JPS6012928Y2 - エアクリ−ナ - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は主としてエンジン等時使珀する。

千アクリーナの改良に関する。

従来エンジン等には吸気、を浄化するためのエアクリー
ナが設けられているが、従来のエアクリーナには単純膨
張形消音器としての機能しかないため、吸気音のうち全
く減衰できない周波数が存在し、騒音の原因となってい
る。

これを改善するため第１図に示すように、ケースａの一
部に吸気サイレン室すを設けたエアクリーナも提案され
ているが、この方式ではクリーナ自体が大型かつ複雑と
なる欠点があった。

この考案はかかる欠点を除去する目的でなされたもので
、吸篇サイレン室を設は葛トとなく吸気騒音の低減牽−
れるよう＆とした干チク・リーｔを提供しようとザるも
あである。

□ 、□′ ・以下この考案を第２図以下に示す一
実施例により詳述すると、図いおいて１はエアクリーナ
本体で、ケース１ａの周面部に吸気口２が開口されてお
り、ケース−１ａ内には外筒エレメント３と、内筒ニレ
メンｉ４が互に間隔を存して向心的に収容されて；いる
。

′、これら土、レメント３，４はケース１、
′ ａの端ｐｌ ｔｐ、、；リケースａ内に突出された吸気
管５の先声部千、：取付けねじ６−ｉ：より工着脱自在
に取付け、ら９れている。

上記吸気管１１よケース１ａ内側端部が、先端側へ順次
小径となるテーパ状をなしていて、局面に多数の小孔５
ａが穿設されていると共に、吸気管５の端板１ａ側基端
部には、内筒エレメント４・の内周、に沿って鉄パイプ
よりなる騒音減衰管７が嵌入・）れている。

しかしてケース１ａの吸気口２より矢印のように吸入さ
れた空気は、外筒エレメント３及び内筒エレメント４に
より濾過された後吸気管５の小孔５ａよ、り吸気管５内
へ吸収され、図示しないエンジンな′どに供給されるが
、このとき騒音低減管７のない従来の単純膨張形消音器
構造のエアクリーナでは第４図ａ曲線に示すような騒音
減衰特性となり、減衰されない周波数（斜線部分）が存
在しｌこ。

しカルこの考案の騒音減衰管７を設けることｉこ・よっ
て騒音減衰特性は第４・図す曲線に示すようになり、Ｑ
の、エアクリーナでは減衰できなかった周波数の騒章も
尊前でき号よう幌、ｚす、騒音の低減が図りるよう４４
ｔｌつた。

また上記効果を確認するだめ、同一ニシジン１＝騒音低
減管７のない従′來のエアクリーナと、騒音低減管７番
取付けたこの考案のエアクリーナを交互に装着して吸気
騒音を測定したところ、第５図に示すような結果が得ら
社、その効果が確認できた。

なお第５図においてＡｄｔｌ線力′（従来の騒音レベル
、８曲線がこの考案のエアクリーナの騒音レベル、Ｃ曲
線は暗騒音上ある。

また実験時のエンジン回転は無負荷で２３５Ｏｒｐｍ、
騒音測定位置はレインキャップ上方４５０の５０Ｃ１１
離れた点であった。

この考案は以上詳述したように、エアクリーナ本体のケ
ース内へ突出する吸気管の基部にこれを囲繞するように
騒音低減管を設けたことから、従来減衰しがたかった周
波数の騒音も減衰できるようになり、大幅な騒音の低減
が図れるようになると共に、吸気サイレンサ室などを設
ける必要がないことから、全体を小型化に構成すること
ができる。

また従来の単純膨張形消！轡造のエアクリーナに騒音低
減管を設ければよい９セ、容易かつ安価に実施できる効
果も併せて有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の消音器の説明図、第゛２図はこの考案の
一実施例を示す概略断面図、第３図は要部の一部切欠斜
□視図、第４図は作用説明図、第５図は実験結果を示す
線図である。 、 １・・・・・・エアクリーナ本体ζ １ａ・・・
・・・ケース、３及び４・・・・・・クリーナエレメン
ト、５・・・・・・吸気管、７・・・・・・騒音低減管
。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. クリーナニレメン；３：４”−ｉ収嚢したクリーナ本体
   １のケース１ ａ外周面に吸気口２を設け、また上記ク
   リーナ本体１内のクリー：ナエレメント３．４内に、先
   端側に小■５ａを開口した吸気管５の先端部を突出した
   ものにおいて、上記クリーナエレメント３．４内に突出
   された吸気管５の基部にクリーナエレメント４の内面愕
   沿って筒状の騒音低減管７を設けであるエアクリーナ。