JPS60143834A - 炭化水素供給油転化方法 - Google Patents

炭化水素供給油転化方法

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JPS60143834A JP59170981A JP17098184A JPS60143834A JP S60143834 A JPS60143834 A JP S60143834A JP 59170981 A JP59170981 A JP 59170981A JP 17098184 A JP17098184 A JP 17098184A JP S60143834 A JPS60143834 A JP S60143834A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は高分子量(重質)の炭化水素を含む石油供給原
料の転化における改良触媒、その製造方法およびその使
用法に関するものである。さらに具体的には、本発明は
ゼオライト質成分への反応剤およびそれからの反応生成
物を運ぶための大きいフィーダー細孔をもつマトリック
ス成分の内部に均一に分散した触媒的に活性の結晶性ア
ルミノ珪酸塩ゼオライトから成る触媒組成物に関するも
のである。
発明の背景 一般的には、ガソリンおよび他の炭化水素液状燃料は約
100’Fから650°Fの範囲の沸点をもっている。
しかし、これらの燃料がつくられる原油は広い温度範囲
にわたる沸点の炭化水素混合物を含み、各炭化水素の沸
点はその分子量に依存する。
廃棄あるいはさもなければ高沸点炭化水素を使用するこ
との代りに、石油精製工業は炭化水素燃料の上記沸点内
の沸点をもつより小さい分子へ高分子量の大分子を破壊
または分解する各種の方法を開発してきた。現在この目
的のために最も広く使用されているクラッキング方法は
流動接触分解(FCC)として知られ、逆混合を伴なう
流動床反応器および/または漸進流を伴なわないライザ
ー反応器を用いてよい。代表的FCC法においては、供
給原料油は粒状触媒と昇温下で「ライザー」とよぶ細長
い反応容器の下方部において混合される。
この熱触媒と油と1の接触は急速に大容積のガスを発生
し1.それが供給油と触媒の流れを懸濁体として反応帯
中を高速度で推進し、比較的短かい接触時間を与える。
初期の推進用ガスは蒸発した油から成り、それの大部分
は1,025°F以下の沸点であり、ライザーに高温で
入る熱触媒との接触によって直ちに蒸発される。懸濁体
がライザーを昇るにつれて、供給油炭化水素の大部分は
接触分解によって低沸炭化水素へ転化され、これらの分
解生成物が推進用ガスの部分を形成する。懸濁体の速度
はときには稀釈物質をライザー中へ原料油と一緒かまた
は別途にかのいずれかで導入することによってさらに増
す。ライザー下部において開始される転化反応は触媒と
ガスが分離されるまで続き、この分離は懸濁体がライザ
ー反応器を放れるとき、あるいは触媒を捕集するだめの
上部のより大きい直径の容器の中においておこる。触媒
を分離すると、ガスは通常は「生成物蒸気」とよぶ。
天然状態にある原油は、クラッキング反応前に除去して
おかないとFCC工程に面倒な影響をもつ傾向がある各
種の物質を含む。これらはコーク前駆物質例えばアスフ
ァルテン、多環芳香族および高沸窒素含有分子;および
金属例えばナトリウムおよび少量のアルカリまたはアル
カリ土類金属、ニッケル、バナジウム、鉄、および銅、
を含み、これらは転化工程および/または触媒に対して
有害である。
クラッキング操作中において、コーク前駆物質はいくら
かの残留水素をもつ固体の芳香族構造体として沈着する
傾向があるかあるいは高沸点であって蒸発せずに液体と
して触媒上に残留する。これらのコーク沈着物は触媒の
触媒的に活性な酸点を閉塞しそれによってその転化活性
を低下させる。
コークのこの固体成分および液体成分はともに酸性点を
蔽いかつそれによって閉塞するものと信じられているが
、液状成分はまたマ) IJソックス細孔を満たしそれ
によって低沸点成分のゼオ畏イトへの拡散をおくらせる
。転化工程によって形成される炭素質物質はコークとよ
ばれるが、それは1.0またはそれ塔上の水素対炭素比
をもっていてよく、水素のほかに各種の量の他元素を供
給油組成物に応じて含んでいてよい。形成されるコーク
は触媒粒子上に沈着しそれによって触媒の転化活性を低
減゛させる。転化活性を回復させるために、汚染触媒は
触媒粒子を比較的高温において空気のような酸化性ガス
と接触させることによってコークを燃焼除去することに
より再生される。再生触媒は次に新しい供給油と接触す
る次の貫流または転化サイクルのために反応帯へ戻すこ
とができる。
一般的に、供給油のコーク形成傾向またはコーク前駆物
質含有量は供給油試料を加熱分解する際に残る残渣の重
量係を測定°することによって確かめることができる。
工業によって現在認められている二つの試験はASTM
 D189−76に記載するコンラドゝソン炭素残留物
テストおよびASTMD524−76 に記載するラム
スボトム炭素テストである。慣用的FCCにおいては、
約0.05から1.0のコンラドソン炭素残留物が比較
的不純物を含まないガスオイル供給油の指標と見なされ
る。
原油の注意深い脱塩によって除かないかぎり、ナトリウ
ム、および他のアルカリまたはアルカリ土類金属は触媒
の活性点すなわち酸性点へ拡散し触媒活性を被毒させあ
るいは殺すことができる。
バナジウム、および程度は低いがニッケルおよび他の金
属もまた酸性点へ移行しかつ被毒させる。
これらの金属は従ってとりまとめて毒性金属とよぶ。ニ
ッケル、バナジウム、銅および鉄も1重金属」として知
られており、望ましくない脱水素反応を触媒し、これら
の反応は触媒上の沈着コーク量および水素と処理設備に
よって取扱うべき通常はガス状の炭化水素の量を増す。
クランキング工程中においては、重金属はelとんど定
量的に供給油から触媒粒子へ移りかつ粒子の内外面上に
沈着する傾向があシ、そこでそれらが活性点を閉塞しそ
して/またはそれへの拡散をおくらせる。
各種の重金属は触媒敵性点に関して被毒活性能は等しく
ないので、これらの金屑の一つまたは一つ以上を含む油
の被毒活性龍ケ、等価被毒活性能をもつと評価される単
一金属の量に関して表現することが便利であする。この
ように、重金属含量は次式で示すことができ、その式に
おいて、存在する各金属の量は油重量を基準に重量p−
で表現される: ニッケル当量= Ni + V/4.8+Fe/7.1
+Cu/ 123慣用的FCCの実際においては、原油
は注意深く分溜されて比較的低水準、すなわち0.25
1111nまたはそれ以下の重金属不純物を含むガス油
を提供する。
上記の式はまたクランキング触媒自身上に蓄積する重金
属の尺度として用いることができ、式中で用いる金属量
は水分を含まない触媒の重量を基準にしている。FCC
の実際においては、平衡触媒を取出し 新しい不純物を
含まない触媒を触媒の重金属含量を比較的低い水準、例
えば1.000ppmまたはそれ以下のニッケル当量に
制御する十分に大きな割合で添加する。
ある種の原油は大気圧で約1,025°F以下では沸と
うしなr重質炭化水素を約10から約30容積係で含む
。常圧蒸溜および真空蒸溜の塔底物はこの最高沸点部分
をさらに高割合で含むかもしれない。
原油のコーク前駆物質および毒性金属の成分は大部分は
この部分の中に集中される。従って、これらの成分によ
って提示される問題の多くはこの最高沸点部分の分解か
ら潜在的に得られる液体燃料部分の収率を犠牲にして回
避されてきた。さらに具体的Vこいえば、慣用的FCC
の実際においては、原油は真空で分溜されて約650°
Fと約1.000’Fの間のFCC供給油を提供し、こ
の部分は真空ガス油とよばれコーク前駆物質と毒性金属
を比較約合まない6、真空ガス油は一般には原油から大
気圧下で約650下以下の沸点の部分を溜去しかつ真空
蒸溜によって約1.025’F以上の沸点の最高部分か
ら約650’Fと約1,025°Fの間の一つ以上の部
分を分離することによってつくられる。この最高部分は
普通は接触的転化供給油源としては使用せずに、アスフ
ァルト製造のような他の目的に用いられるが、このこと
は液体燃料源としての原油のこの部分の潜在的価値を廃
棄することを意味する。
重質液体燃料に比べてガソリンに対する需要がス油クラ
ッキング原料の供給が減少しているので、最近では最高
沸点部分を分離しなかった残油のようなより重質の装填
原料油の接触分解に注意が向けられてきた。さらに、原
油の液体燃料への総体的転化率を増すために最重質また
は「残油」部分を各種の低沸点部分と混合する考慮がな
されてきている。原油重質部分の高い潜在的価値から見
て過去において、金属およびコーク前駆物質で以て汚染
された供給油のクランキングに関連する問題を克服し、
それによって原油の与えられた量からのガソリンおよび
他の炭化水素燃料の総体的収率を増す、多くの方法が提
唱されてきた。汚染供給油を金偏処理して金属含量を4
pImニッケル当量以下そしてコンラドソン炭素残留物
を約1以下に減らす提案がなされたことがある。各種の
脱金属技法もまた金属不純分が触媒上へ一旦沈着したと
きにそれらを除くために提案された。これらの従来技法
の大部分はしかし、高価な追加設備と物質を必要とし経
済的観点からは正当化できない。
不純分の多い供給油を分解する改良された触媒を開発す
ることにも関心が払われた。しかし、残油溜分を含む供
給油を分解するだめの従来法触媒を使用する際には多く
の問題に出会った。
より大きいマ) IJラックス子の中に埋込んだ結晶性
ゼオライト粒子から成る触媒はマトリックス粒子の外周
面からこのマトリックス内に担持されたより小さいゼオ
ライト粒子へ通ずる多数の通路をもっている。本明細書
においては、これらのマトリックス通路は「フィーダー
細孔」とよぶ。フィーダー細孔は実際には各触媒粒子表
面からマトリックス内部に位置するそれらのゼオライト
粒子への接近通路を提供する。マトリックス表面に露出
されるゼオライト粒子の少ないが限定数のゼオライト粒
子も存在できる。
一般には、ゼオライト篩の細孔は4から13′Aの範囲
内に入る。従って、13Aより大きい細孔はいずれも通
常はマトリックス内にある。この種類の従来法の触媒に
おいては、新しい触媒中のフィーダー細孔の平均直径は
約30久から約40OAの範囲内に通常入る。アルミナ
・シリカマトリックスに一般にはこの範囲内の細孔をも
ち、ただし大きい方は比較的小割合である。しかし、長
時間使用後は、これらの従来法触媒の有効平均細孔直径
はコークと金属の蓄積のために著しく減少する。これら
の従来法触媒はゼオライト利用率の低さと望ましくない
反応拡散制約の両者を含めた数多くの理由から、残油含
有供給油のクラッキングに対して非効率的になった。ゼ
オライト利用率の低さはぜオライドの作用細孔の口の中
および/またはそれをさし渡してコークおよび重金属の
両者が沈着することが主体の結果である。これらの成分
は実際には未使用あるいは不完全使用の酸性点を含むゼ
オライト細孔容積を閉塞する。
「ゼオライト細孔容積」とはマトリックスではなくゼオ
ライト成分の中の微孔の自由容積のことをいう。全体と
して触媒組成物へ適用される用語「細孔容積」はマトリ
ックスおよびゼオライトの組合せ中の自由容積のことを
いい、これはマクロポア−(約30久より大きい最小直
径をもつ細孔)とミクロポアー(30Aまたはそれよシ
小さい最小直径をもつ、細孔)の両者によって提供され
る。直径が30λより大きい細孔についての細孔容積画
分は米国特許第3,853,789号の方法のような水
銀ポロンメトリー法によって測定できる。
ウェル、エメット、およびテラーによすAmerica
nChemical 5ociety、 60.309
 (1938)に記載のBET窒素吸着法によって測定
できる。新しい炭化水素転化触媒の細孔容積はマトリッ
クス中の細孔の寸法と、使用する場合には、ゼオライト
のような触媒促進剤の量およびその細孔の寸法、に応じ
て広く変り得る。
拡散の制約は多数の異なる機構から生ずる。一つのその
種の制約は供給油中の高分子量分子と、触媒酸性点へこ
れらの大きい分子を輸送するのに必安こする寸法範囲の
フィーダー細孔の十分な数が存在しないこととの、結果
であり、酸性点のいくらかはマトリックス中にあるかも
しれないが、その大部分はゼオライト中にある。常圧蒸
溜残油または他の残油含有供給油の処理におけるもう一
つの拡散制約は「細孔閉塞」とよばれるものに基因して
いる。細孔閉塞は触媒細孔中の不揮発性炭化水素の吸着
によっておこされ、従ってそれらの炭化水素は再生前の
ストリッピンク操作によって除去することは実際的でな
い。慣用的ストリッピング操作によって除き得ない重質
炭化水素の捕捉は過度のコークおよび再生温度と空気消
費量の増大に通ずることができる。細孔閉塞と細孔内ま
たは細孔上のコークおよび/−または重金属の沈着はま
た鍍性点への反応剤の拡散およびそれからの生成物の拡
散を減らすことになる。遅い拡散速度は接触的クランキ
ングに1さる熱的クラッキングをもたらし、これが選択
性の低下をひきおこす。このように、比較的小さくある
いは制約されたフィーダー細孔を保持する触媒は残油含
有供給油を分解するときに比較的悪いクラッキンダ特性
を示すものであり、それは、低転化率、低選択率、再生
中の空気消費量の増加、および高い再生温度を含む。ホ
ットスポットも再生中に一層容易におこシ、マトリック
スの焼結による触媒脱活性化とゼオライト結晶構造およ
び酸性度の損失をひきおこす。
さらに、触媒利用率の低さと拡散制約はともに高い触媒
対油の比を必要とし、これは比較的低い油供給速度を必
要とする。
残油溜升中に見出されるきわめて耐火性の炭化水素を処
理する際に必要とする経済的水準の転化活性度およびさ
らに重要なのは選択率を提供するためには、ライザーを
比較的高い温度で運転することが望ましい。さらに、大
量のコークが触媒上に蓄積する。このコーク生成増加に
伴なう主な問題はコークを一酸化炭素および二酸化炭素
へ転化する再生容器中の反応はきわめて発熱的であると
いうことである。再生反応が発熱的であるので、再生工
程は通常はライザー中のクラッキング温度よシずつと高
い温度で実施される。このことは、コークを触媒からそ
の活性回復に必要とされる比較的低い水準へ焼却するた
めに再生器を最高温度において運転することを必要する
。残油分解における熱バランスを達成するには、再生器
をきわめてきびしい水熱的条件において運転することが
それゆえに必要であり、これらの条件は多くの従来技術
触媒の急速劣イビをひきおこし得る。
高い再生温度においては、過剰の熱および局在ホットス
ポットが触媒内で、特に細孔閉塞がおこりあるいは過度
のコーク沈着が蓄積した場所において発生する。これら
の局在的ホットスポットはマ) IJラックス孔構造の
焼結と崩壊をおこし、従ってマドIJツクス中の酸性点
の大部分を反応剤のその後の接触に利用できなくさせる
。触媒促進剤を用いる場合に、その促進剤は必然的にマ
トリックスの崩壊細孔内にとぢこめられその後の反応剤
との接触を妨げられる。残油分子からのコークはまたマ
トリックスおよびゼオライトの両者の細孔入口表面を蔽
いかつ閉塞することができる。
ゼオライトの結晶構造は高い再生温度自体によって劣化
を受けやすい。ゼオライトは酸素原子を通じて珪素原子
と配列結晶構造として協同する四配位アルミニウム原子
から形成された結晶性アルミノ珪酸塩である。ゼオライ
ト粒子内また近傍の局在ホットスポットは少くともゼオ
ライトの入口領域を破壊する程度にまでアルミノ珪酸塩
構造の破壊をひきおこすことができ、その触媒的作用の
低下をもたらす。さらに、ナトリウムとノミナジウムと
はマトリックスとゼオライトの成分の両者において細孔
構造の焼結と崩壊を促進する。このような劣化は触媒を
永久的に不活性化し、従って系から除去せねばならず、
高い補給率をもたらし、触媒中のゼオライトの高コスト
のために不経済なものとなる。それゆえ、酸性点の改善
された総括的利用性と最低の拡散制約をもつ、残油含有
油供給原料のクラッキングにおいて使用するのに適する
耐熱性ゼオライト触媒をめる必要性が存在している。
過去においては、触媒粒子の物理的構造がそれらの有効
性における重要な役割を果たすことが認識されてきたが
、そのような構造が重要である程度は接触的クラッキン
グにおいて関係する複雑な機構を分離する分析技法の欠
除によって一般的にはぼかされてきた。これに関連して
、従来当業においては触媒マl−IJラックス細孔寸法
を増すこ之へ関心が払われてきた。例えば、1,0OO
Aをこえる直径をもつような極度に大きい細孔は、除去
可能物質を混入し触媒調製中にその物質を除去すること
によって触媒中に導入し得ることが提唱された。例えば
、アンダーソンらの米国特許第2.890,162号お
よびミツチェルらの米国特許第3.944,482号に
記載の触媒を見られたい。しかし、この目的に対して提
案された除去可能物質は制御容易ではなくうまく規定さ
れない細孔構造と広い範囲の細孔径をもたらし、その細
孔直径の比較的少数しか残油クランキングに必要な実際
的寸法範囲に存在しなかった。
発明の開示 本発明は重質炭化水素の選択的転化のための触媒と方法
を提供するものである。それゆえ本発明の主目的はきび
しい水熱的条件とコーク前駆物質および被毒性金属の蓄
積による脱活性化に抵抗性をもつ特別の炭化水素転化触
媒を提供することである。本発明のもう一つの目的は比
較的高濃度のコーク前駆物質および毒性金属を含む高沸
の炭素・金属質油供給原料の接触転化のための改良方法
を提供することである。本発明の触媒と方法は約1,0
25’Fをこえる沸点の残油炭化水素のかなりの量、例
えば少くとも10係とかなりの量、例えば約4四のニッ
ケル当量の重金属を含む油供給原料を分解するのに特に
有用である。大きい最小直径と大きい口をもつフィーダ
ー細孔は高分子量分子がマトリックスから篩粒子の入口
表面領域へ拡散するのを容易にするように、本発明の触
媒の中に与えられる。触媒マトリックスはまた油供給原
料の不揮発化部分を吸い上げるために比較的大きい細孔
容積をもつ。マトリックス全体にわたるフィーダー細孔
はかなシの数の炭化水素分子がマトリックス中および筒
中の両者の活性触媒部位へ拡散できるよう十分に大きい
。一方、これらのフィーダー細孔の開放通路は多少的り
くねったものであり、またはそれより大きい分子量と2
0OAまたはそれより大きい分子(例えば、アスファル
テン、ポルフィリンおよび多環芳香族類)を捕捉する傾
向がある。これらのきわめて大きい分子はゼオライト篩
の比較的小さい細孔を有効に蔽いかつ閉塞することがで
きる。本発明のフィーダー細孔の寸法と構造は、マトリ
ックス表面と細孔通路壁とがきわめて大きいアスファル
テン型分子で充填されるようになるときでも、拡散制約
もなく開放状態のままであるようなものである。
゛ 触媒マトリックス中のフィーダー細孔用の最適平均
直径は400から6,0OOX、好ましくは1,000
から6,0OOAの範囲にあることが発見されたのであ
る。また、これらの細孔寸法範囲は約100から1.0
0OAの範囲の断面直径と約2=1好ましくは約5:1
よシ大きい長さ対直径比とをもつカーボンブラック粒子
の使用で以て容易に得ることができる。これらのカーボ
ンブラック粒子を含む触媒組成物を焼成するとき、例え
ばクラツキンダ工程の再生サイクル中のときに、この炭
素はマトリックスから焼失し、所望寸法範囲内の大きい
フィーダー細孔を残す。カーボンブラックは最終触媒複
合体の乾燥前の触媒調製中のほとんど任意の時点で添加
してよい。焼成触媒は所望寸法範囲内のフィーダー細孔
の比較的大きく制御された数をもち、これらの細孔の数
と寸法分布は未焼性複合体がつくられる水性懸濁液中に
カーボンブラックを懸濁させるのに使用する分散剤の種
類と量によってかなシの程度に変えることができる。
本発明の大きいフィーダー細孔はマトリックス粒子の表
面から内部へひろがりそのマトリックス物質によって担
持されているずっと小さいゼオライト粒子への接近通路
を提供する。カーボンブラックはそれを複合触媒スラリ
ーヘゼオライト成分と一緒にスラリーの噴霧乾燥の前に
添加することによって混入させてマトリックス担持ゼオ
ライトの最終微球状体を形成させることができる。カオ
リン粘土組成物を噴霧乾燥し、■焼し、次いでゼオライ
ト結晶をその場に生成させるよう処理するときには、カ
ーボンブラックはスジレート8ライヤーへ供給される粘
土スラリーへ添加し、マトリックス物質内のゼオライト
の現場形成中またはそれの後において組成物中に存在す
るようにさせる。
残油供給油のクラッキングにおいて望まれる選択性につ
いての競合する考え方は、接触的クラッキングが転化反
応を支配するよう十分な酸性点が存在せねばならないと
いうことである。例えば、平均の細孔寸法と細孔容積が
増加するにつれて触媒的表面積は減少するかもしれない
。表面積のこの減少を補うために、ゼ。オライド促進剤
の量を増しそして/またはよシ小さいゼオライト粒子(
結晶)を用いてこの成分の入口表面積を増すことができ
る。本発明の好ましい触媒はそれゆえアルミナ、シリカ
および/またはアルミナ・シリカのマトリックス内に担
持されるきわめて小さいゼオライト篩粒子を比較的高濃
度で含む。この篩とマトリックスは良好なスチーム安定
性と熱的安定性をもつべきである。比較的す) IJウ
ムが存在せずかつ水素および/またはアンモニウムイオ
ンおよび/または稀土類イオンで以て安定化されたrY
J型ゼオライト篩が好ましい。本発明の好ましい具体化
によると、カーボンブラックを含む噴霧乾燥l微球体は
部分的に稀土類で以て交換し、烟焼してカーボンブラッ
クを除きゼオライトを安定化し、そしてさらに稀土類で
以て交換して、すぐれた水熱的安定性をもつ触媒を提供
する。
酸性点は、液状または揮発性の両者の重金属炭化水素の
少くともいくらかがマl−IJラックス表面上または通
路の中で分解されて部組孔よシ大きい分子が篩の中に入
シかつ分解されるのに十分に小さい寸法のよシ小さい分
子へ転化できる手段を提供するように、マトリックス物
質中に与えることもまたできる。例えば、アルキル断片
はそれらがゼオライトの高度活性細孔に入シ得るように
大きい芳香族分子から分断させることができる。
本発明の大きいフィーダー細孔と工程条件は常圧蓋部残
油および他の残油を含む油供給原料のクランキングにお
いて転化率を増しかつ選択率を改善する。これに関連し
て、これらのより大きい細孔は反応剤および反応生成物
の適切な拡散を保つことができ、一方、毒性金属、コー
ク、および不揮発性炭化水素の吸収と保持のだめの十分
な細孔容積と表面積をマトリックス中に与えることがで
きる。本発明によって与えられる改善についての理由に
関するいかなる特定理論または仮説にも束縛されること
を望むものではないが、次の事柄がその成功に寄与して
いるかもしれない。
文献によると、ノルマルC45炭化水素分子は1500
’Fをこえる沸点、約4Xの断面直径、および約50穴
の最大長をもつ。それゆえ、平衡時に50久より小さい
有効細孔径をもつ慣用的触媒マトリックスの場合、この
重い分子はその最小断面寸法を基準にして平均細孔の中
に入ることができるがその長さ寸法を基準にして入るこ
とができない。
従って、残油部分の重質分子がマトリックスの細孔を通
り抜けてゼオライトの酸性点へ到達するのには正味のい
くらかの配向が必要とされる。統計的には、1,000
から10,000の範囲にある分子量をもつような重質
分子は比較的不整状態で存在し分子のいくらかは相対的
に小さいフィーダー細孔をもつ触媒マトリックスの中へ
入り得ないようにガる。接触的転化の反応剤と生成物は
必然的に同じフィーダー細孔通路を使用しかつ反対方向
に拡散せねばならないので、細孔中への拡散速度は拡散
流出速度と定常状態下において等しくなければならない
。それゆえ、本発明の大きいフィーダー細孔は特定分子
配向の必要を減らし従って、有効細孔直径が必然的に細
孔通路壁土でコークおよび重金属の沈着を招く平衡状態
において特に、これらの細孔を通る拡散速度を増すもの
と信じられる。
マトリックスのより大きいフィーダー細孔は触媒粒子表
面の近くに細孔閉塞を伴なうことなくコークおよび金属
の沈着をおこさせかっ細孔閉塞をおこすことなく重質液
状炭化水素の吸収をおこさせる。大きい揮発した炭化水
素分子は平衡状態において特別な配向なしにこれらの細
孔を出入することができ、そしてそれゆえゼオライト中
に集中しているがまたマトリックス中にもよシ少ない程
度に存在し得る酸性点へ一層容易に到達し得る。
ある意味においては、大きい細孔は金属毒物および液状
コーク前駆物質の両者を吸収することができ、そして実
際にこれらの不純物の少くとも一部を中和することがで
きる。この大きい細孔容積はこれらの種類の不純物を部
分的焼結の存在下においてすら拡散を不当に制約するこ
となく「装填」する物理的空間を提供する。これらの大
きい細孔はまたマトリックス上に蓄積した毒性金属を不
働態化するために捕捉物質とライザーまたは再生器へ添
加できる元素または化合物との反応を容易にする。
残品含有供給原料を分解するには従来与えられている理
由から異常に高い温度を必要とする。しかし、提唱され
る高温においては、熱分解反応は接触分解反応と競合す
る。熱的反応の生成物分布(選択率)は接触反応とは全
く異なりかつ極めて望ましくない、熱的反応は多くの軽
質ガス、よシ多くのコーク、高コンラドリン炭素値をも
つ高沸ガス油、および比較的低オクタン価のガソリン範
−囲生成物、を生ずる。接触分解用活性化エネルギーは
熱分解よシはかなシ低い。従来法の触媒の場合、触媒上
のコークおよび金属沈着物および液状アスファルテン成
分は比較的小さいマトリックス細孔を満たすので、ゼオ
ライト酸性点への炭化水素反応剤の拡散はマトリックス
を通しての拡散が律速となる程・度におくらされる。こ
れがおこるとき、接触分解の見掛活性化エネルギーは上
昇して拡散が律速となシ、これがおこると、一定のまま
である熱分解活性化エネルギーは望ましくない熱的生成
物分布をより大きい割合で生成することになる。常圧蓋
部残油供給油の炭化水素分子は開示される触媒中のゼオ
ライトへ比較的容易に接近するので、この接触反応は熱
的反応よりもずっと早く、よシ高い転化率と所望の接触
生成物分布を与える。
さらに、粒子内の再生ガスおよび燃焼生成物についての
改善された拡散速度は触媒再生中のホットスポット回避
を助け、それによってマトリックスおよび促進剤物質の
両方の焼結を減少する。コークはまた粒子光面へよシ近
く沈着する傾向をもち、そこで再生ガスがより一層容易
に到達できかつより低い温度において焼失される。
細孔容積は太きいが、それに応じてマトリックスの表面
積は小さい。この比較的小さい表面積は、犬゛きいフィ
ーダー細孔と一緒に、揮発性炭化水素分子の物理的およ
び/または化学的保持を最小化しこれらの分子を触媒か
らおい出し再生器中にもち適寸れるコーク量を減らすこ
とを容易にするようにする。炭素燃焼量はよシ少なく再
生に必要とする空気量がそれによって減少する。
開示するカーボンブラック(CB)触媒は広い範囲の接
触設備を用いる各種の転化方法において使用してよいが
、本発明の接触分解装置と方法において特に有用である
。開示する装置は漸進流のライザーから成り、このライ
ザー上端の衝撃分離器をもち触媒粒子を生成物蒸気から
急激かつ実質上瞬間的に分離する。触媒は次いで高温ス
チームおよび/ま蛇は他のストリッピング用ガスの存在
下において除去可能である残留炭化水素の除去のために
、ストリッピング塔へ移される。ストリッピング全骨け
た触媒は次に、第一段階において炭素を全部二酸化炭素
へ転化するのに不十分な酸素をもち、かつ第二段におい
て第一段階後に残る炭素をほとんど完全に燃焼させる過
剰の酸素をもつ、二段階燃焼器へ移される。この再生さ
れた触媒粒子は約1,300’Fから1,500下の範
囲の比較的高温になシ、きわめて低水準、すなわち0.
05重量qbまたはそれ以下の残留炭素をもつ。再生触
媒粒子は次にライザーの底へ戻され、そこで新しい供給
油と接触する。
本発明の転化方法は上述の残油含有の炭素・金属質供給
油を分解するだめのCB解媒を用いる際に特に有効であ
る。新しい供給油とスチームのような稀釈剤は再生され
た熱クラッキング触媒とライザーの底またはそれの近く
で混合され、供給油と稀釈剤を実質上瞬間的に蒸発およ
び/または流動化して迅速に衝撃分離器へ向けて上向き
に流れる蒸気状懸濁体を形成する。この懸濁体中の温度
と触媒・油止は炭素・金属質油の約50から90%を一
貫流あた9で転化するよう十分にきびしいものであり、
比較的高水準のコークを触媒上に生成する。衝撃分離器
と組合せた懸濁体の速度はきわめて短かい接触時間を与
えかつ、高温ときわめて活性な触媒にもかかわらず生成
物の所望分子種の過剰分解を回避するような速度である
。再生器はまた迅速かつ効果的なコーク除去と吸熱的ラ
イザー反応に必要な熱を提供する比較的高温で操作する
高温であることから考えて、再生器の構造は平均の触媒
保持時間が比較的短かく、すなわち、3分から5分また
はそれ以内の程度のものであるような形態である。比較
的少量の触媒が系の他の部分において保持されるので、
総体的触媒保有量は著しく少ない。
比較的高い酸素分圧を再生器中において、多段再生器の
最終段階においてかあるいは単一段再生器からの排出導
管のすぐ上流の帯域中においてかのいずれかにおいて保
持して、触媒上の重金属をそ九らのより不活性な酸化物
形に保持する。供給油の実質上瞬間的な流動化および用
いられるきわめて短かい滞溜時間はこれらの金属がライ
ザー中でそれらのより触媒的に活性の遊離金属状態へ還
元されるのを妨げる傾向がある。アンテモ/のようなあ
る種の元素を再生器またはライザーへ添加して蓄積した
重金属を一層永久的に結合させ得ることも考えられてい
る。CB触媒の大きい細孔とよシ小さい表面積はこの種
の金属の脱活性化反応を助ける。現在では経済的に禁止
的ではあるが、−脱金属技法もCB触媒で以てより有効
であることがわかるはずである。
この触媒は劣化に対して抵抗性があり、工程装置と変数
はそれの効果的利用のために適合させるので、新しい触
媒を系中へ導入せねばならない補給速度は許容限度内に
十分あり、■バレルの新供給油あたり触媒が約0.1か
ら3.0ポンl−゛である範囲にある。より特定的な本
発明の工程変数は触媒および装置上の特定性と一緒に、
本発明実施の最良様式についての下記の記述において与
えられている。
【図面の簡単な説明】
本発明は付属図面に関連して採用する最良様式について
の記述を参照することによってさらに理解できる。 第1図は本発明の触媒組成物中で用いるカーボンブラッ
クの一つの種類の網状構造の線図的図解である。 第2図は本発明によってつくられる触媒粒子の線図的表
現である。 第3図は第2図に関して拡大した本発明のフィーダー細
孔の線図的表現である。 第4図は本発明の触媒のマ) IJツクス内の多環芳香
族炭化、水素の分解の線図的表現である。 第5図は本発明の触媒のゼオライト成分の中における第
4図の脂肪族断片の分解の線図的表現である。 第6図は本発明の触媒をつくるときに用いるカーボンブ
ラック量の変化に相対的な細孔容積範囲の変化を示すグ
ラフである。 第7図は本発明の触媒を利用し、本発明の方法を実施す
るための装置の模型的線図である。 第8図は本発明の触媒を利用し本発明の方法を実施する
だめの別の装置の模型的線図である。 第9A、l0A111A1および12A図は走査電子顕
微鏡(SEM)によってつくった顕微鏡写真であって本
発明の触媒組成物中で用いる種類の網状カーボンブラッ
ク粒子を示す。 第98.IOB、IIB、および12Bは写真測量的地
形図からの輪廓ププロットと他のデーターであシ、第9
A図から第12A図にそれぞれ相当する。 第13図は本発明に従ってつくった触媒マトリックスを
示SEM顕微鏡写真である。 第14図は容積%MAT転化の減少に伴なう触媒の相対
的活性の変化を示すグラフである。 本発明実施の最良方式 本発明の触媒は低沸点成分への分解あるいはリホーミン
グまたはその他の炭化水素転化方法に適した炭化水素供
給油を処理するのに用いることができる。この触媒はか
なりの量の高分子量成分を含む供給油、例えば、少くと
も5重量係、好ましくは少くともIO重量係の沸点1,
025°F以上の溜升をもつ供給油を分解するのに特に
有用である。拡散制約問題は一般には供給油中の高分子
量成分油分の増加とともにますます面倒になっている。 関係するその池の因子は分子形態などを含む。用語「高
分子量」および/または「重質」成分とは通常の沸点が
少くとも1,025°Fである炭化水素溜升のことをい
い、非沸とう炭化水素、すなわちいかなる条件下におい
ても沸とうしない物質を含む。 これらの重質成分は比較的大きい分子寸法をもち、各成
分の最大の平均寸法はここではそれの「平均直径」とよ
ぶ。最適の最も頻繁なフィーダー細孔寸法と分布をもつ
触媒を選ぶ目的には、供給油の平均直径範囲についての
いくらかの知識が望ましい。大きい有機分子の分子寸法
の一つの評価方法は、J、J、バーマンらの方法であり
、その方法においては、オンダストローム(A)で示す
平均の有効分子直径は7.4N1/2に等しく、この式
においてNは分子中の炭素原子の数である。各種の分子
は各種の構造と形状をもつので、この方式は分子寸法の
相対的指標を与え、供給油中の平均的な分子寸法とひろ
がシを評価する有用な道具を提供する。この種のデータ
ーは、与えられた種類の供給油のために製造すべき触媒
の支配的なフィーダ細孔寸法と寸法分布の特性を選ぶの
に有用である。この方法はそれゆえ重質供給油について
平均の分子直径と直径分布を計算する基礎として用いる
ことができる。一般的に、高沸炭化水素供給油はかなり
の頻度で以て存在する分子について比較的広い範囲の分
子直径をもつ。例えば、低い方と高い方の顕著な直径の
間の平均的な差は25OA程度に太きい。触媒の平均的
フィーダー細孔寸法と供給油の1,025’F部分の平
均分子直径との比は少くと゛も約2、好捷しくけ少くと
も約5であることが好寸しい。 開示される複合体触媒は金属とコーク前駆物質の両者に
対して大きい許容度をもち、これらの触媒はこの種の不
純物の高濃度を含む供給油を経済的に分解する。本発明
の目的のだめの高金属供給油は少くとも約4ppmのニ
ッケル当量の重金属含量をもつものである。本発明の目
的のための高コーク発生供給油はコンラドソン炭素残渣
値が約1よシ大きいものである。本発明が特に有用であ
る供給油は少くとも約5p−のニッケル当量の重金属含
量と少くとも約2のコンラド8ノン炭素残留物をもつ。 重金属含量とコンラドノン炭素残留物が多いほど、本発
明の触媒と方法はさらに有利となる。 本発明の方法による処理にとって特に好ましい供給油は
常圧蓋部残油を含む。大気圧下1,025’F以上の沸
点の溜升が20チよシ多い6506F+物質の70係ま
たはそれ以上、5.5ppmニッケル当量以上の金属含
量、および4よシ大きいコンラドソン炭素残留物、から
成シ立つ。この供給油は約1.8より小さい水素対炭素
比と新しい供給油を基準にして重量で約4から14%の
コークを生ずるのに十分な量のコーク前駆物質をもつこ
とができる。もし金属および/またはコンラドン/炭素
がこれらの値より多いときには、供給油はあるハイドロ
トリーテイング工程によって前処理(ただし好ましくは
使用せず)して不飽和炭化水素を飽和させ、そして/ま
たは吸着剤粒子を接触させて毒性金属と炭素前駆物質の
一部を除くことによって前処理することができる。 本発明に関して使用することが考えられる代表的供給油
は全原油、トッピング残油0、常圧蓋部残油、真空分溜
ボトムおよびその他の重質残油含有部分のような原油の
溜升、石灰誘導油、頁岩油、ワックス、非処理または脱
アスフアルト残油、並びにこの種の溜升とガス油などと
の混合物を含む。 供給油自体のほかに、添加する稀釈側物質もまたライザ
ーへ油供給物の蒸気圧を下げるために装填してよい。稀
釈剤は油の速度を加速しかつ触媒接触時間を減らすこと
によって工程の空間速度を増す。転化帯域中の条件下で
蒸気でありあるいは蒸気となる稀釈剤はどれでも使用で
きる。稀釈剤が炭化水素である場合には、約650°F
以下の沸点をもつべきであシ、さらに好ましくはガソリ
ン範囲炭化水素例えばナフサまたはより軽質油であるべ
きであり、それらの溜升の沸点は約430’Fまたはそ
れ以下である。もし添加する炭化水素の沸点が650°
Fをこえる場合には、それ自身が分解供給油の一部と考
えられる。その他の稀釈剤は水素、窒素、メタン、およ
びエタン、および水であり、これは液体またはスチーム
として装填できる。このような稀釈剤はライザー転化帯
域の底またはその近傍あるいは転化帯域に沿う一つまた
は一つよシ多くの位置において添加して、触媒の分散と
流動化、液状供給油の分散と蒸発化、触媒および/また
は油懸濁体の急冷、を助けるようにし、そして、ある条
件下では、クラッキング速度を増し、そして/またはク
ラッキング工程の選択率を改善することができる。 触媒自体の許容水準に関しては、重金属は約3.000
から約20,0OOPのニッケル当量の範囲の水準まで
触媒上に蓄積できる。供給油の約4から14係がコーク
へ晦加される場合、コークは一般には触媒上に触媒重量
基準で約0,3から3.0%の範囲の量で沈着する。 触 媒 本発明は100A以上、好ましくは400から6.00
OA、よシ好ましくは1.000から6,0OOXの範
囲の寸法の細孔を比較的大きいパーセンテージでもつ触
媒をつくる方法を含む。この触媒は常圧蓋部残油および
他の重質供給油の処理に特に有用である。 この方法は比較的大量の選ばれたカーボンブラック固体
を触媒マトリックス物質中に混入させることを含む。カ
ーボンブラックを次に昇温下の酸化によってガス状炭素
酸化物へ変えることによって除く。その除去により、4
oo’r−より大きい細孔の中のO,1OCe/、!i
’より大きい細孔容積、好ましくは0、’15 QC/
 、?であって少くとも0.1ocC#、が)000X
より大きい細孔の中にあシ、さらに好ましくは少くとも
0.20ee、#であって少くとも0.15cc / 
!1がtoooXより大きい細孔の中にある、細孔容積
が提供される。従来法と比べて、本発明はこれらの大き
い細孔径から成る細孔容積を信頼性高くかつ予言的に増
加させる。 カーボンブラックはゼオライトおよび粘土のような他の
固体と一緒に触媒マドIJツクス物質形成中に添加して
よい。あるいはまた、カーボンブラックは基本的触媒組
成物が調製されたのち、ただし最終的乾燥前に、例えば
調製した触媒組成物のスラリーを形成し次いでカーボン
ブラックをスラリー内に分散させ得られた懸濁体を噴霧
乾燥させることによるような方法で、添加してよい。カ
ーボンブランクはまたアルミノ珪酸塩結晶の形成前また
は形成中のいずれかにゼオライト成分へ添加することも
できる。 カーボンブラックは木炭のような他の種類の炭素、およ
び小麦粉またはセルローズ繊維のような他の種類の充填
剤とは、それがきわめて小さい網状粒子として存在しそ
の形態は大部分が実質上非孔質であるという点において
、異なっている。各々の網状粒子はそれ自体がよシ小さ
い「−次」カーボンブラック粒子から成り立っている。 −次カーボンブラック粒子は本質的には球状であり、球
の直径は製造法に応じて変動する。これらの−次粒子は
こんどは無作為的に一緒に積重なった数千の微結晶束か
ら構成され、各束はいくつかの多環芳香族小板から成り
、この小板は全く平行でない様式で積重っている。本発
明のカーボンブラックは「構造」とよばれる基本性質を
大なり小なり保有している。構造とは一次粒子が三次元
の一次鎖網目として一緒に結ばれて網状粒子を形成する
度合のことをいう。カーボンブランクの理想化された網
状粒子は第1図に描かれている。何らかの理論に束縛さ
れるつもりではないが、−次粒子が一緒に溶融しあるい
は共通の微結晶束または微結晶板を共有して一次鎖を形
成することができると信じられている。この−次組状構
造は個々の網状化粒子の間のファンデアワール力から生
ずる二次的構造または可逆的構造とは区別されるべきで
ある。 −次カーボンプラック構造はitとんどすべての媒体中
で分散させるときに二次的網状化構造へ凝集する顕著な
傾向を示す。 本発明のカーボンブラックは耐火物内張り炉反応器中で
高芳香族質精油所副生油の火熱分解によってつくられる
のが好ましい。これらの油は、芳香族質炭化水素分子か
ら原子状水素を分断して芳香族炭素核をのこす吸熱反応
をつくり出す条件に保った反応帯中で約1,400から
1650℃の温度にさらされる。ブラック「スモーク」
の形の得られる網状化粒子は下向き流トンネル中で、反
応帯から数フィートの点において水を注入することによ
って急冷される。カーボンブラックのこの製造法におい
ては、−次粒子系は精密に制御でき約200から9oo
iの範囲内の粒径を生成する。これらの−次粒子は同時
に一緒に結合して500から30.00 OAの範囲に
ある長さをもつ一次網状鎖を、形成する。 構造と粒子径の両者は油注入ノズル、反応室の幾何形状
、火熱温度、滞溜時間、およびガス状じよう乱の強さ、
を通じて精密に制御できる。 カーボンブラックのもう一つの重要な特色は、多環芳香
族小板の縁部分の全部を結合させるのに理論的に必要と
される水素量の約半分以下を含むことであり、粒子が多
くの不飽和原子価または遊離基を含むものと信じられる
。酸素および硫黄のような多くの元素がこれらの顕微鏡
写真的小板の周辺位置のいくらかと相互作用して有機化
合物の官能基に一般的に類似の錯体を形成するようにな
る。カーボンブラック上の主要な表面基はカルボン酸、
フェノール性水酸基、およびキノン基として、そして恐
らくはパーオキサイド基またはラクトン基として、文献
において同定されてきた。遊離基を受容または捕捉する
ことのほかに、カーボンシラツク表面における官能基は
また遊離基を発生することができ、あるいは少くとも遊
離基反応を開始させることができることが暗示されてき
た。 これらの有機官能基は本発明の未焼成および焼成触媒組
成物の両者を形成する助けになり得ると信じられる。 また、カーボンブラックが黒鉛とは逆に非晶質形であシ
、黒鉛は非晶質炭素と性質が大いに異なる炭素の軟かい
結晶形態であることは認めるべきである。非晶質炭素の
熱伝導度は比較的高くいくつかの金属に等しい。カーボ
ンブラックはまたきわめて低い熱膨張係数と熱衝撃に対
する高い抵抗性をもっている。これらの特色は比較的早
い炭素焼却速度と実質止め−の直径の大きいフィーダー
細孔に寄与すると信じられる。 カーボンブラックの好寸しい種類はASTM N。 N−219の規格を満たす。これらのブラックは比較的
低構造であり、中間的なスーパー・アブレージヨン・フ
ァーネスを使用してつくられる。この種のブラックはア
シユランド・ケミカル(ユーナイテツ)’N−219)
、キャポット(リーガル600)、コロンビアン(ネオ
テークス130)、コンチネンタル(コンチネツクス 
l5AF−LS)、およびフィリップス(フィルブラッ
ク N−219)から入手できる。ユーナイテツドN−
219Lははレット状または圧縮状ブラックと比較して
比較的低い嵩密度で圧縮されずバラ状で供給されるので
好ましい。 このブラックの平均的−次粒子直径は約3ooXであり
、約115のASTM沃素価全素価ている(ファーネス
プシックについての窒素吸着測定とかなシよく相関する
重量あたシの窒素吸着測定)。このブラックの比較的低
構造は約0.78CC/gの低いDBP吸着値によって
示される(DBP吸着値は一次カーボンブラック間の結
合度を表わす)。 本発明の主要目的の一つはカーボンブラックを触媒形成
媒体中に十分に分散させて一次CB構造の凝集による二
次的CB構造の形成を著しく制御できるようにすること
である。水性媒体中のカーボンブランク用のより有効な
分散剤のいくつかは、ヘキサデンルトリメチルアンモニ
ウムブロマイド、商標名トライトン100として販売さ
れるエトキンル化アルコールサルフェート、商標名マラ
スパーズCBO−3として販売されるナトリウムリグノ
スルホネート、およびそれらの混合物である。これらの
分散剤は添加カーボンブラック主計に一般的に比例する
量で使用され、好捷しい割合はカーボンブランクの重量
で約0.05から1.0重量係の範囲より好ましくは約
1.0係である。クオータナリOのような四級界面活性
剤、エアロゾルのようなコハク酸塩、および他のエトキ
シル化アルコールサルフェートも使用できる。 カーボンブラックに関して、最も支配的なフィーダー細
孔径はカーボンブラック使用量とカーボンブラックを水
性媒体中に分散させるのに用いる分散剤の有効さの両者
によってかなりの程度に制御できることが発見された。 分散度対網状化CB−次粒子凝集度は支配的フィーダー
細孔が500から6,0OOAの好ましい細孔径範囲の
下方部から上方部であるかをきめる制御因子であると信
じられる。このように、−最も有効な分散剤と組合せた
低濃度カーボンブラックは約30OAの平均直径をもつ
一次カーポンプラック粒子を用いるときに400から1
00OAの範囲の有効直径をもつ細孔の数を増すことが
できる。高a度のカーボンブラックと低濃度および/ま
たはより有効でない濃度のカーボンブラック分散剤とは
100OAをこえる範囲にある支配的フィーダー細孔径
を与える。この現像は二個捷たは二個以上の個々の網状
化08粒子の凝集によつるフィーダー側孔の形成に基因
すると信じられる。 未焼成触媒の調製において用いるカーボンブラック量は
大きいフィーダー細孔が最終触媒構造において望ま九る
程度にそれゆえ依存する。その他の要因は望まれる最終
的耐磨耗抵抗を含む。一般には、カーボンブラック量は
未焼成生成物の重量で1から35%の範囲にあるべきで
ある。カーボンブラックが少なすぎると十分な数の大細
孔が生成せず、多すぎると比較的磨耗抵抗の低い触媒を
生ずる。従って、カーボンブラックの好捷しい量は未焼
成生成物の重量で約2から30%、よシ好1しくは5か
ら15チである。 カーボンブラック・の量と種類を運ぶ際に考えるべきも
う一つの要因は供給油中の炭化水素分子の平均有効直径
である。ここでいう平均直径とは1.0:25°F以上
の沸点の分子の最大有効直径の統計的平均である。フィ
ーダー細孔はこの平均供給油寸法に少くとも等しい平均
有効直径をもつべきであるが、不当に表面積を減らさず
従ってクラッキング反応に利用できる接触部位の数を減
らさないように、この寸法の約10倍をこえるべきでな
い。 従って、平均フィーダー細孔直径対平均炭化水素直径の
比は2から10、より好1しくは4から8、最も好まし
くは5から8の範囲にあるべきである。 本発明のもう一つの重要女特色は、カーボンブラック懸
濁体、好ましくは水性媒体、は触媒スラリーと均一に混
合することができ、得ら4れた組成物懸濁液を噴霧乾燥
して下記にのべる粒径の好ましい範囲内で実質上均一な
微球体を形成させることである。比較をして見ると、マ
トリックス中に大きい細孔を導入するために分解可能固
体を使用する従来法は粘稠イーストの形成と押出を含み
、次にこれを乾燥および破砕しなければならない。 このことは広範な範囲の形状をもつ触媒粒子を生じ、こ
れらはある均質性をもつ触媒を提供するために篩にかけ
ねばならない。さらに、従来法において使用する分解可
能固体の種類は過度に太さいい 卸1孔をもつ災:活性度触媒を生成し、ある与えられた
混合物における細孔寸法範囲は事実上制御不能である。 マ) l)ツクス物質および他のいずれかの成分例えば
ゼオライトおよび/または充填剤成分と均密に混合した
のち、組成物を賦形し乾燥して未焼成触媒組成物を生成
する。この賦形複合体は次に加熱してカーボンブラック
を焼失させ所望寸法範囲内の大きいフィーダー細孔の顕
著な容積を含む最終触媒生成物を生ずる。触媒粒子が受
ける温度はゼオライトまたは担持用マトリックスのいず
れかの構造の中に有害な変化をおこすべきでは女い。 カーボンブラックを製造中に除く場合には、焼去は約5
00’Fにおいて開始され、焼成時間は選んだ温度に従
って変動し、温度が高いほど焼成時間は短かくてすむ。 カーボンブラックが再生中に処理装置中に焼去される場
合には、温度はゼオライトへの損傷をさけるのに約15
000Fをこえるべきではない。好ましい焼成温度は約
i、o o oから1.4500Fの範囲にあり、相当
する焼成時間は約3時間から例えば再生器中の触媒保持
に関連するような数分という程度の短時間である。カー
ボンブラックをゼオライトのその場形成前に組成物から
焼去する場合には、2,000°F程度の高温が許容さ
れる。 本発明は特定のマトリックス成分または触媒促進剤のい
ずれかを含む接触剤の使用に制約されない。従来法のマ
トリックスおよび/または促進剤はいずれもカーボンブ
ラックと組合せて固体触媒中にフィーダー細孔の製造に
使用してよく、この固体触媒は任意の適当な形状と寸法
であってよい。 例えば、カーボンブラックはブレイスウェイトらの米国
特許第3,034,994号に記載の種類の合成シリカ
・アルミナ触媒の中にフィーダー細孔を与えるのに使用
でき、この特許は文献として本明細書に組入れられてい
る。しかし、このあるいは類似のシリカ・アルミナ組成
物を超活性ゼオライト成分を支持するマトリックスとし
て使用することが好ましい。触媒的に活性な金属または
金属化合物のようなその他の促進剤がゼオライト促進剤
の代りあるいは一緒に使用できることはさらに理解され
るはずである。本発明の好ましい触媒はそれゆえ三つの
主要成分、すなわち、触媒的に活性捷たは不活性マトリ
ックス物質、このマトリックス物質中に分散された超活
性触媒的促進剤、およびマトリックス中にはじめに分散
されただし燃焼によってそれから除き得るカーボンブラ
ック、から成る。 実際上、安定な細孔特性を維持し得る耐火性酸化物物質
はどれでも本発明の触媒についてのマトリックスとして
使用できる。好ましいマトリックス組成物は、特に供給
油の高分子量成分に対する顕著なりラッキング活性を与
えるのに十分な酸性点をもつものである。それゆえ本発
明のさらにもう一つの目的は、1,025’Fをこえる
沸点の重質炭化水素分子の顕著な触媒反応がフィーダー
細孔中で行なわれる触媒マトリックスを用いることであ
る。これらのマクロポア中の触媒反応はマトリックス自
体の中かあるいは超活性ゼオライトの露出外部表面上の
いずれかの酸性点によって行なわれる。これらの供給油
成分がはじめにマトリックス中でずつと小さいゼオライ
ト細孔の中に入り得る小さい寸法の分子へ分解される場
合には、転化率と選択率は著しく改善される−と信じら
れる。これらの種類の反応に対する熱的キラツキンゾに
あまシたよらないことは改良された生成物分布とガソリ
ン収率、並びによシ良好な総括的製品品質、すなわち、
よシ少ないメタン、エタン、エチレン、サーマルコーク
、サーサルガス油、およびサーマルガソリン、を与える
。 本発明によってつくられる触媒微球体は第2図に描かれ
ている。マトリックスフィーダー細孔中の重質液状アス
ファルテンを捕促する機構は第3図に描かれている。第
4図はマトリックス中の酸性点(H+)における重質多
核芳香族のクラッキングを線図的に描いている。第4図
のマトリックスクランキングからの直鎖断片は次に第5
図に描く通りゼオライトによって分解および改質される
。 マ) IJツ多スス物質良好な水熱的安定性を保有すべ
きである。比較的安定な細孔特性を示すマトリックスの
例はアルミナ、シリカ・アルミナ、シリカ、シリカ・マ
グネシア、マグネシア・アルミナ、シリカ・ジルコニア
、カオリン、メタカオリン、ハロイサイト、アノ−キサ
イド、ディツカイトおよび/またはマクライトのような
粘土、並びにこれらの物質の組合せである。天然モンモ
リロナイト、合成雲母モンモリロナイト(SMM)、お
よび/または柱状層状粘土(PLO)のようなその他の
粘土をマトリックスの酸性度を増すよう添加することが
できる。粘土はその天然状態または熱変性状態で使用で
きる。米国特許第3,034,994号の好ましいマト
リックスは粘土とシリカ・アルミナとの半合成的組合せ
である。この合成成分は重量で焼成触媒の約15から7
5係、よシ好寸しくけ約20から25%、を形成する。 粘土の割合は焼成後において重量で約10から75チ、
さらに好ましくは約30から50%の粘土を含む。マト
リックスの最も好ましい組成物は合成的に誘導されるツ
リ力、アルミナあるいはシリカ・アルすすの約2倍の粘
土を含む。合成的に誘導されるシリカ・アルミナは55
から95重量係のシリカ(8102)、去らに好ましく
ハ約75%のシリカを含むべきである。ゼオライトおよ
び/または他の促進剤を導入後、組成物を好ましくはス
ラリー化し、噴霧乾燥して触媒微球を形成させる。噴霧
乾燥マ) IJソックス粒子径は一般には約5から16
0ミクロン、好ましくは4oから80ミクロンの範囲に
ある。 米国特許第3,034,994号に記載のような各種の
方法が合成シリカ・アルミナをつくるのに用いることが
できる。これらの方法の−っはアルカリ金属珪酸塩をp
Hをアルカリ側に保ちながら無機酸で以てゲル化するこ
とを含む。酸性アルミニウム塩の水溶液を次に均密にそ
のシリヵヒドロゲルと混合してアルミニウム塩溶液がシ
リカヒドロゲルの細孔を満たすようにする。アルミニウ
ムをその後アルミナ水和物としてアルカリ性化合物の添
加によって沈澱させる。 この沈澱法の特定例として、シリカヒドロゲルは硫酸を
はげしく撹拌しながら温度と濃度条件を制御して珪酸ナ
トリウム溶液へ添加することによってつくられる。水中
の硫酸アルミニウムを次にはげしく撹拌しながらシリカ
ヒト90ゲルへ添加してゲル細孔をアルミニウム塩溶液
で以て満たす。 次にアンモニウム溶液をはげしく撹拌しながらゲルへ添
加してアルミニウムを水利アルミナとして沈澱させ、こ
れはシリカと結合してシリカヒドロゲル表面上でシリカ
・アルミナを生成し、その後ヒドロゲルを例えば真空フ
ィルター上で水の一部を分離し次いで乾燥することによ
り、あるいはさらに好ましくはヒドロゲルを噴霧乾燥し
て微球体を生成させることにより、処理する。乾燥生成
物を次に水またはきわめて弱い酸溶液のいずれかで以て
洗滌してナトリウムイオンと硫酸塩イオンを除去する。 得られる生成物を次に低水分含有量、通常は25重量%
以下、例えば10から201へ乾燥して最終触媒生成物
を提供する。 シリカ・アルミナ ヒドロゲルスラリーはゲル状態で沖
過および洗滌し、溶解塩を除することによってゲルを精
製を行うことができる。これは噴霧乾燥微球状粒子中の
連続相の形成を増進することができる。スラリーを事前
濾過し洗滌し、そのフィルターケーキを噴霧乾燥するこ
とが望まれる場合には、フィルターケーキを十分な水で
以て再スラリー化して噴霧乾燥用のポンプ移送可能混合
物をつくってよい。噴霧乾燥生成物を次いで再び洗滌し
前述のように最終的乾燥を与える。カーボンブラックを
添加することができる噴霧乾燥可能の組成物と本発明に
関して用い得る噴霧乾燥技法はまたエリオツドらの米国
特許第3,867,308号およびフラハーテイらの米
国特許第4,126,579号に記載されており、これ
らの特許は文献として本明細に組入れられている。 ゼオライト以外に適当な触媒的活性促進剤を用いること
ができ、Pb、 Sn、 Bi、Ge、 Sc、 Ti
、Or、 Mn。 GolZn、 Y、 Nh、 Mo、 Ma、 Ru、
 Rh、 pa、 Lj Hf、 Ta、鬼Re、 O
s%T−r、 Pt、 Zr、 Ac、 ’rh%Pa
、およびUなどのような金属またはその触媒性化合物を
含むことができる。マドIJツクス用の追加の接触剤は
金属酸化物および硫化物、セレン化物、テルル化物、ノ
・ロゲン化物、燐酸塩、マンガン酸塩、モリブデン酸塩
、クロム酸塩、重クロム酸塩、などを含む。これらの成
分は単独でかあるいは超活性ゼオライトに加えて使用す
ることができる。後者の場合には、これらの元素および
/または化合物はマトリックス中で利用できる触媒活性
点を増すことができる。 これらの追加的促進剤は焼成触媒の重量で約0.5から
約20係、よシ好ましくは約1から5係の範囲に一般的
にある。 好ましい触媒組成物についての触媒的活性促進剤は普通
は分子篩として知られる結晶性アルミノ珪酸塩ゼオライ
トである。分子篩ははじめはアルカリ金属アルミノ珪酸
塩として形成され、これは結晶性水和シリカ質ゼオライ
トの脱水型である。 しかし、そのアルカリ型は大した活性能をもたず、アル
カリ金属イオンはクランキング工程に対して有害である
ので、このアルミノ珪酸塩はイオン交換してナトリウム
イオンを例えばアンモニウムおよび/または稀土類金属
イオンのような他のイオンで以て置換する。ゼオライト
の構造を形成するシリカとアルミナはよシ小さい均一の
通露または細孔によって和瓦に連結されるきわめて小さ
い均一空洞を含む一定の結晶パターンで以て配列してい
る。これらの細孔の有効径は通常は約4Aから13Aの
間にある。 本発明に従って使用できるゼオライトは天然および合成
の両方のゼオライトを含む。天然産ゼオライトはダメリ
ナイト、クリップチオライト、テヤバツアイト、ディア
ルダイト、フォージャサイト、ヒユーランダイト、エリ
オナイト、アナルサイト、レビナイト、オフレタイト、
メンライト、モルデナイト、プリューステライト、フェ
リエライト、などを含む。適当な合′成ゼオライトはゼ
オライトY、A、L、ZK−4A、B、E、F、H。 52M、Q、T、W、X、Z、28M型、アルフ乙ベー
ターおよびオメガを含む。ここで用いる用語「ゼオライ
ト」はアルミノ珪酸塩だけでなく、アルミニウムがガリ
ウムによって置換された物質および珪素がゲルマニウム
によって置換された物質も意図している。 本発明の好ましい具体化において用いられるゼオライト
はシリカ対アルミナ比が約2.5から7.0゜好1しく
は3.0から6.0、最も好ましくは4.5から6.0
の範囲にある合成フォージャサイトである。 結晶性アルミノンリケードゼオライトと合成フォージャ
サイトの普通の例はW、R,ブレース・アンドeコンパ
ニーのデビンン・ディビジョンとユニオンカーバイト5
・コーポレーションのリンデ・ディビジョンから商業的
に入手できるX型およびY型である。z−14xsおよ
びZ−14US (デビソンからの)のような超安定性
水素交換ゼオライトは特に適している。フォージャサイ
トのほかに、ゼオライト物質の他の好ましい型はモルデ
ナイトおよびエリオナイトである。 好ましい合成フォージャサイトはゼオライ)Yであシ、
これは米国特許第3,130,007号および第4.0
10,116号に記載されておシ、これらの特許は文献
としてここに組入れられている。この後者の特許のアル
ミノ珪酸塩は高いシリカ(S、i、o2)対アルミナ(
A7□O)のモル比、好オしくは4以上をもち、高い熱
安定性を与える。 以下は粘土の珪酸塩化によってつくられるゼオライトの
例である。反応組成物は珪酸ナトリウム、水酸化ナトリ
ウム、塩化ナトリウムの混合物からつくられ、5.27
モル係の5in2.3.5モル係のNa2O,l、7モ
ル係の塩素、および残りの水を含むよう調合される。こ
の溶液の12.5部を重量で1部の焼成カオリン粘土と
混合した。この反応混合物を約60°Fから75°Fに
約4日間保持する。この低温消化段階後、混合物を生ス
チームと一緒に約190°Fへ物質の結晶化が完了する
まで、例えば約72時間、加熱する。結晶性物質を濾過
・洗滌してシリカ対アルミナ比が約4.3でありかつ揮
発性物質無しの基準で約13.5重量係のNa2Oを含
む珪酸塩化粘土ゼオライトが与えられる。商業的運転に
おいて普通である成分、時間、および温度の変動はシリ
カ対アルミナモル比が約4から約5に変動するゼオライ
トを生成する。5以上のモル比は反応混合物中で810
2量を増すことによって得られる。ゼオライトのナトリ
ウム型は次に多価カチオンで以て交換してNa2O含量
を約5重量係、好ましくは1.0重量%以下へ減らす。 アルカリ金属を除去しゼオライトを適切形態に置く方法
は米国特許第3,293,192; 3,402,99
6; 3,446,727;3.449,070;およ
び3,537,816号に記載の通シ当業において周知
である。これらの特許は文献として本明細書に組入れら
れている。 前記の通り、本発明のカーボンブラック成分はゼオライ
ト形成組成物とゼオライト結晶化前に混合し、カーボン
ブラックはその後焼去して得られる凝集体中でゼオライ
ト結晶間に大きいフィーダー細孔が形成される。 ゼオライトおよび/またはその他の促進剤はクラッキン
グ触媒として使用するマトリックス物質中に適切に、ブ
ランクらの米国特許第3,140,249号および第3
,140,253号;プラゼックらの米国特許第3,6
60,274号;セコールらの米国特許第4.010,
116号;ミツテニルらの米国I特許第3.944,4
82号;およびンエルツアーらの米国特許第4,079
,019号;に開示されているような画業周知の方法に
よって分散させることができる。これらの特許は文献と
して本明細書中に組入れられている。 最終の焼成生成物を基準にしたマ) IJラックス中分
散させたゼオライト物質の量は少くとも約10重量係、
好ましくは約25から40重量%、最も好ましくは約3
5から40重量%、の範囲にあるべきである。機能およ
び/−またけ選択率が異なるゼオライトのような一種以
上のゼオライト粒子と金属または他の触媒物質の粒子と
組合せたゼオライト粒子を一緒に用いて全体の促進剤成
分のこれらの量を埋め合せしてよい。例えば、米国特許
第3.770,617号におけるような水添脱硫触媒粒
子を第4.010,116号のようにクランキング触媒
粒子と混合してよい。 ゼオライト濃度の上限は、はるかに低いがしかし顕著に
活性のあるマトリックスと一緒にして、大きい細孔容積
と比較的小さい表面積においてすら超高クラッキング活
性を触媒へ与えることが好ましい。 結晶性アルミノ珪酸塩ゼオライトは一内部表面積および
外部表面積上で酸性点を示し、合計表面積およびクラン
キング部位の最大割合は結晶性ミクロポアー内で粒子内
部にある。これらのゼオライトは約0.1から10ミク
ロンの規則的形状の個別粒子として通常結晶化され、従
って、これが商業的触媒供給者によって通常提供される
寸法範囲である。外部(入口)表面積を増すには、本発
明のだめのゼオライトの粒径は0.1以下から約1ミク
ロンの範囲にあるのが好ましく、さらに好ましくは0.
1ミクロン以下の範囲にある。好ましいゼオライトは少
くとも1000’Fの温度へ加熱することによって熱的
に安定化され、次いでその後水素イオンおよび/あるい
は稀土類イオンで以て交換する。 これらのゼオライトは約1,650’Fまでスチーム安
定性がある。 約400から6,0OOXの寸法範囲内の触媒のフィー
ダー細孔が本発明の製造方法によって主体として提供さ
れる。400Aより小さいマクロポア−はこの方法によ
って生成させることができ、そしてまたこの種のマトリ
ックスを製造する従来法によっても触媒マトリックス中
に導入することができる。2OA以下の寸法範囲にある
触媒のミクロボアーは主としてゼオライト自体によって
提供される。 使用するゼオライトの量は広く変動し得るので、触媒の
ミクロポアーは同じ量だけ変動し得る。20Aまたはそ
れ以下のミクロポアーによって提供される合計細孔容積
の割合はカーボンブラック成分によって導入される大き
いフィーダー細孔の割合に応じて変動する。 触媒中のゼオライト成分の表面積は純ゼオライトの表面
積(通常は約800から900 tr?/ g )に最
終触媒中のゼオライトのパーセンテージをかけることに
よって推定できる。マトリックスのフィーダー細孔を含
む全細孔容積は少くとも0.2 CC/g好ましくは0
.4CC/g以上であるべきである。全マトリックス細
孔容積の上限は最終触媒マトリックス中に与えられる接
触表面積の量として最もよく表現される。一般に、満足
できる触媒マ) IJラックス最小表面積は約2On?
/g、好ましくは少くとも30tt?/g、さらに好ま
しくは少くとも40ぜ7gである。これらの変数は大き
いフィーダー細孔の形で拡散制約効果を合理的に最小化
するのに十分な容積を提供し、しかも酸性点の利用率を
不当に減らしあるいは物理的性質例えば触媒の磨耗抵抗
に悪い影響を与えるほど大きくない容積を提供する。 CBフィーダー細孔の導入は、実際問題として、ゼオラ
イト中のミクロポアーと他の機構によるマトリックス中
に生成されるマクロポア−との容積および寸法分布に認
むべき変化をおこさない。従って、本発明のカーボンブ
ラックによって生成される触媒粒子のマクロポアーは、
マトリックスの著しい焼結がないかぎり、未焼成触媒組
成物と焼成触媒組成物との間の細孔容積の差によって容
易に得られる。フィーダー細孔容積の測定は上記引用の
慣用的水銀ボロシメトリーによる。 触媒の活性能を試験するには、ベンチスケール試験によ
る触媒活性能を測定することが石油クラッキング技術の
慣行である。各種の試験が提唱されているが、現在工業
によって広く受け入れられている一つの試験はマイクロ
アクティビティ・テストあるいはMAT”として知られ
る。マイクロアクティビティ・テストおよびl’−MA
T活性能」を得るだめの標準的手法は下記の通りである
。 MAT試験範囲は新(未使用)触媒ではなく平衡(使用
ずみ)ゼオライト触媒にとって適切であるので、本発明
の未使用触媒は97−100%のスチームで以て1,4
50°Fにおいて5時間処理して、それをMAT法によ
って試験する前にその活性能の標準的低下をおこさせる
。 本発明の触媒を上記の通シ広く説明してきたが、以下の
実施例はそれの製造法をより詳細に解説するために提示
されている。 実施例1 2.1gのカーボンブラック・ベレット(アンユランド
ケミカル・カンパニーからのN−339)を0.03の
ヘキサデシルトリメチルアンモニウムゾロマイ1と0.
039のトライトンX−100分散剤を含む脱塩水35
0rrLlの中に入れた。この混合物をアルテックス・
ソニック・ゾロープで以て300ワットにおいて30分
間超音波的に撹拌し、得られたカーボンブラック懸濁液
を700mlの水へ22.211のカオパーク10カオ
リナイトと一緒に添加した。このスラIJ−を30分間
、プレミニ・ハイ・ビスコシティ分散器で以て混合し、
次いで23.4.9の稀土類ゼオライトを粘土およびゼ
オライトの分散剤としてのPQ N−シラノドのメタ珪
酸ナトリウムの5mlと一緒に添加した。得られたスラ
リーをさらに30分間この分散器で以て混合し、次に1
20mlのメタ珪酸ナトリウムと200mlの水とを撹
拌しながらさらに10分間添加した。11.5重量係の
硫酸溶液の180m1を混合を継続しなからゆつくシと
添加してスラリーを一部中和しシリカゲルを沈澱させた
。このンIJ力ゲルは均質に分散したカーボンブラック
ト粘度を含み、1時間110’Fにおいて熟成してゲル
内の介在空洞の寸法を増加させた。混合を次に再開し、
108.4 、!it ノA72(SO2)3−18H
20ト200m1(D水とから120”Fで調製した硫
酸アルミニウムの18重世襲溶液を7リカゲルへ添加し
、混合を15分間110’Fにおいて継続した。このス
ラリーを次に681n7!の濃NH4OHを添加するこ
とによって中和してアルミナゲルを沈澱させた。シリカ
およびアルミナゲル混合物を濾過し、得られるゲルのケ
ーキを150°Fの31の水で以て3回洗滌した。洗滌
したゲルのケーキを次に500′Fで16時間洗滌し、
乾燥ケーキを小さい固形粒子に粉砕した。これらの粒子
を次に200°Fにおいて1時間14の1.OMLn化
稀土類溶液で以て交換させた。交換された粒子は濾過し
、150°Fの21の水で以て3回洗滌し、500’F
において16時間乾燥した。乾燥後、カーボンブラック
を、触媒粒子を空気中で1,000’Fにおいて触媒が
白色になるまで(約3時間)焼成することによって焼失
させた。この方法により、約75重世襲の5in2i含
む60%のシリカ・アルミナマトリックスの中に実質上
均質に分散した20%のゼオライトと20%の粘土から
成る乾燥触媒粒予約100Iが生成した。 上記実施例1において使用したカーボンブラックの量は
未焼成触媒組成物中で約2重量%のカーボンブラックを
与えた。実施例2−5においては、同じ製造手順に従っ
たがしかし、カーボンブラックの量は4.3.11.6
.27.1.および44.6.9へ変更して未焼成組成
物中でそれぞれ4.10.20および3゜qbtvカー
;ttンブラックを与えた。これらの実施例において、
他の成分の量はカーボンブラック分散剤の量を使用ブラ
ック量に比例して変動きせた以外は同じままであった。 このように、これらの実施例において使用したヘキサデ
ンルメチルアンモニウムブロマイドの重量は脱塩水へ添
加したカーボンブラックの重量の各々約1チであった。 実施例1から5のカーボンブラックによってつくられる
細孔容積の変化はカーボンブラックを含まない焼成した
対照標準試料と比べて第1表に示す。細孔径分布に及ぼ
す焼成のみの効果を示すために、カーボンブラックなし
の対照標準試料をまた焼成し、この試料についての得ら
れた細孔容積変化は「対照標準」の見出しで第1表の第
1欄に示されている。 第1表に示すデーターは、カーボンシラツクを含ま々い
対照標準試料の焼成が細孔径全域において細孔容積の僅
かな減少をひきおこすことを示している。対照的に、カ
ーボンブラックを含む試料の焼成が400A以上および
1.00 OA以上の両者の範囲において気孔率の著し
い増加をもたらす。いくつかの組成物はまた60A近傍
において気孔率の顕著な増加を示したが、その理由は未
だ説明されないが、それはヒドロゲル熟成における違い
を意味し得る。試料A5は30重量%のカーボンブラッ
クを含むが、濾過および乾燥時に接着性のケーキを形成
せず、未焼成生成物として微細粉末を生成した。 実施例6−9 実施例6から9の触媒試料は、粘土の量を増しシリカお
よびアルミナゲルの、量を減らして粘土とシリカ・アル
ミナゲルの量が焼成最終生成物中でほぼ等しくなシ得ら
れるシリカ・アルミナマトリックスが約75重世襲の8
102を含むようにした以外は、実施例iから5の同じ
基本手順に従った。 さらに、濾過乾燥してゲルケーキを生成させる代りに、
最終的中和スラリーを噴霧乾燥して触媒の微球体を形成
させた。これらの微球体を次に洗滌し、稀土類塩化物溶
液で以て交換し、再洗滌し、300’Fにおいて16時
間、実施例1−5のゲルケーキおよび粉砕粒子と類似の
方式で乾燥した。噴霧乾燥によシ粉砕ゲルケーキよりも
小さくかつ均一の粒径が得られ、より均一でかつ流動可
能の触媒を提供するのに好ましい。噴霧乾燥粒子の平均
径は好ましくは約40から80ミクロンの範囲にある。 実施例6から99カーボンブラツクによってつくられる
細孔容積の変化は第2表に示されている。 この比較において、細孔容積変化は、第1表の比較につ
いて基準を形成した未焼成型対照標準ではなくカーボン
ブラックを含まない焼成対照標準試料と比較して測定さ
れた。第2表の試料によって示される気孔率変化は、カ
ーボンブラックの使用気孔率を増すという点において第
1表のものと一致している。しかし、40から80Aの
範囲において顕著な気孔率増加がおこらず、第1表のデ
ーターとのこのちがいの理由は現時点では確かでない。 第6図において、細孔容積における変化が第2表におけ
る細孔直径範囲のいくつかについてカーボンブラック含
量に対してプロットされている。 第6図の曲線は第2表のデータに次の通シに相当する二
曲線A−7は郡Aの7番目の細孔直径範囲における細孔
容積範囲を表わし;曲線A−8は群、Aの8番目の細孔
直径範囲における細孔容積範囲を表わし;曲線D−2は
群りの第2番目の細孔直径範囲における細孔容積変化を
表わし;曲線C−3は群Cの3番目の細孔直径範囲にお
ける細孔容積変化を表わす。 ・コ N’ t、N 門 い1− * 第6図の曲線は、約100から6,000λの範囲に卦
ける直径をもつフィーダー細孔の最大数は未焼成触媒組
成物中のカーボンブラックが18から19係の場合にお
こることを暗示している。未焼成組成物中の乾燥シリカ
・アルミナゲルの約50重量%に等しいこのカーボンブ
ラック量は1ooXよシ大泳い直径をもつ細孔の容積を
約o、acc/yだけ増す。 同様に、未焼成組成物中の約12重世襲のカーボンブラ
ック濃度は、これは存在するシリカ・アルミナゲルの約
30重世襲であるが、100からt、o o o Aの
範囲においてフィーダー細孔の最大数を与える。 これは約0.1cc/gの細孔容積の増加に相当する。 また第2表において明らかなように、12重量%のカー
ボンブラックにおける気孔率増加の大部分は400から
1.00 OAの範囲にあるフィーダー細孔に基づく。 それらのフィーダー細孔は細孔容積を約0.07CC/
Iだけ増し、これは試料から焼去されたカーボンブラッ
クの容積にほぼ等しい。200から40OAにおける最
大の気孔率増加は約10重世襲のカーボンブラックにお
いておこった。 第6図の曲線はさらに、与えられた細孔径範囲における
最高気孔率を達成する最適のカーボンブラック濃度が存
在し、かつ小さい方の直径の細孔について最大気孔率を
与えるには低い濃度が必要とされる、ことを示している
。これは、カーボンブラックで以て達成し得る細孔の寸
法形成は個々の網状化カーボンブラック粒子が相互に分
離されかつシリカ・アルミナマトリックス内に分散され
る程度と密接に関係することを暗示しておシ、完全な分
散はゲルスラリー中のカーボンブラック濃度が増すにつ
れて達成および維持が困難となる。 カーボンブラックの低濃度を使用することのほかに、よ
り有効なカーボンシラツク分散剤もまたフィーダー細孔
の中の小さい方の直径範囲の細孔寸法の割合を増す。カ
ーポンプシックについてのよシ有効な分散剤の一つの例
はりグツスルホン酸ナトリウムであシ、これはヘキサデ
シルトリメチルアンモニウムブロマイドおよび/または
トライトンX−100の分散剤の代シに、特にカーボン
ブラック−欠粒子の直径にほぼ近いよシ多くのフイ−ダ
ー細孔直径を望む場合に、使用できる。 リグニンは木材パルプから誘導され1,000 と50
.000の間で分子量が変動する。それの基本的な構造
単位は置換されたフェニルプロパンである。 リグニン分散剤は商業的にはマラスパーズの名前で入手
でき、それは比較的スルホン酸化が低いリグノスルホン
酸ナトリウムである。何かある理論または仮説に束縛さ
れるつもシはないが、分散剤としてのリグニンの作用は
性質上電気化学的であると信じられる。リグニン分子が
固体のカーボンブラックまたは粘度の粒子上に水性懸濁
体中で吸着されるとき、それらは粒子へ負の電荷を付与
し、相互に反撥させる。粒子上のリグニン分子の吸着は
また一つの皮膜を形成し、これは粒子とシリカコロイド
を含めたとりかこむ水性媒体との間の直接的接触を妨げ
る物理的障壁として作用する。これらの効果は網状化−
次カーボンプラック粒子の横断直径に一般的には相当す
るフィーダー細孔寸法の生成に寄与しかつ細孔寸法制御
を改善するものと信じられる。リグノスルホン酸ナトリ
ウムは本発明の触媒組成物中のカーボンブラックのだめ
の好ましい分散剤であり、固形触媒粒子を噴霧乾燥しあ
るいはその他の賦形を行う工程に先立ってカーボンブラ
ックと一緒にマトリックススラリーへ添加される。リグ
ニ/を含む触媒組成物およびそれらの組成物をつくる方
法はウィリアムP、ヘツテインカ+、Jr、、シェーム
スE、ルイスおよびH,ワイン ベック(すべてアシュ
ランドオイル社)によるものである。 実施例10−11 ケーデイ・ミル・ホモジナイザーの中で、11の水道水
を960gの水和硫酸アルミニウムおよび1.21のH
2SO4と混合した。200rnl1分の添加速度で、
91のN”ブランドのメタ珪酸ナトリウムをこの酸溶液
へ撹拌しながら添加してシリヵヒドロゾルをつくる。マ
ラスパーズと呼ぶリグニン分散剤10gとN−219力
−ボンブラツク800gとをホモジナイザーへ添加し5
分間混合してカーボンシラツクをシリカヒドロゲル中に
分散させた。別の容器において、10gのピロ燐酸ナト
リウムをH2SO4で以てつくったpH2の水117へ
添加した。 激しく撹拌しながら、11kgのカオリナイト粘土を添
加して粘土スラリーを形成させた。この粘土スラリーを
シリカヒト90ゾルとホモジナイザー中で組合せて5分
間混合した。 pH2のf(2047と4kgのゼオライトからつくっ
たNaYゼオライトのスラリーをホモジナイザーへ急速
添加し100分間混した。得られたスラIJ−を直ちに
、入口温度400℃、出口温度125℃でニローアトマ
イザー■型スプレート9ライヤーの中で噴霧乾燥して触
媒微球体を形成させた。空気圧力は30psigであっ
た。スプレートゝライヤーからの1kgの微球体を、4
1の150’Fの水で以て4回洗滌してp過しだ。フィ
ルターケーキを31の1.25モルo NH4G11 
テ以て3回、毎回15分間、150’PK オいて交換
した。再び沢過後、ケーキを1so=Fで3−回、毎回
30分間、31の0.33 N混合積土塩化物で以て交
換した。固体粒子を次に311の150’Fの水で以て
4回最終的に洗滌し、300’Fにおいて16時間乾燥
して試料点10をつくった。この試料の一部を空気中で
1,000’Fにおいて浅い床として4時間酸化し、カ
ーボンシラツクを焼去し試料A IORをつくった。 試料11およびIIRを同じ手順によってつくったが、
ただし、2倍量のカーボンブラックを使用した。記号J
IB”は再生(焼成)してカーボンブランク粒子を焼去
させたことを意味する。 本発明の好ましい具体化においては、焼成した微球体を
さらに150’Fにおいて30分間0.5Nの混合積土
塩化物溶液で以て焼成後に交換し、次いで150°F(
7)水で以て4回洗滌し、3000Fにおt/)テ16
時間乾燥した。カーボンシラツクを除去する焼成工程は
また組成物中のゼオライトを焼成する。この焼成はその
後のイオン交換と組合せて超安定の水熱的抵抗性のゼオ
ライト触媒を提供する。試料11−Hの一部はさらにこ
の方式で交換して第5表に示す試料LIREを生成させ
た。 第3表は試料10R,l!−11Bの組成物の分析値を
W、R,yレース・アントゝ・カンパニーのテヒソン・
ディビジョンから入手できる商業的スーパーDX触媒と
比較して示している。このデビソン触媒は試料触媒と比
較して匹敵し得る全細孔容積および全表面積をもってい
る。第4表は各種の細孔直径範囲にわたる試料1011
0R,11およびIIRについての気孔率測定値を示し
ている。この表はまた、試料10および11からのカー
ボンブラックを焼失させて試料10RおよびIIRを生
成させるときの細孔容積変化を、CC/ //とチ変化
の両者において示している。 第5表は試料10R,IIR,および11REの触媒的
性質のいくつかをデビソン触媒と比べて示している。与
えられたデークーは以下にさらに詳細に説明するAST
M試験法AD−3908−80にある方法に基づくマイ
クロ・アクティビティ・テスト(MAT)によって測定
した。この標準試験においてはFCC型の供給油を使用
し従って炭素・金属質供給油に関する触媒試料性能の完
全な指標ではないが、データーは炭素形成を減らす際の
本発明の利点を示すものと信じられる。このように、カ
ーボン形成係数(以下で定義する通りのCPF )と重
世襲コーク(供給油重電に対して相対的)とは第5表に
見る通シ、デビンン触媒に比べて本発明の試料10R,
IIRおよび1iREについては著しく低い。試料10
Rで以て得られるMAT転化率はデビソン触媒で以て得
られる73に比べて80であったことはまた意味がある
。第3表に言及すると、ゼオライトが少ない場合、すな
わち、スーパーDXについて13.11であるのに対し
て試料10Hについて6.6%の強度である場合に、よ
シ高い転化率が得られたことが見られる。試料10Rの
比較的高い転化率と低いコーク形成係数はMAT供給油
の重質炭化水素でも本発明触媒によシ分解されよシ効果
的に追い出され得ることを明らかに示している。試料1
1Rと11REで以て経験する低転化率はそれらの試料
について測定されるゼオライトが極めて低水準、すなわ
ち3.8係の強度であったことによる。 第4表−試料10. IOR,11およ6000−10
00 0.039 0.049 0.010 25.6
1000−400 0.055 0.071 0.01
6 29.1400−200 0.034 0.044
 0.010 29.4200−100 0.025 
0.040 ”015 60.0100−80 0.0
08 0.012 0.004 50.080−60 
0.008 0.010 0.002 25.060−
40 0.013 0.012 0.001 7.74
0−30 0.011 0.011 0.000 0.
0100−6000 0.153 0.204 0.0
51 33.3TOTAL O,1930,2490,
05B 30.1(1)カーボンブラックを含む。 (2)再生 (3) 未焼成試料10または11にそれぞれ相対的な
気孔率変化係びIIHの気孔率測定 0.071 0.086 0.015 21.00゜0
71 0.080 0.009 12.70.043 
0.051 0.008 18.60.031 0.0
57 0.026 83.90.014 0.014 
0.000 0.00.011 0.014 0.00
3 27.30.017 0.017 0.000 0
.00.012 0.009 −0.003 −25.
00.216 0.274 0.058 26.90.
270 0.328 0.05B 21.5第5表−デ
ビソンスーパーDX触媒と比べた試料10R,IIRお
よびIIREのスチーム処理(1)後の触媒的性質 HPF 1.3 2.1 0.7 0.6CPF O,
70,80,51,1 (1)各試料はスチーム(97%)で以て5時間145
0’Fにおいて処理して平衡F’CG条件における使用
ずみ触媒に似せた。 第5表に関して比較のために、試料A12およびA13
の記号の2個の追加試料を実施例10について上述した
製造法に従いただしカーボンブラックなしでつくった。 これらの試料はそれぞれ73.5および79.7のMA
T容積容積化転化率れぞれ0.92および0.84のカ
ーボン形成係数とを、それぞれ7.3および12,5の
ゼオライト強度について得られた。 本発明の触媒は比較的高水準のクラッキング活性能をも
ち、ライザー中の短かい滞溜時間において高水準の転化
率と選択率を提供することができ一触媒の転化能力はR
CCクランキング法ある1他の転化方法の実際的運転中
に生成される転車、および/または標準の触媒活性能テ
ストにおいて生成さハる転化率に関して表現することが
できる。 列えば、支配的工程条件下における長時間運転の過程に
おいて少くとも約50%、さらに好ましくは少くとも約
60係の転化率水準を維持するのに十分に活性である触
媒を用いることが好゛ましい。これに関連して、転化率
は新しい供給油の容積を基準にした液体容積として表現
される。転化率は430’F終点ガノリンよシ軽質の生
成物およびコークへ転化される供給油の容積チであり、
回収生成物中に残るガソリンより重い生成物の容積係を
100から差引くことによって計算される。 また、例えば、好ましい触媒は、その未使用状態または
平衡状態において、MAT(マイクロアクテイビテイ・
テスト)転化率に関して係として表現される特定された
活性能を示す触媒と1−で定義してもよい。本発明の目
的のためには、前記パーセンテージは、ASTM D−
32MATテストD−3908−80によって規定され
る設備と方法並びに適切な標準的FCC供給油を使用し
て、430〒終点ガソリン、軽質生成物およびコークへ
900°F116WH8V(重量時間空間速度)および
3 Cl0(触媒対油重量比)において、評価中の触媒
が転化し得る標準的供給油の容積係である。WH8Vは
、1100°Fにおいて乾燥し、秤量し、次いで少くと
も8時間約25℃および50係関係湿度において、供給
油との接触前に約1時間または1時間以内まで調整した
清浄触媒を使用して、無水ベースで計算される。供給油
は好捷しくはW、R,ブレースのデビソン・ディビジョ
ンが使用し次の通り規定されるよう々スィート軽質−次
ガス油である。 API比重(60°Fにおいて> 31.0比重(60
6Fにおいて)、11/CCO,8708ラムスボトム
・カーボン、重量% 0.09コンラドソン・カーボン
、重世襲(推定) −0,04カーボン、重量% 84
.92 水素、重量% 12.94 硫黄、重量% 0.68 窒素、pp 305 粘度(100°F)、センナストーク 10.36ワト
ソンにファクター 11.93 アニリン点 182 臭素価 2.2 パラフイン、容積係 31.7 オレフイン、容積チ 1.8 ナフテン、容積% 44.0 芳香族、容積係 22.7 平均分子量 284 ニツケル 痕跡 バナジウム 鉄 〃 ナトリウム 塩化物 BS & W 蓋部 ASTM D−1160 I BP 445 10係 601 30係 664 50係 701 70 % 734 90% 787 FBP 834 MAT転化テストにおいて生成する生成物のガソリン終
点および沸点温度容積パーセンテージ関係は近似させた
蓋部法、例えばASTM D−2887−73のガスク
ロマトグラフ的[Sim−DJ 法の変形によって測定
することができる。この種の7ミユレーンヨンの結果は
物質の大量試料を標準の実験室的蓋部技法にかけること
てよって得られる結果と合理的に一致している。 触媒は本発明の方法の中へその未使用形態かあるいは未
使用形態以外の形態で導入することができ、例えばFC
C供給油のクランキングにおいて使用した触媒のような
別の装置から抜出した平衡触媒を使用してもよい。MA
T活性能を基準にしても相対的活性能を基準にするとし
ても好ましい触媒は本発明の方法の中へ「導入」された
ままのそれらの活性能を基準にするが、あるいは本発明
の方法において「抜出したまま」または平衡の活性能を
基準にするか、あるいはこれらの両方を基準にして記述
してよい。 本発明の方法の中へ導入されたままの未使用触媒または
非未使用触媒の好ましい活性能水準はMAT転化によっ
て少くとも50%、好ましくは少くとも約60%である
。しかし、高添加速度で供給される非未使用触媒におい
ては特に、よシ低い活性能水準が許容さルることは理解
される。本発明の方法において使用した触媒の「抜出し
たまま」または平衡の許容できる活性水準は少くとも約
50係であシ、MAT転化基準で60係またはそれ以上
の活性水準もまた考えられている。さらに好ましくは、
装置内使用条件下で指摘水準またはそれ以上の平衡活性
能を確立する触媒を用いることが望まれる。触媒活性能
は0.01以下のコークをもつ触媒、すなわち、十分に
再生された触媒で以て測定される。 第5表において、[cPFJはカーボン形成係数を表わ
し、試験触媒によって生成されるコーク量と同じ転化率
水準の標準的触媒によって形成されるコーク量との比と
して定義される。l’−HPFJは水素形成係数を表わ
し、試験触媒によって生成される水素量と同じ転化水準
の標準触媒によって生成される水素量の比として定義さ
れる。標準触媒は例えばゼオライト流動分解触媒のよう
な慣用的FCC触媒から選ばれ、そしてMAT転化テス
ト、についての前記の記述並びにASTM D−32の
MATテストD−3,907−80において示される温
度、WH8V (重量時間空間速度)、触媒対油比およ
びその他の条件の下の標準テストにおいて予め決めた水
準の転化率をもたらす能力について選ばれる。標準供給
油としては、上述の軽質−次ガスオイル、あるいは等価
のFOG供給油を用いてよい。引用MATテストに用い
る設備はFCC供給油を処理できないけれども、出願人
らはRCC型供給油を用いてRGG触媒を評価する等価
テストの開発を行ないつつある。 ハウゲンとワトソンのChemical Proces
sPrinciples″(ジョン・ワイリー・アンド
・サンズ社、N、Y、)09’47)の935−937
 頁においては、「活性能係数」の概念が論じられてい
る。この概念は標準触媒に対する運転触媒の有効性を比
較する「相対的活性能」の使用に連がる。相対的活性能
の測定は各種触媒の量的要請が相互にいかに異なるかの
認識を助ける。例えば、相対的活性能は、与えられた水
準の転化をもたらすのに必要である標準捷たは参照用の
触媒の重量を、同一または等価条件下で同一または等価
の供給油における同一転化率をもたらすのに必要とする
運転触媒(提唱されるものであっても実際に使われるも
のであっても)の重量と比べて、割ることによって得ら
れる比である。この触媒重量比は数比として表現しても
よいが、好ましくはパーセンテージ基準へ転換される。 相対的活性能測定を実施するには、「標準触媒曲線」、
すなわち、標準触媒および供給油について転化率(上記
定義の通シ)対WH8V逆数のチャートまたはグラフ、
をつくることができる。各種水準のWH8Vにおいて標
準供給油を使用してASTM D−3907−80の条
件(上記の通シ修正)の下で十分な数の実験を行なって
標準供給油についての転化率対WH8Vの正確な「曲線
」をつくる。 この曲線は、運転触媒が試験されることが予想される転
化率範囲を含む各種水準の転化率のすべてまたは実質上
すべてを含むべきである。この曲線から、試験比較用の
標準WH8Vと、標準触媒における100%相対活性能
を表わすよう選択した転化水準に相当する逆WH3Vの
標準値とを確立することができる。本明細書の目的には
、前述の逆WH3Vと転化率水準は、それぞれ0.06
25と75%である。未知相対活性能の運転触媒の試験
においては、その触媒で以てD−3907−80条件下
において十分に多くの数の実験を行なって標準曲進WE
(SVにおいて運転触媒で以てもたらされる転化水準を
確立する。 次に、上述の標準触媒曲線を使用し、標準wHsvvc
おける運転触媒によって示された同一水準転化率を得る
のに標準触媒を使用して必要とされたであろう逆WH8
Vを構成する仮説的逆WH3Vを確立する。相対的活性
能を次に、標準触媒の仮説的逆WH8Vを試験触媒の実
際曲進WH8Vによって割ることにより計算することが
できる。その結果は小数で表現される相対活性能であり
、これは次に100倍して相対活性能チへ転換される。 相対的活性能は捷だ次の通り表現することもできるニ一
定転化率における相対的活性能は試験触媒のWH8Vの
標準触媒のWH8Vによって割った比に等しい。この計
算を単純化するには、MAT転化転化相対相対的活性能
曲線5容積係転化率の標準触媒を利用して100%相対
活性能を表わすよう展開する、このような一つの曲線を
第14図に示す。この測定の結果を適用する際、0.5
または60%の相対的活性能は、標準触媒と同じ転化率
を与えるには運転触媒すなわち試験触媒の量の2倍が必
要であシ、すなわち、生産触媒は参照用触媒の50%活
性である、ことを意味する。 本発明の方法の中へ「導入されたままの」未使用触媒お
よび非未使用触媒の相対的活性水準は少くとも約20%
、好ましくは少くしも約40 % 、さらに好ましくは
少くとも約60%である。しかし、高添加速度で供給さ
れる非未使用触媒の場合には特に、低い方の活性能水準
を許容できることが理解できる。本発明の方法において
使用した触媒の許容できる「抜出したま\」あるいは平
衡の相対的活性能水準は少くとも約20%またはそれ以
上、好ましくは約40%またはそれ以上、さらに好まし
くは約60チまたはそれ以上である。さらに好ましくは
、装置内使用条件下において上記水準またはそれ以上の
平衡活性能を達成する触媒を用いることが望まれる。 第1図に描いた理想化カーボンブラックについて言及す
ると、個々の網状化08粒子″R”は原子的および/あ
るいは界面結合力によって保持された大ざっばに球状の
一次粒子”P”の系列で構成されている。中央の鎖O−
Cに多数の側鎖s1.s2およびC3が結合し、側鎖の
実際の数は粒子毎に変り、そしてこの種の分枝程度は第
9Bから12B図にあるような「分枝係数」によって示
される。 粒子Pの直径は中央鏡C−Cの横断直径を決定し。 通常は約100から1,0OOA、好ましくは約300
から600^である。第1図における点りから点Mのよ
うな最長鎖の長さは通常は約500から30,000の
ような粒子についての平均の長さ対直径比は好ましくは
2から5またはそれ以上の範囲にある。 このような網状化粒子は第1図のフィーダー細孔Fの点
線輪廓によって描か゛れるのと太約同じ寸法をもつフィ
ーダー細孔を生ずる。 中央鏡およびこれらの側鎖は隣りの網状化粒子のものと
重なり合いそれによって、中に担持されているゼオライ
ト粒子へ通ずるマトリックス中の相当して曲りくねった
通路とフィーダー細孔分枝を提供する。さらに、2個ま
たは2個以上の網状化粒子は一緒に密接して凝集塊を形
成し従って得られる細孔径はこの塊の寸法に相当するこ
のような凝集体は1,000人またはそれよシ大きい細
孔径を生成するものと信じられる。凝集度は特定の使用
分散剤に依存するだけでなく、使用混合手段およびカー
ボンブラック懸濁体および得られる触媒スラリーへ付与
される混合エネルギーにも依存する。400から6oo
′にの範囲にある細孔径の比較的大きい割合のものは実
施例1から9に類似の触媒組成物で以て、ただし分散剤
としテリグツスルホン酸塩を組合せて撹拌を増す場合に
、実現することができる。 走査電子顕微鏡を本発明の触媒において有用であるカー
ボンブラック粒子のいくつかの顕微鏡写真をつくるため
に用いた。それらの顕微鏡写真のコピーは第9A、IO
A、IIA、および12Aに示されている。写真測量地
形図からコンピューター読出しへとりつけたX−Y記録
計で以て粒子輪廓をプロットすることによって、これら
の網状化カーボンブラック粒子について輪廓プロットも
つくった。これらの輪廓プロットは各粒子についての地
形的測定値の表と一緒に第98. IOB、 11Bお
よび12B図に示されており、これらはそれぞれ、第9
A−12A図に示すカーボンブラック、タイプN−33
9、N−550、N−220およびN−326に相当す
る。 第13図はカーボンブラックを除去した触媒マトリック
スを示す写真であシ、触媒組成物は本発明の教示に従っ
てつくシ焼成したものである。写真は水平座標1から1
0と垂直座標A−Hで以て印がつけられている。写真の
暗い領域は細孔であシ、水平および垂直の座標はそれら
の細孔の位置を同定するのに使用できる。カーボンブラ
ック細孔のいくつかの小さい方の横断面積の位置と大約
の寸法は次の通シ同定されるS DI−2,300A;
G4゜1500A ; C6−7,250A; C7−
8,700A; D9゜600A、第13図の上部左側
の隅に示す通シ、この写真の尺度はマイクロメートル(
ミクロン)であり、マイクロメートルの1は1,000
オンゲスドロ1〇 一ム単位に等しい。第13図の寸法単位は第9から第1
2図のものに匹敵し、それらの図においては尺度はナノ
メートル(nm)であ5.1ナノメートルは10オンダ
ストロー′ム単位に等しい。 転化装置 上述の触媒は本発明の意図の内にある接触運転の各種の
中で使用できるが、この触媒は残油または炭素・金属質
供給油の接触分解において特に有用である。この接触的
分解の運転は固定床系または流動床系のような各種の反
応器および関連設備の中で実施できる。この触媒は流動
床型の運転において特に有用であシ、その場合、触媒は
微細分割流動状態で揮発化供給油中に懸濁し、触媒と供
給油との懸濁体は細長いライザー中を上向きに漸進光配
列で著しい逆混合を伴なうことなく通過せしめられる。 一般的に、ライザー運転は所望の改善結果を達成する助
けとなる条件において、特定の供給油、触媒組成物、お
よび使用する工程設備を頭において実施される。工程は
水素の添加なしで実施するのが好ましい。 第7図は本発明の方法を実施するための一つの装置の模
型的線図である。炭素・金属質供給油を調節弁11をも
つ供給油供給管10を通して7字部12へ供給し、その
中で供給油は弁14によって調節される触媒供給管13
を経て送られる触媒流と混合される。使用するときには
、水または他のある稀釈剤を稀釈剤供給管9を経てY字
部へ導入してよい。 追加的稀釈−剤の存在または非存在下において、触媒と
供給油との混合物は次に上向きにライザー反応器18を
通って流れる。ライザー18は長さ対直径比が広く変動
し得る細長い導管である。比較的細いライザー導管は2
5から90フィート/秒の範囲にあるような高い線速度
を提供する。このライザーの長さ対直径比は好ましくは
10から30の範囲、さらに好ましくは20から25の
範囲にある。 ライザー18の上端には室19があり、これはライザー
から触媒を受けとる。室19は慣用的な分離および捕集
室であってよく、しばしば反応器基とよばれるが、ライ
ザー出口において、生成物蒸気に触媒粒子によって運ば
れる方向と相対的に迅速な方向変更を受けさせる手段が
備えられていて、蒸気が突然または衝撃的に触媒粒子か
ら分離されるようになることが好ましい。第7図の分離
室19の内部には、開放頂部21をもつライザー管18
の上向き延長部20があり、開放頂部21を通して触媒
粒子が排出される。生成物蒸気はライザー延長部20の
側面における水平方向ポート22の中へ突然の方向変換
を受けさせられ、触媒粒子はその運動量のために大部分
はポート22の中へ生成物蒸気に追随し得ない。クラン
キング装置のこの具体化はマイヤーらの米国特許第4,
066,533号および第4.070,159号に記載
の排気(vented)ライザーの概念を利用するもの
である。これらの文献は文献として本明純書に組入れら
れている。排気(vented)ライザはこのように分
離塔19の中で炭化水素と触媒との間の実質上瞬間的の
分離を与えるものである。炭素・金属質供給油の一層耐
火性の成分を分解するのに要する比較的高い苛酷度のた
めに、衝撃的分離による分解炭化水素からの触媒の迅速
分離はガソリンのような望ましい液状生成物の、水素お
よびメタンガスのような軽質の望ましくない生成物およ
び炭素への過剰クラッキングを妨げる。 生成物蒸気とそれに随伴する比較的少量の触媒は横管2
3によってサイクロン分離器24へ送られて随伴触媒を
除去する。サイクロン分離器24は移送管17を経て任
意的に設ける第二のサイクロン分離器25へ連結される
。生成物蒸気は分離室19から塔頂生成物排出管26を
経て排出される。 ′ ライザー管延長部20の開放頂部21から排出する
触媒粒子、および、−次および二次サイクロン24およ
び25の浸漬脚27および28から排出される随伴触媒
粒子、はそれぞれ分離室19の底へ落ちる。分離室19
の底からこぼれる触媒は落下脚(drop leg)を
経て邪摩板33とスチームジェット34を備えたストリ
ッピング室32の中に通る。その他の画業既知のストリ
ッピング用ガスをジェット34を経て導入してスチーム
の代シに用いることができる。 蓄積された炭素は調節弁40を備えた下降管39を経て
ストリッピングを受けた触媒を受け入れる燃焼器38中
で触媒から燃焼される。燃焼空気は、一般的には44で
示されかつゾロワー41とCおよびフィルターバンク4
3を含む空気供給系から燃焼器の底の燃焼空気ジェン)
48並びに燃焼器の中の上方部のフフツフイング(fl
ufflng)エア・ジェット49へ供給される。大部
分のカーボンを燃焼させた再生触媒は上部出口50と横
管51を通って第二燃焼室52へ通り、そこで。邪摩板
53によって室52の下方部へ向けられる。この二段再
生の使用が考えられていてかつ好ましいものであるが、
この特定の具体化においては、第三室52は主として分
離室として、燃焼ガスから再生触媒を分離するよう操作
される。追加の酸素含有ガスを配管59を経て導入して
よく、第二室52は過剰酸素で以て運転して0.05重
量%またはそれ以下の残留炭素水準へ炭素沈着物を除去
することを保証する。 触媒は任意操作として第二室52から三つの異なる方向
へ移動し得る。十分に再生された触媒は底部出口69i
t経て触媒供給管13へ排出され、それを通じて触媒は
Y字部12へ循環されて前述の通シ新鮮な触媒と接触す
る。この熱触媒の一部は調節弁56をもつ触媒循環配管
55を経て燃焼室38へ循環させて燃焼器中の熱調節を
行ないかつ熱触媒と一緒に入ってくる空気の温度を上げ
、コーク付着触媒の燃焼が適切に開始されることを保証
する。触媒のいくらかは燃焼ガス例えば炭素の燃焼によ
って生成する炭素酸化物中に随伴するので、一般には5
7と58によって示される一次および二次のサイクロン
の二組を室52中に設けてこれらの触媒微粉を燃焼ガス
から分離する。サイクロン57.58において捕集され
た触媒はそれらの浸漬脚を経て室52の底へ排出されそ
こで触媒は配管59からの空気、不活性ガスおよび/ま
たはスチームによりかつ邪摩板設備54によって懸濁状
に保たれる。触媒の再生によって生成しかつ随伴触媒微
粒から分離された燃焼生成物ガスは流出物配管61.6
2および熱交換器60.63を通じて排出される。この
種のガスが十分な量の一酸化炭素を含む場合には、それ
らはガス供給管64を経て任意的のGOボイラーへ送ら
れ、その中でスチームボイラー67と連結する加熱コイ
ル66を加熱するためにGOが燃焼される。 再生器からライザーへ戻される熱量は少くとも一部には
、触媒スタンドパイプ13を通る触媒流を調節弁14に
よって制御することによって調節することが好ましく、
調節弁14はライザー出口22の下流の生成物蒸気の温
度に応答する適当な自動制御設備(図示せず)Kよって
操作されるスライドパルプのタイプであることが好まし
い。燃焼室からの追加的熱除去を必要とする場合には、
慣用的な直接的または間接的冷却技法を再生器の設計お
よび運転に関する画業熟練者につって既知の方式で用い
てよい。 好ましい転化反応器は漸進流タイプのものでありかつ触
媒濃厚床がライザー内で蓄積しないように運転されるの
で、ライザー中の空間速度は通常は大きく、一般的には
ライザー容積を占める瞬間的触媒重量あ九シ毎時約10
0から600重量の炭化水素の範囲に入る。著しい触媒
の蓄積が存在しない場合においては、ライザー容積内の
瞬間的触媒保有量は供給油と一緒に懸濁する触媒粒子に
よって表わされる。 特に好ましい具体化は第8図に記載されており、参照番
号80は原料油供給管82中の供給調節弁を示す。供給
管83は(使用するときには)供給油中へ液体の水を導
入する。供給管82中の熱交換器81は供給油予熱器と
して作用し、それによって予熱供給油物質はライザー型
反応器91の底へ送られる。 触媒は触媒スタン1パイプ86を通して反応器へ送られ
、触媒の流れは調節弁87とライザー型クランキング装
置の設計および運転の技術の熟練者に馴染みの深い適当
な自動調節設備(図示せず)によって制御される。 反応器には第7図の反応器の分離室19と類似の分離室
92が設けられている。触媒は分離室92をストリッパ
ー94を経て出る。使用ずみ触媒はストリッツξ−94
から再生器101へ流量調節用スライド9バルノ98を
経て送られる。 再生器101は再生器の上端と下端の中間にある分割パ
ネル104によって上方室102と下方室1ρ3に分割
される。移送管97からの使用ずみ触媒は上方室102
に入り、そこで触媒は一部再生される。 斜め切断上縁をもつ漏斗状捕集器は上方室102中の触
媒濃厚相の上面から部分的に再生された触媒を受けとシ
、それを下方室103中の触媒濃厚相表面の下方に出口
110をもつ落下膜107を経て送る。 内部にある触媒落下管1070代りに外部落下脚を使用
することもできる。この種の外部落下管の中のパルプ手
段は上方室と下方室の中および間の滞溜時間と流速を調
節できる。 空気は空気供給管113を通して再生器へ供給する。空
気の一部は分岐供給管114を通して売気室111の内
部において上向きにその中心軸に沿ってのびる差込み1
15へ送られる。室103中の触媒は充気室内部のその
壁と差込み115との間の空気への通路をもっている。 前記空間中の小さい差込み(図示せず)は触媒を散らし
水平配置のリング分配器(図示せず)へ向けて上向きに
押し上げ、その分配器において充気室111の開放頂部
が室103の中へ開いている。空気供給管113を通過
する空気の残りは空気加熱器117において(少くとも
VGOによる始動時の間)加熱され、次いでリング分配
器の入口118の中へ導入され、この分配器にはガスの
上向き流を生成して室103中で都市再生された触媒を
流動化させる孔、ノズルあるいはその他の開口が設けら
れている。 室103中の空気は落下管107を経て受入れる部分再
生触媒の再生を完了させる。空気の供給量は生成する燃
焼ガスが室103の頂部に達するときに燃焼をまた支持
するよう十分なものである。落下m 107はパネル1
04中のひろがった開口を通してのびており、これへ落
下膜と連がりそ7″Lftとりかこむガス分配器120
がとりつけられている。一部酸素が消費された燃焼支持
ガスはガス分配器120゜を経て上方再生室の中へ入り
、そこでコーク付着触媒移送管97からのコーク付着触
媒と接触する。 ガス分配器120中の開ロブロープ(aperture
dprobe)は一部酸素が消費された燃焼支持ガスの
上方室102中への均一分配を達成する助けとなる。 補充空気または冷却用流体を供給管122を経て上方室
102の中へ導入してよく、ガス分配器120を通して
排出する。 約0.25%、好ましくは約0.1%、さらに好ましく
は約0.05 %以下の炭素をもつ完全再生触媒は下方
再生室103から再生触媒ス) IJツバ−128全通
して排出され、それの出口は触媒スタンドパイプ86の
中へ供給している。このようにして、再生触媒は追加す
る新鮮な供給油との接触のためにライザー91へ戻され
る。 再生器を上方および下方の再生室102と103に分割
することは触媒再生器滞溜時間をならすだけでなく、独
特な姿で、新しい供給油へ付与される再生熱量を制約し
一部ライザーへ戻すためのコークおよび/またはカーボ
ンブラックの水準が低い再生触媒を生成させることを助
ける。 再生器の配列のために、移送配管97からのコーク付着
触媒および/または添加配管99からの炭素充填量の多
い新しいカーボンブラック触媒は室102において、下
方室103中で部分再生触媒からの炭素燃焼によって既
に少くとも一部酸素が少なくなった燃焼支持ガスと接触
する。このため、上方再生室102中で炭素の燃焼と生
成二酸化炭素量の両方を制御することが可能である。空
気供給管113と分岐導管114を通して導入される再
生用ガスは比較的大量の酸素を含んでいるけれども、下
方室103中でそれが接触する部分再生触媒はすでにそ
の炭素の大部分が除去されたものである。室103中の
高い酸素濃度と温度は組合さって触媒中の残留炭素を迅
速に除去し、それによって放出熱を最小にして清浄な再
生触媒を得る。このようにここでも、下方室中の温度お
よびCO/CO2比は容易に制御される。再生オフガス
はガス配管123%調節弁124、触媒微粒トラップ1
25および出口126を経て上方室から排出される。 分離室92力為らの蒸気生成物は蒸気配管131を通っ
て分溜塔132へ排出するようないずれかの慣用的方式
で処理することができる。分溜塔132は底部出口13
3、横出口134、フラッシュオイルストリッパー13
5、およびフラッシュオイル排出用ポンプ137へ連結
したストリッパー塔底配管を含んでいる。ストリッパー
135からの塔頂生成物は配管138を経て分溜塔13
2へ戻る。 分溜塔の主塔頂物排出配管139はガンリン生成物排出
用ポンプ144の中へ入る塔底物配管143をもつ受槽
142へ接続される。この生成物の一部は循環配管14
5を経て分溜基へ戻すことができ、流れは弁146によ
って制御さ五る。受槽はまた水受槽147と水排出配管
148を含む。塔頂物受槽のガス出口150は主として
05 以下であシただしいくらかのC5,C6およびC
7物質を含む流れを排出する。所望の場合には、ガス流
中のC5および05 以上物質は圧縮、冷却および分溜
によって分離して受槽142へ循環させることができる
。 配管114を経て再生帯103の中へ導入する空気のよ
うな酸化性ガスは導管109からの水の冷却用スプレー
と混合することができる。酸化性ガスと霧状化水との混
合物は差込み115を通して流れ、このようにして触媒
粒子の下方床の中に入る。 分配器120の開口は上向きに流れるガスが容易にそれ
を通過して帯域102の中へ通るような十分な大きさで
ある。しかし、上方帯と下方帯との間の圧力差が触媒粒
子がこの分配器を通って下向きに通過することを妨げな
いように孔の寸法がとられる。差込み115と分散器は
同じ寸法である。再生器を出るガスは燃焼生成物、窒素
、燃焼反応および/または酸化用ガスと一緒に添加した
蒸発水から形成されるスチーム、および硫黄酸化物とそ
の他の痕跡元素から成る。これらのガスは懸濁触媒粒子
からサイクロン分離器(図示せず)によって分離されて
次に排出導管123ヲ経て再生器から出る。 本発明は単一段再生器あるいは第7図の多段再生器で以
て使用することができ、それは基本的には向流でなく並
流であるが、CO対CO2の比が高い燃焼生成ガスをつ
くるのによく適している第8図のタイプの再生器におい
て特に有用であり、高炭素水準の存在下における低い再
生温度に役立つ。 転化方法 本明細書に記載の触媒は共願中の米国特許顧慮94.0
91; 94,092; 94,092; 94,21
6; および94,277 Cいずれもアシュランドオ
イル社)VC記載の炭素・金属質油転化のための方法と
装置において用いることができ、これらの特許願の各々
は1979年11月4日に登録されたものであシ、特別
に文献としてここに組入れである。その上、触媒上の沈
着バナジウムの悪影響は1981年3月19日登録ノア
シ二ランドオイル社の共願中の国際特許願APCT/U
S81100356 に記載され「炭素・金属質油転化
中の触媒物質上に沈着したバナジウムの不動化」という
標題で記載されている通りに制御できる。その特許願は
文献としてここに組入れられている。 特に普通の有用な炭素・金属質供給油に関する常圧常溜
残油転化法(RCC)とよばれる、重質溜升をもつ供給
油の好ましいクランキング方法は、[炭素・金属質油転
化」として、1979年11月14日登録の共願中の特
許願S、N、94,216に記載されておシ、その特許
願は文献としてここに組入れられている。この方法によ
って分解できる好ましい供給油は前述の650″F+物
質の100%またはそれ以下から成る。S、N、94,
216に開示の方法に従うクラッキング反応は十分に苛
酷であって炭素・金属質供給油の50から90%を一貫
流でガソリンへ転化し新しい供給油の重量基準で4から
14%の量でコークを生成する。このコークはライザー
中の触媒対油比(触媒重量対供給油重量)に応じて触媒
の重量で約0.3から3係の範囲の量で触媒上に沈着す
る。 供給油は、予備処理を行う場合も行なわない場合も、第
7図に示す通りにライザー底部の中へ本発明に従ってつ
くった熱クラッキング触媒と一緒に導入する。スチーム
、ナフサ、水および/またはある他の稀釈剤をライザー
中へ供給油と一緒に導入するのが好ましい。これらの添
加剤は新規の源からのものであってもよく、精油所内の
プロセススチームから循環させてもよい。循環添加物流
を使用する場合には、それらは触媒上に蓄積する重金属
による悪い触媒活性を不働態するのに役立つ硫化水素お
よび他の硫黄化合物を含んでいる。 水の添加は液体またはスチームとしてのいずれかで添加
してよい。所望の蒸気速度と滞溜時間を達成するために
供給油と触媒を加速する主な蒸気源として水を添加する
。その他の稀釈剤はそれ自体は添加する必要はないが、
使用する場合には、規定される稀釈剤合計量は使用する
水の量を含む。 外部稀釈剤は蒸気速度をさらに増しさらにライザー中の
供給油分圧を下げる。 供給油はライザーを・上昇移動するにつれて、接触的に
分解されて、トゝライガス、ウェットガス、キャットナ
フサ、軽質サイクル油、重質サイクル油および/または
スラリー油として工業において知られる基本的に5種の
生成物を形成する。ライザー上端において、触媒粒子は
前述の通り生成物蒸気から衝撃的に分離される。ライザ
ー中で形成されるコークをそこで含む触媒は再生器へ送
られてコークを燃焼させ、分離された生成物蒸気はさら
に分離並びに処理して五つの上記基本生成物を提供する
ために分溜基へ送られる。ライザー転化反応についての
好ましい工程条件は第3表に示しであるが、この中で、
使用略字は次の意味をもつものである:温度は「Tem
p、 j、稀釈剤は「Dll」、分圧はr、ppJ、重
量はrwgt、J、蒸気は「■」、滞溜は[Re5J、
触媒対油比は「C10」、触媒はICatJ、バレルは
「bbl」、標準デビソン供給油を使用するMAT試験
によるマイクロ・7クテイビテイはは「dJそして再生
は1megJ。 S、N、94,216の方法による炭素・金属質供給油
の分解においては、再生用ガスは酸素を提供して炭素を
炭素酸化物へ転化することができるどのガスでもよい。 空気は入手し易さから見てこの目的に対してきわめて適
している。燃焼用のコークポンドあたりに必要とする空
気量は流出ガス中の所望の二酸化炭素対−酸化炭素比、
並びに再生型条件においてガス状酸化物を形成し得る水
素、硫黄、窒素およびその他の元素のような、コーク中
に存在する他の可燃物質、に依存する。 再生器は約i、o o oから1,600°F、好まし
くは、1.275から1,450°Fの範囲の温度にお
いて運転して、触媒温度を著しい触媒劣化がおこり得る
温度以下に保ちながら適切な燃焼を達成する。これらの
温度を制御するためには、燃焼速度を制御することが必
要であり、それはこんどは少くとも一部には、ば化性ガ
スと再生帯中に導入する炭素との時間あたりの相対量に
よって制御できる。再生器中への炭素導入速度は導管3
9中の弁40を通るコーク付着触媒の流速、導管13中
の制御弁による再生触媒の取出し速度、およびノロワー
41.42の運転速度による酸化性ガスの導入速度、を
調節することによって制御される。これらの因子は流出
ガス中の二酸化炭素対−酸化炭素の比が約4.0に等し
いかそれより小さく、好ましくは1.5またはそれ以下
であるように制御される。その上、液体またはスチーム
のいずれかの水は再生器へ添加されて温度側X1t−助
けそして二酸化炭素対−酸化炭素の比に影響を与える。 再生器燃焼反応は再生触媒上に残る炭素量が実質上無水
の重量基準で約0.25 、好ましくは約0.05、最
も好捷しくは0.01%以下であるように実施される。 残留炭素水準は触媒を1.100’Fにおいて約4時間
炭素測定前に乾燥することを含む慣用的技法によって確
かめられる。 本発明の再生方法においては、酸化性ガスと触媒の量は
第二帯域中に入る酸化性ガス量がこの酸素リッチ帯域に
達する触媒上に残るコークのすべてを二酸化炭素へ転化
するのに要する量よシ大きいように制御される。一方、
第一帯域中へ第二帯域から通る酸化性ガス量と第8図の
配管116および分配器118を通るような第一帯域へ
添加する追加の酸化性ガスの量はこの帯域中のコークの
すべてを二酸化炭素へ転化するには不十分である。第一
帯域はそれゆえ酸素が欠乏するので、第一帯域中の顕著
な後燃焼および過度の温度は妨げられ、それによって触
媒と再生装置が損傷を受けるのを保護する。 工業的応用性 本発明は高沸の炭素・金属質原料油を液体燃料範囲にあ
る低沸炭化水素榴分へ接触分解する際に特に有用である
。これらの油の例は常圧蓋部残油およびその他の原油ま
たは上記で規定した通りの残油含有原油溜升である。し
かし、本発明の触媒と方法は慣用的な軽質および重質ガ
ス油を含めてttとんどすべての原油あるいは原油部分
に有用であることは理解される。 この方法は排気(vantea)型のライザー反応器に
おいて実施することが好ましいけれども、上向き流また
は下向流のいずれかの他の種類のライザーあるいは非ラ
イザー型反応器を用いてもよい。 也のように、クランキング運転は祖給原料油が圧力、温
度および供給速度の適当な接触条件の下で通される触媒
流動床で以て実施してよい。あるいはまた、触媒は分解
されるべき供給原料油物質の中を通過するかあるいはそ
れと接触する移動床の形で使用することができる。 好ましい接触的操作は接触分解であるけれども、本発明
の触媒と方法はナフテン炭化水素の脱水素環化、ハイド
ロクラッキング、ハイドロホーミングなと、オレフィン
の重合、ポリマーの解重合、ナフサのアルキレーション
、脱アルキレーンヨン、不均化反応、リホーミング、パ
ラフィン、などの異性化、パラフィンなどの芳香族化、
水素添加、脱水素、供給原料油の一つまたは一つ以上の
特性が触媒存在下で水素で以て処理することによって改
善される各種のハロドロホーミング操作、空気のような
酸化媒体による有機化合物の酸化、吸着および吸収操作
、および類似の種類のその他の接触、転化および/また
は分離工程、において使用できる。 本発明で以て、与えられた水準の転化に対する。 ガソリン沸点石門生成物へのより大きい分解選択率とよ
り、少ないカーボン形成が、反応部位と反応剤とよ/′
り大きい接近能力および望ましくない副反応の減少のた
めに達成することができる。また、工程はよシ大きい空
間速度および/またはより低い反応温度において運転し
て慣用的触媒を用いる慣用的工程と比較して与えられた
選択率、転化率およびオクタン価が達成される。触媒は
慣用的再生方法による場合でも本発明の方法による場合
でも、触媒内の酸化反応上の拡散制約が最小化されるの
で、従来法触媒よシ一般的に再生容易である。 大細孔のCB触媒は金属およびコークの両者に対する大
きい許容度をもち、それゆえ金属不純物および/または
コーク前駆物質を含むいかなる装填原料にも高度に適し
ている。゛ 「大きい許容度」とは触媒が従来法触媒と
比較して著しく多量の毒性金属とコークを蓄積させるこ
とができ、そしてしかも本発明の工程において有効な触
媒活性をもつことを意味する。この転化反応中に、金属
またはコークはそれらが触媒的部位の実質的な数を塞ぐ
ことができるゼオライトの上ではなくて大きいフィーダ
ー細孔の壁の上で沈着することができる。 犬きaフィーダー細孔のマトリックスはそれによってゼ
オライト促進剤の有用寿命をのばさせる。 大きいフィーダー細孔はまた反応器温度以上の沸点をも
つアスファルテ/およびその他の液状炭化゛水素をも、
低沸点反応剤分子の拡散を著しくおくらせる程度に充満
されるようになることなしに、吸収することができる。 大きいフィーダー細孔は大きい分子のより良好な拡散を
提供するので、それらの分子は触媒表面または近傍にお
ける熱的分解ではなく酸性点において分解され得る。そ
れゆえ、与えられた水準の転化についてコーク沈着がよ
り少ない。再生中の拡散はまた局在ホットスポットの温
度がかなシ低くそれに応じて燃結に基づくマトリックス
およびゼオライトの細孔崩壊がより少ない。さらに、細
孔直径が大きい場合には、フィーダー細孔の部分的崩壊
は慣用触媒よシも小さい程度で炭化水素の拡散を制約す
る。大きいフィーダー細孔はまた粒子表面上の重金属お
よびコークの沈着によって閉塞されにくい。 再生器中で除去されるべきコーク量を減らす一つの要因
は未分解および分解した炭化水素がともに大きいフィー
ダー細孔から追い出され得ることが比較的容易であるこ
とである。コーク沈着を減らすもう一つの要因は、液体
状態の捷まであるアスファルテンおよびその他の炭化水
素がマ) IJラックス中あるいはゼオライトの露出表
面上のいずれかにおいて酸性点に達することによって分
解されることがよりおこり易いことである。 本発明のもう一つの工業的利点は触媒組成物のゲルスラ
リーを噴霧乾燥し制御された流動比可能の寸法の耐磨耗
性微球体に形成することの容易さである。形成後、これ
らの微球体は容易に洗滌、乾燥し、次いで焼成して、ゼ
オライトまたはマトリックスの担持構造のいずれかに著
しい変化を与えずにカーボンブラックを除去し得る。本
発明の特に重要な姿は、カーボンブラックが触媒製造中
の除去を必要とするのではなく運転中の転化装置の反応
器および再生器中を触媒が最初に循環する間に除去され
得ることである。 4、図面の簡単な説明 本発明は付属図面に関連して採用する最良様式について
の記述を参照することによってさらに理解できる。 第1図は本発明の触媒組成物中で用いるカーボンブラッ
クの一つの種類の網状構造の線図的図解である。 第2図は本発明によってつくられる触媒粒子の線図的表
現である。 第3図は第2図に関(て拡大した本発明のフィーダー細
孔の線図的表現である。 第4図は本発明の触媒のマトリックス内の多環芳香族炭
化水素の分解の線図的表現である。 第5図は本発明の触媒のゼオライト成分の中における第
4図の脂肪族断片の分解の線図的表現である。 第6図は本発明の触媒をつくるときに用いるカーポンプ
オツク量の変化に相対的な細孔容積範囲の変化を示すグ
ラフである。 第7図は本発明の触媒を利用し、本発明の方法を実施す
るための装置の模型的線図である。 第8図は本発明の触媒を利用し本発明の方法を実施する
ための別の装置の模型的線図である。 第9A、IOA、IIA、および12A図は走査電子顕
微@(SEM)Kよってつくった顕微鏡写真であって本
発明の触媒組成物中で用いる種類の網状力地形図からの
輪廓ププロットと他のデーターであシ、第9Aから第1
2A図にそれぞれ相当する。 第13図は本発明に、従ってつくった触媒マトリックス
を示すSEM顕微鏡写真である。 第14図は容積%MAT転化の減少に伴なう触媒の相対
的活性の変化を示すグラフである。 図面の浄書(内容に変更なしン 隼3図 纂41!1 Vスライド 算5図 FT 3 81IA圓 璽 喝% 稟ue。 1 1!9.81 葛tzBrjKJ 雇 川 怖 手続補正書 昭和11年11月74日 特許庁玉官志 賀 手段 6、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 俗務 ア?、ランドーズ41L”イン″:′4榮−デ・
7F゛4、代理人 手9続補正書 昭和59年11月lt日 昭和59年特許願第170981号 2、発明の名称 重質炭化水素転化用大細孔触媒 6、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 名 称 アシュランド・オイル・インコーホレーテッド
4、代理人 5、補正の対象 明細書の〔特許請求の範囲〕の欄 6、補正の内容 別紙の通り (別紙) (1)特許請求の範囲を下記に補正する。 「1. カーボンブラック粒子を炭化水素転化特性をも
つ賦形可能触媒組成物の中へ導入し、該触媒組成物を炭
化水素転化触媒の固形賦形物に成形し、そして、該固形
触媒賦形物な酸素含有ガスの存在下において、上記カー
ボンブラック粒子を除きかつ該固形触媒成形物の中に大
きいフィーダー細孔を提供するのに十分な燃焼条件にお
いて加熱する、ことから成る、炭化水素転化触媒製造方
法。 2、炭化水素転化用の触媒的部位を含む促進剤が上記固
形触媒成形物の中に与えられ、そして上記賦形可能触媒
組成物が上記固形触媒賦形物中で上記促進剤を支持する
ためのマ)IJラックス質を含む、特許請求の範囲第1
項に記載の方法。 6、上記促進剤が天然ゼオライトまたは合成ゼオライト
である、特許請求の範囲第2項に記載の方法。 4、上記の賦形可能触媒組成物が結晶性アルミノ珪酸塩
を形成し得るシリカ物質およびアルミナ物質を含み、か
つ該アルミノ珪酸塩が上記カーボンブラック粒子の少(
とも一部を上記シリカ・アルミナ物質と混合したのちに
結晶化される、特許請求の範囲第1項に記載の方法。 5、上記カーボンブラック粒子の除去によって与えられ
る上記フィーダー細孔の少くとも一部の有効直径が10
0から6.0 [1o、あるいは400がら6.000
、あるいはi、o o oから6,000 オングスト
ロームの範囲にある、特許請求の範囲第1項に記載の方
法。 6、上記カーボンブラック粒子の除去忙よって提供され
る細孔容積が少くとも0.1 cc/Eである特許請求
の範囲第1項に記載の方法。 Z 上記加熱後の上記固形触媒賦形物が約5から45重
量%の範囲の量のカチオン交換ゼオライトを含む、特許
請求の範囲第1項に記載の方法。 8、上記の賦形触媒組成物が上記加熱段階前に5から2
5重量%の範囲でカーボンブラックを含む、特許請求の
範囲第1項に記載の方法。 9 上記の賦形触媒組成物が上記加熱段階前に10から
20または15から18重量%の範囲でカーボンブラッ
クを含む、特許請求の範囲第1項に記載の方法。 10、特許請求の範囲第1項に記載の方法によってつく
られる触媒組成物。 11、約10から40重量%の範囲の量のカチオン交換
されたゼオライトおよび約15から90重量%の範囲の
量のシリカ、アルミナ、あるいはシリカ・アルミナのマ
トリックスから成るクラッキング触媒であって:カーボ
ンブラック粒子を上記マトリックス中に導入し次いで上
記マトリックスを酸素含有ガスの存在下において上記カ
ーボンブラック粒子を上記マトリックスから除きかつ上
記細孔容積を提供するのに十分な燃焼条件下で加熱する
ことによって形成される少くとも0.10 cc/9の
細孔容積をもつ、触媒。 12、炭化水素転化触媒製造方法であって;固形触媒マ
トリックスを形成するのに適するヒドロゲルの水性スラ
リーをつくり; 1、カーボンブラック粒子を上記ヒド
ロゲルスラリーへ添加し; 上記混合物を処理して、上記ヒドロゲルスラリーから形
成されたマトリックス中に上記カーボンブラック粒子を
含む炭化水素転化触媒の固形賦形物を形成し;そして、 上記固形触媒賦形物を酸素含有ガスの存在下において上
記カーボンブラック粒子を除きかつ上記固形触媒賦形物
中の大きいフィーダー細孔を提供するのに十分な燃焼条
件下で加熱する;諸段階から成る方法。 15、上記水性スラリーが珪酸質ゲルあるいはシリカゲ
ルのコロイド状分散体を含む、特許請求の範囲第12項
記載の方法。 14、上記水性スラリーがアルミナゲルな含む、特許請
求の範囲第12項に記載の方法。 15、上記水性スラリーがシリカブ化またはアルミナゲ
ルあるいはシリカゲルとアルミナゲルの両者を含む、特
許請求の範囲第12項に記載の方法。 160、上記ヒドロゲルスラリーが上記カーボンブラッ
ク粒子用分散剤としてリークニン化合物を含む、特許請
求の範囲第12項に記載の方法。 1Z 上記リグニン化合物がナトリウム・リグノサルフ
ェートであり、上記ヒドロゲルスラリー中の上記リグニ
ン化合物の量がカーボンブラック粒子の上記添加後の上
記ヒドロゲルスラリー中の固体の合計重量を基準にして
0f15から6.0、あるいは0.1から2.0、ある
いは0.5から1.5重量%の範囲にある、特許請求の
範囲第16項に記載の方法。 18、特許請求の範囲第12項に記載の方法によってつ
くった触媒組成物。 19 カチオン交換したYまたはXまたはX−Yゼオラ
イトを約6から45重量%の範囲の量でさらに含み、カ
ーボンブラック粒子の上記燃焼に続いて稀土類イオンで
以てさらに交換して改善された水熱安定性のゼオライト
触媒を特徴する特許請求の範囲第18項に記載の触媒組
成物。 20、結晶性アルミノ珪酸塩を上記混合物の処理前に上
記混合物へ添加して上記固形触媒賦形物を形成させる、
特許請求の範囲第12項に記載の方。 法。 21、上記ゼオライトがY型またはX型ゼオライトであ
る、特許請求の範囲第20項に記載の方法。 22、上記ゼオライトを水素、アンモニウム、あるいは
稀土類のイオンあるいはそれらのイオンの〔鵞1 混合物で以てイオン交換する、特許請求の範囲第21項
に記載の方法。 23、上記ヒドロゲルスラリーがさらに重量で75チま
での固形の燃焼させた触媒を与えるのに十分な粘土を含
む、特許請求の範囲第12項に記載の方法。 24、触媒をかなりの量の高分子量炭化水素成分を含む
炭化水素供給原料油と該触媒上にコークを沈着させる反
応条件下において接触させ、そして、該触媒を酸化条件
下において再生してそれから該コークを除去する工程を
含む接触分解における触媒として使用に適する組成物で
あって;該触媒組成物が揮発成分抜きの合計組成物の重
量で約15から99%の範囲にあるシリカ物質および揮
発成分抜きの合計組成物の重量で約1から35%の範囲
内の量のカーボンブラック粒子から成り、該カーボンブ
ラックが上記触媒組成物から上記触媒再生の酸化条件下
で除去可能であって上記シリカ物質中に大きいフィーダ
ー細孔を提供する;組成物。 25、上記カーボンブラック除去後に上記触媒組成物の
重量で0がら75%の範囲内の量で粘土をさらに含む、
特許請求の範囲第24項に記載の触媒組成物。 26、 1,025°F(552℃)をこ京る沸点の重
質炭化水素成分のがなりの量を含む炭化水素供給油の接
触的転化方法であって;該供給油を特許請求の範囲第1
項に記載の触媒と炭化水素転化生成物を提供し、かつ上
記触媒上にコークな沈着させる炭化水素転化条件下に保
った反応帯の中で汝触させ、該炭化水素転化生成物を上
記触媒から除き、該触媒をそれから上記沈着コークを除
くのに十分な酸化条件下で該触媒を再生し、そして、該
再生を含む炭化水素供給油を軽質生成物へ転化する方+
物質を含む転化器供給油を提供し; 該転化器供給油を特許請求の範囲第1項に記載の触媒組
成物と添加ガス状物質の存在下でかつ上記供給油および
上記ガス状物質の中で上記触媒の懸濁体を形成するのに
十分な条件において接触させ、その際、添加ガス状物質
の分圧の上記供給油分圧に対する比が約o、25から約
2.5の範囲内にあり; 0.1から約3.0秒の範囲の上記反応室中の予定蒸気
滞留時開の開流動させ: 上記の時間、温度および圧力、並びに上記懸濁体中の触
媒対油重量比が約50から約90容積チの範囲の一貫流
あたりの転化をおこさせかつ約0.6から6重量%の範
囲の量で触媒上にコークを沈着させるのに十分なもので
あり; 上記触媒を得られた転化生成物から分離し;吸収されて
いる炭化水素を該分離触媒から追い出し; この追い出した触媒を酸素含有燃焼ガスで以て触媒上の
炭素を約0.255重量%り低(へ減らすのに十分な燃
焼条件下で再生し、その門COおよび/またはCO2か
ら成る燃焼生成ガスを形成させ;そして、 上記再生触媒を上記反応器へ新しい供給油と接触させる
ために循環させる; とも約1.0の炭素残渣と少くとも約4.0ppmのニ
ッケル当量の重金属含量とをさらに特徴とし、かつ上記
カーボンブラック除去により上記転化触媒中に提供され
るフィーダー細孔の少くとも一部が400から6,00
0オングストロームの範囲にある有効細孔直径をもつ、
特許請求の範囲第27項に加熱分解時炭素残渣、少くと
も約10 ppmのニッケル当量の重金属含量、少くと
も0.1重量%の窒素含量をさらに特徴とする、特、i
−1:請求の範囲第28加熱分解時炭素残漬、少くとも
約20 ppmのニッケル当量の重金属含量、および少
くとも約0.2重量%の窒素含量をさらに特徴とする、
特許請求の範囲第28項に記載の転化方法。」 手続補正書(方式) %式% 1、事件の表示 昭和Δ9年付今9千願第 17of91号1嘔戻I乙半
もオムツし田大命l和餉棒某6、補正をする者 事件との関係 出 願 人 住所 ;”f”r Tizラン”−Kイ+V・ 4yz−q!
’v−、、lF4、代理人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 カーボンブラックを炭化水素転化特性をもつ賦形
    可能触媒組成物の中へ導入し、該触媒組成物を炭化水素
    転化触媒の固形賦形物に成形し、そして、該固形触媒賦
    形物を酸素含有ガスの存在下において、上記カーボンブ
    ラック粒子を除きかつ該固形触媒成形物の中に大きいフ
    ィーダー細孔を提供するのに十分な燃焼条件において加
    熱する、ことから成る、炭化水素転化触媒製造方法。 2、炭化水素転化用の触媒的部位を含む促進剤が上記固
    形触媒成形物の中に与えられ、そして上記賦形可能触媒
    組成物が上記固形触媒賦形物中で上記促進剤を支持する
    だめのマトリックス物質を含む、特許請求の範囲第1項
    に記載の方法。 3゜ 上記促進剤が天然ゼオラーfトまたは合成ゼオラ
    イトである、特許請求の範囲第2項に記載の方法。 4、上記の賦形可能触媒組成物が結晶性アルミノ珪酸塩
    を形成し得るシリカ物質およびアルミナ物質を含み、か
    つ該アルミノ珪酸塩が上記カーボンブラック粒子の少く
    とも一部を上記シリカ・アルミナ物質と混合したのちに
    結晶化される、特許請求の範囲第1項に記載の方法。 5 上記カーボンブラック粒子の除去によって与えられ
    る上記フィーダー細孔の少くとも一部の有効直径が10
    0から6,000、あるいは400から6.000、あ
    るいはi、oooから6.000オングストロームの範
    囲にある、特許請求の範囲第1項に記載の方法。 6、上記カーボンブラック粒子の除去によって提供され
    る細孔容積が少くともo、tcc/、pである特許請求
    の範囲第1項に記載の方法。 7、上記加熱後の上記固形触媒賦形物が約5から45重
    量係の範囲の量のカチオン交換ゼオライトを含む、特許
    請求の範囲第1項に記載の方法。 8、上記の賦形触媒組成物が上記加熱段階前に5wら2
    5重量係の範囲でカーボンブラックを含む、特許請求の
    範囲第1項に記載の方法。 9.上記の賦形触媒組成物が上記加熱段階前に10から
    20または15から18重量係の範囲でカーボンブラッ
    クを含む、特許請求の範囲第1項に記載の方法。 10、特許請求の範囲第1項に記載の方法によってつく
    られる触媒組成物。 11、約10から40重量係の範囲の量のカチオン交換
    されたゼオライトおよび約15から90重量係の範囲の
    量のンリカ、アルミナ、あるいはンリカ・アルミナのマ
    トリックスから成るクラッキング触媒であって;カーボ
    ンブラック粒子を上記マトリックス中に導入し次いで上
    記マトリックスを酸素含有ガスの存在下において上記カ
    ーボンブラック粒子を上記マトリックスから除きかつ上
    記細孔容積を提供するのに十分な燃焼条件下で加熱する
    ことによって形成される少くとも0.10CC/gの細
    孔容積をもつ、触媒。 12、炭化水素転化触媒製造方法であって;固形触媒マ
    トリックスを形成するのに適するヒト80ゲルの水性ス
    ラリーをつ<す; カーボンブラック粒子を上記ヒドロゲルスラリーへ添加
    し; 上記混合物を処理して、上記とドロゲルスラリーから形
    成されたマトリックス中に上記カーボンブラック粒子を
    含む炭化水素転化触媒の固形賦形物を形成し;そして、 上記固形触媒賦形物を酸素含有ガスの存在下において上
    記カーボンブラック粒子を除きかつ上記固形触媒賦形物
    中の大きいフィーダー細孔を提供するのに十分な燃焼条
    件下で加熱する;諸段階から成る方法。 13、上記水性スラリーが珪醒質ゲルあるいはシリカゲ
    ルのコロイド状分散体を含む、特許請求の範囲第12項
    に記載の方法。 14、上記水性スラリーがアルミナゲルを含む、特許請
    求の範囲第12項に記載の方法。 15、上記水性スラリーがシリカゲルまたはアルミナゲ
    ルあるい(はシリカゲルとアルミナゲルの両者を含む、
    特許請求の範囲第12項に記載の方法。 16、上記ヒドロゲルスラリーが上記カーボンブラック
    粒子用分散剤としてリグニン化合物を含む、特許請求の
    範囲第12項に記載の方法。 17、上記リグニン化合物がナトリウム・リグノサルフ
    ェートであり、上記ヒドロゲルスラリー中の上記リグニ
    ン化合物の量がカーボンブラック粒子の上記添加後の上
    記ヒト90ゲルスラリー中の固体の合計重量を基準にし
    て0.05から3.0、あるいは0.1から2.0、あ
    るいは0.5から1.5重量係の範囲にある、特許請求
    の範囲第16項に記載の方法。 18、特許請求の範囲第12項に記載の方法によってつ
    くった触媒組成物。 19、カチオン交換したYtたはXまたはX−Yゼオラ
    イトを約3から45重量係の範囲の量でさらに含み、カ
    ーボンブラック粒子の上記燃焼に続いて稀土類イオンで
    以てさらに交換して改善された水熱安定性のゼオライト
    触媒を特徴する特許請求の範囲第18項に記載の触媒組
    成物。 20、結晶性アルミノ珪酸塩を上記混合物の処理前に上
    記混合物へ添加して上記固形触媒賦形物を形成させる、
    特許請求の範囲第12項に記載の方法。 21、上記ゼオライトがY型またはX型ゼオライトであ
    る、特許請求の範囲第20項に記載の方法。 22、上記ゼオライトを水素、アンモニウム、あるいは
    稀土類のイオンあるいはそれらのイオンの混合物で以て
    イオン交換する、特許請求の範囲第21項に記載の方法
    。 23゜上記ヒドロゲルスラリーがさらに重量で75係1
    での固形の燃焼させた触媒を与えるのに十分な粘土を含
    む、特許請求の範囲第12項に記載の方法。 24、接触分解における触媒として使用に適する組成物
    であって; 触媒をかなりの量の高分子量炭化水素成分を含む炭化水
    素供給原料油と該触媒上にコークを沈着させる反応条件
    下において接触させ、そして、該触媒をば化条件下にお
    いて再生してそれから該コークを除去し、該触媒組成物
    が揮発成分抜きの合計組成物の重量で約15から99%
    の範囲にあるシリ刃物質および揮発成分抜きの合計組成
    物の重量で約1から35係の範囲内の量のカーボンブラ
    ックから成り、該カーボンブラックが上記触媒組成物か
    ら上記触媒再生の酸化条件下で除去可能であって上記シ
    リカ物質中に大きいフィーダー細孔を提供する;組成物
    。 25、上記カーボンブラック除去後に上記触媒組成物の
    重量で0から75%の範囲内の量で粘土をさらに含む、
    特許請求の範囲第24項に記載の触媒組成物。 26、 1,025°Fをこえる沸点の重質炭化水素成
    分のかなりの量を含む炭化水素供給油の接触的転化方法
    であって;該供給油を特許請求の範囲第1項に記載の触
    媒と炭化水素転化生成物を提供する炭化水素転化条件下
    に保った反応帯の中で接触させ、該炭化水素転化生成物
    を上記触媒から除き、該触媒をそれから上記沈着コーク
    を除くのに十分な酸化条件下で該触媒を再生し、そして
    、該再生触媒を上記反応帯へ戻す;ことからなる方法。 27、沸点が1,025′Fをこえる高分子量炭化水素
    を含む炭化水素供給油を軽質生成物へ転化する方水素処
    理がなされておらずかつ1,025’Fヲコ、する沸点
    の炭化水素溜分のかなりの量を含む650’F+物質を
    含む転化器供給油を提供し; 該転化器供給油を特許請求の範囲第1項に記載の触媒組
    成物と添加ガス状物質の存在下でかつ上記供給油および
    上記ガス状物質の中で上記触媒の懸濁体を形成するのに
    十分な条件において接触させ、その際、添加ガス状物質
    の分圧の上記供給油分圧に対する比が約0.25から約
    2.5の範囲内にあり; 上記懸濁体を順送り流れ型反応器の細長い垂直にのびた
    反応室の中全約900から約1,400 ′Fの範囲の
    温度および約10から約50ポンドS/平方インチ(絶
    対値)の範囲内の合計圧力において約0.1から約3.
    0秒の範囲の上記反応室中の予定蒸気滞留時間の間流動
    させ; 上記の時間、温度および圧力、並びに上記懸濁体中の触
    媒対油重量比が約50から約90容積係の範囲の一貫流
    あたりの転化をおこさせかつ約0.3から3重量%の範
    囲の量で触媒上にコークを沈着させるのに十分なもので
    あシ; 上記触媒を得られた転化生成物から分離し;吸収されて
    いる炭化水素を該分離触媒から追い出し; この追い出した触媒を酸素含有燃焼ガスで以て触媒上の
    炭素を約0.255重量%シ低くへ減らすのに十分な燃
    焼条件下で再生し、その間Goおよび/またはCO2か
    ら成る燃焼生成ガスを形成させ;そして、 上記再生触媒を上記反応器へ新しい供給油と接触させる
    ために循環させる; ことから成る方法。 28、上記の650’F+物質が加熱分解時の少くとも
    約1.0の炭素残渣と少くとも約4.0 ppmのニッ
    ケル当量の重金属含量とをさらに特徴iし、かつ上記カ
    ーボンブラック除去により上記転化触媒中に提供される
    フィーダー細孔の少くとも一部が400から6.000
    オングストロームの範囲にある有効細孔直径をもつ、特
    許請求の範囲第27項に記載の転化方法。 29、上記の650”F+物質が少くとも約2.0の加
    熱分解時炭素残渣、少くとも約10pmのニッケル当量
    の□重金属含量、少くとも0.1重量%の窒素含量をさ
    らに特徴とする、特許請求の範囲第28項に記載の転化
    方法。 30、上記の6500F+物質が少くとも約4.0の加
    熱分解時炭素残渣、少くとも約20 ppmのニッケル
    当量の重金属含量、および少くとも約0.2重量%の窒
    素含量をさらに特徴とする、特許請求の範囲第28項に
    記載の転化方法。
JP59170981A 1983-08-16 1984-08-16 炭化水素供給油転化方法 Granted JPS60143834A (ja)

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