JPS6013472Y2 - 無煙灸 - Google Patents

無煙灸

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Publication number
JPS6013472Y2
JPS6013472Y2 JP8473581U JP8473581U JPS6013472Y2 JP S6013472 Y2 JPS6013472 Y2 JP S6013472Y2 JP 8473581 U JP8473581 U JP 8473581U JP 8473581 U JP8473581 U JP 8473581U JP S6013472 Y2 JPS6013472 Y2 JP S6013472Y2
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JP
Japan
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heat
heat sink
container
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JP8473581U
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JPS57197921U (ja
Inventor
誠一 矢崎
Original Assignee
藤本株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、火を用いないで施灸することができる無煙灸
に関するものである。
従来、灸はモグサの燃焼熱によって患部の治療を行なっ
ているため、モグサの燃焼時に生じる煙が室内の空気を
汚染し、環境を悪化させる他、火気による火災、火傷の
おそれもあった。
本考案は、上記の難点に対処したもので、その目的とす
るところは、熱源として水と酸素に触れると発熱する発
熱材を利用することによって、空気を汚染するおそれが
なく、火気による弊害がない安全な無煙灸を提供しよう
とするものである。
以下、一実施例の第1図〜第3図について詳細に説明す
る。
第1図は条体の斜視図、第2図は第1図のA−A′線断
面斜視図、第3図は放熱板と集熱部材の斜視図である。
1は酸素と水に触れることによって発熱する粉状の発熱
材で、鉄粉等の金属単体或いは鉄粉を含む金属発熱組成
物(例えば鋳鉄粉、硫酸銅、二酸化マンガン、酸化第二
鉄、塩化アンモニウム、ポリウレタンホーム等の組成に
よるもの)、その他酸素に触れ水に浸せば容易に発熱す
るものが用いられる。
2は筒状容器で、内部に発熱材1を収納して閉鎖されて
いる。
この筒状容器2は、内部の発熱材1に水が浸潤し且つ酸
素に触れるように、通気性と通水性が良好な紙、布、不
織布等によって形成されている。
3は棒状の集熱部材で、第3図のように放熱板4の中心
部の上面にこれと一体に垂直状に設けられており、両者
はアルミニウム、鉄等の熱伝導性に優れた材質によって
形成されている。
この放熱板4は容器2の外底部に取付けられ、集熱部材
3を容器2の底部を貫通させて容器2の内部へ挿入し、
発熱材1に接触させている。
このため、発熱材1から発生した熱は集熱部材3に吸収
され、外部の放熱板4に伝導される。
5は接着剤で、放熱板4の底面に塗布されており、水を
付着すると粘度が増大するアラビヤ糊等が用いられる。
上記の構成からなる条体は、外気と遮断可能なアルミニ
ウムフィルム等からなる袋(図示せず)に収納して密閉
されている。
従って、使用に際しては、袋を解放して条体を取出し、
水に浸すと放熱板4に塗布された接着剤5の粘性が増大
するので、これを利用した加療点たる身体のツボ(経穴
)等に接着する。
時間の経過と共に、発熱材1は水と酸素とによって化学
反応を起こして発熱し、この熱は集熱部材3に吸収、集
熱されて放熱板4に伝導され、この放熱板4から放射さ
れる熱によって加療点に対して施灸される。
第4図は本考案の他実施例を示すもので、棒状の集熱部
材3を複数本にしたものである。
第5図も他実施例を示すもので、集熱部材3を1枚の板
状にしたものである。
本考案は、上記の説明によって明らかなように、発熱材
を化学反応で発熱させ、この熱を集熱部材によって外部
の放熱板に伝導させているので、この放熱板から放射さ
れる熱によって、火気を用いることなく、施灸すること
ができる。
又本考案は、放熱板と一体化した集熱部材を発熱材に接
触させたので、熱を無駄に外部へ発散させることなく、
集熱部材に吸収させて連続状態にある放熱板より加療点
に集中させ得るため、熱の損失が少なく有効な施灸が可
能である。
更に本考案は、従来のモグサによる灸と異なり、火気を
使用しないため、火災、火傷等が生じるおそれはなく、
煙も生じないため室内の空気を清浄に保持させることが
でき、又構造が簡単で、材料も安価であるため、使い捨
てであるとは云え、モグサと変わらない経済的な使用が
可能である等の実用的な効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る無煙灸の斜視図、第2図は第1図
のA−A’線断面斜視図、第3図は集熱部材の斜視図、
第4図および第5図は集熱部材の他実施例を示す斜視図
である。 1・・・・・・発熱材、2・・・・・・筒状容器、3・
・曲乗熱部材、4・・・・・・放熱板、5・・・・・・
接着剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 通気性と通水性を有する筒状容器内に、酸素と水に触れ
    ると発熱する粉状の発熱材を収納して閉鎖し、上記容器
    の外底部に放熱板を取付け、この放熱板の上面にこれと
    一体に設けた集熱部材を、容器の底部を貫通させて発熱
    材中へ挿入すると共に、放熱板の下面に接着剤を塗布し
    て条体を構威し、この条体を外気と遮断可能な袋内に密
    閉してなる無煙灸。
JP8473581U 1981-06-09 1981-06-09 無煙灸 Expired JPS6013472Y2 (ja)

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JP8473581U JPS6013472Y2 (ja) 1981-06-09 1981-06-09 無煙灸

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JP8473581U JPS6013472Y2 (ja) 1981-06-09 1981-06-09 無煙灸

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JPS57197921U JPS57197921U (ja) 1982-12-15
JPS6013472Y2 true JPS6013472Y2 (ja) 1985-04-30

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JPS57197921U (ja) 1982-12-15

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