JPH043702Y2 - - Google Patents

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JPH043702Y2
JPH043702Y2 JP13087186U JP13087186U JPH043702Y2 JP H043702 Y2 JPH043702 Y2 JP H043702Y2 JP 13087186 U JP13087186 U JP 13087186U JP 13087186 U JP13087186 U JP 13087186U JP H043702 Y2 JPH043702 Y2 JP H043702Y2
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powder
granular material
movable hopper
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hopper
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、鋳物用の造型機に粉粒体(即ち、鋳
物砂)を供給するために用いられる移動式粉粒体
搬送装置の粉粒体供給装置に関するものである。
(従来技術) 造型機のホツパと鋳物砂(即ち、粉粒体)の貯
蔵庫とを供給パイプで連結し、該貯蔵庫から前記
ホツパへ鋳物砂をエアー搬送するようにしたもの
が従来から良く知られているが、このエアー搬送
方式による場合、搬送時に鋳物砂が互いに接触し
て表面に施された樹脂コーテイングが剥離した
り、鋳物砂が破損したりするという問題があつ
た。
また、上記問題に対処したものとしては、鋳物
砂の貯蔵庫から造型機に至るガイドレールを設
け、該ガイドレールに沿つて走行する台車により
鋳物砂を搬送し、該台車から造型機のホツパ内に
鋳物砂を落下させて供給するようにしたものがあ
るが、この場合、鋳物砂をホツパ内に落下させる
際に多量の粉塵が舞い上がるため、これを処理す
る大掛かりな集塵装置が必要となり、構造が複雑
化するとともに、維持コストも高くつくという問
題があつた。
なお、本出願人は、上記粉塵対策として、鋳物
砂が供給される可動ホツパを造型機直上に配設さ
れた固定ホツパ内にまで下降させた状態で、可動
ホツパ内の鋳物砂を固定ホツパへ供給するように
構成したものを既に先願として出願している(実
願昭61−64636号参照)。
(考案が解決しようとする問題点) 上記先願例の場合、可動ホツパから固定ホツパ
への鋳物砂(即ち、粉粒体)供給時における粉塵
発生を未然に防止することはできるが、前記可動
ホツパへの鋳物砂補給時に発生する粉塵の処理に
ついては、何等手当がなされていない。従つて、
可動ホツパに対する鋳物砂補給時に発生する粉塵
によつて作業環境が汚染されるおそれがある。
本考案は、上記の点に鑑みてなされたもので、
可動ホツパへの粉粒体補給時に発生する粉塵を極
めて簡易な構造で集塵除去し得るようにすること
を目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案では、上記問題点を解決するための手段
として、粉粒体を貯蔵可能な如く構成された可動
ホツパと、該可動ホツパに対して粉粒体を供給す
る粉粒体供給位置と前記可動ホツパ内に貯蔵され
た粉粒体を排出する粉粒体排出位置との間で該可
動ホツパを搬送する搬送手段とを備えた移動式粉
粒体搬送装置において、粉粒体供給位置にて前記
可動ホツパに対して粉粒体供給口から粉粒体を供
給すべく構成された粉粒体供給シユートと、粉粒
体供給位置にて前記可動ホツパを挟持して位置決
めを行うべく構成された一対の開閉アームとを付
設するとともに、該開閉アームの少なくとも一方
に、開閉アームが可動ホツパを挟持する際に該可
動ホツパに設けられた集塵除去口に対向配置され
るダクト手段を設けている。
なお、本考案の実施態様として、前記開閉アー
ム内を中空となしてダクト手段を兼用するように
している。
(作用) 本考案では、上記手段によつて次のような作用
が得られる。
即ち、粉粒体供給位置において、開閉アームに
よつて位置決めされた可動ホツパ内に、粉粒体供
給シユートから粉粒体供給口を介して粉粒体を補
給する場合、該粉粒体補給により可動ホツパ内に
多量の粉塵が発生するが、前記開閉アームによる
可動ホツパの位置決めと同時に可動ホツパの集塵
除去口に対向配置されたダクト手段によつて前記
粉塵が集塵除去されることとなるのである。つま
り、開閉アームによる可動ホツパの位置決めと同
時に粉塵除去用のダクト手段の設置が行なえるこ
ととなり、極めて簡易な手段によつて、可動ホツ
パの位置決めと粉塵除去とが行えることとなるの
である。
また、実施態様における如く、開閉アーム自体
をダクト手段として兼用すれば、特別な粉塵除去
用のダクト手段を設ける必要がなくなり、構造が
さらに簡略化されることとなる。
(実施例) 以下、添付の図面を参照して本考案の好適な実
施例を説明する。
本実施例の移動式粉粒体搬送装置は、粉粒体
(本実施例の場合、鋳物砂)を貯蔵可能な如く構
成された可動ホツパ1と、該可動ホツパ1に対し
て粉粒体を供給する粉粒体供給位置S0と前記可動
ホツパ1内に貯蔵された粉粒体を排出する粉粒体
排出位置S1,S1…との間で該可動ホツパ1を搬送
する搬送手段2とを備えている(第4図参照)。
前記可動ホツパ1は、第1図図示の如く、粉粒
体が充填貯蔵されるホツパ本体3と、該ホツパ本
体3の両側面に設けられた吊下げ部4,4と、前
記ホツパ本体3の底部に開閉自在に設けられた一
対の底蓋5,5と、前記ホツパ本体3上面に開口
せしめられた粉粒体供給口6と、前記ホツパ本体
3の両側面上部に開口せしめられた集塵除去口
7,7とを備えている。なお、前記底蓋5は、図
示しない駆動手段によつて開閉作動せしめられる
ようになつている。
前記搬送手段2は、前記粉粒体供給位置S0から
粉粒体排出位置S1,S1…に配設された固定ホツパ
8,8…(下方に造型機が配置されている)の上
方を通る閉ループ状に形成されたガイドレール9
(第4図参照)と、該ガイドレール9に案内され
て走行する走行ユニツト10を備えており、該走
行ユニツト10に対してチエーン11,11を介
して前記可動ホツパ1が昇降自在に吊下げられて
いる。該ガイドレール9は支持フレームFに固定
されている。前記各チエーン11の先端部は、可
動ホツパ1におけるホツパ本体3両側面の吊下げ
部4に連結されている。前記走行ユニツト10
は、前記ガイドレール9に沿つて転動するローラ
12と該ローラ12に連結部材13を介して連結
され、前記各チエーン11を案内するスプロケツ
ト14とによつて構成されている。即ち、可動ホ
ツパ1は、図示しない駆動源によつて作動せしめ
られる走行ユニツト10の作用により、ガイドレ
ール9に沿つて走行せしめらられるとともに、ス
プロケツト14に案内されて昇降自在とされてい
るのである。
前記粉粒体供給位置S0には、第1図および第2
図図示の如く、前記可動ホツパ1の粉粒体供給口
6に臨む粉粒体供給シユート15と、前記可動ホ
ツパ1両側面を挟持して位置決めを行うべく構成
された一対の開閉アーム16,16とが付設され
ている。
前記粉粒体供給シユート15は、図示しない粉
粒体貯蔵庫から可動ホツパ1に粉粒体を補給する
ためのものであり、本実施例では樋状部材で構成
されているが、管状部材で構成してもよいことは
勿論である。
前記開閉アーム16,16は、内部中空な管状
体で構成されており、旋回継手17,17を介し
て吸引ダクト18の分岐部18a,18aに接続
せしめられている。該吸引ダクト18は、図示し
ない集塵装置に連結されている。そして、これら
開閉アーム16,16には、それぞれの駆動手段
として、作用するエアシリンダ19,19のピス
トンロツド20,20がブラケツト21,21を
介して連結せしめられており、該エアシリンダ1
9,19の作動により開閉アーム16,16が矢
印AあるいはB方向(第2図参照)に開閉作動せ
しめられるようになつている。つまり、該開閉ア
ーム16,16は、その先端開口16a,16a
をホツパ本体3両側面上部に形成された集塵除去
口7,7に対向配置せしめることによつて、可動
ホツパ1の位置決めを行い得るように構成されて
いるとともに、前記吸引ダクト18とともに可動
ホツパ1内に発生する粉塵を集塵除去するための
ダクト手段22として作用するようになつている
のである。
なお、前記各開閉アーム16の先端開口16a
には、第3図図示の如く、ゴム等の弾性部材から
なるシール部材23がそれぞれ付設されており、
該シール部材23の存在によつて開閉アーム16
の先端開口16aと集塵除去口7との気密性が確
保されるようになつている。
ついで、図示の移動式粉粒体搬送装置の粉粒体
供給装置の作用を説明する。
第4図図示の如く、ガイドレール9に案内され
て走行する可動ホツパ1は、粉粒体排出位置S1
S1…上方に位置した時、該粉粒体排出位置S1,S1
…にそれぞれ設けられた固定ホツパ8,8…内ま
で降下せしめられた後、底蓋5,5を開蓋せしめ
て、内部の粉粒体を固定ホツパ8,8…に供給す
るのであるが、可動ホツパ1内の粉粒体が不足し
てくると、粉粒体供給位置S0において、粉粒体の
補給が行なわれる。この時、可動ホツパ1は、エ
アシリンダー19,19の作動により旋回せしめ
られる開閉アーム16,16の閉作動に伴う開閉
アーム先端開口16a,16aの集塵除去口7,
7に対する対向配置により位置決めされる。この
状態の下に、可動ホツパ1内に粉粒体供給シユー
ト15から粉粒体を補給すると、可動ホツパ1内
に多量の粉塵が発生するが、該粉塵は、集塵除去
口7,7に対向配置された開閉アーム16,16
および吸引ダクト18(換言すれば、ダクト手段
22)を介して集塵除去されることとなり、粉塵
の可動ホツパ1外への拡散が効果的に防止される
のである。
上記実施例においては、開閉アーム16,16
を中空状となしてダクト手段22に兼用せしめる
ようにしているが、開閉アーム16,16に、該
開閉アーム16,16とは別構成のダクト手段2
2を付設し、開閉アーム16,16の閉作動(即
ち、位置決め作動)と連動してダクト手段22を
集塵除去口7に対向配置するようにしてもよい。
この場合、開閉アーム16,16の一方側のみに
ダクト手段22を付設するようにしても差し支え
ないことは勿論である。
また、本考案は、上記実施例で説明した鋳物砂
にのみ適用されるものではなく、その他の粉粒体
にも適用可能である。
さらに、本考案は、上記実施例に限定されるも
のではなく、考案の要旨を逸脱しない範囲におい
て適宜設計変更可能なことは勿論である。
(考案の効果) 叙上の如く、本考案によれば、粉粒体を貯蔵可
能な如く構成された可動ホツパと、該可動ホツパ
に対して粉粒体を供給する粉粒体供給位置と前記
可動ホツパ内に貯蔵された粉粒体を排出する粉粒
体排出位置との間で該可動ホツパを搬送する搬送
手段とを備えた移動式粉粒体搬送装置において、
粉粒体供給位置にて前記可動ホツパに対して粉粒
体供給口から粉粒体を供給すべく構成された粉粒
体供給シユートと、粉粒体供給位置にて前記可動
ホツパを挟持して位置決めを行うべく構成された
一対の開閉アームとを付設するとともに、該開閉
アームの少なくとも一方に、開閉アームが可動ホ
ツパを挟持する際に該可動ホツパに設けられた集
塵除去口に対向配置されるダクト手段を設けたの
で、粉粒体供給位置にて開閉アームによつて位置
決めされた可動ホツパ内に、粉粒体供給シユート
から粉粒体を補給する際に可動ホツパ内に発生す
る多量の粉塵が、前記開閉アームによる可動ホツ
パの位置決めと同時に可動ホツパの集塵除去口に
対向配置されたダクト手段によつて集塵除去され
ることとなり、極めて簡易な手段によつて、可動
ホツパの位置決めと粉塵除去とが行えるという実
用的な効果がある。
また、実施態様における如く、前記開閉アーム
内を中空となしてダクト手段を兼用するようにす
れば、別構成のダクト手段を設ける必要がなくな
り、一層構造を簡略化することができるという効
果を奏することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例にかかる移動式付設
搬送装置の粉粒体供給装置を示す側面図、第2図
は、第1図図示の粉粒体供給装置の平面図、第3
図は、第2図のX部拡大断面図、第4図は、移動
式粉粒体搬送装置の概略を示す平面図である。 1……可動ホツパ、2……搬送手段、6……粉
粒体供給口、7……集塵除去口、15……粉粒体
供給シユート、16……開閉アーム、22……ダ
クト手段、S0……粉粒体供給位置、S1……粉粒体
排出位置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 粉粒体を貯蔵可能な如く構成された可動ホツ
    パと、該可動ホツパに対して粉粒体を供給する
    粉粒体供給位置と前記可動ホツパ内に貯蔵され
    た粉粒体を排出する粉粒体排出位置との間で該
    可動ホツパを搬送する搬送手段とを備えた移動
    式粉粒体搬送装置において、粉粒体供給位置に
    て前記可動ホツパに対して粉粒体供給口から粉
    粒体を供給すべく構成された粉粒体供給シユー
    トと、粉粒体供給位置にて前記可動ホツパを挟
    持して位置決めを行うべく構成された一対の開
    閉アームとが付設されており、該開閉アームの
    少なくとも一方には、開閉アームが可動ホツパ
    を挟持する際に該可動ホツパに設けられた集塵
    除去口に対向配置されるダクト手段が設けられ
    ていることを特徴とする移動式粉粒体搬送装置
    の粉粒体供給装置。 2 前記開閉アーム内が中空とされダクト手段を
    兼用する前記実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の移動式粉粒体搬送装置の粉粒体供給装置。
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