JPS6014539B2 - 雑音軽減符号化フイルタ装置 - Google Patents

雑音軽減符号化フイルタ装置

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JPS6014539B2
JPS6014539B2 JP52094729A JP9472977A JPS6014539B2 JP S6014539 B2 JPS6014539 B2 JP S6014539B2 JP 52094729 A JP52094729 A JP 52094729A JP 9472977 A JP9472977 A JP 9472977A JP S6014539 B2 JPS6014539 B2 JP S6014539B2
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    • H04B1/62Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission for providing a predistortion of the signal in the transmitter and corresponding correction in the receiver, e.g. for improving the signal/noise ratio
    • H04B1/64Volume compression or expansion arrangements
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G9/00Combinations of two or more types of control, e.g. gain control and tone control
    • H03G9/02Combinations of two or more types of control, e.g. gain control and tone control in untuned amplifiers
    • H03G9/025Combinations of two or more types of control, e.g. gain control and tone control in untuned amplifiers frequency-dependent volume compression or expansion, e.g. multiple-band systems

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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はオーディオ信号の雑音軽減フィルタ装置に関す
る。
現在用いられている多くのオーディオ素子はオーディオ
の再生にあたって無視しうる程度の雑音及び歪しか生じ
ないが若干の素子、特にFM放送及び受信チャネル並び
にテープレコーダの記録及び再生チャネルは、オーディ
オ再生装置の一部として用いた場合極めて耳障りな雑音
を生じる。
チャネル雑音効果を軽減するための一般的な方法はオー
ディオ信号の記録又は送信時にオーディオ信号を符号化
しく通常は信号のダイナミック・レンジを圧縮すること
により行なう)、これを再生する時に復号する(通常は
圧縮された信号のダイナミック・レンジを伸張すること
により行なう)方法である。この方法は一般に圧伸法と
呼ばれており、例えば197仏牢1月29日付与の米国
特許第3789143号「入力信号の瞬時実効値に対数
的に関連した制御信号を用いた圧伸器」に示されてし、
ひる。圧伸器を用いた雑音軽減装置では、オーディオ信
号によるシステム雑音の変調が感知される音の純度に重
要な制限を与える。雑音の変調に関して最も問題となる
信号は比較的大きなスペクトル純度を持つ信号である。
即ち、信号エネルギーの主要部即ち大部分がオーディオ
・スペクトルの一部分に関係し、極く僅かのエネルギー
又は情報が他の部分に関係している。例えば、オーディ
オ信号が低周波のピアノの音階又は半球形太鼓を表わす
信号のような優勢低周波エネルギーを含んでいる場合、
オーディオ信号はシステム雑音の低周波部分を「マスク
」する傾向にあるけれども同時にシステム雑音の中間周
波部分及び高周波部分を変調する煩向も示し、「もみ消
し(h雌h−h雌h)」効果又は「息つぎ(breat
hing)」効果が感知された音に現れる。同様に、優
勢高周波エネルギーを含むオーディオ信号(例えばトラ
イアングルにより生じるオーディオ信号)は高周波雑音
をマスクする傾向にあるが、同時にシステム雑音の低周
波及び中間周波部分を変調し、同様に煩うわしい変調効
果を生じる。音調による雑音のマスク作用については、
Jom船l of the AcousticaI S
MietyofAmerica、第41巻〜 第3号(
1967)、第700一705頁にYo皿史等‘こより
詳しく述べられている。公知のマルチバンド圧伸方式は
この問題を大中に軽減するが、この方式は複雑で、高価
で、周波数応答誤差が多く、消費者の実用には適さない
。更にこの方式は「システムの制御機能が通常は絶対信
号レベルで決まるので、望ましくない。本発明は上記の
欠点を克服した適応性重み付けを達成する雑音軽減符号
化フィルタ袋贋の提供を目的とする。この装置は、制御
信号に応答して送信された信号の優勢信号エネルギーの
スペクトル領域を、送信された信号の他のスペクトル領
域に対して、制御信号に応じて決まる或る量だけ変更す
るためのフィルターを有する。周波数弁別手段も設けら
れ、これは送信信号中の優勢信号エネルギーのスペクト
ル領域を検知し、優勢信号エネルギーの周波数の関数と
して制御信号を発生する。このようなフィルター装置を
2式用いて送信信号の符号化及び復号化を相補的に行な
うことにより、優勢信号エネルギーのスペクトル領域は
符号化の際にプリェンハシスされ、復号化の際にデェン
ハシスされて信号雑音が軽減される。本明細書中で「プ
リェンハシス」とは、電気信号の選択さ;れた周波数成
分の大きさを他の成分の大きさに対して変更して系の2
汎降の点における雑音を軽減することを意味する。変更
は選択された周波数成分の大きさを抑制するような負方
向であってもよいし、又は選択された周波数成分の大き
さを増強する如き正方向であってもよい。同様に、「デ
ヱンハシス」なる語は、もとの信号を変更したのとは相
補的に「符号化された信号の選択された周波数成分を正
又は負方向に変更することを意味する。良好な実施例で
は、フィルター装置は圧伸法を用いるように修正可能で
ある。信号雑音軽減装置は、信号からスペクトル的に非
常に離れた雑音に対して人間の耳が異常に敏感であるこ
と、特にこの雑音が一定でない場合には一層そうである
ことに対して何らかの対策を持っていなければならない
スペクトルの一部分に主エネルギーが集中している信号
を圧伸する圧伸法を用いた装置は、記録媒体のバックグ
ラウンド雑音に影響する利得変化に基づく「息つぎ」効
果を生じる。例えば100KHzの線スペクトル信号の
強度が伸張時に記録媒体上で則ち圧縮後に時間と共に変
るとすると、1−1腿比領域の雑音が信号と共に変化す
るのが明瞭に聞きとれる。
You増等による上述の論文は、この領域の広帯域利得
変調された雑音は、それが100HZのlowBSPL
正弦波信号の下で8のBであるならば感知できることを
示唆している。19匁/秒の速度で記録する磁気記録テ
ープは20仇W′肌記録レベルの下で約5g旧の広帯域
雑音を有する。
ディスク記録は連続雑音(カチッという音及びポンと云
う音のような事象残音とは反対)に対しては通常これよ
りは若干良好である。従って、10伍旧SPL聴取レベ
ルにおいて雑音変調を認知不能にするためには、スペク
トルの高域端で送信信号に2&旧の重み付けをし、中間
スペクトル領域ではこれより若干少なく重み付けする必
要があると思われる。これより若干低い重み付けでも、
この雑音が信号の品質を劣化しないようにするには十分
であろう。従って本発明によれば強度のスペクトル的に
集中した信号のスペクトル領域において再生装置の信号
出力がブーストミれ又は増強される。
従って記録時には信号はこの領域において相補的に抑制
されねばならない。更に具体的に云うと、本発明は伝送
された信号を記録及び再生時に優勢信号エネルギーの周
波数において相補的に変更する相補的トラツキング・フ
ィルターを用いる。
これらのトラツキング・フィルターを信号の適当なスペ
クトル・エネルギー中心において最少にし(信号を抑制
する)且つ最大にする(信号を増強する)ための適当な
手段が用いられる。図面、特に第1図及び第2図を参照
するには、図示の符号化及び復号化装置はシステム入力
端子22に印加されるオーディオ電気信号Einのダイ
ナミック・レンジを改良するように設計されたものであ
る。
第1図の符号化装置は適応性信号重み付けフィルター1
6を含み、ここで到釆信号が優Z勢信号エネルギーのス
ペクトル領域内で変更される。同様に、第2図に示す復
号化袋贋は相補的トラッキング・フィルター16Aを含
み、これは信号の復号時に優勢信号エネルギーのこのス
ペクトル領域を変更する。後述する如く、フィルターI
Z6及び16Aは夫々利得制御モジュールと共に用いら
れ、伝送された信号の優勢信号エネルギーのスペクトル
領域を相補的に抑制及び増強するのみならず、信号の記
録及び再生時に夫々信号を圧縮及び伸張する。従って、
フィルター16は圧縮器18と共に用いた場合、伝送又
は記録に先立ってオーディオ電気信号Einを符号化し
てオーディオ,.スペクトルの選択された部分をプリェ
ンハシスするための圧縮装置(第1図参照)を構成する
同様に、フィルター16Aは伸張器18Aと共に用いた
場合、再生時にシステム入力端子22Aに印加される符
号化された信号E,を復号しデェンハシスするための伸
張装置(第2図参照)を構成する。
第1図の装置は符号化装置を介して伝送されるプログラ
ム情報の帯城中を制限するための入力バッファ兼低城通
過フィルター20を含む。
フィルター20の入力は電圧制御フィルター26のシス
テム入力端子24につながれている。フィルター26は
帰還制御回路38へつながれた制御端子28を備えてい
る。回路38については後で詳しく述べる。一般に、フ
ィル夕−26は本発明に従って優勢信号エネルギーの入
力信号Einのスペクトル領域を入力信号の他のスペク
トル部分に対してプリェンハシスするように設計されて
いる。このフィルターは、優勢信号エネルギーのスペク
トル領域において任意の一時点でディップを示す連続可
変ディップ・フィルターであるのが好ましい。フィルタ
ー26の出力は圧縮器18の利得制御モジュール32の
入力端子30につながれている。このモジュールは帰還
制御回路38につながれた制御端子34を有する。利得
制御モジュール32は米国特許第3789143号に示
された圧伸器の利得制御モジュールと同様のものである
。一般に、モジュール32は制御端子34に印加される
制御信号に応答して可変利得により電圧制御フィルター
26のプリェンハシスされた信号出力を増中する。指令
又は制御信号に応答して信号利得を制御する回路は多数
知られている。例えば、光に感応する抵抗や、電界効果
トランジスタや、分圧器内の素子や、平衝型半導体対を
用いた公知のアナログ乗算器等を用いることができる。
いづれにせよ、モジュール32は帰還回路38により与
えられる制御信号に比例して入力信号に与えられる利得
のデシベルを制御し、よってデシベルで表わした入力対
出力レベルを1より小さい略一定の値に関連づけるよう
な圧縮を行なう。モジュール32の出力はシステム出力
端子36及び帰還回路38へつながれている。
帰還回路38は伝送された信号の2つのスペクトル部分
における信号エネルギーの量を検出し、これらの量を比
較し、この比較結果の関数として制御信号を発生する。
帰還回路38の入力は検出器帯城通過フィルター40を
含み、このフィルター40は帰還回路38を通過する信
号の帯城を制限し、不要信号を了波する。フィルター4
0の出力はしベル・プリェンハシス・フィルター42及
びレベル整形フィルター44へつながれている。レベル
・プリエンハシス・フイルター42は、フイルター40
を通して伝送される信号の選択された周波数部分の信号
エネルギーを伝送するような周波数特性曲線を持つもの
が好ましい。他方、レベル整形フィタルター44は、フ
ィルター42の周波数特性と逆にフィルター42により
伝送されない信号の周波数部分の信号エネルギーを伝送
する周波数特性曲線を有するものが好ましい。フィルタ
ー42及び44の出力は同一の対数変換回路46及び4
8の入力へ夫々つながれている。対数変換回路は米国特
許第3789143号に詳しく述べられている、夫々フ
ィルター42及び44により与えられる信号の実効値に
対数的に関連した直流出力を発生し、従って回路46の
直流出力は帰還回路38のフィルター42を通って伝送
される信号のエネルギー量に依存し、又回路48の直流
出力値はフィルター44を通して伝送される信号のエネ
ルギー量に依存する。後に詳述する如く、回路46の出
力はフィルター42により決まる周波数範囲内で略平坦
な周波数特性を有する単一RMS回路の出力と同じであ
る。
従ってこの出力は、少くとも、フィルター42により決
まる周波数範囲内では、伝送される信号のエネルギーの
レベル又は振中を表わす。従って、回路46の信号出力
は対数信号であり従って圧縮器利得制御モジュール26
の出力を制御するのに用いる。回路46の出力は利得制
御モジュ−ル32の制御端子34につながれているのが
好ましい。更に、この回路の出力は差動増中器50の正
入力又は直接入力端子52につながれている。増中器5
0の負入力又は反転入力端子54は回路48の出力につ
ながれ、増中器50の出力は電圧制御フィルター26の
制御端子28につながれている。増中器50はこの分野
で周知のものであり、一般に2つの入力端子52及び5
4に印加される2つの信号の大きさの差電圧に依存した
値の直流信号を発生する。増中器50の出力は回路46
及び48の2つの出力のエネルギー比に応答する。増中
器50の出力は厳密に周波数依存性であり、入力信号E
inの全帯城にわたって振中が変化しただけでは2つの
回路46及び48の出力は等量だけ増加し両者間の差は
変らない。従って増中器50の出力は電圧制御フィルタ
ー26を制御し、このフィルターは入力信号Einのプ
リヱンハシスを行なう。更に、回路46の出力はモジュ
ール32の利得を制御し、モジュール32は回路46の
出力レベルに応じた可変利得でフィルター26のプリェ
ンハシスされた信号出力を圧縮する。第2図を参照する
に、復号装置は第1図の符号化装置と大体同じ素子を含
み、これらは第1図の符号化装置の重み付け機能に対し
てはほゞ相補的な周波数信号重み付け機能を与えるよう
に修正され配列替えされている。システム入力端子22
A(ここに符号化された4入力信号E,が印加され‐る
)は低域通過フィルター20Aの入力につながれ、フィ
ルター20Aの出力は利得制御モジュール32Aの入力
端子30A及びフィードフオワード路38Aの帯減速過
フイルタ−40Aにつながれている。
利得制御モジュール32Aの出力は電圧制御フィルター
26Aの入力端子24Aへつながれ、フィル夕26Aの
出力はシステム出力端子36Aにつながれてし、夕 る
。フィードフオヮード路38Aの構成素子は符号化装置
の帰還路38と同じように配列され、よって帯城通過フ
ィルター40Aの出力はしベル・プリェンハシス・フィ
ルター42A及びレベル整形フィルター44Aの入力へ
つながれている。フ0ィルター42A及び44Aの出力
は夫々同一の対数変換回路46A及び48Aにつながれ
ている。変換回路46A及び48Aの出力は夫々差動増
中器50Aの正及び負入力端子52A及び54Aにつな
がれている。増中器50Aの出力は電圧制御タフィルタ
ー26Aの制御端子28Aにつながれ、変換回路46A
の出力は利得制御モジュール32Aの制御端子34Aへ
つながれている。回路46Aの出力はモジュール32A
の利得を制御し、モジュール32Aはフイードフオワー
ド回路38AOにより与えられる制御信号に比例して入
力端子30Aに印加される入力信号に与えられる利得の
デシベルを制御し、よってデシベルで表わした入力対出
力レベルが、1より大きい且つ第1図の装置のモジュー
ル32により与えられる利得の比に対夕して略相補的で
ある略−定の値に関連付けられるうな伸張を与える。更
に、増中器50Aの出力は電圧制御フィルター26Aを
制御し、フィル夕−26Aは入力端子Einの符号化時
に第1図の装置により与えられたプリヱンハシスに対し
て略相補的に入力信号Einのデェンハシスを行なう。
信号の符号化及び復号化のいづれの場合も、種々の制御
信号を導出するのに用いられるのは圧縮された又は伸張
された信号(第1図の符号化装置の出力及び第2図の復
号化装置の入力)であることが理解されよう。第3図及
び第4図を参照するに、第1図及び第2図の符号化及び
復号化装置を詳細に説明する。
第3図で、システム入力端子22は低域通過フィルター
2川こつながれ、このフィルターは端子22に印加され
るプログラム情報の帯城中を制限し、システム入力端子
22をシステムの残部からバッファする働きをする。フ
ィルター20は入力コンデンサ100を含み、これは抵
抗102を介して演算増中器104の負入力端子へつな
がれ、又コンデンサ106を介して増中器104の正入
力端子へつながれている。増中器104の正端子はバイ
アス抵抗108を介してシステムのアース点へバイアス
され、一方負入力端子はこの分野で周知の方法で増中器
の出力へつながれている。フィルター20の出力は電圧
制御フィルター26の入力様子24へ印加される。フィ
ルター26はフィルター20の信号出力に対する2つの
並列な伝送路を有する。
その一方は略一定の伝送周波数範囲を有するのが好まし
く、主として端子24に印加される信号の比較的高い周
波数のみを通過する。この第1伝送路はフィルター・コ
ンデンサ110を有し、その一方の極板は入力端子24
に接続され、他方の極板は接続点1 12を介して抵抗
1 14の一端へ、又接続点I Z12を介してコンデ
ンサ116へつながれている。このコンデンサ116は
抵抗118へつながれ、抵抗118は抵抗114の他端
と共に電圧制御フィルター26の出力端子120につな
がれている。 2第2
伝送路はフィルター26の制御端子28に印加される振
中制御信号に応じて変化する周波数範囲(比較的低い周
波数を含むのが好ましい)にわたって伝送するのが好ま
しい。この第2伝送路は入力抵抗124に直列に利得制
御モジュール1 226の入力端子につながれた入力コ
ンデンサー122を含む。モジュール126は前述のモ
ジュール32及び32Aと等価であり、従ってその詳細
は省略する。一般に、モジュール126は制御端子28
に印加される制御信号に応じて変化する利3得により、
モジュール126の入力端子に印加される信号の一部分
を増中する。モジュール126の入力に印加される入力
信号に付与される利得は入力対出力レベルの比としてデ
シベルで表わした場合、圧縮を与える1より小さい値で
あるか、利3得1を与える1であるか、又は伸張を与え
る1より大きい値である。利得制御モジュール126の
出力は演算増中器128の負入力端子へ印加される。増
中器128の正端子は抵抗130を介してシステムのア
ース点へバイアスされ、増中器1248の負端子は帰還
コンデンサ132及び帰還抵抗134(コンデンサ13
2と並列につながれている)を介して増中器の出力へつ
ながれている。増中器128の出力はコンデンサ136
へつながれ、コンデンサ136は抵抗138を介して出
力端子120へつながれている。前述の如く、フィルタ
ー26は入力端子24に現われる信号の比較的高周波の
部分のみを含む一定伝送周波数範囲の第1伝送路(コン
デンサー110,116及び抵抗114,118で構成
される)と、入力端子24に現われる信号の比較的低周
波の部分のみを含む伝送周波数範囲を有する第2伝送路
(コンデンサー122,132、抵抗124,134、
利得制御モジュール126及び演算増中器128で構成
される)を有する。制御端子28に印加される制御信号
の大きさに依存して、利得制御モジュール126が動作
し第2伝送路を介して伝送される低周波信号の利得は変
化し、従って第2伝送路の伝送周波数範囲が変化する。
第5Aおよび5B図に関連して装置の動作と共に説明す
るように、一般に、入力端子24に印加される信号が優
勢高周波情報を含む場合、即ち低周波部分の情報に比し
て高周波部分の情報を多く含む場合、比較的大きな信号
が制御端子28に印加され、モジュール126の利得(
これは1より大きい)を、第1伝送路を介して伝送され
る信号の優勢高周波部分に対して第2伝送路を介して伝
送される信号の低周波部分に増強するように設定される
逆に、入力端子24に印加される信号が優勢低周波情報
を含む場合、即ち制御端子28に印加される情報に比し
てスペクトルの低周波部分の情報が多く含まれる場合、
モジュール126の利得(これは1より小さい)は、第
1伝送路を介して伝送される信号の高周波部分に対して
第2送路を介して伝送される信号の低周波部分を抑制す
るように設定される。2つの伝送路を介して伝送された
信号は出力端子120で結合され、前述の如く利得制御
モジュール32の入力端子30へ印加される。
フィルター26によりプリエンハシスされた信号は、制
御端子34に印加される制御信号の大きさに応じて変る
利得で増中される。モジュール32の出力はバッファ1
40へ印加される。バッファ140は演算増中器142
で構成された電流一喝圧変換器を含み、増中器142の
正端子は抵抗144を介してシステムのアース点へバイ
アスされ、負入力端子はモジュール32の出力へ、及び
帰還抵抗146及びコンデソサ148(これらは互いに
並列につながれている)を介して自身の出力へつながれ
ている。バッファ140の出力は出力回路150を介し
てシステムの出力端子36へつながれている。
回路15川ま抵抗154に直列接続された入力コンデン
サー152を含み、抵抗154はバイアス抵抗156を
介してシステムのアース点につながれ、又バイパス・ス
イッチ158の1方の極につながれている。スイッチ1
58はシステムの出力端子36につながれ、第3図に示
す第1位置にある場合、雑音軽減装置をシステムの入力
端子22とシステムの出力端子36の間に接続し、又第
2位置では、入力端子22を線160を介して出力端子
36に短酪し雑音軽減装置をバイパスする。バッファー
40の出力は又帰還回路38の帯城通過フィルター40
へもつながれている。バイパス−フィルター40は、主
として、約30HZと10KHzの間の信号を伝送する
のが好ましいがこの範囲は変化してもよい。フィルター
40は抵抗180を介して演算増中器172の負入力端
子へ接続され、又コンデンサー164及び抵抗166,
168,170の直列回路を介して増中器172の正入
力につながれている。コンデンサー164及び抵抗16
6の接続点は抵抗174を介してシステムアース点へつ
ながれ、一方抵抗165及び168の接続点はコンデン
サー176を介してシステムのアース点へつながれ、増
中器172の正入力端子はコンデンサー178を介して
システムのアース点へつながれている。増中器172の
負入力端子はコンデンサー182を介して抵抗168と
170の接続点につながれ、又増中器の出力にもつなが
れている。フィルター40の出力はしベル・プリエンハ
シス・フィルター42の入力及びレベル整形フィルター
44の入力へつながれている。
レベル・プリェンハシス・フィル夕−42は一般に高城
通過フィルターであり、これは主としてフィルター40
の信号出力の比較的高周波の部分を通過させ、一方レベ
ル整形フィルター44は一般に低域通過フィルターであ
り、これは主としてフィルター40の信号出力の比較的
低周波の部分を通過させる。具体的には、レベル・ブリ
ェンハシス・フィルター42は抵抗196を介して接続
された入力コンデンサー194と、フィルターの出力へ
至る直列の抵抗198及びコンデンサー200を含む。
しベル整形フィルター44は抵抗188を介してフィル
ターの出力へ直列に接続された抵抗186に直列に接続
された入力コンデンサー184を含む。抵抗192に直
列なシャント・コンデンサー190が抵抗186と18
8の接続点をアース点へつないでいる。フィルター42
及び44の出力は夫々対数変換回路46及び48の入力
へつながれている。前述の如く、回路46及び48は対
応するフィルター42及び44の出力により与えら0れ
る信号の実効値に関連した直流出力を発生する。直流出
力回路46の大きさは、主として、帯域通過フィルター
40を通して伝送される高周波情報に依存し、回路48
の直流出力の大きさは、主として、低周波情報に依存す
る。レベル・プリタェンハシス・フィルター42及びレ
ベル整形フィルター44の個々の部品の値を適当に選べ
ば、振中(利得)一周波数出力応答曲線は後で詳述する
ように互いに略相補的にすることができる。回路46及
び48の出力は夫々抵抗202及び204を介して正の
直流電圧によりバイアスされ、又夫々コンデンサー20
6及び208を介してシステムのアース点へつながれて
いる。更に、回路48の出力はバッファー増中器210
の正入力端子へつながれ、回路46の出力はバッファー
増中器212の正入力端子へつながれている。増中器2
10の負入力端子は帰還抵抗214を介して自己の出力
へつながれ、又抵抗216を介してポテンシヨメーター
218のタップへつながれている。更に、増中器212
の出力は抵抗234及び238を介してポテンショメー
ター240のタップつながれている。ポテンシヨメータ
ー218及び240を設けたのは、増中器210及び2
36の対応する出力が、その振中(利得)一周波数応答
が互いに相補的になるように調整されるようにするため
である。増中器212の負入力端子は帰還抵抗220を
介して自己の出力へつながれている。
増中器210の出力は前述の如く抵抗222を介して差
動増中器50の負入力端子54へつながれている。
増中器212の出力は帰還抵抗220を介して自己の負
入力端子へつながれ、又抵抗224を介して増中器50
の正端子52へつながれている。増中器50の出力は抵
抗228及び230を介して利得制御モジュール126
の制御端子28へつながれている。帰還抵抗232が増
中器50の負入力端子と、抵抗228及び230の接続
点の間につながれている。従って、差敷増中器5川まバ
ッファー増中器210及び212の直流出力間の大きさ
を比較し、この差に関連した出力信号、従ってフィルタ
ー40から変換回路46及び48に与えられる優勢エネ
ルギーの周波数に関連した出力信号を発生する。更に、
増中器212の出力は抵抗234を介して反転増中器2
36の負入力へつながれている。
Z増中器236の正入力端子は抵抗242を介してシス
テムのアース点へバイアスされている。増中器236の
出力は抵抗244を介してモジュール32の制御端子3
4へ接続され、又帰還抵抗246へ俵綾されている。抵
抗246は増中器236 1の負入力端子へ接続されて
いる。増中器236は一般にバッファー増中器212か
ら自己の負入力端子へ印加される信号の信号出力を反転
し、モジュール32の制御端子34へ制御信号を与える
。第4図を参照するに、図示の復号化装置は第32図の
符号化装置と同様であるが、違う点は、符号化プロセス
中に与えられる周波数重み付け機能に対して略相補的で
ある周波数重み付け機能に従って、符号化装置により与
えられる符号化された信号E,の低周波部分をデェンハ
シスすることであ2る。具体的には、入力端子22Aは
低域通過フィルター20Aにつながれている。フイルタ
ー20Aは端子22Aに印加された信号E,の帯域中を
制限し、端子22Aを装置の残部からバッファーするこ
とである。フィルター20Aはフィルター320とは若
干変更されており、コンデンサ−302及び抵抗306
を介して演算増中器308の正入力端子につながれた入
力コンデンサー300を含む。コンデンサー300と3
02の接続点は抵抗310を介して負入力端子及び増中
器308の3出力へつながれている。コンデンサー31
2は一方では抵抗304及び306の接続点に、他方で
は増中器308の負入力端子につながれている。コンデ
ンサー302と抵抗304の接続点は抵抗316を介し
てシステムのアース点へつながれ、ょ又、スイッチ31
8の接点アームへつながれている。鞍点アームはコンデ
ンサー302と抵抗304の接続点が線160Aにつな
がれる第1位壇と、この接続点が線160Aにつながれ
ない第2位置の間で移動しうる。フィルター20Aの出
力は帰還回路38と同じであるフイードフオワード回路
38Aにつながれている。
フイルター20Aの出力はコンデンサー320を介して
抵抗322へつながれ、抵抗322は利得制御モジュー
ル32Aの入力端子へつながれている。モジュール32
Aは第3図のモジュール32と同じであり、従ってその
詳細は省略する。モジュール32Aの制御端子34Aは
増中器236Aの出力で抵抗244A及び246Aの接
続点‘こつながれ、よってモジュール32Aは第3図の
モジュール32について前述したと同様な方法でフィー
ドフオワード回路38Aから制御信号を受取る。しかし
モジュール32Aにより与えられる利得はモジュール3
2により与えられる利得に対して略相補的である。従っ
てモジュール32が符号化プロセスで信号を圧縮する場
合、モジュール32Aは復号化プロセスで信号をもとの
レベルに伸張する。モジュール32Aの出力は電圧制御
フィルター26Aの入力端子につながれている。フィル
ター26は第3図の符号化装置フィルター26により与
えられる重み付け機能に対して略相補的な重み付け機能
を与え、よって第3図のフィルター26が入力信号Ei
nの低周波部分を高周波部分に対して増強する場合、フ
ィルター26Aは符号化された入力信号Eiの対応する
低周波部分を対応する高周波部分に対して相補的に圧縮
する。フィルター26Aは入力24Aに印加されるモジ
ュール32Aの信号出力に対して2つの並列な伝送路を
与える。第1の伝送路は略一定の伝送周波数範囲を有す
るのが好ましく、主として、入力端子24Aに印加され
る信号の比較的高周波数のみを通過させる。この第1伝
送路は演算増中器324を含み、その負入力端子はフィ
ルター26Aの入力端子24Aにつながれ、正入力端子
は抵抗326を介してシステムのアース点へつながれて
いる。3つの帰還路が増中器324の負入力端子と出力
の間に設けられている。第1のものはコンデンサー33
0‘こ直列に接続された抵抗328であり、第2のもの
は抵抗332であり、第3のものはコンデンサー334
である。増中器324の出力は又フィルター26Aの入
力端子120Aにもつながれている。第2の伝送路は増
中器324の周りの帰還路であり、これはフィルター2
6Aの制御素子28Aに印加される振中制御信号に応じ
て変化する周波数範囲(主として比較的低周波数を含む
のが好ましい)にわたって伝送する。
この第2伝送路は入力コンデンサー348を含み、その
一方の極板は増中器324の出力につながれ、他方の極
板は抵抗346につながれている。抵抗346は利得制
御モジュール126Aの入力につながれている。モジュ
ール126Aの出力は増中器338の負入力端子へつな
がれ、又コンデンサー340及び抵抗342(これらは
並列につながれている)を介して増中器338の出力へ
つながれている。増中器338の正入力端子は抵抗34
4を介してシステムのアース点へつながれ、一方増中器
の出力は抵抗336を介してフィルター26Aの入力端
子24Aにつながれている。利得制御モジュール126
Aは第3図のモジュール126と同じであり、従ってそ
の詳細は省略する。
モジュール126Aの制御端子28Aは抵抗230Aを
介して、又差動増中器50Aの出力の抵抗228A及び
232Aの薮頚艦点を介してフイードフオワード回路3
8Aへつながれ、よってモジュール126Aは第3図の
モジュール126に関して前述したのと同様な方法でフ
ィードフオワード回路38Aから制御信号を受取る。し
かしモジュール126Aにより与えられる利得はモジュ
ール126により与えられる利得に対して略相補的であ
る。制御端子28Aに印加される制御信号の大きさに依
存して、第2伝送路を介して伝送される低周波信号の利
得は符号化プロセス中に対応する伝送路により与えられ
た利得の補数として変化する。この結果、復号化装置の
伝送周波数範囲は、第3図の符号化装置の入力端子22
に印加された場合と同じく、信号の低周波数部分を高周
波部分に対して回復するように変化し、信号エネルギー
を殆んど又は全く含まない周波数での雑音の変調は生じ
ない。良好な実施例では、第3図及び第4図に示した種
々の抵抗及びコンデンサーの値は第1表の如くである。
第1表 第1表でR及びCは夫々特定の番号で示される抵抗及び
コンデンサーであり、心はマイクロフアラツド、nfは
ナノフアラツド、pfはピコフアラツド、Kはキロオー
ム、Mはメグオームを表わす。
第3図及び第4図に示す抵抗及びコンデンサーにこれら
の値を用いた場合のフィルターの振中−周波数応答及び
装置の動作を第5Aおよび58図乃至第7図を参照して
説明する。第3図の符号化装置の入力端子22に印力0
される入力信号を符号化する場合、信号は約30HZ以
下の周波数をフィルターする低域通過フィルター20を
通って電圧制御フィルターの入力端子24へ伝送される
コンデンサー110,116及び抵抗114,118で
構成される第1伝送路を介しての伝送は、主として、端
子24に印加される信号の高周波部分を含み、理想的に
は第5A図に示すようになる。伝送路は先づ約140H
Zの周波数で伝送をはじめ、約十的b/オクターブで2
120HZまで上昇し、そこでレベルは一定になる。振
中一周波数応答曲線は入力信号Einのエネルギー量に
拘わらず比較的一定量に留まる。他方、コンデンサー1
22,132,136「抵抗124,134,138、
利得制御モジュ−ルー26及び増中器128で構成され
る第2伝送路を介しての伝送は、主として、端子24に
印加される信号の低周波エネルギー部分を含み、大体第
5B図に示すようになる。
伝送路は振中一周波数応答曲線が−&&/オクターブの
割合で降下する場合約480日2以下のすべての周波数
を伝送する。この曲線の振中(利得)は入力信号のエネ
ルギー周波数分布が略全周波数範囲にわたって変化する
場合に、変動する。しかし振中応答曲線も又利得制御モ
ジュール126により与えられる利得の変化と共に変動
し、従って伝送路の伝送レベルが変動する。従って両伝
送路を端子128で結合した場合、端子1201こおい
て信号の低周波部分の振中は利得制御モジュール126
により与えられる利得に応じて高周波成分に対して変化
する。利得制御モジュール126の利得は増中器210
及び212の出力に依存する差敷増中器58の直流出力
に依存し、又増中器210及び212の出力は夫々対数
変換回路48及び46の出力に依存する。対数変換回路
46の出力は主として高周波情報から得られ「一方対数
変換回路48の出力は、主として、帰還回路38に印加
される信号に含まれる低周波情報から得られる。従って
、増中器212の直流出力が増中器210の直流出力よ
り大きく信号の低周波部分より高周波部分の方により多
くのエネルギーが存在することを示す場合、増中器50
の出力は正の直流信号となり、その大きさは増中器の入
力端子に印加される大きさに依存する。増中器50の正
の直流出力は利得制御モジュール126の制御端子28
‘こ印加され、モジュール126は1より大きい利得を
与え、低周波エネルギーが高周波エネルギーに対して増
強される。端子120の出力は第6図に示した曲線A又
はBに似た振中一周波数応答曲線を有する。曲線A及び
Bは夫々1肌Hz及び松Hzに優勢エネルギーを有する
2つの入力信号の周波数−振中応答曲線を示す。増中器
210及び212の出力が略等しくて信号の高周波部分
と低周波部分に等量のエネルギーが存在することを示し
ている場合、増中器50の入力に印加される入力信号は
等しい。
従って増中器50の出力はモジュール126が利得1を
与えるようなものとなり、低周波数情報は第6図の曲線
Cと同様に高周波応答曲線に対して増強も抑制もされな
い。曲線CはIKHzにおいて優勢周波数を有する入力
信号の周波数−振中(利得)応答曲線を示す。図示の如
く、この曲線Cは、IKHzにおいて約一&比の最小値
を与えるか、信号の高及び低周波部分のエネルギー量に
おいて利得1(広比)を示す。このことは、以下の理由
により重要である。増中器50への入力が140乃至2
120HZの周波数範囲(大部分のエネルギーがプログ
ラム入力信号中に典型的に存在する場合の中間周波数と
ほぼ考えられる。)で帰還路38‘こ印加される信号の
エネルギー量に依存し、信号に対する影響が曲線Cで示
すようにこれ周波数範囲で最小になるからである。最後
に、増中器212の出力が増中器210の出力より小さ
く、信号の高周波部分より低周波部分により多くのエネ
ルギーが存在することを示している場合、増中器50の
出力は負の直流信号でありその大きさ‘ま増中器の両入
力端子に印加される信号の大きさの差に依存する。
増中器50の負の直流出力信号は利得制御モジュ−ル1
26の制御端子281こ印加され、モジュール126は
1より小さい利得を与え、低周波エネルギーが高周波エ
ネルギーに対して抑制される。この場合、端子120の
出力は第6図に示した曲線D,E又はFと同機な振中一
周波数応答曲線を有する。曲線D,E及びHま夫々50
0HZ、200HZ及び50HZに優勢エネルギー(利
得最小値)を有する3つの入力信号の周波数−振中(利
得)応答曲線を示す。入力信号がフィル夕−26により
プリェンハシスされた後、信号は米国特許第37891
43号(1974年1月29日発行)に示されるような
方法で利得制御モジュール32により圧縮される。具体
的には、モジュール32はフィルター26の出力を感知
し、帰還回路38の増中器236の出力から制御端子3
4に与えられる制御信号に比例して出力に与えられる利
得を制御する。モジュール32は圧縮を行ない、デシベ
ルで表わした入力対出力レベルは1より小さい略一定の
値に関連付けられる。モジュール32で印加される制御
信号は信号の高周波エネルギーから得られ、フィルター
26により与えられる可変利得に影響されず、又フィル
ター26の可変利得は信号の低周波部分にのみ影響する
ので、信号の高周波部分の伝送はフィルターを通して伝
送される信号のエネルギー量に実質的に無関係である。
第3図に示した符号化器の符号化信号出力、を第4図の
復号器で再生する場合、符号化された信号は相補的に処
理されて復号信号が発生される。フィードフオワード信
号38Aは帰還回路38と同様に動作し、従って符号化
プロセス中にプログラム入力信号の低周波エネルギーが
高周波エネルギーに対して変更される場合、符号化され
た信号の低周波エネルギーは復号化プロセスで高周波エ
ネルギーに対して相補的に変更される。更に、符号化プ
ロセスでプログラム入力信号が利得制御モジュール32
により圧縮された場合、符号化された信号は復号化又は
再生の際に利得制御モジュール32Aにより相補的に伸
張される。符号化及び復号化装置の代表的な単純音応答
を第7図に示す。
曲線Aは単純音プログラム入力信号が入力端子22に印
加された場合に符号化器の出力端子36に与えられる符
号化された信号を示す。復号化器の入力端子22Aを介
して単純音信号が印加される場合、出力の振中一周波数
応答は曲線Bに示すものと同様である。符号化器及び復
号化器を順次通して印加される単純音プログラム信号は
略平坦な周波数−振中プロットを生じる。以上説明した
符号化及び復号化装置は、周波数応答誤差を増大するこ
となく安価に且つ簡単な方法で雑音変調を軽減するシス
テムを与える。フィルター16及び16Aは、第1図の
符号化器の利得制御モジュール32を取り除き、フィル
ター26の出力を出力端子36及び帰還回路38の帯城
通過フィルター40の入力へ直接につなぐだけで、伝送
される信号を圧縮及び伸張せずに使用することが出来る
。同様に、第2図の復号化器の利得制御モジュール32
Aを取り除き、帯域通過フィルター20Aの出力を電圧
制御フィルター26Aの入力及び帰還回路38Aの帯城
通過フィル夕−40Aの入力に直接に接続してもよい。
フィルター16は、符号化の際伝送される信号の優勢信
号エネルギーのスペクトル部分をプリェンハシスするこ
とにより、およびフィルター16Aは符号化された信号
を再生する際符号化された信号を相補的にデェンハシス
することにより、それぞれ雑音軽減装置を与える。レベ
ル・プリェンハシス・フィルター42及び42A並びに
対数変換回路46及び46Aの性質は、第1図及び第2
図の圧伸器において、伝送された信号の1つのスペクト
ル部分の検出器又は周波数弁別器として働き制御端子2
8及び28Aへ印加される制御信号を発生するとともに
、利得制御モジュール32及び32Aを制御するための
制御信号としても働く。以上説明したように、本発明は
符号化装置及び復号化装置間に要求されるレベル設定に
無関係に適応性重み付けを達成する雑音軽減符号化及び
復号化フィルター装置を提供する。更に、本装置のすべ
ての制御機能は絶対値ではなく信号比によって決定され
る。
具体的には、本発明の利得制御はオーディオ入力信号の
実効値から比例的に得られる。又、信号のオーディオ・
スペクトルの低及び高周波数部分の相対的プリェンハシ
スは信号の大部分が通常存在する中間周波数情報に依存
する。具体的には、良好な実施例では、前述の如く第5
A図の曲線の傾斜部分は140HZと2120HZの間
にあり、第5B図の曲線は480Hzで降下いまじめる
。更に、モジュール32により与えられる利得は低周波
エネルギーのプリェンハシスの量に実質的に無関係であ
る信号の高周波ヱネルギーに依存する。本発明を逸脱す
ることなく種々の変更が可能である。
例えば、入力の低周波エネルギーを符号化の際に高周波
エネルギーに対してプリェンハシスし再生時に相補的に
デェンハシスする代りに、電圧制御フィル夕−26及び
26Aの低周波伝送路の伝送範囲を一定とし、他方の伝
送路の高周波応答を可変にしてもよい。この場合、(増
中器210及び210Aより得られる)信号の低周波成
分が夫々対応する利得制御モジュール32及び32Aの
制御端子34及び34Aに印加される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理を用いたオーディオ雑音軽減符号
化装置の一実施例のブロック図、第2図は第1図の装置
と共に使用する相補的オーディオ雑音蓬減復号化装置の
一実施例のブロック図、第3図は第1図の装置の回路図
、第4図は第2図の装置の回路図、第5A図及び第5B
図は第3図の実施例の電圧制御フィルターの低及び高周
波伝送路の2つの理想的な振中一周波数応答曲線の例を
示す図、第6図はオーディオ・スペクトルの種々の部分
に集中した信号エネルギーを有する種々のオーディオ信
号に対する一群の振中−周波数応答曲線を示す図で第3
の実施例の動作を説明するための図、第7図は第3図及
び第4図の符号化及び復号化装置の1対の単純音振中一
周波数応答曲線0の例を示す図である。 20,20A・・・…低減通過フィルター、26,26
A・・・・・・電圧制御フィルター、32,32A・・
・・・・利得制御モジュール、40,40A・・・・・
・帯城通過フィルター、42,42A……レベル・プリ
ェタンハシス・フイルター、44,44A……レベル整
形フィルター、46,46A,48,48A……対数変
換回路、50,50A・・・・・・差敷増中器。 ‘ソG ′(ンG 2 (ンG 3 ‘′G 〆 (ンG.ク々 ソ○夕6 斤ンG・6 ‘ソG.ア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 入力信号を符号化された信号が相補的方法で復号化
    されるとき、該信号の伝送に関連した雑音が軽減される
    雑音軽減フイルタ装置において、前記入力信号を受ける
    入力端子22と、前記符号化された信号を与える出力端
    子36と、前記入力端子に接続され制御信号に応答して
    前記入力信号の一の周波数領域を前記入力信号の他の周
    波数領域に対して前記制御信号の関数として変化させる
    フイルタ手段26と、前記出力端子に接続された前記制
    御信号を発生させる制御手段38であって、該制御手段
    は前記符号化された信号の第1の周波数部分を検出し該
    第1の周波数部分の信号エネルギーの関数として第1の
    電気信号を発生する第1の検出手段42,46、前記符
    号化された信号の第2の周波数部分を検出し該第2の周
    波数部分の信号エネルギーの関数として第2の電気信号
    を発生する第2の検出手段44,48および前記第1お
    よび第2の電気信号を比較し該比較の結果の関数として
    前記制御信号を発生する比較手段50を含む前記制御手
    段38とから成る雑音軽減符号化フイルタ装置。
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