JPH1173135A - 入出力装置 - Google Patents

入出力装置

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JPH1173135A
JPH1173135A JP23521097A JP23521097A JPH1173135A JP H1173135 A JPH1173135 A JP H1173135A JP 23521097 A JP23521097 A JP 23521097A JP 23521097 A JP23521097 A JP 23521097A JP H1173135 A JPH1173135 A JP H1173135A
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Tsunemasa Mita
恒正 三田
Eiji Nishikawa
英二 西川
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決課題】 追記時に電源回路や処理回路を用いるこ
となしに、入力内容を入出力可能な入出力装置を提供す
ることを課題とする。 【解決手段】 印加電界に基づいて可撓性の表示画面の
表示状態を変化させる表示手段と、前記表示画面の下に
設けられた当該表示画面の視認側からの押圧によりその
押圧に対応した表示画面の位置に当該印加電界として電
界を発生する発生手段とを具備するように構成して課題
を解決した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ハンデイ端末機
器や携帯型情報通信機器や、あるいは複写機、ファクシ
ミリやプリンターなどのOA機器、更にはパーソナルコ
ンピューターやワードプロセッサーなどの情報処理機器
等の電子機器に広く用いることが可能な入出力装置に関
し、特に追記時に電源回路や処理回路を用いることなく
入出力を表示可能な入出力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のハンデイ端末機器や携帯
型情報通信機器などの電子機器や、あるいは複写機、フ
ァクシミリやプリンターなどのOA機器、更にはパーソ
ナルコンピューターやワードプロセッサー等に広く用い
ることが可能な入出力装置としては、液晶表示装置等の
出力装置の上面にタッチパネル等の入力装置を積層状態
に配置して表示を行うとともに、情報の入力を行えるよ
うに構成したものが知られている。
【0003】このような入出力装置に関する技術として
は、例えば、実開昭62−139025号公報、実開平
3−124542号公報、特開平6−332602号公
報及び特開昭63−247819号公報等に開示されて
いるものが既に提案されている。
【0004】上記実開昭62−139025号公報に係
る操作パネルスイッチは、多数表示を行なう操作パネル
スイッチであって、ドットマトリックス液晶表示素子の
上面に、複数の透明電極を有するメンブレンスイッチを
配置するように構成したものである。
【0005】また、上記実開平3−124542号公報
に係る液晶表示パネルを用いたスイッチ機構は、電子機
器の各種の機能をコントロールするスイッチ機構におい
て、電子機器の各種の機能を表すシンボル群が表示され
る液晶表示パネルと、複数画面分のシンボル群を記憶す
るメモリ部と、前記液晶パネルの前面に設けられてお
り、表示されたシンボル群に応じた機能に切り換えられ
る透明な感圧センサと、この感圧センサの機能を切り換
えるインターフェイス部と、前記液晶表示パネルを裏面
から照射するバックライトとを具備するように構成した
ものである。
【0006】さらに、上記特開平6−332602号公
報に係る情報処理装置は、種々の情報を表示する液晶デ
ィスプレイと、前記液晶ディスプレイの前面に張られた
感圧式タッチパネルと、前記液晶ディスプレイ上に適宜
表示され、表示時には、その表示上に入力された座標位
置を前記感圧式タッチパネルから受けとるソフトウェア
キーボードと、前記ソフトウェアキーボードの前面に置
いたり取り外したりする、前記ソフトウェアキーボード
のキー配列に合わせて上面にキーボタン状の突起を設
け、その突起の表面に前記ソフトウェアキーボードのキ
ー文字配列に合わせた文字を印刷などにより表示した突
起付キーボード入力補助部とを備えるように構成したも
のである。
【0007】一方、上記特開昭63−247819号公
報に係るタッチパネル入出力装置は、多数のキャラクタ
領域の集合として表示画面が構成される表示装置と、前
記画面上に重ねて設けられたマトリックス状のディジタ
ルタッチスイッチであって、1つの座標を検知する1つ
の区画領域の大きさが前記キャラクタ領域の区画とほぼ
等しく、かつ前記表示装置のキャラクタ領域の表示ピッ
チと前記ディジタルタッチスイッチの区画領域の検出ピ
ッチがほぼ等しいディジタルタッチスイッチとを有する
タッチパネル入出力装置において、前記表示装置のキャ
ラクタ領域に対して前記ディジタルタッチスイッチの区
画領域をX方向およびY方向に各々1/2ピッチずつず
らして重ねて配置するように構成したものである。
【0008】図20は上記の如く種々提案されている技
術のうち、従来の複写機のコントロールパネルの具体的
構造を示す断面図、図21は同分解図である。かかる従
来の構造において、上記情報入力ディスプレイ100
は、板ガラスを張り合わせて形成されている透過型の液
晶表示画面121と、この表示画面121の上に重畳配
置されるタッチパネル122とから構成されており、開
口部123を有するパネル板124が当該情報入力ディ
スプレイ100を覆うようになっている。上記液晶表示
画面121は、一対のガラス基板の対向する面に、透明
電極となるITO電極をクロスする形で設けるととも
に、これら一対のガラス基板を両者の間に液晶を挟持し
た状態で積層し、一対のガラス基板にマトリクス状に形
成されたITO電極に、表示用のCPU回路によって電
圧を印加することによって、画像を表示するように構成
されている。
【0009】また、上記タッチパネル122は、2枚の
ガラス基板上に所定のピッチ(例えば4mmピッチ)で
ITO等の透明な導電性薄膜のマトリックスを形成した
後に、これらガラス基板を僅かな間隙を持たせて張り合
わせたものであり、当該タッチパネル122の任意の位
置を押圧すると、かかる押圧力によって互いに対向する
導電性薄膜が局所的に接触して電気的導通を生じ、出力
信号のレベル変化に基づいてCPU回路125がタッチ
パネル122上の押圧位置を特定するように構成されて
いる。尚、図21中において符号126は上記液晶表示
画面121を背後から照明する蛍光灯、符号127は蛍
光灯126の照射光を液晶表示画面121の全面に拡散
させる光拡散板、符号128は上記蛍光灯126を点灯
させるインバータ回路である。
【0010】このような従来の情報入力ディスプレイ1
00においては、当該機器の使用機能に応じた仮想操作
ボタンを上記液晶表示画面121に表示し、これをユー
ザに押圧させるようにすれば、ユーザはタッチパネル1
22上から当該仮想操作ボタンを押圧することになるの
で、タッチパネル122上の押圧位置と仮想操作ボタン
の表示位置との関係から、当該仮想操作ボタンが押圧さ
れたか否かをチェックすることができる。従って、かか
る情報入力ディスプレイを有する従来のコントロールパ
ネルでは、上記液晶表示画面121の表示内容を使用機
能毎に変更することにより、一つの仮想操作ボタンに複
数の機能を割り付けることができるので、コントロール
パネル上に設ける物理的な操作ボタンの数を著しく減少
させることができる。さらに、上記タッチパネル22を
用いて文字等を入力可能に構成したものも既に提案され
ている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
の場合には、次のような問題点を有している。すなわ
ち、上記従来の情報入力ディスプレイ100等の入出力
装置において、例えば、タッチパネル122からなる入
力装置で入力された情報を、液晶表示画面121等から
なる出力装置で表示するためには、タッチパネル122
等の入力装置から入力された情報を、CPU回路125
によって当該タッチパネル122上の押圧位置を検出
し、このタッチパネル122の押圧位置の情報を、図示
しない処理回路を通して再度液晶表示画面121のマト
リクス電極に出力して表示する必要がある。そのため、
上記従来の情報入力ディスプレイ100等の入出力装置
においては、情報の入力及び表示を行なうために、CP
U回路125等からなる信号処理回路や、この信号処理
回路や液晶表示画面121等を駆動するための電源回路
が必要となる。したがって、上記従来の情報入力ディス
プレイ100等の入出力装置において、液晶シート等を
用いて薄型の入出力一体型の装置等としながら、可搬型
とするためには、別途電源回路や信号処理回路等が必要
となり、出力装置の表示内容に対してメモを書き加える
といった用途には装置が大掛かりになってしまうという
問題点があった。
【0012】そこで、本発明者らは、入出力装置に使用
可能な表示装置における入力の反映方法について鋭意研
究を重ねた結果、入力内容を電源回路や信号処理回路等
を用いることなしに出力に反映する方法を見い出し、本
発明に到達したものである。
【0013】従って、この発明の目的とするところは、
追記時に電源回路や処理回路を用いることなしに、入力
内容を入出力可能な入出力装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明(請
求項1記載の発明)の入出力装置は、前記目的を達成す
るために、印加電界に基づいて可撓性の表示画面の表示
状態を変化させる表示手段と、前記表示画面の下に設け
られた当該表示画面の視認側からの押圧によりその押圧
に対応した表示画面の位置に当該印加電界として電界を
発生する発生手段とを具備するものである。
【0015】このような構成により、表示画面の視認側
からの押圧により、表示手段が撓んで発生手段に押圧力
を伝達し、この結果、発生手段が押圧力に対応した表示
画面の位置に電界を発生する。発生した印加電界に基づ
いて、表示手段が、表示画面の表示状態を変化させ、電
源や、特別の処理手段がなくても表示手段に追記する、
言い換えれば直接表示をすることができ、更に表示手段
上には、視認性を低下させるようなものは置かれないの
で、視認性良く追記及び表示を行うことが可能となる。
尚、第1の発明は、入力情報を取り出す(又は表示画面
上の位置を検出する)手段を持たないので、表示装置と
いう表現もできるが、本明細書では、押圧に応じて表示
画面の位置に電界を発生することも入力として発明の名
称を入出力装置とする。
【0016】好ましくは、前記発生手段が、接地された
電極層と、この電極層上に積層された1以上のシート状
の圧電素子とを含むものであり、前記表示手段が、前記
圧電素子の上に積層配置された表示用電極が外されたシ
ート状の表示素子であり、前記表示素子の視認側に対し
て、接地されたペン状部材で押圧して書き込むことによ
り追記するものである。このような構成により、直接又
は人体等で間接的に接地されたペン状部材で表示素子の
視認側に対して押圧して書き込むと、書き込みに対応し
てシート状の表示素子が撓み、シート状の圧電素子を撓
ませるので、表示画面の書き込みに対応した位置に、表
示画面の視認側がマイナス、その反対側がプラスとなる
ような電界が発生して、表示素子の書き込みに対応した
位置の表示状態を変化させることにより、電源や、特別
の処理手段がなくても追記することが可能となり、表示
素子の視認側をペン状部材で接地し、表示素子の表示画
面上には接地のための部材も含め何も置かれないので、
視認性良く追記及び表示を行うことが可能となる。
【0017】また、好ましくは、前記発生手段が、接地
された電極層と、この電極層上に積層された1以上のシ
ート状の圧電素子とを含むものであり、前記表示手段
が、前記圧電素子の上に積層配置された表示用電極が外
されたシート状の表示素子であり、前記表示素子の上に
光透過性の透明電極層を積層して接地し、前記表示素子
の視認側に対して、ペン状部材で押圧して書き込むこと
により追記するものである。このような構成により、コ
ードレスのペン状部材で表示素子の視認側に対して押圧
して書き込むと、書き込みに対応してシート状の表示素
子が撓み、シート状の圧電素子を撓ませるので、表示画
面の書き込みに対応した位置に、表示画面の視認側がマ
イナス、その反対側がプラスとなるような電界が発生し
て、表示画面の書き込みに対応した位置の表示状態を変
化させることにより、電源や、特別の処理手段がなくて
も追記することが可能となり、表示素子の上には接地用
の透明電極のみなので、視認性良く追記及び表示を行う
ことが可能となる。更に、ペン状部材がコードレスであ
るので、操作性よく書き込むことができる。
【0018】第2の発明の入出力装置(請求項4記載の
発明)では、印加電界に基づいて可撓性の表示画面の表
示状態を変化させる表示手段と、前記表示画面の下に設
けられた当該表示画面の視認側からの押圧によりその押
圧に対応した表示画面の位置に当該印加電界として電界
を発生する発生手段と、 前記発生手段で発生された電
界に基づいて前記押圧に対応した表示画面上の位置を検
出する検出手段とを具備するものである。
【0019】このような構成により、第1の発明と同様
に、電源や、特別の処理手段がなくても表示手段に追記
することができ、視認性良く追記及び表示を行うことが
可能となると共に、検出手段により、発生手段で発生さ
れた電界に基づいて前記押圧に対応した表示画面上の位
置を検出するので、入力情報を取り出すことができる。
この結果、取り出された入力情報に基づき表示手段に情
報を表示することが可能となる。従って、追記(直接表
示)の単なる再表示だけでなく、手書き文書を認識等に
よりパターン情報等に変換して通常の電子文書として表
示することも可能となる。
【0020】好ましくは、前記発生手段が、対向面が電
極層を挟持して接地された第1及び第2のシート状の圧
電素子であり、前記表示手段が、前記圧電素子に積層さ
れたシート状の表示素子と、表示画面の視認側に少なく
とも追記時に接地される光透過性の透明電極とを含むも
のである。このような構成により、第1のシート状の圧
電素子を上側及び第2のシート状の圧電素子を下側とす
ると、表示画面の視認側がマイナスで第1のシート状の
圧電素子の表示素子側面がプラスとなるような電界が、
表示画面の書き込み(押圧)に対応した位置に発生する
と共に、この位置に対応する第1及び第2のシート状の
圧電素子の対向面にマイナス、第2のシート状の圧電素
子の検出面側にプラスとなるような電荷が発生するの
で、検出手段により書き込み(押圧)に対応した表示画
面上の位置を容易に検出することができる。
【0021】好ましくは、前記検出手段が、下側の第2
のシート状の圧電素子の下に配置され4隅に電極を持つ
抵抗膜層である。このような構成により、例えば、4隅
の電極にプルダウン抵抗を接続し、プルダウン抵抗の抵
抗値と、上記電荷発生位置から抵抗膜の電極迄の長さに
抵抗値との比の関係に応じて、対向するプルダウン抵抗
に生じる電圧の差動増幅した値により、X方向、Y方向
の位置が特定できるので、比較的簡単な構成で、書き込
み(押圧)に対応した表示画面上の位置を容易に検出す
ることができる。
【0022】好ましくは、前記検出手段が、下側の第2
のシート状の圧電素子の下に配置され2次元配列された
検出点を持つものである。このような構成により、正確
に書き込み(押圧)に対応した表示画面上の位置を容易
に検出することができる。例えば、MOS型のTFT
(薄膜トランジスタ)をマトリクス配置し、そのゲート
を検出点とすることができる。
【0023】好ましくは、前記発生手段及び検出手段
が、ストライプ状の抵抗膜電極を挟持したストライプ状
の圧電素子をマトリクス状に配置し、前記抵抗膜電極の
出力に基づいて前記位置を検出するものであり、前記表
示手段が、前記圧電素子に積層されたシート状の表示素
子と、表示画面の視認側に少なくとも追記時に接地され
る光透過性の透明電極とを含むものである。このような
構成により、表示素子を介して書き込み(押圧)に対応
した位置の圧電素子が撓み表示素子に電界を発生させる
と共に、両サイドの電極から位置を比較的正確に検出す
ることが可能となり、しかも発生手段と検出手段を一体
的に作ることができる。
【0024】第3の発明の入出力装置(請求項9記載の
発明)は、印加電圧に基づいて可撓性の表示画面の表示
状態を変化させる表示手段と、前記表示画面の下に設け
られ当該表示画面の視認側からの押圧によりその押圧に
対応した表示画面の位置に前記印加電界として電界を発
生する発生手段と、前記押圧に基づいて当該押圧に対応
した表示画面上の位置を検出する検出手段とを具備する
ものである。
【0025】このような構成により、第1、第2の発明
と同様に、電源や、特別の処理手段がなくても表示手段
に追記することができ、視認性良く追記及び表示を行う
ことが可能となると共に、検出手段により、表示手段及
び発生手段を介して前記押圧に対応した表示画面上の位
置を検出するので、入力情報を取り出すことができる。
この結果、取り出された入力情報に基づき表示手段に情
報を表示することが可能となる。従って、追記(直接表
示)の単なる再表示だけでなく、手書き文書を認識等に
よりパターン情報等に変換して通常の電子文書として表
示することも可能となる。また、検出手段も表示画面及
び発生手段の下に設けられるので、従来のタッチパネル
のような表示画面の上に設ける場合より視認性を向上さ
せることができると共に、検出手段として透明電極を用
いる必要がないので、比較的構造の簡単なメンブレンス
イッチなどが使用でき、コストを低減することができ
る。
【0026】好ましくは、前記発生手段が、接地された
電極層と、この電極層上に積層された1以上のシート状
の圧電素子とを含むものであり、前記表示手段が、前記
圧電素子の上に積層配置されたシート状の表示素子と、
表示画面の視認側に少なくとも追記時に接地される光透
過性の透明電極とを含むものである。このような構成に
より、更に構成を簡単にすることができる。
【0027】好ましくは、第2及び第3の発明における
表示画面の視認側の前記透明電極が、前記検出手段の出
力に基づく情報が与えられ、該情報に基づく横電界を発
生して表示画面上に情報を表示するものである。このよ
うな構成により、液晶表示素子などの表示素子に対して
有利に追記と行うことができる。
【0028】好ましくは、第2及び第3の発明における
前記表示手段が、視認側の前記透明電極に対向して光透
過性の透明電極を備え、これらの透明電極が、前記検出
手段の出力に基づく情報が与えられ、透明電極間に該情
報に基づく縦電界を発生して表示画面上に情報を表示す
るものである。このような構成により、表示素子の種類
を制限することなく実現できる。
【0029】好ましくは、第1乃至第3の発明におい
て、前記表示手段が表示情報を記憶する記憶性のある表
示素子である。例えば、球体回転型表示素子(米国特許
明細書4143103号等)や、強誘電液晶表示素子な
どの記憶性のある液晶表示素子等々を挙げることができ
る。
【0030】
【発明の実施の形態】以下にこの発明を図示の実施の形
態に基づいて説明する。
【0031】実施の形態1 図1はこの発明に係る入出力装置の一実施の形態を示す
ものである。
【0032】この実施の形態1に係る入出力装置1は、
図1に示すように、大きく分けて、表示素子としての液
晶表示パネル2と、その裏面側に配置されるシート状の
圧電素子3とから構成されている。
【0033】上記液晶表示パネル2は、反射型の液晶表
示パネルからなり、可撓性を備えたシート状に形成され
ている。この液晶表示パネル2は、図1及び図2に示す
ように、液晶表示部20の表裏両面側に一対の偏光板2
1、21を配置して構成されているが、これら一対の偏
光板21、21は、液晶表示部20に直接積層されてい
る必要はなく、一対の偏光板21、21と液晶表示部2
0との間に他の層や板状部材を介在させても良い。この
液晶表示パネル2のうち、液晶表示部20は、図2に示
すように、一対のPES(ポリエーテルサルフォン)製
のシート22、22の間に、液晶23を積層して構成さ
れている。また、一対のPESシート22、22の外側
には、偏光板21、21が配置されている。上記一対の
PESシート22、22の間に積層される液晶23とし
ては、例えば、強誘電性高分子液晶が用いられるが、こ
れに限定されるものではなく、他の種類の液晶を用いて
も勿論よい。
【0034】上記液晶表示パ3ル2の液晶表示部20と
しては、例えば、基本的な構成及び動作が特許第251
2290号公報等に開示されているように構成したもの
が用いられるが、更に具体的には、出光興産(株)社の
出願に係る特開平5−61061号公報や特開平5−2
73531号公報等に開示されているように構成したも
のを用いることができる。ただし、この液晶表示パネル
2の液晶表示部20では、一対のPESシート22、2
2に透明な電極となるITO電極を蒸着する必要はな
く、一対のPESシート22、22の一方又は双方に、
強誘電性高分子液晶等からなる液晶23を塗布して製膜
し、対向する一対のPESシート22、22をラミネー
トした後、複数のローラ間を通過させることによって曲
げによる配向処理を施して製造される。ここで、強誘電
性高分子液晶からなる液晶23を用いた液晶表示パネル
2は、メモリ性を有しているため、電圧の印加を停止し
た状態でも、表示画面を保持可能であるという特性を有
している。
【0035】また、上記液晶表示パネル2の表面側、即
ち視認側には、PESシート22と偏光板21との間
に、乱反射等を防止して当該液晶表示パネル2の視認性
を向上させるための視認性向上シートからなる緩衝層2
4が積層状態に配置されている。この視認性向上シート
からなる緩衝層24としては、例えば、ゲル状の樹脂ま
たはゴム状の樹脂からなるものが用いられる。この視認
性向上シートからなる緩衝層24の表面には、電界が加
えられた液晶の光学的異方性の変化に基づいて表示画像
の濃淡を明らかにするために、偏光板21が積層配置さ
れている。その際、可撓性を有する液晶表示部20と偏
光板21との間に介在される緩衝層24は、他の部材と
屈折率が大きく異なると、外光の反射を起こしてしま
い、液晶表示パネル2の表示品質が悪くなる。そのた
め、上記視認性向上シートからなる緩衝層24として
は、空気の屈折率が1.0であるのに対して、強誘電性
液晶23や偏光板21等を構成する合成樹脂の屈折率は
1.4付近であるため、透明な緩衝層24のゲル状樹脂
またはゴム状樹脂の屈折率は1.4近傍のものを用いる
のが最適である。
【0036】これに適したものとして、例えば、日東電
工社製の視認性向上シートが屈折率1.46であること
から、緩衝層24としては、例えば、厚さ400μmの
粘着性を持った日東電工社製の視認性向上シートが用い
られ、この視認性向上シート24は、液晶表示パネル2
と偏光板21との間に、その粘着性によって接着保持さ
れた状態で介在される。上記緩衝層24として用いられ
る視認性向上シートは、例えば、アクリル系ポリマー等
のゲル状樹脂や、シリコーン系樹脂ポリマー等のゴム状
樹脂からなるものが用いられる。
【0037】また、上記液晶表示部20の裏面側には、
何らの部材を介在することなく偏光板21がそのまま積
層配置されており、この裏面側の偏光板21は、液晶表
示パネル2の表面側に配置される偏光板21と直交する
ように配置されている。さらに、上記液晶表示パネル2
の裏面側に配置された偏光板21の下部には、必要に応
じて、液晶表示パネル2の表面側から入射する光を反射
する反射板25が積層配置されている。この反射板25
としては、例えば、合成樹脂製の反射材料等が用いられ
る。
【0038】さらに、上記液晶表示パネル2の裏面側に
は、図1及び図2に示すように、シート状の圧電素子3
が、感度を向上させるため二枚張り合わせた状態で積層
されている。ここで、上記シート状圧電素子3として
は、例えば、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)等から
なるシートが用いられる。また、上記二枚張り合わせた
シート状圧電素子3のうち、下方に位置するシート状圧
電素子3の裏面には、アルミニウム等からなる薄膜電極
4が、蒸着等の手段によって着膜されており、この薄膜
電極4は、例えば、接地されることによって電位が固定
されている。
【0039】以上の構成において、この実施の形態1に
係る入出力装置では、次のようにして、電源回路や処理
回路を用いることなしに、入力内容を表示可能となって
いる。
【0040】すなわち、上記実施の形態1に係る入出力
装置1では、図3に示すように、液晶表示パネル2の表
面から接地電位に固定したスタイラスペン5を用いて、
文字や図形等の情報を記入することによって、情報の入
力を行う。なお、上記スタイラスペン5は、あらためて
アースに接続する必要はなく、人間の体を通して接地電
位に固定するようにしても勿論良い。また、上記スタイ
ラスペン5は、例えば、表示素子2に接触する先端部が
金属材料で形成され、この金属材料で形成される先端部
分に人間の指等が接触するように構成すればよい。
【0041】ところで、上記のごとく、表示素子の表面
から接地電位に固定したスタイラスペン5を用いて、文
字や図形等の情報を記入すると、スタイラスペン5で押
圧された位置は、図3に示すように、表示された素子の
裏面側に積層状態に配置されたシート状の圧電素子3
が、表示素子2と共に下向きに凸形状に変形する。する
と、この変形したシート状の圧電素子3には、図4に示
すように、変形した部分の曲率半径Rに反比例するよう
に分極Pに基づく電荷が発生するため、文字等の記入す
る接地電位に固定されたスタイラスペン5の先端部分と
の間に電界が形成される。その結果、上記液晶表示パネ
ル2からなる表示素子は、電界が印加された部分のみ強
誘電液晶23の配向状態が変化するため、この液晶表示
パネル2には、スタイラスペン5で記入した軌跡に応じ
て画像情報が表示される。なお、上記強誘電性高分子液
晶23は、前述したように、メモリ性を有しているた
め、シート状圧電素子3の変形が元に戻り、電界が印加
されなくなった状態でも、スタイラスペン5によって記
入された情報を表示し続けることができるようになって
いる。
【0042】このように、上記実施の形態1に係る入出
力装置では、電源回路や処理回路を用いることなしに、
スライラスペン5によって液晶表示パネル2の表面から
所望の情報を記入するだけで、当該液晶表示パネル2に
入力内容を表示することが可能となっている。
【0043】なお、液晶表示パネル2に表示された画像
情報を消去するには、図示しない消去回路によって、当
該液晶表示パネル2に反転した電界を印加すればよい。
【0044】実施の形態2 図5はこの発明の実施の形態2を示すものであり、この
実施の形態2では、表示素子が液晶表示パネルではな
く、特開平3−188489号公報等に開示されている
ように、ツイステイングボールパネルデイスプレイとも
呼ばれるアドレス可能なデイスプレイ装置を用いるよう
に構成されている。
【0045】この特開平3−188489号公報に係る
アドレス可能デイスプレイ装置は、紙様シートを含んで
おり、前記紙様シートは複数の実質的に球形のボールが
装填された透光性主体層を具備し、前記各ボールは対照
色及び異なる表面電荷の少なくとも2つの相異なる面を
有し、前記各ボールは誘電液体で満たされた実質的に球
形の空洞内に収容されて回転自由であり、更に、前記紙
様シートに対して相対的に移動可能であり、及び、前記
ボールを回転させることによって前記紙様シート上に情
報を可視とするための帯電可能電極手段を有しているア
ドレス手段を含んで成るものである。
【0046】更に詳しく説明すると、このアドレス可能
デイスプレイ装置を構成するデイスプレイシート30
は、図5に示すように、主体層31のみからなってお
り、このシートには、内部の空洞32内で回転可能な小
形のボール33が装填されており、また、このシートに
強い機械的特性を与えるための保護用の上下の層34が
設けられている。或いはまた、上層のみを保護するか、
またはシートを保護外装内に完全に格納してもよい。上
記主体層31は、厚さ約0.127〜0.508mmの
シート状の、シリコンゴムのようなエラストマ製であ
り、内部には、各々が直径約15〜30μmの高密度誘
電体ボール33が分散されている。各ボール33は、こ
の半球ずつが対照色、好ましくは、一方が白で他方が黒
に着色され、そして電界内で相異なる表面電荷を持つよ
うになっている。各ボール33は、球形空洞32内に収
容され、ボール33と空洞32との間の空間には誘電液
体が満たされ、ボール33が自由に回転できるようにな
っている。
【0047】上記デイスプレイシート30は、所定の極
性の、及び閾値よりも高い電位の電界が与えられると、
上記ボール33は整列し、その黒い面がすべて一つの方
向に向く。この方向からみると、デイスプレイシート3
0は黒くみえる。これと逆に、前記電界の極性を逆転さ
せると、ボール33は180°回転させられて白い面が
目視方向に向き、デイスプレイは白く見える。また、こ
のデイスプレイシート30は、不揮発製画像格納が可能
である。即ち、電界が変わらない限り、ボール向きのパ
ターンは無限に保持される。強い振動が加えられてもボ
ール向きが変わることはない。
【0048】この実施の形態2に係るデイスプレイシー
ト30の場合には、液晶表示パネルと異なり、偏向板等
を用いる必要がないので、その分だけデイスプレイシー
ト30を薄く形成することができ、スタイラスペン5の
押圧力を一層効果的に圧電素子3に伝達することがで
き、スタイラスペン5による追記等を一層確実に行なう
ことができる。
【0049】実施の形態3 図6はこの発明の実施の形態3を示すものであり、前記
実施の形態1と同一の部分には同一の符号を付して説明
すると、この実施の形態3では、スタイラスペンを接地
電位に固定する必要がなく、情報の記入が自由に行える
ように構成したものである。
【0050】すなわち、この実施の形態3に係る入出力
装置1は、図6に示すように、表示素子2の表面に透明
電極7が一様に形成されており、この透明電極7をアー
スに接続して、接地電位に固定するように構成されてい
る。上記透明電極7としては、例えば、ITO(Int
ium Tin Oxide)等からなるものが用いら
れるが、他の材料からなる透明電極を用いても良いこと
は勿論である。なお、この透明電極7は、スタイラスペ
ン5による記入の際の押圧力が圧電素子に効率良く伝わ
るようにするため、なるべく薄く形成するのが望まし
い。
【0051】こうすることによって、スタイラスペン5
自体は、接地電位に固定する必要がなく、自由な電位と
しても図1で説明した実施の形態と同様の効果を得るこ
とがでいる。したがって、上記のごとく構成される入出
力装置1に情報の記入を行う筆記具の種類や特性は、ス
タイラスペン5に限定されることはなく、任意の筆記具
を使用することが可能となる。なお、上記透明電極7の
電位は、もちろん接地電位に限られるものではなく、一
定電位に固定されていればよい。
【0052】実施の形態4 図7はこの発明の実施の形態4を示すものであり、前記
実施の形態1と同一の部分には同一の符号を付して説明
すると、この実施の形態3では、単に表示素子に対して
自動的に情報を入力可能なだけではなく、入力した情報
を電気信号として取り出すことが可能となっている。
【0053】図7はこの発明の実施の形態4に係る入出
力装置を示すものである。
【0054】この実施の形態4に係る入出力装置1は、
図7に示すように、圧電素子3の裏面側に、抵抗膜8を
設けるとともに、当該抵抗膜8の縦方向及び横方向の四
辺には、図8に示すように、座標位置情報を取り出すた
めの取出用電極9a、9bを設けるように構成されてい
る。
【0055】また、上記入出力装置1は、2枚のシート
状圧電素子3の間に、アルミニウム等からなる薄膜電極
4が設けられており、上側のシート状圧電素子3が表示
のために、下側のシート状圧電素子3が座標位置情報を
取り出すために、それぞれ使用されるようになってい
る。
【0056】そして、上記実施の形態4に係る入出力装
置1は、透明電極の表面からスタイラスペン5によって
情報を記入することにより、前記実施の形態2と同様に
情報の表示を行うとともに、取出用電極9a、9bを設
けることによって、スタイラスペン5による押圧力によ
って発生した電荷を、図8に示すように、縦横両方向で
検出することにより、圧力を受けた位置を読み取ること
が出来るようになっている。これにより、必要に応じて
外部に入力情報を電気信号として取り出すことが可能と
なっているとともに、当該電気情報を表示素子2に対し
て自動的に表示することもできる。
【0057】更に説明すると、上記実施の形態4に係る
入出力装置1は、図8に示すように、座標位置情報を取
り出すための検出手段が、下側の第2のシート状の圧電
素子3の下に配置され4隅に取出用電極9a、9bを持
つ抵抗膜層8である。このような構成により、例えば、
4隅の取出用電極9a、9bにプルダウン抵抗(R4と
する)を接続し、プルダウン抵抗R4の抵抗値と、上記
第2のシート状の圧電素子3の電荷発生位置(電圧Vに
相当する電荷を発生する位置)から抵抗膜の電極迄の長
さに抵抗値との比(R1:R2)の関係に応じて、対向
するプルダウン抵抗R4に生じる電圧、{V/(R2+
R4)}×R4=VR2と、{V/(R1+R4)}×
R4=VR1との差(VR2−VR1)を差動増幅した
値により、X方向、Y方向の位置が特定できるので、比
較的簡単な構成で、書き込み(押圧)に対応した表示画
面上の位置を容易に検出することができる。
【0058】実施の形態5 図10はこの発明の実施の形態5を示すものであり、前
記実施の形態1と同一の部分には同一の符号を付して説
明すると、図7で示した実施の形態4においては圧電素
子とは別に検出手段を設けアナログ的に入力場所を検出
したが、この実施の形態5においては、圧電素子とは一
体に検出手段を設けデジタル的に入力情報を検知するよ
うに構成されている。
【0059】図10はこの発明の実施の形態5に係る入
出力装置を示すものである。
【0060】この実施の形態5に係る入出力装置10
は、図10に示すように、大きく分けて、表示素子とし
ての液晶表示パネル2と、その裏面側に配置され、表示
素子に情報を表示すると共に情報を入力するための機能
を兼ね備えた入力手段11、12とから構成されてお
り、液晶表示パネル2は、前記実施の形態1と同様に構
成されている。
【0061】上記入力手段は、図10及び図11に示す
ように、第1層の入力素子11と第2層の入力素子12
を二層重ねて構成されている。上記第1層の入力素子1
1及び第2層の入力素子12は、図11及び図12に示
すように、それぞれ直線状に形成された圧電素子13と
抵抗層14を交互にストライプ状に配置して構成され、
これらの圧電素子13と抵抗層14が互いにクロスする
ように積層状態に配置されている。上記圧電素子13
は、例えば、PVDF等によって形成され、又抵抗層1
4は、ITO等によって形成される。また、上記第1層
の入力素子11及び第2層の入力素子12の抵抗層14
が交差する部分には、絶縁層15が部分的に又は全面に
介在されており、第1層の入力素子11及び第2層の入
力素子12のそれぞれ抵抗層14を流れる電荷が、他の
層の抵抗層14に流れ込むのを防止するようになってい
る。
【0062】また、上記第1層の入力素子11及び第2
層の入力素子12は、図13に示すように、各抵抗層1
4が電子的な走査回路16、17を介して、個別にオペ
アンプからなる差分回路に接続可能となっており、第1
層の入力素子及び第2層の入力素子の各抵抗層からの出
力は、差分回路によって互いにその差が検出されるよう
になっている。
【0063】以上の構成において、この実施の形態5に
係る入出力装置においては、次のようにして、電源回路
や処理回路を用いることなしに、入力された内容を出力
して表示することが可能となっているとともに、記入さ
れた情報の入力が可能となっている。
【0064】すなわち、この実施の形態5に係る入出力
装置10においては、前述したように、液晶表示パネル
2の表面にスタイラスペン5を用いて所望の情報を記入
することによって、当該スタイラスペン5によって押圧
された第1層の入力素子11及び第2層の入力素子12
の各圧電素子13は、図14に示すように、下向きに凸
状に変形して電荷を発生する。その際、上記各圧電素子
13に隣接した抵抗層14は、図13に示すように、差
分回路18に接続された抵抗R,Rを介して接地されて
いるため、押圧された位置の圧電素子13に発生した電
荷は、表示素子2の表面に積層された透明電極7との間
に電界を生じさせる。その結果、スタイラスペン5によ
って押圧された位置に相当する液晶表示パネル2の液晶
23は、配向状態が変化して光学的な異方性が他の部分
と異なるため、スタイラスペン5で押圧された軌跡にし
たがって画像を表示する。
【0065】一方、第1層の入力素子11及び第2層の
入力素子12は、図13に示すように、各圧電素子に発
生した電荷が、隣接する抵抗層を介すると共に、走査回
路16、17によって切り換えられて、順次差分回路1
8に接続され、当該差分回路18によって第1層の入力
素子11の抵抗層14の出力と、第2層の入力素子12
の抵抗層14の出力の差分が求められる。
【0066】その際、上記第1層の入力素子11と第2
層の入力素子12の押圧された位置が、図15(a)に
示す点Aであるとすると、この点Aに隣接する第1層の
入力素子11と第2層の入力素子12の抵抗層14から
は、図15(b)に示すように、それぞれ圧電素子に生
じた分極電荷に相当する電圧Vが出力されることにな
る。そのため、例えば、第1の入力素子11の各抵抗層
14を基準にして、第2の入力素子12の抵抗層14の
出力を順次走査していくと、スタイラスペン5の押圧位
置に隣接しない抵抗層14からは、電圧が出力されない
が、スタイラスペン5で押圧された位置に隣接する抵抗
層14からは、電圧Vが出力されることになる。よっ
て、上記第1層の入力素子11と第2層の入力素子12
の抵抗層14から出力された電圧の差分を取ったものを
順次走査していくと、図15(b)に示すように、スタ
イラスペン5で押圧された位置に隣接する抵抗層14に
対しては、出力電圧が2Vとなるため、スタイラスペン
5で押圧された位置の情報を自動的に入力することが可
能となる。
【0067】このように、上記実施の形態5では、電源
回路や処理回路を用いることなしに、入力内容を出力し
て表示することが可能となっているとともに、記入され
た情報の入力が可能となっている。
【0068】これにより、クロスする部分それぞれが圧
力検出部分となり、圧力を加えられた場所の両側の抵抗
膜14が読み出し電極として働き、これを外部に接続す
ることにより、入力場所を外部で検出することができ
る。入力情報が自動的に表示素子2に表示されることは
もちろんである。
【0069】実施の形態6 図16はこの発明の実施の形態6を示すものであり、前
記実施の形態1と同一の部分には同一の符号を付して説
明すると、この実施の形態6では、電源回路や処理回路
を用いることなく、入力内容を出力して表示することが
可能なことは勿論のこと、任意の画像情報をも自動的に
表示可能となっている。
【0070】すなわち、この実施の形態6に係る入出力
装置10は、図16に示すように、液晶表示部2が透明
電極であるITO電極26、26を備えており、このI
TO電極26、26は、所定のピッチで一対のPES
(ポリエーテルサルフォン)製のシート22、22に、
直線状に蒸着されている。上記一対のPESシート2
2、22にそれぞれ蒸着されるITO電極26、26
は、互いに直交するように所定のピッチで直線状に配置
されており、上側の電極26と下側の電極26とでマト
リックスを形成するようになっている。
【0071】また、上記液晶表示パネル2の裏面側に
は、抵抗膜8と圧電素子3と薄膜電極4と圧電素子3と
が順次積層されている。なお、上記一対のPESシート
22、22にそれぞれ蒸着されたITO電極26、26
は、スタイラスペン5で追記等する際にはアースに接続
されて接地電位に維持されるようになっており、スタイ
ラスペン5による追記等で圧電素子3に生じる電荷との
間で電界を形成するようになっている。
【0072】図17は上記のごとく構成される入出力装
置1の制御回路を示すブロック図である。
【0073】図17において、60は入出力装置10を
制御するためのCPUを示すものであり、このCPU6
0は、入力情報に基づいた表示画面を表裏両面の液晶表
示パネル2の液晶表示部20に表示する。すなわち、C
PU60は、表示する画面の構成データ(以下、フレー
ムデータと呼ぶ)に基づいて、ドライバー回路61を介
して各液晶表示部20への描画処理を行うようになって
いる。
【0074】そのため、この実施の形態6に係る入出力
装置10では、液晶表示パネルと圧電素子との組み合わ
せにより、追記においては電源回路や処理回路を用いる
ことなく、入力内容を出力して表示することが可能なこ
とは勿論のこと、液晶表示パネル2にマトリクス状に設
けられたITO電極44に、画像情報に応じて電圧を印
加することにより、任意の画像情報をも自動的に表示可
能となっている。
【0075】実施の形態7 図18はこの発明の実施の形態7を示すものであり、前
記実施の形態1と同一の部分には同一の符号を付して説
明すると、この実施の形態7では、電源回路や処理回路
を用いることなく、入力内容を出力して表示することが
可能なことは勿論のこと、任意の画像情報をも自動的に
表示可能となっているが、表示素子に設けられる画像情
報表示用の電極の配置が前記実施の形態6と異なってい
る。
【0076】すなわち、この実施の形態7に係る入出力
装置10は、図18に示すように、液晶表示部2が透明
電極であるITO電極26を備えているが、このITO
電極としては、画素電極26aと対向電極26bとが所
定の画素毎に表面側のPES(ポリエーテルサルフォ
ン)製のシート22にのみ蒸着されている。上記表面側
のPESシート22に蒸着された画素電極26aと対向
電極26bとからなるITO電極26は、図示しないT
FT(薄膜トランジスタ)によって画素毎に駆動される
ようになっている。そして、この液晶表示素子2は、画
素電極26aと対向電極26bが形成する横方向の電界
によって、画像を表示するように構成されている。この
ように、上記液晶表示素子2に横方向の電界を印加して
画像を表示する技術としては、例えば、技術文献である
「NIKKEI MICRODEVICE」1996年
12月号 P134〜P135に開示されているものを
用いることができる。
【0077】また、上記液晶表示パネル2の下方には、
圧電素子3と抵抗膜8とが順次積層されている。なお、
上記一対のPESシート22、22にそれぞれ蒸着され
たITO電極26a、26bは、スタイラスペン5で追
記等する際にはアースに接続されて接地電位に維持され
るようになっており、スタイラスペン5による追記等で
圧電素子3に生じる電荷との間で電界を形成するように
なっている。
【0078】そのため、この実施の形態7に係る入出力
装置10では、液晶表示パネル2と圧電素子3との組み
合わせにより、電源回路や処理回路を用いることなく、
入力内容を出力して表示することが可能なことは勿論の
こと、任意の画像情報をも自動的に表示可能となってい
るが、液晶表示部20の片側にのみ透明電極を設ければ
よいので、その分だけ液晶表示パネル2を薄く形成する
ことができ、スタイラスペン5の押圧力を一層効果的に
圧電素子3に伝達することができ、スタイラスペン5に
よる追記等を一層確実に行なうことができる。
【0079】実施の形態8 図19はこの発明の実施の形態8を示すものであり、前
記実施の形態1と同一の部分には同一の符号を付して説
明すると、この実施の形態8では、電源回路や処理回路
を用いることなく、入力内容を出力して表示することが
可能なことは勿論のこと、任意の画像情報をも自動的に
表示可能となっているが、更に入力した情報を電気信号
として取り出すことが可能となっている。
【0080】すなわち、この実施の形態8に係る入出力
装置10は、図19に示すように、2枚のシート状圧電
素子3の裏面側に、メンブレンスイッチ70が積層状態
に配置されている。このメンブレンスイッチ70は、マ
トリクス状に形成された電極パターン71をそれぞれ縦
方向及び横方向に沿って所定のピッチでそれぞれ有する
一対のスイッチシート72、72と、これら一対のスイ
ッチシート72、72の間に配置され、電極パターン7
1のスイッチ部73に対応した領域74が円形状又は矩
形状に切り欠かれたスペーサシート75からなるものが
用いられる。上記メンブレンスイッチ70は、ペンや指
等で押された領域のスイッチシート72、72が撓ん
で、これら一対のスイッチシート72、72が形成され
たスイッチ部73が互いに接触することにより、押され
た位置の座標を検知するものが用いられる(特許第25
56711号公報)。
【0081】しかし、上記メンブレンスイッチ70とし
ては、これに限定されるものではなく、特開平8−31
5668号公報や特開平8−258147号公報、特開
平8−241647号公報、あるいは特許第25306
51号公報等に開示されている種々のものを用いること
ができ、その種類は問わないものである。
【0082】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の第
1の発明(請求項1記載の発明)の入出力装置では、表
示画面の視認側からの押圧により、表示手段が撓んで発
生手段に押圧力を伝達し、発生手段が押圧力に対応した
表示画面の位置に電界を発生し、発生した印加電界に基
づいて、表示手段が、表示画面の表示状態を変化させる
ように構成したので、電源や、特別の処理手段がなくて
も表示手段に追記する、言い換えれば直接表示をするこ
とができ、更に表示手段上には、視認性を低下させるよ
うなものは置かれないので、視認性良く追記及び表示を
行うことが可能となる。
【0083】第2の発明の入出力装置(請求項4記載の
発明)では、第1の発明と同様に、電源や、特別の処理
手段がなくても表示手段に追記することができ、視認性
良く追記及び表示を行うことが可能となると共に、検出
手段により、発生手段で発生された電界に基づいて前記
押圧に対応した表示画面上の位置を検出するように構成
したので、入力情報を取り出すことができる。この結
果、取り出された入力情報に基づき表示手段に情報を表
示することが可能となる。従って、追記(直接表示)の
単なる再表示だけでなく、手書き文書を認識等によりパ
ターン情報等に変換して通常の電子文書として表示する
ことも可能となる。
【0084】第3の発明の入出力装置(請求項9記載の
発明)では、第1、第2の発明と同様に、電源や、特別
の処理手段がなくても表示手段に追記することができ、
視認性良く追記及び表示を行うことが可能となると共
に、検出手段により、表示手段及び発生手段を介して前
記押圧に対応した表示画面上の位置を検出するので、入
力情報を取り出すことができる。この結果、取り出され
た入力情報に基づき表示手段に情報を表示することが可
能となる。従って、追記(直接表示)の単なる再表示だ
けでなく、手書き文書を認識等によりパターン情報等に
変換して通常の電子文書として表示することも可能とな
る。また、検出手段も表示画面及び発生手段の下に設け
られるので、従来のタッチパネルのような表示画面の上
に設ける場合より視認性を向上させることができると共
に、検出手段として透明電極を用いる必要がないので、
比較的構造の簡単なメンブレンスイッチなどが使用で
き、コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明に係る入出力装置の一実施の
形態を示す断面構成図である。
【図2】 図2は同じくこの発明に係る入出力装置の一
実施の形態を更に詳しく示す断面構成図である。
【図3】 図3はこの発明の実施の形態1に係る入出力
装置の使用状態を示す斜視説明図である。
【図4】 図4は曲率半径と分極との関係を示すグラフ
である。
【図5】 図5はこの発明の実施の形態2に係る入出力
装置を示す断面構成図である。
【図6】 図6はこの発明の実施の形態3に係る入出力
装置を示す断面構成図である。
【図7】 図7はこの発明の実施の形態4に係る入出力
装置を示す断面構成図である。
【図8】 図8はこの発明の実施の形態4に係る入出力
装置の抵抗膜を示す平面図である。
【図9】 図9はこの発明の実施の形態4に係る入出力
装置の使用状態を示す斜視説明図である。
【図10】 図10はこの発明の実施の形態5に係る入
出力装置を示す断面構成図である。
【図11】 図11はこの発明の実施の形態5に係る入
出力装置の第1及び第2の入力素子を示す平面構成図で
ある。
【図12】 図12はこの発明の実施の形態5に係る入
出力装置を示す分解斜視図である。
【図13】 図13はこの発明の実施の形態5に係る入
出力装置を示す分解斜視図である。
【図14】 図14はこの発明の実施の形態5に係る入
出力装置の使用状態を示す斜視説明図である。
【図15】 図15(a)(b)はこの発明の実施の形
態5に係る入出力装置の検出状態をそれぞれ示す説明図
である。
【図16】 図16はこの発明の実施の形態6に係る入
出力装置を示す断面構成図である。
【図17】 図17はこの発明の実施の形態6に係る入
出力装置の制御回路を示すブロック図である。
【図18】 図18はこの発明の実施の形態7に係る入
出力装置を示す断面構成図である。
【図19】 図19はこの発明の実施の形態8に係る入
出力装置を示す断面構成図である。
【図20】 図20は従来の複写機のコントロールパネ
ルの具体的構造を示す断面図である。
【図21】 図21は同分解図である。
【符号の説明】
1 入出力装置、2 液晶表示パネル、21 偏向板、
22 PESシート、23 液晶、3 シート状の圧電
素子、4 薄膜電極。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印加電界に基づいて可撓性の表示画面の
    表示状態を変化させる表示手段と、 前記表示画面の下に設けられた当該表示画面の視認側か
    らの押圧によりその押圧に対応した表示画面の位置に当
    該印加電界として電界を発生する発生手段とを具備する
    ことを特徴とする入出力装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の入出力装置において、前
    記発生手段が、接地された電極層と、この電極層上に積
    層された1以上のシート状の圧電素子とを含むものであ
    り、前記表示手段が、前記圧電素子の上に積層配置され
    た表示用電極が外されたシート状の表示素子であり、前
    記表示素子の視認側に対して、接地されたペン状部材で
    押圧して書き込むことにより追記することを特徴とする
    入出力装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の入出力装置において、前
    記発生手段が、接地された電極層と、この電極層上に積
    層された1以上のシート状の圧電素子とを含むものであ
    り、前記表示手段が、前記圧電素子の上に積層配置され
    た表示用電極が外されたシート状の表示素子であり、前
    記表示素子の上に光透過性の透明電極層を積層して接地
    し、前記表示素子の視認側に対して、ペン状部材で押圧
    して書き込むことにより追記することを特徴とする入出
    力装置。
  4. 【請求項4】 印加電界に基づいて可撓性の表示画面の
    表示状態を変化させる表示手段と、 前記表示画面の下に設けられた当該表示画面の視認側か
    らの押圧によりその押圧に対応した表示画面の位置に当
    該印加電界として電界を発生する発生手段と、 前記発生手段で発生された電界に基づいて前記押圧に対
    応した表示画面上の位置を検出する検出手段とを具備す
    ることを特徴とする入出力装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の入出力装置において、前
    記発生手段が、対向面が電極層を挟持して接地された第
    1及び第2のシート状の圧電素子であり、前記表示手段
    が、前記圧電素子に積層されたシート状の表示素子と、
    表示画面の視認側に少なくとも追記時に接地される光透
    過性の透明電極とを含むことを特徴とする入出力装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の入出力装置において、前
    記検出手段が、下側の第2のシート状の圧電素子の下に
    配置され4隅に電極を持つ抵抗膜層であることを特徴と
    する入出力装置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の入出力装置において、前
    記検出手段が、下側の第2のシート状の圧電素子の下に
    配置され2次元配列された検出点を持つものであること
    を特徴とする入出力装置。
  8. 【請求項8】 請求項4記載の入出力装置において、前
    記発生手段及び検出手段が、ストライプ状の抵抗膜電極
    を挟持したストライプ状の圧電素子をマトリクス状に配
    置し、前記抵抗膜電極の出力に基づいて前記位置を検出
    するものであり、前記表示手段が、前記圧電素子に積層
    されたシート状の表示素子と、表示画面の視認側に少な
    くとも追記時に接地される光透過性の透明電極とを含む
    ことを特徴とする入出力装置。
  9. 【請求項9】 印加電圧に基づいて可撓性の表示画面の
    表示状態を変化させる表示手段と、 前記表示画面の下に設けられ当該表示画面の視認側から
    の押圧によりその押圧に対応した表示画面の位置に前記
    印加電界として電界を発生する発生手段と、前記押圧に
    基づいて当該押圧に対応した表示画面上の位置を検出す
    る検出手段とを具備することを特徴とする入出力装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の入出力装置において、
    前記発生手段が、接地された電極層と、この電極層上に
    積層された1以上のシート状の圧電素子とを含むもので
    あり、前記表示手段が、前記圧電素子の上に積層配置さ
    れたシート状の表示素子と、表示画面の視認側に少なく
    とも追記時に接地される光透過性の透明電極とを含むこ
    とを特徴とする入出力装置。
  11. 【請求項11】 請求項5又は10記載の入出力装置に
    おいて、前記透明電極が、前記検出手段の出力に基づく
    情報が与えられ、該情報に基づく横電界を発生して表示
    画面上に情報を表示するものであることを特徴とする入
    出力装置。
  12. 【請求項12】 請求項5又は10記載の入出力装置に
    おいて、前記表示手段が、視認側の前記透明電極に対向
    して光透過性の透明電極を備え、これらの透明電極が、
    前記検出手段の出力に基づく情報が与えられ、透明電極
    間に該情報に基づく縦電界を発生して表示画面上に情報
    を表示するものであることを特徴とする入出力装置。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至12のいずれかに記載の
    入出力装置において、前記表示手段が表示情報を記憶す
    る記憶性のある表示素子であることを特徴とする入出力
    装置。
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