JPS6013340Y2 - 運搬車兼自走自脱の機体構造 - Google Patents
運搬車兼自走自脱の機体構造Info
- Publication number
- JPS6013340Y2 JPS6013340Y2 JP8034877U JP8034877U JPS6013340Y2 JP S6013340 Y2 JPS6013340 Y2 JP S6013340Y2 JP 8034877 U JP8034877 U JP 8034877U JP 8034877 U JP8034877 U JP 8034877U JP S6013340 Y2 JPS6013340 Y2 JP S6013340Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- self
- propelled
- cover
- engine
- transport vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Threshing Machine Elements (AREA)
- Handcart (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、運搬車兼自走自説の機体構造に関する。
すなわち、機台を荷台として運搬車にすることができる
とともに機台上に脱穀機を搭載して自走自説にすること
ができる機体構造で、とくに機体後部のエンジン等をカ
バーにより被覆して安全構造にするとともに、そのカバ
ーの前部を載置台として利用しながら、自走自説の形態
にした場合にはフィートチエンにて横送される殻稈の稈
元部の邪魔にならないものにし、運搬車の形態にした場
合には後部の操作部側から前方が見え易くして、簡単な
構造にして好適に実施できるよう提供するものである。
とともに機台上に脱穀機を搭載して自走自説にすること
ができる機体構造で、とくに機体後部のエンジン等をカ
バーにより被覆して安全構造にするとともに、そのカバ
ーの前部を載置台として利用しながら、自走自説の形態
にした場合にはフィートチエンにて横送される殻稈の稈
元部の邪魔にならないものにし、運搬車の形態にした場
合には後部の操作部側から前方が見え易くして、簡単な
構造にして好適に実施できるよう提供するものである。
以下、図面に示す実施例について説明する。
第1図は全体の側面図を示し、腹帯式走行体1.1によ
り支持される機台2の前部側上方は運搬車とした場合に
荷台にもなるように構成し、機台2の後部にはエンジン
Eを搭載するとともにミッション部3を装設し、エンジ
ンEからミッション部3等に伝動するベルトプーリ一群
9、エンジンEおよびミッション部3等を、支杆10に
より支持するカバーBにより上方から被覆し、カバーB
の後部には操縦レバー4′を配設する操作部4を、その
後方にハンドル杆11を装設して構成する。
り支持される機台2の前部側上方は運搬車とした場合に
荷台にもなるように構成し、機台2の後部にはエンジン
Eを搭載するとともにミッション部3を装設し、エンジ
ンEからミッション部3等に伝動するベルトプーリ一群
9、エンジンEおよびミッション部3等を、支杆10に
より支持するカバーBにより上方から被覆し、カバーB
の後部には操縦レバー4′を配設する操作部4を、その
後方にハンドル杆11を装設して構成する。
また、荷台になる機台2の部分の両側には杆製荷枠5,
5の基部5′を支持部12により回動自在に取付け、両
荷枠5,5を垂直にしたり外方に倒して水平にして固定
できるように構成するが、その固定手段は公知技術を適
用するもので図示省略する。
5の基部5′を支持部12により回動自在に取付け、両
荷枠5,5を垂直にしたり外方に倒して水平にして固定
できるように構成するが、その固定手段は公知技術を適
用するもので図示省略する。
Aは脱穀機で、扱胴13、供給口14、フィートチエン
6、挾扼杆6′、4番漏斗15等を有する従来構造同様
の構造であるが、1番の取出しは供給口14の下方側に
してその部分から機体にそわせて上方にらせんコンベア
式の揚穀筒16を延出し、揚穀筒16の上部における駆
動プーリー17を、2番プーリー18および排塵プーリ
ー19に街娼するベルト20により駆動するように設け
、揚穀筒16の上部側における初出ロアを供給口14の
側方に延出し構成する。
6、挾扼杆6′、4番漏斗15等を有する従来構造同様
の構造であるが、1番の取出しは供給口14の下方側に
してその部分から機体にそわせて上方にらせんコンベア
式の揚穀筒16を延出し、揚穀筒16の上部における駆
動プーリー17を、2番プーリー18および排塵プーリ
ー19に街娼するベルト20により駆動するように設け
、揚穀筒16の上部側における初出ロアを供給口14の
側方に延出し構成する。
このように構成した脱穀機Aは機台2の前部に積載して
自走自脱の形態にした場合には上記フィートチエン6を
後側にして積載する。
自走自脱の形態にした場合には上記フィートチエン6を
後側にして積載する。
また、初出ロアの下方には平面コ字状の籾受棒8を水平
状にして延出できるよう機体側部のブラケット21によ
り支持するが、そのブラケット21側における籾受棒8
の基部を回動自在に枢支して固定を解除すると下方に垂
れ下がり機体側部に収納できるように構成する。
状にして延出できるよう機体側部のブラケット21によ
り支持するが、そのブラケット21側における籾受棒8
の基部を回動自在に枢支して固定を解除すると下方に垂
れ下がり機体側部に収納できるように構成する。
その籾受棒8には籾袋22の上部を挿通して支持するが
、前記荷枠5を外方に倒し機台2と略同じ高さにして水
平に固定すると、籾受棒8に挿通ずる籾袋22の底部を
荷枠5部分が支持台となって支受することができるよう
に、また荷枠5の上方に台板23を載置するともできる
ように構成し、両荷枠5の他の部分には水平状にした場
合に籾袋を載置できるようにして構成する。
、前記荷枠5を外方に倒し機台2と略同じ高さにして水
平に固定すると、籾受棒8に挿通ずる籾袋22の底部を
荷枠5部分が支持台となって支受することができるよう
に、また荷枠5の上方に台板23を載置するともできる
ように構成し、両荷枠5の他の部分には水平状にした場
合に籾袋を載置できるようにして構成する。
次に、前記カバーBはその前部を第4図に示すように断
面凹形で底部を平担面へに形成して籾袋や工具等の載置
台とし、且つ前記フィートチエン6よりも下方に位置さ
せ、後部は第5図に示す如くこの平担面へよりも高い凸
形の高台面へに形成して、該高台部。
面凹形で底部を平担面へに形成して籾袋や工具等の載置
台とし、且つ前記フィートチエン6よりも下方に位置さ
せ、後部は第5図に示す如くこの平担面へよりも高い凸
形の高台面へに形成して、該高台部。
に操作部4を装設して構成する。
しかして、自走自説として構成した場合、路上走行させ
る際には、両側荷枠5,5は各図において実線で示すよ
うに起立させて機体側に収納し、籾受棒8も第3図にお
いて仮想線で示すように下方に下げて収納状態に腰オペ
レーターは機体後方のハンドル杆11を握り操作部4を
操作して機体走行させることができる。
る際には、両側荷枠5,5は各図において実線で示すよ
うに起立させて機体側に収納し、籾受棒8も第3図にお
いて仮想線で示すように下方に下げて収納状態に腰オペ
レーターは機体後方のハンドル杆11を握り操作部4を
操作して機体走行させることができる。
脱穀作業時には、両側荷枠5,5を仮想線で示すように
外方に倒して水平状にし、籾受棒8も外方に水平状に突
設させておいて、籾受棒8に挿通する籾袋22の下部を
荷枠5に直接に、または荷枠5上の台板23上に載置し
て、初出ロアから排出される籾を籾袋22に受入れるよ
うにすることができる。
外方に倒して水平状にし、籾受棒8も外方に水平状に突
設させておいて、籾受棒8に挿通する籾袋22の下部を
荷枠5に直接に、または荷枠5上の台板23上に載置し
て、初出ロアから排出される籾を籾袋22に受入れるよ
うにすることができる。
したがって、供給口14の前方に載置台を従来慣行どお
りに連設してその上方に殻稈を載せ、フィートチエン6
に接近する機体の側方にオペレーターが立って載置台上
の殻稈を供給し脱穀作業を行なうのであるが、この場合
、フィートチエン6によって横送される殻稈の稈元部は
カバーBの前部によって遮られることなくこの前部上を
円滑に横送される。
りに連設してその上方に殻稈を載せ、フィートチエン6
に接近する機体の側方にオペレーターが立って載置台上
の殻稈を供給し脱穀作業を行なうのであるが、この場合
、フィートチエン6によって横送される殻稈の稈元部は
カバーBの前部によって遮られることなくこの前部上を
円滑に横送される。
その状態でオペレーターは目前の籾袋22に籾受けがな
される状態を監視できて、満量になると直ちに取換作業
を行なうことができる。
される状態を監視できて、満量になると直ちに取換作業
を行なうことができる。
そのように自走自説として構成した場合には、カバーB
における前部の平担面Nには空の籾袋や工具を入れてお
くことができる。
における前部の平担面Nには空の籾袋や工具を入れてお
くことができる。
また、脱穀機Aを降して機台2を荷台として運搬車にし
た場合は、後方のハンドル杆11を握りながら操作部4
を操作するオペレーターはカバーB前部の平担面域が低
いので荷台側を充分に見とおすことができて運転するこ
とができる。
た場合は、後方のハンドル杆11を握りながら操作部4
を操作するオペレーターはカバーB前部の平担面域が低
いので荷台側を充分に見とおすことができて運転するこ
とができる。
なお、満量になった籾袋は荷枠5上やカバーB前部の平
担面へ上に載置して運搬するとかでき、°脱穀機Aの積
降しは、立設した荷枠5,5上に脱穀機Aの転輪(図示
なし)を転動させて行なうことができる。
担面へ上に載置して運搬するとかでき、°脱穀機Aの積
降しは、立設した荷枠5,5上に脱穀機Aの転輪(図示
なし)を転動させて行なうことができる。
このように本考案は、走行体1により支持する機台2の
前部には脱穀機Aをそのフィートチエン6を後側にして
積降し自在とし、後部にエンジンEを搭載して構成する
運搬車兼自走自説において、上記エンジンEには上方か
ら被覆するカバーBを設け、このカバーBの前部をフィ
ートチエン6よりも下方にして断面凹形で底部を平担印
□に形成し、後部はこの平担面へよりも高くして操作部
4を装着する高台面b2に形成して構成したから、エン
ジンEをカバーBにより被覆して安全構造にすることが
でき、特に、このカバーBの前部を断面凹形で底部を平
担面へに形成して籾袋や工具等の載置台として利用でき
るものでありながら、自走自説の形態とした場合はフィ
ードチェーン6よりも下方に位置させであるのでこのフ
ィードチェーン6により横送される殻稈の稈元部を遮っ
て邪魔することなく円滑に横送されるのであり、運搬車
の形態とした場合には、前部の平担面域が低く形成され
ているので運転者はその上方を通して前方が確認できて
、簡単な構造にして好適に実施できる特徴を有する。
前部には脱穀機Aをそのフィートチエン6を後側にして
積降し自在とし、後部にエンジンEを搭載して構成する
運搬車兼自走自説において、上記エンジンEには上方か
ら被覆するカバーBを設け、このカバーBの前部をフィ
ートチエン6よりも下方にして断面凹形で底部を平担印
□に形成し、後部はこの平担面へよりも高くして操作部
4を装着する高台面b2に形成して構成したから、エン
ジンEをカバーBにより被覆して安全構造にすることが
でき、特に、このカバーBの前部を断面凹形で底部を平
担面へに形成して籾袋や工具等の載置台として利用でき
るものでありながら、自走自説の形態とした場合はフィ
ードチェーン6よりも下方に位置させであるのでこのフ
ィードチェーン6により横送される殻稈の稈元部を遮っ
て邪魔することなく円滑に横送されるのであり、運搬車
の形態とした場合には、前部の平担面域が低く形成され
ているので運転者はその上方を通して前方が確認できて
、簡単な構造にして好適に実施できる特徴を有する。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は自走自脱とした
場合の全体の側面図、第2図はその平面図、第3図は背
面図、第4図は第1図のIV−IV線における断面図、
第5図は第1図の■−■線における断面図である。 1・・・・・・走行体、A・・・・・・脱穀機、2・・
・・・・機台、3・・・・・・ミッション部、E・・・
・・・エンジン、B・・・・・・カバ、域・・・・・・
平担面、賜・・・・・・高台面、4・・・・・・操作部
、6・・・・・・フィートチエン。
場合の全体の側面図、第2図はその平面図、第3図は背
面図、第4図は第1図のIV−IV線における断面図、
第5図は第1図の■−■線における断面図である。 1・・・・・・走行体、A・・・・・・脱穀機、2・・
・・・・機台、3・・・・・・ミッション部、E・・・
・・・エンジン、B・・・・・・カバ、域・・・・・・
平担面、賜・・・・・・高台面、4・・・・・・操作部
、6・・・・・・フィートチエン。
Claims (1)
- 走行体1により支持する機台2の前部には脱穀機Aをそ
のフィートチエン6を後側にして積降し自在とし、後部
にエンジンEを搭載して構成する運搬車兼自走自説にお
いて、上記エンジンEには上方から被覆するカバーBを
設け、このカバーBの前部をフィートチエン6よりも下
方にして断面凹形で底部を平担面へに形威し、後部はこ
の平担面へよりも高くして操作部4を装着する高台#)
2に形成して構成したことを特徴とする運搬車兼自走自
脱の機体構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8034877U JPS6013340Y2 (ja) | 1977-06-17 | 1977-06-17 | 運搬車兼自走自脱の機体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8034877U JPS6013340Y2 (ja) | 1977-06-17 | 1977-06-17 | 運搬車兼自走自脱の機体構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS548210U JPS548210U (ja) | 1979-01-19 |
JPS6013340Y2 true JPS6013340Y2 (ja) | 1985-04-27 |
Family
ID=28999161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8034877U Expired JPS6013340Y2 (ja) | 1977-06-17 | 1977-06-17 | 運搬車兼自走自脱の機体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6013340Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-06-17 JP JP8034877U patent/JPS6013340Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS548210U (ja) | 1979-01-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4205937A (en) | Carrier for compressed gas cylinders | |
JPS6013340Y2 (ja) | 運搬車兼自走自脱の機体構造 | |
JP2604351Y2 (ja) | 収穫機における籾受フロア | |
JPS6138428Y2 (ja) | ||
JPS5818690Y2 (ja) | グレインタンク台車と籾袋受台車とを取換え可能なコンバイン | |
JPH02299512A (ja) | コンバインにおける籾袋搬出装置 | |
JPH02299513A (ja) | コンバインにおける籾袋搬出装置 | |
JPS5843500Y2 (ja) | コンバインのフレ−ム構造 | |
JPS5827620Y2 (ja) | ハ−ベスタ | |
JP2578686Y2 (ja) | コンバイン | |
JP2003312482A (ja) | 取込み及びリフト機能を備える運搬車の操作装置 | |
JPS5840841Y2 (ja) | コンバイン | |
JPS595290Y2 (ja) | 自走自脱 | |
JP2528295Y2 (ja) | コンバインにおける穀粒タンク | |
JPS6040119Y2 (ja) | 脱穀機における籾受棒の取付装置 | |
JPS5836255Y2 (ja) | ダツコクソウチシジコウゾウ | |
JPS5840842Y2 (ja) | コンバイン | |
JPS586771Y2 (ja) | 自走自脱兼運搬車における荷枠の取付構造 | |
JPH023739Y2 (ja) | ||
JPS635460Y2 (ja) | ||
JPH0143526B2 (ja) | ||
JP2528289Y2 (ja) | コンバインにおける穀粒タンク傾動装置 | |
JPS6127815Y2 (ja) | ||
JP3085859U (ja) | 穀類収納袋の昇降作業機 | |
JPS62144833U (ja) |