JPS60137279A

JPS60137279A - 培養装置における観察装置

Info

Publication number: JPS60137279A
Application number: JP24733483A
Authority: JP
Inventors: Sachiko Karaki; 幸子唐木; Tokio Kano; 時男嘉納
Original assignee: Olympus Corp; Olympus Optical Co Ltd
Current assignee: Olympus Corp
Priority date: 1983-12-26
Filing date: 1983-12-26
Publication date: 1985-07-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（技　術　分　野）本発明は、培養細胞等の培養装置における細胞の培養状
態等を観察するための光学的観察装置に関するものであ
る。

（従　来　技　術）第】図は、自動培養装置における従来の観察装部構成を
示す概略図である。

自動培養装置本体１の外装枠２の中に、培養に適した一
定の雰囲気、例えば温度３７°Ｃ１湿度１００％、炭酸
ガス５％に保たれた培養室３が設けられている。この培
養室８には培養容器であるシャーレ４に対して各種の操
作を加えるために必要な神々の装置が付設されている。

すなわち、図示の自動培養装置の例では、培養室８と、
この培養室内のシャーレ載置台５に上記シ’ｒ　−し４
を自動的に搬入搬出するためのベルトコンベアを主体と
した搬入搬出装置６と、回転板の周辺に放射状に配列し
たアーム先端部の前記シャーレ載置台上のシャーレ４を
その回転板の回転により所定の各操作位置に移送する転
送装置７と、上記シャーレ内から不要になった液を吸引
除去する廃液装置８と、上記シャーレ４内に細胞の培養
に必要な液を供給する液供給装置９と、上記シャーレ４
に振動を加えて酵素処理済の培養細胞を生育面から剥離
させる剥離装置】］と、上記シャーレ４内の液を吸排す
ることにより攪拌したり、新・しく供給されたシャーレ
に上記シャーレ４内の増殖細胞を定量分注するための分
注装置］２と、シャーレ格納部】３内に格納された新し
いシャーレを、シュータ】４を経て培養室３内の所定の
シャーレ載置台に供給するシャーレ供給装置］５と、シ
ャーレ内の培養細胞を外部から観察するための観察装置
を構成する光学系−一・・十■光源装置〕７、ならびに
シャーレの所定位置への移送、液の注入吸引等の諸操作
、培養室３内の環境等自動制御するための制御装置】８
とによって主要部が動するための機械部である。

その従来の自動培養装置における観察装置の構成を断面
図で第２図Ｇこ示す。

図示のようＧこ自動培養装置における観察装置の光学系
ユニット］６は、接眼部２０を培養室３から外部に突出
させ、対物・部２］？光源装置】７とともに培養室３内
に収納させて、その対物部２】が移送用の回転円板７に
放射状に配設した特定位・置にあるシャーレ載置台５上
のシャーレ４に対向する形態に配置された顕微鏡構成と
なっており、光源装＠】７を対物部２】に対して上位に
置いたいわゆる倒立形Ｇこ形成されている。このように
従来の自動培養装置における観察装着は、光源装置］７
および光学ニーニット】６の対物部２１が培養室３内に
収納された構成となっているため、培養室８の環境の影
響号うけ易い難点があった。

すなわち、培養室内の］００％湿度と温度変化によって
、観察装置を構成する光学系ユニット１６の、特に対物
レンズ２２のレンズ表面、さらＧこは内部の各プリズム
！１１８．２４の表面、あるいは接眼レンズ２５にまで
湿気が入り込むので露結し、水滴を作ることがあり、そ
のため観察像の画−夕等の駆動不良を引き起こす原因に
もなっていた。

また、従来の観察装置は、さきに説明したように培養室
８の庫壁を貫通させて、その対物部２】、を当該培養室
３内に露出した形態で光学系ユニット】６が配置しであ
るため、ユニット全体の取り外しが容易ではなく、その
ため調整、不良箇所の修理および掃除等が困難であるの
みならず、光学系が培養装置本体に固定さねているので
シャーレ４内の限られた視野しか観察し得ない等の不具
合もあった。

（発明の目的〕本発明の目的は、従来の観察装置における上記の如き各
種の間順点や不具合を解消したしかも被観察体の広い範
囲について随意に選択的に観察し得るようにも構成する
ことが可能な培養装置の観察装置を提供しようとするも
のである。

（発明の概要）本発明は、培養装置における培養室と庫壁で区切って形
成したその培養室内の環境の影響をうけない観察室を設
け、観察装置を構成する光学系をその観察室内に配置し
、前記庫鴎に設けた透明窓、から培養室内の培養容器に
おける細胞等号観察するものであって、要すればその透
明窓を形成する透明部材の近傍に設けたヒーターにより
その透明部材の露結を防止して曇りのない画像の観察を
可能とし、また前記光学系をボールガイド機構に載置す
ることにより観察視野を広げうることができるようにし
たものである。

すなわち、本発明の培養装置における観察装置は、観察
装置全構成する光学系ユニツ〜トを培養室外に配置し、
その培養室を形成する庫壁に設けた透明窓Ｐ介して、培
養室内の観察位置に移送された培養容器内の被観察体を
前記培養室外から観察し得るように構成したことを特徴
とするものである。

（実　施　例）鎖３図は、本発明装置を実施した培養装置の一部断面図
で、本発明装置の実施例の構成の一例を示しており、第
１図の従来例のものと同一部分は同一符号を付しである
。

この実施例においては、図示のように培養装置の培養室
３を形成２する庫壁２６によって仕切った観察室２７を
培養室３の外側に設け、この観察室２７内Ｇこ観察装置
］６の対物部２］、接眼部２０等を一体化してなる光学
系ユニットを外部から差し込んで配置した構成となって
いる。すなわち、培養室３と観察室２７を区切る庫壁２
６には、図示しない回転円板式移送装＠７（第１図参照
）のアーム先端部のシャーレ軟置台５に載置されて培養
室ａ内の所定の観察位置に到達した細胞容器、例えばシ
ャーレ４内の細胞等が観察室２７側から観察し得る光軸
Ｏ上の位置に、透明板例えば無色の透明ガラス板２８を
はめ込んだ透明窓２９を設け、この透明窓２９を介して
前記光学系ユニット］６により前記シャーレ４内の細胞
等を観察し得るように構成、゛したものである。

また、この実施例においては、前記ガラス板２８が培養
室８内の湿度によい露結することを防止するため、透明
窓２９を囲むようにヒーター８０を、庫壁王に形成、し
たガラス板位置決め用段部上に配置し、その上に前記ガ
ラス板２８を瞳面し固定している。さらに観察室２７に
収呑した観察装置の光学系ユニット］６は、底部にボー
ルガイド機構３］が付設してあり、操作つまみ３２によ
って観察者がＸＹ方向の任意の方向に移動させ得るよう
になっている。従って、これによりシャーレ４内の細胞
等の観察に際して、広い範囲について任意の位置の視野
を選ぶことができ、しかも観察室２７に対し前記光学系
ユニット】６を容易にｔｆｆｉｔ、もしくは引き出すこ
とができるので、光学系ユニット】６の保守を容易に行
なうことができる。

くけ手操作により調整し得るようになっている。

上述の実施例のように構成することによって、培養室３
内の所定の観察位置に移送されたシャーレ４内の細胞等
は、観察装置の一部をなす培養室ａ内の光源装置〕７に
よって照射さね、その培養室８を形成する庫壁２６の透
明窓２９を介して、観察室２７に載置した観察装置の一
部をなす光学ユニット］６により観察することができ、
しかもその光学ユニット】６は、培養室３内の湿度の影
響を全く受けず、また透明窓２９の周辺部に設けたヒー
ター３０を加熱することによって、透明窓２９を形成す
るガラス板の培養室３内側の面に生ずる湿気による結露
も消失させることができるので、良質の画像を観察する
ことかできる。

（発明の効果）以上詳細に説明したように本発明装置の構成、によれば
、培養容器内の細胞等を観察するための観察装置の光学
ユニットを構成する対物部および接眼部ならびにフォー
カシング機構部等は、培養室内の湿度や温度の影響をう
けないので、従来装鐙におけるが如き°培養室内にフォ
ーカシング機構部を含む対物部を露出させた構成による
不都合な問題の全てを解消することができる。また、上
記光学系ユニットは、培養室に関係なくその室外から装
着し、あるいぼ取り出すことができるので、その、光学
系ユニットやフォーカシング機構部の調整、点検、修理
等が容易であるばかりではなく、上記実施例のように光
学系ユニットの底部にボールガイド機構を取り付けて二
次元的に移動可能なように構成することにより被観察体
の広い範囲を選択的に観察することが可能である。

さらに実施例によって説明したように本発明装置Ｇこお
ける透明窓の周辺部にヒーターを配置した構成のもので
は透明窓７４ｒ−形成する透明板への結舘を防止するこ
とができるので、ｗ整像がより一層鮮明となり観察し易
くなる等の効果をあわせ奏せしめることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来の観察装置を具えた自動培養装置の一例
を示す構成図、第２図は、第】図の自動培養装置の観察装置の構成を示
す断面図、第３図は、本発明の観察装置の構成、の−例を示す断面
図である。３・・・培養室　４・・・シャーレ、５・・・シャーレ載置台］６・・・観察装置の光学系ユニット］７・・・光源装置　２０・・・接眼部２１・・・対物
部　２２・・・対物レンズ２８、２４・・・プリズム　
２５・・・接眼レンズ２６・・・培養室の庫壁　２７・
・・観察室２８・・・ガラス板　２９・・・透明室３０
・・・ヒータ　３］・・・ボールガイドｓ構３２・・・
操作つまみ８３・・・フォーカシング機構部。第１図第２図手続補正書昭和５９年３　月２３日１、事件の表示昭和５８年特　許　願第２４７３３４号２、発明の名称培養装置における観察装置３、補正をする者事件との関係　特許出願人（０３７，）オリンパス光学工業株式会社５゜６、補正の対象　明細書の「発明の詳細な説明」の欄７
、補正の内容（別紙の通り）　メ、゛７−＼、１．明細
−第１頁第１８行の「所載の」を「所載のｊに訂正する
。２、同第８頁第１２行の「シャーレ供給装置１９等」を
「シャーレ供給装置１５等」に訂正する。８、同第７頁第４行の「観察装置１６の」を削除し荀同
頁第５行の「光学系ユニット」を「観察装置の光学系ユ
ニット１６」に訂正し、同頁第１８行の「湿度によい」を「湿気により」に訂正
する。

Claims

【特許請求の範囲】

１　観察装置を構成する光学系ユニットを培養室外に配
置し、その培養室を形成する庫壁に設けた透明室を介し
て、培養室内の観察位置に移送された培養容器内の被観
察体を前記培養室外から観察し得るように構成したこと
を特徴とする培養装置における観察装置。