JPS6012725Y2 - 車両暖房装置の燃焼式ヒ−タ - Google Patents
車両暖房装置の燃焼式ヒ−タInfo
- Publication number
- JPS6012725Y2 JPS6012725Y2 JP17788380U JP17788380U JPS6012725Y2 JP S6012725 Y2 JPS6012725 Y2 JP S6012725Y2 JP 17788380 U JP17788380 U JP 17788380U JP 17788380 U JP17788380 U JP 17788380U JP S6012725 Y2 JPS6012725 Y2 JP S6012725Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- housing
- combustion
- water
- combustion type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/02—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices the heat being derived from the propulsion plant
- B60H1/03—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices the heat being derived from the propulsion plant and from a source other than the propulsion plant
- B60H1/032—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices the heat being derived from the propulsion plant and from a source other than the propulsion plant from the cooling liquid of the propulsion plant and from a burner
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、車両暖房装置における燃焼式ヒータに関す
る。
る。
従来、車両暖房装置には、第１図に示すように、エンジ
ン１内を流れる冷却水の一部をダクト２を介して水ポン
プ３によって取り出し、燃焼式ヒータ本体４に供給して
加熱した後にヒータコア（熱交換器）５ヘダクト６によ
り送出して、ここで図示しないブロアにより送風された
空気を暖めて車室内の暖房に供するとともに、冷却水は
ダクト７を介して再びエンジンに帰還させるように構成
されたものがある。
ン１内を流れる冷却水の一部をダクト２を介して水ポン
プ３によって取り出し、燃焼式ヒータ本体４に供給して
加熱した後にヒータコア（熱交換器）５ヘダクト６によ
り送出して、ここで図示しないブロアにより送風された
空気を暖めて車室内の暖房に供するとともに、冷却水は
ダクト７を介して再びエンジンに帰還させるように構成
されたものがある。
しかしながら、上記のような従来の車両暖房装置にあっ
ては、燃焼式ヒータ本体４がエンジン１と別体であるた
め、エンジン１から燃焼式ヒータ本体４、該ヒータ本体
４からヒータコア５、ヒータコア５からエンジン１へと
冷却水を送出する３本のダクト２． ６． ７を必要と
していたので、特に寒冷地において外気温度が低い場合
には、ダクト類およびヒータ本体４からの放熱量が多く
無視できなくなり、それだけ燃料が浪費されるとともに
、ダクト類での水の抵抗が大きいため、大きな容量の水
ポンプを必要とする問題点があった。
ては、燃焼式ヒータ本体４がエンジン１と別体であるた
め、エンジン１から燃焼式ヒータ本体４、該ヒータ本体
４からヒータコア５、ヒータコア５からエンジン１へと
冷却水を送出する３本のダクト２． ６． ７を必要と
していたので、特に寒冷地において外気温度が低い場合
には、ダクト類およびヒータ本体４からの放熱量が多く
無視できなくなり、それだけ燃料が浪費されるとともに
、ダクト類での水の抵抗が大きいため、大きな容量の水
ポンプを必要とする問題点があった。
この考案は、上記のような問題点に着目してなされたも
ので、燃焼式ヒータ本体をエンジンのウォータジャケッ
ト内に組み込み、エンジンと一体に構成することにって
、上記問題点を解決することを目的とする。
ので、燃焼式ヒータ本体をエンジンのウォータジャケッ
ト内に組み込み、エンジンと一体に構成することにって
、上記問題点を解決することを目的とする。
以下図面に基づいてこの考案の実施例を説明する。
第２図および第３図は本考案の一実施例を示し、エンジ
ン１の側部に燃焼式ヒータ本体４を一体に設けたもので
ある。
ン１の側部に燃焼式ヒータ本体４を一体に設けたもので
ある。
図において、８がエンジンのシリンダブロックで、この
シリンダブロック８のウォータジャケットの一部を拡張
して燃焼式ヒータ４のハウジング９が形成されている。
シリンダブロック８のウォータジャケットの一部を拡張
して燃焼式ヒータ４のハウジング９が形成されている。
このハウジング９は一端が開口されており、この開口部
から燃焼筒１０が挿入され、ハウジング９すなわちシリ
ンダブロック８に固定されている。
から燃焼筒１０が挿入され、ハウジング９すなわちシリ
ンダブロック８に固定されている。
この燃焼筒１０は略Ｕ字状に形成され、燃焼筒１０と上
記ハウジング９との間には、第４図に示すように、ウォ
ータジャケット内の通水路１１と連通されて、冷却水が
通過可能な通水路１２が形成されており、かつ上記ハウ
ジング９の後端および下部には、それぞれ吐出口１３お
よび流入口１４が設けられ、吐出口１３にはヒータコア
（図示省略）に冷却水を送出するためのダクト１５が、
また流入口１４にはヒータコアから冷却水をエンジンに
帰還させるためダクト１６が装着されている。
記ハウジング９との間には、第４図に示すように、ウォ
ータジャケット内の通水路１１と連通されて、冷却水が
通過可能な通水路１２が形成されており、かつ上記ハウ
ジング９の後端および下部には、それぞれ吐出口１３お
よび流入口１４が設けられ、吐出口１３にはヒータコア
（図示省略）に冷却水を送出するためのダクト１５が、
また流入口１４にはヒータコアから冷却水をエンジンに
帰還させるためダクト１６が装着されている。
なお、第３図において、１７は上記燃焼筒１０内に燃料
を供給する燃焼ポンプ、１８は同じく上記燃焼筒１０内
に空気を供給するブロア、また、冷却水をヒータコアに
循還させるための水ポンプである。
を供給する燃焼ポンプ、１８は同じく上記燃焼筒１０内
に空気を供給するブロア、また、冷却水をヒータコアに
循還させるための水ポンプである。
次に、第５図は、上記ハウジング９内に配設された燃焼
式ヒータの詳細を示し、図において、１０がＵ字状に形
成された燃焼筒で、この燃焼筒１０の前端部の外周に、
上下のポンプに跨がるように取付フランジ２０が設けら
れており、この取付フランジ２０にて燃焼筒１０がシリ
ンダブロック８の側壁に設けられた上記ハウジング９に
固定される。
式ヒータの詳細を示し、図において、１０がＵ字状に形
成された燃焼筒で、この燃焼筒１０の前端部の外周に、
上下のポンプに跨がるように取付フランジ２０が設けら
れており、この取付フランジ２０にて燃焼筒１０がシリ
ンダブロック８の側壁に設けられた上記ハウジング９に
固定される。
また、燃焼筒１０の外周には、熱伝達を良くするために
多数の伝熱フィン２１，２１．・・・・・・が互に平行
に固設されている。
多数の伝熱フィン２１，２１．・・・・・・が互に平行
に固設されている。
２２は上記燃焼筒１０の一端に固着された燃料噴射ノズ
ル、２３はこの噴射ノズル２２の近傍に設けられた空気
吸入口、２４は着火プラグであり、前記燃料ポンプ１７
により供給された燃料が、噴射ノズル２２から燃焼筒１
０内に噴射されて着火プラグ２４によって着火され、上
部のバーナ部り０ａ内にて吸入口２３より供給された空
気によって燃焼し、その燃焼ガスはＵ字状の燃焼筒１０
に沿ってＵターンして、下部の煙道部１０ｂ内を通って
、大気中に排出される。
ル、２３はこの噴射ノズル２２の近傍に設けられた空気
吸入口、２４は着火プラグであり、前記燃料ポンプ１７
により供給された燃料が、噴射ノズル２２から燃焼筒１
０内に噴射されて着火プラグ２４によって着火され、上
部のバーナ部り０ａ内にて吸入口２３より供給された空
気によって燃焼し、その燃焼ガスはＵ字状の燃焼筒１０
に沿ってＵターンして、下部の煙道部１０ｂ内を通って
、大気中に排出される。
そして、燃焼筒１０内を通過する間に、燃焼ガスの持つ
大部分の熱が筒壁から伝熱フィン２１を伝わって、燃焼
筒１０周囲（通水路内）の冷却水に伝達され、冷却水が
加熱される。
大部分の熱が筒壁から伝熱フィン２１を伝わって、燃焼
筒１０周囲（通水路内）の冷却水に伝達され、冷却水が
加熱される。
この加熱された冷却水は、水ポンプ３によってヒータコ
アに循還されるようになっている。
アに循還されるようになっている。
このように、上記実施例では、エンジンのウォータジャ
ケット内に燃焼式ヒータが一体に組み込まれているため
、冷却水をヒータコアに循還させるダクトの長さが短か
くて済み、ダクトからの放熱量が少なくなり、また冷却
水の流れの抵抗も小さくなる。
ケット内に燃焼式ヒータが一体に組み込まれているため
、冷却水をヒータコアに循還させるダクトの長さが短か
くて済み、ダクトからの放熱量が少なくなり、また冷却
水の流れの抵抗も小さくなる。
一方、ハウジング９内の通水路１２において加熱された
冷却水の一部がウォータジャケット内に流れるため、寒
冷時におけるエンジン暖機も迅速に行なわれる。
冷却水の一部がウォータジャケット内に流れるため、寒
冷時におけるエンジン暖機も迅速に行なわれる。
なお、上記実施施例では、燃焼筒１０のバーナ部１０ａ
と煙道部１０ｂとの跨がって伝熱フィン２１を設けたが
、このフィン２１はバーナ部１０ａの外周のみ、あるい
は煙道部１０ｂの外周のみに設けるようにしてもよい。
と煙道部１０ｂとの跨がって伝熱フィン２１を設けたが
、このフィン２１はバーナ部１０ａの外周のみ、あるい
は煙道部１０ｂの外周のみに設けるようにしてもよい。
また、水ポンプ３は燃焼式ヒータの外部すなわち、第３
図のようにダクト１６の途中に設けてもよいが、外部設
置とせずにシリンダブロック８に一体に組み込むことも
可能である。
図のようにダクト１６の途中に設けてもよいが、外部設
置とせずにシリンダブロック８に一体に組み込むことも
可能である。
次に、第６図は本考案の他の実施例を示す。
この実施例では、シリンダライナ８ａと燃焼筒１゜との
間に隔壁２５を設けたもので、この隔壁２５は、図のよ
うに、ルーバ状であったり、または多孔板や金網等で構
成してもよい。
間に隔壁２５を設けたもので、この隔壁２５は、図のよ
うに、ルーバ状であったり、または多孔板や金網等で構
成してもよい。
すなわち、この隔壁２５は、燃焼筒１０周囲の通水路１
２内の水とウォータジャケット内の通水路１１の冷却水
とをある程度区切って、寒冷時にヒータのみを作動させ
たときに、加熱された冷却水がエンジン側（ウォータジ
ャケット内）に逃げてヒータコアへの水温が低下するの
を防ぐ作用をなす。
２内の水とウォータジャケット内の通水路１１の冷却水
とをある程度区切って、寒冷時にヒータのみを作動させ
たときに、加熱された冷却水がエンジン側（ウォータジ
ャケット内）に逃げてヒータコアへの水温が低下するの
を防ぐ作用をなす。
なお、この場合、隔壁２５にルーバを用いたときは開口
部２６の角度を、また多孔板を用いたときは孔の大きさ
を、それぞれ適当に変えることによって冷却水の流入量
を制御することができる。
部２６の角度を、また多孔板を用いたときは孔の大きさ
を、それぞれ適当に変えることによって冷却水の流入量
を制御することができる。
以上説明したごとくこの考案は、シリンダブロックのウ
ォータジャケットの一部を拡張して、ウォータジャケッ
ト内に燃焼式ヒータを組み込んで、エンジンと一体に構
成してなるので、エンジンから燃焼式ヒータへ冷却水を
送出するダクトが不要となり、ダクト全体の長さが短く
なって、ダクトからの放熱量が減少するとともに、ヒー
タ本体がエンジンと一体であるためヒータ本体からの放
熱量も減少して燃料の浪費を少なくすることができる。
ォータジャケットの一部を拡張して、ウォータジャケッ
ト内に燃焼式ヒータを組み込んで、エンジンと一体に構
成してなるので、エンジンから燃焼式ヒータへ冷却水を
送出するダクトが不要となり、ダクト全体の長さが短く
なって、ダクトからの放熱量が減少するとともに、ヒー
タ本体がエンジンと一体であるためヒータ本体からの放
熱量も減少して燃料の浪費を少なくすることができる。
また、ダクトが短いためダクト内での冷却水の抵抗が減
少するので、水ポンプも小型化が可能となり、更に、燃
焼式ヒータを作動させることにより、迅速にエンジンを
暖機することができる等の効果を有する。
少するので、水ポンプも小型化が可能となり、更に、燃
焼式ヒータを作動させることにより、迅速にエンジンを
暖機することができる等の効果を有する。
第１図は従来の燃焼式ヒータを用いた車両暖房装置の全
体構成を示す概略構成図、第２図は本考案に係る燃焼式
ヒータの一例を示すエンジンの正面図、第３図は同じく
その側面図、第４図は第３図におけるＡ−Ａ部の拡大断
面図、第５図は燃焼筒の一例を示す側面図、第６図は本
考案の他の実施例を示す第３図のＡ−Ａ部の拡大断面図
である。 １・・・・・・エンジン、２，６．７・・・・・・ダク
ト、８・・・・・・シリンダブロック、９・・・・・・
ノ＼ウジング、１０・・・・・・燃焼筒、１２・・・・
・・通水路、１３・・・・・・吐出口、１４・・・・・
・流入口。
体構成を示す概略構成図、第２図は本考案に係る燃焼式
ヒータの一例を示すエンジンの正面図、第３図は同じく
その側面図、第４図は第３図におけるＡ−Ａ部の拡大断
面図、第５図は燃焼筒の一例を示す側面図、第６図は本
考案の他の実施例を示す第３図のＡ−Ａ部の拡大断面図
である。 １・・・・・・エンジン、２，６．７・・・・・・ダク
ト、８・・・・・・シリンダブロック、９・・・・・・
ノ＼ウジング、１０・・・・・・燃焼筒、１２・・・・
・・通水路、１３・・・・・・吐出口、１４・・・・・
・流入口。
Claims (1)
- エンジンのシリンダブロックに設けられたウォータジャ
ケットの一部を拡張してハウジングを形成し、このハウ
ジング内に燃焼筒を挿入固定し、この燃焼筒と上記ハウ
ジング内壁との間にはウォータジャケット内と連通され
た通水路を設けるとともに、上記ハウジングには上記通
水路で加熱された冷却水を吐出しまた帰還させるための
吐出口および流入口を形成して、エンジンに一体に組み
込んだことを特徴とする車両暖房装置の燃焼式
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17788380U JPS6012725Y2 (ja) | 1980-12-11 | 1980-12-11 | 車両暖房装置の燃焼式ヒ−タ |
| DE19813138098 DE3138098A1 (de) | 1980-12-11 | 1981-09-24 | Heizungsanlage fuer ein kraftfahrzeug |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17788380U JPS6012725Y2 (ja) | 1980-12-11 | 1980-12-11 | 車両暖房装置の燃焼式ヒ−タ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5798914U JPS5798914U (ja) | 1982-06-17 |
| JPS6012725Y2 true JPS6012725Y2 (ja) | 1985-04-24 |
Family
ID=16038716
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17788380U Expired JPS6012725Y2 (ja) | 1980-12-11 | 1980-12-11 | 車両暖房装置の燃焼式ヒ−タ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6012725Y2 (ja) |
| DE (1) | DE3138098A1 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0729531B2 (ja) * | 1985-05-23 | 1995-04-05 | いすゞ自動車株式会社 | 車輌の急速暖房装置 |
| DE3709444A1 (de) * | 1987-03-23 | 1988-10-13 | Eberspaecher J | Vorrichtung zum externen zufuehren von waerme zum kuehlwasser eines verbrennungsmotors |
| DE3712670A1 (de) * | 1987-04-14 | 1988-11-03 | Webasto Ag Fahrzeugtechnik | Heizungsanlage fuer kraftfahrzeuge |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE1865025U (de) * | 1960-05-31 | 1963-01-03 | Eberspaecher J | Heizvorrichtung an fahrzeugen, insbesondere kraftfahrzeugen. |
-
1980
- 1980-12-11 JP JP17788380U patent/JPS6012725Y2/ja not_active Expired
-
1981
- 1981-09-24 DE DE19813138098 patent/DE3138098A1/de not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE3138098A1 (de) | 1982-06-24 |
| JPS5798914U (ja) | 1982-06-17 |
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