JPS6013182A - パワ−ウインドウ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）技術分野 本発朋は専用開閉スイッチが一方の作動側に固定されて
しまったとしても、集中コントミール開閉スイッチの作
動に支障をきたさないようにしたパワーウィンドウ装置
に凹するう（ロ）従来技術 車両のウィンドウは手動で開閉できるほかに、最近の車
両にはスイッチ操作でモータなどの動力により開閉でき
るいわゆるパワーウィンドウが採用されているものがあ
る。パワーウィンドウ軍ではウィンドウは各ドアの内側
やアームレストに設けられた専用開閉スイッチを［上昇
（ＵＰ）Ｊ側か［下降（ＤＯＷＮ）Ｊ何かに倒すと上昇
または下降させることができるのはもちろんであるが、
前席中央のフロアコンソールなどに設ケた集中コントロ
ール開閉スイッチの操作ですべてのウィンドウが開閉で
きる方式のものもある。第１図はこのような両方式のパ
ワーウィンドウ装置の電気回路の一例であり、破線で囲
んで示す。１は運転席から操作できる位置に設けられた
集中開閉スイッチで、Ｓｌは運転席ウィンドウスイッチ
、Ｓ２は助手席ウィンドウスイッチ、Ｓ３は右後席ウィ
ンドウスイッチ、ｓ４は左後席ウィンドウスイッチであ
り、各ウィンドウスイッチ８１〜Ｓ４はウィンドウ上昇
（ＵＰ）用のＵＰ側′とウィンドウ下降（ＤＯＷＮ　）
用のＤＮ側とに倒せるようになっている。

一方、運転席ウィンドウを除く各ウィンドウには専用の
開閉スイッチが設けられており、Ｓ２０け助手席開閉ス
イッチ、５ｓｏｌｄ右後席開閉スイツチ、８４０は左後
席開閉スイッチである。Ｍｌ。

Ｍ２　＋　Ｒ１３１Ｍ４は各ウィンドウ開閉用のモータ
である。

さて、上記パワーウィンドウの動作を考えてみると、ま
ず運転席での操作により右後席ウィンドウを下降させる
には、第２図において集中開閉スイッチ１の右後席ウィ
ンドウスイッチＳ３を破線で示すようにＤＮ側に倒すと
、電源十ＢからこのスイッチＳ３と右後席開閉スイッチ
８３ＧのＤＮ側接点を介してモータＭ３を通り再びスィ
ッチ５ＳＯＱＵＰ側常閉接点、さらにスイッチＳｓのＵ
Ｐ側常閉接点を通ってアースに落ちる回路が形成され、
モータＭ、が一方向に回転してウィンドウは下降する。

同様に、運転席での操作により右後席ウィンドウを上昇
させるには、集中開閉スイッチ１の右後席ウィンドウス
イッチＳ３を第２図に破線で示すようにＵＰ側に倒すと
、前述した上昇時と逆方向にｍ流が流れてモータＭ３が
逆方向に回転してウィンドウは上昇する。

次に、右後席での操作により右後席ウィンドウを下降さ
せるには、右後席開閉スイッチ８８０を第２図に破線で
示すようにＤＮ側に倒すと、電源十ＢからＤＮ側接点を
介してモータＭ３を通り再びスイッチｓｓ　ｏ？の’Ｕ
Ｐ側常閉接点、さらにスイッチＳ３のＵＰ（ＩＩ常閉接
点を通ってアースに落ちる回路が形成されるので、モー
タＭ３が一方向に回転してウィンドウは下降する。同様
に、右後席でスイッチ８１０を第２図に破線で示すよ＋
ず一パ５ つにＵＰ側に倒すと、モータＭ３に逆方向に°市原が流
れ逆方向に回転して右後席ウィンドウは上昇する。

ところで、このようなパワーウィンドウ装置において、
たとえば運転席で集中開閉スイッチにより右後席ウィン
ドウの下降の操作をし、同時に右後席の乗員が右後席専
用の開閉スイッチにより同じウィンドウの上昇操作をし
た場合には／ぐワーウインドウモータの両端子に＋Ｂ１
１１源が印加源れるので回転せず上下どちらにも動かず
停止状態になる。そのため、たとえばチューインガムな
どをつめ込んで、そのスイッチが上昇、下降の一方の側
にオンしたまま固定された場合には他方側への集中゛開
閉スイッチがきかないという問題があった。

（ハ）発明の目的および構成 本発明は上記の点にかんがみてなされたもので、専用開
閉スイッチが一方の作動側に固定されてしまっても運転
席に設けられた集中開閉スイッチによる他方側への不作
動を簡潔な回路構成で防止することを目的とし、そのた
めに運転席側ウィンドウ以外の少なくとも１つのウィン
ドウに対して、集中開閉スイッチにより該ウィンドウの
操作をしたときけ専用開閉スイッチによる該ウィンドウ
の操作をキャンセルして集中Ｉｊｔｌ閉スイッチによる
操作を優先するようにｍＧしたものである。

に）実施例 以下本発明を図面に基づいて説明する。

第３図は本発明によるパワーウィンドウ装置Ｗの一実施
例の要部を示しており、第２図と同様に右後席ウィンド
ウスイッチＳ３と右後席開閉スイッチＳＳＯを例示して
いる。この実施例では、右後席開閉スイッチ８１０のＵ
Ｐ側接点と右後席ウィンドウ開閉用モータＭ３との間に
右後席ウィンドウスイッチＳ３をＤＮ側に倒したとき励
磁されるコイル２ａと、このコイル２ａにより［／Ｊ換
えられる常閉接点２ｂとから成るリレー２を設けである
。

このようにすると、右後席開閉スィッチ８３００ＵＰ側
回路はリレー２が付勢されない限りすなわち右後席ウィ
ンドウスイッチＳ３がＤＮ側に倒＾い限り第１図と同じ
であるので回路動作も上述したとおりである。

ところが、右後席ウィンドウスイッチＳ３がＤＮ側に倒
されるとリレー２が付勢されるのでその常閉接点２　ｂ
’が切換えられモータＭ３の一方の端子がＩＸ地される
。その結果、モータＭ３≠（回転しウィンドウは下降す
る。このときもし右後席開閉スイッチＳ３ｏがＵＰ側に
倒されてもモータＭ。

への印加電圧の極性には影響がない“の′でウィンドウ
は下降し続ける。

これは右後席開閉スイッチ８ｍｏが先にＵＰ側に倒され
ウィンドウが上昇している途中で右後席ウィンドウスイ
ッチＳｓがＤＮ側に倒された場合も同じである。

本実施例による右後席ウィンドウスイッチＳ３と右後席
開閉スイッチＳＳＯのＵＰＳＤＮ操イ乍とそれによる右
後席ウィンドウの挙動を表にする本実施例によれば、本
印で示したスイッチ操作により運転席優先になるので、
たとえば後席の子供が窓から手や顔を出しながら足など
で後席専用の開閉スイッチをＵＰ側に倒した場合でも運
転者がそのことに気付いて集中開閉スイッチの該当スイ
ッチをＤＮ側に倒せば後席のウィンドウは下降するので
安全上好ましい。

上記実施例は右後席ウィンドウについて例示したが、本
発明はこれに限らず運転席側ウィンドウ以外のどのウィ
ンドウについても適用することができる。′また、上記
実施例では集中開閉スイッチによりウィンドウを下降さ
せる場合について説明したが、モータのＤＮ側にリレー
を設ケ集中開閉スイッチによりウィンドウを上昇させて
もよい。

以上ｄ９明したように、本発明にお−では、運転席側ウ
ィンドウ以外の少なくとも１つのウィンドウに対して、
集中開閉スイッチによりウィンドウの操作をしたときは
専用開閉スイッチによる該ウィンドウの操作をキャンセ
ルするキャンセル手段を設けたので集中開閉スイッチに
よる伸動が行なわれないことはなく一安全性と操作性の
向上につながる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のパワーウィンドウ装置の回路、第２図は
第１図に示したパワーウィンドウ装置の回路から抜き出
した右後席つ・ｆンドウの開閉回路、第３図は本発明に
よるパワーウィンドウｍｌｌの一実施例の回路図である
。 １・・・集中開閉スイッチ、ＳＩ・・・運転席ウィンド
ウスイッチ、Ｓ！・・・助手席ウィンドウスイッチ、８
ｚ・・・右後席ウィンドウスイッチ、Ｓ４・・・左後席
ウィンドウスイッチ、Ｓｇｏ・・・助手席開閉スイッチ
、８３（１・・・右後席開閉スイッチ、Ｓ４０・・・左
後席開閉スイッチ、ＭＩ　ＨＭ２１　Ｍ３　、ハ（４・
・・モータ、２・・・！Ｊ　し％　２　ａ・・・コイル
、２ｂ、２ｂ’・・・常閉接点特δ１：出願人　日産自
動車株式会社 代理人　弁理士　鈴　木　弘　男 第２図 ÷Ｂ 第３図 ※Ｂ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 運転席から県中的に操作し得る各ウィンドウごとの県中
   開閉スイッチと、各ウィンドウの近くに個別的に操作し
   得るように設けられた専用開閉スイッチとを有し、前記
   いずれかのスイッチの操作によりウィンドウ開開用モー
   タを駆動してウィンドウを昇降させる装置において、運
   転席側ウィンドウ以外の少なくとも１つのウィンドウに
   対して、前記集中開閉スイッチによりウィンドウの操作
   をしたときけ前記専用開閉スイッチによる該ウィンドウ
   の操作をキャンセルするキャンセル手段？設けたことを
   特徴とするパワーウィンドウ装置。