JPS60128837A - 系統情報記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、系統情報記録装置、特に電力系統の事故時の
数ミＩＪ秒のオーダーで電力系統機器の動作状況を記録
し得る系統状況記録装置に関するものである。

〔発明の技術的背景〕

電力系統事故に際しては複数個の保護リレーやしゃ断器
が極めて短時間のうちに動作する。したがって事故原因
の究明や、その対策にとって、これら複数個の保護リレ
ー等がどのような順序で、またどのような時間間隔で動
作したのかを数ミリ秒のオーダーで知る必要がある。第
１図は従来の系統情報記録装置のプロ、り図である。

第１図において系統情報記録装置は、ミリ秒オーダーの
精度を有する時計１、電力系統機器の状態を入力するデ
ィジタル入力部（以下入力部と云う）２、及び状変検出
部３から構成されている。

４は外部出力装置であ）、電力系統機器に状態変化が発
生すると、入力部２を経由した電力系統機器からの情報
に対して時計１から読込んだ状変発生時刻が付加されて
状変検出部３へ入力され、これが状変情報５として外部
出力装置４へ出力される。ここで外部出力装置４はこの
入力情報ｔ−ＴＷやＣＲＴへ出力するが、この時、情報
の発生速度をＴ　Ｗ　−？　ＣＲＴの出力速度へ合せる
ための情報のパッファリングは外部出力装置４内で行な
われる。

〔背景技術の問題点〕

上記構成を有する従来装置では、例えば外部出力装置が
故障したような場合、電力系統機器の状態変化を検出し
たにも拘らず外部へ出力されない欠点を有している。即
ち、状変発生から外部出力装置の故障復旧までの間の情
報が欠落してしまう。

〔発明の目的〕

本発明は上記問題点を解決することを目的としてなされ
たものであシ、情報欠落のない系統情報記録装置を提供
することを目的としている。

〔発明の概要〕

本発明では状変検出情報を一旦記憶させる記憶装置と外
部出力装置からのデータ送信リクエストを受付けるリク
エスト受信部とをもうけて、状変情報を一旦記憶装置へ
記憶させ、外部出力装置の故障停止中はそのままの状態
にて記憶を継続させ、復旧時には記憶装置からの記憶情
報を外部出力装置へ送出しようとするものである。

〔発明の実施例〕

以下図面を参照して実施例を説明する。第２図は本発明
による系統情報記録装置の一実施例ブロック図である。

第２図において図中の符号工ないし６は第１図に対応し
ている。したがって時計１、入力部２、状変検出部３か
らなる状変検出装置６は従来同様である。７は記憶装置
であってＦ’　Ｉ／Ｆ’０（Ｆｉｒｓｔ　ｉｎ　Ｆｉｒ
ｓｔ　ｏｕｔ　）の特性を有し状変検出部３からの状変
情報が入力される。８はリクエスト受信部であって外部
出力装置４からの定期的なデータ送信リクエストを受け
る。なお、９はデータ送信リクエスト信号、１０は状変
情報である。

次に動作について説明すると、状変検出装置６からの状
変情報５は、一旦記憶装置７ヘノ々ツフ・アリングされ
る。そして外部出力装置４が健全状態にあれば、外部出
力装置４からのデータ送信リクエスト信号９が定期的に
リクエスト受信部８へ出力されておシ、したがってこれ
を受けたリクエスト受信部８は記憶装＃７を駆動して外
部出力装置４に対して状変情報１０を出力する。次に外
部出力装置４が故障等によって停止中の場合はデータ送
信リクエスト信号９は入力されないために、状変情報５
は記憶装置７内にバッファリングされたままとなる。し
かし外部出力装置４が復旧した段階で定期的なデータ送
信リクエスト信号９が再開されると、その時点で記憶装
置７内に記憶されていた状変情報１０を外部出力装置４
へ出力するため状変情報の欠落を防止できる。

なお上記実施例ではデータ送信リクエストを外部出力装
置から定期的に発生するよう構成したが、これに限定さ
れるものではなく、状変発生時に外部出力装置へ割込み
をかけ、それに応じて外部出力装置からデータ送信リク
エストを発生してもよい。

〔発明の効果〕

以上説明した如く、本発明によれば記憶装置をもうけて
外部出力装置の故障停止時の状変情報を記憶し、復旧再
開時に記憶情報を送出するよう構成したので、装置停止
中の情報の欠落がなく、システム全体の信頼性向上がは
かれる系統情報記録（５） 装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の系統情報記録装置のプロ、り図、第２図
は本発明による系統情報記録装置の一実施例プロ、り構
成図である。 １・・・時計　２・・・ディジタル入力部３・・・状変
検出部　４・・・外部出力装置５．１０・・・状変情報
　６・・・状変検出装置７・・・記憶装置　８・・・リ
クエスト受信部９・・・データ送信リクエスト信号 特許出願人　東京芝浦電気株式会社 代理人弁理士　石　井　紀　男 （６）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 機器の状態変化を時刻と共に検出する状変検出装置と、
   前記状変検出装置からの状変情報を外部出力装置へ出力
   するよう構成された系統情報記録装置において、状変検
   出装量からの状変情報が入力される記憶装置と、外部出
   力装置からの定期的なデータ送信リクエストを受信する
   リクエスト受信部とを夫々そなえ、データ送信リクエス
   トに応じて記憶装置からの記憶された状変情報を外部出
   力装置へ送出することを特徴とする系統情報記録−装置
   。