JPS60128168A - ポリアミド繊維の巻取方法 - Google Patents
ポリアミド繊維の巻取方法Info
- Publication number
- JPS60128168A JPS60128168A JP23165383A JP23165383A JPS60128168A JP S60128168 A JPS60128168 A JP S60128168A JP 23165383 A JP23165383 A JP 23165383A JP 23165383 A JP23165383 A JP 23165383A JP S60128168 A JPS60128168 A JP S60128168A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- speed
- traverse
- take
- package
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- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H54/00—Winding, coiling, or depositing filamentary material
- B65H54/02—Winding and traversing material on to reels, bobbins, tubes, or like package cores or formers
- B65H54/28—Traversing devices; Package-shaping arrangements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
- B65H2701/313—Synthetic polymer threads
- B65H2701/3132—Synthetic polymer threads extruded from spinnerets
Landscapes
- Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
- Winding Filamentary Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ポリアミドを高速紡糸して巻取る方法に関す
るものであり、さらに詳しくは、パッケージの表・中・
内層部、端面・中央部等の巻き位置による内部歪の差が
少なく、均一でかつ均染性に優れたポリアミド繊維を高
速でパーン状に巻取る方法に関するものである。
るものであり、さらに詳しくは、パッケージの表・中・
内層部、端面・中央部等の巻き位置による内部歪の差が
少なく、均一でかつ均染性に優れたポリアミド繊維を高
速でパーン状に巻取る方法に関するものである。
ポリアミドフィラメントのフラットヤーンのパッケージ
としては、パーン形状およびヂーズ形状が一般的である
。
としては、パーン形状およびヂーズ形状が一般的である
。
パーン形状のパッケージは紡糸巻取工程と延伸工程とを
分離した通常延伸法で得られる。この方式では内部歪が
大きく、かつ糸を案内するトラベラの回転速度が巻量に
伴って変化するため、実巻取張力が変化する。さらに、
パーン両端部と中央部とでトラバース折り返し時におけ
る実巻取張力に変化が生じる。このため、糸条の巻層別
および端面・中央部で異なった内部歪が繊維に付与され
る。
分離した通常延伸法で得られる。この方式では内部歪が
大きく、かつ糸を案内するトラベラの回転速度が巻量に
伴って変化するため、実巻取張力が変化する。さらに、
パーン両端部と中央部とでトラバース折り返し時におけ
る実巻取張力に変化が生じる。このため、糸条の巻層別
および端面・中央部で異なった内部歪が繊維に付与され
る。
その結果、織物や編物にした場合にタテすじやヨコひけ
となったり、仮撚加工糸における力79斑や原糸層内バ
ラツキによる染斑が発生し、欠点反の原因となりやすい
。
となったり、仮撚加工糸における力79斑や原糸層内バ
ラツキによる染斑が発生し、欠点反の原因となりやすい
。
一方、チーズ形状のパッケージは通常、高速製糸法ある
いは直接紡糸延伸法で得られる。この方法では巻取特に
高速で往復運動を行なうトラバースガイドにより、トラ
バースの両端部で実巻取張力が中央部のそれより高くな
って、糸条に大きな内部歪が生じる。さらに、6000
m/min以上での巻取速度となると、この内部歪によ
ってパッケージフオームのぶ(れが大となり巻取不能と
なる。
いは直接紡糸延伸法で得られる。この方法では巻取特に
高速で往復運動を行なうトラバースガイドにより、トラ
バースの両端部で実巻取張力が中央部のそれより高くな
って、糸条に大きな内部歪が生じる。さらに、6000
m/min以上での巻取速度となると、この内部歪によ
ってパッケージフオームのぶ(れが大となり巻取不能と
なる。
こうした内部歪を減少させるため、通常の直接紡糸延伸
法では延伸後、糸条を加熱して熱固定する方法がとられ
ている。3500 m/In1n以下程度の巻取速度で
直接紡糸延伸法を行うのであれば、チーズ形状に巻取る
ことは可能である。しかし、4500 m/n+in以
上の高速巻取で得られるパッケージはポリアミド綴紐独
特の内部歪の遅延的回復によってパッケージ端面がボビ
ン軸方向にふくれ、ついには巻取ボビンの長さ以上に糸
層の幅が広くなって巻取不能となる。熱固定温度を高め
たり、熱処理時間を長くしたすすることで、この歪を幾
分減少することは可能であるが、逆に、操業性が悪化し
たり、設備費や消費電力が増加したりするので好ましく
ない。また、このように熱処理した糸は仮撚加工時の如
き後工程での熱処理が有効にきかず、捲縮特性が良好と
ならない。
法では延伸後、糸条を加熱して熱固定する方法がとられ
ている。3500 m/In1n以下程度の巻取速度で
直接紡糸延伸法を行うのであれば、チーズ形状に巻取る
ことは可能である。しかし、4500 m/n+in以
上の高速巻取で得られるパッケージはポリアミド綴紐独
特の内部歪の遅延的回復によってパッケージ端面がボビ
ン軸方向にふくれ、ついには巻取ボビンの長さ以上に糸
層の幅が広くなって巻取不能となる。熱固定温度を高め
たり、熱処理時間を長くしたすすることで、この歪を幾
分減少することは可能であるが、逆に、操業性が悪化し
たり、設備費や消費電力が増加したりするので好ましく
ない。また、このように熱処理した糸は仮撚加工時の如
き後工程での熱処理が有効にきかず、捲縮特性が良好と
ならない。
こうした従来方法の欠点を補うべく、種々検討した結果
、本発明に到達したものである。
、本発明に到達したものである。
すなわら、本発明の目的は、パッケージ内の巻き位置に
よる内部歪差を小さくするとともに、均一で均染性の優
れた糸質とすることにより、編織物の品質および高次加
工通過性に優れたポリアミド系重合体を供給することに
ある。
よる内部歪差を小さくするとともに、均一で均染性の優
れた糸質とすることにより、編織物の品質および高次加
工通過性に優れたポリアミド系重合体を供給することに
ある。
かかる目的を達成するため、本発明は、ポリアミド系重
合体を溶融紡糸し、冷却固化せしめ、油剤を付与した後
、交絡処理し、実質的な実撚を付与することなく、ガイ
ドトラバースしつつ4500 m/min以上で巻取機
に巻取る方法において、前記巻取機としてスピンドルド
ライブ型の巻取機を用い、巻取中のパッケージは完全に
他の物とは非接触でおり、がっ、前記ガイドトラバース
のトラバース速度T (m/min )を下記式 %式% [ただし、■は巻取速度(m/min )である。]を
満足する範囲とすることよりなる。
合体を溶融紡糸し、冷却固化せしめ、油剤を付与した後
、交絡処理し、実質的な実撚を付与することなく、ガイ
ドトラバースしつつ4500 m/min以上で巻取機
に巻取る方法において、前記巻取機としてスピンドルド
ライブ型の巻取機を用い、巻取中のパッケージは完全に
他の物とは非接触でおり、がっ、前記ガイドトラバース
のトラバース速度T (m/min )を下記式 %式% [ただし、■は巻取速度(m/min )である。]を
満足する範囲とすることよりなる。
本発明法により得られるパッケージは、ナイロン6の場
合、非晶部配向度(F)0.3〜0.6で、γ型結晶混
在率30%以上である糸条で形成されている。ナイロン
66の場合は、非晶部配向度(F)0.55〜0.7で
、密度1.135 g/a+を以上である糸条で形成さ
れている。非晶部配向度(酉が低過ぎる場合や、密度が
1.’135(+/−未満の場合では、高伸度になりす
ぎて、仮撚加工における融着開始温度が低(なり、実用
に耐えない。一方、rが高過ぎる場合や、γ型結晶混在
率が30%未満の場合は、仮撚加工でのセット性が悪く
、仮撚加工糸の捲縮特性が劣る。
合、非晶部配向度(F)0.3〜0.6で、γ型結晶混
在率30%以上である糸条で形成されている。ナイロン
66の場合は、非晶部配向度(F)0.55〜0.7で
、密度1.135 g/a+を以上である糸条で形成さ
れている。非晶部配向度(酉が低過ぎる場合や、密度が
1.’135(+/−未満の場合では、高伸度になりす
ぎて、仮撚加工における融着開始温度が低(なり、実用
に耐えない。一方、rが高過ぎる場合や、γ型結晶混在
率が30%未満の場合は、仮撚加工でのセット性が悪く
、仮撚加工糸の捲縮特性が劣る。
このような糸は、巻取時に極力、歪を付与しないような
、また巻き位置により付与歪量に差を与えないような巻
取方法で巻上げる必要がある。
、また巻き位置により付与歪量に差を与えないような巻
取方法で巻上げる必要がある。
このため、巻取機としてスピンドルドライブ型の巻取機
を用い、巻取中のパッケージは完全に伯の物と非接触の
状態で巻取る必要がある。
を用い、巻取中のパッケージは完全に伯の物と非接触の
状態で巻取る必要がある。
スピンドルドライブ型の巻取機であっても、例えば巻取
速度を制!Ilするため、パッケージに接触せしめるロ
ーラベールのような物を用いてはならない。他の目的で
あってもパッケージと接触するO−ラ状のものが存在す
るとパッケージをある大きさの面圧で押えつけるため、
巻かれた糸が互に押えつけられ、巻取時に余分な歪を付
与すると同時に糸条が過度に重なり合うので解舒性は悪
くなる。つまり、本発明においては巻取中のパッケージ
は、何ら仙の物体と接触しないことが肝要である。この
ために巻取速度をコントロールする手段としては、巻取
張力を検知して、一定張力になるようにスピンドル回転
数を巻量に応じて減少さけたり、あるいは予めスピンド
ル回転数の減少パターンを記憶させ、巻取間に応じて回
転数を減少せしめるプログラム制御等が適用される。
速度を制!Ilするため、パッケージに接触せしめるロ
ーラベールのような物を用いてはならない。他の目的で
あってもパッケージと接触するO−ラ状のものが存在す
るとパッケージをある大きさの面圧で押えつけるため、
巻かれた糸が互に押えつけられ、巻取時に余分な歪を付
与すると同時に糸条が過度に重なり合うので解舒性は悪
くなる。つまり、本発明においては巻取中のパッケージ
は、何ら仙の物体と接触しないことが肝要である。この
ために巻取速度をコントロールする手段としては、巻取
張力を検知して、一定張力になるようにスピンドル回転
数を巻量に応じて減少さけたり、あるいは予めスピンド
ル回転数の減少パターンを記憶させ、巻取間に応じて回
転数を減少せしめるプログラム制御等が適用される。
本発明は、このようなスピンドルドライブ型の巻取機を
用い、パッ□ケージの巻径の増大に伴って巻幅を順次減
少させトラバース速度T(m/min )をV/400
0≦T≦V/300の間のスロードラパースで巻取る必
要がある。
用い、パッ□ケージの巻径の増大に伴って巻幅を順次減
少させトラバース速度T(m/min )をV/400
0≦T≦V/300の間のスロードラパースで巻取る必
要がある。
ただし、V (m/min )は巻取速度を示す。トラ
バース速度TがV/300 m/minより速い場合は
あまりにトラバース速度が速すぎてパッケージの両端面
での巻取張力の増大や糸溜りが発生しやすく、折り返し
時の衝撃力が大きすぎて、巻取時に大きな歪が付与され
る。トラバース速I!1′]−がV/4000 m/m
in未満の場合はパッケージ表面上で、前に巻かれた糸
条と次に巻かれる糸条とのトラバースにょるズレが小さ
く、糸条が密接に接近しすぎる。このため、解舒時の張
力変動が大きく高次加工工程で問題をひきおこす。トラ
バース速度は前記問題点を確実に解消するためには、ト
ラバース速度TをV/3000≦T≦V1500(7)
範囲ニコントロールすることが好ましい。
バース速度TがV/300 m/minより速い場合は
あまりにトラバース速度が速すぎてパッケージの両端面
での巻取張力の増大や糸溜りが発生しやすく、折り返し
時の衝撃力が大きすぎて、巻取時に大きな歪が付与され
る。トラバース速I!1′]−がV/4000 m/m
in未満の場合はパッケージ表面上で、前に巻かれた糸
条と次に巻かれる糸条とのトラバースにょるズレが小さ
く、糸条が密接に接近しすぎる。このため、解舒時の張
力変動が大きく高次加工工程で問題をひきおこす。トラ
バース速度は前記問題点を確実に解消するためには、ト
ラバース速度TをV/3000≦T≦V1500(7)
範囲ニコントロールすることが好ましい。
巻幅を糸の巻径の増大に伴って順次減少させることによ
り、パッケージに好ましいテーパー角を付与でき、安定
したパッケージ形態を形成することができ葛。
り、パッケージに好ましいテーパー角を付与でき、安定
したパッケージ形態を形成することができ葛。
また、ボどンの巻取られる直前の糸条張力は、0.1〜
O,6Q/dの範囲にすることが好ましい。O,1Q/
d未満のような低張力の場合には、ワイングーに供給す
るゴデーローラに糸が取られやすくなる。一方、0.6
(]/dを上回るような高張力の場合は、巻取糸の内
部歪が大きくなり、パーン内外層差や中央・端部差が大
きくなって好ましくない。
O,6Q/dの範囲にすることが好ましい。O,1Q/
d未満のような低張力の場合には、ワイングーに供給す
るゴデーローラに糸が取られやすくなる。一方、0.6
(]/dを上回るような高張力の場合は、巻取糸の内
部歪が大きくなり、パーン内外層差や中央・端部差が大
きくなって好ましくない。
また、巻かれる前に糸条に交絡処理を施し、糸条の集束
性を高めることが必要である。紡糸中に交絡処理を行な
うことにより、巻取中の単糸一本一本に異常に高い歪や
応力が付与されることを防止できる。交絡の程度として
は、フィラメントが完全に平行で存在しないようにわず
かな平行度の乱れを生じさせるような撹乱を与える程度
であればよい。好ましくは、水上交絡数の評価で1コ/
m〜70コ/m程度でよい。
性を高めることが必要である。紡糸中に交絡処理を行な
うことにより、巻取中の単糸一本一本に異常に高い歪や
応力が付与されることを防止できる。交絡の程度として
は、フィラメントが完全に平行で存在しないようにわず
かな平行度の乱れを生じさせるような撹乱を与える程度
であればよい。好ましくは、水上交絡数の評価で1コ/
m〜70コ/m程度でよい。
交絡処理を施す位置は、第1ゴデーローラの前、あるい
は第2ゴデーローラと巻取機との問等であればよく、目
的に応じて任意に選ぶことができる。
は第2ゴデーローラと巻取機との問等であればよく、目
的に応じて任意に選ぶことができる。
特に、最終の引取ゴデーローラ(第1図では第2ゴデー
ローラ)と巻取機との間に設置する場合には、糸道が一
定で巻取□張力が一定であるため、交絡張力が一定とな
り、均一な交絡処理を行なうことができるので好ましい
。さらに、第1ゴテ−ローラの前に設置する場合も、最
終の引取ゴデーローラの出口で糸条が交絡集束されてい
るため、糸離れがよく、くわえて巻取張力が常に一定で
あるため、極めて低い巻取張力でパッケージを形成する
ことが可能となり、好ましい。
ローラ)と巻取機との間に設置する場合には、糸道が一
定で巻取□張力が一定であるため、交絡張力が一定とな
り、均一な交絡処理を行なうことができるので好ましい
。さらに、第1ゴテ−ローラの前に設置する場合も、最
終の引取ゴデーローラの出口で糸条が交絡集束されてい
るため、糸離れがよく、くわえて巻取張力が常に一定で
あるため、極めて低い巻取張力でパッケージを形成する
ことが可能となり、好ましい。
このにうな本発明は、所望の特性を有するポリアミドI
a組のパッケージを得るために、4500 Ill/f
f1in以上で高速紡糸した糸条をトラバースガイドの
往復運動速度を特定して巻取ることによりはじめて達成
される。
a組のパッケージを得るために、4500 Ill/f
f1in以上で高速紡糸した糸条をトラバースガイドの
往復運動速度を特定して巻取ることによりはじめて達成
される。
これに対して、紡糸後連続してストレッチをかけた後に
巻取った糸条は、その非晶部においても高い配向性を示
プので、巻取った後の非晶部の配向緩和が大きすぎ、経
時的にパッケージに応力分布をひきおこすので、本発明
の適用外である。
巻取った糸条は、その非晶部においても高い配向性を示
プので、巻取った後の非晶部の配向緩和が大きすぎ、経
時的にパッケージに応力分布をひきおこすので、本発明
の適用外である。
また、紡糸巻取機として広く使用されている、駆動ロー
ラにパッケージを接触させて巻取るサーフェスドライブ
型の巻取機や、チーズ形状に巻上げる、チーズワインダ
ーも、設備的な面からみて駆動ローラをも往復運動させ
る必要があるから、本発明の適用外である。
ラにパッケージを接触させて巻取るサーフェスドライブ
型の巻取機や、チーズ形状に巻上げる、チーズワインダ
ーも、設備的な面からみて駆動ローラをも往復運動させ
る必要があるから、本発明の適用外である。
本発明の巻取方法の一実施態様を示す第1図にそって説
明する。
明する。
第1図は紡糸巻取工程を示す概略図である。
紡糸口金1から溶融吐出されたポリアミド繊NYは冷却
a置2により、冷却固化され、給油装置3で給油され、
エア交絡ノズル4で交絡処理され、第1ゴデーローラ5
と第2ゴデーO−ラ6とを巻掛けした後、綾振り支点ガ
イド8と往復運動を行なうトラバースガイド9によりガ
イドトラバースされつつ巻取装置10にてバーン形状に
、4500 m/n+in以上の速度で巻取られる。
a置2により、冷却固化され、給油装置3で給油され、
エア交絡ノズル4で交絡処理され、第1ゴデーローラ5
と第2ゴデーO−ラ6とを巻掛けした後、綾振り支点ガ
イド8と往復運動を行なうトラバースガイド9によりガ
イドトラバースされつつ巻取装置10にてバーン形状に
、4500 m/n+in以上の速度で巻取られる。
巻取装置10はスピンドルドライブ型で駆動モータ11
により単独駆動される。駆動モータ11は巻取張力を検
出する張力検出器7とコントロール盤14とを介して制
御される。巻取張力が一定になるように電力制御器12
、張力設定器13からなるコント0−ル盤14で駆動モ
ータを制御し、常に巻取速度が一定になるようにコント
ロールされる。回転しているパッケージは他のいかなる
ものとも接触せず、回転されることが必要である。
により単独駆動される。駆動モータ11は巻取張力を検
出する張力検出器7とコントロール盤14とを介して制
御される。巻取張力が一定になるように電力制御器12
、張力設定器13からなるコント0−ル盤14で駆動モ
ータを制御し、常に巻取速度が一定になるようにコント
ロールされる。回転しているパッケージは他のいかなる
ものとも接触せず、回転されることが必要である。
本発明におけるポリアミドとしては、例えば、ポリカブ
ラミド、ポリへキサメチレンアジパミド、ポリへキサメ
チレンアジパミド等のアミド基1個あたりのメチレン基
の斂が10個以下のアルキレンポリアミドを主体とする
ものが好ましいが、場合によってはアルキレン基の一部
が芳香族基に代わったものでもよい。また、その性質を
本質的に変化させない範囲で他種のポリアミド形成成分
を共重合したものでもよい。また、少量の艶消剤、着色
剤、安定剤、顔料、吸湿剤、充填材、等を含んでもよい
。また、硫酸(98%)1.0重量%溶液を溶媒とする
相対粘度が2.0〜3.5であるものが好ましい。
ラミド、ポリへキサメチレンアジパミド、ポリへキサメ
チレンアジパミド等のアミド基1個あたりのメチレン基
の斂が10個以下のアルキレンポリアミドを主体とする
ものが好ましいが、場合によってはアルキレン基の一部
が芳香族基に代わったものでもよい。また、その性質を
本質的に変化させない範囲で他種のポリアミド形成成分
を共重合したものでもよい。また、少量の艶消剤、着色
剤、安定剤、顔料、吸湿剤、充填材、等を含んでもよい
。また、硫酸(98%)1.0重量%溶液を溶媒とする
相対粘度が2.0〜3.5であるものが好ましい。
また、ポリアミド繊維の断面形状は丸断面や種々の異形
断面であってもよい。
断面であってもよい。
本発明の高速紡糸巻取方法で得られるポリアミド繊維の
パッケージは次の如き効果を有する。
パッケージは次の如き効果を有する。
(1)トラバース速度を特定範囲とすることにより、良
好なパツクージ形状で編織物用原糸として好適なポリア
ミド糸条を得ることができる。 “(2)非晶部配向度
が0.3〜0.6(ナイロン6)、0.55〜0.7(
ナイロン66)の範囲で、かつγ型結晶混在率30%以
上(ナイロン6)、密度1.135Mff1以上(ナイ
ロン66)の特性を有するため、均一で均染性が高く、
かつ、染色堅牢性も良好で経時安定性に優れており、仮
撚加工用原糸として好適である。
好なパツクージ形状で編織物用原糸として好適なポリア
ミド糸条を得ることができる。 “(2)非晶部配向度
が0.3〜0.6(ナイロン6)、0.55〜0.7(
ナイロン66)の範囲で、かつγ型結晶混在率30%以
上(ナイロン6)、密度1.135Mff1以上(ナイ
ロン66)の特性を有するため、均一で均染性が高く、
かつ、染色堅牢性も良好で経時安定性に優れており、仮
撚加工用原糸として好適である。
(3) 引取速度4500 m/min以上であるため
、吐出生産性が高く、原糸製造コストを大幅に下げるこ
とができる。
、吐出生産性が高く、原糸製造コストを大幅に下げるこ
とができる。
以下に、実施例を挙げて説明するが、そこで用いた非晶
部配向f*(F)、γ型結晶混在率、密度、ストレッチ
テンション、巻取張力および加工糸特性(均染性、捲縮
堅牢度)は次の方法で測定した値である。
部配向f*(F)、γ型結晶混在率、密度、ストレッチ
テンション、巻取張力および加工糸特性(均染性、捲縮
堅牢度)は次の方法で測定した値である。
[非晶部配向度(F)]
3cm長の繊維を各単糸に分繊し、それを螢光剤Whi
tex R,P、 O,2%owf水溶液中に2時間、
室温で浸漬する。その後、水洗、風乾して、日本分光工
業曲製FOM−1型偏光螢光光度計のサンプル台にO,
5Q/dの張力をかけで、クリンプを伸ばし、貼りつけ
、非晶部分に結合した螢光剤分子から放射される螢光の
偏光角度分布を連続的に測定する。非晶部配向度(F)
は、繊維軸方向の螢光偏光強度をa1繊維軸に対し垂直
方向の螢光偏光強度をbとしたとき、 F=1−b/a
によって算出され、各試料とも、3本のサンプルにつ
いての平均値をFとした。
tex R,P、 O,2%owf水溶液中に2時間、
室温で浸漬する。その後、水洗、風乾して、日本分光工
業曲製FOM−1型偏光螢光光度計のサンプル台にO,
5Q/dの張力をかけで、クリンプを伸ばし、貼りつけ
、非晶部分に結合した螢光剤分子から放射される螢光の
偏光角度分布を連続的に測定する。非晶部配向度(F)
は、繊維軸方向の螢光偏光強度をa1繊維軸に対し垂直
方向の螢光偏光強度をbとしたとき、 F=1−b/a
によって算出され、各試料とも、3本のサンプルにつ
いての平均値をFとした。
[γ型結晶混在率]
試料を引き揃え、3cm長、40mgで1111Il1
幅の繊維束にし、理学電気社製り、3−F型のX線回折
装置から発するX線を照射する。その際、試料を照射線
に対し垂直平面上で回転させながらカウンターてを照射
線に対づる為度で80痕から5度までスキャンして回折
強度曲線をめ、その回折積分強度の30度から15度ま
でをA115度から8.5度までを8とし、B/Aを面
積重量法によりめる。一方、沃素処理により得た完全γ
型結晶繊維と、熱処理により得た完全α型結晶繊維とを
重量混合比を変化させて混合したサンプルについてB/
Aを測定し、その重量混合比CをB/△との関係を予め
グラフ化しでおき、そのグラフより前記でめたB/Aに
対応するγ型結晶混在率Cをよみとることによりめる。
幅の繊維束にし、理学電気社製り、3−F型のX線回折
装置から発するX線を照射する。その際、試料を照射線
に対し垂直平面上で回転させながらカウンターてを照射
線に対づる為度で80痕から5度までスキャンして回折
強度曲線をめ、その回折積分強度の30度から15度ま
でをA115度から8.5度までを8とし、B/Aを面
積重量法によりめる。一方、沃素処理により得た完全γ
型結晶繊維と、熱処理により得た完全α型結晶繊維とを
重量混合比を変化させて混合したサンプルについてB/
Aを測定し、その重量混合比CをB/△との関係を予め
グラフ化しでおき、そのグラフより前記でめたB/Aに
対応するγ型結晶混在率Cをよみとることによりめる。
[密度]
四塩化炭素−トルエンの混合比を連続的に変えた密度勾
配液をつ(す、密度勾配管法で測定したものである(柴
山科学器械製作所製の連続式密度測定装置使用)。
配液をつ(す、密度勾配管法で測定したものである(柴
山科学器械製作所製の連続式密度測定装置使用)。
[ストレッチテンション]
第10−ラと第20−ラからなる一対の積極駆動型ロー
ラを設け、該ローラ問を160m/minの速度で走行
する糸条に5%の伸長を与える。同時に、第10−ラと
第20−ラの間に歪ゲージを設置し、糸条の応力を測定
し、この応力をストレッチテンションという。
ラを設け、該ローラ問を160m/minの速度で走行
する糸条に5%の伸長を与える。同時に、第10−ラと
第20−ラの間に歪ゲージを設置し、糸条の応力を測定
し、この応力をストレッチテンションという。
なお、バーン内の最大ストレッチテンション差とはパー
ン内のストレッチテンションの最大値(通常バーン中層
部に存在する)と最小値(通常パーン最外層または最内
層部に存在する)との差(ΔT)をいう。
ン内のストレッチテンションの最大値(通常バーン中層
部に存在する)と最小値(通常パーン最外層または最内
層部に存在する)との差(ΔT)をいう。
[巻取張力]
東し■性回転式張力系FTR形式TTM−851を用い
、ピックアップは0−20(+ 、0−100gのもの
を用いた。
、ピックアップは0−20(+ 、0−100gのもの
を用いた。
[均染性]
各加工糸を筒編地(針数320のシリンダー、1111
/1コース)にし、ノイゲンSS 2%owf70℃X
20m1nに7精練し、水洗後Paratine Bl
ackPRSO,5%owf (助剤:硫安3%owf
)の染料(浴比1:50)中に入れ、60℃まで20
m1nで昇温後、そのまま30111in放置し、水洗
、風乾する。その編地の染色斑の有無を肉眼で判定する
。
/1コース)にし、ノイゲンSS 2%owf70℃X
20m1nに7精練し、水洗後Paratine Bl
ackPRSO,5%owf (助剤:硫安3%owf
)の染料(浴比1:50)中に入れ、60℃まで20
m1nで昇温後、そのまま30111in放置し、水洗
、風乾する。その編地の染色斑の有無を肉眼で判定する
。
○: 染色斑なし
Δ: 染色斑ややあり
×: 染色斑めだつ
[捲縮堅牢度]
S−Z仮撚加工糸を引き揃え、認にとり、0.1 (]
/dの荷重で捲縮を伸ばした後、2Il1g/dの張力
下で60℃×510の清水処理をし、 10 minで
98℃まで昇渇し、98℃×20m1nの清水処理をす
る。この総を風乾し、20℃の水中でO,1o/dの荷
重をかけ、2m1n後の長さtoを読み、直ちに211
Mdの荷重に変え、2 min後の長さtlを読み、次
式により算出する。
/dの荷重で捲縮を伸ばした後、2Il1g/dの張力
下で60℃×510の清水処理をし、 10 minで
98℃まで昇渇し、98℃×20m1nの清水処理をす
る。この総を風乾し、20℃の水中でO,1o/dの荷
重をかけ、2m1n後の長さtoを読み、直ちに211
Mdの荷重に変え、2 min後の長さtlを読み、次
式により算出する。
捲縮堅牢度
=(to−tl)/JoX100 (%)実施例1
硫酸相対粘度2.6のナイロン6チップを紡糸温度26
5℃で溶融し、0.3++ueの直径の孔24個を有す
る紡糸口金を用い、仮撚加工後の繊維の繊度が70デニ
ールとなるような吐出」で溶融紡糸した。紡出後、巻取
までの装置は第1図に示すようなものを用い、巻取速度
およびトラバース速度(トラバースガイドの往復運動速
度)を変更して巻取った。第1表にその値と、巻取った
糸を仮撚加工して得られた加工糸の特性を示した。
5℃で溶融し、0.3++ueの直径の孔24個を有す
る紡糸口金を用い、仮撚加工後の繊維の繊度が70デニ
ールとなるような吐出」で溶融紡糸した。紡出後、巻取
までの装置は第1図に示すようなものを用い、巻取速度
およびトラバース速度(トラバースガイドの往復運動速
度)を変更して巻取った。第1表にその値と、巻取った
糸を仮撚加工して得られた加工糸の特性を示した。
なお、エア交絡の圧力は1kg10f、テーパ角は20
°、巻取張力は150とした。
°、巻取張力は150とした。
仮撚加工はヒータ長1.2mのスピンドル仮撚加工機を
用い、スピンドル回転数50万rpm 。
用い、スピンドル回転数50万rpm 。
仮撚数3500 t/m 、 t:−9温度185℃と
した。加ニオーバーフィード率は、加熱張力が8gとな
るように調節した。
した。加ニオーバーフィード率は、加熱張力が8gとな
るように調節した。
この表かられかるように、巻取時のトラバース速度が適
正な場合は、加工糸とした後の特性が良好であった。
正な場合は、加工糸とした後の特性が良好であった。
実施例2
チップを硫酸相対粘度2.6のナイロン66チップにか
え、紡糸温度を290℃とし、仮撚加工時のヒータ温度
を230℃とした以外は、実施例1と同じ方法によりナ
イロン66仮撚加工糸を得た。
え、紡糸温度を290℃とし、仮撚加工時のヒータ温度
を230℃とした以外は、実施例1と同じ方法によりナ
イロン66仮撚加工糸を得た。
その結果を第2表に示した。
次表かられかるように、ナイロン66の場合でも、巻取
時のトラバース速度が適正な場合は、加工糸とした後の
特性が良好であった。
時のトラバース速度が適正な場合は、加工糸とした後の
特性が良好であった。
第1図は本発明における紡糸巻取工程の一実茄態様を示
す概略図である。 1: 紡糸口金 2: 冷却装請 3: 給油装置 4: エア交絡ノズル5: 第1ゴデ
ーローラ 6: 第2ゴデーローラ 7: 張力検出器 8: 振支点ガイド9: トラバー
スガイド 10: 巻取装置 15: パッケージ特許出願人 東
し株式会社
す概略図である。 1: 紡糸口金 2: 冷却装請 3: 給油装置 4: エア交絡ノズル5: 第1ゴデ
ーローラ 6: 第2ゴデーローラ 7: 張力検出器 8: 振支点ガイド9: トラバー
スガイド 10: 巻取装置 15: パッケージ特許出願人 東
し株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ポリアミド系重合体を溶融紡糸し、冷却固化せしめ、油
剤を付与した後、交絡処理し、実質的な実撚を付与する
ことなく、ガイドトラバースしつつ4500m/sin
以上で巻取機に巻取る方法において、前記巻取機として
スピンドルドライブ型の巻取機を用い、巻取中のパッケ
ージは完全に他の物とは非接触であり、かつ、前記ガイ
ドトラバースのトラバース速度T(i/+++in )
を下記式の範囲とすることを特徴とするポリアミド繊維
の巻取方法。 V/4000 ≦丁≦ V/300 [ただし、■は巻取速度(Ill/win ) テある
。〕
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23165383A JPS60128168A (ja) | 1983-12-08 | 1983-12-08 | ポリアミド繊維の巻取方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23165383A JPS60128168A (ja) | 1983-12-08 | 1983-12-08 | ポリアミド繊維の巻取方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60128168A true JPS60128168A (ja) | 1985-07-09 |
Family
ID=16926862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23165383A Pending JPS60128168A (ja) | 1983-12-08 | 1983-12-08 | ポリアミド繊維の巻取方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60128168A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6221813A (ja) * | 1985-07-18 | 1987-01-30 | Teijin Ltd | 糸条の巻取り方法 |
-
1983
- 1983-12-08 JP JP23165383A patent/JPS60128168A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6221813A (ja) * | 1985-07-18 | 1987-01-30 | Teijin Ltd | 糸条の巻取り方法 |
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