JPS60134076A - カ−ペツトの製造方法 - Google Patents

カ−ペツトの製造方法

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JPS60134076A
JPS60134076A JP23718683A JP23718683A JPS60134076A JP S60134076 A JPS60134076 A JP S60134076A JP 23718683 A JP23718683 A JP 23718683A JP 23718683 A JP23718683 A JP 23718683A JP S60134076 A JPS60134076 A JP S60134076A
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JP
Japan
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adhesive
cationic
anionic
latex
base fabric
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JP23718683A
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English (en)
Inventor
Yorinobu Ikeda
頼信 池田
Yoshiaki Yonekawa
米川 芳明
Nobuo Sakurai
桜井 信夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JSR Corp
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 未発明は、改良されたカーペットの製造方法に関する。
カーペットの製造の際の裏打ち方法において、タフト側
と二次基布の内方に接着剤を塗布し、その後貼合せる方
法が近年多く用いられ、少ない塗布付で強い剥離強度が
得られている。しかしながら塗Iri量を少なくすると
、湿時の接着力が弱くなる為、乾燥するまでに裏はがれ
を起こすn(能性が大きくなる。特に空気支持型の乾燥
機を用いる場合、カーペットが熱風であおられて裏はが
れを起こし、接着不良となり易い、このことは従来のタ
フト側にしか接着剤を塗布しない方法においても問題に
なっていた。
湿時の接着力を向上させることは、水性分散体型接着剤
においては非常に難かしく、その改良に関して過去多く
の発明が公開されている。それらは、タフト側と二次基
布側に塗布する通常アニオン性の水性分散体型接着剤の
機械的安定性を敢えて低下させておくことにより、塗布
、接合後の分散の破壊を起し易くして湿時接着力の向上
を図るものであった。しかし、接着剤の機械的安定性が
低いために、加工中にロールコータ上に皮膜を形成した
り、ブレードコーターで凝集を起すなど大きな支障を生
じた。
また、従来、タフトとノ^布を貼合わせた後に加熱乾燥
する際の耐ブリスター性を改良するために、所謂感熱ゲ
ル化法が使用されて来た。これは、接着剤にオルガノポ
リシロキサンやポリビニルエーテルを添加しておくもの
であるが、これら化合物の添加により接着剤の放置安定
性が低下し、接着剤が貯蔵中にゲル化してしまうという
欠げXがあった。
本発明の目的は、上記従来技術の問題に鑑み、加工作業
中の水性分11シ体型接着剤の破壊に起因するトラブル
を回避でき、しかも湿時の接着力即ち剥離強瓜を高める
ことができるカーペットの製造方法を提供することであ
る。また、別の目的は、接着剤の安定性を損う物質の使
用をすることなく、耐ブリスター性の向上を実現できる
方法を提供することである・ 本発明によると、タクトの片面と二次基布の片面のそれ
ぞれに接着剤を塗4j後、貼り合わせるカーペットの裏
打ち方法において、タフト側に上記のアニオン性接着剤
(A)を塗布し、二次ノ、1:布側に上記のカチオン外
接ノ″を剤(B)を塗71jすることを特徴とするカー
ペットの製造方法が提供される。
接着剤(A) : )ルエン不溶分40〜90市−h+
°%であるアニオン性高分子ラテックスと、該ラテック
ス100 千ji1部(固形分として)ちり 150〜
1,000 屯昂一部の充填剤、好適には炭酸カルシウ
ム及び/又は水酸化アルミニウムとからなる接着剤:接
着剤(B) : )ルエン不溶分40〜80屯品−%で
あるカチオン性高分子ラテックスと、該ラテックス10
0 屯111部(固形分として)当りθ〜1.000単
1゜部の充填剤とからなる接着剤。
′A−,発明において、高分子ラテ・ソクスとは、ゴム
状又は樹脂状の高分子物質粒子の水性分散体をいう。使
用できる高分子物質には、例えば、スチレン−ブタジェ
ン共重合体、ポリイソプレン、種々のアクリル酸エステ
ル、メタクリル酸エステルの共重合体、アクリロニトリ
ル−ブタジェン共重合体等があげられる。また、アニオ
ン性あるいはカチオン性をもたすために、該重合体に後
述するアニオン性モノマー又はカチオン性モノマーヲ共
重合させた共重合体も含まれる。
本発明に用いられるアニオン性高分子ラテックス及びカ
チオン性高分子ラテックスの、1hは当業者には周知で
ある。即ち、アニオン外商分子うテ・ンクスとは、アこ
オン性の乳化剤、分解してアニオン性ノSを生じる開始
剤、その他アニオン性の基を有する化合物のいずれか一
つ又はそれ以上によって安定化されている高分子ラテッ
クスを言う。
又、カチオン性高分子ラテックスとは、カチオン性の乳
化剤、分解してカチオン性基を生じる開始剤、その他力
チオン性の基を有する化合物のいずれか一つ以」−によ
って安定化されている高分子ラテックスをいう。
これらアニオン性高分子ラテックス、及びカチオン性高
分子ラテックスの製造方法も、当業者には周知である。
例えば、アニオン性高分子ラテックスは乳化利金により
製造される。これには、アニオン性の乳イーヒ剤、例え
ばドデシルベンゼンスルフォン酸すトリウム、ドデシル
スルフォン酎すトリウム、オレイン酸カリウム、ロジン
酎カリウム等を用い、開始剤にはカチオン性でないもの
1例えば過(4ε酸すI・リウム、アゾイソブチルニI
・リル、ハイドロパーオキサイド、ベンジルパーオキサ
イド笠を用いる。この重合反応に於いてアニオン性モノ
マーの不飽和カルボン酸、不飽和スルフォン酸等のモノ
マーは用いても用いなくても良い。
また、カチオン性高分子ラテックスは、カチオン性の乳
化剤、例えばドデシルトリメチルアンモニウムクロライ
ド、ステアリルアミン塩耐塩等を用い、開始剤にはアこ
オン性でないもの、例えばアゾビスアミジノプロパン塩
酸111、アゾビスブチルニトリル、ハイドロパーオキ
サイド、ベンジルパーオキサイド等を用いる。この重合
反応に於いて、カチオン性のモノマー、例えばジメチル
アミ/エチルメタアクリレート等は用いても、用いなく
ても良い。この様に、カチオン性の原料を用いて乳化重
合したものの他に、アニオン性の高分子ラテックスに両
性乳化剤を添加し、酸でTIHを7.0以下にドげるこ
とでイ5)られるものでも良い。
なお、アニオン性、カチオン・:“ioそれぞれの高分
子ラテックスの製造時又は製造後にノニオン性の乳化剤
を添加しても良い。
本発明に使用されるアニオノ外商分子うテ・ンクス及び
カチオン性高分子ラテックスは、いずれもトルエン不溶
分が、40〜90屯礒%、好ましくは50〜85屯品%
である。本発明の方法により接着剤を441シたタクト
と二次基4Jを貼り合わせると、カチオン性接着剤とア
ニオン性接着剤との接触により、その水性分散状態が破
壊されて凝固し、接着力を発現する。しかし、トルエン
不溶分が40重に%未満であるとカチオン性接着剤とア
ニオン性接A剤を接触させたときの凝固速度がおそく、
十分な初期接着力が得られない。一方、90重量%をこ
えると、それぞれの接11剤の接着力が低下し、ともに
好ましくない。
本発明に使用されるアニオン性接着剤には、充填剤とし
て好適には、炭酸カルシウム及び/又は水酸化アルミニ
ウムが使用される。充填剤は、アニオン性高分子ラテッ
クスの固形分100重星都鳥り 150〜1000屯z
、1部で配合される。好ましくは、200〜600屯t
lt部である。該充填剤が150重量部未満では充填剤
の増量効果が小さいため、パイルを固着させるために比
較的多情の接着剤を塗布する必要があり、タフト側接着
剤としては単位塗布面積当りの接着剤価格が高くなる。
一方、前記充填剤の量が1000屯星部を超えると、相
対的にバインダーであるラテックス分が少な過ぎ、所望
の接着力を得ることが難かしい。
また、本発明に使用されるカチオン性接着剤には、充填
剤は、カチオン性高分子ラテックスの固形分100千州
部当り1000屯星部以下、好ましくは6OO重埴部以
下で配合され、場合によっては加えなくてもよい。カチ
オン性接着剤が塗布される二次ノ、(布への塗布t1が
少なくても、一般に十分に効1kをボ才ので、充填剤で
増量しなくとも価格への影響は小さいからである。充填
剤の品が1000ffita部を超えると、接!、剤の
接着力が不十分となり、川をなさなくなる。このカチオ
ン性接着剤の充填剤としては、 −1ullに低pHで
も分解しないものを使用する必要があり、褐1えば酸化
チタンが好ましい。ただし、カチオン性接着剤のPHが
6〜7の場合には)RMカルシウム、水酸化アルミニウ
ム、各種クレー、例えばカオリンクレー、チャイニース
クレー、ジョーシアクレーを使用できる。
本発明に使用される接着剤には、増粘剤、分散剤等の添
加剤を配合することができる。増粘剤は塗布作業に適し
た粘度に調整するために、一般に使用される。これら添
加剤は、接着剤がアニオン+1か、カチオン性かによっ
て使い分ける必要がある。
アニオン性の接λ゛1剤に関しては従来より用いられて
いるもので全く支障なく使用できる。増粘剤はイ列えば
ポリカルボン酸塩、カルボキシメチルセルロース、メチ
ルセルロースか1徒く、又分−h 剤L±ポリリン醇塩
、ポリカルホン# BAが良い。
カチオン性接着剤に関しては、添加剤としてカチオン+
11のものが必・冴である。カーべ・ント用のカチオン
性の増粘剤は41Fに市販されていないか、カチオン性
高分子凝集剤を用いること力咄来る。例えばポリビニル
ピロリドン(BASF社製、商品名「クララフラールP
U−85J ) 、ポリアミン(五共化成ン(製、商品
名「サンポリKeO1J )、ポリエチレンイミン(ダ
ウケミカル社製[セノぐランC−120J”)がある。
分散剤はカチオン乳化剤を川(\れば良い。例えば、ア
ルキルベタイン、アルキJレアミンアセテート、アルキ
ルトリメチルアンモニウムクロライドかある。
未発明の方ツノ、では、タフト側にアニオン性接才′1
剤か使用され、−′8次)、(1+j側にカチオン性の
接着剤が使用される。−二次基711側は塗h 早を増
すと風合いが硬くなり、叉裏への浸出しか発生して見1
°1°fしいので、’j; 717 :;jを少なめに
する必要がある。そこで、少ない4布I11でも十分な
接71を得るために、繊維と接着剤との間により強い接
If力が要求される。特に二次基4jにポリプロピレン
製のバッキング材、例えば「アクションバック」 (商
品名)を用いた場合、アニオン性の接着剤では接着力に
乏しい。その為、二次基布にはカチオン性の接着剤を用
いる。二次基4J側にカチオン性接着剤を塗布すること
により湿時の接着力が改善されるだけでなく、乾仔後、
カーペットとしての製品になった状!f;における二次
基4jとの接着力もr!に善される為、塗41呈を減ら
すことが出来る。タクトと二次)、Li 4iの両方に
カチオン性の接着剤を用いた場合にも二次基4jとの接
着力も改善されるが、湿時の接ノ、カは改りされない。
更に驚くべき効果として、本発明からなる方法を用いる
ニバにより、耐ブリスター性を改良することが出来た。
その為にタフトと二次ノ^布を貼り合わせた後の乾燥条
件を厳しくし、乾燥速瓜を大幅に増加させることが出来
、生産性が高まった。
二次基1+4側に接着剤を塗布する方法はくpロールコ
ータ−法(偽ロール転写法(3)スプレー法が考えられ
、いずれを用いても良いが、ロール転写法(たとえば、
゛ジャーナルΦオブ・コーテッド・ファプリンクス”1
23.82頁、1982年10月に記載された方法)が
少ない441M:を良好に制御できるので好ましい。ま
た、カチオン性接着剤に充填剤が含まれていない場合に
は、接着剤をスプレーを用いて二次ノ、(布に塗布する
ことができる。
本発明は接着剤が浸透し易いタフト生機を用いた場合、
特に有効である。
以下、本発明を実施・例を用いて具体的に説明するが、
これらは巾なる例示であって本発明をこれらに限定する
ものではない。
災庖1 1、アニオン性ラテックスの作成 メチレノ55重駐部、ブタジエン42屯礒部、アクリル
酸3重都部、ドデシルベンゼンスルフォン醇ナトリウム
5重量部、水150mJa部をステンレス製反応ガマに
仕込み、撹拌しなから40’Cに加温した。その後過硫
酸カリウム3%水溶液を10重アン、t−ドデシルメル
カプタン0.4重量部を仕込んだ。 約15時間で反応
は終了し、その後得られたラテッ、クスに木酢化ナトリ
ウムを添加しpHを8.0 とした。その後試用、加温
下で撹拌し、水分を除去し、固形分を50%とした。(
アニオンラテックスAと称する) トルエン不溶分の測定は次のようにして行った。高分子
ラテックスをpH7に調整した後、ガラス製シャーレに
乾燥した状態で2mmの厚さになる様に流し込み、60
°C40%RHの恒温恒湿下に48時間放跨する。次い
で乾燥フィルムを取り出し、0.3gを精秤し、 10
0gのトルエンに24時間浸漬する。この後200メツ
シユ金網にて濾過し、fM液液中含有するl、j;l形
分より重合体のトルエンに対する不溶解分(重(、:%
)を算出する。
この結果、前記アニオンラテックスAのトルエン不溶分
は75%であった。
以下に述べるラテックスについても、トルエン不溶分を
同様にして測定した。
2、カチオン性ラテックスの作製 2.1トル工ン不溶分80%のアニオン性ラテックス(
ロ木合成ゴム■製、商品名: JSR0593) 10
0重IiX部にノこオン性界面活性剤(11本油脂@製
、商品名: 「ナイミ−70?208J ) 3.0 
弔it”、 WR及U I+’4性界面活性剤(第−F
業5A薬■製、商品名= 「アモーゲンNO,8J )
 0.ia屯早部を添加し、1ス!酸でPHを3〜4に
調整した。(カチオンラテックスAと称−す) 2.2 スチレン55屯最部、ブタジェン45重41部
、トリメチルドデシルアンモニウムクロライト5 屯’
jJ部、NaOH0,12Ir+4.i部及び水150
 屯fi:部をステンレス製反応ガマに仕込み撹拌しな
がら40’Cに加温した。その後エチレンアミン0.3
 m +1j’ W、t −BデシルメルカプタンQ 
、 4 ;’R:jK8をイ1.込んだ。約15時j1
(1で反応は終−rした。イ11られたラテックスのp
Hは10であったので、塩酪を加えpHを7.5とした
その後、減圧、加温ドで撹拌し、水分を除去し固形分を
50%とした。 (カチオンラテックスBと称す) カチオンラテックスBのトルエン不溶分は75%であっ
た。
3、カチオン性接着剤の作成 カチオン性接着剤を゛上記の方法で作成した。
3.1前述したカチオンラテックスAの固形分100小
呈部に老化防1に剤(川口化学制、「アンテープ2LX
 J ) 1.0重品部を加え、酸化チタン250@量
部添加し、ポリビニルピロリドン(BASF社製クラッ
りラールpu−85)と水で固形分を70%、粘度をB
M粘度計6 rpmで26.0O0cPに調整した。 
(接11剤−Nolと称す。) 3.2前述したカチオンラテックスBの固形分100屯
針部に老化防1F剤(川「1化学製、[アンチ−・ジ2
i、X J ) 1.0小呈部を加え、炭酸カルシウム
250屯帛・部を添加し、ポリビニルピロリドン(BA
SF社製、クララフラールPU−85)と水で固形分を
70%、粘度を聞粘瓜計firpmで2Ei、0O0e
Pに調整した。 (接着剤−No2と称す。) 4.アニオン性接着剤の作成 前記作成したアニオンラテックスA 100ffii部
(固形分として)にトリポリリン酸ソーダ1.0屯針部
、老化防11;剤(川口化学制「アンテープ2LX J
 ) 1’、O屯品部、炭酸カルシウム250屯星部を
添加し、更に増粘剤(東亜合成■製、rA−20pJ)
と水を添加し、固形分を75%、粘度を聞粘度計Brp
m テ2JOOOcPに調整した。(接r、剤−No3
 と称す。) 5、試料の作成 5.1 タフトへの塗布 寸法20 X 25cmのナイロンループパイル1/1
0ゲージのタフI・原反に、必要星の接着剤組成物をの
せガラス棒で全体に拡げた。
5.2二次基布への塗布 ガラス板上に接着剤組成物を拡げ、アプリケーターで必
要!11の厚みに塗布する。その」−に20X25cf
fiの二次基布をのせ、ガラス棒で軽く押え転写する。
二次基11iをガラス板からはがし、重jンを測定する
。測定した平屋−から二次基布の平屋を減じ、面積で除
し、?11位面積当りの塗布11tを算出した。
塗布早はアプリケーターの厚みで制御した。アプリケー
ターは、ガラス棒の両端にセロファンテープ又はどニー
ルテープを巻き、一定の厚みでガラス板」二に塗布でき
る様にしたものを用いた。
5.3貼合せ 接着剤を塗布されたタクトと二次基布を接着剤同士が接
触する様に貼合せ、 0.2kg/amの線圧で押した
。同様の試料を3枚作成した。比較として、接着剤を塗
布しない二次基布を貼合せた試料も作成した。
6、測定、評価 8.1初期接着力の測定 5.1〜3で作成した試料1枚を貼合せた後、2分間放
置し、2Ocrm幅のまま剥離強度を測定した。表示は
5cs+幅に換算した値で表示した。強度の測定は後述
する。
6.2耐ブリスター性の評価 5.1〜3で作成した試料1枚を貼合せた後、シュバン
グヒーターの下方、 20cmの距離に二次基布面を上
にし、ヒーターで転帰させた。5分間放置し、ブリスタ
ーの発生状況を観察した。評価基準は次のkおりである
級 ブリスター発ノー個数/試料9体 5.0 4 1〜5 3 6〜10 11N15 1 15以]− 6,3剥離強爪の測定 5.1〜5.3で作成された試料1枚をギアオーブン1
20℃で20分間乾燥させた。得られた試料をパイルの
方向に幅5cmに裁断し、1枚当り3点の試験片を11
#た。
試験片の一端から50111の長さまで二次基ll11
t−剥離した。自動引張り試験機の把み具でタクトと二
次)’、(1+iをそれぞれ把み、毎分100mmの速
度で引張り、剥離した。
剥9力を自記記録計で記録し、1点の試験片についての
記録値から大きい方から3つの値、小さい方から3つの
イ11の計6つを選び平均した。同様に残り2点の試験
片についても試験し、6つの的の平均値を得た。3点の
試験片についてF、)られた4riを更に平均し、5c
m当りの剥離力とした。
6.1の初期接着力の場合は20cm幅のまま剥離し、
大きい方から3つの伯、小さい方から3つの値の計6つ
のイ111を選び、平均した。これを5cm当りの剥離
力に換算した。
7、結果 7、に次ノ、(41がジュートの場合 二次基布がジュートの場合の結果を表−1にボす。接着
剤にはNo、l(通常のアニオン性ラテックスを2.1
の方法でカチオン化して3.1の方法で作成したカチオ
ン性接石剤); No、2 (2,2の方法で作成した
カチオン性ラテックスを用い、3.1の方法で作成した
カチオン性接着剤); No、3(4の方法で作成した
アニオン性接着剤)を用いた。
〔比較例1−1〜6〕 従来行なわれているタフト側にのみ塗布した場合の結果
を比較例1−1〜6に示す。接着剤の種類と’B II
JGjにかかわらず初期接着力は0.1kg15cmと
極めて弱く、耐ブリスター性も悪かった。剥離強度は接
L−剤の種類によらず、塗布♀−が1.0 kg/rn
’(湿時)の場合2.1kg15cm、i、2kg/r
n’ (湿時)の場合2.5kg15cmであり、低い
〔比較例1−7〜12〕 両側に接活剤を塗布する方法として回し種類の接着剤を
塗布した場合の結果を比較例1−7〜12に示す。剥離
強度は大きく改良されたものの、初期接着力はわずかじ
か改良されず、耐ブリスター性は全く改良されなかった
〔実施例1−1〜4〕 タフト側にアニオン性接着剤を、ジュー1・側にカチオ
ン性接着剤を塗布した場合である。初期接着力、耐ブリ
スター・性、剥離強度共改良された。
又カチオン接着剤は、アニオンラテックスを改質したも
のを用いても、カチオンラテックスを用いたものと同様
、有効であった。
7.2二次基布がポリプロピレン製基布ノ場合二次基布
がポリプロピレン製基布の場合の結果を表−2に示す。
ポリプロピレン製基布はアニオン性接着剤では接着しに
〈<、ジュー1・の場合とは挙動が異なった。
〔比較例2−1〜6〕 タフト側にのみJr:布した場合の結果を比較例2−1
〜6に示す。ポリプロピレン製基布はジュートに比べ接
着しにくく、全体に強度が弱いが、カチオン+1接着剤
を用いた場合、若干強面が強くなった。しかし初期接着
力、耐ブリスター性は非常に悪かった。
〔比較例2−7〜12〕 タクトと二次ノ、t□711に同じ種類の接着剤を塗布
した場合の結果を比較例2−7〜12に示す。剥離強度
は大きく改良されたものの、初期接着力はわずかじか改
良されず、耐ブリスター性は全く改良されなかった。又
アニオン性接着剤を用いた場合は、カチオン性接着剤を
用いた場合に比較して、剥離強度が若干弱くなる傾向が
あった。
〔実施例2−1〜4〕 タフト側にアニオン性接着剤を、二次基布側にカチオン
性接着剤を塗布した場合である。初期接着力、耐ブリス
ター性、剥離強度のいずれもすぐれた性質を示した。
7.3ラテツクスのトルエン不溶分を変量した場合[比
較例3−1.2] 実施例1のアニオン性ラテックスの作成において、t−
ドデシルメルカプタンの使用1iiをそれぞれ0.05
および1.0重14部とした以外は実施例1と同様に重
合してアニオンラテックスを作成した。(それぞれ、ア
ニオンラテックスB、Cと称す)。それぞれのトルエン
不溶分の星は85%、30%であった。
前記4にしたがい、これらのラテックスを使用してアニ
オン性接着剤を調整した。 (接着剤−Na、4、No
、5と称す)。
タフト側にアニオン性接着剤(No、4、No、5)を
、二次基布(ポリプロピレン製)側にカチオン性接着剤
(No、1)を用いた場合(比較例3−1.2)の初期
接着力、耐ブリスター性、剥離強度を表−3に示す。評
価にあたっての条件は、7.1に記載したのと同じであ
る。
表−3 上記結果から明らかなように、トルエン不溶分が本発明
の範囲より高い場合、初期接77カ、lf1ブリスター
性への影響はないが、貼合せ乾燥後の剥瑚強度が弱い。
又低い場合、凝固速度が遅くなる為、初期接着力、翻ブ
リスター性が悪くなり、更に剥離強度が弱くなる。
特許出願人 11本合成ゴム株式会社 代 理 人 弁理士 岩見谷周志

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■、タクトの片面と二次基布の片面のそれぞれに接着剤
    を@左後、貼り合わせるカニベットの製造方法において
    、タフト側に下記のアニオン性接着剤(A)を塗布し、
    二次基布側に下記のカチオン性接着剤(B、)を塗布す
    ることを特徴とするカーペットの製造方法: 接着剤(A) : トルエン不溶分40〜90重量%で
    あるアニオン性高分子ラテックスと、該ラテックス10
    0重量部(固形分として)当り 150〜1.000重
    751部の充填剤とからなる接着剤; 接着剤(B) : トルエン不溶分40〜90重量%で
    あるカチオン性高分子ラテックスと、該ラテツクス10
    0重擾部(固形分として)当りθ〜1,000重量部の
    充填剤とからなる接着剤。 2、特許請求の範囲第1項記載の方法であって、二次基
    布がポリプロピレン製である方法。
JP23718683A 1983-12-17 1983-12-17 カ−ペツトの製造方法 Pending JPS60134076A (ja)

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JP23718683A JPS60134076A (ja) 1983-12-17 1983-12-17 カ−ペツトの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018524485A (ja) * 2016-03-22 2018-08-30 ポリテックス・シュポルトベレーゲ・プロドゥクシオンス・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツングPolytex Sportbelaege Produktions GmbH タフト加工表面被覆材用膨れ防止剤

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JP2018524485A (ja) * 2016-03-22 2018-08-30 ポリテックス・シュポルトベレーゲ・プロドゥクシオンス・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツングPolytex Sportbelaege Produktions GmbH タフト加工表面被覆材用膨れ防止剤

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