JPS60131794A - 自動高周波加熱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動高周波加熱装置に係り、とりわけ狙１セン
サを用いる自動重量加熱と、タイマを用いる手動加熱と
を、共通の加熱キーにより選択できる自動高周波加熱装
置に関するものである。

従来例の構成表その問題点 従来より加熱時間１自動的に制柳する自動高周波加熱装
置は広く実用化され、例えば自動電子レンジなどはその
便利性が高く評価され、電子レンジ市場の′がなりのウ
ェイトを占めるに至っている。

″その自動加熱のうち自動解凍には、現在実用化されて
いるものに２方式ある。一つは被加熱物の表面温度を検
出する赤外線センサを備えたものであり、もう一つは被
加熱物の重量を設定し、これから加熱時間を算出する重
量解凍である。前者は被加熱物の表面温度を監視しなが
ら一定の低出力でマイクロ波加熱する方法であり、被加
熱物がどんな温度、で冷凍保存されていても仕上りに影
響はない。しかし被加熱物の表面のそれもごくすまい範
囲の温度３しか、検出できないので、大きな冷凍食品の
一凍、では、食、品の中心と表面の温度差が顕著で、１
６部分的な煮えも起りすすかった。また一定の低山、力
、通常９０〜２００ワット程度のマイクロ波で加熱され
るため、加熱時間がすこぶる長い。さらに赤外線センサ
は周辺回路が冒価で、部品点数も多く、信頼性の面で難
がある。

一力、後者（重（１，ＮＹ凍）はマイクロ波による解凍
時間か被加熱物の種類によら−す、重量だけでほぼ一義
的に決定される点に着目し、高出力と休止および低出力
を適宜段階的に組み合わせて短時間のうちに解凍を終え
るものである。解凍後の品質が良く、分量が変動しても
対応が良い。また高価なセンサも必要とはしない。反面
、ユーザ、は被加熱物の重量をはかりなどで測定し、設
定しなければならない。

またいずれの方法にしろ自動解凍は、ユーザの・嗜好に
合わないｒ−スがまま発生するため、解凍具合をユーザ
の判断に任せる手動解凍を併用せざるをえない。

第１図はかかる重量解凍の機能′ｆ３：：備えた自動高
周波加熱装置の斜視図、第２図は同操作パネル要因であ
る。本体１の前面には開閉自在に扉体２が“　設けられ
、操作パネル３が具備されている。操作パネル３」ニに
は種々のセレクト・キー４が配設され、食品により加熱
のしがたが選択できるよう構成されている。セレクトキ
ー４はさらに自動加熱のだめのオート・キーＡと、手切
加熱のだめのマニュアルンキーＢ走に分けられている。

゛　さてユーザは自動解凍をしたいさきには、まず自動
解凍キー５を押し、続いてタイマ６を操作して重量を設
定する。次いでスタート・キー７を押せば加熱は開始さ
れ、重量に応じた最適加熱シーケンスで解凍が実行され
る。

熱の低出力）キー８を押し、続いてタイマ６を操作して
加熱時間を設定する。次いでスタート・キー７を押せは
加熱は開始され、一定の低出力で設定され／こ時間だけ
解凍が実行される。

このように従来は自動加熱と手動加熱とで操作すべきキ
ーが異なり、とりわけ重量解凍では重量の設定が煩しか
った。

発明の目的 本発明は上記従来の欠点を解消す、るもので、操作パネ
ル上のキーの数を低減し、かつその操作感を平易にして
使い勝手、の良い自ＱｔＪＪ尚周波加熱装置を提供する
ことを目的とする。

発明の構成 上記目的を達成するため、本発明の自動高周波加熱装置
は手動加熱さ自動加熱とが集約された単一の加熱キーと
、重鉗、センサおよびタイマを備え、加熱キーが選択さ
れ、かつタイマの操作が合わせて行なわれたか否かによ
って手動加熱か自動加熱かを判別し、車量センサとタイ
マを適宜使い分けて制御する構成であり、操作を平易に
しユーザに与える煩雑感を緩和する。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例について図面に基づいて説明す
る。

第３図は本発明の一実施例金示す操作パネル要因である
。操作パネルａ上には本発明に係るオート＆マニュアル
解凍キー９が配設される。ユーザが自動解凍をしたいと
きには、まずこのオート＆マニュアル解凍キー９を押す
。続いてスタート・キー７ケ押せば加熱は開始され、重
量センサにより検出された食品の型部、に応じた最適加
熱シーケンスで解凍が実行される。

一力、ユーザが手動解凍をしたいときには、同じくます
オート＆マニュアル解凍キー９を押し、続いてタイマ６
を操作して加熱時間を設定する。

次いでスタート・キー７を押せば加熱は開始さへ一定の
低出力で設定された時間だけ解凍が実行される。

第４図はかかる間係を図示したものである。クイマロを
操作せずに加熱を開始したときには、図の（Ａ）、すな
わち重量による自＃解凍が行われる。これは加熱を出力
の異なる複数のステップに分け、各々のステップの時間
を重量センサにより検出した食品の重量ＷＫ応じて算出
するものである。本実施例ではステップは４つに分けら
れ、第１ステツプはフルパワーで　Ｔ　１　”　Ｋ　１
　Ｗ　だけ動作する。これは冷凍食品の部分的な溶けが
生じ方が、解凍後の品質が良好なことによる。続く第２
ステツプは休止サイクルで　Ｔ　２　”　Ｔ　Ｉ　／　
２だけマイクロ波は停止される。これは第１ステ゛ンプ
で生じた食°品内部の温度ムラを均一化するだめのサイ
クルである。さらに第３ステツプではノくワ−ｉ低くし
て　Ｔ３＝に２Ｗ　たけ解凍が続行される。ここでは食
品はもはや水に戻った部分と氷のままの部分が共存する
ので、早く水に戻った部分が煮えるのを防止しつつ、未
解凍の部分の解凍を進める。続く第４ステツプでは一層
ノくワーを落して　Ｔ　４　”’　Ｋ　３　Ｗ　だけ、
ゆっくりと丁寧に解凍を進める。

かかる重量解凍により、従来のように上ｆｉＩを設定す
ることもなく、また赤外線センサのように長い時間をか
けることなく、解凍が上手に行える。

特に時間が短いことは解凍品質を商める上で重要なこと
であり、最大氷晶生成帯を素早く通過できるので、食品
の細胞膜がこわれにくい。

さてオート＆マニュアル解凍キー９を押して、続いてタ
イマ６が操作されると、第４図（Ｂ）に示す手動解凍が
実施される。これは図示の通り一定の低出力で、クイマ
ロによって設定された時間Ｔ　だけ動作する。従ってユ
ーザは好みの解凍を行うことができる。このように本発
明によれば、ユーザは自動であれ手動であれ解凍したけ
れば同一の解凍キーを選ぶことができ、従来のように手
。

ｌｖノのときは熱源の種類やそのノ（ワーを選ぶのに神
経を便ｂ１必要がない。

なお第３図の例では解凍以外のキーも機能別にまとめら
れ、従来のようなマニュアル・キーはなく、解凍キー同
様タイマ６の操作の有無で手ｗＪキ白！Ｉν）（［″切
り使えて動作する構成である。例えば再加熱（あたため
直し）は「再加熱」キー１０に集約され、かかる機能キ
ーは３つのメニュー・キーを含む。所望のメ島ニーが選
ばれた後、スクートキ−７が押されれば自助加熱となり
、食品の重量に応じた時間だけ加熱される。重量と加熱
時間とはメニューごとに異なＦ）　Ｔｏ＝ＡＷ十Ｂ（Ａ
。

めにしてキー上に表記される。

またメニューが選ばれた後、タイマ６が操作されれば加
熱時向が設定され、続くスタート・キー７により手動加
熱が開始される。これは従来の「ニレツク強」すなわち
マイクロ波によるフルパワー運転に対応する。

さて次にかかる自動高周波加熱装置の構成を説明する。

第５図において操作パネル３−にの機能キーから入力さ
れた種々の指令は、制御部１１によって解読され、所定
の表示が行われ、さらに加熱の進行が制御される。制御
部１１はマイクロ・コンピュータ等で具現化さ、れ、機
能キーの解読に続いてクイマロの操作の有無が竺出され
、手動力鳴か自動加熱か自動加熱かが判別される。

加熱室１２内には被加熱物１３が載置され、加熱手段た
るマグネトロン１４および電熱ヒータ１５によって加熱
される。これら加熱手段はドライバ１６を介して、制御
部１１により通電を制御される。、送風＠１７はこのマ
グネトロン１４を冷却すると共に、加熱室１２内の一気
を行う。１８はその排気音１１を体外に送出する排気ガ
イドである。

この排気ガイド１８内には、サーミスタ１９が配設され
ており、オープン調理の際に加熱室１２内の温度制御を
行うために用いられる。

加熱室底面には重量センサ２０が設けられ、載置台２１
とその上に載置された被加熱物１３０重量とを測定する
。載置台２１はモータ２２によって回転され、被加熱物
１３の加熱ムラを改善する。

束量センサ２０はひずみゲージや可変容量のコン　−デ
ン駅などで載置台２１の変位量を検出したり、磁石とコ
イルあるいはホーノυ素子などで載置台２１の固有振動
を測定することで具現化できる。これらはいずれも赤外
線センサよりは簡素な回路が実現でき、高い信頼性と低
価格および耐汚染にすぐれるという特長を有する。特に
耐汚染は赤外線センサや気体センサでは最も重要な点で
あるが、経時変化は避は難く、構造上汚染とは無縁な重
量センサは調理センサとして優れている。重量センサ２
０は検知回路２ａを経て、制御部１１にデータを伝送す
る。

発明の効果 以」二のように本発明によれば次の効果を得ることがで
きる。

（１）　自動加熱と手動加熱の区別なく、ユーザはどん
なｇ−ａ理をしたいのかによって同一の加熱キーを選ぶ
ことができ、キーの選択が平易である。

（２）操作パネル」二のキーの数が低減でき、ユーザに
与える煩雑感を緩和できる。

（３）重量センサという汚染（被加熱物から発生する油
煙や種々のガス）に無関係なセンサにより自動化がはか
れるため、信頼性が子こぶる高い。

【図面の簡単な説明】

第１図は自動、ｔ、：（」周波加熱装置の本体斜視図、
第２図は従来例を示す操作パネルめ止面図、第３図は本
発明の一実施例を示す操作パネルの正面図、第４図Ａ、
Ｂは同解線シーゲンスを示すチャート−図、第５図は同
実施例の構成を示すブロック図である。 ６・・・・・タイマ手段、９．１０・・・・・加熱キー
１．１１・・・・制御部、１３・・・・被加熱物、１４
．１５・・・加熱手段、２０・・・・・重量センサ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 ！ 第２図 第　３ｒＩ！Ｊ 第４図 特許庁長官殿 ｌ事件の表示 昭和５８年特許願第２４０２４７　号 ２発明の名称 自動高周波加熱装置 ３補正をする者 事件との関係　特　許　出　願　大 佐　所　大阪府門真市大字門真１００６番地名　称　（
５８２）松下電器産業株式会社代表者　山　下　俊　彦 ４代理人　〒５７１ 住　所　大阪府門真市大字門真１００６番地松下電器産
業株式会社内 第４図 （Ｂ） １８　ｒｊ１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 被加熱物を加熱＋る高周波発生手段と、この高周波発生
   手段をｆｌｆｌＪ御する制御部と、被加熱物の重量を検
   出する重量センサ手段と、加熱時間を設定するタイマ手
   段と、被加熱物の加熱を指令する加熱キーとより成り一
   前記制御部は、前記加熱キーと前記タイマ手段とが操作
   された際に設定された加熱時向が経過するまで前記高周
   波発生手段を一定出力で動作させ、前記加熱キーのみが
   操作され□た際には、前記制御部は前記＊九センサ手段
   を用いて自動的に加熱時向を算出し、これに基づいて□
   前記商周波発生手段を所定の出力で動作させるよう構成
   した自動高周波加熱装置