JPS60139787A - コ−クス消火設備における集塵装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はコークス炉から押出される赤熱コークスをコ
ークパケットに収容して搬送して装入ホラＡ？−よシ消
火塔に投入して消火するコークス消火設備（ＣＤＱ設備
つにおける集塵装置に関する。

一般に上述したＣＤＱ設備は第１図に示す如く構成され
ている。これを簡単に述べると、コークス炉（図示せず
）かちヲークガイド・車Ｊを介して押出され・る赤熱コ
ークス八を収容すべく該、ｆイド車１の一側にコークパ
ケット２をそのカバー２＆を開いて・待機させ、そして
赤熱コークスＡを収容したらカバー、２ａを閉めてコー
クパケッ、、）　２を運搬台車、３の走５行でクレーン
４の真・下に移動できるよ・うになっている。そのり・
レーン４の真下に来たコークパケット２は該クレーン４
で吊シ上げ、そのまま横に移動してホッパ一台車５に搭
載された装入ホッパぞ一６上に載せてセットし、その状
、態でホッパ一台車５の走１行によシ消火塔７の上側方
に移動される。なおそのホッパ一台車５は蓋取機構８を
有していて、この蓋取機構８により消火塔７の上端装入
ロアａの蓋７ｂを取外せる位置（第１図実線で示す位置
）で一旦停止し、そして該蓋取り後再度走行して装入ホ
ッノ母−６を想像線で示す如く消火塔７の真上に位置さ
せたところで停止する。

ここでコークパケット２底−〇コークス投入口が適宜手
段で開かれ、赤熱コークスが装入ホラ・ぐ−６を介して
消火塔７内に投入される。その投入終了後ホッパ一台車
５が上記蓋取位置まで戻って蓋取機構８により取外して
おいた蓋７ｂを消火塔７の上端装入ロアａに戻して閉め
、この状態で消火塔７内の赤熱コークスの消火作動を行
う。また上記ホッパー台車５は上記蓋閉め後再び走行し
てクレーン４の下側に戻シ、そこで空の゛コークパケッ
ト２をクレーン４で吊シ上げて！動した後、待機してい
る運搬台車“上に降し、その運搬台車３の走行で次の赤
熱コークスの押出しが行われるガイド車１のところへ移
動復帰せしめられるようになっている。

ところで、上述したＣＤＱ設備においては、コークパケ
ット２から装入ホッパぐ−６を介して消火塔７への赤熱
コークスの投入に伴い多量の粉塵ガスが該消火塔７の上
端装入ロア＆よシ吹き上がる如く発生する。この為にそ
の粉塵ガスを集塵する集塵装置として、上記装入ホラ／
り−６及びコークパケット２からそれぞれ突出した接続
ダクト９．１０と、それら装入ホッパぐ−６及びコーク
パケット２がホッパー台車５の走行によシ消火塔７の真
上に移動して来た時に該接続ダクト９．１０の先端と合
致接続できる位置にそれぞれ配置した固定ダクトｌｌ　
、１２と、これら固定ダクト１１．１２の末端側に接続
した集塵機１３とが設けられている。そして上記赤熱コ
ークス投入に伴い発生した粉塵ガスを装入ホッパー６及
びコークパケット２内に捕集して、接続ダクト９．１０
から固定ダクト１１．１２を介して集塵機１３に吸引ブ
ロアー（図示せず）により吸引導通して集塵処理するよ
うになっている。

しかしながら、上記集塵装置では下記問題があった。即
ち、消火塔７への赤熱コークスの投入中は粉塵ガスを外
部に洩らすことなく吸引捕集できるが、その投入終了後
すぐに蓋閉めの為にホッパ一台車５が装入ホッパー６及
びコークパケット２を載せたｔま戻ることから、接続ダ
クト９，１０が固定ダクト１１．１２から離脱してしま
い、それ以後は集塵機１３側からの吸引力が働かないの
で、装入・ホッパー６及びコークパケット２底に残存し
ている多量の粉塵ガスがそのまま外部に放出されて□、
作業環境の悪化や大気汚染の原因を招く問題があった。

この発明は上記事情に鑑゛みなされたもので、その目的
とする処は、ＣＤＱ設備における赤熱コークスの消火塔
への投入に伴い発生する多量の粉塵ガスを、投入中はも
ちろんのこと、投入終了後にホッパー台車が戻る時に装
入ホッパ９−やコークパケット内に残存している粉塵ガ
スをも。

外部に洩らすことなく全て吸引捕集して確実に集塵処理
することができて、作業環境□の改善が図れる集塵装置
を提供することにある。

つｔシ、この発明のコークス消火設備における集塵装置
は、装入ホッパ４−から突出した接続？クトとこれが赤
熱コークス投入時に接続する固定ダクトどにそ九ぞれ開
閉ダンノ臂−を、両ダクトが相互に接続している時のみ
開くようにして設けて、その両ダクトが離脱した時の該
接□続ダクトがちの残存粉塵ガスの洩れ及び固定ダクト
からの外気流入による吸引力低下を防止し、また装入ホ
ッパーと内部連通するバイパスダ□り　−トを突設する
と共に一上記固定ダクトから分岐するなどによシ集塵機
側と連通ずる状態でしか本装入ホッ／ぐ−の台車走行に
よる移動方向に亘□って配する補助固定ダクトを設け、
この補助画定ダクトに対して上記パイノｆスダクトを装
入ホッｉ４−との移゛動にかかわらず常に接続する可変
接続機構を設け゛て、ホッノ臂一台車が赤熱コークス投
入終了後走行して戻る際に、接続ダクトが固定ダクトか
ら離脱した以後も、上記パイノ’？スダクトから補助固
定ダクトを介して装入ホッパー内等の残存粉塵ガスを外
部に洩らすことなく集塵機に吸引導通して処理するよう
にした構成である。

以下、この発明の一実施例を第２図及び第３図に従い説
明する。なお、第２図及び第３図に示す以外のＣＤＱ設
備並びに集塵装置は第１図で述べたものと全く同様であ
るので説明を省略すると共に、第２図中第１図のものと
同、じ構成のものは同一符号を附して説明する・。しか
して装入ホ、ノ臂−６からはＬ字状に突出して接続ダク
ト９が設けられ、この先端が集塵機と連通した固定ダク
ト１１先端と対向して、その両ダクト９．１１が従来同
様に装入ホッノ母−６が台車走行によシ消大塔上端挿入
ロアｂ真上に移動することで合致接続できるようになっ
ている。この接続ダクト９の先端寄シ部に開閉ダン・”
−１４が設けられ、又固定ダクト１１の先端寄シ部にも
開閉ダンノＪ？−１５が設けられている。また上記装入
ホッノや−６から内部連通してバイパスダクト１６が上
記接続ダクト９の上側に配すべく突設され、その先端部
接続ダクト９の先端の向きと直交する外側方に向けられ
ている。このパイＡ？スダクト１６途中に開閉ダンノや
−１７が設けられている。更に上記固定ダクト１１の途
中から分岐するようにして補助固定ダクト１８が長く延
出する状態に設けられ、この補助固定ダクト１８は上記
バイパスダクト１６の先端外方位置に装入ホラ／４’−
５の台車走行による移動方向に平行に亘って配するよう
支脚１９により支持されている。この補助固定ダクト１
８に上記パイノクスダクト１６先端をこの移動にかかわ
らず常に接続する可変接続機構２ｏが設けられている。

つまシこの可変接続機構２ｏは、固定のダクトに対して
その長手方向に移動する移動ダクトを連続して接続する
既に公知のもので、接続部以外の気密を保持すべくベル
トを用いた乾式のものや水封による湿式のものなどいず
れでも採用可であるが、ここでは一様構成が簡単な乾式
のものを用いている。その構成を簡単に述べると、上記
補助固定ダクト、１８の上面はその長手方向に亘って開
口され、その開口部全体を上側から気密に覆うべく耐熱
性及び可撓性を有するスチール製ベルト２１を両端のみ
該ダクト１８に止め着して張設し、且つそのベルト２１
の途中一部分をめくシ上げながら補助固定ダクト１８上
面に摺接する状態で長手方向に往復移動可能な移動コネ
クタ２２を設置してなる構成で、その移動コネクタ２２
は下面開放゛の台形箱状のカバー２２ｈと、そのカバー
２２ｈ内に配設した上下一対ずつのローラ２２ｂ　、２
２ｂ及び２２ｃ、２２ｃとが構成されて、上記ベルト２
ノが移動コネクタ２２内で下部前後ローラ２２ｃ＋２２
ｃの下側から上部前後ローラ２２ｂ。

２２ｂの上側を通るようにされていると共に、カバー２
２ａの側壁の該ベルト２１よシ内側の位置に上記パイノ
４スダクト１６の先端口１６ｍが接続されて補助固定ダ
クト１８内と常時連通するようになっている。なお、バ
イパスダクト１６の先端口１６ｈ寄シ、には緩衝用のフ
レキシヱブルダクト部１６ｂが構成されている。

而して、上述した構成の集塵装置では赤熱コークスを収
容したコークパケットを載せて装入ホラ／ぐ−６が台車
走行にょシ消火塔上端装入ロアａ真上に移動すると、接
続ダクト９先端が固定ダクト１１先端に合致接続し、そ
の時接続ダクト９と固定ダクト１ノとの開閉ダンノ９−
１４　。

、１５が適宜手段で開き、これにて集塵機側から吸引力
が装入ホッノ４−６内に作用して集塵準備完了状態とな
る。ここで装入ホラ・母−６上のコークパケットの底面
の投入口が開がれて赤熱コークスが装入ホッノＪ？６を
介して消火塔に投入され、その時発生する多量の粉塵を
装入ホッパー６内から接続ダクト９、固定ダクト１１を
介して集塵機へ吸引導通して集塵処理する。ここまでは
従来と略同様である。

しかして、粉塵ガスの集塵をしながら赤熱コークの消火
塔への投入が終了すると、装入ホッパや−６が台車走行
で蓋閉め位置の方に戻ろうとするが、その際該投入終了
信号等によりバイパスダクトノロの開閉ダンパー１７が
開かれ、これと略同時に上記接続ダクト９と固定ダクト
１ノとの開閉ダン／４’−１４，１５が閉じられ、これ
にて装入ホッパ４−６内の粉塵ガスがパイノクスダクト
１６から可変接続機構２０の移動コネクタ２２を介して
ベルト２１のめくシ上げられた範囲の部分より補助固定
ダクト１８内に吸引され、更にその補助固定ダクト１８
から固定ダクト１１を介して集塵に導通されて集゛塵処
理されるようになる。この状態で装入ホッパ！−６が台
車走行により蓋閉め位置に戻９更にクレーン下側まで戻
るが、その戻りの際に接続ダクト９が固定ダクト１１か
ら離脱してしまっても、その装入ホッパー６の移動と共
にパイ／？スダクト１６と接続する移動コネクタ２２が
ベルト２１のめくり上げる位置を漸次ずらしながら補助
固定ダクト１８上を同方向に移動して、該バイパスダク
ト１６と補助固定ダクト１８との連通状態を連続的に維
持することで、その戻りの際中も装入ホッパー６内の残
存粉塵ガスを吸引導通して集塵処理し続けて外部への洩
れを無くすようになる。そして装入ホッパー６がクレー
ン下測定位置に戻った所で、バイパスダクト１６の開閉
ダンＩ？−７７も閉じられて集塵動作を終了する。

なお、上記実施例において装入ホッパｊ　−５の定位置
への戻９でバイパスダクト１６の開閉ダン／＃−１７を
閉じるようにしたが、タイマーにより残存粉塵ガスの集
塵時間を予め設定しておいて開閉ダンパー１７の閉じを
行うようにしてもよい。また可変接続機構２０の移動コ
ネクタ２２は装入ホッパや−６にバイパスダクト１４″
ｌｃ介して追従して移動するようにしても或いは走行駆
動機構を有して自刃走行により装入ホツノ母−６と同速
で移動するようにしても可である。

またその可変接続機構２０は各種方式・形式の異なった
ものを採用してもよい。更にはパイツク゛スダクト１４
は接続ダクト９の途中から分岐して設けてもよい。

なおまた上記実施例では述べなかったが、装入ホッパや
一６上にセットされたコークパケット内の残存粉塵ガス
は装入ホラ・４−６内に引き入れて該装入ホッパぐ一６
内のものと一緒の集塵もできるが、このコークパケット
にも上記と同様のパイノｆスダクト等を設けて集塵する
′ようにしてもよい。

この発明は上述した如くなしたから、　ＣＤＱ設備にお
いて赤熱コークスの消火塔への投入に伴い発生する粉塵
ガスを、その投入中は゛もちろんのこと、投入終了後装
入ホッノ臂−が戻る時の残存粉塵ガスをも、外部へ洩ら
すことなく全て吸引捕集して確実に集塵処理することが
できて、作業環境の大巾な改善が図れる非常に効果的な
ものとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は一般のコークス消火設備における集塵装置を示
す概略的構成図、第２図はこの発明の一実施例を示す要
部のみの平面図、第３図は同一部正面図である。 ２・・・コークパケット、５・・・ポツパ一台車、６・
・・装入ホッノク−１７・・・消火塔、７ａ・・・装入
口、９・・・接続ダクト、１ノ・・・固定ダクト、１３
・・・集塵機、１４．１５．’１’７・・・開閉ダンノ
や−、１６・・・バイパスダクトに′１８・・・補助固
定ダクト、２０・・・可変接続機構

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. コークス炉から押出された赤熱コークスを収容したコー
   クパケットを消火塔上方の装入ホッパー上にセットし、
   その状態でホッパ一台車の走行によシ前記消火塔の真上
   に移動して赤熱コークスを装入ホラ・母−を介して該消
   火塔内に投入して消火するコークス消火設備で、その赤
   熱コークス投入に伴い消火塔から吹上げる状態に発生す
   る粉塵ガスを、装入ホッパーからこの接続ダク、トが接
   続する集塵機側固定ダクトを、介して吸引して集塵する
   集塵装置において、上記装入ホッパーから突出する接続
   ダクトと前記固定ダクトとに相互が接続している時のみ
   開く開閉ダンパーを設けると共に、前興装入ホッノＲ−
   と内部連通するバイパスダ、クトを突設し、且つ集塵機
   側と連通ずる状態で上記装入ホッメ臂−の台車走行によ
   る移動方向に亘って配する補助固定ダクトを設け、この
   補助固定ダクトを装入ダクトに対して上記バイパスダク
   トを装入ホッパーとの移動にかかわらず常に接続する可
   変接続機構を設けて構成したことを特徴とするコークス
   消火設備における集塵装置。