JPS6013391Y2 - つまみ - Google Patents

つまみ

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Publication number
JPS6013391Y2
JPS6013391Y2 JP9363382U JP9363382U JPS6013391Y2 JP S6013391 Y2 JPS6013391 Y2 JP S6013391Y2 JP 9363382 U JP9363382 U JP 9363382U JP 9363382 U JP9363382 U JP 9363382U JP S6013391 Y2 JPS6013391 Y2 JP S6013391Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knob
plate
case
hole
lock
Prior art date
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Expired
Application number
JP9363382U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58195547U (ja
Inventor
光昭 庄司
Original Assignee
太田興業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 太田興業株式会社 filed Critical 太田興業株式会社
Priority to JP9363382U priority Critical patent/JPS6013391Y2/ja
Publication of JPS58195547U publication Critical patent/JPS58195547U/ja
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Publication of JPS6013391Y2 publication Critical patent/JPS6013391Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、引出しの把手に代るつまみに関するもので
ある。
従来における一部の家具や事務用機器の引出しには、突
起状の把手が取付けられていた。
従ってこの引出しを使用するときには、その把手に手を
掛けて行うので便利である。
しかし上記の引出しを使用しないときは、その把手が邪
魔になって行動の障害になるという問題点があった。
そういう問題点を解決するために、使用時には把手を突
出させ、不使用時には把手を埋没させるものは、例えば
実開昭57−96353号公報として知られている。
この考案はそのような出没自在なタイプのつまみをさら
に改良したものであって、この考案の目的は簡単な構造
でしかも操作が軽快なつまみを提供することにある。
以下この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
まず構成を説明すると、第5図に断面をもって示すよう
に、ケース1は外周が円筒状に形成されていて、その円
筒部の前端位置には円板状のフランジ部1aが軸方向に
直交するように設けられている。
そしてこのフランジ部1aの中央には、後記するブツシ
ュ杆2を摺動可能に収嵌するための開口部1bが同心状
に設けられている。
ま′たこのケース1の円筒部内径は、第4図に一部をも
って示すように、後記するブツシュ杆2の後端部に設け
られているほぼ小判形のロック板2cを摺動可能に収嵌
するための同じほぼ小判形によるすなわち左右の縦面が
平行する垂直面となり、また上下の円弧面がケース1の
中心部を軸とする真円面となるガイド穴1cが、前述し
たフランジ部1aに近い前方位置からケース1の後方外
部と連通ずる位置まで軸方向に設けられている。
このガイド穴1cの後端に近い内径部の2箇所には、第
4図および第5図に示すように、この小判形によるガイ
ド穴1cの円弧面を所定幅により、はぼ30度宛時計方
向に延長するようにして、左右の各対称縦面角部の削除
により、後記するブツシュ杆2の後端に設けられたほぼ
小判形のロック板2cの各一方側端部が時計方向の回動
により収嵌可能となる各ロック溝1dが、ケース1の後
方外部と連通ずるようにして対称状に設けられている。
さらにこの各ロック溝1dの終端に近いケース1の後部
端面には、この端面位置に後記する裏ブタ5を遮蔽状に
被着したとき、その裏ブタ5の各サラビス孔5bと同心
状になるネジ穴1eがそれぞれ設けられている。
なおこのケース1の外周面には、第2図に示すように、
一方縁が周方向に平行する直線となり、他方縁がその直
線に対して弓形の円弧状になる形態の所定深さによる止
め溝1fが複数個宛周方向に平行するように設けられて
いる。
前記ケース1のガイド穴1cから開口部1bに至る内径
部には、次に示すブツシュ杆2が、その前端側を上記開
口部1bから外方に突出するようにして前後摺動可能に
収嵌されている。
上記のブツシュ杆2は次のように形成されている。
すなわち第4図および第5図に示すように、このブツシ
ュ杆2は、後端部以外の部分が円柱状に形成されていて
、その円柱体の芯部の前半部には、前端側か外部と連通
ずる所定深さによる角穴で、この角穴に隣接する奥部側
は同心状の真円孔となる段付き孔2aが設けられている
また芯部の後半部には、後記する押しバネ4の前半部を
収嵌し、かつその奥部は前記の段付き孔2aに挿入する
サラビスの頭部を収嵌可能とする所定深さのバネ受は穴
2bが、前記の段付き孔2aと同心状に設けられている
またこのバネ受は穴2bの開口部にあたるブツシュ杆2
の後端外周部には、第4図に明示するように、前記した
ケース1のガイド穴1c内に収嵌可能となるほぼ小判形
の板状体によるロック板2cが同心状に形成されている
この場合上記ロック板2cの芯部には、前述したバネ受
は穴2bが外部と連通ずるように貫設されている。
この態様のブツシュ杆2の前端部位置には、次に示すツ
マミ板3が一体的に取付けられている。
上記のツマミ板3は、第1図、第2図および第5図に示
すように、全体が前記したケース1のフランジ部1aと
ほぼ同じ径による所定厚みの円板体に形成されている。
そしてこの背面中央部には、上記ブツシュ杆2の段付き
孔2aに収嵌可能な角柱体が突出されていて、この角柱
体の中心部にはネジ穴3aが設けられている。
またこのツマミ板3の正面側にあたる円板面には、この
円板面に親指等を当接した状態により回動することで、
このツマミ板3を時計方向または反時計方向に回動する
ための指掛は模様3bが、この面部からの突出状態によ
り設けられている。
さらにこのツマミ板3の円周面には、半円状による小型
のツマミ凸部3cが多数連設するようにして全周的に設
けられている。
この形態によるツマミ板3は、第5図のように背面の角
柱体を前記ブツシュ杆2の段付き孔2aの角穴内に嵌入
して、このブツシュ杆2の1バネ受は穴2b側から挿入
されたサラビス6により、上記ブツシュ杆2の前端部に
一体的に取付けられている。
このように前端部にツマミ板3を取付けた上記ブツシュ
杆2のバネ受は穴2b内には、この穴径′に合せて形成
されたコイルスプリングによる押しバネ4が、その一端
を前記サラビス6の頭部面に圧接するようにして弾発的
に収嵌されている。
この押しバネ4の他端側には第3図および第5図に示す
ように、前記ケース1の外径部と同形の薄型円板体で、
その内側中央にはバネ保合部5aを突設し、また円板面
の対向位置には、上記ケース1ノ各ネジ穴1eと同心状
によりサラビス孔5bを設けた裏ブタ5が、バネ係合部
5aの嵌合をもって当接されている。
そしてこの裏ブタ5は、前記ケース1の後部端面に、各
サラビス孔5bを介してネジ穴1e内に螺挿されたサラ
ビス7の締付ケにより、上記ケース1に被着されている
このように一括体に組成されたっまみAは、上記のツマ
ミ板3を介して押しバネ4に押圧力を与えない限り、こ
のツマミ板とブツシュ杆2の前半部が、第5図に示すよ
うに、ケース1の前方側に露出して、外方への突出体と
なるように構成されている。
また前記のツマミ板3を、押しバネ4の弾発力に抗して
ケース1側に押圧したのち、このツマミ板3を時計方向
に回動することで、前記ブツシュ杆2のほぼ小判形によ
るロック板2cの各一端部が、ケース1のガイド穴1c
の円弧面からこの円弧面と連通しているロック溝1d内
に係合して、上記のブツシュ杆2がケース1の内部に収
没体となるように構成されている。
上記のつまみAは、把手を必要とする家具や事務用機器
の引出しの前面部に配置されている木製等による前板B
に、次のようにして埋没される。
すなわちこの前板Bには、予め上記っまみAのケ−ス1
を収嵌するためにこのケース1の外径に合せて設けられ
ている真円状の孔部C内に、ケース1の外周部による挿
入とフランジ部1aが当接する位置までの深さをもって
固定的に収納位置される。
なお上記つまみAの孔部C内に対する収納時には、予め
ケース1の外周部に設けられた各止め$11f内に図示
しない接着剤等を注入したのち、この孔部C内に押し込
むと、各止め溝1f内の図示しない接着剤が、この孔部
Cの内径面に拡散されて、上記つまみAは、ネジ等を要
することなくこの前板Bの位置に埋設状に固定される。
次に作用を説明する。
第5図に示すように、家具または事務用機器の引出しの
前板Bの位置に埋設されているつまみAを介してこの引
出しを開ける場合は、その前面側に露出しているツマミ
板3をその前面の指掛は模様3bに対する親指腹の押圧
操作またはツマミ凸部3cに対する指掛は挟持操作のい
ずれかをもって、このツマミ板3を反時計方向に回動す
ると、ブツシュ杆2のロック板2Cは、それまでケース
1のロックlid内に係合していた状態から、このツマ
ミ板3の回動によって、ロック板2Cは、各ロックil
dの位置からガイド穴IC側に移動する。
このときロックildに対する係合状態から開放された
ブツシュ杆2は、自体芯部のバネ受は穴2b内に収嵌さ
れている押しバネ4の弾発力により、前方側に強制的に
押出される。
従ってこのブツシュ杆2と一体化されている上記のツマ
ミ板3は、ケース1の前面から離れて、第5図に示すよ
うに、ロック板2Cがガイド穴1Cの前端に当接する位
置までの長さ宛前方に突出することになる。
この時点でツマミ凸部3Cに指を掛けてこのツマミ板3
とブツシュ杆2を前方側に引くと、このブツシュ杆2の
ロック板2Cがガイド穴ICの前端に係止した状態のも
とでケース1も一体的に前方側に移動する。
これにより前板Bを含むこの引出し全体を使用可能な前
方側に容易に引出すことができる。
次に使用した引出しを原状の位置に閉じる場合は、第5
図のように突出状態にあるツマミ板3とブツシュ杆2を
指で挟持した状態により、ケース1のフランジ部1aの
面部に対して、後方への押圧力を与えると、このツマミ
板3とブツシュ杆2は、内部の押しバネ4によって前方
に強力に押出されているため、この突出状態のもとで、
つまみAを介して引出しを容易確実に閉じることができ
る。
なお引出しを閉じた後は、ツマミ板3の表面側に設けら
れている指掛は模様3bに親指の腹を当接した状態で、
このツマミ板を前板Bの方向に押圧すると、このツマミ
板3はブツシュ杆2と一体になって内部の押しバネ4に
よる弾発力に抗してケース1側に移動する。
このときブツシュ杆2のロック板2cは、上記ケース1
のガイド穴1c内に沿って奥部の方向に進む。
そしてこのロック板2cの後部面が裏ブタ5に当接した
時点で、上記のツマミ板3を指の操作により時計方向に
回動すると、上記ロック板2cの一方側が、第3図のよ
うに、ケース1のその位置毎のロック溝1d内に係合す
ることになる。
従ってこの時点でツマミ板3から指を離しても、押しバ
ネ4の弾発力は作用しないことから、上記ツマミ板3は
、第2図に示すように、ケース1の前面フランジ部1a
の面部に密着してつまみAの要部の大半は収設状態とな
る。
これにより引出しの前面側には、前板Bの面部を離れた
突出体が皆無の状態となるため、引出しの周辺部におけ
る行動の障害を解消することができる。
なおこの考案によるつまみAの各要部は、金属または合
成樹脂等による任意の素材により成形することができる
さらにこの考案によるつまみAは、前記実施例のように
引出しの把手に代る位置に取付けるだけでなく、扉や引
戸等の把手に代る位置に取付けても開閉が容易にできる
うえ、使用しないときは、ブツシュ杆2をケース1内に
収納できるため、上記扉および引戸の位置における行動
の障害を解消することができる。
この考案は、平行する2つの平面と軸線に対称的に配置
された2つの円弧面とから威り断面がほぼ小判形のガイ
ド穴1cの後端に近い箇所において軸方向の所定幅にわ
たって円弧面を所定角度延長したロック溝1d、ldを
軸線に対称的に穿設し、ブツシュ杆2の後端に形成した
ほぼ小判形のロック板2cをロックild、ldに係合
離脱できるような構成を採用したので、構造が簡単であ
り、部品点数が少なくて済み、製造コストが低減される
押しバネ4は軽量のブツシュ杆2を突出させるだけの弾
発力を有していれば足りるので小型の弱いバネでよい。
引込状態のツマミ板3を親指腹で押して反時計方向に僅
かの角度回動して指を離せばブツシュ杆2は軽快に飛び
出すのであって、つまみの操作が軽快かつ円滑である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるつまみの正面図、第2図は同側
面図、第3図は同背面図、第4図は第3図から裏ブタを
取外して内部を示す詳細図、第5図はこの考案によるつ
まみの全体構造と使用時における突出態様を示す縦断側
面図である。 1・・・・・・ケース、1c・・・・・・ガイド穴、1
d・・・・・田ツク溝、2・・・・・・ブツシュ杆、2
b・・・・・・バネ受は穴、2c・・・・・・ロック板
、3・・・・−ツマミ板、3b・・・・・・指掛は模様
、3c・・・・・・ツマミ凸部、4・曲・押しバネ、5
・・・・・・裏ブタ、5a・・・・・・バネ保合部、A
・・・・・・つまみ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平行する2つの平面と軸線に対称的に配置された2つの
    円弧面とから戊り断面がほぼ小判形のガイド穴1cが設
    けられ該ガイド穴1cの後端に近い箇所において軸方向
    の所定幅にわたって円弧面を所定角度延長したロックi
    ld、ldを軸線に対称的に穿設したケース1と、円柱
    状部分の前端には円板状のツマミ板3が設けられ円柱状
    部分の後端にはガイド穴1c内に適合して前後動自在で
    ありかつケース1に穿設されたロック溝1d、1dに回
    動操作により係合離脱自在のほぼ小判形のロック板2c
    が設けられ円柱状部分のほぼ後半部分には押しバネ4を
    収嵌したバネ受は穴2bが設けられたブツシュ杆2とか
    ら戒ることを特徴とするつまみ。
JP9363382U 1982-06-22 1982-06-22 つまみ Expired JPS6013391Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9363382U JPS6013391Y2 (ja) 1982-06-22 1982-06-22 つまみ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9363382U JPS6013391Y2 (ja) 1982-06-22 1982-06-22 つまみ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58195547U JPS58195547U (ja) 1983-12-26
JPS6013391Y2 true JPS6013391Y2 (ja) 1985-04-27

Family

ID=30224564

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9363382U Expired JPS6013391Y2 (ja) 1982-06-22 1982-06-22 つまみ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6013391Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010131274A (ja) * 2008-12-05 2010-06-17 Kotobuki Kogyo Kk 収納家具の開閉構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010131274A (ja) * 2008-12-05 2010-06-17 Kotobuki Kogyo Kk 収納家具の開閉構造

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Publication number Publication date
JPS58195547U (ja) 1983-12-26

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