JPS60133627A - 管球 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は管球、特にガラス管の扁平状封止部にＩＩ金を
セメントにより固着する構造のものに関するものである
。

従来例の構成とその問題点 従来、−重管形のメタルノ・ライドランプや、ノ・ロゲ
ン電球などの管球においては、例えば、ガラス管の端部
に形成された扁平状封止部に碍子製口金の切込み部を嵌
合し、その封止部の両主面にセメントを付着して口金を
固着するという構造になっている。

ところが、このような構造のものにおいて、特に封止部
の温度が点灯中約３５○°Ｃ以上と高温になりやすいも
のにおいては、点灯時セメントおよび口金も加熱されて
膨張するが、セメントの熱膨張係数が口金のそれより約
３〜５倍大きいことから、セメントの膨張時このセメン
トに口金の切込部による押圧力が働き、その結果封止部
に挟圧応力が加わり、封止部にクラックが発生するとい
う問題かあった。

発明の目的 本発明はこのような問題を除去するためになされたもの
で、ガラス管封止部のクラックを防止した管球を提供す
るものである。

発明の構成 本発明は扁平状の封止部の両主面上に凸部が設けられた
ガラス管と、前記封止部が嵌合される切込み部が形成さ
ねだ口金と、前記封止部が前記切込み部に嵌合をねとの
嵌合部分において前記封止部に前記口金を固着するだめ
のセメントとを備え、前記セメントが前記封止部の両主
面のうち一方にのみ付着されて、前記封止部に前記口金
が固着芒ねている管球を特徴とするものであり、これに
よりガラス管封止部にセメントによる挟圧応力か加わる
のをなくして、封止部のクラック発生を防止するように
したものである。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例について図面を用いて説明する
。

第１図は本発明の一実施例であるメタル・・ライドラン
プの正面図、第２図は同じく要部断面図、第３図は封止
部面を示す図である。

第１図に示すように、石英製のガラス管１の両端部は溶
融プレス加工さねて扁平状の封止部２が形成さねている
。これらの封止部２には、電極３、モリブデンなどから
なる金属箔４、および外部リード線６が継線された電極
構体が気密封着されている。ガラス管１内には、沃化ナ
トリウム、沃化スカンジウムなどの金属沃化物、水銀お
よびアルゴンなどの始動用希ガスが封入されている。

ガラス管１０両封止部２には碍子製の口金６が固着され
ている。すなわち、第２図にその詳細を示しているよう
に、ガラス管１の封止部２０両末生に嵌合され、封止部
２の両主面のうち一方にのみとその端面にセメント１ｏ
が付着されることにより、封止部２に口金６が固着され
ている。ここで、セメント１ｏ側の凸部７はセメント１
０との付着面積を広゛げて口金６との固着強度を増すだ
めのものであり、第３図に示すように、封止部２の幅と
同じ幅になっている。なお、凸部７は第３図に示すよう
な連続したものだけでなく、不連続のものでもよい。第
３図において、１１は口金接点１２は半田を示す。

以上のよう々構成であるので、両口金６を通して電圧が
印加されると、電極３間に放電が起こり、封止部２の温
度が上昇し、外部との熱平衡に達して一定の温度に落ち
着く。この時、口金６とともにセメント１ｏも加熱され
るため、セメント１Ｏ側の封止部主面には口金６の切込
み部９による押圧力が加わるが、もう一方の主面にはセ
メントを付着してなく、捷だ凸部８が形成されているの
で口金６の切込み部９内面とガラス管１の主面との間に
空隙部が形成さね、この空隙部が前記押圧力力 の緩衝作用を奏するため、封止部２への心弁が軽減され
、封止部２にクラックが発生するのが防止されるもので
ある。

次に、本発明の具体的な例について説明する。

第２図に示しだ構造の１ｋＷのメタルハライドランプに
おいて、石英製のガラス管１の封止部２の厚さｔが３．
６　ＭＩＪＩで、凸部７，８の高さｈが０．７ｙｎｍで
あり、口金６の切込み部９の幅Ｗが５．５騎であり、セ
メント１０として水ガラスと石粉とフッ化（１１素との
混合物からなるものを用いたものを点灯試験したところ
、点灯中の封止部温度は３８○℃であった。

従来例のように、ガラス管の封止部の両主面にセメント
を付着してこの封止１部に口金を固着したものでは、１
００時間の点灯で封止部にクラックが発生した。

これに対して、本発明実施例のものでは、１０００時間
の点灯でもクラック発生は皆無であった。

発明の詳細 な説明したように、本発明はガラス管の扁平状封止部の
両生面上に凸部が形成され、この制止部か口金の切込み
部に嵌合されこの嵌合部分において封止部の両主面のう
ち一方にのみセメントが付着をれて、封止部に口金が固
着をれだものであり、しだがって点灯時のセメントの膨
張に基づく封止部のクラック発生を防止することのでき
る管球を提供することができるものである。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の一実施例であるメタルハライドランプ
の正面図、第２図は同じく要部断面図、第３図はセメン
ト付着側の制止部面を示す図である。 １・・・・ガラス管、２・・・・・・封止部、６・・・
・・・口金、７，８・・・・・・凸部、９・・・・・・
切込み部、１○・・・・・・セメント。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 扁平状の封止部の両主面上に凸部が設けられたガラス管
   と、前記封止部が嵌合される切込み部が形成された口金
   と、前記ガラス管の封止部が前記口金の切込み部に嵌合
   されこの嵌合部分において前記封止部に前記口金を固着
   するだめのセメントとを備え、前記セメントが前記封止
   部の両主面のうち一方にのみ何着さねて、前記封止部に
   前記口金が固着をねていることを特徴とする管球。