JPS60140825A - フオトマスク欠陥修正方法および装置 - Google Patents

フオトマスク欠陥修正方法および装置

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JPS60140825A
JPS60140825A JP58245476A JP24547683A JPS60140825A JP S60140825 A JPS60140825 A JP S60140825A JP 58245476 A JP58245476 A JP 58245476A JP 24547683 A JP24547683 A JP 24547683A JP S60140825 A JPS60140825 A JP S60140825A
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benzene
photomask
solution
container
correction
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JP58245476A
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Mikio Hongo
幹雄 本郷
Katsuro Mizukoshi
克郎 水越
Takeoki Miyauchi
宮内 建興
Yasuhiro Koizumi
古泉 裕弘
Takao Kawanabe
川那部 隆夫
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/68Preparation processes not covered by groups G03F1/20 - G03F1/50
    • G03F1/72Repair or correction of mask defects

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、フォトマスクのパターン面に発生する欠落欠
陥の修正方法とその装置に係り、特に、短時間で且つ容
易に前記欠落欠陥を修正するためのフォトマスク欠陥修
正方法およびその装置に関するものである。
〔発明の背景〕
フォトマスクに発生する欠陥には、黒点欠陥(残留欠陥
ともいわれている)と欠落欠陥(白点欠陥ともいわれ、
正常なパターンの一部分が欠除するような欠陥)とがあ
る。
これらの欠陥修正方法とl〜で、黒点欠陥については、
レーザによる修正方法を採用することにより、欠陥修正
の工程が大幅に短縮できるようになった。一方、欠落欠
陥については、リフトオフ法が用いられている。この方
法は、次の(++、 (2+、 (3)。
(4L (51の工程から々るものである。すなわち、
(1)欠落欠陥を有するフォトマスク全面にポジ型のレ
ジストを塗布する。
(2)部分露光法を用いて、欠落欠陥部のみに露光を行
なう。
(3)現像処理により欠落欠陥部に窓をあける。
(4)真空蒸着技術により、欠落欠陥部とその周辺のレ
ジスト上、あるいはフォトマスク全面のレジスト上に金
属膜を形成する。
(5) レジスト除去を行ない、同時にレジスト上に形
成されている金属膜も除去する。
このように多くの工程からなるこの欠陥修正方法は、欠
陥修正に時間がかかるという欠点があった。
最近、レーザ光照射により、有機金属溶液など、金属を
析出する溶液から金属を堆積する方法が報告されており
、この方法を欠落欠陥の修正に適用することができる。
第1図は、レーザ光照射により有機金属溶液から金属を
堆積する方法を説明するだめの略示図である。
この第1図において、Cr錯体またはMO錯体のベンゼ
ン溶液1を、2枚のガラス窓2a、2bを持つセル3に
入れ、一方のガラス窓2aの内側に、対物レンズ5で集
光したレーザ光4を照射して、金属6を堆積させるもの
である。これを応用し、ガラス窓2aの代りに、欠落欠
陥を有するフ第1・マスクを、そのパターン面がベンゼ
ン溶液1側に向くようにして装着し、前記欠陥のある部
分ヘレーザ光4を照射することにより、欠落欠陥の修正
を行なうことができる。しかし、ここで用いられている
Cr錯体またはMO錯体は、非常に不安定で大気に触れ
ると大気中の酸素と反応し酸化物を形成してしまうため
、取扱いが難しく、欠落欠陥の修正に、レーザ光照射に
より金属を析出する溶液を使用することが困難であると
いう欠点があった。
〔発明の目的〕
本発明は、上記した従来技術の欠点を除去し、短時間に
且つ容易に欠落欠陥を修正することができるフ第1・マ
スク欠陥修正方法、およびその実施に直接使用されるフ
ォトマスク欠陥修正装置の提供を、その目的とするもの
である。
〔発明の概要〕
本発明に係るフォトマスク欠陥修正方法の構成は、ビス
・ベンセン・メタルのベンゼン溶液を供給された修正容
器に、外気と密閉状態を保持し、パターン面が前記修正
容器内側に向き、且つ前記パターン面の欠落欠陥部分が
前記溶液に浸るようにして装着された被修正フォトマス
クの前記欠落欠陥部分へ、レーザ光を照射してそこに前
記溶液中の金属を析出させることにより、前記欠落欠陥
を修正するようにしたものである。
また、本発明に係るフォトマスク欠陥修正装置の構成は
、レーザ光を発生するレーザ光発生手段と、被修正フォ
トマスクを外気と密閉状態で装着することができ、且つ
前記レーザ光を透過するレーザ透過用窓を備えだ修正容
器と、前記レーザ光発生手段から発生したレーザ光を前
記被修正フォトマスクの欠落欠陥部分に集光し、且つこ
れを観察することができるレーザ照射・観察光学系と、
前記修正容器の内部を排気する排気手段と、前記レーザ
光の照射により金属を析出する溶液を貯蔵する溶液貯蔵
手段と、この溶液貯蔵手段から前記修正容器内へ前記溶
液を供給・排出する溶液供給・排出手段と、前記修正容
器内へ、前記溶液に影響を及ぼさない不活性ガスを供給
する不活性ガス供給手段と、前記修正容器内を洗浄する
だめの洗浄液を貯蔵する洗浄液貯蔵手段と、この洗浄液
貯蔵手段から前記修正容器内へ前記洗浄液を供給・排出
する洗浄液供給・排出手段とを有せしめるようにしたも
のである。
さらに詳しくは、レーザ光照射により金属を析出する溶
液として、ビス・ベンゼン・クロムtiはビス・ベンゼ
ン・モリブデンのベンゼン溶液を用い、この溶液を大気
に直接触れることのないようにして供給することができ
る修正容器に、被修正フォトマスクのパターン面が前記
ベンゼン溶液に浸るようにして当該修正容器に装着し、
前記パターン面の欠落欠陥部分ヘレーザ光を照射してそ
こに金属を析出させることにより欠陥を修正したのち、
前記ベンゼン溶液を前記修正容器から排出させ、さらに
ベンゼン洗浄を行なったのち、前記被修正フ第1・マス
クを取外すようにしたものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を実施例によって説明する。
第2図は、本発明の一実施例に係るフォトマスク欠陥修
正方法の実施に供せられる装置の一例を示す略示図、第
3図は、第2図における、被修正フォトマスクを装着し
た修正容器を示す詳細断面図である。
第2図において、21は、その前方にシャッタ23を配
設した、レーザ光に係るArレーザ光22を発生するレ
ーザ発生手段に係るArレーザ発振器、8は、そのレー
ザ透過用窓50に、パターン面7aが容器内側に向くよ
うにして被修正フォトマスク7を、外気と密閉状態で装
着することができる修正容器(詳細後述)、40は、対
物レンズ25とArレーザ発振器21との間に、矩形開
口部35aの寸法aを変えることができる可変矩形開口
スリット35を具備し、被修正フォトマスク7のパター
ン面7aと、対物レンズ倍率Mの(9) 逆数1/Mの大きさに縮小した矩形開口部35aの実像
面とが一致するように、対物レンズ25゜可変矩形開口
スリット35を配設することにより、Arレーザ発振器
21から発生したArし〜ザ光22をパターン面7aの
欠落欠陥部分に集光するようにしたレーザ照射・観察光
学系、12ば、修正容器8内を排気する排気手段に係る
真空ポンプ、16は、ビス・ベンゼン・クロムのベンゼ
ン溶液を貯蔵する溶液貯蔵手段に係るベンゼン溶液タン
ク、13,14.15は、このベンゼン溶液タンク16
から修正容器8内へ前記溶液を供給・排出する溶液供給
・排出手段に係るバルブ、バルブ。
ポンプ、9,10は、修正容器8内へ、前記溶液に影響
を及はさない不活性ガス(窒素ガス)を供給する不活性
ガス供給手段に係るバルブ、窒素ボンベ、20は、修正
容器8内を洗浄するだめの洗浄液に係るベンゼンを貯蔵
する洗浄液貯蔵手段に係るベンゼンタンク、17,18
.19は、このベンゼンタンク20から修正容器8内へ
前記ベンゼンを供給・排出する洗浄液供給・排出手段に
係(10) るバルブ、バルブ、ポンプである。そして29は、前記
バルブ9,1.1,13,14,17.18の開閉、お
よび真空ポンプ12.ポンプ15.19の0N−OFF
、ならびにシャッタ23の開閉全制御することができる
制御装置である。
前記修正容器8について、第3図を使用して詳細に説明
すると、この修正容器8は、底板8bにねじ41および
OIJング42で、上部にレーザ透過用窓50を開口し
た容器本体8aを締結してなるものであり、前記レーザ
透過用窓5oには、被修正フォトマスク7自身が窓材と
なる様に、マスク押え43.QIJング44およびねじ
45で固定される。このとき、被修正フォトマスク7は
、そのパターン面7aが容器内側を向く様に固定され、
Arレーザ光22はマスク基板を透過して、パターン面
7aの欠落欠陥部分に照射されるものである。そして、
この修正容器8は、バルブ9を介し□て窒素ボンベ10
と、バルブ11を介して真空ポンプ12と、バルブ13
,14.ポンプ15を介してベンゼン溶液タンク16と
、バルブ17゜18、ポンプ19を介してベンゼンタン
ク20と、それぞれ配管によって接続されており、この
修正容器8はX−Yステージ(図示せず)上に載置され
ている。
再び第2図へ戻って、前記レーザ照射・観察光学系40
について詳細に説明すると、30は、Arレーザ光22
のビーム径を拡げるビームエキスパンダ、31は、参照
光光源、32は、干渉フィルタ、33は、A−rレーザ
光22の波長と対物レンズ25による色収差が出す、且
つ結合光学系34で結合できる程度に、Arレーザ光2
2と波長がわずかに累々るように、前記干渉フィルタ3
2で選択された参照光、36は、Arレーザ光22の波
長に対しては十分高い反射率をもち、参照光33に対し
ては50%程度の反射率をもち、他の波長に対しては十
分高い透過率をもつダイクロイックミラーである。26
は照明光学系、37はハーフミラ−138は、レーザ光
カットフィルタ、39はプリズム、28は接眼レンズで
ある。
このように構成したフォトマスク欠陥修正装置の動作を
説明する。
すべてのバルブ9,11,13,14,1.7゜18が
閉じられ、ベンゼンおよびビス・ベンゼン・クロムのベ
ンゼン溶液がそれぞれベンゼンタンク20.ベンゼン溶
液タンク16に密閉された状態で貯蔵されている。被修
正フォトマスク7を、そのパターン面7aが容器内側へ
向くようにして修正容器8に取り付け、容器内を密閉状
態にする。
ここで、フォトマスク欠陥修正装置をONにすると、制
御装置29が作動してバルブ11が開き、真空ポンプ1
2が駆動され、この真空ポンプ12により修正容器8内
を排気し、バルブ11が閉じる。次にバルブ13が開き
、ポンプ15によシ修正容器8内へビス・ベンゼン・ク
ロムのベンゼン溶液が供給されて満たされ、バルブ13
が閉じて、フォトマスク欠陥修正装置が−HOFFにな
る。
ここで、レーザ照射・観察光学系4oへ通電すると、A
rレーザ発振器21からArレーザ光22が発振され、
このArレーザ光22はビームエキスパンダ30により
ビーム径を拡げられ、参照光光源31.干渉フィルタ3
2からの参照光33と結合光学系34により同一光軸に
結合されて、可変矩形開口スリット35に照射される。
シャッタ23を閉じた状態で、作業者が対物レンズ25
、ダイクロイックミラー36.ハーフミラ−37、照明
光学系26.レーザ光カットフィルタ38、プリズム3
9.接眼レンズ28を介して、修正容器8に取り付けら
れた被修正フォトマスク7を観察しながら、前記X−Y
ステージで修正容器8を移動させ、参照光33による矩
形開口部35aの像を、欠落欠陥の位置および大きさに
合せる。このとき、可変矩形開口スリット35.対物レ
ンズ25.被修正フォトマスク7は、対物レンズ倍率を
Mとして、矩形開口部35aの像が1/Mの大きさに被
修正フォトマスク7上に結像される位置関係に配置され
ている。
ここで再びフォトマスク欠陥修正装置をONにすると、
シャッタ23が一定時間だけ開くことにより、欠落欠陥
の大きさ9位置に合わせられた参照光33による矩形開
口部35aの像と全く同じ大きさ、同じ位置にA−rレ
ーザ光22が照射され、このA、 rレーザ光22が照
射された部分のみにクロムが析出して、欠落欠陥が修正
される。
つぎに、バルブ14,9が開き、窒素ボンベ10から窒
素を注入しながら、ビス・ベンゼン・クロムのベンゼン
溶液がベンゼン溶液タンク16へ排出される(このとき
、バルブ13を同時に開くようにしてもよい)。つぎに
バルブ9,14゜および13が閉じ、真空ポンプ12が
作動し、バルブ11が開いて修正容器8内の窒素が排出
される。その後、バルブ11が閉じ、バルブ17が開い
てポンプ19により修正容器8内がベンゼンで満たされ
る。これは、修正容器8内に残留しているビス・ベンゼ
ン・クロムを洗浄するだめである(必要に応じて、バル
ブ18を開いて、ベンゼンを循環させるようにしてもよ
い)。ポンプ19が停止し、バルブ18が開き、修正容
器8内のべ/ゼンがベンゼンタンク20へ戻る。修正容
器8内が大気圧と同程度に調整されたのち、すべてのバ
ルブが閉じ、フ第1・マスク欠陥修正装置が0FF(1
5) になる。ここで、被修正フォトマスク7を取外せば、欠
落欠陥を修正した所望のフォトマスクが得られる。
以上説明した実施例によれば、取扱いが難しいビス・ベ
ンゼン・クロムのベンゼン溶液ヲ使用しても、容易に且
つ短時間、短工程で、被修正フォトマスク7のパターン
面7aに発生した欠落欠陥を修正することができるとい
う効果がある。
また、第3図に係る修正容器8は、そのレーザ透過用窓
50に被修正フォトマスク7を装着することができるよ
うにしたので、その着脱が容易であるとともに、作動距
離の短いこの種の対物レンズ25を使用するものでも、
矩形開口部35aの実像を、被修正フォトマスク7のパ
ターン面7aに容易に位置合わせすることができるとい
う利点がある。加うるに、矩形開口部35aの寸法aを
可変にすることができる可変矩形開口スリット35を使
用するようにしたので、任意の大きさの矩形領域にクロ
ムを析出させることが可能であり、被修正フォトマスク
7のパターン面7aに発生した(16) いろいろの大きさの欠落欠陥を高精度に、且つ容易に修
正することができるという効果もある。
なお、本実施例においては、偏光のないArレーザ光を
使用するようにしたが、直線偏光のレーザ光を用いても
よく、この場合には、結合光学系34として、偏光ビー
ムスプリッタを用い、結合された後のレーザ光と参照光
33とは、波長が全く同じで、偏光方向のみ直交させる
ようにする。
そして、ダイクロイックミラー36として、前記レーザ
光の偏光方向の光を十分高く反射し、それと直交する偏
光成分に対しては反射率50%に近いものを、またレー
ザ光カットフィルタ38として、前記レーザ光の偏光方
向の光を反射もしくは吸収する特性のものを使用するこ
とにより、前記レーザ光と参照光33の色収差を全くな
くすことができる。
第4図は、第2図における、被修正フォトマスこの第4
図において、第3図と同一番号を付しだものは同一部分
である。
この修正容器8Aは、被修正フォトマスク7を修正容器
8A内に、パターン面7aを容器内側に向けて装着し、
マスク押え48.ねじ49によシこれを固定するように
したものである。まだ、修正容器8Aの上部には、Ar
レーザ光22を透過するレーザ透過用窓50Aに窓ガラ
ス46が、0リング52.窓押え51.ねじ53により
固定されるようになっており、この窓ガラス46を取り
はずしたのち、被修正フォトマスク7の着脱を行なう。
本実施例の修正容器8Aを使用したものは、Arレーザ
光22は、窓ガラス46およびビス・ベンゼン・クロム
のベンゼン溶液を透過して被修正フォトマスク7の表面
に照射される。修正容器8Aの深さは、対物レンズ25
の作動距離より小さくなるように、しかも、可能な範囲
で大きくすることにより、窓ガラス46へのクロムの析
出を防止することができる。
第5図は、第2図におけるレーザ照射・観察光学系の他
の実施例を示す略示図である。
この第5図において、第2図と同一番号を付したものは
同一部分である。そして、24は、Arレーザ光22を
反射するダイク「lイックミラー(このダイクロイック
ミラー24は、前記ダイクロイックミラー36と光学的
特性を異にするものである)、27はハーフミラ−であ
る。
このレーザ照射・観察光学系40Aは、照明光学系26
.ハーフミラ−27,接眼レンズ28゜および対物レン
ズ25により観察しながら、Arレーザ光22の集光点
と欠落欠陥位置とを位置合わせするものであシ、その他
はすべて第2図におけるレーザ照射・観察光学系40を
使用したものと同様に動作する。
第6図は、フォトマスク欠陥修正装置の他の実施例を示
す要部略示図である。
この第6図において、第2図と同一番号を利したものは
同一部分である。
この第6図には、レーザ照射・観察光学系の図示を省略
しであるが、前記レーザ照射・観察光学系40もしくは
40Aを使用すればよい。
(19) この実施例は、修正容器8Bを、駆動装置47で矢印5
4方向へ駆動して、そのレーザ透過用窓50Bを、被修
正フォトマスク7のパターン面7aへ装着(すなわち押
付けて装着)もしくは取外すことができるようにしたも
のである。そして、60ば、X−Yに移動可能で、且つ
下方が開放状態のX−Yステージ(ただし、X−Y移動
装置の図示省略)で、とのX−Yステージ60」二に、
マスク押え61.ねじ62によって、被修正フォトマス
ク7が、そのパターン面7aを下向き(すなわち修正容
器8Bの容器内側に向くように)して固定されるように
なっている。X−Yステージ60の下方には、駆動装置
47により矢印54方向に移動可能な修正容器8Bが配
設されており、この修正容器8Bは、前記駆動装置47
によって上方へ移動し、そのレーザ透過用窓50Bを被
修正フォトマスク7のパターン面7aに押しつけ、0リ
ング65によって密閉状態にすることができる。昔だ、
この修正容器8B内には、ノズル66が設けられている
。さらに、この修正容器8Bか(20) う、バルブ]1を介して真空ポンプ12へ、バルブ9を
介して窒素ボンベ10へ、ポンプ59.三方向バルブ6
3,64.バルブ67.68を介してベンゼン溶液タン
ク16およびノズル66へ、ポンプ59.三方向バルブ
63,64.バルブ69.70を介してベンゼンタンク
20およびノズル66へ、それぞれ配管されている。
このように構成したフォトマスク欠陥修正装置の動作を
説明する。
前記レーザ照射・観察光学系へ通電し、被修正フォトマ
スク7のパターン面7aの欠落欠陥トレーザ照射位置と
が一致するように、X−Yステージ60で位置合わせし
たのち、このフォトマスク修正装置をONにすれば、修
正容器8Bが被修正フォトマスク7に押付けられた状態
で、バルブ11が開いて、真空ポンプ12により修正容
器8B内が排気される。バルブ11が閉じた後、修正容
器8B内が大気圧と同程度になるまで、バルブ9が開い
て窒素ボンベ10から窒素が導入される。その後バルブ
9が閉じ、バルブ67.68が瀾N、(21) ベンゼン溶液タンク16と修正容器8Bとが連通ずるよ
うに、三方向バルブ63.64が切換えられて、ポンプ
59により、ビス・ベンゼン・クロムのベンゼン溶液が
ノズル66から噴出され、被修正フォトマスク7の欠落
欠陥部分とその周辺にふきかけられ、常に新しい液を供
給される。この状態で、A−rレーザ光22が所定時間
照射される。
レーザ照射が終了すると、バルブ9が開いて、修正容器
8B内のベンゼン溶液がベンゼン溶液タンク16内に排
出され、バルブ9,67.68が閉じる。バルブ11が
開いて、真空ポンプ12により修正容器8B内が排気さ
れた後、修正容器8Bとベンゼンタンク20とが連通ず
るように三方向バルブ63.64が切換えられ、バルブ
69゜70が開いて、ポンプ59の駆動により修正容器
8B内がベンゼンで洗浄される。この洗浄後、バルブ9
が開いて、修正容器8B内へ窒素が導入され、ベンゼン
がベンゼンタンク20内へ戻る。その後、バルブ9,6
9.70が閉じ、駆動装置47により修正容器8Bが下
方へ後退し、欠落欠(22) 陥の修正が完了し、フォトマスク欠陥修正装置がOF 
Fになる。なお、前記欠落欠陥の他にも欠落欠陥が存在
する場合には、I4]びその欠陥位置とレーザ照射位置
とを位置合ぜした後、同じ手順を繰返せば良い。
以上説明した第6図に係る実施例によれば、前記第29
41”図に係る実施例の効果に加えて、■使用するビス
・ベンゼン・クロノ・のベンゼン溶液、およびベンセン
の液量が少なくてもよい。■欠格欠陥部分のみを前記液
体に浸せばよいので、パターン面7aの他の部分には全
く影響がない、という利点がある。
なお、本実施例においては、ノズル66からビス・ベン
ゼン・クロムのベンゼン溶液ヲ噴出すセるようにしだが
、ノズル66を使用せず、修正容器8B内を前記ベンゼ
ン溶液で満たして修正するようにしても」:い。また、
被修正フォトマスク7を、そのパターン面7aが」二向
きになる様に設置して、修正容器8Bを上から押しつけ
、A4レーザ光22を下方から照射しても、全く同様に
修正(23) を行なうことができることは明らかである。
さラニ、ビス・ベンゼン・クロムのベンゼン溶液の循環
経路は、第6図のものに限るものではなく、たとえば第
2図に示したように、ベンゼンの循環経路と独立するよ
うに構成してもよい。
第7図は、フ第1・マスク欠陥修正装置のさらに他の実
施例を示す要部略示図である。
この第7図において、第2図と同一番号を付したものは
同一部分である。
この第7図には、レーザ照射・観察光学系の図示を省略
しであるが、前記レーザ照射・観察光学系40もしくは
4OAを使用すればよい。
この第7図に係るものと、第2図との相異点は、ベンゼ
ン溶液タンク16およびベンゼンタンク20が、バルブ
55.56およびバルブ57゜58を介して、それぞれ
窒素ボンベ10および真空ポンプ12に配管されている
ことである。
このように構成したフォトマスク欠陥修正装置の動作を
説明する。
すべてのバルブが閉じられた状態で、修正容器(24) 8に、欠落欠陥部分を有する被修正フォトマスク7を数
句ける。
ここでフォトマスク欠陥修正装置をONにするト、バル
ブ11が開き、真空ポンプ12により、修正容器8内が
排気され、バルブ11が閉じる。
次に、バルブ13.バルブ55が開き、ポンプ15によ
り、修正容器8内がビス・ベンゼン・クロムのベンゼン
溶液で満たされる。このとき、バルブ55を開いて窒素
をベンゼン溶液タンク16内に導入するようにしたのは
、ベンゼン溶液タンク16内が陰圧となるのを防止し、
ポンプ15の過負荷を防ぐためであり、窒素圧が十分に
高ければ、ポンプ15を使用しなくとも、修正容器8を
ビス・ベンゼン・クロムのベンゼン溶液で満たすことが
できる。また、このとき、修正容器8内が一定の高さく
バルブ11の数句は位置より低いレベル)までベンゼン
溶液で満たされるまで、真空ポンプ12で排気を続けて
も良い。この後、バルブ13が閉じ、真空容器8をベン
ゼン溶液で満たしたit密閉状態、あるいはバルブ13
.14を(25) 開いて、ポンプ15によりベンゼン溶液を循環させなが
ら、欠落欠陥部分にArレーザ光22を照射する。レー
ザ照射が全て終了すると、バルブ14が閉じている場合
には開き、さらにバルブ9およびバルブ57が開き、バ
ルブ55が閉じて、修正容器8内へ窒素が導入されると
ともに、ベンゼン溶液タンク16内を排気して、ベンゼ
ン溶液がベンゼン溶液タンク16内へ戻る。これは修正
容器8内の圧力とベンゼン溶液タンク16内の圧力との
差によって行なわれる。(必要に応じて、ビス・ベンゼ
ン・クロムのベンゼン溶液排出用のポンプを設けても良
く、さらに、バルブ13が開いた状態でも良い。)次に
、バルブ9,13,14゜57が閉じ、バルブ11が開
いて、真空ポンプ12によシ修正容器8内を排気する。
バルブ11が閉じた後、バルブ17およびバルブ56が
開いて、ベンゼンタンク20内へ窒素を導入しつつ、ポ
ンプ19により、修正容器8内がベンゼンで満たされる
。(必要に応じて、バルブ18を開いて、ベンゼンを循
環させながら修正容器8内を洗浄す(26) ツ、ベンゼンタンク20内を真空ポンプ12によす排気
しながら、ベンゼンがベンゼンタンク2゜内へ戻る。こ
れは修正容器8内の圧力とベンゼンタンク20内の圧力
との差によって行なわれる。
(必要に応じてベンゼン排出用のポンプを設けても良い
し、また、バルブ18を開いた状態で行なっても良い。
)修正容器8内の圧力を大気圧と同程度としたのち、す
べてのバルブが閉じ、フォトマスク欠陥修正装置がOF
Fになる。そして、被修正フォトマスク7を取りはずし
て、欠落欠陥の修正は完了する。
なお、前記第2.4.7図に係る実施例においては、い
ずれも、修正容器内がベンゼン溶液で満たされた状態で
Arレーザ光を照射するものであったが、それぞれに示
した修正容器を上下逆に設置して、被修正フォトマスク
7のパターン面7aが下向きとなる状態で、Arレーザ
光を下から照射することも可能であり、この場合には修
正容器(27) 内をベンゼン溶液で満たす必要はなく、被修正フォトマ
スク7のパターン面7aがベンゼン溶液に浸されていれ
ば十分である。
まだ、前記各実施例においては、レーザ光照射により金
属を析出する溶液としてビス・ベンゼン・クロムのベン
ゼン溶液を使用するようにしだが、この他ビス・ベンゼ
ン・モリブデン、ビス・ベンゼン・タングステン、ビス
・ベンゼン・鉄々どのビス・ベンゼン・メタルのベンゼ
ン溶液ヲ使用シてもよい。
さらに、前記各実施例においては、不活性ガスとして、
窒素を使用するようにしだが、窒素に限らず、ベンゼン
溶液と反応(特に02と反応して、金属酸化物とベンゼ
ンに分解する)を防ぐものであれば良<、Hel Ne
、Ar、Kr、Xeなどの不活性ガスを使用することも
できる。
さらにまた、前記各実施例においては、レーザ光として
Arレーザ光22を使用するようにしたが、Arレーザ
光に限るものではなく、被修正フォトマスクの基板を透
過できる波長のもの(第2゜(28) 5.6.7図の実施例)、あるいは修正容器の窓ガラス
46.ベンゼン溶液を透過できる波長のもの(第4図の
実施例)であればよく、たとえはYAGレーザの基本波
あるいはその高調波、各種励起法による色素レーザを使
用しても同様の効果を奏するものである。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように本発明によれば、短時間に且
つ容易に欠落欠陥を修正することができるフォトマスク
欠陥修正方法、およびその装置を提供することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は、レーザ光照射により有機金属溶液から金属を
堆積する方法を説明するための略示図、第2図は、本発
明の一実施例に係るフォトマスク欠陥修正方法の実施に
供せられる装置の一例を示す略示図、第3図は、第2図
における、被修正フォトマスクを装着した修正容器を示
す詳細断面図、第4図は、第2図における、被修正フォ
トマスクを装着した修正容器の他の例を示す詳細断面図
、(29) 第5図は、第2図におけるレーザ照射・観察光学系の他
の実施例を示す略示図、第6図は、フ第1・マスク欠陥
修正装置の他の実施例を示す要部略示図、第7図は、フ
ォトマスク欠陥修正装置のさらに他の実施例を示す要部
略示図である。 7・・・被修正フォトマスク、7a・・・パターン面、
8゜8A、8B・・・修正容器、9・・・バルブ、10
・・・窒素ボンベ、11・・・バルブ、12・・・真空
ポンプ、13゜14・・・バルブ、15・・・ポンプ、
16・・・ベンゼン溶液タンク、17.18・・・バル
ブ、19・・・ポンプ、20・・・ベンゼンタンク、2
1・・・Arレーザ発振器、22・・・Arレーザ光、
35・・・可変矩形開口スリット、35a・・・矩形開
口部、40.4OA・・・レーザ照射・観察光学系、4
7・・・駆動装置、50.5OA。 50B・・・レーザ透過用窓、66・・・ノズル。 代理人 弁理士 福田幸作 (ほか1名) (30) 第 4 目 $s 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ビス・ベンゼン・メタルのベンゼン溶液を供給され
    た修正容器に、外気と密閉状態を保持し、パターン面が
    前記修正容器内側に向き、且つ前記パターン面の欠落欠
    陥部分が前記溶液に浸るようにして装着された被修正フ
    ォトマスクの前記欠落欠陥部分へ、レーザ光を照射して
    そこに前記溶液中の金属を析出させることにより、前記
    欠落欠陥を修正することを特徴とするフ第1・マスク欠
    陥修正方法。 2、ビス・ベンゼン・メタルのベンゼン溶液を、ビス・
    ベンゼン・クロムのベンゼン溶液にしたものである特許
    請求の範囲第1項記載のフォトマスク欠陥修正方法。 3、ビス・ベンゼン・メタルのベンゼン溶液を、ビス・
    ベンゼン・モリブデンのベンゼン溶液にしたものである
    特許請求の範囲第1項記載のフォトマスク欠陥修正方法
    。 4゜レーザ光を発生するレーザ光発生手段と、被修正フ
    ォトマスクを外気と密閉状態で装着することができ、且
    つ前記レーザ光を透過するレーザ透過用窓を備えた修正
    容器と、前記レーザ光発生手段から発生しだレーザ光を
    前記被修正フォトマスクの欠落欠陥部分に集光し、且つ
    これを観察することができるレーザ照射・観察光学系と
    、前記修正容器の内部を排気する排気手段と、前記レー
    ザ光の照射により金属を析出する溶液を貯蔵する溶液貯
    蔵手段と、この溶液貯蔵手段から前記修正容器内へ前記
    溶液を供給・排出する溶液供給・排出手段と、前記修正
    容器内へ、前記溶液に影響を及ぼさない不活性ガヌを供
    給する不活性ガス供給手段と、前記修正容器内を洗浄す
    るだめの洗浄液を貯蔵する洗浄液貯蔵手段と、この洗浄
    液貯蔵手段から前記修正容器内へ前記洗浄液を供給・排
    出する洗浄液供給・排出手段とを有することを特徴とす
    るフォトマスク欠陥修正装置。 5゜修正容器を、そのレーザ透過用窓に、パターン面が
    容器内側に向くようにして被修正フォトマスクを着脱可
    能に装着できるようにしたものである特許請求の範囲第
    4項記載のフォトマスク欠陥修正装置。 6、修正容器を、駆動して、そのレーザ透過用窓を、被
    修正フォトマスクのパターン面へ装着することができる
    駆動装置を設けるようにしたものである特許請求の範囲
    第4項記載のフォトマスク欠陥修正装置。 7、レーザ照射・観察光学系を、対物レンズとレーザ発
    生手段との間に、矩形開口部の寸法を変えることができ
    る可変矩形開口スリットを具備せしめ、被修正フォトマ
    スクのパターン面と、対物レンズ倍率の逆数の大きさに
    縮小した前記矩形開口部の実像面とが一致するように前
    記対物レンズ。 可変矩形開口スリットを配設することにより、前記レー
    ザ発生手段から発生したレーザ光を前記パターン面の欠
    落欠陥部分に集光させるようにしたものである特許請求
    の範囲第4項記載のフォトマスク欠陥修正装置。
JP58245476A 1983-12-28 1983-12-28 フオトマスク欠陥修正方法および装置 Pending JPS60140825A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02204746A (ja) * 1989-02-02 1990-08-14 Nec Corp フォトマスクの欠損欠陥修正方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02204746A (ja) * 1989-02-02 1990-08-14 Nec Corp フォトマスクの欠損欠陥修正方法

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