JPS60129488A - 線膨張抑制プラスチツクパイプ - Google Patents

線膨張抑制プラスチツクパイプ

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Publication number
JPS60129488A
JPS60129488A JP58235880A JP23588083A JPS60129488A JP S60129488 A JPS60129488 A JP S60129488A JP 58235880 A JP58235880 A JP 58235880A JP 23588083 A JP23588083 A JP 23588083A JP S60129488 A JPS60129488 A JP S60129488A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
linear expansion
pipe
wire
suppression line
plastic pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP58235880A
Other languages
English (en)
Inventor
寺崎 和憲
松谷 勉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainichi Nippon Cables Ltd
Original Assignee
Dainichi Nippon Cables Ltd
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Publication date
Application filed by Dainichi Nippon Cables Ltd filed Critical Dainichi Nippon Cables Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 l 技術分野 本発明は、金属線等の線膨張抑制線を長手方向に少なく
とも1本埋設してなり、熱伸縮の繰り返しに対する耐性
にすぐれる線膨張抑制プラスチックパイプに関するもの
である。
I 背景技術 プラスチックパイプは、熱膨張率が大きいのでこれを用
いて配管系を形成する場合、熱伸縮に対する措置を講じ
る必要がある。
従来その熱伸縮対策としては、配管路に曲り部等の迂回
路を設けたり、管を伸縮自在に保持するなど配管構造自
体に工夫を加えることが一般に行われて来た。
■発明の開示 本発明は、プラスチックパイプの長手方向に線膨張抑制
線を埋設してプラスチックパイプそのものに熱伸縮対策
を施したものであり、熱伸縮の繰り返しに対する耐性に
すぐれる線膨張抑制プラスチックパイプを提供するもの
である。
すなわち、本発明のパイプはJ線膨張抑制線の(ただし
式中、VL:線膨張抑線の体積分率、βPニブラスチッ
クバイブの線し張係数、Epニブラスチックパイプのヤ
ング率、Er、:線膨張抑制線のヤング率、βL:線膨
張抑制線の線膨張係数である)で表わさ才する範囲に、
プラスチック母材よりも線膨張係数の小さい純膨張抑制
線を長手方向に埋設したものである。
第1図のように、本発明のパイプ1は線膨張抑制線2を
パイプブの肉厚部に埋設したものであり、その線膨張抑
制線の体積分率が上式を満足するものである。その体積
分率が上式の鈴囲外であると、線膨張抑制線の埋設不足
でパイプの線膨張率を抑える効果が十分に現れないし、
ま゛た熱伸縮の繰り返しに対する耐性が十分でなくその
パイプは実用上満足できるものではない。上記の式は、
用いるプラスチックパイプの線膨張係数、ヤング率及び
線膨張抑制線の線膨張係数、ヤング率に基づいてそのプ
ラスチックパイプとw膨張抑制線の組合せに応じた線膨
張抑制線の体積分率の最低値を算出するために利用しう
る。すなわち、本発明のパイプを形成する際、線膨張抑
制線の必要理設月°を算出するために利用しうる。本発
明のパイプにおける線膨張抑制線の体積分率は、上記の
式より明らかなように用いるプラスチックパイプ及び線
膨張抑制線の前記特性により適宜決定されるのであるが
、通常の場合0.001〜0.2、好ましくは0.00
2〜0.1である。一般に線膨張抑制線の体積分率が0
.001未満であると線膨張抑制線の埋設不足の傾向ニ
アリ、0.2を超えると軽量特性等のプラスチックパイ
プ本来の特徴が損われる傾向にあって好ましくない。ま
た、線膨張抑制線の体積分率が増すほどパイプブの線膨
張率が小さくなるとともに、大きい温度差に基づくパイ
プお熱伸縮の繰り返しに対する耐性が増す傾向にある。
したがって、パイプを高温度条件下で使用する場合、そ
の線膨張抑制線の体積分率が高いほうが寿命性の点で有
利である。
本発明においてプラスチックパイプに埋設するための糾
i 11ア張抑制線としては、パイプ母材のプラスチッ
クよりも紳ル“杉張皐の小さいものが・用いられる。ま
た、ヤング率が大きく、f!膨張係数の小さいもののほ
うがパイプの線膨張抑制性の点で有利に用いられる。一
般には、限定するものではないがヤング率1 X 10
”Pa以上、線膨張係数40X10−6以下のものが用
いられる。純膨張抑制線の具体例としては例えば鉄線、
mM、銅合金線、アルミニウム合金線、チタン系線、ジ
ルコニウム合金線、コバ/M)合金線、ニッケル合金線
のような金属線、カーボン繊維のような高弾性繊維、ガ
ラス繊維のようなセラミック系繊維などをあげることが
でき、該抑制線は単独で、又は異種のものを適宜組合せ
て用いられる。線の形態番2ついても時に限定はない。
例えば、表面が平滑なものであってもよいし、表面の粗
いものや円周方向に溝を有するものなどアンカー機能を
有するものであってもよい。また、埋設本数も1本そあ
ってもよいし、第1図のように4本あるいはそれ以外の
複数本であってもよい。
複数本を埋設する場合、その配詐栃パイプ断面に基づき
中心に対し等角的に行うことが円周方向における熱膨張
バランスをとりうる点で有利である。
他方、パイプ母材としてのプラスチックとしては、ポリ
塩化ビニル、ボリヌチレン、ポリエチレン、フッ素樹脂
、ポリプロピレン、ポリアミド樹脂、ア+ターA/樹脂
、ポリフェニレンオキγド、ポリスルホン、フェノキシ
樹脂、ポリエステル、エポキシ樹脂、水架橋系ポリエチ
レンのような汎用あるいはエンジニ゛アリ゛ングプラス
チックなどをあげることができる。水架橋系ポリエチレ
ンとは例えばポリエチレン、カルボン酸変性(グラフト
又は共重合)ポリエチレンなどと、ビニルトリメトキシ
シラン、ビニルトリエトキシシランなどの不飽和シラン
化合物と、有機過酸化物とを用いてシラングラフト体と
したもの、又はエチレンと不飽和シラン化合物とを用い
て共重合体としたものをいい、水により架橋して橋かけ
構造を形成するものをいう(特公昭48−1711号公
報、特開昭56−8446号公報)。架橋した水架橋系
ポリエチレンは、耐熱性、耐食性、耐ストレスクラツキ
ング性、耐摩耗性、その他の化学的、物理的性質に優れ
る。この水架橋系ポリエチレンと鉄線を組合せて本発明
のパイプとする場合、上記した式における鉄線(ただし
、βL:12X10−’、EL : 2X10” ’P
a、βF : 120X10 ’、” 4.5X10 
Paとしテ)ノ体積分率は0.002以上となる。なお
、その体積分率が0.1を超えると水架橋系ポリエチレ
ンパイプ本来の特徴が損われるので好ましくない。
本発明のパイプの形成は、熱硬化性樹脂を用いる場合例
えば注形方式で行うことができるし、熱可塑性樹脂を用
いる場合例えば溶融樹脂流路に線膨張抑制線の通過孔が
開口するパイプ用ダイ(第2図)を設けた押出機による
押出方式などで行うことができる。
■発明の利点 本発明の線膨張抑制パイプは、比較的軽葛で熱伸縮量が
小さく、しかも長手方向及び半径方向の強度が補強され
ているので、これを用いて配管系を形成する場合にも壁
などへのより強固な(治具)固定手段を採ることができ
、また熱伸縮対策の必要性も軽減されてひいては信頼で
きる大型配管作業を能率的に行うことができる。加えて
、熱伸縮対策としての迂回路等の軽減により配管路の延
べ長さを少なくすることができて熱伸縮対策の必要性が
相乗的に軽減できるとともに、より畏い直線配管が可能
となる。その結果、配管構造を単純化することができて
より一層配管作業の能率化を図ることができる。
■実施例、比較例 実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
実施例、比較例 第2図に示したダイ、即ち軸方向に貫通した先端がリン
グ状通路3に開口する線材導入孔5を直径線上に対向さ
せて2条ずつ計4条設けた内壁形成体4を、流動状態に
ある材料のリング状通路となる間隙を介して包蔵するよ
うに外壁形成体6を配設してなるパイプ用ダイを装着し
た押出機を用い、ヤング率2X10. Pa、線膨張系
数12×xo ’。
直ff11.6ysの表面が滑らかな鉄線を4本パイプ
肉厚部の中央部に埋設した肉厚4.5 mm 、外径f
3Qmmの水架橋系ポリエチレンパイプを作成した。パ
イプの直径線上の対向的位置に埋設された鉄線の体m分
率は約0.01である。このパイプの20〜80’Cの
温度範囲における平均線膨張係数は20X10−’であ
った。また、20〜80’Cの温度差における1000
回のヒートサイクル試験後においても変化は認められな
かった。
比較のためヤング率2X10 Pa、H膨張係数12X
10 、直径0.4mmの表面が滑らかなf&餉を用い
たほかは上記の実施例と同様にして鉄線の体積分率が約
0.0006のパイプを作製し、その平均線膨張率を調
べたところ120 X 10 であった。
なお、鉄線が埋設されていない同一寸法の水架橋系ポリ
エチレンパイプは、線膨張係数120×10−6、−ヤ
ング率4.5X10Paであった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の線膨張抑制プラスチックパイプの構
造例を表わした斜視断面図、第2図は線材埋設パイプを
押出成形するためのダイを表わした継断面図である。 1:線膨張抑制プラスチックパイプ 2:線膨張抑制線 特許出願人 大日日本電線株式会社 代炉人 藤 本 勉

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 プラスチック母材よりも線膨張係数の小さい線膨張
    抑制線を長手方向に埋設したプラスチックパイプにおい
    て、 該パイプにおける線膨張抑制線の体積分率が式 (ただし式中、VL:M膨張抑制線の体積分率、βPニ
    ブラスチックパイプの線膨 張係数、 EP: プラスチックパイプのヤング率、EL:線膨張
    抑制線のヤング率、 βL二m膨張抑制線の線膨張係数 である) で表わされる範囲にあることを特徴とする線膨張抑制プ
    ラスチックパイプ。 2 線膨張抑制線のヤング率が1X10Pa以上である
    特許請求の範囲第1項記載のパイプ。 8 線膨張抑制線の線膨張係数が40 X 10 以下
    である特許請求の範囲第1項記載のパイ外4 線膨張抑
    制線の体積分率が0.001〜0.2 である特許請求
    の範囲第1項記載のパイプ。 5fJ!膨張抑制線が鉄線及び/又はガラス繊維であり
    、プラスチックパイプが水架橋系ポリエチレンパイプで
    ある特許請求の範囲第1項記載のパイプ。 6 線膨張抑制線の体積分率が0.002〜0.1であ
    る特許請求の範囲第5項記載のパイプ。
JP58235880A 1983-12-13 1983-12-13 線膨張抑制プラスチツクパイプ Pending JPS60129488A (ja)

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JPS60129488A true JPS60129488A (ja) 1985-07-10

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ID=16992606

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JP58235880A Pending JPS60129488A (ja) 1983-12-13 1983-12-13 線膨張抑制プラスチツクパイプ

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JP (1) JPS60129488A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03118419U (ja) * 1990-03-19 1991-12-06
JP2016194360A (ja) * 2015-04-02 2016-11-17 積水化学工業株式会社 断熱配管システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03118419U (ja) * 1990-03-19 1991-12-06
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