JPS60234320A - フオトマスクの欠陥修正方法及び装置 - Google Patents

フオトマスクの欠陥修正方法及び装置

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JPS60234320A
JPS60234320A JP59090160A JP9016084A JPS60234320A JP S60234320 A JPS60234320 A JP S60234320A JP 59090160 A JP59090160 A JP 59090160A JP 9016084 A JP9016084 A JP 9016084A JP S60234320 A JPS60234320 A JP S60234320A
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Japan
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photomask
defect
container
missing
laser beam
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Application number
JP59090160A
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English (en)
Inventor
Katsuro Mizukoshi
克郎 水越
Mikio Hongo
幹雄 本郷
Takeoki Miyauchi
宮内 建興
Hiroaki Okudaira
奥平 弘明
Takao Kawanabe
川那部 隆夫
Yasuhiro Koizumi
古泉 裕弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/68Preparation processes not covered by groups G03F1/20 - G03F1/50
    • G03F1/72Repair or correction of mask defects

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はフォトマスクのノソターンの欠落欠陥修正方法
とその装置に関するものである。
〔発明の背景〕
LSIのフォトマスクの欠陥として、 残留欠陥と欠落
欠陥とがある。これら欠陥の修正の良否は、LSIの歩
留シな大きく左右すると共に、 この修正に8袂な工程
と所要時間の短縮は、生産コストに大きく影響する。
従ってLSIの生産性を高めるためには、上記欠陥の修
正を短時間でかつ確実に行なうことが要求される。
フォトマスクのパターンに生ずる欠陥のうち、残留欠陥
についてはレーザを用いた修正法(特公昭52−950
8)によシ大巾な工数低減が達成されている。
然しなから、パターンの一部が欠落した欠陥(欠落欠陥
)については、以下述べるような多くの工程と時間を費
やす技術を用いて修正しているのが実情である。
以下従来の欠落欠陥の修正法について説明する。
先ず代表的なものとして、リフトオフ法が採用されてい
る。このリフトオフ法による欠落欠陥の修正を工程順に
記載すると次の通シである。
(1)欠落欠陥を有するフォトマスク全面にポジ型のフ
ォトレジストを塗布する。
(2)欠落欠陥部のみに部分露光を行い、その後現像処
理を行って欠落欠陥部を露出させる。
(3) 真空蒸着技術により欠落欠陥部とその周辺のレ
ジスト上、あるいはフォトマスク全面のレジスト上に金
属膜を形成する。
(4) レジスト除去を行い、同時にレジスト上の金属
膜も除去する。
このように、リフトオフ法は大別すると4工程に分けら
れ、その工程のほとんどが長時間を要する。そして、数
μm程度の微細/Jパターン修正は困難であるという欠
点を有する。
又これ以外に欠落欠陥部以外の金属膜やフォトレジスト
の完全な除去が難しく、新たな残留欠陥を発生する可能
性が高いという欠点もある。
上記リフトオフ法以外の方法として電解メッキを用いた
方法が知られている。
この電解メッキ法は、先ず修正すべきフォトマスクが第
2図(at図に示すように、ガラス基板1全面に透明導
電膜2が形成され、その上にCrなどによシバターン3
が形成された構造の場合は、第2図に示す方法で修正す
る。これは、 (1)欠落欠陥5を有するフォトマスク4全面にポジ型
フォトレジスト6を塗布する(b図)。
(2)欠落欠陥部5のフオトレジス)6.に部分露光を
行った後、現像処理を行って欠落欠陥部5を露出させる
。(0図)。
(3)上記フォトマスク4の透明導電膜2を負極に接続
し、Cr等の金属板8を正極に接続した後、硫酸クロム
水溶液などからなるメッキ液7に浸漬して電解メッキを
行う(d図)。
(4) メッキされた金属9の膜厚あるいは遮光性が十
分得られたら、メッキ液7よシ取シ出して水洗を行うC
e図)。
(5) フォトレジスト膜6を除去する(f図)。
などの工程によって行なわれる。
また、ガラス基板1にパターン3が直接形成されたフォ
トマスク4を修正する場合は、第3図に示す方法を用い
ている。この方法は、 (1) 欠落欠陥5を有するフォトマスク4の全面に透
明導電膜2を形成する。(a図)。
(2) その上にポジ型フォトレジスト6を塗布する(
b図)。
(3)欠落欠陥部5に部分露光を行った後、現像処理を
行い欠落欠陥部5を露出させる(0図)。
(4) 透明導電膜2を負極に接続し、第2図同様メッ
キ液7に浸漬して電解メッキを行う(d図)。
(5) メッキされた金属9の膜厚あるいは遮光性が十
分得られたらメッキ液7より取り出し、水洗を行う(e
図)。
(6) フォトレジスト膜6を除去する(f図)。
などの工程からなって訃シ、透明導電膜2形成後の作業
は第2図と同じである。
これら電解メッキによる修正の欠点としては、(1)リ
フトオフ法の真空蒸着作業が電解メッキ作業に代わった
程度であるため、工程数はほとんど変わらず、時間もさ
ほど短縮されない。
(2) フォトレジスト膜6を完全に除去できず、新た
な残留欠陥を生じ易い。
(3) 第3図の方法において、透明導電膜2を形成す
る際に、異物を一緒に付着し新たな残留欠陥を生じ易い
などがある。
〔発明の目的〕
本発明は、上記従来の欠点を解決し、少ない工程数で、
かつ短時間に欠落欠陥を修正すると共に、微細・ぐター
ンの修正も可能とし、かつ残留欠陥を生じさせないフォ
トマスクの欠落欠陥の修正方法及びその装置を提供せん
とするものである。
〔発明の櫃要〕
即ち、本発明は、従来のようにフォトレジスト膜を使用
するのではなく、欠落欠陥部にレーザ光を集光l−照射
しながら、電解メッキあるいは無電解メッキによって、
欠落欠陥部に直接膜を析出させるようにしたものであっ
て、その方法としては、波長が1.3μm以下のレーザ
光を欠落欠陥部に集光・照射しながら電解メッキあるい
は無電解メッキを行ない、欠落欠陥部のメッキ速度を高
めて、欠落欠陥部のみに膜を析出させ、フォトマスクの
欠落欠陥を修正するようにしたものである。
この方法を実施するための装置として、先ずレーザ光を
発生する手段を備え、被修正フォトマスクを密閉状態で
装着することができ、且つ前記レーザ光を透過する窓及
び電解メッキのための電極を備えた修正容器を設け、前
記レーザ光発生手段よシ発生したレーザ光を前記被修正
フォトマスクの欠落欠陥部分に集光・照射し、これを観
察するためのレーザ照射・観察光学系、前記修正容器内
部に空気を供給排出する手段、メッキ液を貯蔵する手段
、洗浄液を貯蔵する手段、これら貯蔵部から前記修正容
器内へメッキ液又は洗浄液を供給・排出する手段、廃液
を貯蔵する手段、及び前記修正容器の廃液を前記廃液を
貯蔵する部分に排出する手段を付設し、前記電極に電圧
を印加するための電源を設けたことを特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下本発明の一実施例について詳細に説明する。
先ず、第1図において、フォトマスクの欠落欠陥部にレ
ーザ光を集光・照射しながら、電解メッキを行ない、修
正する方法を示す。
この方法で修正可能なフォトマスクは(a1図に示すよ
うにガラス基板1とパターン3との間あるいはパターン
3の上にI n201や5n02等の透明導電膜2がフ
ォトマスク4全面に形成された導電性マスクである。こ
のようなフォトマスク4の透明導電膜2を負極に接続し
、レーザ光12を透過する構造をもつ容器10に入れら
れたメッキ液7に浸漬する。そして、正極に接続した電
極板8との間に直流あるいは直流に交流を重畳させた電
圧を印加すると共に、レーザ発振器11よシレーザ光工
2を発振し、対物レンズ13で欠落欠陥部5に集光・照
射する(b図)。これによシ、レーザ照射部(欠落欠陥
部5)は他の部分よ9102〜103倍の早さでメッキ
が進み、欠落欠陥を修正することができる。
遮光性が十分に得られたら、電圧の印加およびレーザ光
12の照射を停止し、メッキ液7よ)取り出し、水など
によシ洗浄を行なう10図)。
ここで使用されるメッキ液は、通常のメッキ液でよく、
例えば、Niを析出させて修正する場合U、水IA+に
スルファミン酸ニッケル270g〜450g1塩化ニツ
ケルO〜30g、ホウ酸30〜40gを溶かした液、C
rを折用する場合は、水11にクロム酸250g 、硫
酸0.7〜1.5g、ケイフッ化ナトリウム5〜10g
を溶かした液等がある。
電極板8の材質としては、メッキ液7より析出する金属
と同じものかPtあるいはTi等の金属単体、あるいは
石英板等にrn203やSn 02を形成したものを用
いる。レーザ発振器Ifとしては、波長1、3μTrL
J−1下のレーザ光を発振するもの、例えばArレーザ
、YAGレーザ、各種レーデ励起色素レーザ等が好適で
ある。波長1.3μm以下とした理由は、フォトマスク
4のノ千ターン3の寸法が微細なことから、対物レンズ
13による集光スポット径を微小にしなげればならない
ためと、波長が数μmと長くなるとフォトマスク4のガ
ラス基板1やメッキ液7にレーザ光12が吸収されるた
めである。
尚、第1図(blではレーザ照射を容器10卦よびメッ
キ液7を介してフォトマスク4のガラス基板1側よシ行
っているが、フォトマスク4を容器]0の窓として、容
器10およびメッキ液7を介さずにフォトマスク4のガ
ラス基板1側よシレーザ照射を行っても良い。または、
電極板8をリング状あるいはメツシュ状等の形状にし、
電極板8側よシレーザ照射を行っても良い(電極板8が
上述の石英板等の透明体In2O3や5n02を形成し
たものは、このような形状にしなくて良い)。
さらに、?ンプあるいは、かく拌翼等を用いてメッキ液
7を循環させながらメッキを行った方が良好な析出膜が
得られる。
なお、レーザ照射部は、他の部分よりも10’−10’
倍の速さでメッキされることから、フォトマスク4の透
過部分に透過を妨げる厚さの金属が析出する前に修正を
行なうことができるが、万一透過を妨げる程度までメッ
キを行なった場合は、透明導電膜2及び金属板8の極性
を逆にして電圧を印加する(この時1寸レーザ照射は行
なわない)ことによシ、余分にメッキされた金属を除去
することができる。
次に第4図に示した方法について説明する。これは、欠
落欠陥部にレーザ照射しながら無電解メッキ(化学メッ
キ)を行ってフォトマスクを修正する方法である。この
方法では第1図(alに示す導電性マスクの他に、第4
図(alに示す非導電性マスク(透明導電膜のないフォ
トマスク)の修正も可能である。これらのフォトマスク
4に感応性付与(Sensltizjng )および活
性化(Activating)を行った後、レーザ光1
2を透過する構造をもつ容器10に入れられた無電解メ
ッキ液7に浸漬し、レーデ発振器11よシレーデ光12
を発振1〜、対物レンズ13で欠落欠陥部5に集光・照
射するcb図)。これによシ、レーザ照射部(欠落欠陥
部5)は他の部分よ9102〜103倍の早さでメッキ
が進み、欠落欠陥を修正することができる。メッキされ
た金属9の膜厚あるいは遮光性が十分に得られたらレー
ザ光12の照射を停止し、メッキ液7より取り出して水
などで洗浄を行う(6図)。
ここで用いるメッキ液7は通常の無電解メッキ液で良く
、例えばCrを析出させて欠落欠陥5を修正する場合は
、水11に対してフッ化りロム加g、塩化クロムIg、
次亜リン酸ソーダ8.8 、、 。
氷酢酸10m1+苛性ソーダ(20%溶液)10mlを
溶かしたもの、Niを析出する場合には、水11に対し
塩化ニッケルまたは硫酸ニッケル30g、次亜リン酸ソ
ーダ10〜24g、酢酸ソーダ10〜16 gを溶かし
たもの、等がある。感応性付与は、水1Zに塩化第−ス
ズ10g、塩酸40m1を溶かした液、 あるいは上記
の無電解メッキ液がアルカリ性であれば、水11に塩化
第−スズ100g、苛性ソーダ150g、ロッシェル塩
175gを溶かした液、等に浸して行う。活性化は、水
4.51に塩化i8ラジウム1g、塩酸1.0 mll
を溶かした液、あるいは水11に塩化金1g、塩酸2m
lを溶かした液、等に浸して行う。
尚、感応性付与液と活性化液を混合して用いてもよく、
これにより作業工程および時間は更に短縮される。又、
上記感応性付与と活性化処理に代えて、第5図に示すよ
うに、フォトマスク4のノ4り゛−ン3側全面あるいは
欠落欠陥5とその周辺に、PdあるいけAuあるいはそ
れらの合金等をス・ぐツタリング法あるいは蒸着法又は
イオンデポジション法等の気相成長法により膜72を形
成してもよくCb図)、メッキによる析出膜の付着強度
を考えるとこの方法が有利である。
そして上記気相成長法で形成した膜72の厚さがフォト
マスク4の光透過部分()やターン3の無い部分)の透
過特性に悪影響を与える程度であれば、無電解メッキお
よび洗浄を行なった後(0図)、無電解メッキにより欠
落欠陥部5に形成されたCr等の膜9をエツチングせず
上記気相成長法で形成した膜72のみをエツチングする
液あるいはガスに浸漬する。これにより、上記のCr等
の膜9は、エツチングに対しマスクの働きをし、欠落欠
陥部5以外のPd等の膜は除去される(d図)。然し、
膜72が透過特性に悪影響を与えない程度に非常に薄い
厚膜の場合には、エツチング処理は不要であシ、第5図
(C1に示した状態でウェハ等への露光に使用できる。
なお、透明導電膜のないフォトマスク4に上記の気相成
長法で金属膜72を形成することにより、電解メッキで
も修正可能である。その際、金属膜72は、電気抵抗を
低くする必要があることから、フォトマスク4の光透過
部分の透過特性が悪くなる程度の膜厚で形成されるため
、上記エツチング処理を省くことはできない。
レーザ発振器]1は第1図の実施例で述べたように波長
1,3μm以下のものが好適である。また、レーザ照射
の方向も第4図(blに示すようにフォトマスク4のガ
ラス基板1側から(実線で図示)でも、パターン3側か
ら(破線で図示)でも良い。さらに、フォトマスク4を
容器10の窓として用いても良く、メッキ液7は循環さ
せた方が良好な析出が得られることも同様である。
尚、前述した如く、レーザ照射部は他の部分より1σ〜
103倍の早さでメッキされることから、フォトマスク
4の透過部分に透過を妨げる厚さの金属が析出する前に
修正することができるが、万一透過を妨げる程度までメ
ッキを行った場合は、エツチング液に浸すことによシ余
分な金属を除去できる。そのエツチング液としては、メ
ッキされた金属がCrの場合は、水11にフェリシアン
化カリウム300g 、苛性ソーダ50gを溶かした液
、水11に硝酸第2セリウムアンモン200gを溶かし
た液等があり、Niの場合には30%の硝酸水溶液や硝
酸と酢酸とア七トンを同容量に混合した液等がある。
次に本発明における装置の一実施例を第6図により説明
する。
図において、10は修正容器である。4は、この修正容
器10に取シ付けられた欠落欠陥を有するフォトマスク
、8は、フォトマスク4と同程度の寸法の電極である。
又この修正容器10には、・ぐルブβ、タンク加、ポン
プ21.ノぐルブ22から成る循環回路と、バルブ26
.ボンデ5.タンク24 、 /々ルブ部から成る循環
回路と、バルブ公、ポンプ四、洗浄液タンク艶から成る
洗浄系と、・クルリプ31.廃液タンク32から成る廃
液系と、ノクルプ33を備えた空気の出入口が付設され
ている。
又レーザ発振器11より発振されたレーザ光12はシャ
ッタ15を介してグイクロイックミラー14で反射され
対物レンズ13で集光されてフォトマスク4の欠落欠陥
部に照射できる構造となっておシ、照明光学系16、ハ
ーフミラ−17、接眼レンズ18から成る観察光学系を
備えている。19は、ノマルブn。
23 、26 、27 、28 、31 、33の開閉
、ポンプ21 、25 。
四のON、OFF、シャッタ15の開閉、およびフォト
マスク4と電極8の間に印加する電圧を制御する制御装
置である。
第8図によυ、修正容器10の詳細を更に詳しく説明す
る。図において、修正容器10は、上部容器10aと下
部容器10bに分れており、駆動装置刃により、上部容
器10aが上下して密閉状態あるいは開放状態とするこ
とができる。この駆動装置間は、制御装置19によシ制
御される。父上部容器10aと下部容器]、Obの密封
性をよくするために、バッキング又はOリング49が設
けられている。上部容器10aには窓および真空吸着用
の溝44が設けられていてフォトマスク4自身が窓材と
なる様に真空ポンプ45で固定される。この時、フォト
マスク4はパターン3面が修正容器10の内側を向く様
に固定され、レーザ光12けマスク基板1を透過して欠
落欠陥部に照射される。真空ポンプ45は制御装置19
によりON 、 OFF制御される。そして真空吸着さ
れたフォトマスク4の透明導電膜2には電解メッキの際
に電圧を印加するための電極46が接触される。電極4
6は、制御装置19のメッキ用電源の負極に接続されて
オシ、駆動装置47によシ透明導電膜2に接触したシ離
れたシする。この制御も制御装置19によシ行われる。
絶縁体48は電極46と上部容器10aとの短絡および
メッキ液のもれを防ぐためのものである。さらに上部容
器10aには、ノクルプおが配管によυ接続されている
。下部容器10bにはバルブ路を介してタンク3Q、i
4)レブ26 、27を介してタンクu1パルプ22 
、23を介してタンク加、バルブ3】を介してタンク3
2へ配管により接続される。また底部には電解メッキの
際の電極8が絶縁体51により固定され、制御装置19
のメッキ用電源の正極に接続されている。
尚、修正容器10の内部の構造は、第8図に示した断面
図の如く、少くともフォトマスク4の面をメッキ液が均
一に流れる(層流)ようにすると共に、気泡がフォトマ
スク4の面にとどまらないようにすると良質な膜が得ら
れやすい。
第9図の実施例は、第8図の実施例の一部を変え、欠落
欠陥部へのレーザ照射直後のフォトマスク4からのレー
ザ光12の透過光量と析出時のレーザ光12の透過光量
から析出膜の遮光性(透過率)をモニタし、その遮光性
に応じてレーザ照射および電解メッキ時の印加電圧を制
御するようにしたものである。
第8図の実施例と異る点は、下部容器10bの底部にレ
ーザ光12を透過する窓(フォトマスク4のガラス基板
1やレーザ光12の波長およびその付近の波長のみを透
過する干渉フィルタ等を用いる)52を設けたこと、レ
ーザ照射光学系と常に同一光軸となるよう修正容器10
の下にレーザ光12の光量に応じた電圧あるいは電流を
発生する光量検出器53を設は制御装置19に接続した
こと、電極8の形状をメツシュ状あるいはリング状(メ
ツシュ状の方が電解メッキ時の電解分布の均一性から好
適)にしてフォトマスク4を透過したレーザ光12をで
きるだけ遮らないようにしたこと(絶縁体51も同様に
、電極8の周縁部あるいは角部のみで固定できるように
する)、さらに、制御装置19内に演算機能と記憶機能
と比較判定機能を新たに付加したことである。尚、電極
8に第1図で述べた様に、透明体にIn2O3や5n0
2等の透明導電膜を形成した場合には形状を変える必要
はなく、窓52として用いることが可能である。また、
光量検出器53と窓52の間にレーザ光12の波長およ
びその付近のみを透過する干渉フィルタを設けることに
より、第6図に示した照明光学系16や参照光光源41
カ・らの光の影響を除くことができる(窓52に干渉フ
ィルタを用いている場合は不要)。さらに、光量検出器
53を制御装置19内に設け、第9図の光量検出器53
の位置に集光レンズを設け、両者を光ファイ/々を用い
て接続してもよ(〜0 以上のように構成した本実施例の作用につ℃・て以下説
明する。先ず第8図に示した修正容器を用いた場合につ
いて説明する。第6図及び第8図において、フォトマス
ク4の欠落欠陥を電解メッキで修正する場合には、バル
ブが、27とボンf25とタンク冴は不要となり、制御
装置19の)Zルブが。
υの開閉、ポンプ5のON 、 OFFを制御する機能
も不要となる。そしてタンク20には電解メッキ液を入
れる。一方、無電解メッキ液で修正する場合は、電極8
および制御装置19のフォトマスク4と電極8の間に電
圧を印加する機能は不用となる。
そしてタンク頷には無電解メッキ液、タンクUには感応
性付与液と活性化液の混合溶液(前処理液)を入れる。
次に、この装置による修正手順を説明する。
まず、電解メッキによる修正手順を述べる。
全てのバルブが閉じられ、電解メッキ液および洗浄水が
それぞれのタンク20および30に納められた状態で、
欠落欠陥を有するフォトマスク4を修正容器10に取り
付け、容器10内を密閉状態にする。
そこでバルブ22 、23を開け、ポンプ21により電
解メッキ液を修正容器10内に満たした後、バルブ33
を閉じ、バルブnを開けてメッキ液を循環させる。
その状態で観察光学系および対物レンズ13によpフォ
トマスク4のノぐターンを観察しながら、レーザ光12
の集光点と欠落欠陥の位置合せを行う。この位置合一@
:は、修正容器10を図示省略のX−Yテーブル上に載
置するか、光学系全体をX−Yに移動させる等、通常の
手段で行うことができる。その後、フォトマスク4と電
極8の間に電圧を印加しながら、シャッタ15を開いて
レーザ光12を欠陥部に照射し、一定時間後シャツタ1
5を閉じると共に電圧の印加も停止する。この電圧印加
(を解メッキ)およびレーザ照射によシ欠落欠陥部には
電解メッキ液からの析出金属が堆積して欠落欠陥を埋め
る。同一のフォトマスク4内に欠落欠陥が他にも有る場
合には上記の位置合せ以降の動作を繰シ返して修正を行
う。修正が終えたならば、ポンプ21をOFFにし、バ
ルブnを閉じ、バルブ33を開けてメッキ液をタンク加
に戻したらバルブZ3を閉じる。そしてバルブ路を開け
、ポンプ四によシャッタ30から水などの洗浄液を修正
容器10内に満たした後バルブ33を閉じ、バルブ31
を開けて洗浄液を流しまだ修正容器10内およびフォト
マスク4に付着している電解メッキ液を洗い流す。洗浄
が終えたらポンプ四をOFFにし、バルブあを閉じ、バ
ルブ33を開けて洗浄液を廃液タンク32に入れる。
その後、フォトマスク4を取り外し、バルブ3】。
33を閉じて修正作業を完了する。
次に、無電解メッキによる修正手順を説明する。
全てのバルブが閉じられ、無電解メッキ液、前処理液お
よび洗浄液がそれぞれのタンク加、24および(9)に
納められた状態で、欠落欠陥を有するフォトマスク4を
修正容器10に取り付け、容器10内を密閉状態にする
。そこでバルブ26 、33を開け、ポンプ部によυ前
処理液を修正容器10内に満たした後、バルブ33を閉
じてバルブ27を開けて前処理液を循環させる。前処理
液を1〜3分循環させたうs9ンプ謳をOFF、バルブ
26を閉じ、バルブ33を開けて前処理液をタンク別に
戻す、。戻し終えたらバルブ27を閉じ、バルブあを開
げて一ンプ29により水などの洗浄液を修正容器10内
に満たした後バルブ33を閉じ、バルブ31を開けて洗
浄液を流しまだ修正容器10内やフォトマスク4に付着
している前処理液を洗い流す。洗浄後、ポンプ四を0F
F1バルブ公を閉じ、バルブ33を開けて洗浄液を廃液
タンク32に入れる。次に観察光学系および対物レンズ
13によりフォトマスク4のパターンを観察しながら、
レーザ光12の集光点と欠落欠陥の位置合せを行う。こ
れは上記した様に、修正容器10あるいは光学系全体を
X−Y方向に移動して行う。その後、バルブ31を閉じ
、バルブ22を開けてポンプ21によシ無電解メッキ液
を修正容器10内に満たした後、バルブ33を閉じ、バ
ルブ田を開けて循環させる。その状態でシャッタ15を
開いてレーザ光12を欠落欠陥部に照射し、一定時間後
シャッタ15を閉じる。これにより欠落欠陥部には無電
解メッキ液から析出した金属が堆積して欠陥部を埋める
同一のフォトマスク4内に欠落欠陥が他にも有る場合に
は上記位置合せ以降の動作を繰り返して修正する。修正
が終えたら、ポンプ21をOFF 、バルブ22を閉じ
、バルブ33を開けて無電解メッキ液をタンク加に戻し
、バルブnを閉じる。そしてバルブ路を開け、ポンプ四
によりタンク加から洗浄液を修正容器10内に満たした
後バルブ33を閉じ、バルブ31を開けて洗浄液を流し
、まだ修正容器10内およびフォトマスク4に付着して
いる無電解メッキ液を洗い流す。洗浄が終えた後にポン
f29をOFF、バルブ路を閉じ、バルブ33を開けて
洗浄液を廃液タンク32に入れる。その後フォトマスク
4を取り外し、バルブ31 、33を閉じて修正作業を
完了する。
次に、第9図に示した修正容器を用いた修正方法につい
て述べる。まず、欠落欠陥部の修正後の目標透過率To
を設定し、制御装置19内の比較判定部に手入力などで
入れておき、同様の手順でフォトマスク4の取シ伺け、
欠落欠陥の位置出しおよびメッキ液の循環を行う。そし
てシャッタ15を開いてレーザ光12を欠落欠陥部に照
射する。制御装置19はそこからの透過光量POを光量
検出器53で検知し、その値Poを記憶部に取シ入れた
後、本修正方式が電解メッキ方式ならば、電極8とフォ
トマスク4間に電圧を印加して(無電解メッキ方式の場
合は電圧印加は不要)メッキを行い、欠層欠陥部に膜を
析出させる。そして、欠落欠陥部の析出膜から透過して
くるレーザ光12の光量P、を随時あるいは一定間隔(
例えば0.2秒おき)で検知し、その値P、を演算部に
取り入れると共に、上記のレーザ照射初期の透過光量P
oを記憶部から取9人れ透過率T (= pt/ Po
)を計算する。その値Tを比較判定部で目標透過率T。
と比較し、To<Tならば、さらにレーザ照射および電
圧印加を続け、T。
≧Tならば、シャッタ15を閉じてレーザ照射を停止す
ると共に、電圧の印加を停止する。その後、同様の手順
によシ、洗浄訃よびフォトマスク4の取シ外しを行って
修正を完了する。尚 他の場所にも欠落欠陥がある場合
、目標透過率Toを設定し直す必要はなく(目標透過率
T。を固定して比較判定部に入れておいても良い)、欠
落欠陥の位置出しから比較判定までを行えば良い。また
、本実施例ではレーザ光12のみの透過光量を検出して
行っているが、参照光光源41や照明光光源16が安定
した光量を発するならば、これらの光の透過光量を検出
して行っても良い。その際には窓52を干渉フィルタに
する必要はなく、窓52と光量検出器53の間に干渉フ
ィルタを設ける必要もない。
本実施例によれば。欠落欠陥の形態に関係なく、均一な
遮光性の析出膜が得られる。
第7図は、第6図におけるレーザ照射光学系の別の実施
例を示す。
即ち、レーザ発振器11から発振されたレーザ光12は
ビームエキスパンダ40によりビーム径を拡げられ、参
照光光源41.干渉フィルタ42による特定波長の参照
光43と結合光学系調によシ同−光軸に結合されて、矩
形開口スリット35に照射される。シャッタ15を閉じ
た状態で、作業者が対物レンズ13゜グイクロイックミ
ラー36.ハーフミラ−37,照明光学系16.レーザ
光カットフィルタ関、プリズム39、接眼レンズ18を
介して修正容器10に取り付けられたフォトマスク4を
観察しながら、参照光43による矩形開口スリット35
の像を、欠落欠陥位置および大きさを合せる。この時、
矩形間ロスリットア、対物レンズ13.フォトマスク4
は、対物レンズの倍率をMとして、矩形間ロスリツ)3
5の像が17Mの大きさにフォトマスク4上に結像され
る位置関係に配置される。しかる後にシャッタ15を一
定時間だけ開くことによシ、欠落欠陥の大きさおよび位
置に合せられた参照光43による矩形開口スリット35
像と全く同じ大きさ、同じ位置にレーザ光12が照射さ
れ、レーザが照射された部分のみに金属が析出して、欠
落欠陥を修正することができる。ここで、参照光43は
、レーザ光12の波長と対物レンズ13による色収差が
出す、かつ結合光学系34で結合できる程度に異なる様
に干渉フィルタ42で選択される。またダイロイツクミ
ラー36は、レーザ光12の波長に対しては十分高い反
射率を持ち、参照光43に対し−ては50%程度の反射
率を持ち、他の波長に対しては十分高い透過率を持つも
のが望ましい。
あるいは、レーザ光12が直線偏光の場合には、結合光
学系34として、偏光ビームスプリッタを用い、結合さ
れた後のレーザ光12と参照光43は、波長が全く同じ
で偏光方向のみ直交させて使用することもできる。この
場合には、グイクロイックミラー36として、レーザ光
12の偏光方向の光を十分高(反射し、それと直交する
偏光成分に対しては反射率50%に近いものを、レーザ
光カットフィルタ襲として、レーザ光12の偏光方向の
光を反射。
あるいは吸収する特性のものを使用することにより、レ
ーザ光12と参照光43の色収差を全く無視して修正を
行うこンができる。
以上、説明して来た様に、第7図に示した光学系を使用
することによシ、任意の大きさの矩形領域に金属を析出
することができ(第6図に示した光学系では円形領域に
析出する)、高精度な修正ができる。
次に別の実施例について第10図に示す。
x−y方向に移動可能(図でux−y移動機構は省略し
ている)でかつ下方が開放状態のステージ郭に組み込ま
れた絶縁体口上にマスク押え61、ネジ62によシフオ
ドマスク4がパターン面が下向きに固定されている。そ
して、ステージ団には絶縁体(イ)を介して電解メッキ
用の電極59が固定されていて、電極59の一端はフォ
トマスク4の透明導電膜2に接触しておシ、もう一端は
制御装置19内の電解メッキ用電源の負極に接続されて
いる。ステージ58の下方には駆動機構55によシ上下
方向(2方向)に移動可能な修正容器馴が設けられ、駆
動機構55によシ修正容器54が上に移動し、フォトマ
スク4に押し付けられ0−リング57によシ密閉状態と
なる。修正容器M内には先端に電解メッキ用の中空形状
の電極56を取り付けた絶縁物からなるノズル71が設
けられておシ、電極56は制御装置j9内の電解メッキ
用電源の正極に接続されている。この接続方法としては
図に示すように、修正容器54の一部に穴を開け、そこ
に電線を通して絶縁体63で穴を封止する等がある。尚
、修正容器54が絶縁物からなる場合はノズル7】を金
属で製作して電解メッキ用電極としても良い。修正容器
54からは、パルプ33を介して大気に、ポンプ64、
三方向パルプ65 、67 、70 、パルプ22 、
23を介してメッキ液タンクかに、ポンプ64.三方向
バルブ65 、66゜67.70、パルプ26 、27
を介して前処理液タンク冴に、ポンプ64.三方向バル
ブ65,66、バルブ公を介して洗浄液タンク加に、三
方向バルブ70.パルプ31を介して廃液タンク32に
配管されておシ、各ポンプや三方向バルブおよびパルプ
は全て制御装置19によ多制御される。
以上の構成において、フォトマスク4の欠落欠陥を電解
メッキとレーザ照射の組み合せで修正する場合には、三
方向バルブ66 、67、パルプ26 、27、前処理
液タンク24(破線で囲んだ部分)は不要である。一方
、無電解メッキとレーザ照射の組み合せで修正する場合
には、電極56 、59、絶縁体59゜63、および制
御装置19内のメッキ用電源は不要である。
修正手順は次の通りである。フォトマスク4をステー−
758に取シ付け、第6図あるいは第7図に示した光学
系によシ、欠落欠陥とレーザ照射位置が一致する様、ス
テージ58によシ位置合せを行った後、修正容器54を
フォトマスク4に押し付ける。
そして、欠落欠陥を電解メッキで修正する場合には、パ
ルプ22 、23を開き、三方向バルブ65 、70を
メッキ液タンク加と修正容器54が通じる様に開いて、
ポンプ64によシメツキ液をノズル7】から噴出させて
フォトマスク4の欠落欠陥部とその周辺に供給する。こ
の状態で、レーザ光12を欠落欠陥部に照射すると同時
に、制御装置19内のメッキ用電源をONにしてフォト
マスク4と電極56の間に電圧を印加する。一定時間後
、レーザ照射と電圧印加を停止し、ポンプ64を停止、
パルプnを閉じ、パルプ33を開けてメッキ液をメッキ
液タンク加に戻す。次いで、バルブ器、33を閉じ、バ
ルブ公。
3】を開げ、三方向バルブ65 、70をそれぞれ、修
正容器具と洗浄液タンクI、修正容器54と廃液タンク
32とが通じる様に開き、ポンプ64によシ水などの洗
浄液をノズル71および電極56から噴出させてフォト
マスク4の欠落欠陥修正部とその周辺に付着したメッキ
液を洗い流す。一定時間洗浄した後、ポンプ64を停止
、バルブ四を閉じ、パルプ33を開けて洗浄液を廃液タ
ンク32に回収し、パルプ3]。
33を閉じる。そして、修正容器54を下げ、同一のフ
ォトマスク4内の他の場所にも欠落欠陥がある場合には
、上述の位置合せ以後の動作を行って修正する。全ての
欠落欠陥の修正が終えたらステージ58よシフオドマス
ク4を取υ外して終える。
一方、無電解メッキで修正する場合には、上述した如く
フォトマスク4の取シ付げ、欠落欠陥の位置合せおよび
修正容器54の押し付けを行った後、パルプ5,27を
開き、三方向バルブ65 、66 、67 。
70を修正容器別と前処理液タンクUとが通じる様に開
け、ポンプ64により前処理液をノズル71から噴出さ
せ、フォトマスク4の欠落欠陥部とその周辺に一定時間
供給する。次にポンプ64を停止し、バルブ26を閉じ
、バルブ33を開けて前処理液を前処理液タンク冴に戻
した後、バルブ27 、33を閉じ、バルブ路、3]を
開け、三方向バルブ65 、66 、70を修正容器5
4と洗浄液タンク(9)、修正容器54と廃液タンク3
2が通じるように開け、ボンf64によシ洗浄液をノズ
ル71から噴出させて、欠落欠陥部とその周辺に付着ば
ている前処理液を洗い流す。次に一定時間後、ポンゾロ
4を停止、バルブ路を閉じ、バルブ3】を開けて洗浄液
を廃液タンク32に回収後、バルブ3] 、 33を閉
じる。
次にバルブρ、nを開け、三方向バルブ65 、67 
70を修正容器54とメッキ液タンク加が通ずる様に開
ける。そしてポンゾロ4によシメツキ液をノズル71か
ら噴出させてフォトマスク4の欠落欠陥部に供給すると
同時にレーザ光12を欠落欠陥部に一定時間照射する。
その後、レーザ照射およびポンプ64を停止し、バルブ
nを閉じ、バルブ33を開けてメッキ液をメッキ液タン
ク加に回収した稜、バルブ23.33ヲ閉じ、バルブ路
、31を開け、三方向バルブ65 、66 、70を修
正容器聞と洗浄液タンク(9)、修正容器54と廃液タ
ンク32が通ずる様に開ける。
そして、ボンデ64により水などの洗浄液をノズル71
から噴出させてフォトマスク4の欠落欠陥修正部とその
周辺に付着しているメッキ液を洗い流す。
一定時間洗浄を行った後、ポンプ64を停止、バルブ路
を閉じ、バルブ33を開けて洗浄液を廃液タンク32に
回収した後、バルブ31 、33を閉じる。そして修正
容器54を下げ、同一のフォトマスク4内の他の場所に
も欠落欠陥がある場合には、上述の位置合せ以後の動作
を行って修正する。全ての欠落欠陥を修正し終えたなら
ステージ関よりフォトマスク4を取シ外す。
本実施例ではノズル7】からメッキ液等をノズル7】か
ら噴出させたが、ノズル71を使用せず修正容器54を
メッキ液等で満たして修正することも可能である。また
、ノズル71内あるいはノズル71の周囲に光ファイバ
を装着し、その一方を第9図に示すような光量検出器5
3に接続することによシ第9図の実施例の如く、修正時
の透過率をモニタ可能となる。
以上、本発明の実施例について図によシ説明して来たが
、本発明はこれらの図で示した構成に限られるものでは
ない。
〔発明の効果〕
以上詳述した通り、本発明によるフォトマスクの欠落欠
陥修正法によれば、欠落欠陥部にレーザ光を集光・照射
しながら、電解メッキ又は無電解メッキを行ない、被照
射部のメッキ速度を高めたので、欠落欠陥部のみに膜を
形成することができると共に、修正工程を大巾に減らす
ことができ、かつ、微細パターンの欠落欠陥も確実に修
正できると共に所要時間が大巾に減少し、生産性の向上
及び品質の向上ができた。
又欠落欠陥を有するフォトマスクを密閉状態で装着し、
且つレーザ光を透過する窓及び電解メッキのための電極
を備えた修正容器を設け、電解メッキ及び無電解メッキ
のための手段を付設し、レーザ光源よシ欠落欠陥部にレ
ーデ光を集光・照射しながら電解メッキ又は無電解メッ
キができるようにしたので、欠落欠陥部に正確に直接に
膜を形成することができ、修正のための工程数及び所要
時間を大巾に減少することができた。また、修正時の透
過率をモニタすることによシ、欠落欠陥の形態に関係な
く均一な遮光性の修正膜が得られさらに修正作業を一つ
の装置で一貫して行うため、ハンドリング時による損傷
や汚染を低減できる。
さらに無電解メッキ前の処理にスパッタ蒸着等を用いる
ことによシ、ガラス基板への付着強度を著るしく向上さ
せることができるなど多大の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の修正方法の一実施例を示す図であり
、(a)はフォトマスクの縦断面図、(b)は修正を行
なっている状態を示す側面図、(C)は、修正完了のフ
ォトマスクの縦断面図である。 第2図及び第3図のrat〜(f1図は従来の修正方法
を工程順に示した縦断面図である。 第4図乃至第10図は本発明の一実施例であシ、第4図
(atはフォトマスクの縦断面図、(b)は修正をして
いる状態を示す側面図、(C)は修正完了のフォトマス
クの縦断面図である。第5図(&l〜(dlは、修正の
工程を順に示した縦断面図である。第6図は、修正装置
の全体を示す概略構成図である。第7図は、光学系の概
略構成図である。第8図は、修正容器の縦断面図、第9
図は、他の修正容器の縦断面図である。第10図は、他
の修正装置の全体を示す概略構成図である。 4・・・フォトマスク、11・・・レーザ発振器、12
・・・レーザ光、13・・・対物レンズ、8 、46 
、56 、59・・・メッキ用電極、10 、54・・
・修正容器、15・・・シャッタ、]9・・・制御装置
、頷・・・メッキ液タンク、々・・・前処理液タンク、
凹・・・洗浄液タン’?、32・・・廃液タンク、22
゜23 、26 、27 、28 、31 、33・・
・パルプ、21,25.29・劇・・・ポンプ、65 
、66 、’67 、70・・・三方向バルブ。 代理人弁理士 秋 本 正 実 第1図 21 第2図 第3図 竿 4図 5 第5図 第6図 第7図 8

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 パターンの一部が欠落した欠陥を有するフォトマ
    スクの欠陥修正方法において、波長1.3μm以下のレ
    ーザ光を欠落欠陥部に集光・照射しながら電解メッキあ
    るいけ無電解メッキを行い、被照射部のメッキ速度を高
    めて選択的に膜を析出させて修正することを特徴とする
    フォトマスクの欠陥修正方法。 2、特許請求の範囲第1項記載のフォトマスクの欠陥修
    正方法において、フォトマスクの欠落欠陥部の透過率を
    モニタしながら修正することを特徴とするフォトマスク
    の欠陥修正方法。 3、 %許請求の範囲第1項記載のフォトマスクの欠陥
    修正方法において、少なくともフォトマスクの欠落欠陥
    部にPdあるいはAuあるいはそれらの合金等を気相成
    長法によシ膜状に形成した後、上記欠落欠陥部にレーザ
    照射しながらメッキを行なうことを特徴とするフォトマ
    スクの欠陥修正方法。 4、 レーザ光を発生する手段と、被修正フォトマスク
    を密閉状態で装着することができ、且つ前記レーザ光を
    透過する窓および電解メッキのだめの電極を備えた修正
    容器と、前記レーザ光発生手段よ多発生したレーザ光を
    前記被修正フォトマスクの欠落欠陥部分に集光し、且つ
    これを観察できるレーザ照射・観察光学系と、前記修正
    容器内部に空気を供給・排出する手段と、メッキ液を貯
    蔵する手段と、洗浄液を貯蔵する手段と、これらの貯蔵
    手段から前記修正容器内へ液を供給・排出する手段と、
    廃液を貯蔵する手段と、この貯蔵手段に前記修正容器か
    ら液を排出する手段と、前記電極に電圧を印加するため
    の電源とを有することを特徴とするフォトマスクの欠陥
    修正装置。 5、 特許請求の範囲第4項記載のフォトマスクの欠陥
    修正装置において、修正容器から電解メッキ用の電極と
    、電解メッキ用電源とを除き、前処理液を貯蔵する手段
    と、この前処理液を前記修正容器内へ供給排出する手段
    とを加えたことを特徴とするフォトマスクの欠陥修正装
    置。 6、 修正容器を、その窓に、パターン面が容器内側に
    向くようにして被修正フォトマスクを着脱可能にしたも
    のであることを特徴とする特許請求の範囲第4項または
    第5項記載のフォトマスクの欠陥修正装置。 7、修正容器を駆動して、その窓を、被修正フォトマス
    クのパターン面へ装着することができる駆動装置を設け
    るようにしたものである特許請求の範囲第4項または第
    5項記載のフォトマスク欠陥修正装置。 8、 レーザ照射・観察光学系を、対物レンズとレーザ
    発生手段との間に、矩形開口部の寸法を変えることがで
    きる可変矩形開口スリットを具備せしめ、被修正フォト
    マスクのパターン面と、対物レンズ倍率の逆数の大きさ
    に縮小した前記矩形開口部の実像面とが一致するように
    前記対物レンズ。 可変矩形開口スリットを配設することにょシ、前記レー
    ザ発生手段から発生したレーザ光を前記パターン面の欠
    落欠陥部分に集光させるようにしたものである特許請求
    の範囲第4項まだは第5項記載の7オトマヌク欠陥修正
    装置。 9、 フォトマスクの欠落欠陥部からの透過光量を検出
    する手段と、その透過光量から被修正部の透過率をめ、
    且つ被修正部の良否を判定する手段とを備えたことを特
    徴とする特許請求の範囲第4項または第5項記載のフォ
    トマスクの欠陥修正装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63210845A (ja) * 1987-02-27 1988-09-01 Hitachi Ltd 欠陥修正方法
US7550235B2 (en) * 2003-09-05 2009-06-23 Asml Masktools B.V. Method and apparatus for performing model based placement of phase-balanced scattering bars for sub-wavelength optical lithography

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