JPS60136491A - カラーエンコーダにおけるカラークロストークを低減する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、カラーエンコーダにおけるカラークロストー
クを低減する装置に関する。

従来技術 カラーエンコーダの輝度信号チャネルに配置されたカラ
ークロストークの低減装置は公知である。公知の回路で
は、輝度信号が、一方では帯域フィルタを介して、他方
では不変のままで減算回路に供給される（ドイツ連邦共
和国特許出願公開第２４１１２９６号公報参照）。従っ
て。

色副搬送波領域にある輝度信号のスペクトル成分が抑圧
される。しかし、このスペクトル成分によってテレビ画
像の鮮鋭度が左右されるので。

帯域フィルタの出力信号は、閾値装置を介して減算回路
の出力信号に加算される。そのため。

所定の振幅までこのスペクトル成分が保持され１鮮鋭度
を向上している。

他の公知の回路では、エンコーダの輝度チャネルに色搬
送波ｌ・ラップ（つまり帯域抑圧フィルタ）が設けられ
、その減衰度は制御電圧によって調整される。この制御
電圧は１色副搬送波領域にある輝度信号成分の振幅全測
定することによって２葬られる。

発明の解決すべき問題点 第１の公知回路には１色搬送波領域にある輝度信号の成
分を、多くの画像内容に対して最適に抑圧することがで
きない１という欠点がある。

第２の公知回路の欠点は、輝度信号チャネルの帯域抑圧
回路によって不都合な位相ずれが起こり１画像縁部に障
害過渡振動が現われるということである。

本発明の課題は、カラーエンコーダでカラークロストー
ク全低減する装置において、この装置をその都度の画像
内容に適合させ、捷だ輝度信号音できるだけ障害なく伝
送することである。

問題点を解決するための手段 本発明によれば、この課題は次のようにして解決される
。すなわち、カラーエンコーダの輝度信号路に減算回路
を設け、この減算回路の一方の入力側に遅延した輝度信
号を供給し、他方の入力側には帯域フィルタおよび制御
可能な増幅器から得られた信号全供給し、ｔｉ制御可能
な増幅器に制御信号を供給するのである。

実施例 次に１図面を参照しながら実施例について本発明の詳細
な説明する。なお、各図面において同一の素子には同じ
参照番号を用いる。

第１図は本発明による装置の第１の実施例のブロック図
である。この回路には、入力側１に輝度信号が供給され
、出力側７からカラーエンコーダ（図示せず）へ送出さ
れる。輝度信号Ｙは遅延素子２を介して、その周波数が
不変のまま減算段３０入力側に達する。さらに輝度信号
Ｙは、帯域フィルタ４お工び制御可能な増幅器５を介し
て、減算回路３の負入力側に供給される。制御可能増幅
器５には、制御入力側６を介して、その増幅度を制御す
る制御電圧が供給される。

第２図は、第１図の装置の各点に対する伝達関数を周波
数ダイアダラムとして示している。

そのうち第２図ａは遅延素子２の出力側における直線的
な信号経過を示し、第２図すは帯域フィルタ４の特性を
示している。２つの信号を減算することにより、第１図
の回路の出力側７Ｋ。

第２図Ｃに示すような信号特性が生じる。第２図Ｃから
分るように、色副搬送波の領域にけ、異なる制御電圧に
応じて複数の特性曲線が生じる。この場合、Ｋは正規化
された制御電圧であり、その範囲は０〜１の間にある。

第３図の回路では、素子２　、３　、４　、５　、６゜
７から成る第１図の回路の他に、カラーエンコーダが示
されている。３原色信号Ｒ，Ｇ、Ｂが入力側１１，１２
．１３に供給される。マトリクス回路１０において、こ
れらの信号から輝度信号Ｙと色差信号Ｒ−Ｙ　、Ｂ−Ｙ
が取出される。

２つの色差信号は、それぞれ低域フィルタ１４゜（５） １５を介して変調器１６．１７に送られる。変調器１６
．１７（ｌ″ｊ：、相互に９０°だけ位相のずれた色搬
送波によって制御される。そのため、直角変調された色
搬送周波数信号が生じる。この信号はＮＴＳＣ方式にも
Ｐ　Ａ−Ｌ方式にも使用できる。

変調器に後置して帯域フィルタ１８が設けられ、変調時
に生じた高調波が抑圧される。こうして得られた色信号
Ｃは減算回路３の別の入力側に送られる。減算回路の出
力１ｉ１１７には複合カラーテレビ信号（Ｆ’ＢＡＳ）
が生じる。

第３図の回路では、増幅器５の増幅度を制御する制御電
圧を導出するために、回路１９．２０で色差信号の絶対
値が形成される。絶対値形成によって得られた信号は相
互に結合され、加算回路２１を介して検波器２２へ供給
される。検波器２２によって、増幅器５の制御入力側６
に供給される制御電圧が発生する。この検波器は、ピー
ク値に相応する信号全発生する公知のピーク値整流回路
とすることができる。ただし、色（６） 差信号は絶対値形成時に整流されているので、検波器と
して積分回路を使用してもよい。

第３図の回路には加算増幅器２３も設けられている。加
算増幅器には、彩度を表わす制御信号Ｐの他に、カラー
クロストークを低減するための制御信号も供給される。

そのために入力側２４．２５が設けられ、そこに制御信
号Ｒ９Ｑが加えられる。制御信号Ｒ，Ｑｌ導出する回路
の実施例は第４図および第５図に示きれている。

第４図には第１図の素子１　、２　、４．　、５が示さ
れている。帯域フィルタ４を通過した色副搬送波領域の
信号成分は、同期復調器２７へ送られる。同期復調器の
入力側２８には色搬送波が供給される。同期復調器の出
力信号は低域フィルタ２９へ送られ、その出力側に制御
信号Ｒ２が現われる。

増幅器５には、制御信号の代わりに電圧全供給してもよ
い。ただしこの電圧はその都度加わる画像内容に応じて
手動で調整される。

第４図の回路では、制御電圧を形成するために輝度信号
のある成分が供給される。この成分の周波数は色搬送波
周波数に近接している。

第５図でも、第１図の装置の素子１〜５が示されている
。ただしこの場合、遅延線路３１おまひ減算回路３２か
ら成る櫛形フィルタ装置を介（−で輝度信号が伝送され
る。遅延線路３１はある走査線期間だけ輝度信号を遅延
させる。２つの走査線の間で相互に相関する信号は減算
回路によって消去される。従って減算回路３２の出力側
には、実質的にノイズ信号だけが現われる。この信号は
絶対値形成回路３３を介して検波器３４へ供給される。

検波器の出力側に現われる信号の大きさはノイズの振幅
に比例しており、制御信号Ｑとして使用１−ることがで
きる。

発明の効果 本発明によれば、色副搬送波周辺の周波数領域を抑圧す
る必要のない画像内容に対して、輝度信号を歪みなくエ
ンコーダに伝送でき、また輝度信号に位相歪みが生じな
いようにすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による装置の第１の実施例のブロック図
、第２図は第１図の装置に生じる種々の信号の電圧−周
波数ダイアダラム、第３図は制御信号を得るため色飽和
度全利用する本発明による装置の第２の実施例のブロッ
ク図、第４図は同期復調器によって制御電圧全導出する
本発明による装置の第３の実施例のブロック図１第５図
は櫛形フィルタによって制御電圧全形成する本発明によ
る装置の第４の実施例のブロック図。 ２・・・遅延素子、３．３２・・・減算回路、４．１８
・・・帯域フィルタ、５・・・制御可能増幅器、６・・
・制御入力側、７・・・出力側、１４．１５．２９・・
低域フィルタ、１６．１７・・・変調器、１９，２０゜
３３・・・絶対値形成回路、２１・・・加算回路、２２
゜３４・・・検波器、２３・・・加算増幅器、２７・・
・同期復調器、３］・・・遅延線路。 （９）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　カラーエンコーダにおけるカラークロスト一り全
   低減する装置において、カラーエンコーダの輝度信号路
   に減算回路（３）が設けられ。 該減算回路の一方の入力側に遅延した輝度信号が供給さ
   れ、他方の入力側には帯域フィルタ（４）および制御可
   能な増幅器（５）から得られた信号が供給され、また制
   御可能な増幅器（５）に制御信号が供給される。ことを
   特徴とするカラーエンコーダにおけるカラークロスト−
   りを低減する装置。 ２、色副搬送波領域にある輝度信号成分から制御信号を
   得る特許請求の範囲第１項記載のカラーエンコーダにお
   けるカラークロストークを低減する装置。 ３、制御信号として調整可能な電圧が供給される特許請
   求の範囲第１項記載のカラーエンコーダにおけるカラー
   クロストークを低減する装置。