JPS60138759A - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
- Publication number
- JPS60138759A JPS60138759A JP25056583A JP25056583A JPS60138759A JP S60138759 A JPS60138759 A JP S60138759A JP 25056583 A JP25056583 A JP 25056583A JP 25056583 A JP25056583 A JP 25056583A JP S60138759 A JPS60138759 A JP S60138759A
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- JP
- Japan
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- tape
- magnetic recording
- post
- thin layer
- running system
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明はビデオテープレコーダく以下VTRと略称する
)等に用いられる磁気記録再生装置に関する。
)等に用いられる磁気記録再生装置に関する。
近年、磁気記録再生装置に関する技術の進歩は著しく、
特にVTR技術の発展は目覚ましい。このような情勢の
中にあって現在VTRの方式は、VH8方式、β方式、
V−2000方式あるいはCVC方式等互換性を有して
いない種々の方式のものが併存したまま普及している。
特にVTR技術の発展は目覚ましい。このような情勢の
中にあって現在VTRの方式は、VH8方式、β方式、
V−2000方式あるいはCVC方式等互換性を有して
いない種々の方式のものが併存したまま普及している。
このため、ユーザー側で混乱を招くといった不都合な問
題が生じている。上述したような背景の中で、次世代の
礪種として開発がすすめられているいわゆる8履VTR
に関しては、メーカー各社間で完全な規格統一がはから
れた。この8 s V T Rに適用される磁気テープ
は、メタルテープまたは蒸着テープである。これらのう
ちメタルテープを適用する場合は磁気テープ(以下単に
テープという)走行系を従来の各種方式のVTRにおい
て採用されてきた構成と同様に構成すると、メタルテー
プによりテープ走行系各部の摩耗が著しくなる。
題が生じている。上述したような背景の中で、次世代の
礪種として開発がすすめられているいわゆる8履VTR
に関しては、メーカー各社間で完全な規格統一がはから
れた。この8 s V T Rに適用される磁気テープ
は、メタルテープまたは蒸着テープである。これらのう
ちメタルテープを適用する場合は磁気テープ(以下単に
テープという)走行系を従来の各種方式のVTRにおい
て採用されてきた構成と同様に構成すると、メタルテー
プによりテープ走行系各部の摩耗が著しくなる。
また一方、膜厚が薄く機械的強度が比較的低い蒸着テー
プを適用する場合は、他の種々の問題が生ずる。すなわ
ち従来同様に、たとえばステンレス鋼製の固定ポストや
アルミニウム製の回転ドラムを用い、φ−40mの回転
ドラムに対するテープ巻付け角を210°に設定してテ
ープ走行系を構成すると、テープが固定ポストや回転ド
ラムの周面に粘り付いたり、テープと固定ポストや回転
ドラム周面との11[Il!係数が増大して、テープ走
行速度にムラが生じ、その結果再生画像が劣化するとい
った問題が起こる。このような問題は湿度の高い雰囲気
で装置を使用した場合には特に顕著なものとなる。多湿
雰囲気中におけるこの種の問題は、VTR一般の問題と
して特開昭58−98868号公報にも開示されており
、一応の解決策も示されている。これはテープ走行系の
部材の表面に高級脂肪酸としてたとえばステアリン酸、
高級脂肪酸塩としてたとえばステアリン酸亜鉛、高級脂
肪酸アミドとしてたとえばステアリン酸アミド、反応性
有機アミドとしてたとえばシランカツプリング剤、反応
性有機チタンとしてたとえば有磯チタン酸エステルなど
の物質を溶剤中に溶かし、濃度1重量%程度に調整した
処理液中に上記部材を侵潰したのち、高速熱風で乾燥さ
せることにより上記部材の表面に上記物質からなる薄膜
層を形成し、上記部材が撥水性を有するようにするもの
である。
プを適用する場合は、他の種々の問題が生ずる。すなわ
ち従来同様に、たとえばステンレス鋼製の固定ポストや
アルミニウム製の回転ドラムを用い、φ−40mの回転
ドラムに対するテープ巻付け角を210°に設定してテ
ープ走行系を構成すると、テープが固定ポストや回転ド
ラムの周面に粘り付いたり、テープと固定ポストや回転
ドラム周面との11[Il!係数が増大して、テープ走
行速度にムラが生じ、その結果再生画像が劣化するとい
った問題が起こる。このような問題は湿度の高い雰囲気
で装置を使用した場合には特に顕著なものとなる。多湿
雰囲気中におけるこの種の問題は、VTR一般の問題と
して特開昭58−98868号公報にも開示されており
、一応の解決策も示されている。これはテープ走行系の
部材の表面に高級脂肪酸としてたとえばステアリン酸、
高級脂肪酸塩としてたとえばステアリン酸亜鉛、高級脂
肪酸アミドとしてたとえばステアリン酸アミド、反応性
有機アミドとしてたとえばシランカツプリング剤、反応
性有機チタンとしてたとえば有磯チタン酸エステルなど
の物質を溶剤中に溶かし、濃度1重量%程度に調整した
処理液中に上記部材を侵潰したのち、高速熱風で乾燥さ
せることにより上記部材の表面に上記物質からなる薄膜
層を形成し、上記部材が撥水性を有するようにするもの
である。
しかしながら、上述の開示された方法による薄膜層は到
底艮時圓のテープ走行による摩耗に耐え得るものではな
く実用性がない。
底艮時圓のテープ走行による摩耗に耐え得るものではな
く実用性がない。
本発明の目的は、蒸着テープのように走行性の点で難が
ある磁気テープを適用した場合においても、テープ走行
系における摩擦係数が小さく、テープ走行速度にムラが
生じたり、テープが走行系の部材に粘り付いたりするこ
とがなく、かつテープの損傷が少なく、また多湿雰囲気
中においても上述のような良好なテープ走行特性が得ら
れ、さらにメタルテーブのようにテープ走行系を摩耗さ
せる作用の大きい磁気テープを適用した場合でも、テー
プ走行系の損傷が抑制され得る磁気記録再生装置を提供
することにある。
ある磁気テープを適用した場合においても、テープ走行
系における摩擦係数が小さく、テープ走行速度にムラが
生じたり、テープが走行系の部材に粘り付いたりするこ
とがなく、かつテープの損傷が少なく、また多湿雰囲気
中においても上述のような良好なテープ走行特性が得ら
れ、さらにメタルテーブのようにテープ走行系を摩耗さ
せる作用の大きい磁気テープを適用した場合でも、テー
プ走行系の損傷が抑制され得る磁気記録再生装置を提供
することにある。
本発明は上記目的を達成するために次の如く構成したこ
とを特徴としている。すなわち、磁気テープ走行系を構
成する各部材のうち、たとえば回転ドラム,バックテン
ションポストまたは固定ポストのような所定部材の少な
くとも磁気テープ摺接面を、チタニアセラミックスより
なる薄層を前記所定部材における当該母材にコートする
ことによって形成するようにしたことを特徴としている
。
とを特徴としている。すなわち、磁気テープ走行系を構
成する各部材のうち、たとえば回転ドラム,バックテン
ションポストまたは固定ポストのような所定部材の少な
くとも磁気テープ摺接面を、チタニアセラミックスより
なる薄層を前記所定部材における当該母材にコートする
ことによって形成するようにしたことを特徴としている
。
以下、図面に示す実施例によって本発明を明らかにする
。
。
第1図は本発明の一実施例であるVTRのテープ走行系
を示す系統図である。第1図において、テーブ10はカ
セット11内の供給リール12より出て、以下の経路を
とる。
を示す系統図である。第1図において、テーブ10はカ
セット11内の供給リール12より出て、以下の経路を
とる。
カセット内ボスト13→カセット内ポスト14→テンシ
ョンボスト15→回転ローラ16→傾斜ボスト17→回
転口ーラ18→テープリーダ19→全巾消去ヘッド20
→テープガイド21→ドラム22→傾斜ボスト23→オ
ーディオ消去ヘッド24→オーディオコントロールヘッ
ド25→ボスト26→キャブスタン27およびピンチ口
ーラ28→カセット内ポスト29→カセット内ポスト3
00 テープ10は以上の経路を経て巻取りリール31へと至
ることになる。
ョンボスト15→回転ローラ16→傾斜ボスト17→回
転口ーラ18→テープリーダ19→全巾消去ヘッド20
→テープガイド21→ドラム22→傾斜ボスト23→オ
ーディオ消去ヘッド24→オーディオコントロールヘッ
ド25→ボスト26→キャブスタン27およびピンチ口
ーラ28→カセット内ポスト29→カセット内ポスト3
00 テープ10は以上の経路を経て巻取りリール31へと至
ることになる。
上述のテープ走行系における各部材のうち、例えばテン
ションポスト15.傾斜ポスト17及び傾斜ポスト23
は、ステンレス鋼製の母材の外周面(テープ摺接面)に
ルチル(TiO2>を主成分とした焼結体であるチタニ
アセラミックスの薄層をコートして形成されている。ま
たドラム22はアルミニウム類もしくはプラスチック製
のドラム状の母材の外周面に上述したチタニアセラミッ
クスの薄層をコートして形成されている。
ションポスト15.傾斜ポスト17及び傾斜ポスト23
は、ステンレス鋼製の母材の外周面(テープ摺接面)に
ルチル(TiO2>を主成分とした焼結体であるチタニ
アセラミックスの薄層をコートして形成されている。ま
たドラム22はアルミニウム類もしくはプラスチック製
のドラム状の母材の外周面に上述したチタニアセラミッ
クスの薄層をコートして形成されている。
第2図は上記母材41にチタニアセラミックスの薄層4
2がコートされている状態を示す断面図である。
2がコートされている状態を示す断面図である。
上述した薄層42を形成する手段としては、当該母材4
1の表面に上記物質を物理蒸着法(PVD法)により被
着させる方法を用いるとよい。
1の表面に上記物質を物理蒸着法(PVD法)により被
着させる方法を用いるとよい。
第3図は前記チタニアセラミックスをPVD法の一つで
あるDCマグネトロンスパッタリングにより被着させる
工程のフローチャートを示す図である。
あるDCマグネトロンスパッタリングにより被着させる
工程のフローチャートを示す図である。
まず工程51においては試料すなわちテンションポスト
15.傾斜ポスト23あるいはドラム22を、アルカリ
製洗剤、蒸溜水、有機溶媒(アセトン)といった順序で
超音波洗浄を行ないながら洗浄する。次に工程52にお
いて上記試料をイソプロピルアルコールに浸す。次に工
程53において上記試料をフロン蒸気中にて乾燥させる
。次に工程54にて上記乾燥した試料をスパッタ装置チ
ャンバ内にセットする。次に工程55においてチャンバ
内にセットされた上記試料を200 °Cくらいまで加
熱しながら、クライオポンプにより前記チャンバ内を1
0 Torr台まで背圧する。
15.傾斜ポスト23あるいはドラム22を、アルカリ
製洗剤、蒸溜水、有機溶媒(アセトン)といった順序で
超音波洗浄を行ないながら洗浄する。次に工程52にお
いて上記試料をイソプロピルアルコールに浸す。次に工
程53において上記試料をフロン蒸気中にて乾燥させる
。次に工程54にて上記乾燥した試料をスパッタ装置チ
ャンバ内にセットする。次に工程55においてチャンバ
内にセットされた上記試料を200 °Cくらいまで加
熱しながら、クライオポンプにより前記チャンバ内を1
0 Torr台まで背圧する。
次に工程56においてArガスと02ガスとをAr10
2=85/15の比で混合した混合ガスであるスパッタ
ガスを前記チャンバ内へ数mT。
2=85/15の比で混合した混合ガスであるスパッタ
ガスを前記チャンバ内へ数mT。
rr程度流入させる。このとき、上記スパッタガスと前
記試料との間はシャッタにより閉ざされている。またこ
の場合のターゲットは、99.9%純度の4インチター
ゲット(マグネトロン)である。そして次に工程57に
てブリスパッタを1時間行なったのちシャッタを開け、
前記試料にスパッタ膜付けを行なう。その膜厚は数μm
となる。
記試料との間はシャッタにより閉ざされている。またこ
の場合のターゲットは、99.9%純度の4インチター
ゲット(マグネトロン)である。そして次に工程57に
てブリスパッタを1時間行なったのちシャッタを開け、
前記試料にスパッタ膜付けを行なう。その膜厚は数μm
となる。
上述の如く構成された本発明の装置では、従来5US3
03などのステンレス鋼により全体がつくられていたテ
ンションポスト或いは傾斜ポスト等に代えて、ステンレ
ス鋼等の母材の外面に例えば上述のようなチタニアセラ
ミックスの薄層が形成されたポストを適用しているので
、これらポストに対するテープの巻つけ角が大きくても
当該ポスト周辺における摩擦係数が少なく、ポスト、テ
ープ双方の摩耗が極めて少なくなる。従来のこの種の装
置では両傾斜ポスト(本発明の傾斜ポスト17.23に
対応するもの)に対するテープ巻つけ角の和は約100
’ 程度になり、これらポスト周面におけるテープ走行
詩の摩擦抵抗或いはポスト周面とテープ面との静摩擦力
が極めて大きくなり、テープ走行速度にムラが生じたり
、ポスト。
03などのステンレス鋼により全体がつくられていたテ
ンションポスト或いは傾斜ポスト等に代えて、ステンレ
ス鋼等の母材の外面に例えば上述のようなチタニアセラ
ミックスの薄層が形成されたポストを適用しているので
、これらポストに対するテープの巻つけ角が大きくても
当該ポスト周辺における摩擦係数が少なく、ポスト、テ
ープ双方の摩耗が極めて少なくなる。従来のこの種の装
置では両傾斜ポスト(本発明の傾斜ポスト17.23に
対応するもの)に対するテープ巻つけ角の和は約100
’ 程度になり、これらポスト周面におけるテープ走行
詩の摩擦抵抗或いはポスト周面とテープ面との静摩擦力
が極めて大きくなり、テープ走行速度にムラが生じたり
、ポスト。
テープ双方の摩耗が著しい等の問題が生じていたが、本
発明によりこれらの問題は一掃された。更にまた第1図
の本発明の実施例では、回転ドラムについてもアルミニ
ウム類またはプラスチック製の母材の上に例えばチタニ
アセラミックスをコートしてドラムを構成しているので
、ドラム外周面(テープ摺接面)とテープ面との摩擦に
関して生じる、上述のポストに関すると同様の問題は完
全に解決される。
発明によりこれらの問題は一掃された。更にまた第1図
の本発明の実施例では、回転ドラムについてもアルミニ
ウム類またはプラスチック製の母材の上に例えばチタニ
アセラミックスをコートしてドラムを構成しているので
、ドラム外周面(テープ摺接面)とテープ面との摩擦に
関して生じる、上述のポストに関すると同様の問題は完
全に解決される。
第4図は本発明装置のテープ走行系における摩擦係数を
測定するための計測システムを示す系統図である。
測定するための計測システムを示す系統図である。
第4図において、磁気テープ100は、供給リール10
1→固定ボスト102→ガイドローラ103→固定ボス
ト104→試料(ドラムまたはポスト>200→テンシ
ヨンアナライザボスト106→固定ポスト107→キヤ
プスタン108およびピンチローラ109→ガイドロー
ラ110→固定ボスト111→巻取りリール112の順
に張り廻らされている。上記テンションアナライザポス
ト105および106にはそれぞれ対応してテンション
ゲージを有するテンションアナライザ121.122が
連接され、これらテンションアナライザ121,122
にはそれぞれ信号変換回路131.132が接続されて
いる。各信号変換回路131.132の出力は演算回路
140に入力するものとなっている。上記各テンション
アナライザポスト105.106は両者の間隔を更に広
くあるいは狭く変化させられるようになされており、こ
れにより試料200に対するテープ100の巻付は角が
変えられるようになっている。第4図の計測システムに
より試料200の*擦係数μを測定するには、キャプス
タン108を回転駆動してこのキャプスタン108とピ
ンチローラ109により挟持されたテープ100を所定
角度で走行させて、試料200に向かう側のテープの張
力T1をテンションアナライザ121により検出し、ま
た試料200より離れていく側のテープの張力T2をテ
ンションアナライザ122により検出する。
1→固定ボスト102→ガイドローラ103→固定ボス
ト104→試料(ドラムまたはポスト>200→テンシ
ヨンアナライザボスト106→固定ポスト107→キヤ
プスタン108およびピンチローラ109→ガイドロー
ラ110→固定ボスト111→巻取りリール112の順
に張り廻らされている。上記テンションアナライザポス
ト105および106にはそれぞれ対応してテンション
ゲージを有するテンションアナライザ121.122が
連接され、これらテンションアナライザ121,122
にはそれぞれ信号変換回路131.132が接続されて
いる。各信号変換回路131.132の出力は演算回路
140に入力するものとなっている。上記各テンション
アナライザポスト105.106は両者の間隔を更に広
くあるいは狭く変化させられるようになされており、こ
れにより試料200に対するテープ100の巻付は角が
変えられるようになっている。第4図の計測システムに
より試料200の*擦係数μを測定するには、キャプス
タン108を回転駆動してこのキャプスタン108とピ
ンチローラ109により挟持されたテープ100を所定
角度で走行させて、試料200に向かう側のテープの張
力T1をテンションアナライザ121により検出し、ま
た試料200より離れていく側のテープの張力T2をテ
ンションアナライザ122により検出する。
そして、信号変換回路131,132および演算回路1
40を通して u−I n (T2/TI )/θ (θはテープ巻付
は角) なる演算を行なって摩擦係数μの値をめる。所定の温度
および湿度の条件下における摩擦係数μを測定する場合
は、第4図の計測システムを恒温恒湿槽に入れて計測を
行なう。
40を通して u−I n (T2/TI )/θ (θはテープ巻付
は角) なる演算を行なって摩擦係数μの値をめる。所定の温度
および湿度の条件下における摩擦係数μを測定する場合
は、第4図の計測システムを恒温恒湿槽に入れて計測を
行なう。
上記計測システムにより本装置のテープ走行系の摩擦係
数μの値をめたところ、摩擦係数μは0.2〜0.3程
度の極めて小さなものとなることが明らかになった。
数μの値をめたところ、摩擦係数μは0.2〜0.3程
度の極めて小さなものとなることが明らかになった。
本発明によれば、蒸着テープのように薄くてテープ走行
系に粘り付きやすい種類のテープを適用した場合におい
ても粘り付きが起こらず、テープ走行系の摩擦係数が小
さく、良好な走行特性が確保される。また適用するテー
プの種類を問わず、テープ走行、系の摩擦が少ないため
、テープの摩耗が少なく、またテープ走行系自体の摩耗
も極めて少ない。また更に多湿雰囲気中においてもテー
プの粘り付き現象が起こらず、テープ走行系の摩擦係数
が小さい理想的状態が保たれる。またチタニアセラミッ
クスを用いて薄層を形成しているので、材料費が安く、
加工精度にすぐれ、さらには量産性に富んでいる上、表
面が導電性にしであるので摩擦による静電気を容易に除
去できるという効果を奏する。
系に粘り付きやすい種類のテープを適用した場合におい
ても粘り付きが起こらず、テープ走行系の摩擦係数が小
さく、良好な走行特性が確保される。また適用するテー
プの種類を問わず、テープ走行、系の摩擦が少ないため
、テープの摩耗が少なく、またテープ走行系自体の摩耗
も極めて少ない。また更に多湿雰囲気中においてもテー
プの粘り付き現象が起こらず、テープ走行系の摩擦係数
が小さい理想的状態が保たれる。またチタニアセラミッ
クスを用いて薄層を形成しているので、材料費が安く、
加工精度にすぐれ、さらには量産性に富んでいる上、表
面が導電性にしであるので摩擦による静電気を容易に除
去できるという効果を奏する。
第1図〜第4図は本発明め一実施例を示す図で、第1図
はテープ走行系を示す系統図、第2図は母材に薄層がコ
ートされている状態を示す断面図、第3図はチタニアセ
ラミックスをコートする工程の流れ図、第4図はテープ
走行系における摩擦係数を測定するシステムを示す系統
図である。 10.100・・・磁気テープ、13.14,29゜3
0・・・カセット内ポスト、15・・・テンションポス
ト、17.23・・・傾斜ポスト、22・・・ドラム、
26・・・ポスト、41・・・母材、42・・・薄層、
105゜106・・・テンションアナライザポス1−1
121゜122・・・テンションアナライザ、131,
132・・・信号変換回路、140・・・演算回路、2
00・・・試料。 出願人代理人 弁理士 坪井 淳 第1図 第2図 s3図
はテープ走行系を示す系統図、第2図は母材に薄層がコ
ートされている状態を示す断面図、第3図はチタニアセ
ラミックスをコートする工程の流れ図、第4図はテープ
走行系における摩擦係数を測定するシステムを示す系統
図である。 10.100・・・磁気テープ、13.14,29゜3
0・・・カセット内ポスト、15・・・テンションポス
ト、17.23・・・傾斜ポスト、22・・・ドラム、
26・・・ポスト、41・・・母材、42・・・薄層、
105゜106・・・テンションアナライザポス1−1
121゜122・・・テンションアナライザ、131,
132・・・信号変換回路、140・・・演算回路、2
00・・・試料。 出願人代理人 弁理士 坪井 淳 第1図 第2図 s3図
Claims (6)
- (1)テープ供給側からテープ巻取り側に至る磁気テー
プ走行系を有する磁気記録再生装置において、前記磁気
テープ走行系を構成する各部材のうち所定部材の少なく
とも磁気テープ摺接面が、チタニアセラミックスよりな
る薄層を前記所定部材における当該母材にコートして形
成されたものであることを特徴とする磁気記録再生装置
。 - (2)前記所定部材は、磁気テープを所定の巻付は角に
わたって巻回、走行させるべきドラムである特許請求の
範囲第(1)項記載の磁気記録再生装置。 - (3)前記ドラムはアルミニウム製もしくはプラスチッ
ク製の回転ドラムである特許請求の範囲第(2)項記載
の磁気記録再生装置。 - (4)前記所定部材はパックテンションポスト。 固定ポストまたはそれら両者である特許請求の範囲第(
1)項記載の磁気記録再生装置。 - (5)前記パックテンションポストおよび固定ポストの
少なくとも一方はステンレス!l製の円柱状のものであ
る特許請求の範囲第(4)項記載の磁気記録再生装置。 - (6)前記薄層は物理蒸着法により前記母材にコートし
て形成されたものである特許請求の範囲第(1)項ない
し第(5)項のいずれかに記載の磁気記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25056583A JPS60138759A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25056583A JPS60138759A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 磁気記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60138759A true JPS60138759A (ja) | 1985-07-23 |
Family
ID=17209780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25056583A Pending JPS60138759A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60138759A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007212800A (ja) * | 2006-02-10 | 2007-08-23 | Pilot Ink Co Ltd | 可逆変色性表示体及びそれを用いた可逆変色性表示体セット |
-
1983
- 1983-12-27 JP JP25056583A patent/JPS60138759A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007212800A (ja) * | 2006-02-10 | 2007-08-23 | Pilot Ink Co Ltd | 可逆変色性表示体及びそれを用いた可逆変色性表示体セット |
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