JPS6014060B2 - 螢光面 - Google Patents

螢光面

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JPS6014060B2
JPS6014060B2 JP204280A JP204280A JPS6014060B2 JP S6014060 B2 JPS6014060 B2 JP S6014060B2 JP 204280 A JP204280 A JP 204280A JP 204280 A JP204280 A JP 204280A JP S6014060 B2 JPS6014060 B2 JP S6014060B2
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JP
Japan
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phosphor
europium
phosphors
vanadate
activated
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Expired
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JP204280A
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JPS5699280A (en
Inventor
賢二 寺島
俊夫 西村
吉雄 木村
明宏 神谷
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は紫外線により赤色発光する蛍光体を被看させ
た蛍光面に係り、特に高温時の発光効率を高く得させる
よう改良された蛍光面に関する。
照明用高圧水銀灯の蛍光面には演色性改善用蛍光体とし
て、ユーロピウム付活バナジン単独酸イットリウム或い
はユーロピウム付活燐酸バナジン酸イットリウムが広く
用いられている。この系の蛍光体は、紫外線による発光
スペクトルの最大強度が61軌のにある赤色光を発光す
る。又特にユーロピウム付活燐酸バナジン酸イツトIJ
ウム蛍光体は、発光強度が高温の条件下のもとでも保持
され、単色的な赤色光を発光する特徴をもつ。このこと
から、水銀発光管からの熱のために蛍光体が塗布されて
いる部分の温度が200〜40ぴ0の高温に到るような
高圧水銀灯で演色性改善用蛍光体として蛍光面に使用さ
れている。しかしてこれ等の蛍光体は製造時の条件、例
えば雰囲気、原材料の混合条件、蛍光体の洗浄条件等に
敏感で、均質な蛍光体を得させにく)している。
そして化学量論的なバナジン酸塩を形成しにく)し、体
色が黄色に着色することから避けられない。この頃向は
ユーロピウム付活燐酸バナジン酸イットリウム蛍光体で
著しく、高圧水銀灯用蛍光膜に演色改善用蛍光体として
用いた場合水銀スペクトル線の青色成分可視光を吸収し
て発光強度を得させなくする。又ユーロピウム付活バナ
ジン単独酸イットリウム蛍光体は温度特性が良好でなく
、高圧水銀灯では動作時に外管が300℃前後に昇緑す
るため、この欠点が利いて発光強度を低下させる。この
発明は例えばユーロピウム付活バナジン単独酸イットリ
ウム或いはユーロピウム付活燐酸バナジン酸イットリウ
ム蛍光体から成る鞍光面に代えて改良された赤色発光蛍
光体を用いた蛍光面を提供するものである。
即ちこの発明は一般式〔(Ln,−yE&)(VQ)〕
,−x(MeQ)xで示され、LnはY、G材、Laの
うち少くとも一種を含み、またMeは蛇、Tiのうち少
なくとも一種を含み、かつ0<xSO.1、0.005
≦y≦0.2の範囲にあるユーロピウム付活希土類バナ
ジン主体酸塩赤色発光蛍光体からなる蛍光面にある。こ
のようなこの発明の鞍光面には、赤色発光蛍光体として
白色の体色を有し、燐酸バナジン酸塩系蛍光体に比較し
て分光反射率を良好にし、温度依存性が従釆のバナジン
単独酸塩系蛍光体よりすぐれ、2537Aの紫外線の励
起のみならず、3650Aの励起に対しても効率良く発
光するものが使用されている。
このような赤色発光蛍光体の特徴は微塁のゲルマニウム
又はチタンをユーロピウム付活希土類バナジン酸塩蛍光
体に添加したために得られたのである。
この蛍光体はゲルマニウム又はチタンを添加しない従来
のユーロピウム付活希士類バナジン単独酸塩系蛍光体に
比較して温度特性、分光反射率ともに良好にし、又ユー
ロピウム付活希土類燐酸バナジン酸塩蛍光体に比較して
体色を白色にし黄色を呈する如きことがなく、製法に対
し安定なすぐれた蛍光体として容易に得られる。第1図
に高圧水銀灯を照射源とする時の各種蛍光面に使用のそ
れぞれ蛍光体の溢度依存性を示す。
横軸は温度℃を、縦軸は任意単位で相対エネルギー効率
を表わし、実線1はこの発明の実施例蛍光面に使用〔(
YM$E比.o45)04〕o.999(TiQ)肌の
蛍光体、点線2はユーロピウム付活バナジン単独酸イッ
トリウムYo.955VQ/E叱.o45蛍光体、一点
鎖線3はユーロピウム付活燐酸バナジン酸イットリウム
Yo.腕(Po.5ooV■oo)04/E叱.o45
蛍光体に係る。第1図から本発明に係る実施例蛍光面に
使用の蛍光体は点線2に示される蛍光体に対いまるかに
優れている。第2図に体色を評価するために測定した蛍
光体の分光反射率を示す。穣麹は波長nのを、縦麹は任
意単位で分光反射率を表わし、実線1、点線2及び一点
鎖線3は何れも第1図に於ける各種溝光面便用蛍光体に
同様に対応させてある。実線1のこの発明に係る実施例
蛍光面に使用の蛍光体は、一点頭線3の比較例蛍光面に
使用の蛍光体に比較して吸収がなく分光反射率を著しく
良好にして体色を白色にするものであることが知られる
。第3図に室温に於いて2537Aの紫外線の励起下で
の蛍光体発光エネルギー分布状態を示す。実線1、点線
2及び一点鎖線3は何れも第1図に於ける各種蛍光体に
同様に対応させてある。この場合にもこの発明の蛍光面
に使用の蛍光体にか)る実線1例が各比較例よりすぐれ
ていることがわかる。この発明で使用する蛍光体は、各
構成元素の何れも酸化物又は加熱により容易に酸化する
原料塩を所定割合に秤量採取し、ポールミル等により混
合した後石葵柑渦又はアルミナ柑欄等容器に詰め、電気
炉内で800〜1350℃の範囲で0.5〜6.0時間
加熱すれば良い。
又加熱焼成を繰返すと発光強度は一層向上する。蛍光面
は蛍光体1の重量に対して、1.5重量%のニトロセル
ロースを溶解させた酢酸ブチル溶液1の重量を添加、燈
拝し、塗布懸濁液とする。この懸濁液を高圧水銀灯外球
内面に塗布する。以下既知通常の高圧水銀灯の組立方式
により、400ワットの蛍光高圧水銀灯を作製する。こ
の発明でxはゲルマニウム又はチタンの各酸化物モル濃
度を示し、0.1以下の濃度範囲で効果的な作用を示す
が、0.1を超えるとバナジン酸銀VQとの相互反応を
完全にしないため、体色が著しく低下し、茶褐色乃至黒
褐色となる。効果を呈する使用範囲0.001から0.
00005まで)ある。又yはユーロピウムモル濃度を
示し0.005から0.2の範囲内である時発光強度を
大にし、この範囲外濃度で発光強度を著しく低減する。
最適の使用範囲は0.015から0.070である。以
下他の実施例蛍光面について述べる。
酸化イットリウムY2Q150夕と酸化ユーロピウムE
ら0311.03夕とを70%濃硝酸320ccにて溶
解し水で希釈したイットリウムユーロピウム混合硝酸溶
液に綾酸ジメチル62Mを混合し凝拝する。
これを約80ooで加熱して共枕するイットリウムユー
ロピウム修酸塩をこのま)約0.虫時間燭拝しながら放
置する。沈澱を採取し純水で洗浄し、乾燥後、この修酸
塩を1000〜1100午0で1〜2時間加熱し酸化物
とする。この酸化物に酸化ゲルマニウムQQ又は酸化チ
タンTi02を16.17タ乃至0.007276タ又
は12.35汐乃至0.005558夕と五酸化バナジ
ンV2Q137.班夕とをボールミル等により十分に混
合した後電気炉で大気中1200℃に3時間焼成する。
こ )で融剤例えばNa2C03、K2C03、BaC
03、CaC03、MgC03、Shoo3、NaF、
KF、Qび3、YF3、仏F3、日3B03、Li誼4
07、Na2807を用いてもよい。焼成物を粉砕した
後純水で洗浄する。洗浄後炉過乾燥して得られたゲルマ
ニウム又はチタン含有量を相違するそれぞれユーロピウ
ム付活希±類バナジン主体酸塩蛍光体について2537
A又は3650Aの紫外線励起下発光輝度及び反射率を
、又これ等蛍光体を被着した高圧水銀灯蛍光面について
初期又は100時間経過後の発光効率を表示する。尚表
中試料番号(IS、(1劫は、比較例ユーロピウム付活
バナジン単独酸イットリウム蛍光体又はユーロピウム付
活燐酸バナジン酸イットリウム蛍光体に係る。略
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例及び比較例蛍光面に使用の蛍光体の温度
依存性を示す線図、第2図は同じ〈蛍光体の分光反射率
線図、第3図は同じく2537A紫外線励起下での蛍光
体発光エネルギー分布を示す線図である。 第1図 第2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式〔(Ln_1_−_yEu_y)(VO_4
    )〕_1_−_x(MeO_2)_xで示され、Lnは
    Y、Gd、Laのうち少なくとも一種を含み、またMe
    はGe、Tiのうち少なくとも一種を含み、かつ0<x
    ≦0.1、0.005≦y≦0.2の範囲にあるユーロ
    ピウム付活希土類バナジン主体酸塩赤色発光蛍光体から
    なることを特徴とする蛍光面。
JP204280A 1980-01-14 1980-01-14 螢光面 Expired JPS6014060B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP204280A JPS6014060B2 (ja) 1980-01-14 1980-01-14 螢光面

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JP204280A JPS6014060B2 (ja) 1980-01-14 1980-01-14 螢光面

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Publication Number Publication Date
JPS5699280A JPS5699280A (en) 1981-08-10
JPS6014060B2 true JPS6014060B2 (ja) 1985-04-11

Family

ID=11518262

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