JPS6013501Y2 - 圧電表示装置 - Google Patents

圧電表示装置

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JPS6013501Y2
JPS6013501Y2 JP3435381U JP3435381U JPS6013501Y2 JP S6013501 Y2 JPS6013501 Y2 JP S6013501Y2 JP 3435381 U JP3435381 U JP 3435381U JP 3435381 U JP3435381 U JP 3435381U JP S6013501 Y2 JPS6013501 Y2 JP S6013501Y2
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JP
Japan
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piezoelectric sheet
piezoelectric
display
conductive film
display device
Prior art date
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JP3435381U
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JPS57148173U (ja
Inventor
孝史 安井
和夫 西口
保広 永田
Original Assignee
ダイキン工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、透明な圧電シートに対する押圧操作により該
押圧した位置を表示器で対応表示する圧電表示装置に関
し、特にその外乱ノイズ対策に関するものである。
一般に、例えば囲基の練習を独りで行う場合には、基盤
および碁石を使用して、教本等を見ながら練習する方法
が行われているが、このような囲基の練習を基盤や教本
等を用いずに簡便に行うことができるように、本出願人
は前に、圧電シートを利用した囲基練習器を提案してい
る(実願昭第55−10010冴)。
すなわち、この提案の囲基練習器は、基盤目位置に対す
る押圧によりその検出信号を出力する透明な圧電シート
と、該圧電シートの下側に配設され、基盤目位置である
圧電シートの押圧位置と対応する位置を、′白石ヨであ
る円環形状および1黒石ヨである円形状のいずれか−っ
に選択表示する液晶表示器と、前記圧電シートの出力信
号に応じて液晶表示器を囲基のルールに基づいて表示作
動せしめる制御装置とを備えた圧電表示装置で構成され
たものである。
ところが、この囲基練習器においては、圧電シートを透
明にしているため、そのインピーダンスはlCf3Ω以
上となって相当高く、しかも出力信号の電圧も100m
V程度と小さく、そのため、圧電シートの出力信号に例
えば商用電源からの放射やスイッチのオンオフ時のパル
スノイズ等の外乱ノイズが乗りやすくなり、時には外乱
ノイズが正規の出力信号ノベル以上の強いノベルに達し
、この外乱ノイズによって誤動作するという問題があっ
た。
そこで、本考案は、前記構成の圧電表示装置において、
圧電シートの少なくとも上側(外側)に透明な絶縁シー
トを介して導電膜を設けるとともに、該導電膜の表示器
の非表示部分と対応する部分にアルミニウム等の高導電
性金属よりなる金属膜を設け、前記導電膜および金属膜
をアース接続することによる、圧電シートを外乱ノイズ
に対しシールド遮蔽するようにし、よって圧電シートの
出力表示を誤動作なく正確に行って、信頼性を高め得る
ようにした圧電表示装置を提供せんとするものである。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
第1図ないし第3図は本考案を囲基練習器に適用した場
合を示し、1は正方形状の基台、2は該基台1の上側位
置に配設された正方形の圧電シートであって、該圧電シ
ート2は、縦方向罫線を構成するように上面に等間隔に
並行する1鉢の線状の上部電極3,3・・・を一方の電
極として有する透明な上部圧電シート材4と、横方向罫
線を構成するように下面に前記上部圧電シート材4の上
部電極3,3.・・・と直交する1鉢の等間隔に並行す
る線状の下部電極5,5.・・・を一方の電極として有
する透明な下部圧電シート材6とが、該両圧電シート材
4,6間に透明なシート状のアース電極7を共通の他方
の電極として介在せしめて一体に接着されてなり、上方
からみた上部電極3,3.・・・と下部電極5,5.・
・・との交侭位置を指等で押圧した際に、該交点位置に
係る上部電極3および下部電極5と共通のアース電極7
との間にそれぞれ出力電圧信号を発生するように構成さ
れている。
前記圧電シート2の下側、すなわち圧電シート2と基台
1との間には、圧電シート2側にガラス板またはアクリ
ル等の透明樹脂板よりなる透明基板8を介在せしめて液
晶表示器9が配設され、該液晶表示器9の一方の電極(
例えば上側電極)は前記圧電シート2の上部電極3,3
.・・・および下部電極5,5.・・・のいずれか一方
と対応して並行に配され、かつ該上部電極3,3.・・
・と下部電極5.5・・・との交点と対応する位置にお
いて円形状の円形電極10.10.・・・および該円形
電極1o、in、・・・を取り囲む半円形状の円弧電極
11.11.・・・に形成されている一方、他方の電極
(例えば下側電極)は前記圧電シート2の上部電極3,
3.・・・および下部電極5,5.・・・のいずれか他
方と対応して並行に配され、かつ該上部電極3.3.・
・・と下部電極5,5.・・・との交侭と対応する位置
において上記一方電極と同様に円形状の円形電極10.
10.・・・および半円弧形状の円弧電極11,11.
・・・に形成されており、圧電シスト2の上部電極3,
3.・・・と下部電極5,5.・・・との交点と対応す
る位置に係る液晶表示器9の一方電極と他方電極との間
に後述の制御装置12の出力信号を選択的に入力せしめ
て、該位置の上下両側の円形電極10.10または円弧
電極11゜11間を電圧印加することにより、前記圧電
シート2の押圧位置と対応する位置を1白石ヨとしての
円環形状および1黒石ヨとしても円形状のいずれは一方
に選択表示するように構成されている。
また、前記圧電シート2と液晶表示器9との間には、第
3図に示すように制御装置12が設けられ、該制御装置
12は、圧電シート2に接続された入力インターフェー
ス13と、囲基のルールが入力されたマイクロコンピュ
ータ14と、該コンピュータ14にインターフェース1
5を介して接続され、コンピュータ14への入力信号を
磁気収録するカセットレコーダ16と、該カセットレコ
ーダ16および前記圧電シート2の信号を記憶するプロ
グラムメモリ17およびデータメモリ18と、前記コン
ピュータ14を使用せずにカセットレコーダ16および
圧電シート2のデータを直接読むダイレクトメモリアク
セス19と、該ダイレクトメモリアクセス19の出力信
号により前記液晶表示器9を駆動するドライバ20とか
らなり、圧電シート2の出力信号に応じて該圧電シート
2の出力信号発生位置(指等で押圧した位置)を伴別し
、該位置に対応して液晶表示器9を囲基のルールに基づ
いて表示作動せしめるように構成されている。
さらに、前記圧電シート2の上下両側(下側にあっては
圧電シート2と透明基板8との間)には透明な絶縁シー
ト21.21が配置接着され、該上側の絶縁シート21
の上面および下側の絶縁シート21の下面の各々には三
酸化インジウム(In2Ql)、二酸化スズ(Sn02
)またはこれらの混合物を蒸着してなる透明な導電膜2
2が設けられている。
また、該各導電膜22には、第2図に拡大詳示するよう
にアルミニウム等の高導電性金属を蒸着してなる金属膜
23が設けられ、該金属膜23の導電膜22への蒸着位
置は前記液晶表示器9の非表示部分、すなわち液晶表示
器9の多数の円形電極10.10および円弧電極11.
11が基盤目(19X19)状に配設された部分を囲む
周辺部分と対応する部分に限定され、前記両溝電膜22
,22および金属膜23.23は共に前記アース電極7
に接続されてアースされている。
尚、24は前記上側の絶縁シート21の上面に導電膜2
2および金属膜23を保護するように接着された透明な
保護シートである。
したがって、前記実施例においては、圧電シート2の上
部電極3,3.・・・と下部電極5,5.・・・との交
点位置(すなわち基盤目)を指で押圧すると、該交点位
置に係る上部電極3および下部電極5と共通のアース電
極7との間にそれぞれ電圧信号が発生し、該各型圧信号
は制御装置12のコンピュータ14に入力されて処理さ
れ、このコンピュータ14の信号処理により電圧信号発
生位置が判別され、この判別に基づきドライバ20によ
り前記圧電シート2の指で押圧した位置に対応する液晶
表示器9の上下の円弧電極11.11および円形電極1
0.10間のいずれか一方に電圧が印加され、それぞれ
1白石ヨおよび1黒石ヨのいずれかが選択表示される。
その際、前記圧電シート2はアース接続された透明な導
電膜22.22により覆われ、しかも該各導電膜22に
は高導電性の、すなわち抵抗値の低い金属膜23が設け
られているので、透明にしたことによって比較的抵抗値
が高い(抵抗値102〜1σΩ/、)導電膜22の導電
性が高められ、導電膜22がほぼアース電位に保持され
るため、圧電シート2の出力信号は商用電源からの放射
等外乱ノイズに対して完全にシールド遮蔽され、該出力
信号に外乱ノイズが乗ることはなく、よって圧電シート
2の押圧位置に対応した信号が正確に出力表示され、囲
基練習器の誤動作を防止することができる。
また、前記金属膜23は、導電膜22において液晶表示
器9の非表示部分と対応する部分(周辺部分)に限定し
て設けられているため、液晶表示器9の表示に支障を与
えるこてはなく、表示機能を充分に確保することができ
る。
さらに、前記上側の導電膜22には上から保護シート2
4が接着されているため、指による押圧やその他の物と
の接触によって該導電膜22が剥離欠損するのを防止す
ることができ、作動安定性および耐久性の向上を図るこ
とができる。
尚、前記実施例では、導電膜22を圧電シート2の上下
側両方に設けたが、圧電シートの上側のみに設けてもよ
く、本来の目的を充分に達威し得るものである。
しかし、シールド遮蔽効果を高める点では前記実施例の
如き構成が好ましい。
また、本考案は、前記実施例の如き囲基練習器以外に、
例えばキーボードやスイッチ等の圧電シートに対する押
圧位置を表示器により対応表示する圧電表示装置の全て
に対して適用することができ、表示器としても液晶以外
の表示器であってもよいことは勿論のことである。
以上説明したように、本考案によれば、押圧によりその
検出信号を出力する透明な圧電シートと、該圧電シート
の下側に配設され、圧電シートの押圧位置と対応する位
置を表示する表示器と、前記圧電シートの出力信号に応
じて表示器を作動せしめる制御装置とを圧電表示装置に
おいて、前記圧電シートの少なくとも上側に透明な絶縁
シートを介して透明な導電膜を設けるとともに、該導電
膜の前記表示器の非表示部分と対応する部分に高導電性
金属よりなる金属膜を設け、前記導電膜および金属膜を
アース接続したことにより、表示器の表示機能を妨げる
ことなく圧電シートを外乱ノイズに対してシールド遮蔽
してその出力表示を正確に行うことができ、よって信頼
性の高い圧電表示装置を提供することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は一部切開した斜
視図、第2図は要部構造を示す斜視図、第3図は制御装
置の概略構成説明図である。 2・・・・・・圧電シート、9・・・・・・液晶表示器
、12・・・・・・制御装置、21・・・・・・絶縁シ
ート、22・・・・・・導電膜、23・・・・・・金属
膜、24・・・・・・保護シート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 押圧によりその検出信号を出力する透明な圧電シート2
    と、該圧電シート2の下側に配設され、圧電シート2の
    押圧位置と対応する位置を表示する表示器と、前記圧電
    シート2の出力信号に応じて表示器を作動せしめる制御
    装置12とを備えた圧電表示装置において、前記圧電シ
    ート2の少なくとも上側に透明な絶縁シート21を介し
    て透明な導電膜22を設けるとともに、該導電膜22の
    前記表示器の非表示部分と対応する部分にアルミニウム
    等の高導電性金属よりなる金属膜23を設け、前記導電
    膜22および金属膜23をアース接続したことを特徴と
    する圧電表示装置。
JP3435381U 1981-03-11 1981-03-11 圧電表示装置 Expired JPS6013501Y2 (ja)

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JPS57148173U JPS57148173U (ja) 1982-09-17
JPS6013501Y2 true JPS6013501Y2 (ja) 1985-04-30

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