JPS60136600A - 新規ヒトインタ−フエロン−γポリペプチド誘導体 - Google Patents

新規ヒトインタ−フエロン−γポリペプチド誘導体

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JPS60136600A
JPS60136600A JP58246456A JP24645683A JPS60136600A JP S60136600 A JPS60136600 A JP S60136600A JP 58246456 A JP58246456 A JP 58246456A JP 24645683 A JP24645683 A JP 24645683A JP S60136600 A JPS60136600 A JP S60136600A
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JP
Japan
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polypeptide
ifn
human interferon
sequence
dna
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JP58246456A
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Seiga Itou
伊藤 菁莪
Susumu Sekine
進 関根
Akiko Saito
斉藤 暁子
Moriyuki Sato
盛幸 佐藤
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KH Neochem Co Ltd
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Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/52Cytokines; Lymphokines; Interferons
    • C07K14/555Interferons [IFN]
    • C07K14/57IFN-gamma

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なヒトインターフェロン−Tポリペプチド
誘導体、該ポリペプチドをコードするDNA断片を組み
込んだ組換え体プラスミドおよび該プラスミドを含む微
生物を用いるヒトインターフェロン−Tポリペプチド誘
導体の製造法に関る。
インターフェロン(以下IFNと略記する)は、大別し
てIFN−α、IFN−βおよびIFN−Tの3種類が
知られてふり、主としてIFN−αは白血球細胞、IF
N−βは線維芽細胞、IFN−TはT−1Jンパ球によ
り生産される。これらのIFNは抗ウィルス作用のみな
らず、ナチュラルキラー細胞やマクロファージの活性化
作用、抗腫瘍作用など多くの生物活性を示す物質として
注目を集めている。しかしながら、白血球、培養細胞か
ら分離する従来の方法では、十分な量を供給することが
困難である。
近年急速に発展している組換えDNA技術はIFNのよ
うに高等生物の細胞では生産量が少なく分離が困難な物
質を微生物で大量に生産することを可能にした。例えば
、IFN−βとIFN−αに関しては、それぞれのmR
NΔが細胞より抽出され、これに相補的なりNA (c
DNA)が酵素的に合成され、二重611 D NAと
して適当なプラスミドに挿入されて、大腸菌にクローン
化されている〔各日ら:Proc、 Jap、 Aca
d、、55 (B) 。
464〜469 (1979);長円ら: Natur
e284.316−320 (1980))。
IFN−rに関しては、動物細胞実験において他のIF
Nより強い細胞増殖阻止作用を有することが示され(B
、Y、Rubin and S、L、Gupta : 
Proc。
Natl、八cad、Sci、、USA 、 7 7 
、 5928−5932(1980)L最近、IFN−
r cDNAを大腸菌にクローン化し、その塩基配列を
決めたことが報告されている(P、l11.Gray 
ら:1lature295 、503 (1982)、
 R,Devosら: NucleicAcic!s 
Re5earch 10 、2487 (1982) 
〕。
本発明者らも独立にIFN−rをコードするDNAをク
ローン化し、その塩基配列が第1表に示したように0e
voaらが報告した成熟1FN−rと9番目のアミノ酸
がリジン(Lys) (AA八)からグルタミ”/ (
Gin) (CAA) に置換した新規IFN−rをコ
ードするクローンを得た。さらに本1FN−T遺伝子を
トリプトファンプロモーターをもつベクターpKYP−
10(特開昭58−110600 )に組みこんで大腸
菌で大量生産することにも成功した。
次いで、本発明者らは第1表に示したI FN−T遺伝
子を出発材料にして、IFN−γポリペプチドの誘導体
を製造することを試みた。
IFN−rの誘導体についてはC末端より11個のアミ
ノ酸を欠失させた場合、比活性が1/3に低下する例が
報告されている[A、B、 Franka ら;DNΔ
ユ223−230 (1982)L一方N末端に18個
のアミノ酸を付加したI FN−T誘導体では比活性に
変化が見られなかった[R,M、 KingらJ、Ge
n、 Virol、 64−1815=1818 (1
983))。
IFN−γの誘導体については未だ報告はないが、本発
明者らは第1表に示したIFN−Tの3番目のアミノ酸
であるンステイン(Cys )をチロシン(Tyr )
に置換した誘導体(以下3−Tyr−IFN−γと呼ぶ
ンをつくり、比活性がもとのIFN−rより2〜4倍強
いことを見い出した。
さらに1#目の(:ysをセリン(Set)に置換した
もの(1−3et−1FN−r)、3番目のCysをS
etに置換したもの(3−3er −1FN−7) 、
1番目と3番目のCysをSar に置換したもの(1
,3−8er −1F N −7)および第1表のIF
N−rのN末端のアミノ酸を欠失させた誘導体も造成し
これらの誘導体すべてにもとのIFN−rと同等もしく
はそれ以上のインターフェロン活性を検出し、本発明を
完成するに至った。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明は、新規なヒ)IFN−rl導体をコードするD
NAを組み込んだ組換え体プラスミド、該プラスミドを
含む微生物、該微生物を用いる新規なヒトIFN−rポ
リペプチド誘導体の製造法ならびに該ヒ)IFN−rポ
−リペプチド誘導体自体を提供することを目的とする。
本発明の組換え体プラスミドの造成はI FN−rをコ
ードするメツセンジャーRNAから組換えDNA技術で
得られるcDNAまたはIFN−rをコードする染色体
DNAなどを出発物質として行われる。
ヒトIFN−rcDNΔとしては、いかなるものも用い
ることができるが、具体的にはplFNr−G4を用い
ることができる。plFNr−G4は大腸菌に挿入され
、ATCC39123として米国アメリカン・タイプ・
カルチア−・コレクンヨンに寄託されている。
plFN’r−G4中のIFN−rDNΔはマキザム・
ギ/レバー←法(Proc、 Natl、八cad、 
Sci、 、 74560 (1977))により決定
された第1表に示す塩基配列を有している。
pIFNT−04中のヒトIFN−rcDNAを公知の
I F N −r c DNA [R,Devos ら
:NucleicAcids Re5earch、 1
02487(1982) :]と比較すると成熟ヒ)I
FN−rポリペプチドのN末端より9番目のアミノ酸(
Lys)をコードしている最初の塩基であるアデニン(
A ’) [:R,Devos ら:NucleicA
cids Re5earch、 102487(198
2) :]がpIFNr−G4 cDNAにおいては対
応塩基がシトシン(C)となっているので、このような
遺伝子がコードするヒトIFN−rポリペプチドのN末
端より9番目のアミノ酸はLysではなくGinに置換
することになる。従って1)IFN7−04は新規なヒ
トIFN−rポリペプチドをコードしていることは明白
である。
従って、第1表に示したIFN−rから一部のアミノ酸
の欠失または置換によって得られるIFN−T誘導体も
新規なIFN−r誘導体である。
IFN−r誘導体をコードするDNAを組み込むプラス
ミドとしては、大腸菌中で該DNAが発現できるものな
らどのプラスミドでも使うことができる。好ましくは、
適当なプロモーター、例えばtrp系、lac系のプロ
モーターの下流に外来DNAを挿入することができ、し
かもシャイン−ダルガノ配列(以下SD配列と略記する
)と開始コドン(ATG)の間を適当な距離、例えば6
〜18塩基対に調節したプラスミドを用いることがてき
る。具体的に好的なプラスミドとしては、本発明者らに
よって造成さたpKYPlo、p)(YPI 1.pK
YP12 (特開昭58−110600 )などがあげ
られる。
第り図に示したようにしてpIFNr−G4をp V 
u 1+で切断しこの部位にBamHIリンカ−を導入
し、pGBI)iを得る。
ライでpGBD−1を5inlと13amHIで消化し
低融点アガロースゲル電気泳動法(LGT法)〔口1i
eslander:Analytual Bioche
mistry 98305(1979) にて約850
bp断片を精製し、pKyp、−ioをCoalとBa
mHIで消化した後約4.3 K b断片を精製する。
このようにして得た両断片と第2図に示した合成りNA
(3番目のアミノ酸としてTyrをコードする。)をT
 4−DNAリガーゼにより結合し、pGSB−6を得
る。
続いてpcsB−6をC1alで消化しDNAポリメラ
ーゼIで埋めこみ反応を行なった後、T4DNΔリガー
ゼで結合し、pGVA−4を得る。
IFN−rのN末端から1番目と3番目のアミノ酸をC
ysからSetに置換した誘導体をコードするプラスミ
ドpGVK−13を造成するために、第3図に示した合
成りNA (1,3番目のアミノ酸としてSerをコー
ドする)を用いること以外上と同様にしてpcvK−1
3を得る。
またN末端の欠落したIFN−r誘導体を得るためには
第4図に示したようにpGKAiをC1alで消化後B
a I 31を短時間(1〜30分間)作用させてIF
N−rのN末端のアミノ酸をコードするDNAを削り、
続いてPstlで消化した後、4.3 K b断片を精
製する。一方開始コトンを含むベクターpTrS−3を
Sph I消化後DNAポリメラーゼIで処理し、さら
にPStlで消化した後、880bp断片を精製する。
T4リガーゼで両断片を結合しpGWC−10を得る。
上記組換え技法における反応の条件は、一般的に下記の
とおりである。
DNAの制限酵素による消化反応は、通常0.1〜20
μgのDNAを2−22−2O0好ましくは10〜40
mM)のTr i 5−HCIl (pH6,0〜9.
5好ましくはp H7,0〜8.0)、0〜200mM
のNaCj!、2〜20mM (好ましくは5〜10r
rrM)のMgCβ2を含む反応液中で、制限′酵素0
,1〜100単位(好ましくは1μgのDNAに対して
1〜3単位)を用い、20〜70℃(至適温度は用いる
制限酵素により異なる)において、15分間〜24時間
行う。反応の停止は、通常55〜75℃で、5〜30分
間加熱することによるが、フェノールまたはジエチルピ
ロカーボネートなどの試薬により制限酵素を失活させる
方法も用いることができる。
制限酵素消化によって生じたDNA断片の精製は、低融
点アガロースゲル電気泳動法〔11,Wiesland
er+Analytical Biochemistr
y 98 、305(19’79))やポリアクリルア
ミドゲル電気泳動法CA、 M、 Maxam ら:P
roc、 Natl、八cad、 Sci、 、 US
Aユ4,560 (1!J77):]などによって行う
DNA断片の結合反応は、2−200mM (好ましく
は10〜40mM)のTr i 5−H(1!(p H
6,1〜9.5、好ましくはp H7,0〜8.0)、
2〜20mM(好ましくは5〜10mM)のMg Cl
12.0.1〜10 mM (好ましくは0.5−2、
0 m M )のATP、1〜50mM (好ましくは
5〜10mM)のジチオスレイトールを含む反応液中で
、T4I)NΔリガーゼ0.3〜10単位を用い、1〜
37℃(好ましくは3〜20℃)で15分間〜72時間
(好ましくは2〜20時間)行う。
結合反応によって生じた組換え体プラスミドDNAは、
必要によりCohen らの形質転換法〔S。
N、 Cohen ら+Proc、Nat1. Aca
d、 Sci、 、 USA69 、2110(197
2) :]によって、大腸菌に導入する。
組換え体プラスミドDNAを持つ大腸菌から該DNAの
単離は、後に述べる実施例1に示した方法あるいはBi
rnboimらの方法(If、 C,BirnbOim
ら・Nucleic 八cids Res、 7. 1
5 1 3 (1979)などを用いて行う。
プラスミドDNAを1〜10種類の制限酵素で消化後ア
ガロースゲル電気泳動あるいはポリアクリルアミドゲル
電気泳動により切断部位を調べる。
更にDNAの塩基配列を決定する必要がある時はマキザ
ム・ギルバード法[Proc、 Natl、 Acad
、 Sci、 。
ユ4.’560 (1977):]によって決定する。
以上のような条件で組換え体プラスミドDNAを製造す
ることができる。
本発明のIFN−rポリペプチド誘導体は以下のとおり
に製造できる。
すなわち、プラスミド(例えばpGVA−4)を用いて
大腸菌に一12HB101を形質転換させ、アンピシリ
ン耐性(ApR以下同じ)のコロニーの中からpGVA
−4を有する大腸菌を選びだす。pGVA−4を有する
大腸菌を培地に培養することにより培養物中にIFN−
rポリペプチド誘導体を生成させることができる。
ここで用いる培地としては大腸菌の生育ならびにIFN
−rポリペプチド誘導体の生産に好適なものならば合成
培地、天然培地のいずれも使用できる。
炭素源としては、グルコース、フラクトース、ラクトー
ス、グリセロール、マンニトール、ソルビトールなどが
、窒素源としては、NH,C1!。
(NH4)2So、、カザミノ酸、酵母エキス。
ポリペプトン、肉エキス、バクトドリプトン、コーン・
ステイープリカーなどが、その他の栄養源としては、K
2 )(PO4、KH2PO4、NaCl2゜MgSO
4,ビタミン B+ 、MgCLなどが使用できる。
培養はp H5,5−8,5、温度18−40℃で通気
攪拌培養により行われる。
培養5〜90時間で培養菌体中にヒ)IFN−Tポリペ
プチド誘導体が蓄積するので、培養物から菌体を集菌し
、菌体をリゾチーム処理後、凍結、融解を繰返して菌体
を破砕し、遠心して得られる上清から通常のポリペプチ
ドの抽出方法に従ってポリペプチドを採取する。
ヒ)IFN−rの定量はアームストロングの方法 [J
、八、 Armstrong ら : Appl、Mi
crobiol、21゜723−725 (1971)
)に従って行う。
以下に本発明の実施例を示す。
実施例1゜ IFN−r遺伝子の下流にBamHI切断部位を有する
プラスミドpGBD−1の造成;プラスミドp rFN
r−G4 [3,6キロベース(以下キロベースをKb
と略記する)〕2μgを20mMTris−HCj! 
(pfl 7.5)、10mMg Cj! 2 、 ’
 10 m Mジチオスレイトールおよび50mM N
aClを含む全量50μlの溶液(以下“Y−50緩衝
液”と略記する)に溶かし、制限酵素pvuII (全
酒造社製、以下制限酵素については特記しない限りすべ
て全酒造社製)4単位を加えて、37℃で2時間消化反
応を行なった。
低融点アガロースゲル電気泳動法(以下L G T法と
略記する)にて精製し、3.6.KbのplFNr−G
4 DNA断片1μgを得た。このDNA断片0.1μ
gを5ピコモルの5′−リン酸化BamHIリンカ−(
5’ −pCCGG八TCCへG −3’ ;コラボレ
イティブ社製)の存在下20mM)’IIス塩酸(pH
7,6)、10mM MgCβ2,13mMジチオスレ
イトールおよび0.5mM八Tへを含む緩衝液(以下こ
の緩衝液を“T41Jガーゼ緩衝液”と略記する)20
μβ中2単位のT4リガーゼ(宝酒造社製:以下同じ)
を加え、4℃18時間反応を行った。
このようにして得た組換え体プラスミドDNAを用い、
大腸菌88101株(Sol 1ver ら: G[1
NE2.75 (1977)〕を[:ohen らの方
法〔S、 N。
(:ohenら: Proc、 Natl、Acad、
 Sci、 USA、19 。
2110(1972))(以下大腸菌の形質転換にはこ
の方法を用いる)により形質転換し、アンピシリン耐性
(Ap”、以下同じ)のコロニーを得た。この形質転換
株よりプラスミドDNAを公知の方法(1,C,Bir
nboimら;Nucleic 八cids Res、
ユ、1513 (1979))(以下プラスミドDNA
の分離はこの方法を用いる)に従って分離精製し、該プ
ラスミドDNAをBam)(I等の制限酵素で消化する
ことによりプラスミドの構造解析を行った結果、p I
FNr−G4のpvulI部位にBamHI!Jンカー
が挿入された組換え体プラスミドpGBDiを得た。プ
ラスミドpGBD−1をもつ大腸菌はBscheric
hia coli I G B D−1(FERM B
P−394)として工業技術院微生物工業技術研究所(
微工研)に寄託されている。
実施例2゜ 3−Tyr−IFN−γをコードする組換え体プラスミ
ドpGVA−4の造成: 実施例1により得られたpGBD−1よりDNA塩基の
修飾をな(し、5inlで切断されるようにするため、
まずpGBD−1を常法により大腸菌G M 31 (
thr Ieu dcm his thi ara l
ac galK、T、xyl mtl str ton
 A) (Marinus ら Mo1ec。
Gen、 Genet、 127.47−55(197
3)]に形質転換、し、得られたコロニーから常法によ
り大量にpGBD−1を調製した。得られたpGBD−
1DNA6μgをY−50緩衝液50μβに溶かし、制
限酵素Sin 1(Bio Tech社製)10単位を
加え、37℃で3時間消化反応を行った。次いで、Na
Clを終濃度100mMとなるように加え、BamHl
 10単位を加え、37℃でさらに3時間消化反応を行
った。この反応液からLGT法により、ヒ)IFN−r
DNΔの大部分を含む約850塩基対(以下bpと略記
する)のDNA断片約0.8μgを得た。
別に、特開昭58−110600公報記載の方法で調製
したpKYPloの3μgを20mM)リス−塩酸(p
)17.5)、10mM MCCj22゜10mMジチ
オスレイトールおよび100mMNaCIl(以下“Y
−100緩衝液′”と略記する)を含む全量40μlの
溶液に溶かし、制限酵素Cj!al(ベーリンガーマン
ハイム社)とBamHIそれぞれ5単位ずつを加え、3
7℃で3時間消化反応を行った。この反応液からLGT
法によりトリプトファンプロモーター(Ptrp)を含
む約4.3 k bのDNA断片約1.8μgを1等だ
一方、成熟ヒトIFN−rポリペプチドはN末端からC
ys−Try−Cys−の構造を有するが、この3番目
のCysをTyrに変換し、かつ発現に必要な開始コド
ン(ATG)を最初のCysの直前に付与する目的で下
記のようなりNA’)ンカーを合成した。
まず一本鎮DNA、17−、、、と18−、、、を通常
のトリエステル法[R,Crea ら; Proc、 
Natl、八cad。
Sci、、 75,5765(1978) ]により合
成した。17−0゜および18−一、の各々2μgを5
 ’Q m M )リス−塩酸(pH7,5)、10m
M MgCC,5mMジチオスレイトール、0.1mM
 EDTAおよび1mM ATPを含む全量40μβの
溶液にとかし、T4ポリヌクレオチドキナーゼ30単位
(全酒造社製)を加えて、37℃で60分間リン酸化反
応を行った。
次に上記で1等だpGBD−1由来のSinl−Bam
H[断片(約850bp)0.4μgと発現ベクターp
KYP10のCj!a I−BamHI断片(約4.3
kb)1.0μgとをT4リガーセ緩衝液25μ!に溶
かし、この混合液に」ニ記DNΔリンカ−を約0.1μ
g加えた。この混合溶液にさらにT4DNΔリガーゼ6
単位を加え、4℃で17時間結合反応を行った。
得られた組換え体プラスミドの混合物を用いて大腸菌8
8101株を形質転換し、ApRのコロニーを得た。こ
のコロニーの培養液からプラスミドDNAを回収し、第
2図に示したpGsB−6を得た。pGSB−6の構造
はEcoRI、Cl1a1、B’amHIで消化後、ア
ガロースゲル電気泳動により確認した。pGsB−6の
(:j2al=SinI付近の塩基配列は であることをマキザム・ギルバートの方法[A、 M。
Maxamら; Proc、Natl、 Acad、 
Sci、ll5A、、ユ1゜560 (1977))で
確認した。
pGsB−6のコードするヒトI FN−rポリペプチ
ド〔本誘導体を3−Tyr−1FN−rと呼ぶ〕は成熟
型ヒトIFN−rの3番目のCysがTyrに置換して
いる点で公知のものとは明らかに異なる。
さらにpGSB−6の1μgを全量30μβのY−50
緩衝液に溶かし、2単位のCl1alを加え、37℃で
2時間消化反応を行った。フェノール抽出、クロロホル
ム抽出、エタノール沈殿によりDNA断片を回収した。
このDNA断片を30μ!の67mM Tris−HC
j! (p)(8,8) 、 6.7mM MgCL 
、10mMメルカプトエタノール、 6.7μM ED
TA、 16.6mM (Nll<)2s04゜1mM
 dATP、1mM dTTP、1mMdCTP、1m
M dGTPの溶液に溶かし、5単位の′l゛4ポリメ
ラーゼ(宝?1社製)を加え、37℃で1時間埋め込み
反応を行った。
フェノール抽出、クロロホルム抽出、エタノール沈殿に
よりDNA断片を回収し、その0.1μgを50μlの
T41Jガ−セ緩衝液に溶かし、2.5単位のT /l
 IJガ−セを加え4℃で16時間結合反応を行っブこ
このようにして得たDNA混合物を大腸菌HB101株
に形質転換し、生じたΔpRのコロニーからプラスミド
DNAを回収し、pGVA−4を得た。pGVA−4の
構造はNrul、BamHJ、EcoRlにより切断し
て確を忍した。また、pcvΔ−4の5D−ATC間の
塩基配列はマキサム・ギルバートの方法(前出)により
確認し、であることが明らかとなった。
プラスミドpGVΔ−4をもつ大腸菌はBscheri
chiacoli IGVA−4(FERM BP−3
95>として微工研に寄託されている。
実施例3゜ 1.3−3er−1FN−rをコードする組換え体プラ
スミドpC,VK−1,3の造成:実施例1により得ら
れたpGBD−1DNA6μgをY−50緩衝液50μ
βに溶かし、制限酵素S i n I (Bio Te
c社製)10単位を加え、37℃で3時間消化反応を行
った。
次いでNaCj!を終濃度100mMとなるように加え
、Bam)I T 10単位を加え、37℃でさらに3
時間消化反応を行った。この反応液からLGT法により
ヒ) IFN−rDNΔの大部分を含む約850bl)
のDNA断片約0.8μgを得た。
別にpKYP−10の3μgを20mM)リス−塩酸(
pH7,5)、10mM MgC1!2゜10mMジチ
オスレイトールおよび100mMNa(1(以下“Y−
100緩衝液″と略記する)を含む全量40μβの溶液
に溶かし、制限酵素HindII[とBamHIそれぞ
れ5単位ずつを加え371シて3時間消化反応を行った
。この反応液からL G T法によりPtrpを含む約
4.3 k bのDNA断片約1.8μgを1等だ。
一方、成熟ヒトI FN−rポリペプチドはN末端から
Cy 5−Ty r−Cy s−の構造を有するがこの
1番目さ3番目のCysをSerに変換し、かつ、発現
に必要な開始コドン(ΔTG)を最初のSerの直曲に
付与する目的で、下記のようなりNA ?ノンカーを合
成した。
まず一本領DNA、20−、、、と19−marを通常
のトリエステル法[R,Creaら; Proc、Na
目。
八cad、Sci、、75.5765 (1978))
lごより合成した。20−、、、rおよび19−1゜r
の各々2μgを50’mM Tris−HCj! ’(
pH7,5) 、10mMMgC!2.5mMジチオス
レイトール、O,1mME D TΔ及び1mM AT
Pを含む全量40μβの溶液に溶かし、T4ポリヌクレ
オチドキナーゼ30単位(宝酒造社製)を加えて、37
℃で60分間リン酸化反応を行なった。
次に上記で得たpGBD−1由来のSinl−BamH
T断片(約850bp)0.4μgと発現ベクターpK
YP10のHi n d IH−B a m H1断片
(約4.3kb)1..0μgをT4リガーゼ緩衝液2
5μlに溶かし、この混合液に上記DNAリンカ−を約
0.1μg加えた。この混合液にさらにT4DNAリガ
ーゼ6単位を加え、4℃で17時間結合反応を行なった
碍られた組換え体プラスミドの混合物を用いて大腸菌8
8101株を形質転換し、ApHのコロニーを得た。こ
のコロニーの培養液からプラスミドDNAを回収し、第
3図に示したpGVK−13を得た。pGVK−13の
構造はEcoRI、Hindm、C(la T、Bam
HIで消化後、アガロースゲル電気泳動により確認した
。pGVK−13のHindl11部位からSinl部
位までの塩基配列はであることをマキサム・ギルバート
の方法で確認した。
pGVK−13のコードするヒトIFN−rポリペプチ
ド〔本誘導体を1.3−3et −1FN−rと呼ぶ〕
は成熟型ヒ)IFN−rの1番目と3番目のCysがS
erに置換している点で公知のものとは明らかに異なる
。プラスミドpGVK−13をもつ大腸菌は微工研にB
scherichia coli IGVK−13(F
lミRM l]P−432)として寄託されている。
実施例4゜ ヒトIFN−rのN末端部分を欠失したポリペプチドを
コードするプラスミドpcwc−10の造成; 参考例2の方法によって得たpGKΔ−2(5,2Kb
)25ugを20mMトリス−塩酸(pH7,5)。
10mM MgCj!2,10mMジチオスレイトール
、10mM NaCl1(以下“Y−10緩衝液パと略
記する)400μlに溶かし、50単位のCj!al(
ベーリンガーマンハイム社)を加え、37℃で3時間消
化反応を行った。この反応液80μl (DNAとして
5μgを含む)に10倍のBAL31緩衝液〔200m
Mトリス−塩酸(p H8,1)、LM NaCJ、1
2(1mM CaCu5)を12μβ、水を28μl加
え、さらにヌクレアーゼBAL−31(ベセスダ・リサ
ーチ・ラボラトリーズ(BRL)社製)0.25単位を
加えて、30℃で20秒間反応を行った。BAL−31
はDNA分子を末端から削ってゆく活性(エキソヌクレ
アーゼ活性)を有し、上記用いた反応条件は0、Ear
部位から約30塩基対削れる条件である。
この反応液をフェノール抽出、クロロホルム抽出後、エ
タノール沈澱によりDNAを回収した。回収したpGK
Δ−2−Cj!al−BAL−31消化断片1.0μg
を20μlのY−50緩衝液に溶かし、2単位のPst
lを加え、37℃で2時間消化反応を行った。この反応
液からLGT法により約4.3KbのDNA断片05μ
gを回収した。
次に、ΔTG・発現ベクターpTrS3(3,8Kb)
5.0μgを40μlのY−50緩衝液に溶かし、10
単位の5phl(BRL社製)を加え、37℃で3時間
消化反応を行った。この反応液からLGT法により88
0bpのDNA断片3.0μgを精製1回収した。この
880bpのDNA断片3、Opg を6 7mM T
ris−HCj! (p)18.3) 。
6.7mM ’MgCC,10mMメルカプトエタノー
ル、6.7μM EDTA、16.6mM (NH4)
2SO,を含む溶液に溶かし、dATP、dTTP。
dCTP、dGTPそれぞれ1mMになるように加え、
さらに6単位のT4DNAポリメラーゼ(全酒造社製 
以下同じ)を加えて、37℃で1時間反応させ、突出末
端を削った。フェノール抽出、クロロホルム抽出の後、
エタノール沈殿により、DNA断片1.0μgを回収し
た。該DNA断片1.0μgを全量20μlのY−50
緩衝液に溶かし、2単位のpstlを加え、37℃で3
時間消化反応を行った。この反応液からLGT法により
、Ptrpを含む約880bpのDNA断片0.5μg
を回収した。
次に上記で得た、pGK/12のCj2al−Pstl
断片(約4.3Kb)0.5μgとpTrS3−3ph
 I−T4ポリメラーゼ−Pstl断片(880bp)
0.5μgを全量10μβのT4リガーセ緩衝液に溶か
しT 4 D N A IJガーゼ0.3単位を加え、
4℃で18時間結合反応を行った。
得られた組換え体プラスミドの混合物を用いて大鴫菌H
BIOI株を形質転換し、生じたAp“のコロニーから
プラスミドDNAを回収し、第5図に示したpGWC−
10を得た。pGWC−10の構造は、EcoRT、C
1a T、BamHTで消化後、アガロースゲル電気泳
動により確認した。
pGWC−10のヒトIFN−T構造遺伝子のNである
ことをマキザム・ギルバートの方法で確認し、成熟型ヒ
)IFN−rポリペプチド〔本誘導体をIFN−r(△
1−7)と呼ぶ〕のN末端のCysから7番めのTyr
まで7つのアミノ酸が欠失し、8番めのVanから始ま
っていることが確認された。プラスミドpGWC−10
をもつ大腸菌はEscl+erichia coli 
I G WC−10(FBRMBP−397)として 
微工研に寄託されている。
実施例5゜ pGBD−1,pGVΔ−4,pGVK−13゜pcw
c−1Qを保有する大腸菌によるIFII−T誘導体の
生産: 実施例1〜4で得た組換え体プラスミドpGBD−1,
pGVΔ−4,pGVK−13およびpGWC−10を
もつ大腸菌88101株(それぞれをIGBDI、IG
VA−4,IGVK−13およびIGWCioと命名)
をLG倍地〔トリプトン10g、酵母エキス5g、Na
Cj!5g、クルコース2gを水11にとがしNaOH
にてpHを7.0とする。〕で337℃18時間培養し
、この培養液0.2n+1を10m1のMCG培地(N
 a2HP 040.6%、KH2P○、0.3%。
NaCjl’ 0.5%、NH,(10,1%、グルコ
ース0.5%、カザミノ酸0.5%、JS○、1mM。
ビタミンB+ 4μg/ml p)17.2)に接種し
、30℃で4〜8時間培養後、トリプトファンのインデ
ューサーであるインドールアクリル酸(以下IAAと略
す)を10μg/ml加え、さらに2〜12時間培養を
続けた。培養液を8.000Tpm。
10分間遠心して集菌し、30mM NaCj!。
30mM Tris−HCj2 (pH7,5)緩衝液
で洗浄した。洗浄菌体を上記緩衝液1mlに懸濁し、2
00μgのリゾチーム、0.25MEDTA(エチレン
ジアミンテトラ酢酸)を5μm加えて30分間0℃に放
置した後、凍結・融解を3回くり返して菌体をこわした
。これを15.’000 r p m 、 30分間遠
心して」上清を得、上清中のインターフェロンの量をア
ームストロングの方法に従って定量した〔アームストロ
ング(J、八、八rmstrong)ら;アプライド自
マイクロバイオロジー(^pp1. Microb’i
o1. )21巻123−125頁(1971) 〕。
〔但し、ウィルスとしては5indvis virus
動物細胞としてはヒト羊膜細胞由来のエフエル・セル(
FL cell )を用いた。
結果を第1表に示す。
第 1 表 16に八−2はIPN−rをコードするプラスミドpG
KA−2を含む菌株。
参考例1゜ 発現ベクターpKYP−11へのヒトIFN−TDNA
の組み込みニ プラスミドp IFNr−G4 ’(3,6Kb) 6
μgを20mMTris−HCj! (pH7,5)、
10mMMgCj!□ 10mMジチオスレイトールお
よび50mM N’aC1を含む全量50uAの溶液に
溶かし、制限酵素PvuII 12単位とHindl1
112単位を加え、37℃で4時間消化反応を行った。
反応液を65℃、7分間加熱処理して酵素を失活させ、
低融点アガロースゲル電気泳動法(LGT法)にて精製
し、1.3 K bのヒトIFN−rDNAを含むDN
A断片1.2μgを得た。
別にpKYP−11の4μgを20mMトリス−塩酸(
pH7,5) 、10 mM MgCl22゜lQmM
ジチオスレイトールおよび50mMNaC4を含む全量
40μlの溶液に溶かし、BamHIを8単位加え、3
7℃で3時間消化反応を行った。反応液を65℃、5分
間加熱して酵素を失活させた。これにdΔTP、dCT
P。
dGTP、dTTPを各々30μMになるように加え、
さらに8単位の大腸菌DNAポリメラーゼI (Kle
now断片、 New Bngland Biolab
s社製。
1μ!)を加えて15℃で1時間埋め込み反応させた。
DNAポリメラーゼIを失活させるため68℃で15分
間加熱処理後、HindI[110単位を加え37℃で
さらに3時間消化反応してから、再び65℃で5分間加
熱し、Hindlnを失活させた。このようにして得た
プラスミドpKYP−11の消化反応液よりLGT法に
て精製し、Ptrpを含む約4.7 K bのDNA断
片約2.5μgを得た。
ヒトI’FN−rDNAを含むDNA断片(1,3Kb
)0.5μgとプラスミドpKYP−11より碍たPt
rpを含む約4.7 K bのDNA断片1,0μgを
20mM Tris−HCl(pH7,5)、6mM 
MgCl12.5mMジチオスレイトールおよび500
μMΔTPを含む溶液20μlに溶かし、T4DNAリ
ガーゼ(New Bngland Biolabs社製
)4単位を加え、4℃で18時間結合反応を行った。得
られた組換え体プラスミドの混合物を用いて常法通り大
腸菌88101株を形質転換し、ApRのコロニーを得
た。このコロニーの培養液よりプラスミドを分離し、第
1図に示したpGC−7を得た。pcc−7の構造は、
Hindlll。
Hpal、5aj21.EcoRIおよびCJ’alで
消化後、アガロースゲル電気泳動により確認した。I)
C;C−7を含む大腸菌菌株は微工研にUscheri
cl+ia co旦16C−7(FERM P−681
4)として寄託されている。
参考例2゜ 組換え体プラスミドpGKΔ−2の造成:参考例1によ
り得られたpGC−7DN、A6μgを20mMTri
s −HCj2 (pH7,5)、10mMMgCC,
10mMジチオスレイトールおよび10mM NaCj
l!を含む全量59μI!、Q溶液に溶かし、制限酵素
B s t N I (New Bngland Bi
olabs社製)12単位を加え、60℃で3時間反応
させた後、65℃で5分間加熱してBstNIを失活さ
せた。次いでNaCJを150mMとなるように加え、
Saj! 18単位を加えて37℃でさらに3時間消化
反応を行った。再び65℃で5分間加熱して5ailを
失活させ、LGT法にて精製し、ヒトIFN−rDNA
の大部分を含む約1125b’pのDNA断片約0.8
μgを得た。
別にpKYP−10の3μgを20 mM Tris−
HC(1(pi−17,5>、1[1mM MgCL 
10mMジチオスレイトールおよび100mMNaCj
!を含む全量40μlの溶液に溶かし、制限酵素Hin
dlllとSad Iを各々6単位ずつ加え、37℃で
3時間消化反応を行った。65℃で5分間加熱してHi
ndII[とSad Iを失活させた。この消化反応液
をLGT法にて精製し、Ptrpを含む約4.1. K
 bのDNA断片約1.8μgを得た。
一方、成熟ヒ)IFN−rポリペプチドのN末端はCy
sであるので、成熟IFN−rDNAを発現させるため
には、5′末端のTGT (Cys)の直前に開始コド
ン(ATG)を付与する必要があること、またPtrp
の下流のSD−配列とA T Gとの距離は、6〜18
bpの間の適当な長さが必要であることなどの理由から
、下記のDNAリンカ−を合成した。
まず、1本鎖DNA、13−marと15−marを通
常のトリエステル法〔R,Creaら+ proc。
Natl、 Acad、 Sci、 US八、 75.
5765 (1978) ) lごより合成した。13
−merおよび15−tierの各々2μgを50mM
 Tris −HCII (pH7,5)10mM M
gCl12.5mMジチオスl/イ)−ル、0.1mM
 EDTAおよび1mM ATPを含む全量20μlの
溶液に溶かし、T4ポリヌクレオチドキナーゼ(ベーリ
ンガ−・マンハイム社製)30単位を加えて、37℃で
60分間リン酸化反応を行った。
リン酸化した13−marと15−marを2μgずつ
混合し、70℃で5分間加熱後室温に放置してアニーリ
ングを行うことにより上記構造を有するDNAリンカ−
を得た。
上記で得たpcc−7由来のBstNI−3aβ■断片
(1125bp)0.4μgと発現ベクターpKYP−
10をHindlllと5ajl! Iで消化しテ辱た
DNA断片(4,1Kb)1.0agを20mMTri
s−HCl(pH7,5)、6mM MgCβ2゜5m
Mジチオスレイトールおよび500aM ATPを含む
全量25μlの溶液に溶かし、この混合溶液に上記D 
N A IJシンカを約0.1μg加えた。この場合液
にさらにT 4 D N A IJガーゼ6単位を加え
、4℃で17時間結合反応を行った。得られた組換え体
プラスミドの混合物を用いて、常法通り、大腸菌881
01株を形質転換し、八P1のコロニーを得た。このコ
ロニーの培養液よりプラスミドを分離し、第5図に示し
たpGKA−2を得た。
pGKA−2の構造は、EcoRI、Cf1a I。
HindII[、BstNI、SaβIて消化後、アガ
ロースゲル電気泳動により確認した。プラスミドpGK
A−2のSD−配列(AAGG)から開始コドン(AT
G)までの塩基配列は AAGGGTATCGΔTAΔGCTTΔTGであるこ
とを、マキサム・ギルバートの方法で確g忍した。
pG−KA−2を含む大腸菌は微工研にBscberi
chia co旦 IGKA’−2(FERM P−6
798)として寄託されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、プラスミドpGBD−1の造成のフロー・シ
ートを示す。 第2図は、プラスミドpGsB−6,pGVA−4の造
成のフロー・シートを示す。 第3図は、プラスミドpGVK−13の造成のフロー・
シートを示す。 第4図は、プラスミドpGWC−10の造成のフロー・
シートを示す。 特許出願人(102)協和醗酵工業株式会社代表者 木
下祝部 第1図 第4図 手続補正書(方式) %式% 1、事件の表示 昭和58年特許願第246456号 2、発明の名称 新規ヒトインターフェロン−γポリペプチド誘導体 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 郵便番号 100 住 所 東京都千代田区大手町−丁目6番1号名 称 
(102)協和醗酵工業株式会社昭和59年3月7日(
発送日:昭和59年3月27日)5、補正の対象 手 続 補 正 書 昭和S9年7月l1日 1、事件の表示 昭和58年特許願第246456号 2、発明の名称 新規ヒトインターフェロン−Tポリペプチド誘導体 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 郵便番号 [00 住 所 東京都千代田区大手町−丁目6番1号名 称 
(102)協和醗酵工業株式会社(T口L : 03−
201−7211 内線2751)明細書の発明の詳細
な説明の欄、特許請求の範囲の欄および図面 5、補正の内容 [実施例に。 1−3e r−IF’N−rをコードする組換え体プラ
スミドpcvt、10の造成: 実施例1により得られたp G B D l D NA
 6μgをY−50緩衝液50μlに溶かし、制限酵素
5inl to単位を加え、37℃で3時間消化反応を
行った。次いで、NaCβを終濃度100mt14きな
るように加え、BamHI ’10単位を加え、37℃
でさらに3時間消化反応を行った。 この反応液からl G T法により、ヒト[FN−rD
NΔの大部分を含む、約850bpのDNA断片0.8
μgを得た。 別に、特開昭58−1106 (l 0号公報記載の方
法で調製したpKYPlo DNA 3μgをY−50
緩衝液(全量40μIl)に溶かし、制限酵素Hi n
 d IIおよびB a m l−11をそれぞれ5単
位ずつ加え、37℃で3時間消化反応を行った。 この反応液から、L G T法により、トリブトファン
ブ0%−ター(Ptrp)を含む約4.3 K bのD
NA断片約1.8μg’c得た。 一方、成熟ヒト1FN−rポリペプチドは、N末端から
、Cys−Tyr−Cys−の構造を有するが、この1
番目のCysをS、erに置換し、かつ、発現に必要な
開始コドン(ATG)を最初のSerの直前に付与する
目的で、下記のような1) N Aリンカ−を合成した
。 まず、■本領DNA、 20−+netと19=mar
を通常のトリエステル法[: lt、crea ら; 
Proc、Natl、八cad。 Sci、 USA、、75.5765 (1978)]
 lこより合成した。 20−merおよび19−merの各々2μgを50m
M−塩酸(pH7,5) 、 10mM MgCl12
.5mMジチオスレイトール、0.1mM EDTAお
よび1mM AT Pを含む全量40μlに溶かし、1
゛4ボリヌクレオチドキナ一セ30単位を加えて、3′
7℃で60分間リン酸化反応を行った。 次に上記で得たpGBD1由来のS i n I −B
amH1断片(約850bp)0.5μgと発現ベクタ
ーpKYP10のHindll−Bam)If断片(約
4.3Kb)1.0μgとfT41)ガー卆緩衝液25
μlに溶かし、上記DNAリンカ−を約0.1μg加え
た。この混合液に、父らにT 4’ D NAツリガー
ゼ単位を加え、4℃で17i間結答反応を行った。 1尋られた組換えプラスミドの混合物を用いて、大腸菌
88101株を形質転換し、ΔpI+のコロニーを得た
。このコロニーの培養液からプラスミドDNAを回収し
、第5図に示したpGVL 10を得た。pGVLlo
の構造は、EcoRI。 pcvLl 0のHi n d III部位から81n
I部位までの塩基配列は、 であることを、マキザム・ギルバートの方法〔八。 560 (1977)〕で確認した。 pGVL 10のコードするヒトIFN−rポリペプチ
ド〔本誘導体を1−5er−1FN−γと呼ぶ〕は成熟
ヒ)IFN−γの1番目のCysがSerにi換してい
る点でゑ知のものと、明らかに異なる。プラスミドpG
VL10をもつ大腸菌BF−’J44)として微工研に
寄託されている。 実施例7゜ 3−’5er−1FN−rをコードする組換え伺プラス
ミドpGVM 101の造成: 実施例1により得られたpGBDl 、DNA6μgを
Y−50緩衝液50μ!に溶かし、制肖酵素5inl 
10単位を加え、37℃で3時…消化反応を行った。次
いでNaCJ!を終濃度1c・mMとなるように加え、
Bam1(I 10単位る加え、37℃でさらに3時間
消化反応を行った。 この反応液からLGT法により、ヒトIFN−7DNA
の大部分を含む、約850bpの゛DN’A眺片0.1
μgを得た。 別に、特開昭58−110’600号公報記載Q方法で
調製しjたpKYPlo DNA 3μgイY−50緩
衝液(全量40μl)に溶かし、制御j酵素Hi n 
d LITお1びBamHIをそれぞれ5A位ずつ加え
、37℃(千′楡時間消化反応を行った。 この反応液から、LaTihにより、トリブトフフンプ
ロモーター(Ptrp)4’&む約4.3 K b Q
DNΔDNA1.8μgを得た。 一方、成熟ヒ)IFN−rポリペプチドは、を端末から
Cy・s−T’yr−Cys−の構造を有するが、この
3@目のC9SをSetに置換し、iつ、発現に必要な
開始コドン(AT(1;)を最初σCysの直前に付与
する目的で、下記のようなりNAリンカ−を合成した。 び 0 まず、1木tiJlDNΔ、 20−marと19
−marを通常のトリエステル法により合成した。20
−+r+erおよび19−merの各々2μgを50m
M)リス−塩酸(p l−17,5)、10mM Mg
Cf* 、5mMジチオスi レイトール、0.1mM
 ED↑゛Δおよび1mMΔTPを含む全量40μlに
溶かし、T4ポリヌ〉 クレオチドキナーゼ30単位を
加えて、37℃で6 (1分間リン酸化反応を古ミだ。  □”′。1速 次に上記で1号たpGBD1由来のS
inI−BamHI断片(約850bp)0.5μgと
発現ベクターpKYP10の旧n”dlll−BamH
I断片(約4.3Kb)1.0μgとをT4リガーゼ緩
) 衝液25μ!に溶かし、上記DNAリンカ−を約0
、lμgを加えた。この混合液に、さらにT4I DN
AIJガーセ6単位を加え、4℃で17時間結合反応を
行った。 得られた組換えプラスミドの混合物を用いて、) 大腸
菌H8101株を形質転換し、Δp11のコ口ニーを得
た。このコロニーの培養液からプラスミドDNAを回収
し、第6図に示したpGVM 101を得た。pGVM
lolの構造は、EC0RT。 CRa I、I(indll[、BamHIで消化後、
アガロースゲル電気泳動により確認した。 pGVMlolのl(i n d III部位から5i
n1部位までの塩基配列は、 であることを、マキサム・ギルバートの方法で確δ忍 
しゾこ。 pGVM 101のコードするヒトIFN−rポリペプ
チド〔本誘導体を3−3er−1FN−rと呼ぶ〕は成
熟型ヒトIFN−rの3番目のCysがSerに置換し
ている点で公知のものと、明らかに異なる。プラスミド
pGVM101をもつ大腸菌はEscherichia
 coli l GVM L O1(FERMBP−5
45)として微工研に寄託されている。 実施例8゜ ヒ)IFN−rのN末端部分を欠失したポリペプチドを
コードするプラスミドpGWE4の造成:参考例2の方
法によって得たpGKA2(5,2Kb)25μgをY
−10緩衝液400μ!に溶かし、50単位のCffa
lを加え、37℃で3時間消化反応を行った。この反応
液80μf (DNAとして5μgを含む)に10倍の
BAL−31緩衝液を12μP1水を28μp加え、さ
らにヌクレアーゼBΔL−3] 0.25単位を加えて
、30℃で10秒間反応を行った。BAL−31は、D
NA分子を末端から削ってゆく活性(エキソヌクレアー
ゼ活性)を有し、上記用いられた反応条件は、(J!a
1部位から約20塩基対削れる条件である。 この反応液をフェノール抽出、クロロホルム抽出後、エ
タノール沈殿により、DNAを回収した。 回収したpGK△2の(1!al−BAL31消化断片
1.0μgを20μlのY−50緩衝液に溶かし、2単
位のPstlを加え、37℃で2時間消化反応を行った
。この反応から、LGT法により約4.3 K bのD
NA断片0.5μgを回収した。 次に、ATG ・発現ベクターpT r S 3 (3
゜8Kb)5.0μgを40μpのY−50緩衝液に溶
かし、10単位のSph iを加え、37℃で3時間消
化反応を行った。この反応液からL G T法により8
80bpのDNA断片3.0μgを精製回収した。この
880bpのDNA断片3.0μgを67mM)リス−
塩酸(pH8,3)、6.7mMMgCl12.10m
Mメルカプトエ9/−ル。 6.7 μM EDTA、16.6mM (NH4)2
SO4を含む溶液に溶かし、dATP、dTTP、dC
TPdGTPそれぞれ1mMになるように加え、さらに
6単位のT4DNAポリメラーゼを加えて、37℃で1
時間反応させ、突出末端を削った。フェノール抽出、ク
ロロホルム抽出の後、工9./−ル沈殿により、DNA
断片1.0μgを回収した。 該DNA断片1.0μgを全量20μgのY−50緩衝
液に溶かし、2単位のPstIを加え、37℃で3時間
消化反応を行った。この反応液からLGT法により、P
trpを含む約880bpのDNA断片0.5μgを回
収した。 次に上記で得た、pGKA2のCjl!al−PstI
断片(約4.3Kb)0.5μgとpTrS3−3ph
l−T4ポリメラーゼ−Pstl断片(880bp)0
.5μgを全量10μlのT4リガーゼ緩衝液に溶かし
、T4DNA’Jガーゼ0.3単位を加え、4℃で18
時間結合反応を行った。 得られた組換え体プラスミドの混合物を用いて大腸菌8
8101株を形質転換し、生じたAplのコロニーから
プラスミドDNAを回収し、第7図に示したpGWE4
を得た。pGWE4の構造は、EcoRI、Cj!a 
I、Bam1−11で消化後、アガロースゲル電気泳動
により確認した。 pGWE4のヒトIFN−r構造遺伝子のN末端付近の
配列は、 MetΔ5pProTyrValGln−ΔTGGΔC
CCΔ1゛ΔT G ′FA CΔAであることをマキ
サム・ギルバートの方法で、確認し、成熟型ヒ)IFN
−rポリペプチド〔本誘導体をIFN−7−(△l〜4
)と呼ぶ〕のN末端のCysから4番目のGinまで4
つのアミノ酸が欠失し、5番目のΔspから始まってい
ることが確認された。プラスミドpGWE4をもつ大腸
菌は8scherichia coli I GWE4
 (FERMBP−546)として微工研に寄託されて
いる。 実施例9゜ pGVLlo、pGVMlol、pGWE4を保有する
大腸菌によるIFN−r誘導体の生産:実施例6〜8で
碍た組換え体プラスミドpGVL10、pGVMlol
、pGWE4をもつ大腸菌88101株(それぞれをI
GVLIO,IGVMlolおよびIGWE4と命名)
をLG培地で37℃、18時間培養し、この培養液0.
2mlを10mlのMCG培地に接種し、30℃で4〜
8時間培養後、IAAを10μg/ml加え、さらに、
2〜12時間培養を続けた。培養液をg、 o o 。 rpm、10分間遠心して集菌し、30mMNa(1!
、30mM)リス−塩酸(pH7,5)緩衝液で洗浄し
た。洗浄菌体を上記緩衝液1mlに懸濁し、2 F) 
0μgのリゾチーム、O,25MED′I″Aを5μl
加えて、30分間遠心して上清を得、上清中のインター
フェロンの量を!−ムストロングの方法に従って定量し
た。但し、ウィルスとしては、5indvis vir
us 、動物細胞としては、ヒト羊膜細胞由来のエフエ
ル・セル(FLc’all)を用いた。 結果を第2表に示す。 第 2 表 (2)明細書第6頁17行目および21〜22行目のr
lFN−4JをrlFN−α」に訂正する。 (3)明細書筒31頁19行目の「第1図に示した」を
削除する。 (4) 明細書第33頁下から12行目の[p r o
 c ; JをrProc、Jに訂正する。 (5)明細書第33頁12行目の後に次の記載を加入す
る。 「第5図は、プラスミドpGVL10の造成のフロー・
シートを示す。 第6図は、プラスミドpGVM 101の造成のフロー
・シートを示す。 第7図は、プラスミドpGWE4の造成のフロー・シー
トを示す。」 (6)第5〜7図゛を明細書に補充する。 −一□□□□−□や (7)明細書の特許請求の範囲を別紙のとおり訂正する
。 (8)受託証(写)を特徴する 特許請求の範囲 (1) ヒトインターフェロン−Tポリペプチドの誘導
体。 (2)第1図のアミノ酸配列を有するヒトインターフェ
ロン−Tポリペプチドから一部のアミノ酸が除去または
置換された特許請求の範囲第1項記載のポリペプチド。 (3) ヒトインターフェロン−Tポリペプチドから一
部のアミノ酸の除去がN末端からのアミノ酸の除去であ
り、一部のアミノ酸の置換が、N末端から1番目または
3番目に位置するCysのうち一方または両方を他のア
ミノ酸に置換することを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載のポリペプチド。 (4) ヒトインターフェロン−TポリペプチドのN末
端からの1番目または3番目に位置するCysを置換す
る他のアミノ酸がTyrまたはSerであることを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載のポリペプチド。 (5) ヒトインターフェロン−Tポリペプチド誘導体
をコードするDNA断片が組み込まれた組換え体プラス
ミド。 (6)該DNA断片がトリプトファンプロモーターの下
流に組み込まれたことを特徴とする特許請求の範囲第5
項記載の組換え体プラスミド。 (7)該D’NA断片が第1表の塩基配列のうち8番目
のGを八に変換した配列、2番目および/または8番目
のGをCに変換した配列または1〜21番目の塩基を欠
失した配列を有することを特徴とする特許請求の範囲第
5または6項記載の組換え体プラスミド。 (8) pGBD−1,pGVΔ−4,pGVK−13
゜pC,WC−10と称する特許請求の範囲第5または
6項記載の組換え体プラスミド。 (9) ヒトインターフェロン−Tポリペプチドの誘導
体をコードするDNA断片が組み込まれた組換え体プラ
スミドを用い形質転換した微生物を培地に培養し、培養
物中にヒトインターフェロン−Tポリペプチド誘導体を
生成蓄積せしめ、該培養物からヒトインターフェロン−
rポリペプチド誘導体を採取することを特徴とするヒト
インターフェロン−Tポリペプチド誘導体の製造法。 GO該DNA断片がトリプトファンプロモーターの下流
に組み込まれたことを特徴とする特許請求の範囲第9項
記載の製造法。 (11)該微生物が大腸菌に属することを特徴とする特
許請求の範囲第9または10項記載の製造法。 (12)ヒトインターフェロン−Tポリペプチド誘導体
が第1表に示したアミノ酸配列のうち3番目のCysを
Tyrに変換した配列、1番目のCysをSerに変換
した配列、3番目のCy −sをSerに変換した配列
、1番目および3番目のCysをSerに変換した配列
、またはN末端の1〜7番目のアミノ酸を欠失した配列
を有することを特徴とする特許請求の範囲第9.10ま
たは11項記載の製造法。 (13)ヒトインターフェロン−Tポリペプチド誘導体
をコードするDNA断片が組み込まれた組換体プラスミ
ドを含む微生物。 (14) 該DNA断片がトリプトファンプロモーター
の下流に組み込まれたことを特徴とする特許請求の範囲
第13項記載の微生物。 (15)咳微生物が大腸菌に属することを特徴とする特
許請求の範囲第13または14項記載の微生物。 (I6)該DNA断片が第1表に示した塩基配列のうち
8番目のGをΔに変換した配列、2番目および/または
8番目のGをCに変換した配列または1〜21番目の塩
基を欠失した配列を有することを特徴とする特許請求の
範囲第13−?15項記載の微生物。 (17) [1scl+erichia coli I
 G V△−4(FERM BP−395) (18) Bscherichia coli I G
 V K −13(FERM BP−432) (19) Bscherichia coli I G
 W C−10(FERM BP−397) (20)Escherichia coli T G 
B D −1(FE!RM BP−39’4) 6、添付書類の目録 図 面(第5〜7図) 1通 受託証 1通 第7図 手続補正書く自発) 昭和60年7月3/日 特許庁長官 殿 2、発明の名称 新規ヒトインターフェロン−Tポリペプチド誘導体 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 郵便番号 100 住 所 東京都千代田区大手町−丁目6番1号名 称 
(102)協和醗酵工業株式会社明細書の発明の詳細な
説明の欄および特許請求の範囲の欄 (2〕 明細書箱、11頁10行目のrAnalytu
al j を[^nalytical Jに訂正する。 (3)明細書第17頁2行目のrBol 1ver J
をfBolivarJ に訂正する。 (4)明細書第18頁4行目の「T」をrgaATJに
訂正する。 (5)明細書第29頁14行目のrMG(12JをrM
g5A2J・に訂正する。 (6)明細書第29頁1行目のrTryJをrTyrJ
に訂正する。 (7) 明細書第29頁14行目のrT4ポリメラーゼ
」をrT4DNAポリメラーゼ」に訂正する。 (8)明細書第入6頁9行〜10行目の「この反応液・
・・・・・回収した。」を「フェノール抽出、り10ロ
ホルム抽出後、エタノール沈殿により約3.0/1gの
DNA断片を回収した。」に訂正する。 (9)明細書第29頁14行目のr880bpの」を削
除する。 σG 明細書第29頁14行目のr3.0RJを「約3
.0犀」に訂正する。 00 明細書箱28頁10行目のrLG倍地」をrLG
培地」に訂正する。 αつ 明細書第28頁19行目の「トリプトファン」の
後に「・オペロン」を加入する。 0J 明細書第28頁19行目の「〜8」を削除する。 0O明細書第28頁21行〜22行目の「2〜12」を
「4」に訂正する。 Q51 明細書第29頁14行目の[〔但し」を「但し
」に訂正する。 Q61 明細書第29頁14行および15行目の「第1
表」を「第2表」に訂正する。 Q71 明細書第2914行のr6814Jの後に、「
、FERM BP−497Jを加入する。 0印 明細書箱35頁3行目のr6798Jの後に、「
、FERM BP−496Jを加入する。 0gl 明細書(昭和59年7月11日付提出の手続補
正書、以下同じ)第3頁下から15行目の「−塩」を「
トリス−塩」に訂正する。 (イ)明細書箱8頁22行〜最下行の「この反応液・・
・・・回収した。」を「フェノール抽出、クロロホルム
抽出後、エタノール沈殿により約3.0縄のDNA断片
を回収した。」に訂正する。 (21)明、細書第8頁最下行のr880bpの」を削
除する。 (22)明細書第8頁最下行の「3.0■」を「約3.
0厘」に訂正する。 (23)明細書第2頁14行目の120nJをr20顯
」に訂正する。 (24)明細書部10頁23行目の「〜8」を削除する
。 (25)明細書第11頁12行の「2〜12」を「4」
に訂正する。 (26)明細書第11頁12行および13行目の「第2
表」を[第3表]に訂正する。 (2、特許請求の範囲を別紙のとおり訂正する。 特許請求の範囲 (1) ヒトインターフェロン−Tポリペプチドの誘導
体。 (2)・第1図のアミノ酸配列を有するヒトインターフ
ェロン−Tポリペプチドから一部のアミノ酸が除去また
は置換された特許請求の範囲第1項記載のポリペプチド
。 (3) ヒトインターフェロン−γポリペプチドから一
部のアミノ酸の除去がN末端からのアミノ酸の除去であ
り、一部のアミノ酸の置換が、N末端から1番目または
3番目に位置するCysのうち一方または両方を他のア
ミノ酸に置換することを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載のポリペプチド。 (4):j)インターフェロン−TポリペプチドのN末
端からの1番目または3番目に位置するCysを置換す
る他のアミノ酸がTyrまたはSerであることを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載のポリペプチド。 (5) ヒトインターフェロン−Tポリペプチド誘導体
をコードするDNA断片が組み込まれた組換え体プラス
ミド。 (6)該DNA断片がトリプトファンプロモーターの下
流に組み込まれたことを特徴とする特許請求の範囲第5
項記載の組換え体プラスミド。 (7)該DNA断片が第1表の塩基配列のうち8番目の
GをΔに変換した配列、2番目および/または8番目の
GをCに変換した配列または1〜21番目の塩基を欠失
した配列を有することを特徴とする特許請求の範囲第5
または6項記載の組換え体プラスミド。 (8) pGBD−1,pGVA−4,pGVK−13
゜pGWC〜10と称する特許請求の範囲第5または6
項記載の組換え体プラスミド。 (9) ヒトインターフェロン−Tポリペプチドの誘導
体をコードするDNA断片が組み込まれた組換え体プラ
スミドを用い形質転換した微生物を培地に培養し、培養
物中にヒトインターフェロン−Tポリペプチド誘導体を
生成蓄積せしめ、該培養物からヒトインターフェロン−
Tポリペプチド誘導体を採取することを特徴とするヒト
インターフェロン−γポリペプーチド誘導体の製造法。 σO該I)NΔ断片がトリプトファンプロモーターの下
流に組み込まれたことを特徴とする特許請求の範囲第9
項記載の製造法。 0υ 該微生物゛が大腸菌に属することを特徴とする特
許請求の範囲第9または10項記載の製造法。 0り ヒトインターフェロン−γポリペプチド誘導体が
第1表に示したアミノ酸配列のうち3番目のCysをT
yrに変換した配列、1番目のCy、sをSerに変換
した配列、3番目のCysをSetに変換した配列、1
番目および3番目のCysをSerに変換した配列、ま
たはN末端の1〜7番目のアミノ酸を欠失した配列を有
することを特徴とする特許請求の範囲第9.10または
11項記載の製造法。 0■ ヒトインターフェロン−Tポリペプチド誘導体を
コードするDNA断片が組み込まれた組換体プラスミド
を含む微生物。 00 該DNA断片がトリプトファンプロモーターの下
流に組み込まれたことを特徴とする特許請求の範囲第1
3項記載の微生物。 0ω 該微生物が大腸菌に属することを特徴とする特許
請求の範囲第13または14項記載の微生物。 α0 該DNA断片が第1表に示した塩基配列のうち8
番目のGを八に変換した配列、2番目および/または8
番目のGをCに変換した配列または1〜21番目の塩基
を欠失した配列を有することを特徴とする特許請求の範
囲第13〜15項記載の微生物。 0′?) ε5cherichia coli I G
 V A −4(FERM BP−395) QID Bscherichia coli T G 
V K −13(FERM BP−432) Q9) Bscherichia coli I G 
W C−10(FERM BP−397) (21,8scherichiacoli IGBD−
1(FERM BP−394> (21) Escherichia coli I G
 V L l 0(FERM BP−544) (22) Escherichia coli I G
 V M 101(FER’M BP−545) (23’) Bscherichia coli I 
G W E 4(FERM BP−546)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) ヒトインターフェロン−Tポリペプチドの誘導
    体。 (2)第1図のアミノ酸配列を有するヒトインターフェ
    ロン−Tポリペプチドから一部のアミノ酸が除去または
    置換された特許請求の範囲第1項記載のポリペプチド。 (3) ヒトインターフェロン−Tポリペプチドから一
    部のアミノ酸の除去がN末端からのアミノ酸の除去であ
    り、一部のアミノ酸の置換が、N末端から1番目または
    3番目に位置するCysのうち一方または両方を他のア
    ミノ酸に置換することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のポリペプチド。 (4) ヒトインターフェロンーγポリペプチドのN末
    端からの1番目または3番目に位置するCysを置換す
    る他のアミノ酸がTyrまたはSerであることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のポリペプチド。 (5) ヒトインターフェロン−Tポリペプチド誘導体
    をコードするDNA断片が組み込まれた組換え体プラス
    ミド。 (6)該DNA断片がトリプトファンプロモーターの下
    流に組み込まれたことを特徴とする特許請求の範囲第5
    項記載の組換え体プラスミド。 (7)該DNA断片が第1表の塩基配列のうち8番目の
    Gを八に変換した配列、2番目および/または8番目の
    GをCに変換した配列または1〜21番目の塩基を欠失
    した配列を有することを特徴とする特許請求の範囲第5
    または6項記載の組換え体プラスミド。 (8) pGBD−1,pGVA〜4.pGVK−13
    ゜pGWC−’10と称する特許請求の範囲第5または
    6項記載の組換え体プラスミド。 (9) ヒトインターフェロン−Tポリペプチドの誘導
    体をコードするDNA断片が組み込まれた組換え体プラ
    スミドを用い形質転換した微生物を培地に培養し、培養
    物中にヒトインターフェロン−Tポリペプチド誘導体を
    生成蓄積せしめ、該培養物からヒトインターフェロン−
    Tポリペプチド誘導体を採取することを特徴とするヒト
    インターフェロン−rポリペプチド誘導体の製造法。 Qf) 該DNA断片がトリプトファンプロモーターの
    下流に組み込まれたことを特徴とする特許請求の範囲第
    9項記載の製造法。 (11)該微生物が大腸菌に属することを特徴とする特
    許請求の範囲第9または10項記載の製造法。 (12)ヒトインターフェロン−Tポリペプチド誘導体
    が第1表に示したアミノ酸配列のうち3番目のCysを
    Tyrに変換した配列、1番目のCysをSerに変換
    した配列、3番目のCysをSerに変換した配列、1
    番目および3番目のCysをSerに変換した配列、ま
    たはN末端の1〜7番目のアミノ酸を欠失した配列を有
    することを特徴とする特許請求の範囲第9.10または
    11項記載の製造法。 (13)ヒトインターフェロン−Tポリペプチド誘導体
    をコードするDNA断片が組み込まれた組換体プラスミ
    ドを含む微生物。 (14)該DNA断片がトリプトファン、プロモーター
    の下流に組み込まれたことを特徴とする特許請求の範囲
    第13項記載の微生物。 (15)該微生物が大腸菌に属することを特徴とする特
    許請求の範囲第13または14項記載の微生物。 (16)該DNA断片が第1表に示した塩基配列のうち
    8番目のGをΔに変換した配列、2番目および/または
    8番目のGをCに変換した配列または1〜21番目の塩
    基を欠失した配列を有することを特徴とする特許請求の
    範囲第13〜15項記載の微生物。 (17) Bscherichia coli I G
     V A −4(FERM BP−395) (18) Bscherichia coli I G
     V K−L 3(FERM BP−432) (19) Bscherichia coli I G
     W C−10(FERM BP−397) (20) Escherichia coli I G
     B D−1(FERM BP−394)
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ES539068A ES8606490A1 (es) 1983-12-26 1984-12-26 Un derivado de polipeptido de interferon-a humano
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