JPS60128168A - ポリアミド繊維の巻取方法 - Google Patents

ポリアミド繊維の巻取方法

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Publication number
JPS60128168A
JPS60128168A JP23165383A JP23165383A JPS60128168A JP S60128168 A JPS60128168 A JP S60128168A JP 23165383 A JP23165383 A JP 23165383A JP 23165383 A JP23165383 A JP 23165383A JP S60128168 A JPS60128168 A JP S60128168A
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JP
Japan
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winding
speed
traverse
take
package
Prior art date
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Pending
Application number
JP23165383A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuji Sato
卓治 佐藤
Masaharu Yamamoto
雅晴 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Filing date
Publication date
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Priority to JP23165383A priority Critical patent/JPS60128168A/ja
Publication of JPS60128168A publication Critical patent/JPS60128168A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H54/00Winding, coiling, or depositing filamentary material
    • B65H54/02Winding and traversing material on to reels, bobbins, tubes, or like package cores or formers
    • B65H54/28Traversing devices; Package-shaping arrangements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments
    • B65H2701/313Synthetic polymer threads
    • B65H2701/3132Synthetic polymer threads extruded from spinnerets

Landscapes

  • Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)
  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
  • Winding Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ポリアミドを高速紡糸して巻取る方法に関す
るものであり、さらに詳しくは、パッケージの表・中・
内層部、端面・中央部等の巻き位置による内部歪の差が
少なく、均一でかつ均染性に優れたポリアミド繊維を高
速でパーン状に巻取る方法に関するものである。
ポリアミドフィラメントのフラットヤーンのパッケージ
としては、パーン形状およびヂーズ形状が一般的である
パーン形状のパッケージは紡糸巻取工程と延伸工程とを
分離した通常延伸法で得られる。この方式では内部歪が
大きく、かつ糸を案内するトラベラの回転速度が巻量に
伴って変化するため、実巻取張力が変化する。さらに、
パーン両端部と中央部とでトラバース折り返し時におけ
る実巻取張力に変化が生じる。このため、糸条の巻層別
および端面・中央部で異なった内部歪が繊維に付与され
る。
その結果、織物や編物にした場合にタテすじやヨコひけ
となったり、仮撚加工糸における力79斑や原糸層内バ
ラツキによる染斑が発生し、欠点反の原因となりやすい
一方、チーズ形状のパッケージは通常、高速製糸法ある
いは直接紡糸延伸法で得られる。この方法では巻取特に
高速で往復運動を行なうトラバースガイドにより、トラ
バースの両端部で実巻取張力が中央部のそれより高くな
って、糸条に大きな内部歪が生じる。さらに、6000
m/min以上での巻取速度となると、この内部歪によ
ってパッケージフオームのぶ(れが大となり巻取不能と
なる。
こうした内部歪を減少させるため、通常の直接紡糸延伸
法では延伸後、糸条を加熱して熱固定する方法がとられ
ている。3500 m/In1n以下程度の巻取速度で
直接紡糸延伸法を行うのであれば、チーズ形状に巻取る
ことは可能である。しかし、4500 m/n+in以
上の高速巻取で得られるパッケージはポリアミド綴紐独
特の内部歪の遅延的回復によってパッケージ端面がボビ
ン軸方向にふくれ、ついには巻取ボビンの長さ以上に糸
層の幅が広くなって巻取不能となる。熱固定温度を高め
たり、熱処理時間を長くしたすすることで、この歪を幾
分減少することは可能であるが、逆に、操業性が悪化し
たり、設備費や消費電力が増加したりするので好ましく
ない。また、このように熱処理した糸は仮撚加工時の如
き後工程での熱処理が有効にきかず、捲縮特性が良好と
ならない。
こうした従来方法の欠点を補うべく、種々検討した結果
、本発明に到達したものである。
すなわら、本発明の目的は、パッケージ内の巻き位置に
よる内部歪差を小さくするとともに、均一で均染性の優
れた糸質とすることにより、編織物の品質および高次加
工通過性に優れたポリアミド系重合体を供給することに
ある。
かかる目的を達成するため、本発明は、ポリアミド系重
合体を溶融紡糸し、冷却固化せしめ、油剤を付与した後
、交絡処理し、実質的な実撚を付与することなく、ガイ
ドトラバースしつつ4500 m/min以上で巻取機
に巻取る方法において、前記巻取機としてスピンドルド
ライブ型の巻取機を用い、巻取中のパッケージは完全に
他の物とは非接触でおり、がっ、前記ガイドトラバース
のトラバース速度T (m/min )を下記式 %式% [ただし、■は巻取速度(m/min )である。]を
満足する範囲とすることよりなる。
本発明法により得られるパッケージは、ナイロン6の場
合、非晶部配向度(F)0.3〜0.6で、γ型結晶混
在率30%以上である糸条で形成されている。ナイロン
66の場合は、非晶部配向度(F)0.55〜0.7で
、密度1.135 g/a+を以上である糸条で形成さ
れている。非晶部配向度(酉が低過ぎる場合や、密度が
1.’135(+/−未満の場合では、高伸度になりす
ぎて、仮撚加工における融着開始温度が低(なり、実用
に耐えない。一方、rが高過ぎる場合や、γ型結晶混在
率が30%未満の場合は、仮撚加工でのセット性が悪く
、仮撚加工糸の捲縮特性が劣る。
このような糸は、巻取時に極力、歪を付与しないような
、また巻き位置により付与歪量に差を与えないような巻
取方法で巻上げる必要がある。
このため、巻取機としてスピンドルドライブ型の巻取機
を用い、巻取中のパッケージは完全に伯の物と非接触の
状態で巻取る必要がある。
スピンドルドライブ型の巻取機であっても、例えば巻取
速度を制!Ilするため、パッケージに接触せしめるロ
ーラベールのような物を用いてはならない。他の目的で
あってもパッケージと接触するO−ラ状のものが存在す
るとパッケージをある大きさの面圧で押えつけるため、
巻かれた糸が互に押えつけられ、巻取時に余分な歪を付
与すると同時に糸条が過度に重なり合うので解舒性は悪
くなる。つまり、本発明においては巻取中のパッケージ
は、何ら仙の物体と接触しないことが肝要である。この
ために巻取速度をコントロールする手段としては、巻取
張力を検知して、一定張力になるようにスピンドル回転
数を巻量に応じて減少さけたり、あるいは予めスピンド
ル回転数の減少パターンを記憶させ、巻取間に応じて回
転数を減少せしめるプログラム制御等が適用される。
本発明は、このようなスピンドルドライブ型の巻取機を
用い、パッ□ケージの巻径の増大に伴って巻幅を順次減
少させトラバース速度T(m/min )をV/400
0≦T≦V/300の間のスロードラパースで巻取る必
要がある。
ただし、V (m/min )は巻取速度を示す。トラ
バース速度TがV/300 m/minより速い場合は
あまりにトラバース速度が速すぎてパッケージの両端面
での巻取張力の増大や糸溜りが発生しやすく、折り返し
時の衝撃力が大きすぎて、巻取時に大きな歪が付与され
る。トラバース速I!1′]−がV/4000 m/m
in未満の場合はパッケージ表面上で、前に巻かれた糸
条と次に巻かれる糸条とのトラバースにょるズレが小さ
く、糸条が密接に接近しすぎる。このため、解舒時の張
力変動が大きく高次加工工程で問題をひきおこす。トラ
バース速度は前記問題点を確実に解消するためには、ト
ラバース速度TをV/3000≦T≦V1500(7)
範囲ニコントロールすることが好ましい。
巻幅を糸の巻径の増大に伴って順次減少させることによ
り、パッケージに好ましいテーパー角を付与でき、安定
したパッケージ形態を形成することができ葛。
また、ボどンの巻取られる直前の糸条張力は、0.1〜
O,6Q/dの範囲にすることが好ましい。O,1Q/
d未満のような低張力の場合には、ワイングーに供給す
るゴデーローラに糸が取られやすくなる。一方、0.6
 (]/dを上回るような高張力の場合は、巻取糸の内
部歪が大きくなり、パーン内外層差や中央・端部差が大
きくなって好ましくない。
また、巻かれる前に糸条に交絡処理を施し、糸条の集束
性を高めることが必要である。紡糸中に交絡処理を行な
うことにより、巻取中の単糸一本一本に異常に高い歪や
応力が付与されることを防止できる。交絡の程度として
は、フィラメントが完全に平行で存在しないようにわず
かな平行度の乱れを生じさせるような撹乱を与える程度
であればよい。好ましくは、水上交絡数の評価で1コ/
m〜70コ/m程度でよい。
交絡処理を施す位置は、第1ゴデーローラの前、あるい
は第2ゴデーローラと巻取機との問等であればよく、目
的に応じて任意に選ぶことができる。
特に、最終の引取ゴデーローラ(第1図では第2ゴデー
ローラ)と巻取機との間に設置する場合には、糸道が一
定で巻取□張力が一定であるため、交絡張力が一定とな
り、均一な交絡処理を行なうことができるので好ましい
。さらに、第1ゴテ−ローラの前に設置する場合も、最
終の引取ゴデーローラの出口で糸条が交絡集束されてい
るため、糸離れがよく、くわえて巻取張力が常に一定で
あるため、極めて低い巻取張力でパッケージを形成する
ことが可能となり、好ましい。
このにうな本発明は、所望の特性を有するポリアミドI
a組のパッケージを得るために、4500 Ill/f
f1in以上で高速紡糸した糸条をトラバースガイドの
往復運動速度を特定して巻取ることによりはじめて達成
される。
これに対して、紡糸後連続してストレッチをかけた後に
巻取った糸条は、その非晶部においても高い配向性を示
プので、巻取った後の非晶部の配向緩和が大きすぎ、経
時的にパッケージに応力分布をひきおこすので、本発明
の適用外である。
また、紡糸巻取機として広く使用されている、駆動ロー
ラにパッケージを接触させて巻取るサーフェスドライブ
型の巻取機や、チーズ形状に巻上げる、チーズワインダ
ーも、設備的な面からみて駆動ローラをも往復運動させ
る必要があるから、本発明の適用外である。
本発明の巻取方法の一実施態様を示す第1図にそって説
明する。
第1図は紡糸巻取工程を示す概略図である。
紡糸口金1から溶融吐出されたポリアミド繊NYは冷却
a置2により、冷却固化され、給油装置3で給油され、
エア交絡ノズル4で交絡処理され、第1ゴデーローラ5
と第2ゴデーO−ラ6とを巻掛けした後、綾振り支点ガ
イド8と往復運動を行なうトラバースガイド9によりガ
イドトラバースされつつ巻取装置10にてバーン形状に
、4500 m/n+in以上の速度で巻取られる。
巻取装置10はスピンドルドライブ型で駆動モータ11
により単独駆動される。駆動モータ11は巻取張力を検
出する張力検出器7とコントロール盤14とを介して制
御される。巻取張力が一定になるように電力制御器12
、張力設定器13からなるコント0−ル盤14で駆動モ
ータを制御し、常に巻取速度が一定になるようにコント
ロールされる。回転しているパッケージは他のいかなる
ものとも接触せず、回転されることが必要である。
本発明におけるポリアミドとしては、例えば、ポリカブ
ラミド、ポリへキサメチレンアジパミド、ポリへキサメ
チレンアジパミド等のアミド基1個あたりのメチレン基
の斂が10個以下のアルキレンポリアミドを主体とする
ものが好ましいが、場合によってはアルキレン基の一部
が芳香族基に代わったものでもよい。また、その性質を
本質的に変化させない範囲で他種のポリアミド形成成分
を共重合したものでもよい。また、少量の艶消剤、着色
剤、安定剤、顔料、吸湿剤、充填材、等を含んでもよい
。また、硫酸(98%)1.0重量%溶液を溶媒とする
相対粘度が2.0〜3.5であるものが好ましい。
また、ポリアミド繊維の断面形状は丸断面や種々の異形
断面であってもよい。
本発明の高速紡糸巻取方法で得られるポリアミド繊維の
パッケージは次の如き効果を有する。
(1)トラバース速度を特定範囲とすることにより、良
好なパツクージ形状で編織物用原糸として好適なポリア
ミド糸条を得ることができる。 “(2)非晶部配向度
が0.3〜0.6(ナイロン6)、0.55〜0.7(
ナイロン66)の範囲で、かつγ型結晶混在率30%以
上(ナイロン6)、密度1.135Mff1以上(ナイ
ロン66)の特性を有するため、均一で均染性が高く、
かつ、染色堅牢性も良好で経時安定性に優れており、仮
撚加工用原糸として好適である。
(3) 引取速度4500 m/min以上であるため
、吐出生産性が高く、原糸製造コストを大幅に下げるこ
とができる。
以下に、実施例を挙げて説明するが、そこで用いた非晶
部配向f*(F)、γ型結晶混在率、密度、ストレッチ
テンション、巻取張力および加工糸特性(均染性、捲縮
堅牢度)は次の方法で測定した値である。
[非晶部配向度(F)] 3cm長の繊維を各単糸に分繊し、それを螢光剤Whi
tex R,P、 O,2%owf水溶液中に2時間、
室温で浸漬する。その後、水洗、風乾して、日本分光工
業曲製FOM−1型偏光螢光光度計のサンプル台にO,
5Q/dの張力をかけで、クリンプを伸ばし、貼りつけ
、非晶部分に結合した螢光剤分子から放射される螢光の
偏光角度分布を連続的に測定する。非晶部配向度(F)
は、繊維軸方向の螢光偏光強度をa1繊維軸に対し垂直
方向の螢光偏光強度をbとしたとき、 F=1−b/a
 によって算出され、各試料とも、3本のサンプルにつ
いての平均値をFとした。
[γ型結晶混在率] 試料を引き揃え、3cm長、40mgで1111Il1
幅の繊維束にし、理学電気社製り、3−F型のX線回折
装置から発するX線を照射する。その際、試料を照射線
に対し垂直平面上で回転させながらカウンターてを照射
線に対づる為度で80痕から5度までスキャンして回折
強度曲線をめ、その回折積分強度の30度から15度ま
でをA115度から8.5度までを8とし、B/Aを面
積重量法によりめる。一方、沃素処理により得た完全γ
型結晶繊維と、熱処理により得た完全α型結晶繊維とを
重量混合比を変化させて混合したサンプルについてB/
Aを測定し、その重量混合比CをB/△との関係を予め
グラフ化しでおき、そのグラフより前記でめたB/Aに
対応するγ型結晶混在率Cをよみとることによりめる。
[密度] 四塩化炭素−トルエンの混合比を連続的に変えた密度勾
配液をつ(す、密度勾配管法で測定したものである(柴
山科学器械製作所製の連続式密度測定装置使用)。
[ストレッチテンション] 第10−ラと第20−ラからなる一対の積極駆動型ロー
ラを設け、該ローラ問を160m/minの速度で走行
する糸条に5%の伸長を与える。同時に、第10−ラと
第20−ラの間に歪ゲージを設置し、糸条の応力を測定
し、この応力をストレッチテンションという。
なお、バーン内の最大ストレッチテンション差とはパー
ン内のストレッチテンションの最大値(通常バーン中層
部に存在する)と最小値(通常パーン最外層または最内
層部に存在する)との差(ΔT)をいう。
[巻取張力] 東し■性回転式張力系FTR形式TTM−851を用い
、ピックアップは0−20(+ 、0−100gのもの
を用いた。
[均染性] 各加工糸を筒編地(針数320のシリンダー、1111
/1コース)にし、ノイゲンSS 2%owf70℃X
20m1nに7精練し、水洗後Paratine Bl
ackPRSO,5%owf (助剤:硫安3%owf
 )の染料(浴比1:50)中に入れ、60℃まで20
m1nで昇温後、そのまま30111in放置し、水洗
、風乾する。その編地の染色斑の有無を肉眼で判定する
○: 染色斑なし Δ: 染色斑ややあり ×: 染色斑めだつ [捲縮堅牢度] S−Z仮撚加工糸を引き揃え、認にとり、0.1 (]
/dの荷重で捲縮を伸ばした後、2Il1g/dの張力
下で60℃×510の清水処理をし、 10 minで
98℃まで昇渇し、98℃×20m1nの清水処理をす
る。この総を風乾し、20℃の水中でO,1o/dの荷
重をかけ、2m1n後の長さtoを読み、直ちに211
Mdの荷重に変え、2 min後の長さtlを読み、次
式により算出する。
捲縮堅牢度 =(to−tl)/JoX100 (%)実施例1 硫酸相対粘度2.6のナイロン6チップを紡糸温度26
5℃で溶融し、0.3++ueの直径の孔24個を有す
る紡糸口金を用い、仮撚加工後の繊維の繊度が70デニ
ールとなるような吐出」で溶融紡糸した。紡出後、巻取
までの装置は第1図に示すようなものを用い、巻取速度
およびトラバース速度(トラバースガイドの往復運動速
度)を変更して巻取った。第1表にその値と、巻取った
糸を仮撚加工して得られた加工糸の特性を示した。
なお、エア交絡の圧力は1kg10f、テーパ角は20
°、巻取張力は150とした。
仮撚加工はヒータ長1.2mのスピンドル仮撚加工機を
用い、スピンドル回転数50万rpm 。
仮撚数3500 t/m 、 t:−9温度185℃と
した。加ニオーバーフィード率は、加熱張力が8gとな
るように調節した。
この表かられかるように、巻取時のトラバース速度が適
正な場合は、加工糸とした後の特性が良好であった。
実施例2 チップを硫酸相対粘度2.6のナイロン66チップにか
え、紡糸温度を290℃とし、仮撚加工時のヒータ温度
を230℃とした以外は、実施例1と同じ方法によりナ
イロン66仮撚加工糸を得た。
その結果を第2表に示した。
次表かられかるように、ナイロン66の場合でも、巻取
時のトラバース速度が適正な場合は、加工糸とした後の
特性が良好であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における紡糸巻取工程の一実茄態様を示
す概略図である。 1: 紡糸口金 2: 冷却装請 3: 給油装置 4: エア交絡ノズル5: 第1ゴデ
ーローラ 6: 第2ゴデーローラ 7: 張力検出器 8: 振支点ガイド9: トラバー
スガイド 10: 巻取装置 15: パッケージ特許出願人 東
し株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ポリアミド系重合体を溶融紡糸し、冷却固化せしめ、油
    剤を付与した後、交絡処理し、実質的な実撚を付与する
    ことなく、ガイドトラバースしつつ4500m/sin
    以上で巻取機に巻取る方法において、前記巻取機として
    スピンドルドライブ型の巻取機を用い、巻取中のパッケ
    ージは完全に他の物とは非接触であり、かつ、前記ガイ
    ドトラバースのトラバース速度T(i/+++in )
    を下記式の範囲とすることを特徴とするポリアミド繊維
    の巻取方法。 V/4000 ≦丁≦ V/300 [ただし、■は巻取速度(Ill/win ) テある
    。〕
JP23165383A 1983-12-08 1983-12-08 ポリアミド繊維の巻取方法 Pending JPS60128168A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6221813A (ja) * 1985-07-18 1987-01-30 Teijin Ltd 糸条の巻取り方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6221813A (ja) * 1985-07-18 1987-01-30 Teijin Ltd 糸条の巻取り方法

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