JPS60135595A - 電気メツキ用通電ロ−ル - Google Patents

電気メツキ用通電ロ−ル

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Publication number
JPS60135595A
JPS60135595A JP24347283A JP24347283A JPS60135595A JP S60135595 A JPS60135595 A JP S60135595A JP 24347283 A JP24347283 A JP 24347283A JP 24347283 A JP24347283 A JP 24347283A JP S60135595 A JPS60135595 A JP S60135595A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
shell
hardness
electroplating
welded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24347283A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Ishii
利明 石井
Arata Komitsu
好光 新
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP24347283A priority Critical patent/JPS60135595A/ja
Publication of JPS60135595A publication Critical patent/JPS60135595A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電気メツキ用通電ロールに関し、さらに詳しく
は、優れた表面硬度を有する電気メツキ用通電ロールに
関する。
従来において、電気メンキ用通電ロールは、例えば、5
US316等の耐蝕鋼板或いはNi合金の圧延拐を円筒
状に曲げて、その端縁を溶接してシェルを作成すること
により比較的容易にロールシェルが製造で外るが、次に
示すような問題点がある。
(1)上記した材料の板材の曲げを冷間で行なうと少し
加工硬化されて硬くなる場合があり、これは好ましいこ
とであるが、溶接した場合に溶接部で硬さが太ぎく変化
し、ロールシェル表面に硬さのばらつきが生じる。
(2)使用する」ニ記材料の板材の硬度はショア硬度3
5程度が最大であって、耐摩耗性が不充分である。
(3)溶接部に近接した溶接熱影響部の耐蝕性が低下す
る。
しかして、特にロールシェルの表面の硬さのばらつきは
耐摩耗性に差が出るので、使用中にロール表面ムラとな
ってメッキ品質を低下させ、即ち、メッキ面の光沢ムラ
を生じさせると共に、アークが発生してロール表面にア
ーク発生による疵が生じて再研磨しなければならなくな
る。そして、従来は、上記したNi合金のような高級材
料を使用しても3〜4週間の使用で再研磨を必要として
いた。
本発明は上記に説明した従来の電気メツキ用通電ロール
の種々の問題点を解消したものであって、ロール表面の
硬度が充分であり、がっ、耐摩耗性にも優れた電電メッ
キ用通電ロールを提供するものである。
本発明に係る電気メツキ用通電ロールの特徴とするとこ
ろは、ロール本体シェル部は、耐蝕性材料よりなる板材
が巻回されてその端縁を溶接して成形され、かつ、その
表面の硬さがショア硬度35以1−とすることにある。
本発明に係る電気メツキ用通電ロールにおいて、ロール
本体シェル部を構成する材料としては、SU S 31
.6等の耐蝕鋼板およびN1合金(Cr 14+u1%
、Mo 20I111%、F’e 8u+L%、Si 
0,6u+t%、Mn0.8+ut%、CO,05+I
lj%、V 0.03田L%、残部Ni(約56iuL
%)の圧延材が使用され、また、ロール本体シェル部の
表面は、ロール押伺は加工等により加工硬化さぜ、材料
自体の有する硬度よりさらに硬くし、ショア硬度35以
−にとすることにより、使用板材料と溶接部の硬度差を
なくしたものであって、両1摩耗性に優れ再研磨する期
間に大幅に延長することができる。
本発明に係る電気メツキ用通電ロールについて、図面に
示す例により説明する3゜ 即も、第1図(11)(+1)において、I−記した材
料よりなる板4・4を巻回してその端Hを溶接6するこ
とにより円筒状のロール本体シェル1を成形し、このロ
ール本1本シェル1をロールエンド′2(ロール軸)2
に溶接;(シて糾qてを完了する。l[は冷却水路を形
成するためのパイプで、5は冷却水通路である。次いで
゛、釦−)γを完了したロール表面会面をロール押イ」
け加工な施すことによυHs 4.0以−にに硬化させ
ることがで卜ると共(へ溶接部および溶接部近傍の熱に
〉背部の硬度のl、うを完全に消滅させることかできた
このような、ロール表面の硬度に−)いて第2図、第3
図および第・1図により説明する。
第2図はロール本本シェル部の溶接部近辺の拡大図であ
り、板材を巻回してその端縁を溶接した部分を示したも
ので、m材Sと溶接金属W−1−の点線に沿って硬さを
測定した。
第3図は板厚251□101の1−記した高級Ni合合
板板材巻回して端縁を突合せ溶接した後、表面を研3− 磨してから表面の硬度分布を測定した結果を示したもの
であって、ビッカース硬さで母材Sと溶接金属Wとの間
には硬度差50〜60もあることがわかる。
第4図は板厚25mmの上記した高級Ni合金板材を巻
回して端縁を突合せ溶接した後表面硬化処理を行ない、
表面を約0 、1 nun研磨してから硬度分布を測定
した結果を示したものであって、母材Sと溶接金属Wと
の間にはビッカース硬度で硬度差が10程度とロール表
面の硬度のばらつきが着しく少なくすることができ、表
面硬化処理を行なわない第3図に比較してビッカース硬
度が大幅に向−卜していることがわかる。
従って、本発明に係る電気メンキ用通電ロールは、従来
ロールの再研磨までの期間が3〜4週間であったものが
、6箇月程度に再研磨期間が延長し、さらに、ロール表
面上にある疵が浅いので再研磨量も少なく、ロール廃却
に至るまでの期間は従来の1()信置−1−に延長する
ことが可能である。
なお、ロール本体シェルは耐蝕性材料の板材を4− 巻Hするのであるが、板材な徐々に円筒状に成形する方
法、また、板材をスパイラル状に巻いていく方法、さら
に、板ヰ]を゛1′:円筒として2つの半円筒を合せる
方法等かあり、これら何れの方法によりロール本本シェ
ルを成形してもよい。
以上説明したように、本発明に係る電気メツキ用通電ロ
ールは)−記の構成を有しているものであるか呟ロール
表面は極めて硬く、さらに、耐摩耗性にも優れていて、
電気メンキ用として非常に長期間にわたって再研磨を心
受とすることなく操業が行なえるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係る電気メツキ用通電ロールの概略一
部断面図、第2図はロール本体シェルの母材と溶接金属
との硬度測定法を示す図、第3図は表面処理を行なわな
かった場合のロール表面の硬度分布を示す図、第・1図
は本発明に係る電気メツキ用通電ロールの表面の硬度分
布を示す図である。 11秦ロ一ル本体シェル、2−−ロールエンド(ロール
N+)、3・・ロールシェルとロールエンドとの固定溶
接部、4・・冷却水路形成パイプ、へ・・冷却水通路、
6・・ロール本体シェルを板材を巻回して端縁を溶接し
た時の溶接部、S・・l!) )4 、 W・・溶接金
属。 7−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ロール本体シェル部は、耐蝕性材料よりなる板材が巻回
    されてその端縁を溶接して成形され、かつ、その表面の
    硬さがショア硬度35以」−であることを特徴とする電
    気メツキ用通電ロール。
JP24347283A 1983-12-23 1983-12-23 電気メツキ用通電ロ−ル Pending JPS60135595A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24347283A JPS60135595A (ja) 1983-12-23 1983-12-23 電気メツキ用通電ロ−ル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24347283A JPS60135595A (ja) 1983-12-23 1983-12-23 電気メツキ用通電ロ−ル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60135595A true JPS60135595A (ja) 1985-07-18

Family

ID=17104394

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24347283A Pending JPS60135595A (ja) 1983-12-23 1983-12-23 電気メツキ用通電ロ−ル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60135595A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5083353A (en) * 1989-06-12 1992-01-28 Polimiroir Current-conducting roller

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5083353A (en) * 1989-06-12 1992-01-28 Polimiroir Current-conducting roller

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