JPS60133367A - リドカインおよびその類縁体のための免疫原 - Google Patents

リドカインおよびその類縁体のための免疫原

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JPS60133367A
JPS60133367A JP59228069A JP22806984A JPS60133367A JP S60133367 A JPS60133367 A JP S60133367A JP 59228069 A JP59228069 A JP 59228069A JP 22806984 A JP22806984 A JP 22806984A JP S60133367 A JPS60133367 A JP S60133367A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 本発明は、液体媒質、例えば生物学的液体中での免疫試
験に関与するリドカインおよび関連化合物(分析対象物
)の新規な誘導体に関する。このような誘導体には、従
来の技術により、宿主動物において、問題とする分析対
象物に対する抗体の産生を促進するために使用される免
疫原が包含される。また、特に好ましい免疫試験におい
て、抗体と一緒に試薬として使用される標識化された複
合体(以下、標識複合体という。)が提供される。
前記免疫原および標識複合体合成の中間体も提供され石
リドカイン〔メルク・インデックス(Th@M@rck
 Xndex )、第9版、第5331頁(1976年
刀は1式 (式中、Qは水素であシ、Wlおよび?はいずれもエチ
ル基である) で示される局所麻酔薬であるが、このものはまた、特に
心室の不整脈に対して抗不整脈特性を有する。
該麻酔薬は心筋梗塞後の患者の処置に広く使用され、体
重1−当たり1〜2ミリグラムのポーラス注射により投
与された後、続いて、1分間に体重1Kf当たシ20〜
50ミクログラムの投与量レベルで点滴によシ投与され
る。有毒な副作用〔低血圧、中枢神経系(CNS)の抑
制および痙撃〕は、その血中濃度が1ミリリツトル(−
)当たシラマイクログラムを超えない場合は避けられる
ように見える。長期間の点滴で、安定した状態に達する
には、24〜30時間が必要といえる。該治療を受けて
いる患者については、リドカイン毒性の徴候を注意深く
かつ絶えず観察する必要がある。特定の患者の不整脈を
効果的に処理し、薬物毒性を十分に理解するために、リ
ドカインおよび、できれば、リドカイン代謝物の血中濃
度を定量しなければならないといえる。〔ジャネリー(
Gian@1ly)等、ニューイングル、ジエイ、メト
(New Engl。
JlMad、)第277巻、第1215頁(1967年
〕;年回;クル(Winkla)等、アメル、ジエイ、
カルジオロジー(Am5r、J、 Cardiolog
y )第36巻、第629頁(1975年)〕 リドカインは肝臓内でN−説エチル化により代謝すれて
、モノエチルグリシン・キシリジド〔(MKGX)、式
(ト)において、Qは水素であり、w”杜エチル基であ
り、W2は水素である〕およびグリシン・キシリジド(
(GX)、式(Nにおいて、Q、W”及びW2は、いず
れも、水嵩である〕が産生される。
ある研究によると、前者の代謝物(MEGX)は血液中
に1−当たjjJo、31〜2.6マイクログラムの濃
度範囲で産生ずることが見出され九が、このものの抗不
整脈剤としての活性はリドカインの80−であった。完
全に脱エチル化された誘導体(GX)は、母剤の10分
の1の活性しかなかった。
〔バーニイ(Burney)等、アメルウハート、ジエ
イ、(Amer、 [aart J、)第88巻、第7
65頁(1974年)〕。人間の場合、MEGXの高血
中濃度は、リドカイン療法に伴う中枢神経系の副作用に
結びつく。ラットの場合は、MEGXの中度の痙筆誘発
投与量は体重1胸当たり67ミリグラムと測定されたが
、これに対してリドカイン自体は、体重1Kfにつき5
2ミリグラムである。このことは、リドカインで処置さ
れた人間に発作が起とるのは、一部分は、代謝物MEG
Xによるものといえ名ということを示唆している〔プル
マー(Blumar) 等、ジエイ、ファーム、イクス
プ、セラプ(J、pharm。
Exp、 Th@r+ap、)第186巻、第31頁(
1973年);ストロング(SLrong)等、クリニ
、ファーム、セラプ(Cl1n、pharm、 Th@
rap、)第14巻、第67頁(1973年)〕。
トカイニド、即ちリドカインの第一級アミン類縁体〔成
体)において、Qはメチル基であり、Wl及びW!はと
もに水素である〕 本また、リドカインと同様の抗不整
脈特性および毒性を有する。リドカインと異な抄、トカ
イニドは、肝臓を最初に通過する際に急速に代謝されて
除去されることが々いので、経口投与することができる
。トカイニドは10時間の半減期を有し、6nシー!の
血清濃度で治療効果を有し、そして、 キニジンもしく
はシソピラミドと併用されている〔ジブス(Zipea
)およびドループ(’i’roup )等、アメル、ジ
エイ。
カルジオ# (Am@r、J、Cardiol、 )第
41巻:第1005〜第1024頁(1978年)〕。
上記の薬物および代諭物で治療される患者の最適な治療
を管理するために1これらの薬物の崩漿濃度を測定する
のに十分感度のよい迅速かつ特異的な分析法がめられて
いる。このよう表必要性から、特にリドカインおよびM
EGXについての血中濃度を測定する様々な分析手法が
開発されている。例えば、マスフラグメントグラフィー
〔ス) 1:+ 7 り(Strong)およびアトキ
ンソン(ALkinson)、アナル、ケム(Anal
、Chem、)第44巻、第2287頁(1972年)
〕;気液クロマトグラフィー〔卜°ウ一シ(Dusci
)およびノ・ケラト([aeh@t)、り177゜トキ
シ:l−717(Cl1n、Toxicol、)第14
巻、第587頁(1979年)〕;高性能薄層クロマト
グラフィー〔リー(Lee)等、ジエイ、クロマト(J
、ChromaL、)第158番、第403頁(197
9年)〕; および酵素媒介免疫試験法〔レバン(La
ba−ne)等、クリーン、ケA (Cl1n、 Ch
am、)第25巻、$ 614頁(1979年)〕など
が挙げられる。
免疫試験法において使用するためのリドカインおよびそ
の類縁体に対する抗体の調製は、これら薬物と従来の免
疫原性担体物質との特定の免疫原性複合体を形成し、そ
してこの免疫原を抗体の産生を促進するために適当な宿
主動物の血流中に注射することによシ、先行技術によっ
て達成されている。米国特許第4,069,106号に
、薬剤が、リドカインのフェニル基上の3つの非置換位
の一つに結合したイミン結合によ)担体にカップリング
されている、かかる免疫原複合体が記載されている。具
体的に例示されているのは、薬物の元のア之ド側鎖に対
してパラ位の非置換位での結合である。ある種の阻害剤
標識免i試験法において有用な標識複合体を形成する目
的で、異なった結合により、かかるパラ位でリドカイン
を誘導することは、米国特許第4,273.866号に
提案されている。
薬物のようなハプテンに対する抗体を製造する技術水準
は、ワインリブ(Weinryb ) 等、)”ラッグ
・メタボリズム・レビューズ(Drag M@tabo
lismReviaws )第10巻、第271頁(1
975年);プレイフェア(Playfair)等、プ
ロ、メト、プル(BroMad、Bull、)第30巻
、第24頁(1974年);ブロートン(Brough
ton)等、クリニ、ケム(CIin、 Chem、)
第22巻、第726頁(1976年):およびパトラ−
(Butler)、ジエイ、イ4ノル、メト。
(J、 Tmmunol、 Moth、)第7巻、第1
頁およびファーマコル、レビ(pharmacol、R
ev、)第29巻(2)、第103頁(1978年)に
示されている。
標識物質にカップリングされた分析対象物または誘導体
もしくはそれらの他の類縁体から成る標ll複合体は、
例えば、′米国特許第4,279,992号:第4,1
82,856号;第4.2j9,233号および第4.
292,425号(標識は、螢光団酵紫基質β−ガラク
トシルウンベリフェロン)および米国特許第4.213
,893号(標識は、フラビンアデニンジヌクレオチド
)等の文献において、様々に記載されている。
〔発明の概要〕
本発明は、本明細書で一括して分析対象物と称されるリ
ドカイyおよびその特定の類縁体(例えばMEGX、G
Xおよびトカイニド)を測定するために免疫試験におい
て用いられる試薬を提供せんとする特異なもので、この
試薬の調製には、そのフェニル環上の元のメチル置換基
の一つにおける分析対象物へのカップリングもしくは分
析対象物の誘導体化を伴う。
従来の免疫原性担体物質に、芳香環に付いたメチル置換
基を介して化学結合したハプテン様分析対象物から成る
本発明の免疫原は、分析対象物に対する抗体の産生を促
進する。物質代謝が全く起こらず、有意の免疫原の顕著
な置換基が全く現われない位置で分析対象物をカップリ
ングさせることによシ、免疫原複合体は、分析対象物を
ほとんど修正することなく製造される。
本発明はまた、メチル基置換分析対象物試薬の合成にお
ける新規な中間体を提供するものである。
更に、本発明の新規な抗体を使用することにより、分析
対称物を測定するための改善された免疫試験法および試
薬系も提供される。更Kまた、本発明によれば、該免疫
試験法および系の特に好ましい態様のための標識分析対
象物複金体も提供される。
〔好ましい実施態様の説明〕
本発明は、芳香環メチル置換基の−において変性された
リドカインおよびそのメチルアミン類縁体の誘導体の製
造に焦点を合わしているものである。かかる誘導体は、
次に、通常の担体物質とカップリングさせることによシ
免疫原を形成するために使用され、また次いで抗分析対
象物抗体を得るために使用され、または選択された種々
の免疫試験法における検出試薬として作用する標識複合
体を形成するために使用される。
芳香環メチル誘導体 本発明の分析対象物誘導体は、一般式 (式中、Qは水素もしくは低級アルキル基でお択されR
1は化学結合もしくは適当な連結基であシ、モして2は
選択された免疫原性担体物質もしくは標識試薬に対して
カップリングさせることのできる反応性官能基であり、
以下で更に詳細に説明されている) を有する。
本発明で使用される低級アルキル基は、式%式% するもので、式中、mは1〜6の整数であシ、従って直
鎖状および分枝状のもの(例えば、メチル基、エチル基
、n−プロピル基、イソブチル基、]−ブチル基、イソ
ブチル基、tert−ブチル基、n−へキシル等とを含
み、直鎖状のものが好ましく、mが4以下のものも好ま
しい。かかる誘導体は、出発物質である3−ヒドロキシ
メチル−2−二トロトルエン(1)のアルキル化に゛よ
ジ形成される。
化合物(1)のヒドロキシル基のアルキル化は、従来の
いかなる方法によっても、例えば、試薬X −R’−z
’との反応にょシ達成できる。式中、Xは適当な脱離基
、例えば、塩素、臭素、ヨウ素、パラトルエンスルホニ
ル−・メタンスルボニル等テあシ、そして、2′は2も
1くは2に変換することのできる基、例えば、ヒドラジ
ンによる処理によってアミノ基に変換することができる
フタルイミド及びカルボキシル基に変換できるカルボキ
シエステルを挙げることができる。官能基2′は、通常
、アミン、カルボキシル、チオール、ヒドロキシルもし
もしくは前駆体である。試薬X−R’−Z’ の唯一の
要件は、出発物質(1)のヒドロキシル基と反応して、
脱離基Xが典型的な核的置換を受けるように、脱離基X
がR′に結合しているという点である。
アルキル化試薬X −R’ −Z’の例として、次の任
意の組み合わせから選択される要素から成るものが挙げ
られる。
CH,80,○ −(CH今CF3C0N’H−当業者
が、本発明の誘導体に導入することができる広範囲の連
結基R′を有していることは明らかである。かかる選択
の例としては、直鎖状および分枝状アルキレンであり、
1から最大15個、より普通には10個以下、および通
常6個未満の炭素原子からなる(例えば、メチレン、エ
チレン、n−7’ロビレン、インプロピレン、n−ブチ
レン等)。更に、かがるアルキレンは、その他の置換基
、例えば、シアノ基、アミノ基(置換アミノを含ム)、
アシルアミノ基、ハロゲン、チオール、ヒドロキシル、
カルボニル基、カルボキシル基(置換されたカルボキシ
ル基、例えば、エステル、アミドおよび置換アミドを含
む)を含んでいてもよい。勿論これは、いがなるこれら
の官能基も以後の合成操作、特に担体物質または標識試
薬に対するカップリングに干渉しないという条件下にお
いてである。連結基R′はまた、置換もしくは非置換の
アリール、アラルキルもしくはヘテロアリール基(例t
ijJ7二二レン基、7エネテレン等)を含むか、ある
b#′iそれらから成っていてもよい。
更Kまた、かかる連結基は窒素、硫黄および散票から選
択された1以上のへテロ原子を、エーテル、エステル、
アミド、チオエーテル、アミジノ、スルホンもしくはス
ルホキシドの形態で含有していてもよい。また、かかる
連結基は、オレフィンもしくはアセチレン結合のような
不飽和基、イミノ基またはオキシイミノ基を含んでいて
もよい。R′は、水素を除外して1〜20個の原子、さ
らに普通には1〜10個の原子から成る鎖、通常は脂肪
族基であることが好ましいが、この場合、0〜5個は窒
素、散票および硫黄から選択されたヘテロ原子である。
特に好ましいのは、R′が、nが1〜10の整数である
場合の基(CUt)であり、そして2がアミン基もしく
はカルボキシル基、またはその保護された形態である誘
導体である。したがって、連結基R′の種類は本発明に
とって制限のあるものではなく、安定な化合物の産生を
保証するために通常の予備措置を講じる当業者によって
選択されうるものである。
かかる連結基R′および末端官能基2′を有する分析対
象物誘導体(B)を得るために利用することができる合
成経路を以下に例示した。
上記において概説した操作法に従って、ベンジルアルコ
ール系出発物質(1)をオメガ(ホ)ブロモアルキルフ
タルイミドでアルキル化すると、誘導体中)が得られる
。この際、R′が+CH,)−であl:、、zlが7タ
ルイミド、即ちNH,の防護された形態であって、ヒド
ラジンと反応させることにょシ冊。
に転換することができる、誘導体CB)を得ることがで
きる。n == 5〜9のかかるブロモフタルイミド類
は既知の化合物である〔ディルシェル(Dir −aa
bsr )およびワインガルテy (Wejngart
en)、アナ(Ann )、第574巻、131頁(1
951年);ミュラー(Muller)およびクララx
 (Krauas)、モンタシュ(Monもash)、
第61巻、219頁(1932年);エルダーフィール
ド(]i:1derfield )等、ジエイ、アム、
ケム、ソス(J、 Am、 Chem、 800.)、
第68巻、1568頁(1946年);ドナヒユー(D
onahua )等、ジェイ、オルグ、ケム(J、Or
g。
Chern、 ) 第22巻、第68頁(1957年)
参照〕。
出発物質(1)を、オメガブロモアルカン酸二2・チル
でアルキル化して、R′が(cHt )であり、z′が
−COOC,H,、即ち−COOT(の前駆体である、
誘導体0)を生成することもできる。式中、n = 1
〜4のエチル・オメガブロモエステルは市販されている
;n=5〜9のものは既知の化合物である〔ノクーガー
(Barger)等、ジエイ、ケム、ソサ(J、(:h
em。
Soo、(1937年)、第714頁; サルモンーレ
ガグチー(Salmon−Legagnaur )、プ
ル、ンサ、ケム。
フランス(Bull’Soc、cbem、 Franc
e) 、(1956年)、第411頁;リネル(Lin
nall)およびボラ(Mars)。
シエイ、ファーム、ファーマ:I A/ (J、 Ph
arm。
pharmacol )、第4巻、第55頁、(195
2年)参照〕。
更ニ、ベンジルアルコール(1) ハ、オメガヒドロキ
シアルデヒド類から入手できるオメガノ・ロアルカナー
ル〔フルト()(urd)等、ジエイ、アム、ケム、ソ
ス(J、 Am、 Chem、 Soe、)第74巻、
第5324頁(1952年)〕でアルキル化して、R’
 = −(CHt) およびZ’=CH0を有する誘導
体(ロ)を得ることができる。
2がチオールである誘導体中)の例は、Z:NH。
である誘導体の)をN−スクシンイミジル−3−(2−
ピリジルジチオ)プロピオネートと反応させ、そして該
生成物をその場で遊離チオール化合物に還元することに
より得ることができる。
マレイミド基で官能化した誘導体(B)は、Z=NHオ
である誘導体中)をマレイン酸無水物と反応させ、生成
物を環化してマレイミド基を形成することにより製造す
ることができる。あるいは、アミノ銹導体をマレイミド
で置換されたカルボン酸と反応させてマレイミド置換誘
導体を得ることができる。
この誘導体において、アミン中に存在する元の連結基R
′は延長されて、マレイミドカルボン酸によるアミド官
能基を包含するようになっている。マレイミド置換誘導
体の例は既知のものである〔キタガワおよびアイカワ、
ジエイ、バイオケム(J。
Bioebem、)第79巻、第233頁(1976年
);ケラ−(Keller)およびリープインジャー(
liedin−gsr )、ヘルプ、チム、アクタ(H
e1v、 Chlm。
Aeta )第58巻、第531頁(1975年)〕。
同様に、連結基R′は広く変更し得る。例えば、非置換
結合は、ベンジルアルコール出発物質(1) ヲN−(
4−ブロモブテニル)フタルイミドと反応させることに
よシ導入することができる〔バークオフエA/ (Bi
rkofsr)およびヘンベル(Hempel)、ケム
、べ/L/ (Cbem、 Bar)第93巻、第22
82頁(1960年)〕。
フェニレン連結基は、出発物質(1)を2−(3−クロ
ロプロピル)ベンジルクロリドでアルキル化することに
より導入でき、これにより次式で示される誘導体の)が
得られる。このものは、更にシアニドイオンと反応させ
、しかる後酸で処理することによシ、カルボキシル誘導
体(z = Coo)I)に変換することができる〔パ
ラフラー(Buoklar)等、ヨーロッパ、ジエイ、
メト、ケム(EuroBJ、 Med、 chsm−)
第12巻、第463頁(1977年)参照〕。
上記の合成経路から、一般構造式(B) (式中、2は
免疫原性担体物質もしくは適当な標識残基に対してカッ
プリングさせるための反応基である)で示される分析対
象物誘導体は、連結基R′の特質により広範囲で合成し
得ることは明らかである。
特に好ましいのは、式 (式中、nは1〜10の整数、通常は1〜6、および好
ましくは3の整数である) で示される分析対象物誘導体である。誘導体(C) (
式中、Qは水素もしくは低級アルキルであり、n冨3、
そして2=アミノである)は、図示され、かつ実施例の
中で更に詳細に示された合成例により製造することがで
きる。図において、ベンジルアルコール(1)をアクリ
ロニトリルと反応させるとシアノエチルエーテル(2)
が得られる。化合物(2)の触媒による水素添加により
、シアン及びニトロ基が同時に第一級アミンに還元され
、ジアミン(3)を生成する。ジアミン(3)と1当量
の炭酸ジーLorL−ブチルの反応により、−保護化中
間体(4)が生成される。−保護化中間体(4)の未保
護芳香環アミノ基を、次に、所望の塩化α−ブロモアル
カン酸でアシル化し、その生成物(5)をアンモニアま
たは所望のモノアルキル−もしくはジアルキルアミンと
反応させると、(6)が生成される。Wl及びW2が水
素である場合は、(6)の第一級アミン基は次に、例え
ばO−ニトロフェニルクロリドとの反応により適切に保
護される。terL−ブチルオキシカルボニル保護基を
酸処理によシ除去すると(7)が残る力(、これは以後
のカップリング反応に適切な第一級アミノ基を有してい
る。第一級アミノ基が(6)牛に存在し、それが(7)
の保護形態とされる場合は、該保護基は、(7)を免疫
原性担体、標識試薬等とカップ1ノングさせた形で塩基
で処理することにより除去される・ 免疫原 前記分析対象物誘導体中)は、数多くの慣用技術により
免疫原性担体物質に共有結合せしめられ、式 (式中、Q 、 WlおよびW2は前記のように定義さ
れる) で示される1個以上の残基から成る免疫原を生成するこ
とができる。更に具体的には、かかる免疫原は、式 (式中、Carrierは免疫原性担体物質であり、R
は誘導体の)を担体にカップリングさせている適切な連
結基であり、そしてpは担体にカップリングしたハプテ
ン部分の数である) を有する。数pは、免疫原のエピトープ密度とも称され
るととがあシ、担体分子上の利用可能なカップリング部
位の数によってのみ制限される。しかし、担体が天然由
来蛋白質、例えばアルブミンである普通の場合では、R
は平均して1と約50の間、更に通常には1〜約25と
なる。このよう表普通の場合の最適エピトープ密度は、
免疫原の合成および抗体反応の容易性および再現性を考
慮して、2と約20の間、更に普通には5〜15になる
免疫原性担体物質は、従来公知のいかなるものから選択
してもよい。たいていの場合、担体は蛋白質またはポリ
ペプチドであるが、その他の物質(例えば、炭水化物、
多糖類、リボ多糖類、核酸お・よび十分なサイズと免疫
原性を有する類似物)も同様に使用し得る。たいていの
場合、免疫原性蛋白質およびポリペプチドはs、ooo
〜10 、000.000゜好ましくは15,000以
上、更に普通にはso 、 oo。
以上の分子量を有している。一般に、ある動物種から取
った蛋白質は、他の種の血流に導入した場合、免疫原と
なる。特に有用カ蛋白質社アルブミン、顕著な非蛋白質
成分を有する蛋白質、例えば糖蛋白質等である。3o、
ooo〜200,000の分子量を有するアルブミンお
よびグロブリンが特に好適である。従来の免疫原性担体
物質および−・ブテンとのカップリング技術に関する技
術水準については、更に次のものを参照されたい。バー
カー(parker) 、r生物学的活性化合物の放射
性免疫試験J (Radioimmunoassay 
of B’(ologieal AoLiveComp
ounds )、プレンティス−ホール(Prenti
oe −Hall ) (エングルウッドeクリフス(
KnglewoodCliffs )、ニューシャーシ
ー(New J@rl@y)、米国、1976年〕;パ
トラー(Butler) 、ジエイ。
イムツル、メト(J、 Immunol Moth、)
第7巻、第1〜24頁(1975年):ウニインリプ師
1nryb)およびシュロフ(Shr−oH)、ドラグ
、メタプ、レブ(])rag Metab、 Rev、
 )第10巻、第1−24頁(1975年);ブラウト
7 (BroughLon)およびストロング(SLr
ong)、クリン、ケム(Cl1n、Chem、)第2
2巻、第726〜732頁(1976年):ペレイ“7
〒テ/ DIawra+p”l航 イvq4V ゴnt
(TipMed、 Bull )第30巻、$24〜3
1頁(1974年);およびパトラ−(Butler)
ジエイ、イミュノル、メト(J、Immunol、 M
oth、)第7巻、第1頁および7アーマコル、レビ(
pharmaool Ray、)第29巻(2)、第1
03頁(1978年)。
適切な分析対象物誘導体CB)は周知の技術に従って免
疫原性担体物質とカップリングし得る。例えば、アミノ
誘導体線、活性化エステル、アシルアジド構造物、カル
ボジイミド等を用いた通常のペプチド結合形成反応によ
シ、カルボキシル基を有する担体(例えば、蛋白質もし
くはポリペプチド担体)にカップリングさせることがで
きる。「ペプチドJ (Paptides)グツドマフ
 (Goodman )およびマイエンホーファ(Me
inhofer )、ジョン・ライレイ・アンド・サン
ズ(John Willay & 5ons)〔ニュー
ヨーク、・1977年〕6頁以下、および「ペプチド、
分析、合成、生物J (’I’he peptides
Analysia、 5ynthas、ii、 Bic
+logy)、第1巻、アカデミツク・プレス(Aoa
demie pr+ess) にニューヨーク、197
9年〕参照。同方法は、アミノ基を有する担体にカルボ
キシル化鰐導体を結合させることにも同様に適用される
チオール化誘導体は、ジスルフィド交換法〔マーチy 
(Margin)等、バイオヶム(Bjoabem、)
 m 220巻、第4229頁(1981年)〕により
、チオール基含有ポリマー(T、Gtたはチオール化蛋
白質)に結合させることができる。また、アミノ基含有
ポリマーは、キタガワおよびアイカワ、ジェイ、ハイオ
ケム(J、 Biocham、)第79巻、第233頁
(1976年)に記載された方法により、試薬MB8と
反応させ、続いて生成物をチオール含有誘導体とカップ
リングさせることができる。マレイミド誘導体も、同様
にチオール基含有担体〔同上〕とカップリングさせ得る
。ヒドロキシル基誇導体は、トリクロロトリアジンを用
いて担体に結合させ得る〔ケイ(Kay)およびクリー
ク(Crook)ネイチャー(Nature)、第21
6巻、第514頁(1976年)〕。
多くのその他のカップリング技術が、本発明の種々の誘
導体を通常の免疫原性物質と結合させる上で、当業者に
と如利用可能でおる。例えば、当業者であれば、その一
端が誘導体と共有結合し、他端が上述の担体(例えば、
アミン、カルボキシヘチオール、ヒドロキシルおよびマ
レイミド)とカップリングする官能基を有するような二
官能性試薬を適切な誘導体と反応させることができる。
例えば、二官能性カップリング試薬は、トルエン−2,
4−ジイソシアネート〔ヒールズ(Hira) bよび
テマシエ7 (Timasheff )、メンラド拳イ
ン・エンザイモル(Msthod@a in Enzy
mol )第25巻(B部)、第625頁(1972年
) ) : 414’−ジフルオロ−3,3−ジニトロ
フェニルスルホン〔カトレカサス(Cuatreeas
aa )等、ジエイ、バイオルケム、(J、 Biol
、 Chem、)第244巻、第406頁(1969年
))ニゲルタルアルデヒド〔フローマフ (Frobm
an)等、エンド−クリノル(Endocrinol)
第87巻、第1055頁(1970年)〕;ビスイミデ
ート〔ダットン(Du L t o n ) 等、バイ
オケム、バイオフイ、VX、:Iム(Bioahem、
 Biophy、 R611゜Cown、 )第23巻
、第730頁(1966年)〕;およびクロロトリアジ
ン〔(ケイ(Kay)およびクリーク(Crook)、
ネイチャー(Nature)第216巻、第514頁(
1967年)〕により、アミン誘導体をアミノ基含有担
体とカップリングさせることについて周知である。その
他の有用なカップリング試薬は文献にくまなく記載され
ている(コブル(Kopple)、ペプチドとアミノ酸
(peptides andAmino Aaida 
)、W、A、ベンジャミン社(W、A。
B@njamin、 In6.) [二x −5−り、
1966年]:年中: low・)およびディーン(]
)ean)、アフィニティークロ“マ1トゲラフイー(
Affinity Chromato −graphy
)、ジョン・ウイリイ・アンド・サンズ(John W
iley & 3ona ) (ニューヨーク、197
4年〕;ミーンズ(Meana)およびフリーニイ(F
rea−ny)、蛋白質の化学的修飾(Chemiaa
l Modlfloa−Lion of protei
ns)、ホールデンーデイ(1(olden−Day)
Cサンフランシスコ、1971年〕;年上;グレイザー
(Qlaget)等、蛋白質の化学的修飾、エルスエビ
了−(1ijlaevier) (= :x−−ヨー 
p、1975年〕参照)。
本免疫原を表わす(6)式中、連結基Rは上記のR′連
結基およびカップリング反応後に残存する官能基2の残
基から成る。前述したように、官能基2の残基は担体上
の適当な官能基との結合により直接結合してもよく、あ
るいは二官能性カップリング試薬の残基により結合して
いてもよい。したがって R/の場合と同様、連結基R
は広範囲に変更することができ、その正確な化学構造は
、得られる免疫原の免疫原性にかかわシなく、ノ・ブテ
ン残基を結合する目的に沿う限シ限定されない。特に、
連結基Rは、R′に関して上述したものと同様の多様な
構造を有することに特徴がある。分析対象物誘導体(6
)の官能基2の残基は、イミノ、カルボキシル、スルホ
(S)またはオキシto)であることが好ましいO 特に好ましいのは、式 (式中、R″は前に詳細に記載したR′と同様の多様性
を有する適切な連結基であり、普通には同じ< R’に
関して上述したように1水素を除外した1〜20個の原
子を有する鎖である)で示される免疫原である。好都合
なことに、R〃はアミド基、即ち−NHCO−であって
、との基は、担体のアミノ基からのアミン基窒素原子お
よび適切な誘導体(例えば、カルボン酸)からの炭素原
子によシ(このとき、pは担体中の結合アミノ基の平均
数、好ましくは前記で牽義した平均数を表わす)、ある
いは適切な誘導体(例えば、アミノ誘導体)からの窒素
原子および担体のカルボキシル基からの炭素原子によシ
(このとき、pは担体中の結合カルボキシル基の平均数
、好ましくは前記で定義した平均数を表わす)形成され
る如く、二つの可能な態様のうちのいずれにも適してい
る。
抗体 本免疫原複合体を用いた特異的な抗体の産生け、いかな
る従来技術によってもよい。抗体形成を誘発するための
基本的な方法を記述し友数多くの文献が利用可能である
が、例えば、パーカー(pirkar)、生物学的活性
化合物の放射性免疫試験(Radioimmunoaa
say of lliologiaally Acti
veCompounds )、プレンチスーホール(p
rentiae −)1all ) (イングルウッド
書クリフス(EnglewoodCliffs )、ニ
ューシャーシー(New Jersey )、米国、1
976年、等が参考とされる。通常の場合、宿主動物(
例えば、ウサギ、ヤギ、マウス、モルモットまたはウマ
)に、免疫原複合体を通常補助剤と混合して、1個所以
上の様々な部位から注射する。定期的または不定期的間
隔で同一もしくは異なった部位に更に注射した後、最適
な力価に達したことが判明するまで、抗体力価を評価す
るために採血する。宿主動物から採電去れて、適量の特
異的抗血清が得られる。望ましくは、抗血清が実際の分
析に使用するのに適当であると考えられるようになる前
に、望ましくない物質、例えば非特異性抗体を除去する
精製操作を行う。
抗体はまた、体細胞ハイブリッド化法により得−ン抗体
と称されている。該モノクローン抗体の概要は、リンパ
球ハイブリドーマ(LymphoeyteHybrid
omas)メリテエルズ(Melehers)等、スブ
リンガーーベルラーグ(Spring@r−Verlm
g )、〔ニューヨーク、1978年〕;年回;ャー(
Navure)第266巻、第495頁(1977年)
;サイエンス(5oienea)第208巻、第692
頁(1980年);および酵素学的方法(Msthod
as in Enzymology)第63巻(B部)
、第3〜46頁(1981年)に記載されている。
免疫試験の技術 本発明の免疫原から調製された抗体は、リドカインおよ
びその類縁体を測定する上で、あらゆる免疫試験および
それに対応する試薬系で使用され得る。該免疫試験法に
は、凝集反応法、放射性免疫試験法、不均一酵素免疫試
験法〔米国特許第3゜654.090号参照〕、不均一
螢光免疫試験法〔米国特許第4,201,763号4第
4,171,311号:第4.133,639号;第3
,992j31号参照〕、およrト泊−r鼻斡■鮨1必
佛針齢と病を会咄あア D住の免疫試験法は特に好まし
く、それには例えば螢光消失法もしくは増加法〔米国特
許第4,160,016号参照〕、螢光分極法〔ジエイ
、エクスプ、メト(J、 EXP、 Msd、)第12
2巻、1029頁(1965年)参照〕、酵素基質標識
化免疫試験法〔米国特許第4,279,992号および
英国特許明細書第1゜552.607号参照〕、補欠分
子族基標識化免疫試験法(米国特許第4,238,56
5号参照)、例えば阻害剤標識物を使用する酵素モジュ
レータ−標識化免疫試験法〔米国特許第4,134.7
92号および第4,273,866号参照〕、酵素標識
化免疫試験法〔米国特許第3.817,837号参照〕
、エネルギー伝達免疫試験法〔米国特許第a、9c+e
、345号参照〕、および二重抗体立体障害免疫試験法
〔米国特許第3,935,074号および第3,998
,943号参照〕等の技術が含まれる。従来公知の均一
免疫試験法は、一般に分析対象物と抗体に結合させるた
めの薬物の標識複合体との間に競合を生ぜしめることに
よシ行われ、標識複合体が抗体に結合すると、検出可能
な標識特性が変化するということにIvf徴がある。
更に、本発明の分析対象物誘導体(qは、上記の種々の
免疫試験法を行うのに必要外標識複合体を製造する丸め
に使用することができる。適切な誘導体は、標準的な方
法に従って、放射線S識するか、あるいは螢光体で標識
することができる。同様に、好ましい均一技術のための
適切なS識部分〔例えば、酵素基質、補欠分子族、酵素
モジュレータ−または酵素(蛋白質であって、上述のよ
うな免疫原性担体に同様にカップリングすること力監で
きる)〕は誘導体とカップリングすること力(でき、標
識複合体を生成する。
特に好ましい標識複合体は、式 で示されるβ−ガラクトシルウンベリフェロン標識複合
体である。上記式中、Q、W”、W”およびnは前記の
とおシであシ、そして(Co)βGUは、式で示される
。この複合体は、分析対象物の適切々アミン誘導体とβ
−ガラクトシルウンベリフェロンカルボン酸〔米国特許
第4,226,978号〕との標準的なペプチド縮合に
よシ合成される@もう一つの好ましい標識複合体は、フ
ラピンアデニンジヌクレオチド(FAD)でS識したも
のであシ、このFADは、二官能性試薬を用い九アミノ
FAD !!誘導体米国特許第4,213,893号参
照〕またはカルボキシル誘導体と適切なアミノ誘導体中
)(式中、z=NHりとのペプチド縮合によシ合成する
ことができる。得られたFAD複合体は、アポ酵素活性
化免疫試験法(AlI3−米国特許第用である。
本発明の試薬系または手゛段は、本発明が包含する所望
の免疫試験を実施する上で必要なすべての本質的な化学
的要素を包含する。この試薬系は、試験装置の中で試薬
を奸存させることが許容される組成物もしくは混合物と
して、わるいは試験キット、即ち必要な試薬が収容され
た1個以上の容器が−まとめにされた組み合わせとして
、市販の包装形態で提供される。試薬系には、所望の結
合反応系(例えば、抗体および本発明の標識複合体)に
適した試薬が含まれる。勿論、試薬系には、従来公知の
他の物質が含まれていてもよく、この物質としては、商
業的および利用者の立場から、例えば緩衝液、希釈剤、
標準物質等であることが望ましい。特に好ましくは、本
発明の均一競合結合免疫試験用の試験キットであるが、
これは(a)本発明の抗分析対象物抗体および(b)抗
体と結合すると検出可能な特性が変化する標識分析対象
物複合体から成る。好ましくは、また、本発明の抗分析
対象物抗体を含む試薬組成物、抗体と結合する2検出可
能な特性が変化する標識分析対象物複合法および試薬組
成物を包含した固形担体から成る試験装置である。かか
る試験装置の様々な形態は、1980年10月30日に
提出され、通常のとおりに譲渡された米国特許出願筒2
”02,378号に記載されておシ、これは本明細書中
に参考事項として掲げられているが、欧州特許出願筒5
1,213号として公開された。好ましい試験キットお
よび試験装置に用いられる特異的な標識物は、前記のよ
うな試験法に応じて定められる。
本発明を更に詳細に説明するが、本発明は以下の実施例
によシ限定されるものではない。
〔発明の実施例〕
試薬 化学名の後に記載した数字は、前記本文および/または
図に示した構造式に関するものである。
A、薬物誘導体 N−(2−(3−アミノプロポキシメ
チル)−6−メチルフェニル) −21−ジエチルアミ
ノアセトアミド(7) (W”=W”=エチル。
Q−水素)の合成 3−ヒドロキシメチル−2−二トロトルエン(1)〔ア
ルドリツヒ・ケミカル社(Aldrich Che−m
ieal Co、、 )、ミルウォーキー(Milwa
ukee )、ウイス=r7シy (Wl ) :l 
10 t (60mMg)とアクリロニトリル7、9 
mlの混合液をアルゴンガス中、室温で攪拌した。カリ
ウムtart−ブトキシド(10v)を加え、90分後
に更に10′IIf加えた。
合計3時間経過後、酢酸0.2−を添加するととKよシ
反応を抑制した。揮発性物質を減圧下で除去し、残渣を
クロマトグラフィーに付して塩化メチレン(CH,Ct
、)で溶出した。約17−の両分を集めた。分画155
〜200を合わせ、溶剤を留去して、3−(2−シアノ
エトキシメチル)−2−二トロトルエン(2) 12.
5 f (収率90%)を透明な油状物として得た。
”)!NMRスペクトル(CDC1,) :δ7.38
(m、3H,芳香II ) : 4.60(s + 2
H,OC馬) : 3.66(trJ=6 HM H2
HHC% ) : 2−’60 (’ r J” 6 
Hg T2H,CHl): 2.30(s、3H,C%
 う。
赤外線スペクトル(neat) : 23605+ (
CN)。
ニトロ化合物(2) 12 t (55d )の氷酢酸
140−の溶液を二酸化白金(pto、) s s o
岬と混合し5 Q pal (3,4aim )の水素
雰囲気中室温で6時間振盪した。次に、それをろ過して
触媒を除去し更に溶媒を減圧下で留去した。残渣をn−
ブタノール100sdに溶解させて、溶液を50−の飽
和NaHCOm水溶液で2回洗浄した。洗浄水を合わせ
、75gItのn−ブタノールで2回抽出した。合わせ
たブタノール抽出液を一つにし、無本硫酸ナトリウム(
N〜804)上で乾燥して、留去した。油状物残渣を、
吸着剤としてシリカゲルを用い4:10:1(v/v/
Y)のクロロホルム(CHclm )、メタノール、濃
水酸化アンモニウムで溶出させて、液体クロマトグラフ
ィーにより精製した。これにより、2−(3−アミノプ
ロポキシメチル)−a−メチル−アニリン(3) 3.
15 f (収率30チ)が油状物として得られた。
’HNMR,y、ベクトル(d、DMSO):δ7.0
−6−4 (m、 3H。
芳香i) : 4.40(s、2H,0CHI): 3
.45(t、2H,J=6HE、 OCH,): 2.
62(L 。
21L Jx7Hz、 C% ) : Ll (s、 
3H,CH,): 1.60 (t w 2Hw J=
6Hz、 CEill )。
質量スペクトル(F! l ) : m/* 194 
(M” ’]ジクロロルム(CHC/、、) 125 
d中のジアミン(3) 7.3 f (38mbot)
の溶液に、り’onホJ/A25wj中の炭酸ジter
t−ブチル& 28 f (0,38m Not )の
溶液を加えた。アルゴンガス中室温で45分間攪拌して
反応を続け、次に減圧下で濃縮させて、2−(3−4a
rt−プチルオキシカルボニルアミノプロボキシメチル
)−6−メチルアニリン(4) 11.8 f (収率
100チ)をオレンジ色の油状物として得た。
’HNMLXペクトk (CDCLs ) :δ7.2
−6.8(tn、 3H。
芳香環) : 4.53 (s、 2 I(、OCH,
);3.48(t、 2H,、y=aug、 CH,)
 : 3.17(t、 2H。
J=7H1,CM、 ):1.17(8,3H,CH3
):175(L、2にCH,) : 1.50(M、 
9H。
C,H,)。
質量スペクトル(El): m/s 294(B/)こ
の油状物はそれ身重精製しなかった。それを1、75 
M酢酸す) +7ウム水溶液6o−および酢酸46−と
混合した。混合液を10℃に冷却し、ブtff%アセチ
ルクロリド6.229 (44mMoA、)を2分間に
わたり滴下混合した。更に5分後、酸クロリド3.1 
f (22m Mot)を添加し、30分間継続して攪
拌した。反応混合物をクロロホルム350−で希釈し、
これを150−の水で1回、更に200−の飽和NaH
CO3溶液で2回洗浄した。
有機相を分離し、無水硫酸す) IJウム上で乾燥させ
、ろ過し、濃縮して、ブロモ化合物(5) l 3.2
. f(収率84チ)を粘稠性のオレンジ色油状物とし
て得た。それを95−のトルエンに溶解し、ジエチルア
ミン7.0 f (96moot)を加えた。室温で1
8時間攪拌した後、混合液をろ過し、5057の水で洗
浄した。有機相を無水硫酸す) IJウム上で乾燥し、
ろ過して留去した。残渣を、吸着剤としてシリカゲルを
用い、9 : 1 (v/v)のCHC4:アセトンで
溶出させて、液体クロマトグラフィーにより精製した。
これKより、N−(2−(3−tert−プチルオキシ
カルボニルアミノプロボキシメテル)−6−メチルフェ
ニルシー2/−ジエチルアミノアセトアミド(s) (
vt’= w”−エテル、Q=:H) 6 f ((3
)以後の全収率39チ〕を黄色油状物として得た。
”HNMRxペクト# (coct3) :δ7.20
 (s、 3K 芳香環) :4.47(a、 2H,
CH,):a、5o(s。
2H,CH,):3.23(8,2H,CH,):3.
20(t、 2H,CH,):2.70(Q、 ty=
sax、 4H。
2CH,):2.26(a、 3H,CH,):1.4
0(g。
9H,C,H,) :1.17(t、 J=8H露、 
6H,2CH,)。
質量スペクトル(Ct): m/e 408[MH”:
1カルバメート(6)を115−の1N塩酸115−と
室温で2.5時間攪拌した。反応混合物を次に減圧下で
濃縮し、残渣をシリカゲル325tのクロマトグラフィ
ーに付し、so、: 10 : 1 (v/マ/v)の
クロロホルム:メタノール濃水酸化アンモニウムで溶出
させた。2o−の両分を集めた。 分画73〜145を
一つにして溶媒を除去した。残渣を塩酸・2−プロパツ
ール(3,9M )に溶解し、蒸発乾固することにより
、塩酸塩とした。これに・よシ、高真空中で58℃にて
乾燥後、薬物誘導体(7)(wl=W2=エチル基、Q
=H) 3.3 f (収$59チ)をハイドロスコピ
ック粉(hydroseopie pow−aer )
として得た。
計算値: C,?H,,C4N、O,: C,53,6
8:H,8,22;N、11.05実測値: C,53
,85:H,8,35:N、 10.83質量スペクト
ル(C2): m/e 30B(M+1)B、免疫原お
よび抗体の調製 ウシ血清アルブミン(BSA)230Wを蒸留水36−
に溶解させて溶液を調製した。これに前記Aで得たアミ
ノ官能基化リドカイン誘導体379岬を加え、−を0.
1N塩酸で4.8まで下げた。この溶液を冷却し、固体
状の1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)
カルボジイミド塩酸塩を加えながら攪拌した。−を0.
1 N塩酸で4.8に調整し、反応混合物を0℃で1時
間攪拌した。
−をまず0.1N水酸化ナトリウムで、次いで0.02
N水酸化す) IJウムで注意深(6,O4で高めてお
いてから、溶液を3時間0℃に保ち、次に冷蔵庫(4℃
)内で二晩放置した。体積が約40−の溶液を室温に戻
し%0−2M塩化ナトリウム(NaC2)で平衡化させ
た0、05zX263のセファデックス(3aphad
sz) G −25(:ファルマシア(Ph a rm
a c i a )。
ビスキャットアウェイ(pisoataway)、ニュ
ーシャーシー(NJ)Eカラムに加えた。このカラムを
0.2M塩化す) IJウムltd/mの流量で溶出さ
せ、15−容量の両分を集めた。分画16〜22を一つ
にして、ローリ−(Lowry )法〔ローリ−(Lo
wry)等、ジエイ、パイオル、ケム(JJliol。
Chem、)第193巻、第265頁(1951年)〕
の測定によると262岬の回収された蛋白質を得た。
各蛋白質分子に結合したりドヵインハプテンの平均数(
エピトープ密度)を、蛋白質上の未反応カルボキシル基
の滴定にょ請求めると、18であることが判明した。
リドカイン免疫原を0.8ミクロンの膜フィルターによ
すろ過し、0.2M塩化ナトリウムで1.0 W/−ま
で希釈した。6−の免疫源(lダ/−)を70インド(
Fruanda )の完全アジュバント12−および食
塩水6−と混合した。2−のこの混合液で各々同時にウ
サギを免疫し喪。3週間後、それらを不完全フロインド
アジュバントで調製した同様の混合液によシ再免疫した
。ブースター(boo−ster )免疫を4週間毎に
繰り返した。試験採血をブースター免疫から一週間後に
行った。適当な力価を有する抗血清を最初の免疫から3
か刃稜に得た〇 C1標Iii&複合体の調製 7−β−ガラクトシルクマリン−3−カルボン酸〔ブル
ト(Burd)等、クリニ、ケム(Cl1n。
Chem、)第23巻、第1402頁(1977年)〕
1764(0,44mMot)およびトリエチルアミン
444(0,44mMot)を含む0℃の乾燥ジメチル
ホルムアミド5−溶液に、インブチルクロロホルメート
60■を加えた。この温度で15分間攪拌した後、反応
混合物を、本実施例Aの薬物誘導体の二塩酸塩140w
y(0,37mMoA)およびトリエチルアミン5−を
含む乾燥ジメチルホルムアミド5−の溶液と混合した。
更に45分間攪拌した後、溶媒を真空ポンプに取付けら
れた回転式蒸発装曾て除去した。残渣をシリカゲル75
fのクロマトクラフィーに付し、無水エタノールテ溶出
して、約17−の両分を集めた。分画15〜3゜を一つ
にし、溶媒を除去した。この残渣をセファデックス(5
ephadex) LH−20(7アルマシア(Pha
rmacia) ) (2,5X 54 cm )のク
ロマトグラフィーに再度付し、メタノールで溶出した。
これにより、108■(収率44チ)の複合体がクリー
ム色のガラス状固体物として得られた。
計算値 C311H43N30+1 :C,60,27
: H,6,54; N、 6.39実測値: C,6
0,07:H,6,70:N、 6.15質量スペクト
ル(FAB): m/e 658(M+1:]免疫試験
法 リドカイン用の均一基質標識螢光免疫試験法〔5LFL
A−米国特許第4,279,992号〕を以下のとおり
確立した。
A、試薬 1、 抗体/酵素試薬−50mMのバイシン(Blei
na)緩衝液CN、N−ビス(2−ヒドロキシルエチル
)グリシン、カルビオケム、ベーリング社(Calbi
o−ohem −Bahring (:orp、)、ラ
ジョラ(LaJollm)、カリフォルニア(CA)〕
、−83、β−ガラクトシダーゼ0.10単位/−含有
、抗血清が存在しない場合に螢光を20チにまで減少さ
せる本実施例Bの十分量の抗血清、および15.4mM
のアジ化ナトリウム 2、複合体試薬−30mMのギ酸エステル緩衝液、f#
+3.5、オヨび本実施例c tvs臓複合体0.01
0A1.l (343n mでの吸光度単位)単位3 
リドカイン標準物質−通常の人間の症清に加えられたU
SP参照基準のりドナイン:50mMバイシン緩衝液で
51倍希釈、15.4mMのアジ化ナトリウム含有 B、リドカイン抗血清によるβ−GU−リドカインの加
水分解の抑制 抗血清を徐々に、β−ガラクトシダーゼ0.10単位/
−を含むバイシン緩衝液1.5−に加えた。
各キュベツトに、混合しながら、複合体試薬5Oμtを
加えて反応を開始しえ。 20分後、螢光強度を各キュ
ベツト毎に測定した(励起400nm。
放出450nm)。結果を以下に示した。
抗血清(μt) 螢光 0 8.59 1 4.84 2 2.02 4 1.09 7 0.93 10 0.95 C6リドカイン分析法および結果 キュベツト中の抗体/酵素試薬1.5−に希釈されたり
ドカイン標準物質501ttを加えた。次に反応を開始
させるために、複合体試薬を各キュベツトに混合しなが
ら加えた。20分後、螢光強度を各キュベツト毎に測定
した(励起400nm、放出450nm)。
分析の実行により以下の結果が得られた。
リドカイン(μf/m ) 螢 光 0 2.49 1 2.96 4 4.74 8 7.11 12 8.47 かくして、免疫試験法は、血清試料中のりドカイン濃度
を測定するのに使用することができる。
勿論、本発明の性質およびその範囲から逸脱することな
く、上述した本発明に多くの他の修正および変更を加え
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明で用いられるリドカインおよびその類縁体の
芳香環メチル銹導体を合成するための特定の合成経路を
表わす。 第1頁の続き @Int、CI、’ 識別記号 庁内整理−百0発 明
 者 ジョン・エフ・バード アメリカ合算ビュー、サ
イ 8 0発 明 者 ステファン・ジー・ト アメリカ合捺ン
プソン マンチェスタ :国、カリフォルニア 94043%マウンテン・プラ
ス・ポイント・ドライブ505 ナンバー国、インヂア
ナ 46615.プラス・ベンド、一番ドライブ 52

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)式 (式中、Qは水素もしくは低級アルキル基であシ;−お
    よびW2は、同一であっても異なっていてもよく、水素
    もしくは低級アルキル基から選択される) で示され、免疫原性担体物質に化学結合した1個以上の
    残基から成ることを特徴とする免疫原性化合物。 (2)担体物質が蛋白質もしくはポリペプチドである特
    許請求の範囲第1項記載の免疫原。 (3)前記の1個以上の残基が、水素を除外して1〜2
    0個の原子から成る鎖により前記担体物質に共有結合し
    ている特許請求の範囲第1項記載の免疫原。 (4)Qが水素であシ、WlおよびW!がともにエチル
    基である特許請求の範囲第1項記載の免疫原。 (5)平均して約50個未満の、前記担体物質に結合し
    た残基がある特許請求の範囲第1項記載の免疫原。 (6)式 (式中、Qは水素もしくは低級アルキル基であfi、w
    ”およびw2は同一であっても異なっていてもよく、水
    素および低級アルキル基から選択され、nは1〜1oの
    整数であり、R″は連結基であり、pは平均して1乃至
    担体(Carrier)上のカップリング可能な部位の
    数であり、そしてCarrierは免疫原性担体物質で
    ある)で示される免疫原性化合物。 (7) R”が、水素を除外して1〜20個の原子を有
    する鎖から成る連結基である特許請求の範囲第6項記載
    の免疫原。 (8)前記担体物質が蛋白質もしくはポリペプチドであ
    る特許請求の範囲第6項記載の免疫原。 (9) R’が、前記担体物質上のアミノもしくはカル
    ボキシル基によりカップリングしているアミド基である
    特許請求の範囲第8項記載の免疫原。 (10) Qが水素であり、WlおよびW8がともにエ
    チル基である特許請求の範囲第6項記載の免疫原。 (n) vrが3である特許請求の範囲第6項記載の免
    疫原。 (12) pが50未満である特許請求の範囲第6項記
    載の免疫原。 (13)%許請求の範囲第1項記載の免疫原に対して調
    製された抗体。 (14)%許請求の範囲第6項記載の免疫原に対して調
    整された抗体。 (15) %許請求の範囲第9項記載の免疫ff1K対
    して調整された抗体。 (16)免疫試験法によりリドカインを測定する試薬系
    において、Qが水素であって、WlおよびW!がともに
    エテル基である特許請求の範囲第13項記載の抗体をリ
    ドカインの抗体として使用することを特徴とする試薬系
JP59228069A 1983-11-04 1984-10-31 リドカインおよびその類縁体のための免疫原 Granted JPS60133367A (ja)

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