JPS60139551A - 自動車用のコインポケツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）技術分野 この発明は自動車用のコインポケットに関する。

（ロ）従来技術と問題点 従来の自動車用のコインポケットとしては。

種々のものが知られており、その１つとして実開昭５８
−５８９５０号公報に開示のものがある。同公報に第１
図として示されたコインポケットは、フロアコンソール
に平担な底面を有する単なる凹部を形成したもので、コ
インが倒れて取り出しに＜〈、又、同公報第２図に示さ
れたものは、コイン外周に見合う湾曲底面部を並設した
ものであるが、自動車の振動によりコインが倒れ易く同
じく取り出しにくいものである。

その他種々のコインポケットが知られているが。

そのいずれもコインポケットへのコインの投入が容易で
はあるがコインが倒れて取り出しに〈〈、又は、コイン
が倒れぬもののコインをコインポケットへ収納する際に
一枚づつきちんと。

例えば溝内に、はめ込む必要があり、又、取り出し時、
隣りのコインに指先があたって取り出しにくいなどの使
いにくさがある。

（ハ）目　的 この発明はこのような従来の自動車用のコインポケット
に着目してなしたもので、コインを収納する際に投入に
より容易に複数枚のコインを収納し易くそれでいて取り
出す際には一枚あてのコインの掴み出しを他のコインに
邪魔されへ。

ず容易に行なえる自動車用のコインポケットヲ提供せん
とするものである。

に）構　成 この発明に係る自動車用のコインポケットは。

上記の目的を達成するために、コイン投入・滑落用の傾
斜面部と、：Ｉインの一部をつまみ代として上方へ露出
せしめるべく前記傾斜面部の底に連続して設けるコイン
直立用の縦溝とを、ｍえたことを要旨としている。

（ホ）実施例 以下この発明を９図面を参照して説明する。

第１図〜第４図はこの発明の第１実施例を示す図である
゛。

この実施例では自動車の室内部品としてインストルメン
トパネル１の面上が選ばれており。

ドライバーシート前方の右側部位にコインポケット２が
設けである。このコインポケット２はコイン投入・滑落
用の傾斜面部３と、コイン直立用の縦溝４とから主に形
成してあり、傾斜面部３はコイン５を複数枚同時に投入
できる前後・左右方向の幅Ｗ、　、　ｗ２を有し、全体
がインストルメントパネル１の面上に凹設されている。

更に傾斜面部３はその全体にわたってコイン５が自重に
よりそして自動車の振動が加われば更に容易に滑落し得
る傾斜角度θをもって自動車前方より後方へ向け、即ち
ドライバーに近づく方向で、下がり傾斜となるようにし
である。

縦溝４はコイン５の一部６をつまみ代として上方へ露出
せしめるべく前記傾斜面部３の底７に連続して設けてあ
り、コイン導入側の壁面部８はコイン５を直立させ易く
する几め傾斜面としてあって、又、傾斜面部３をさえぎ
るようにして前記壁面部８に対峙させる縦壁９の高さ〔
縦溝４の深さ〕はコイン５の直径サイズより小なるサイ
ズのものとしである。縦溝４の長手方向は図示の例で車
幅方向に向けてあり、その底１０は車幅方向の左右いず
れか側へ傾斜するようにすればより好適である。

伺、傾斜面部３及び縦＠４より成るコインポケット２は
、インストルメントパネル１上に予め形成した凹部内へ
別物として嵌合して取付けるようにしているが、勿論イ
ンストルメントパネル１成形時に一体のものとしてその
面上にコインポケット２を形成するようにしてもよい。

次に作用を説明する。

複数枚のコイン５を傾斜面部３上へ投入すれば、各コイ
ン５はそれぞれ自重により又自動車の振動が加わればよ
りスムーズに縦溝４の方向へ向は滑落し、コイン５の傾
斜先端１１が縦壁９に当接して縦溝４内で立設した状態
となる。

この時、縦溝４の導入側の壁面部８が傾斜面としである
ためコイン５の立設化が一層促進される。向、縦溝４内
に入りきれない他のコイン５８は、先に縦溝４内に入り
込んで立役状態となったコイン５ｂの側面に接触【−で
いる状態を保ち、先のコイン５ｂが取り出されれば、続
いて縦溝４内に滑落して立設化されるものである。

縦溝４内で立役状態にされたコイン５は。縦溝４を形成
する壁面部８及び縦壁９によって立設状態が維持され、
コイン５の一部６〔即ち立設状態のコイン５の上部〕の
み縦壁９より上方へ露出してつまみ代となり、その他の
ほとんどの部位は縦溝４内にあって、返金自動車の振動
が加わってもコイン５は飛び出さぬ状態を維持すること
になる。

このようなコイン５をコインポケット２より取り出すに
は、前記つまみ代としての露出している一部６を指先で
掴めばよく、縦溝４内にあって各コイン５Ｆｉ、車幅方
向で重なることなく一枚づつ立設状態を呈しているので
、掴む際、隣接するコイン５同士に指先が邪魔されるこ
ともない。そして縦溝４内よりあるコイン５を掴み出せ
ば傾斜面部３上で待機していた他のコイン５ａがすぐに
縦溝４内へ入り込み次のコイン５として取り出しに備え
るものである。

第５図は第２実施例を示す図である。

この実施例では傾斜面部１２が湾曲面として形成され、
又、縦溝４を形成する縦壁１３が湾曲凹状面に、そして
導入側の壁面部１４が湾曲状の傾斜面部１２と連続する
湾曲面に、各々形成されている。この実施例によればコ
イン５は傾斜面部１２上を先の実施例よりスムーズに滑
落し、コイン５の傾斜先端１１が湾曲凹状面の縦壁１３
にて案内されるので、コイン５の立役化が容易におこな
われる。

伺、その他の構成及び作用は第１実施例と同様につき共
通部５ｆ−を同一符号で示すにとどめ重複説明は省略す
るものである。

（へ）効　果 この発明に係る自動車用のコインポケットは以上説明【
７てきた内容のものなので多くの効果が期待でき、特に
傾斜面部の存在により複数枚のコインをバラバラの寸ま
容易に投入でき、縦溝は傾斜面部の底に連続し７て形成
されているため投入された各コインが自重で、又は、自
動車の振動により一層容易に滑落しては縦溝内に立役化
されるのでコインポケット内へのコインの収納がきわめ
て容易であり、縦溝内で立設した状態において各コイン
は重なり合わず単に縦溝の長手方向において各一枚あて
立役状態を呈するので一枚あての取り出しが容易であり
指先が他のコインに当ることがすく、各コインは縦溝内
にあってその大半の部分が保持されるため振動によシ飛
び出すこともなく。上方に露出している各コインの上部
はコインの種類によって露出高さを変えているから種類
の識別が容易であるという効果がある。

更に、実施例に示す如く、このコインポケットをインス
トルメントパネル上に設けた場合は縦溝の内部が隠れる
ので埃りを気にすることもなく、又、第５図に示す実施
例によれば湾曲状の傾斜面部と及び湾曲凹状の縦壁のあ
る縦溝とによりコインの滑落・立役化がよりいっそう容
易である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明に係る自動車用のコインポケットを
インストルメントパネル上に設けた場合を示す斜視図。 第２図は、第１図に示すコインポケットの拡大斜視図。 第５図は、第２図中の矢示ｍ−ｍ線に沿う断面図。 第４図は、使用状態を示す第６図相当の断面図、そして
、第５図は他の実施例を示す第６図相当の断面図である
。 １　・・・　インストルメントパネル ２　・・・　コインポケット ３　・・・　傾斜面部 ４・・・縦溝 ５　・・・　コイン ゝ−瓢、２５、 一一一、８〜−− 第１図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 自動車の室内部品の面上に、コイン投入・滑落用の傾斜
   面部を設け、且つコインの一部をつまみ代として上方へ
   露出せしめ、るコイン直立用の縦溝を前記傾斜面部の底
   に連続して設けてなる自動車用のコインポケット。