JPS60138030A - 精密アルミニウム焼結部材 - Google Patents

精密アルミニウム焼結部材

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JPS60138030A
JPS60138030A JP58249148A JP24914883A JPS60138030A JP S60138030 A JPS60138030 A JP S60138030A JP 58249148 A JP58249148 A JP 58249148A JP 24914883 A JP24914883 A JP 24914883A JP S60138030 A JPS60138030 A JP S60138030A
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JP
Japan
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powder
green compact
alloy
sintering
hour
Prior art date
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Pending
Application number
JP58249148A
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English (en)
Inventor
Haruo Shiina
治男 椎名
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は精密アルミニウム焼結部材に関する。
この種、焼結部材は軽量であり、また耐食性に優れてい
るため、例えば自動車用部品として種々提案がなされて
いるが、従来のものは焼結時の寸法変化率のばらつき幅
が大きく、焼結後所定の寸法精度を得るために行われる
サイジング工程においてその歩留りが低下し、生産性の
低下およびコストの上昇を招くという不具合がある。
本発明は上記に鑑み、焼結時における寸法変化率のばら
つき幅が小さく、サイジング工程における歩留りを良好
にし、生産性の向上およびコストの低減を図り得る前記
精密アルミニウム焼結部材を提供することを目的とし、
粒度325メツシユ以下の粉末を50〜90重量%含有
するアルミニウム合金粉末を用いて、理論密度比90〜
96%に圧縮成形した圧粉体を焼結したことを特徴とす
る。
粒度325メツシユ以下の粉末、即ち325メツシユよ
り細かい粉末の含有量が50重量%を下回ると、焼結部
材の寸法変化率のばらつき幅が大きくなり、サイジング
工程において歩留りが低下す為。一方、前記粒度の粉末
の含有量が90重量%を上回ると微細な粉末が多くなる
ため圧縮成形詩聖かじり、焼付き等を生じ、圧粉体の成
形が困難となり、生産性が損われる。
また理論密度比が90%を下回ると、焼結体の強度が低
下し、一方96%を上回ると焼結後における寸法変化率
のばらつき幅が大きくなるので好ましくない。
なお、理論密度比とは、圧粉密度と、圧粉体と同一組成
の物質の真密度との比をいうものである。
次に、精密アルミニウム焼結部材として自動車用部品で
あるタイミングベルト・ドリブンプーリを選定して、そ
の製造例について説明する。
〔製造例〕
アルミニウム合金粉末としては、全体の成分が、St 
0.9〜1.1%、Cu O,4〜0.6%、Mg0.
4〜0.6%、残部Aβである母合金タイプのプレミッ
クス粉末を用い、粒度325メツシユ以下の前記粉末を
それぞれ20.40.50.60.80.90重量%含
有する6種類の素材粉末を調整した。
これらの素材粉末に潤滑剤としてステアリン酸亜鉛粉末
を1.7重量%混合し、各混合、粉末を用いて理論密度
比90%、93%、96%に圧縮成形して各素材粉末に
ついて理論密度比を異とする3種類の圧粉体を得た。
次いで、水素雰囲気炉に各圧粉体を設置して400℃、
1時間加熱することにより潤滑剤を除去し、その後真空
炉に各圧粉体を設置して580℃、1時間加熱すること
により焼結を行い、合計18個の焼結体を得た。各焼結
体について焼結前後における寸法変化率のばらつき幅を
測定したところ、第1図の結果が得られた。線a、b、
cは理論密度比90%、93%、96%の場合をそれぞ
れ示す。寸法変化率は、複数箇所における外径手法変化
に基づいて算出された。
この焼結工程において、許容される寸法変化率のばらつ
き幅は0.08%が上限値であり、この値を得ることが
できれば、生産性を安定になし得るもので、第1図から
明らかなように各圧縮成形条件下において粒度325メ
ツシユ以下の粉末を50重量%以上含有することが必要
となる。一方、前記粉末を90重量%を上回って含有す
ると、押型の摺動部会微細な粉末が侵入して型かじり等
のトラブルを発生するので生産性が損われる。
したがって粒度325メツシユ以下の粉末の含有量は5
0〜90重量%が最適となる。
その後焼結体にサイジングを行うことにより第2、第3
図に示すタイミングベルト・ドリブンプーリ1を得た。
図中、2は取付ボス、3は取付ボス2に形成されたキー
溝、4は取付ボス2の外周部に円周上等間隔に形成され
た、軽量化をはかるための貫通孔である。
上記タイミングベルト・ドリブンプーリの重量は246
gであり、同一形状の鋳鉄製のものの602g に比較
して約60%の軽量化が達成された。その結果、タイミ
ングベルト荷重を約25%減少させることが可能で、ベ
ルト幅を狭くしてエンジンのコンパクト化に寄与し得、
またエンジンの高出力化に対しても幅の狭いタイミング
ベルトで十分に対処し得ることが確認された。
以上のように本発明によれば、焼結時における寸法変化
率のばらつき幅の小さい精密アルミニウム焼結部材を提
供し得るもので、これによりサイジング工程における歩
留りを良好にして生産性の向上およびコストの低減を図
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は粒度325メソシユ以下の粉末含有量と寸法変
化率のばらつき幅の関係を示すグラフ、第2図は精密ア
ルミニウム焼結部材としてのタイミングベルト・ドリブ
ンプーリの正面図、第3図は第2図■−■線断面図であ
る。 1・・・タイミングベルト・ドリブンプーリ、2・・・
取付ボス部、3・・・キー溝、4・・・貫通孔第1図 前層325メ、ツシュエ・ス下の勅iL)含塙量(重量
Z)第3図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 粒度325メツシユ以下の粉末を50〜90重量%含有
    するアルミニウム合金粉末を用いて、理論密度比90〜
    96%に圧縮成形した圧粉体を焼結してなる精密アルミ
    ニウム焼結部材。
JP58249148A 1983-12-26 1983-12-26 精密アルミニウム焼結部材 Pending JPS60138030A (ja)

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JP58249148A JPS60138030A (ja) 1983-12-26 1983-12-26 精密アルミニウム焼結部材

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JPS60138030A true JPS60138030A (ja) 1985-07-22

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