JPS60139645A - カルバサイクリン類縁体及びその製造方法 - Google Patents

カルバサイクリン類縁体及びその製造方法

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JPS60139645A
JPS60139645A JP58244696A JP24469683A JPS60139645A JP S60139645 A JPS60139645 A JP S60139645A JP 58244696 A JP58244696 A JP 58244696A JP 24469683 A JP24469683 A JP 24469683A JP S60139645 A JPS60139645 A JP S60139645A
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JP
Japan
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formula
general formula
reaction
ether
bicyclo
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Pending
Application number
JP58244696A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakatsu Shibazaki
正勝 柴崎
Mikiko Sodeoka
幹子 袖岡
Yuji Ogawa
裕司 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sagami Chemical Research Institute
Original Assignee
Sagami Chemical Research Institute
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Publication date
Application filed by Sagami Chemical Research Institute filed Critical Sagami Chemical Research Institute
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Publication of JPS60139645A publication Critical patent/JPS60139645A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Pyrane Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は構造式 で表わされるカルバサイクリン類縁体即ち、3−(4−
カルボキシブチル) −6(8)−(3(S)−ヒドロ
キシ−3−シクロペンテルー1−トランス−プロペニル
J−7(均一ヒドロキシ−(18,58)−シス−ビア
クロ(3,3,0)オクト−2−エン及びその製造方法
に関する。
本発明の3−(4−カルボキシブチル) −6(S)−
(3(8)−ヒドロキシ−3−シクロペンテルー1−ト
ランス−プロペニル]−7(EQ−ヒドロキシ−(ts
、5s)−シスービシクa(3J、0]オクト−2−エ
ンは強力な血小板凝集阻止作用を有し、例えにその作用
紘人血小板を用いた場合には化学的に不安定ePGI2
に匹敵し、種々の循環器疾患の治療乃至は予防薬として
、利用される化合物である。さらに杜、ブロスタグ2ン
ジンE2に匹敵する抗潰瘍作用をもち1.新しいタイプ
の抗潰瘍系としても有望である(下記試験側参照)。
本発明の3−(4−カルボキシブチル) −6(S)−
(3(S)−ヒドロキシ−3−シクロペンテルー1−ト
ランス−プロペニル)−7(R1−ヒドロキシ−(18
,58)−vスーピククロ(’3,3.0)オクト−2
−エンは以下の物性値を有する化合物である。
融点:115〜116℃(酢酸エテル−n−ヘキサンか
ら再結晶、)1′ 特性赤外吸収スペクトtw (KBr):3430 、
2960 。
1700.1655cm 。
NMRIXぺ声’) ル(pI)m):5.62(2H
,m、側鎖オレフィンプロトン)、5.32(IH,b
s、項内オレフィンプロトン)、3.90(2H,m。
酸素に隣接する炭素につくプロトン)。
3.00(IH,m、リング接合部の7リリツクプo 
トy ) 、 1.00〜2.70(25H,m) 。
質量分析スペクトル(CI 、N−)m/ z : 3
66+ (M刊引、)。
旋光度:〔α) 20−+ 29°(c−0,37、A
c0Bt)。
本発明の前記一般式(1)で表わされる3−(4−カル
ボキシブチル) + 6(8)−(3(8)−ヒト四キ
シー3−シクロペンテルー1−)?ンスープロペニル)
−7(R)−ヒドロキシ−(18,58)−シス−ビシ
クロ[3,3,01オクト−2−エンは下記の反応式に
従い製造するものである。
伺、本発明における水酸基の保護基a B2としてテト
ラヒドロピラニル基、メトキシメチル基、4−メトキシ
テトラヒドロピラニル基、1−エトキシエチル基、1−
メチル−1−エトキシエチル基、t−ブチルジメチルシ
リル基等を例示することができ n4としてドブチルジ
メチルクリル基、ベンゾイル基、アセチル基尋を例示す
ることができる。
l t♂ 晶 6 n’。
脆 O (式中、ぎ及びR4は水酸基の保護基〆はアルキル基で
あシ R5はフェニル基又はアルキル基であ21o)〔
第1工程〕 本工程は前記一般式(…)で表わされるシクロペンチリ
デン誘導体を水利反応させることによシ前記一般式@)
で表わされるヒドロキシメチルシクロペンタン誘導体を
製造するものである。
前記一般式(I)で表わされるシクロペンチリデン誘導
体はコーリーラクトン誘導体をラクトールに還元し、ウ
イテイソヒ反応に付し水酸基を酸化後メチレン化反応を
行うことにより容易に得られる化合物である(下記参考
側参照)。
本工程の水利反応はヒドロホウ素化し、酸化することに
よシ行なわれる。ヒドロホウ素化にあたっては、例えば
9−BBN(9−ボラビシクロ〔3゜3.1〕ノナン)
、ジサイアミルポクン、テキシルボラン等のヒドロホウ
素化試剤を用いることができる。ヒドロホウ素化試剤の
使用ムは通常1〜1.5当量用いる。
反応を行うにあたっては溶媒中で行うことが望ましく、
例えばナト2ヒドロフ2ン、ジグライム、ジエチルエー
テル等のエーテル系溶媒を用いることができる。
反応は一り5℃〜室温にて円滑に進行する。
更に本工程はヒドロホウ素化に続き生成物を単離するこ
となく酸化を行うものである。酸化にあたっては、例え
ば過酸化水素等の酸化剤を用いることができる。過酸化
水素を用いて酸化を行う場合には、例えば水酸化ナトリ
ウム等の塩基性の状態で使用することが好ましい。酸化
剤の使用量は5〜15当量である。
反応は室温〜60℃で円滑に進行する。
伺、本工程において、例えば9−BBNを用いたヒドロ
ホウ素化によシ生成する化合物はめ の如き構造を有していると推察される。
〔第2工程〕 本工程は前記第1工程で記られた前記一般式(2)で表
わされるヒト−キシメチルシクロペンタン誘導体を酸化
し、前記一般式俯で表わされるβ−ヒドロキシアルデヒ
ド体を製造するものである。
酸化にあたっては、□例えばジメチルスルホキシド−オ
キザリルクロリド、ジメチルスルホキシド−三酸化イオ
ウのピリジン錯体等を使用することができる。酸化剤の
使用量は通常1〜5当量用いればよい。 ・ 反応を行うにあ起りて線溶媒中で行うことが望ましく、
例えば塩化メチレン等のハロゲン化炭化水素等を用いる
ことができる。
反応は酸化剤の種類によっても異なるが一70υ〜室温
にて円滑に進行する。
本工程の酸化生成物を得るには、反応物中にトリエチル
アミン、ジイソプロピルエチルアミン婢の第三級アミン
を加え一り0℃〜室温にて処理することにより行なわれ
る。
本工程終了後は生成物を単離することなく次の第3工程
の反応に付することもできる。
〔第3工程〕 : 本工程は前記第2工程で得られた前記一般式([V)で
表わされるβ−ヒドロキシアルデヒド体を脱水すること
により前記一般式Mで表わされるピックロr3.3.0
]オクテニルアルデヒド誘導体を製造するものである。
( 脱水するKあたっては酸性触媒の存在下に行うものであ
る。酸性触媒としては、酸−アンモニウム塩を使用する
ことができる。酸−アンモニウム塩触媒は酸とアミンと
から形成することができる。
使用できる酸として社トリフルオロ酢酸、トルエンスル
ホン酸、カンフ7−スルホン酸、酢酸等を例示する仁と
ができる。又、使用できるアミンとしてはジベンジルア
ミン、ジエチルアミン、ジメチルアミン、ジインプロピ
ルアミン、ピペリジン、ピロリジン、ピペラジン等を例
示することができる。これらの酸とアミンは適宜選択し
、組み合わせ使用することができるが、とシわけトリフ
ルオロ酢酸とジベンジルアミンを組み合わせた触媒が収
率よく目的物を得ることができる点で好ましい。
触媒の使用量は0.2当量程度でよいが、反応を速やか
に進行させるためには1当量程度用いることが好ましい
反応を行うにあたっては溶媒の使用が望ま、シく、ベン
ゼン、トルエン、キクレン等の芳香族炭化水素を用いる
ことができる。
反応温度は室温〜10町を選ぶことができるが、反応を
円滑に行うには50℃〜70′0の範囲で行うことが好
ましい。
〔第4工程〕 本工程は塩基の存在下、前記第3工程で得られた前記一
般式(V)で表わされるビシクロ〔3,3,0)オクテ
ニルアルデヒド銹導体と3−カルボキシプロビルホスホ
ニウムブロミドとを反応させ、前記一般式(ロ)で表わ
されるアルケニルビシクロ(3,3゜0〕オクテン銹導
体を製造するものである。
本工程は塩基の存在下に行うことが必要である。−塩基
としてはt−ブトキシカリウム、ブチルリチウム、ジメ
チルスル小キシドのナトリウム塩寺を使用することがで
きるが、反応を効率よく行うためにはt−ブトキシカリ
ウムの使用が好ましい。
塩基の使用量は原料である前記3−カルポキンブロピル
ホスホニウムプロミト4に対して通常1〜1.2当量用
いる。
反応を行うにあたってはテトラヒドロフラン、ジメトキ
シエタン、ジエチルエーテル等のエーテル系溶媒を好適
に使用すること逅できるが、反応は関与しない溶媒なら
ば何4−限はない。
反応温度は0℃〜50℃の範−を選択することによち円
滑に反応が進行する。
冑、本工程において得られる化合物は通常遊離のカルボ
ン酸として生成す611次工程以下の反応のた込、ジア
ゾメタンあるいはハロゲン化アルキル−ジアザビシクロ
ウンデセイーアセトニトリルという条件を用いてエステ
ルとして単離するととができる。エステルに変換するに
あたっては当業者が容易になし得る方法をもって行うこ
とかできる。 □ 〔第5工程〕 本工程は前記第4工程で得られた前記一般式(2)で表
わされるアルケニルビシクロ〔3,3,0〕オクテン誘
導体を接触還元し、オレフィンの一方のみを選択的に還
元゛した前記一般式(至)で表わされるビV/口(3,
3,0)オクテン誘導体を製造するものである。
使用+きる触媒としてはパラ□ジウムー炭素、パラジウ
ム黒′等のパラジウム触媒、ウィルキンソン触媒、白金
、ニッケル等を挙げることができる。
触媒は所首i触媒量用いれに充分゛である。
木工□程を実施するにあたって水素はIδ圧で反応させ
てもよいし、又加圧下に反応させてもよい。
反応を行うには溶媒を用いることが望ましく、例えばメ
タノール、エタノール等のアルコール溶ti、酢酸エチ
ルエステル等のエステル溶媒を使用することができる。
 □ 反応温度は一り5℃〜室温の範囲を選ぶことによシ円滑
−進行する。
〔第6エ程〕 本工程状前記第5工程で得られた前記一般式(至)で表
わされるビシクロ〔3,3,0〕オクテン誘導体のWを
選択的に脱保護し、前記一般式(至)で表わされるヒド
ロキシメチルビシクロ[3,3,0)オクテン誘導体を
製造するものである。
脱保護するにあたってはgがクリル基の場合にはテトラ
−n−ブチルアンそニウムフルオリドを、ベンゾイル基
、アセチル基等の場合には炭酸カリウムを脱保護剤とし
て使用することができる。
反応を行うにあたっては溶媒中で行うことが望ましく、
脱保護剤としてナト2−n−プテルアンモニウムフルオ
リドを用いる場合にはテトラヒドロフラン、ジメトキシ
エタン、エチルエーテル等のエーテル溶媒を好適に使用
でき、脱保護剤として炭酸カリウムを使用する場合には
、メタノール、エタノール等のアルコール溶媒を好適に
使用することができる。
反応は一り5℃〜室温にて円滑に進行する。
〔第7エ程〕 本工程は前記第6エ程で得られた前記一般式幡で表わさ
れるヒドロキシメチルビシクロ(3,3゜0〕オクテン
誘導体を酸化し、次いで得られた生成物を前記一般式似
)で表わされる化合物又は前記一般式(X)で表わされ
る化合物と反応させることによシ、前記一般式(至)で
表わされる(3−オキソ−1−アルケニル)−シスービ
シクロr3.3.0]オクテン誘導体を製造するもので
ある。
本工程の酸化にあたっては酸化剤の存在下に行うことが
必要である。酸化剤としてはコリンズ試薬、ジメチルス
ルホキシド−三酸化イオウのピリジン錯体、ピリジ÷ウ
ムクpp/FIイ↓、ジメチルスルホキシド−オキザリ
ルクロリド等を使用することができる。酸化剤の使用量
はコリンズ試薬の場合7〜lO当量、他の酸化剤は1〜
5当量用いる。
反応を行う、にあたりて社溶媒中で行うことが望ましく
、例えばメチレンクロリド、クロロホルム等のハロゲン
化炭化水素が好ましい。
11 反応は一り0℃〜−温の範囲で円滑に進行する。
本工程は引き続き酸化によシ得られた生成物を単離する
ことなく前記一般式釦で表わされる化合物又は前記一般
式(X)で表わされる化合物と反応させるものである。
前記一般式(2)で表わされるイリ□ 物としては、例えば、ジメチル(2−オキソ−2−シク
ロペンチルエテル)フオスホネー) 等ヲ使用すること
ができ、前記一般式(X)で表わされる化合物としては
、トリブチルホスフィン−2−オキ□ ソー2−シクロペンチルエテリゲン等を使用することが
できる。前記一般式鉛で表わされる化合物を原料として
選択した場合には塩島の存在下に行うことが収率よく目
的物を得る上で好ましく、例えば水素化ナトリウム、ブ
チルリチウム、t−ブト中ジカリウム等を使用すること
ができる。
反応を行うkあたりては溶媒中で行うことが望ましく、
例えばテトラヒドロフラン、ジメトキシエタン、ジエチ
ルエーテル等のエーテル溶媒、ベンゼン、トルエン、キ
シレン等の芳香族溶媒nを使用することができる。
反応温度は、前記一般式叡)で表わされる化合物を用い
る場合には一り5℃〜50T1の範囲であシ、又前記一
般式(X)で表わされる化合物を用いる場合には50℃
〜15.0℃の範囲である。
伺、本工程の酸化によシ得られる化合物は、−(式中 
n2は水酸基の保護基であシ、tは水素原子又はアルキ
ル基である。)で表わされる化合物であると推察するこ
とができる。
〔第8工程〕 本工程は前記一般式(至)で表わされる(3−オ中ソー
1−アルケニル)−シス−ビシクロ(3,3゜0〕オク
テン誘導体を還元し、水酸基の脱保護反応後加水分解す
ることによシ前記一般式(1)で表わされるカルバサイ
クリン誇導体、即ち3− (4、−カルボキシブチル’
) −6(8)−(3(8)−ヒドロキシ−3−シクロ
ペンチル−1−)、yンスープロペニル〕−7(均一ヒ
ドロ午シー(18,58)−シス−ビシクロ(3,3,
0)オクト−2−エンを製造するものである。
本工程の還元は水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素
亜鉛、リチウム−トリー5ec−ブチルボロヒドリド、
ジイソブチルア縞ニウムー2,6−ジーt−ブチル−4
−メチルフェノキシトを還元剤として使用することがで
きる。還元剤の使用量は前記一般式(至)で表わされる
′(3−オキソ−1−アルケニル)−シス−ビシクロ(
3,3,0)オクテン誘導体に付し、当量ないしやや過
剰量用いるものである。還元するにあたっては溶媒中で
行うことが望ましく、メタノール、エタノール等ノアル
コール溶媒、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素、
テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル等のエーテル溶
媒を還元剤の種類にょシ適宜選択することによシ使用す
ることができる。
反応は一り8℃〜室温の範囲で円滑に進行する。
本工程は還元に続き、水酸基の脱保護反応を行うもので
ある。
脱保護は酢酸、e−トルエン■ン薇等の有機蓋、テトラ
プテルアンモニウムフルオリド、フッ化水素、フッ化カ
リウム等のフッ素イオン発生試剤の存在下に行うことが
できる。
脱保護反応するにあたっては溶媒中で行うことが望まし
くテトラヒドロフラン、エチルエーテル等のエーテル溶
媒、アセトニトリル、ジメチルスルホ中シト、ジメチル
ホルムアミド、水等を一用することができる。
反応は0℃〜70℃の範囲を選ぶことにょシ円滑に進行
するものである。
本工程は脱係l!反応後、更にエステルの加水分解を行
うものである。
加水分解するにあたっては水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、水酸化リチウム醇のアルカリ金属水酸化物等を
使用することができる。
加水分解するにあたっては溶媒中で行うことが望ましく
、水、メタノール、エタノール等のアルコール溶媒、テ
トラヒドロフラン嶋を適宜選択し使用することができる
反応は一り0℃〜室温の範囲を選ぶことによシ円滑に反
応が進行する。
以下参考例及び実施例によシ更に本発明の詳細な説明す
る。
参考例1 アルゴン雰囲気下(2−オキサ−3−オキソ−6−エ中
ソーーーブチルジメチルクリルオキシメチル−7−エン
ド−ナト2ヒトはビラニルオキシビシクa (3,3,
0)オクタy ) (2,22g 、 6mmol )
をトルエン(10m)に溶解し、−75℃に冷却した。
水素化ジイソブチルアルミニウム(25g/100WL
!ヘキサン溶液5.1mj、 9mmol )を加え、
−75℃で70分間攪拌した。−75℃で水素の発生が
認められなくなるまでメタノールを加え、室温まで温度
を上げた。酢酸エチル(13ON)で希釈後、飽和食塩
水+洗浄した(20m1/X4回)。無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥した後、溶媒を留去し〔1−2−オキサ−3
−ヒドロキシ−6−ニキソーーープチルジメチルシリル
オキクメテルー7−エンドーテトラヒドロピラニルオキ
シビシクロ〔3,3,O)オクタン] (2,33g、
100チ)を得た。
狭(neat):3430,2950.2860,83
5国 。
NMRδ(CDCI3) 5.70〜5.30 (m 、 IH) 、4.85−
4.55(m、2H)、4.40〜3.25(m、5H
)、0.90(s、9H)。
Mass m/z%) 二213(5)、 159 (
17) 、85(100)、75(19)、73(13
)。
〔α〕−〇−28°(c=1.98.MeOH)。
参考例2 THPO’l’□ アルゴン雰囲気下、t−ブトキシカリウム(3,16g
 、 28.2mmo 1 )を’1)IF (50R
1)に溶解した。
予め100°Oで減圧下、十分に乾燥したメチルトリフ
エニ、ル、フVフオニウムプロマイド(10,07g、
28.2mmol)を室温にて加えた。5分間攪拌した
後、〔1−2−オキサ−3−ヒドロキシ−6−エキソ−
t−ブチルジメチルシリルオキシメチル−7−エンド−
テトラヒドロピラニルオキシビシクロ〔3゜360〕オ
クタン)(3,40g、9.1mmol)QTHF溶液
(30wりを加え、室温で20分間攪拌した。飽和塩化
アンモニウム水溶液を加えた後、減圧下π任を、留去し
た。残留水層をエーテルにて抽出し、飽和食塩水にて洗
浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、エーテルを留
去して得られる残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(エーテル:n−ヘキサン=2:3)によシ精製
し、(d −2G−アリル−3β−t−プテルジメチル
シリルオキシメテル−4α−テトラヒドロピラニルオキ
シ−1α−シクロペンタノール)(3,18g、94%
)を得九。
IR(neaj):3500,2950.28?0,1
640゜1 835傭 。
關桓CDCl5) 5.80(m、 IH)五〇〇(m、 2H) 、4.
65(bs、IH)、4.30〜3.00(m、6H)
0.90 (s 、 9H) 。
Mass m/z(%):285(1)、22.9(1
)、211(3)、159(26)、85(100)、
75(21)、73(13)・ ・ ((1)、%0=+21°(C=F2.44 、MeO
H)参考例3 1(1 〔d−20−アリル−3/1−1−ブテルジメテルシリ
ルオΦジメチル−40−テトラヒドロピラニルオキシ−
1α−シクロペンタノール〕(3,16g、8.5mm
oりを塩化メチレン(40m/)に溶解し、酢酸ナトリ
ウム(280q 、 2.6mmp l )及びセライ
ト(3,36g)を加えた。アルゴン雰囲気下、0゛O
でピリジニウムクロロクロメート(3,68g、17.
1バ叩o1)を加え、0℃!18時間攪拌した。エーテ
ルで希釈し、フローリシルカラムクロマトグラフィー(
エーテル:n−へキサン=1=3〜3:1)にて精製し
〔l−2α−アリル−3β−t−プチルジメテルシリル
オキシメテル−4α−テトラヒドロピラニルオキシ−1
−シクロペンタノン)(z、、szg、90チ)を得た
IR(neat) :2950 、28FO,1748
、1642。
840cm’ 。
廣几δ(CDCI、) 5.70(rrt、IH)、5.03(−d、J=17
Hz。
IH)、5.00(d、J=1111z、IH)、4.
65(bs、IH)、4.30(m、IH)、3.30
〜4.00(、m、4H)、0.90(s、9H)。
Mass m/z11):209(17)、159(1
7)、85(100)、75(35)、73(23)、
41(17)。
r a 〕D ;55 (c=2.19 、MeO)I
) −参考例4 アルゴン雰囲気下、rl−2α−アリル−3β−t−ブ
チルジメチルシリルオキシメチル−4a−テトラヒドロ
ピラニルオキシ−1−シクロペンタノン〕(2,79g
 、7.57mmol)を塩化メテレy(26m)に溶
解し、箪温で亜鉛−チタニウムクロライド−臭化メデレ
ン試薬(Zn ” T t C+ 4−CH2B r 
2/Tl丑−46I11)を加えた。TLCにて原料の
消失を確認後、反応液を飽和重曹水(500m)とエー
テル(50抛Oの混合液中にあけた。エーテル層を分取
後、水層はさらにエーテルで抽出した。エーテル層を合
わせ、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾
燥した後、溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(エーテル−〇−ヘキサンー1 :
 10)により精製し、「1−2−〇−アリルー3β−
t−7”チルジメテルゾリルオ=r−ジメチル−4α−
テトラヒドロピラニルオキシ−1−シクロペンチリデン
〕(2,48g、90%)を得た。
IR(neat):2950,2870,1660,1
640゜835cm 。
褐倶δ(CDCl2) 5.60 (m、 IH) 、 4.75〜5.20 
(m 、 4H) 。
4.63 (bs 、 IH) 、 3.30〜4.3
0(m、5H) 。
0.90 (s 、 9H) 。
Mass m/z(%): 159(1B ) 、 1
33(11) 、85(100)、75(19)、、7
3(13)。
(a )%−43°(c =2.84 、 MeOH)
 。
参考例5 アルゴン雰囲気下、9−ボッビシクロr3.3゜1]ノ
ナン(二量体、 2.472 g 、 20,3mmo
りをTHF(28#I/りに懸濁した。〔1−2−α−
アリル−3β−t−ブチルジメチルシリルオキシメチル
−4α−テトラヒドロピラニル丼キシー1−シクロペン
チリゾy ) (2,4+7’6g 、 6.75mm
ol )のTHF溶液(45m/りを水冷下流下し、5
〜10℃で7時間30分間攪拌した。6N水酸化ナトリ
ウム水溶液(13,5m 、 81 mmo 1)及び
30チ過酸化水素水(11,5m/、 101.3mm
oりを加え60°0で1時間30分攪拌した。THFを
減ビ下留未後、酢酸エチルにて抽出した。有機層はチオ
硫酸ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で洗浄した。無水
硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去した。残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(エーテル:メタ
ノール=40:1)によシ精製し、Cd−1α−ヒドロ
キシメチル−20−(3−ヒドロキシプロピル)−3β
−1−ブチルジメチルシリルオキシメチル−4a−テト
ラヒドロピラニルオキシシクロベンタン〕(2,65g
、97チ)を得た。
IR(neat):3400’、2940,2860.
835cm 。
褐批δ(CDCl2) 4.65(bs、IH)、4.10(m、1)、[)、
3.15〜3.95 (m 、 8fす、0.90(s
、9H)。
Mass m/z(%):159(19)、149(1
8)、133(19)、、121(13)、1(15(
15)、93(10)、91(10)、85(,1(1
0)、79(11)、75(34)、73(18)、6
7(17)、57(24)、55(16)、43(17
)。
□ 41(21)、 、、 C(11D=+2 (c=1.65 、MeOH)。
−前例6 □ アルゴン雰囲気下、−60℃でオキザリルクロリド(1
,88m、 20.0mmol)を551の塩化メチレ
ンに溶解した。ジメチルスルホキシド(3,39m 。
47.7mmol)の塩化メチレン溶液(15R1)を
加えた。−60°0で20分間攪拌後、rd−1α−ヒ
ドロキシメチル−2a−(3−ヒドロキシプロピル)−
3β−t−ブチルジメチルシリルオキシメチル−4α−
テトラヒドロピラニルオキシンクロペンタン〕(1,4
8g 、 3.67mmoりの塩化メチレン溶液(30
m/)を加えた。−60℃で20分間攪拌後、トリニブ
ルアミン(15,36ml 、 110.1mmoりを
加え、室温まで温度を上昇させた。水を加え塩化メチレ
ンで抽出した。有機層は食塩水で洗浄後無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した。溶媒を留去して、〔2−ヒドロキシ
−3−ホルミル−6−ニキンーt −7’チルジメチル
シリルオキシメチル−7−エンド−テトラ−ヒドロピラ
ニルオキシビシクロ1.3.0)オクタン)(1,19
g、81%)を得た。スペクトルデータから、本化合物
は!−ハイドロキシアルデヒドとラクトールとの間の平
衡混合物であった。
IR(lG3r):3450 、2950 、2870
 、2750 。
1730.835CI+。
心倶δ(CDCl2) 9.75(trace)、4.65(m、 IH) 、
 3.10〜4.50 (m、 6H) 、 0.90
 (、s 、 9H) 。
+ Ma@s m/z(%): 313 (trace、M
 −85) 。
159(15)、85(100)、75(17)。
73(12)、57(12)、47(11)。
参考例7 T)IPO’I¥(PO 〔2−ヒドロキシ−3−ホルミル−6−ニキソーt−プ
チルジメチルシリルオキシメテル−7−エンドーテトラ
ヒドロピラニルオキシビシクロr3.3,01オクタy
 ) (1,19g 、 2.97mmoりをベンゼン
(4,5ml)に溶解した。アルゴン雰囲気下、ジイン
ジルアンモニウムドリフルオロアセテート 。
(1・14g、3.66mmo、りを加え、50〜70
℃で16時間攪拌した。放冷後、水(50m/)を加え
、エーテルで抽出した。ニー夢ルーを飽和塩化アンモニ
ウム水溶液、飽和重曹水、及d水で洗浄した。無水硫酸
マグネシウムで′乾燥後、溶媒を留去し友。
残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(エーテ
ル:n−ヘキサン−1:1)によシ精製し、Cl−3−
ホルミル−6−エキソ−t−ブチルジメチルシリルオキ
シメチル−7−エンドーテトラヒドロピツニ4ルオキシ
ビシクロr3.3.O〕オクト−2−エン)(1,03
g、82チ)を得た。
IR(neat):2950.2870.1680.1
620 。
835鐸−1,□ 心組δ(CDCl2) 9.78(s、 IH) 、6.71 (d、J=2H
z) 。
4.60(bs、IH)、3,0t)−4,20(m、
6H)。
0.90(s、9H)。
Mass m/z(%):295(1)、159(33
)、85(100)。
75(26)、73(19)、67(12)、57(1
4)、45(14)、43(22)。
1: Q )p −−77(C−2,7’7 、MeO
H)。
参考例8 ’i’i−n’o ’l1(P。
アルゴン雰囲気下、3−カルボキシプロビルトリフェニ
ルホスホニウムプロミ)”(5,58g、13mmo 
1 )を’I)IP(601R1)に懸濁した。t−プ
トキシカリウA (3,01M 、 26mmol)の
THF溶液(50m)を加え、室温で10分間攪拌した
。そこへC1−3−ホルミル−6−エキソ−t−ブチル
ジメチルシリルオキシメチル−7−エンド−テトラヒド
ロピラ4ルオキシビシクロ[3,3,0]−オクト−2
−xy )(990q、2.6mmoりのTHF溶液(
20m)を滴下し、室温で30分間攪拌した。飽和塩化
アン七ニウム水溶液を加え、π1を減圧で留去した。
残留水層を10%塩酸水溶液にてpH5〜4に調整し、
酢酸エチルにより抽出した。有機層は無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、溶媒を留去した。残留物にエーテルを加
え、不溶物を接遇によって除去した。濾液にジアゾメタ
ンのエーテル溶液を加えた。薄層クロットゲ2フイーに
よpr3−(4−カルボキシ−1−ブテニル)−6−ニ
キソーーープテルジメチルシリルオキシメテルー7−エ
ンドーテトラヒドロピ2ニルオキシビシクロ(3,3。
0〕オクト−2−エン〕のスポットの消失を確認後、少
量のギ酸を加え、ただちに飽和重曽水、飽和食塩水で洗
浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後溶媒を留去して
得られた残留物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(エーテル:n−ヘキサン:1−:2)により精製し
、Cl、3−(4−メドキシカルボニル−1−ブテニル
)−6−ニキソーーーブチルジメチルシリルオキシメテ
ルー7−エンドーテトラヒドロビ2ニルオキシビシクロ
r3.3.0)オクト−2−エン)(1,09g、90
%)を得た。■)−及び(ト)−異性体比は2対1であ
った。
IR(sweat) :2950,2870,1745
.840cm 。
心組δ(CDC1,) 6.24 (d 、J=16Hz 、 1/3H,tr
ans)。
5.98(d、J=11H否、 2/3H,cis) 
5.57(bs、IH) 、 5.30(m、 IH)
 、4.60(bs、iH) 、3.20〜4.’25
(m、8H) 、2.95(IH’) 、0.90(s
 、9H) 。
Mass m/z(%):464(trace、M+)
 、3゜3(20)。
231(2B)、159(29)、157(16)。
117(11)、85(100)、75(25)。
73(20)、6フ(12)、57.(14)、43(
13)、41(13)。
〔α〕Ha冨−5ロー50°1.36.M門OH)。
を 参考例9 TI(PO ’ Cl−3−(4−メトキシカルボニル−1−ブテニ
ル)−6−エキソ−t−ブチルジメチルシリルオキシメ
チル−7−エン□トーチトラヒドロビラニルオキシビシ
クロ〔3,3゜0〕オクト−2−エン〕(547#、1
.18mmo、1)をメタノール(10m/’)に溶解
した。10チパラジウム/炭素(t50m9)を加え、
水素雰囲気下、室温で1時−10分指拌した。触媒を濾
別し、濾液の溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(エーテル:n−ヘキサン隼1:
5)によシ精製し、〔l−3−(4−メトキシカルボニ
ルブチル)−6−ニキソーt−プテルジメチルシリルオ
キシメテル−7−エンド−テトラヒドロピラニルオキシ
ビシクロ(3,3,0〕オクト−2−エン)(509■
、93チ)を得た。
■几(neat):2950.2880.1745.8
40CII−’。
N■tδ(CDCl2) 5.25(d 、J−IHz 、 IH) 、 4.6
0(bs、IH)。
3.65(s、3H)、2.90(m、IH)、0.9
0(59H)。
Mass m/z1%):325(8)、 233(1
2) 、 159 (28)。
85(100)、75(17)、73(13)。
(a)、 =−12(c=1.68 、MeOH)。
参考例10 CI−3−(4−メトキシカルボニルブチル)−6−ニ
キクーt−ブナルジメテルシリルオキシメチル−7−エ
ンド−テトラヒドロピラニルオキシビシクロ(3,3,
01オクト−2−エン] (585ダ。
1.26mmoりを慣廿’(5m/)に溶解した。テト
ラ−n−プテルアンモニウムフルオリド(IMTHF溶
液2.5′IL!、 2.5 mmo l )を加え、
室温で3時間攪拌した。
飽和食塩水を加え、T掛゛を減圧で留去した。残留水層
をエーテルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した
後、溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマ
ドグ2フイーによシ精製し、〔1I−3−(4−メトキ
シカルボニルブチル)−6−ニキソーヒドロキシ、メチ
ル−7−エンドーテトラヒドロピ2ニルオキシビシクロ
(3,3,0)オクト−2−エン)(425ダ、95.
2チ)を得た。
IR(neat):3480,2950.2B80,1
740c!li 。
心組δ(CDCl2) 5.25(d、J−IHz、IH)、4.60(m、I
H)。
3.66(s、3H)、3.00(m、IH)+ Mass m/4):352(trace、M ) 、
268(3)、85(100)、67(11)、57.
(10)、41(11)。
ra)D=−19(c=2.09 、MeOH) 。
参考例1I T)IPO アルゴン雰囲気下、コリンズ試薬(Cr03・2Py。
660#I17.2.56mmol)及びセライト(6
601R9)を塩化メチレン(10m)に懸濁した。(
A’−3−(4−メトキシカルボニルブチル)−6−エ
ギソーヒドロキシメチルー7−エンドーテトラヒドロピ
ラニルオキシビシクロ(3,3,0)オクト−2−エン
〕(50Ing、 0.142mmoりの塩化メチレン
溶液(2851R1)を加え、0℃で30分間攪拌した
。硫酸水素ナトリウム−水和物1.32gを加え、さら
に0℃で10分間攪拌した。無水硫酸マグネシウムを濾
過助剤として反応液を濾過し、塩化メチレンで洗浄した
。濾液を合わせ、溶媒を留去し、(3−(4−メトキシ
カルボニルブチル−6−エ午ソーホルミル−7−エンド
ーテトラヒドロビラニルオキシピゾクロ(3,3,01
オクト−2−エン〕(48yRg。
96チ)を得た。
一方、水素化ナトリウム(油性60チ、ll11g。
0.28mmo+)を、アルゴン雰囲気下ペンタンで洗
浄し、31の態化(ジメトキシエタン)に懸濁した。
ジメチル(2−オキソ−2−オキソ−2−シクロペンチ
ルエテル)ホスホネー) (64M9,0.29mmo
l)の關溶液(3RIりを加え、室温で25分間攪拌し
た。(3−(4−メトキシカルボニルブチル)−6−ニ
キソーホルミルー7−エンドーテトラヒドロピラニルオ
キシビシクロ(3,3,0)オクト−2−エン)(48
ダ沖仏侶溶液(3d)を加え、室温で1時間攪拌後、飽
和塩化アンモニウム水溶液を加えた。減圧下、フ化を留
去後、エーテルで抽出し、エーテル層を飽和食塩水で洗
浄した。
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去して得られ
た残留物を、シリカゲルカ2ムクロマトグ2フィー(エ
ーテル:n−ヘキサン=2:5)によシ精製し、(3−
(4−メトキシカリボニルブチル)−6−ニキソー(3
−オキソ−3−シクロベ/チル−トランス−1−プロペ
ニル)−7−エンドーテトラヒドロビラニルオキゾビシ
クロ〔3゜3.0〕オクト−2−エン〕(32呼、52
チ)を得た。
IR(neat):2950 、28B0 、 l 7
42 、1698 。
1672.1628国 。
M J(Cr)C1,) り、80(ill、m) 、6.20([1,dxd、
J=15゜4Hz) 、5.28(IH,bs)、4.
63.4.50(各b s 、 totaL IH)、
3.80 (2H、m) 。
3.68(3H,s) 、3.50(IH,m) 、3
.05(2)1.m)。
+ Mass m/z(%):413(1、M −31) 
、360(13。
+ M −84)、342(17,M −102)、316
+ (18,M −128)、273(17)、97(22
)、91(17)、85(100)、69(37)、6
7(25)、57(26)、55(26)。
43(23)、41(35)。
参考例12 (3−(4−メトキシカルボニルブチル)−6−エΦソ
=(3−オキソ−3−シクロペンテルー)9ンスー1−
プロペニル)−7−エントーテト2ヒドロピラニルオキ
シビシクロ[3,,3,0]オクト−2−エン) (3
2IQ、 0.072mmoりをメタノール(5ν)に
溶解した。−20℃に冷却し、過剰の水素化ホウ素ナト
リウムを加えた。−20°0で20分間攪拌後、過剰の
アセトンを加えた。室温にもどした後、飽和塩化アンモ
ニウム水溶液を加え、減圧下、メタノールおよびアセト
ンを留去した。残留水層をエーテルで抽出し、無水硫酸
マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去して、〔,3−(,
4−メトキシカルボニルブチル)−6,−エキソ、−(
3−ヒドロキシ−3−シクロペンテ、ルートランス−1
−プロベニ/I/)、−7−エンドーテトラヒドロビ2
ニルオキシビシクロ(3,3,0)オクト−2,−エン
〕(32■、100チ)を得た。
IR(neat)二34B0.2950,2,880,
1740c+n 。
NMRa (CDCI 、) 5.50(m、2H)、5.25(d、J−IHz。
IH)、4.60’(bs、IH)、3.30〜4.0
0(m、4H)、3.65(s、3H)、2.95(m
IH)。
+ Mass m/z(%): 344(trace、M 
−102) 。
+ 326(trace、M −120)、300(2゜+ M −146)、167(36)、149(100)。
85(22)、71(31)、70(23)、57(5
1)、55(21)、43(34)41(27)。
参考例13 H + (3−(4−メトキシカルボニルブチル)−6−ニキソ
ー(3−ヒドロキシ−3−シクロペンテルートランス−
1−プロペニル)−7−エントーテトラヒドロピラニル
オキシビシクロr3.3.01オクト−2−エン)(3
2ダ、0.072mmol)を酢酸:水:π1F(0,
5id)(3: 1 : 1 、容積比)混合液に溶解
し、45〜50℃で5時間攪拌した。エーテルで希釈後
飽和重1水で中和した。エーテル層は飽和食塩水で洗浄
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を留去して
得られた残留□物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(エーテA−: n−へ午サンー5:1〜エーテル:
メタノール恕40:1)に、1リシ精製し、極性のよル
高いフラクシ盲ンとして(3−(4−メトキシカルポニ
ルプ、チル)−6−xキソ−’(3α−ヒドロ午シー3
−シクロペンテルートランス−1−プロベニ′ル)−7
−エンド−ヒドロキシビシクロ(3,3,0)オクト−
2−エン〕(114,39%)及び極性のよシ低いフッ
クシ1ンとして(3−(4−メトキシカルボニルブチル
)−6−ニキソー(3β−ヒドロ午シー3−シクロペン
テルートランス−1−プロペニル)−7−エンドーヒド
ロキシビククロr3.3.0)オクト−2−エン)(5
ap’、20%)を得九。α−エピマーのスペクトルデ
ータを以下に示す。β−エピマーのスペクトルも同様で
ある。
IR(neat):3400,2960.2880.1
740cm 。
心組δ(CDCI、) ′ 5.61(m、2H)、5.32(bs、IH)。
3.85(m、2H)、3.67(s、3H)。
3.00(m、IH)。
Mass m/z(%):344(14、M −18)
 、326+ (20,M −36)、300(56,M −62)。
275(27)、243(24)、232(26)。
225(27)、1?9(59)、193(23)。
183(24)、181(29)、180(33)。
179(41)、141(52)、119(67)。
117(74)、105(73)、93(57)。
91(100)、81(55)、79(95)、69(
88)、67(74)、55(52)、41(90)。
実施例 HO’ai−r [3−(4−メト中ジカルボニルブチル)−6−ニキソ
ー(3α−ヒドロキシ−3−7クロペンテルートランス
ー1−プロペニル)−7−エンドーヒドロ午シビシクロ
(3,3,0)オクト−2−エン〕(I Gap、 o
、o 27mmol)をメタノール(0,3i1)に溶
解した。0℃で10%水酸化ナトリウム水溶液(0,2
sd)を加えた。0℃で甑時間攪拌後、冷却下、10g
6塩酸水溶液にて中和した。減圧下メタノールを留去後
、pH3〜4に調整し、酢酸エチルで抽出した。無水硫
酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去してje−)−3
−(4−カルボキシブチル)−s(8) −[3(8)
−ヒドロキシ−3−シクロペンテルー1−)?ンスープ
ロペニル]−7(R)−ヒドロキシ−(18,58)−
7スービシクロr3.3.0)オクト−2−エン1(1
0〜、x00%)を無色固体として得た。これを酢酸エ
チル−n−ヘキサンから再結晶すると8■の無色パウダ
ーが得られた。
IR(KBr):3430,2960,1700.16
55m 。
&几δ(CDCl2) 5.62(2H,m、側鎖オレフィンプロトン)。
5.32(IH,bsJ内オレオレフインプロトン3.
90(2H,m、酸素に隣接する炭素につくプロトン)
、3.00(IH,m、リング接合部のアリリックプロ
トン)、1.00〜2.70(25H,m)。
+ Mass (CI、NH3) m/z 二336(M 
→−N)14)。
融点:115〜116℃ (α) D 7+ 29 (c−0,37、Ac0Bt
 ) −同様に、15β−エピマ一体も加水分解し、カ
ルバサイクリン類縁体の15β−エピマ一体を得た。ス
ペクトル・データ(■几、NMR,Mass )は1s
d体と一致した。
試験例 以上の方法で合成された化合物、すなわちい→−3−(
4−カルボキシブチル) −6(8)−C3(8)−ヒ
ドロキシ−37シクロペンチルーl−トランス−プロペ
ニル)−7(B)−ヒドロキシ−(IS。
58)−シス−ビシクロ(3,3,0)オクト−2−エ
ン1L1以下に記す生物活性をiする。ウサギの胃(r
abbit stomach epithelial 
ceIls)を用いて富田らの方法[K、MaLsuo
ka’、Y 、Mitsui 、and8 、Muro
ta 、J 、PhaY2m、4..5.911(19
82) ]4 に従りた実験を行うと、0.5XlOMという低績度で
顕著な抗潰瘍作用を示した。これは抗潰瘍作用を有する
代表的ブロスタグ2ンジン・PGE2よ〕優るとも劣ら
ない活性強度である。PGE2が激しい下剤を誘発する
のに比して、上記カルバサイクリン類縁体は下痢誘発作
用をも九カい。以上の事を考慮すると、本カルバサイク
リン類縁体は新しいタイプの抗潰瘍薬として使用できう
ると考える。
特許出願人 手 続 補 正 書(自発) 昭1a59年4月21日 特許庁長官 若杉和夫殿 1、事件の表示 昭和58住特許願第244696号 2、発明の名称 カルバサイタリン類縁体及びその製造方法3゜補正をす
る者 事f1との関係 特許出願人 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 5、補正の内容 (1) 本願明細書第7頁1行の「接合部」を「接合部
」に訂正する。
20 」 」 (3)同第19頁4行の「(■)」を「(V罎)」に、
訂正する。
(4) 同第29頁4行のj Ml(CDC16) 、
1を「階徂、t (CDCI、)Jに訂正する。
(5) 同M32頁6行、33頁5行の「2−α」を「
2α」に訂正する〇 (6) 同第35頁5行のj’20.OJをf21.6
J化訂正する。
(7)I’tl第36頁8行の「−ヒドロピラニル・・
・」の「−」を削除し410行の「ハイドロキシ」を「
ヒドロキシ」に訂正する・ (8)同第39頁10行のj (3,3,0)−オクト
」の「−」を削除する。
(9)同第44頁4行の「エキシ」を「エキソ」に訂正
する。
(lの同第47頁lO行の「2−オキソ−」を削除する
(11)同第48頁5行の「カリボニル」を「カルボニ
ル」に訂正する。
(12)同第52頁1〜3行の ハυ υH 」 (13)同第55頁2〜3行の HOOHを する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)構造式 で表わされるカルバサイクリ/類縁体 で表わされる(3−オキソ−1−アルケニル)−シスー
    ビシクロr3.3.0〕オクテン誘導体を還元し、水酸
    基の脱保護反応、次いで加水分解することからなる、構
    造式 で表わされるカルバサイクリ/類縁体の製造方法(式中
     B2は水酸基の保護基であり、Wはアルキル基である
    。)。 (3)一般式 で表わされるアルケニルビシクロ〔3,3,0)オクテ
    ン誘導体を接触還元し、一般式 Rリ テ表ワされるビシクロ(3,3,0)オクテン誘導体を
    得、−級水酸基の脱保護によシ、一般式で表わされるヒ
    ドロキシメチルビシクロ〔3゜3.0〕オクテン誘導体
    とし、該誘導体を酸化し、又は一般式 で表わされる化合物を反応させ、一般式で表ワされる(
    3−オキソ−1−アルケニル)−シスービシクロr3.
    3.o]オクテン誘導体へ導きさらKこれを還元し、水
    酸基の脱保護反応、次いで加水分解することからなる、
    構造式で表わされるカルバサイクリン類縁体の製造方法
    (式中、W及びWは水酸基の保護基 RMはアルキル基
    であ’p、’はアルキル基又はフェニル基である。)。 −−べて−
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