JPS6012821Y2 - 防水保護板 - Google Patents

防水保護板

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JPS6012821Y2
JPS6012821Y2 JP1980141655U JP14165580U JPS6012821Y2 JP S6012821 Y2 JPS6012821 Y2 JP S6012821Y2 JP 1980141655 U JP1980141655 U JP 1980141655U JP 14165580 U JP14165580 U JP 14165580U JP S6012821 Y2 JPS6012821 Y2 JP S6012821Y2
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JP
Japan
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adhesive
plate
layer
asphalt
waterproof
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JP1980141655U
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JPS5763826U (ja
Inventor
亘 谷川
正樹 金野
省一 伊東
Original Assignee
田島化建株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 こめ考案は、゛′建築物番″こ゛おけ゛る防水保護板′
jト関するもめτある ニー゛・通常建物め屋根、″・屋上&と施される防水層
の外側は・は防水層保護被覆層杢設番大1.防水層が日
、光や風雨等で老化じたりJ′iWたは人め歩行や屋上
設置物等によ各局部荷重、i南部、;□摩耗iビま衣損
傷などがら保護している。
、、−゛一般番と屋上防水Iと関しては、アスファルト
防水が実積も多り、最も信頼度が高い。
アスファルト防水はその用途や保護層の形成の違いによ
り露出工法と歩行用押え防水工法どに大別される。
露出防水とは、゛防水層の最外側に砂付ルーフィング等
の砂付仕上を設けるも・めτある。
:これは比較的大粒の鉱物砂粒(5〜30メ・ヅジi)
”の撤着面を外被覆とし寸も・つめで、:太陽め紫外線
や矛ゾツ番とよる・防水層め牟構成材であるアスファル
トめ劣化を保護し、十分な耐久性を有し、9、材料が軽
量であるため建築物の躯体に余分な荷°量がかからず、
かつ防水層の改修工事も容易である1゜−しかし・、こ
の上を大が歩行する・と砂粒・が剥落するようなことが
あり、5また局部的荷重に弱いためり:゛j重いも−の
をこの上はおくと防水層がベニんだリミ長い期間でほや
かて破断に杢るため1、屋上での歩行や物の設置は避け
ねばならない。
−3,,′・・ 11::t、1.71 i:゛一
方歩行用押え防水と7+、t、4:”防水層の上にジン
クリニドやモルタルをx’o=程度打設し、τなるもの
である。
・これは局部荷重や歩行に対して十分な強度ε耐久性を
有する]モiのヤある。
・°しかじ、これらヨシ)クリ;≠ド系保護材は、・4
\屋根や屋上における単位面積あたりめ重量が大きいた
め建物め躯体強度を犬ざくとらねばな4ナミ]′・“建
物を堅固に造る必要があり、それだけでコストが上がる
また、施工に際しては工程が増し、工期も長びく。
さらに、漏水事故が発生した場合には押えコンクリート
層で防水層が厚く覆われているため、漏水個所がわから
ず、漏水個所の発見と補修のためには押えコンクリート
層全面を破砕撤去する以外に決め手がなく、費用がかか
るだけでなく、コンクリートを破砕する際の振動で建物
の各所に悪影響を及ぼすことがあり、また、砕いたコン
クリートの除去運搬やコンクリートの再打設等も高所で
の作業であるため困難も多い。
また、10〜2咋ごとに行われる防水層の改修工事の際
にも同様のことがいえる。
従って、歩行用押え防水工法としては、コンクリート系
保護材は本来的に好ましいものとは言い難い。
この考案は、前記のような従来の保護材に代え、施工が
容易で軽量であり、歩行も可能で化粧性に優れ、補修や
改修工事の容易なトータルメリットの大きい防水保護板
を提供するもので、その骨子は、アスファルトに有機質
または無機質もしくはこれら双方よりなる充填材を最密
充填となるように配合した板状体1を芯材とし、該板状
体1の両面に含有アスファルトの接着力を利用してガラ
ス繊維よりなる不織布2,2を接着し、該不織布2,2
に接着剤3を含浸塗布し、その一方の不織布2の接着剤
塗布面には耐候性、耐久性に富む化粧塗料を直接塗布す
るか、同塗料を無機質または有機質粉粒6を撤着した上
に塗布し、他方の不織布2の接着剤塗布面には粘着防止
層5を積層したものである。
以下、この考案を添付図面に示す実施例に基づいて詳説
する。
1はアスファルト混合物よりなる板状体である。
該板状体1はストレートアスファルトまたはブローンア
スファルト等のアスファルトに、コルク粉、ゴム粉、オ
ガ屑、繊維屑等の有機質充填材や、炭酸カルシウム、タ
ルク、クレー、珪砂、石綿、グラスウール等の無機質充
填材若しくはこれら双方を最密充填となるように配合し
てミキサーでよく混合し、必要な間隔を保持させたガラ
ス繊維よりなる不織布2,2間に流し込んで成型したも
ので、ガラス繊維よりなる不織布2,2は前記板状体1
の成型過程で、これを芯材としてその両面に含有アスフ
ァルトの接着力を利用して一体に接着される。
製造工程ではガラス繊維よりなる不織布2,2は外方か
らローラ等により押え込むようになり、三者は圧延一体
化することとなる。
前記板状体1は本願防水保護板の基材部分ともいえるも
ので、前述の如くアスファルトに充填材を最密充填とな
るように配合することにより、耐圧縮性と歩行適正の双
方を満足させ得るようにしている。
また、板状体1の両面に一体化したガラス繊維よりなる
不織布2,2は温湿度の変化による伸縮が全くなく、故
に本願防水保護板の寸法安定性に寄与させるものである
3は前記ガラス繊維よりなる不織布2,2に含浸塗布し
た接着剤で、該接着剤3は図面上では不織布2,2の表
面のみに層状に表されているが、不織布2,2の繊維間
にも充分に含浸され、該不織布2,2の目止めによりそ
の強度を高めるとともに、板状体1と不織布2の層間の
接着性にも寄与している。
これは板状体1自身の耐圧縮性と相俟って不縁布2,2
が受ける局部荷重、歩行による摩耗に対する耐久性を高
めている。
この接着剤3としてはストレートアスファルト、ブロー
ンアスファルト、ゴム化アスファルト等のアスファルト
類や、ゴムラテックス、アクリル系エマルジョン、酢酸
系エマルジョン、塩化ビニル系エマルジョン等のゴム系
、樹脂系のエマルジョンもしくはこれらをベースとした
接着剤を用いる。
なお、板状体1の上面側不織布と下面側不織布に含浸塗
布する接着剤3は必ずしも同種のものに限らず、別種の
ものを用いてもよい。
4は前記板状体1の上面側不織布2に含浸塗布した接着
剤3の上から塗布した化粧塗料で、該化粧塗料4は建物
の屋上のような曝露条件の厳しい所でも長期にわたって
その色彩による美観を保つ耐候性と、歩行に対しても十
分な耐久性を持つもので、クロロプレン、クロルスルホ
ン化ポリエチレン、アクリル酸樹脂、ポリウレタン、エ
ポキシ樹脂、エチレン酢酸ビニール共重合体等の耐候性
、耐久性に優れたゴム系、樹脂系のバインダーを主剤と
したものや、珪酸ソーダ、ポリリン酸類、アルミナゾル
等の耐火性に優れた無機高分子系のバインダーを主剤と
したものを使用して好適である。
この化粧塗料4は第2図示の如く、上面側不織布2に接
着剤3を含浸塗布した面に、無機質または有機質粉粒6
を撤着し、その粉粒6の上から粉粒の凹凸を活かすよう
に塗布するようにしてもよい。
かかる場合は不織布2に含浸塗布した接着剤3の上に化
粧塗料4を直接塗布した場合に比して付着面積が大きく
なることから付着力が増す。
また、粉粒6の凹凸面が残るので歩行時のスリップ止め
としての利点もある。
ここに用いる無機質粉粒としては、粒径8〜300メツ
シユ、好ましくは、30〜150メツシユの珪砂または
ひる石、パーライト、頁岩を粉砕、分級したものを用い
、有機質粉粒としては、ゴム粉粒やスポンジ粉粒などを
用いる。
5は前記板状体1の下面側不織布2に含浸塗布した接着
剤3の粘着防止層で、該粘着防止層5は本願防水保護板
の貯蔵、運搬、施工等において、その取扱い易くするた
めのもので、第1図示の如く鉱物粉7を撤着する場合と
、第2図示の如く剥離シート8を貼着する場合とがある
この粘着防止層5として用いる鉱物粉7としては珪砂、
炭酸カルシウム、タルク等が適当であり、剥離シート8
としてはポリエチレンフィルム、シリコーン処理剥離紙
等が適当であるといえる。
なお、上記実施例に示した防水保護板はこれを構成する
各層の厚さについては特に明示していないが、全体とし
て薄肉に形成できる。
また、本案防水保護板はガラス繊維よりなる不織布を長
尺にして用いるときは連続製造が可能であり、その製造
は最終工程で適当サイズに裁断し、単体として用いると
きは軽量にして取扱い易いものとなる。
以上の如く、この考案に係る防水保護板はその芯材とな
る板状体1がアスファルトに有機質または無機質もしく
はこれら双方よりなる充填材を最密充填となるように配
合させたものであるため、耐圧縮性と歩行適正の双方が
同時に満足され、しかも、板状体1の両面にはこれに一
体化したガラス繊維よりなる不織布2,2が設けられ、
これに接着剤3が含浸塗布されているので、ガラス繊維
不織布自体の寸法安定性に加え、接着剤3の目止め作用
で局部荷重、歩行による摩耗に耐え得るようになる上に
、施工後に表面となる一方の不織布2の接着剤塗布面に
は耐候性、耐久性に富む化粧塗料4が塗布されているの
で、化粧性に優れ、かつ、その塗料の特質により建物の
屋上のような曝露条件の厳しい所でも長期にわたってそ
の色彩による美観が保たれ、歩行に対しても十分な耐久
性を持つ。
特に、同塗料4を無機質または有機質粉粒6を撤着した
上に塗布した場合には塗料の付着面積が大きく、付着力
が増すとともに、粉粒6の凹凸面が残るので歩行時のス
リップ止めとしての利点も得られる。
また、他方の不織布2の接着剤塗布面にはその粘着を防
止するために、粘着防止層5が積層されているので、本
願防水保護板の貯蔵、運搬、施工等において、取扱い易
くなる。
また、この考案に係る防水保護板は全体を薄肉、軽量化
できるので、露出防水工法のような施工の簡便さにより
施工や改修及び補修工事が容易にできるとともに、歩行
用押え防水工法に見られる耐歩行性、耐静圧荷重性、耐
久性を有し、仕上面の美しさを持つきわめて有用なもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はこの考案の実施例を示す拡大した断面
図である。 1・・・・・・板状体、2・・・・・・不織布、3・・
・・・・接着剤、4・・・・・・化粧塗料、5・・・・
・・粘着防止層、6・・・・・・鉱物粉粒、7・・・・
・・鉱物粒、訃・・・・・剥離シート。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)アスファルトに有機質または無機質もしくはこれ
    ら双方よりなる充填材を最密充填となるように配合した
    板状体1を芯材とし、該板状体1の両面に含有アスファ
    ルトの接着力を利用してガラス繊維よりなる不織布2、
    2を接着し、該不織布2,24a接着剤3を含浸塗布し
    、その力め本織布会の接着剤塗布面には耐候性、耐久性
    に富む化粧塗料を直接塗布するかミ向塗料を無機質また
    は有機質粉粒6を撤着した上に塗布し、他方の木織布査
    の接着剤塗布面には粘着時止層5を設けたことを特徴と
    する防水保護板。
  2. (2)前記粘着防止層5が鉱物粉7ヲ全面は撤着、たも
    のである実用新案登録請求の範囲第1項記載の防水保護
    板。
  3. (3)前記粘着防止層5がミ剥離シニド8・を粘着した
    ものである実用新案登録請求の範囲第1項記載め防水保
    護板。
JP1980141655U 1980-10-06 1980-10-06 防水保護板 Expired JPS6012821Y2 (ja)

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JPS5763826U JPS5763826U (ja) 1982-04-16
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