JPS6014419Y2 - 電動式薬味おろし器 - Google Patents

電動式薬味おろし器

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JPS6014419Y2
JPS6014419Y2 JP7695579U JP7695579U JPS6014419Y2 JP S6014419 Y2 JPS6014419 Y2 JP S6014419Y2 JP 7695579 U JP7695579 U JP 7695579U JP 7695579 U JP7695579 U JP 7695579U JP S6014419 Y2 JPS6014419 Y2 JP S6014419Y2
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JP
Japan
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grater
protruding
disc body
cut
rotary
Prior art date
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Expired
Application number
JP7695579U
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English (en)
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JPS55177344U (ja
Inventor
昌三 松原
幸男 和気
和典 柳沢
Original Assignee
九州日立マクセル株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、大根や生要などのおろしの用に供される電
動式おろし器の改良に関するものである。
一般に、この種のおろし器は、本体ケースの切削室内に
モータで駆動される回転おろし盤を配設し、この回転お
ろし盤の主面の偏心部位に大根や生委なとの被切削物を
押しつけて操作することにより、上記おろし盤の主面に
放射状に配列された多数の突起刃で上記被切削物を切削
させるようになっている。
ところが、上記構成では、切削時に被切削物の被切削面
に上記突起刃の回転起跡に対応して波紋状の切り込み軌
跡が形成され、被切削物、とりわけ水分の多い大根では
、上記おろし盤に対する押しつけ操作に加えて捻り操作
を頻繁に行なわないと、突起刃が同じ切り込み軌跡を滑
るだけで切削作用が機能しにくくなる。
さらに、比較的乾燥室の被切削物でも、生要のように靭
性の高い繊室分をもつものでは、この繊維分が多数の突
起刃に絡み易く、この絡みつきによってモータの負荷が
瞬時に変動して回転おろし盤の円滑な回転に支障を及ぼ
し、良好なおろしにのが得にくくなる欠点がある。
この考案は上記実情に鑑みてなされたもので、回転おろ
し盤の偏心位置に、このおろし盤の突起刃パターンとは
異なる突起刃パターンをもった円板体を回転自在に支持
させることにより、被切削物の切り込み軌跡が解消され
、しかも繊維分の絡みつきが抑制されモータの負荷の変
動を防止し得る電動式おろし器を提供することを目的と
する。
以下、この考案の一実施例を図面にしたがって説明する 第1図、第2図において、1は合成樹脂などで形成され
た偏平状の本体ケースで、上ケース2と切削室3を構成
する皿形部4を一体に形成した下ケース5とからなり、
この下ケース5内には、電源電池6およびモータ7など
が収納されている。
8は上記下ケース2に螺子体9,9などで堅固に固定さ
れたモータ取付板であり、上記モータ7が螺子体10.
10などで締付固定されている。
上記モータ7の一方の外部端子11はリード線12や電
池受端子13を介して電池6の一方の極6aに電気的に
接続され、また他方の外部端子14はリード線15、固
定および可動接触片16.17からなる電源スィッチ1
8ならびに電池受端子19などを介して電池6の他方の
極6bに電気的に接続されており、上記スイッチ18の
可動接触片17が上記本体ケース1に装着された操作つ
まみ20によって可動接触片16に接離されるようにな
っている。
上記ケース2は下ケース5に対して螺子体21.21で
締付固定されるとともに、その一部は電池交換口22を
被うカバー23として構成されている。
このカバー23の前後両端には、上下ケース2,5の各
係合部24,25にそれぞれ係脱可能に係止される係合
部26.27が形成されている。
28は上記取付板8に形成された透孔であり、この透孔
28を貫通して前方へ突出した上記モータ7の回転軸2
9には、原動歯車30が固定されている。
31は大径歯車32およびこの大径歯車32に一体化さ
れた小径歯車33からなる従動歯車で、上記取付板8の
前面に突設されたボス部34に螺子体35などで同筒自
在に取り付けられるとともに、上記原動歯車30に噛合
されている。
36は上記切削室3の底面中央に突設された軸体であり
、この軸体36には、たとえば平板状もしくは皿状また
はこの実施例のように柄状に形成されたおろし盤37の
軸受部37aが嵌合されており、このおろし盤37はそ
の下端面から、上記軸体36の廻りに等配して装備され
た複数のローラ38によって回転自在に支承されている
上記軸体36のみでおろし盤37を支持させることも可
能であるが、上記ローラ38を設けることにより、おろ
し盤37に対する安定的な支持状態を確保することがで
きる。
上記おろし盤37の開口縁部には、環状の鍔部39が一
体に形成されるとともに、この鍔部39の下面には、上
記従動歯車31の小径歯車33に噛合されるラック部4
oが形成されており、上記モータ7の回転力は上記原動
および従動歯車30,31を介して低速高トルクで上記
おろし盤37に伝達されるようになっている。
41は上記おろし盤37の主面、つまり底面に形成され
た多数の突起刃であり、、これら各突起刃41は高さ3
〜5m程度でたとえば円柱状に形成されるとともに、第
3図に示すように中心から径方向外方へ直線状に延びる
放射状に配列されている。
さらに上記主面の一部には、上記多数の突起刃41の1
つの刃列42□と隣接する刃列42゜との間に位置して
、中心から径方向外方へ延びる均しリブ43が形成され
ている。
この均しリブ43は生委などの被切削物の繊維の毛羽立
ちが円柱状突起刃41に絡むのを確実に防止するための
ものである。
44は上記回転おろし盤37の主面の偏心位置に形成さ
れた円形の凹所であり、この円形凹所44には、その中
心に軸体45が突設されている。
この軸体45には、上記回転おろし盤37の主面と面一
状態で円板体46が回転自在に支持されている。
47は上記円板体46の主面に形成された多数の円柱状
の突起刃で、この突起刃47は上記回転おろし盤37の
突起刃41の配列パターンP□とは異なるパターンP2
、たとえばランダム状に配されている。
4Bは上記切削室3を被うカバーであり、このカバー4
8の前端にはヒンジピン49が形成されこのヒンジピン
49は上記切削室3の外壁に形成されたピン受部50に
回転可能に嵌着されている。
このカバー48には、上記おろし盤37の偏心位置に対
応して被切削物M(第4図)の位置決めを兼務する筒形
の挿入部51が形成されている。
52は被切削物Mの押し込み板であり、基端部のヒンジ
ピン53が上記カバー48側に形成された長孔部54に
嵌合されており、自由端部には、上記カバー48側への
回動偏位で上記筒形の挿入部51内に侵入する押込用突
起55が一体に形成されている。
上記構成において、操作つまみ20を操作して電源スィ
ッチ18を投入すれば、モータ7の回転力が上記原動お
よび従動歯車30,31を介して減速されて上記おろし
盤37に伝達される。
このおろし盤37の回転状態で第4図のようにカバーの
挿入部51から上記おろし盤37内に、被切削物Mを挿
入するとともに、押し込み板52の突部55で上記被切
削物Mを押圧すれば、この被切削物Mは上記おろし盤3
7の主面における多数の突起刃41の先端エンジの喰い
取り作用で切削される。
ここで、大根のような水分の多い被切削物Mの場合、放
射状に配した円柱状突起刃41の通過によってその切削
面馳には、上記突起刃41の切り込み軌跡を構成する多
数の溝S(第5図)が形成され、このままでは、上記突
起刃41がこの溝Sを滑動するおそれがある。
しかるに、上記構成では、回転おろし盤37の主面に回
転自在に配設された円板体46の突起刃47をランダム
に配列して上記おろし盤37の突起刃41のパターンP
1とは異ならせであるから、上記切り込み軌跡を威す多
数の溝S各間における残在部Qが第6図のように上記円
板体46の通過時に、この円板体46の突起刃47に削
に取られる。
このため被切削物Mの被切削面Maは常えず平坦化され
ながら、上記おろし盤37の突起刃41で切削され、し
たがって切削作用を有効に維持させることができる。
さらに生委のような乾燥室で靭性の高い繊維分を含んだ
被切削物Mを切削する場合、上記繊維分が上記回転おろ
し盤37の突起刃41のパターンP、と円板体46の突
起刃47のパターンP2の違いにより、円板体46の突
起刃47に対応する時点で引きちぎられる。
このため上記被切削物Mは繊維分に左右されることなく
継続して切削される。
上記繊維分が円板体46の突起刃47に絡みつこうとし
た場合には、上記円板体46の自転で逃がされるため、
瞬時に負荷が大きく変動するのを防止できる。
ところで、上記各突起刃41.47は三角状に形成して
もよいが、この実施例のように円柱状に形成することに
より、被切削物Mの繊維分の絡みつきを一層効果的に防
止することができる。
なお、上記実施例では、回転おろし盤37の突起刃41
のパターンP1を放射状に、円板体46の突起刃47の
パターンP2をランダム状に配したものであるが、これ
に限らず両パターンP□、P2が互に異なれば、他のパ
ターンPを採用してもよい。
以上のようにした本考案によれば、次の効果が期待でき
る。
(1)被切削物を能率よく均一に切削できる。
本体ケース1側の切削室3内にあってモータ7で駆動さ
れる回転おろし盤37に突起刃41を設けるとともに、
回転おろし盤37の偏心部位に配設した円板体46にも
突起刃47を設けた。
そして、回転おろし盤37の突起刃41で主として被切
削物Mを切削し、該おろし盤37が1回転する毎にその
突起刃41のパターンP□とは異なるパターンP2を持
つ円板体46の突起刃47で被切削物Mの被切削面Ma
の非切削部を補助的に切削して該被切削面Maの平担化
を図り、次に平担化した該被切削面Maを回転おろし盤
37の突起刃41で再び切削できるようにした。
したがって、これら両突起片41,47で被切削物Mの
被切削面Maを全面にわたって間断なく能率的に切削で
きる (2)構造が簡単で組付は作業性にも優れている。
回転おろし盤37の偏心部位に設けた凹所44に円板体
46を自由回転状態で装着支持し、円板体46を一体化
した回転おろし盤37のみをモータ7で回転駆動するも
のとした。
したがって回転おろし盤37に円板体46を一体化した
のち、回転おろし盤37を本体ケース1側の切削室3に
組込むだけでよいから、構造簡単にして組付は作業性を
向上でき、とくに円板体46を駆動する必要がないので
駆動系が簡単で故障のないものにできる。
(3) 回転おろし盤37が円滑に回転する。
円板体46は回転おろし盤37の凹所44で自由回転状
態にある。
したがって、被切削物Mの繊維分が円板体46の突起刃
47に絡みつこうとした場合に、円板体46が自転して
逃げるので、モータ7による回転おろし盤37の回転負
荷の変動をよく抑えることができ、回転おろし盤37が
円滑に回転する。
この点からも被切削物Mの均一にして良好な切削を保証
する利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る電動式おろし器の一例を示す分
解斜視図、第2図は同正面断面図、第3図は同要部を破
断して示す平面断面図、第4図は同切削時の作動説明図
、第5図および第6図は同要部の作用説明図である。 1・・・・・・本体ケース、3・・・・・・切削室、7
・・・・・・モータ、37・・・・・・回転おろし盤、
41,47・・・・・・突起刃、 46・・・・・・円板体、 Pl。 P2・・・・・・パターン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体ケース1側の切削室3内にモータ7で駆動される回
    転おろし盤37を配設し、回転おろし盤37の主面の偏
    心部位に凹所44を設け、該凹所44に円板体46を回
    転おろし盤37と面一状に自由回転状態で支持し、回転
    おろし盤37の主面に突起刃41を、円板体46の主面
    にも突起刃47をそれぞれ設け、回転おろし盤37の突
    起刃41のパターンP1と円板体46側の突起刃47の
    パターンP2とを異ならせてなることを特徴とする電動
    式おろし器。
JP7695579U 1979-06-06 1979-06-06 電動式薬味おろし器 Expired JPS6014419Y2 (ja)

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JP7695579U JPS6014419Y2 (ja) 1979-06-06 1979-06-06 電動式薬味おろし器

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Publication Number Publication Date
JPS55177344U JPS55177344U (ja) 1980-12-19
JPS6014419Y2 true JPS6014419Y2 (ja) 1985-05-08

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