10.10
′は中方向ローラで、ベルト1の中方向に進退する枠に
取付けられ、堆積層aのモルタルとガラス短繊維の密着
と脱気を行なうものである。
1 1は網状織物となったガラス長繊維で、引出しロー
ラ12.12′によって堆積層a上に載せられる。
堆積層a上に載った長繊維11は進行方向ローラ13,
13′と中方向ローラ14により脱気と密着を行なう。
Dは普通セメントと、超速硬化セメントを混合縄拝した
モルタル15を定量排出し、堆積層a上に長繊維11を
載せてローラ掛けした堆積層b上に供給するモルタル定
量切出し装置であり、その直後に厚み調整装置16を設
けて超速硬化モルタル15の厚みを一定にして堆積層c
とする。17は前記と同様の絹状織物の長繊維で引出し
ローラ18により堆積肩c上に載せる。
こうして堆積層c上に載せられた長繊維17は進行方向
0ーラ19,19′、中方向ローラ20により脱気と密
着を行い堆積層dとする。E‘ま前記の台車Bと同様で
中方向のレール21に沿って往復勤する台車で、この台
車Eにはスブレーノズル22、ロピングカツタ23が上
下方向調整自在に取付けてある。
24はガラス繊維の。
ビングで、このロビング24をカッタ23で短繊維24
′に切断し、前記ミキサーCで混合燈梓された普通セメ
ント、砂、水からなるモルタル23′と短繊維24′と
を堆積層d上に同時に吹付け、次いで進行方向ローヲ2
5.25′、中方向oーラ26により脱気と密着および
表面仕上げを行なって堆積層eとする。次いで、乾燥室
F内に堆積層eを導入して乾燥硬化させ、硬化された堆
積層eはスチルベルト1より隣型しながら送りローラ2
7,27′上へ移動させる。
こうして送りローラ27,27′上へ送り出された堆積
層eは送りローラ27,27′上に設けた長さ方向カッ
タ28で一定の中に功揃えられ、中方向カツタ29で一
定長さに切断して定寸のG.R.C板が完成する。脱型
して下方に回ったスチルベルト1はスクレーバ30によ
って附着物を除去され、水洗装置31により洗浄水を噴
射されて水洗され、ェァブロー32から吹付けられる乾
燥空気により乾燥される。
第2図はこの発明により製造されたG.R.C板の拡大
断面図であり、5層からなっている。
外側の層1は普通セメントとガラス短繊維の混合層であ
り、その内側の層川まガラス長繊維を織った網状の織物
であり、中心部の層mは普通セメントのモルタルと超速
硬化セメント、例えば大阪セメント社製、商標、ライオ
ンシスィの混合層よりなっている。また層1は前記のよ
うにスプレーアップ法により形成し、普通セメントに対
するガラス繊維の含有量としては力学的性質と成形性を
考慮すれば1〜5重量%が好ましい範囲である。
絹状織物のガラス長繊維の層0は層1,mの間にあって
両層1,mの密着性を向上し、引張強さ、曲げ強さを大
中に上昇させる。さらに中心部の層mは超速硬化セメン
トを混合した場合、スプレーノズルが詰まるので、プレ
ミツクス法で形成している。この場合、普通セメントに
対する超速硬化セメントの含有量は5〜5の雲量%、好
ましくは10〜4匹重量%が流動性と硬化性について適
している。またG.R.C板の厚みに対する中心部の層
mの厚みの比率は40〜80%が成形時間と硬化時間に
対して好適である。
上記の配合比率とモルタルの水の童が対セメント比で2
0〜4の重量%においての1実施例の場合、成形から脱
型までの時間が約20〜4び分で脱型後の曲げ強さ20
〜30kg/幼、成形.1日後の曲げ強さ200〜30
0kg/の、3日後の曲げ強さ250〜350kg/め
であった。
これに対して中0部の層を普通セメントのみを用いた○
.R.C板の同じ厚みのものは成形から脱型までの時間
が8時間から8時間30片、曲げ強さは超速硬化セメン
トを含有したG.R.C板とほぼ同等であった。本実施
例においては軽量で機械的強度の優れたG.R.C板に
ついてのものであるが、本発鞠はこの実施例だけに限定
するものではなく、用途によってはあまり強度を必要と
しないもの、更に機械的強度の向上を計る場合について
も適応できるものである。
即ちあまり強度を必要としない場合には、中心部の層m
を普通セメントのモルタルと超速硬化セメントおよびガ
ラス短繊総の混合層とし、その外側のガラス長繊維層D
を省くことにより可能である。またより強度の向上を計
る場合には中心部の層mに短繊維を混合することにより
目的が蓮せられる。この発明は上記のように無機スチル
ベルト上に5層の堆積層を順次成形し、中心の層には超
速硬化セメントを用いたので、この中心の層のセメント
の遠硬性がガラス長繊維層を透して普通セメント層へ浸
透して、普通セメントの硬化を促進するもので短時間で
スチルベルトからの脱型が可能とる。
従って短時間でG.R.C板の連続自動製造ができ、し
かも強度的に優れ、かつ厚みの均一な板が得られるなど
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の製造方法の実施例を示す一部縦断側
面図、第2図、第3図はこの発明の方法で製造されたG
.R.C板の各例を示す拡大縦断面図である。 1・・・…スチルベルト、7′,23′・・・…普通セ
メントのモルタル、8′,24′・・・・・・ガラス短
繊維、11,17・・…・ガラス長繊維、15・・・・
・・普通セメントと超速硬化セメントからなるモルタル
。 第1図第2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一定速度で走行する無端ベルト上に普通セメントの
    モルタルとガラス繊維からなる層を形成し、その上に普
    通セメントと超速度硬化セメントおよびガラス短繊維を
    混合撹拌した中心の層を形成し、この中心の層上に普通
    セメントのモルタルとガラス繊維からなる層を形成した
    のち乾燥室を通して乾燥し硬化させたのちベルトから脱
    型することを特徴とするガラス繊維強化セメント板の製
    造方法。 2 一定速度で走行するスチルなどからなる無端ベルト
    上に普通セメントのモルタルとガラス短繊維からなる層
    を形成し、その上に網状織物のガラス長繊維の層を形成
    し、このガラス長繊維の層の上にはセメントと超速硬化
    セメントを混合撹拌した中心の層を形成し、この中心の
    層上に網状織物のガラス長繊維の層を形成し、さらにこ
    の層の上に普通セメントのモルタルとガラス短繊維から
    なる層を形成したのち、乾燥室を通して乾燥し、硬化さ
    せたのちベルトから脱型することを特徴とするガラス繊
    維強化セメント板の製造方法。
JP54129019A 1979-10-03 1979-10-03 ガラス繊維強化セメント版の製造方法 Expired JPS6014684B2 (ja)

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JP54129019A JPS6014684B2 (ja) 1979-10-03 1979-10-03 ガラス繊維強化セメント版の製造方法
GB8031364A GB2065742B (en) 1979-10-03 1980-09-29 Glass fibre reinforced cement plates and method and apparaus for their manufacture
US06/191,801 US4335177A (en) 1979-10-03 1980-09-29 Glass fiber-reinforced cement plates
US06/329,456 US4411723A (en) 1979-10-03 1981-12-10 Glass fiber-reinforced cement plates
US06/329,455 US4450128A (en) 1979-10-03 1981-12-10 Glass fiber-reinforced cement plates

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JPS5651311A JPS5651311A (en) 1981-05-08
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JPS6179603A (ja) * 1984-09-28 1986-04-23 大建工業株式会社 鉱物質繊維板の製造方法

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