JPS60127133A - シユリンク包装用フイルム - Google Patents
シユリンク包装用フイルムInfo
- Publication number
- JPS60127133A JPS60127133A JP58236997A JP23699783A JPS60127133A JP S60127133 A JPS60127133 A JP S60127133A JP 58236997 A JP58236997 A JP 58236997A JP 23699783 A JP23699783 A JP 23699783A JP S60127133 A JPS60127133 A JP S60127133A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- copolymer
- film
- olefin
- ethylene
- alpha
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J5/00—Manufacture of articles or shaped materials containing macromolecular substances
- C08J5/18—Manufacture of films or sheets
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C61/00—Shaping by liberation of internal stresses; Making preforms having internal stresses; Apparatus therefor
- B29C61/003—Shaping by liberation of internal stresses; Making preforms having internal stresses; Apparatus therefor characterised by the choice of material
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2023/00—Use of polyalkenes or derivatives thereof as moulding material
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2995/00—Properties of moulding materials, reinforcements, fillers, preformed parts or moulds
- B29K2995/0018—Properties of moulding materials, reinforcements, fillers, preformed parts or moulds having particular optical properties, e.g. fluorescent or phosphorescent
- B29K2995/0022—Bright, glossy or shiny surface
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2995/00—Properties of moulding materials, reinforcements, fillers, preformed parts or moulds
- B29K2995/0018—Properties of moulding materials, reinforcements, fillers, preformed parts or moulds having particular optical properties, e.g. fluorescent or phosphorescent
- B29K2995/0026—Transparent
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J2323/00—Characterised by the use of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Derivatives of such polymers
- C08J2323/02—Characterised by the use of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Derivatives of such polymers not modified by chemical after treatment
- C08J2323/16—Ethene-propene or ethene-propene-diene copolymers
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/31504—Composite [nonstructural laminate]
- Y10T428/31855—Of addition polymer from unsaturated monomers
- Y10T428/31909—Next to second addition polymer from unsaturated monomers
- Y10T428/31913—Monoolefin polymer
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は軟質で低温収縮特性が優れ、しかも透明性と光
沢に優れた本質的にプロピレン系共重合体からなるシュ
リンク包装用フィルムに関する。 現在シュリンク包装用フィルムの素材としては、ポリプ
ロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン等が知られて
いるが、それぞれ長所、短所を有しており、全ての面で
満足すべきものは得られていない。 ポリ塩化ビニルは透明性が優れ、低温収縮性が極めて優
れているが、低温耐性が悪く、可塑剤の食品衛生上の問
題や廃棄上の問題が有る。 ポリエチレンとしては、最近線状低密度ポリエチレンを
素材として2軸延伸処理されたフィルムが出されている
が、従来の高圧法ポリエチレンのシュリンク包装用フィ
ルムに比較シて、透明性、低温耐性、低温収縮特性が改
良されてはいるものの、透明性に関して言えばいまだ満
足できる水準には到っていない。 一方、ポリプロピレンとしては、まずエチレンを3〜5
wt%程度共重合したプロピレン−エチレンランダム
共重合体やエチレンを1〜3wt%、ブテン−1を3〜
10wt%程度共重合したブタピレン−エチレン−ブテ
ン−1三元ランタン・共重合体を素材として2軸延伸処
理されたフィルムが有るが、これらのフィルムは透明性
光沢が比較的優れ、低温収縮特性も比較的良好であるが
、腰が強(、ひいては収縮応力が大き過ぎて、収縮時に
破れたり、又低温耐性に劣るといった欠点を有している
。このうちのプロピレン−エチレン−ブテン−1三元ラ
ンダム共重合体については特開昭52−16588 に
提案されているものであるがフィルムの腰が必要なため
′副生物として無価値な′ 溶解性共重合体の生成を極
力抑えることを必須条件としている。次に同じプロピレ
ン系共重合体の中でも特開昭53−113692 には
軟質なシュリンク包装フィルムが開示されてはいるが、
我々が追試して判明したことには確かに透明性、低温収
縮特性、低温耐性については良好なるもフィルムのブロ
ッキングについては悪(実用に供しがたい欠点がある。 本発明者らは以上のような状況に鑑み、ポリプロピレン
系のシュリンク包装フィルムにおいて、収縮時に破れが
生じがた(、軟質で、透明性、光沢性が優れ、ブロッキ
ングが少なく、低温収縮特性、低温耐性が比較的良好な
シュリンク包装フィルムを開発しようとして鋭意検討し
た結果、共重合成分として特定のコモノマーを主成分と
して特定の沸騰n−へブタン不溶部(B HI P )
と、特定の冷キシレン可溶部(CXS)を有する共重合
体、さらには特定の重合法で得られる共重合体を使用し
、しかもフィルム成形後、延伸処理を施すことにより、
該目的を達成するに到り本発明を完成した。 即ち、本発明は、プロピレンと炭素数4以上のび一オレ
フィン又はプロピレンと炭素数4以上のα−オレフィン
とエチレンとのランダム共重合体で下記の条件■〜■を
満足する共重合体から本質的に成り、 ■ 共重合体の炭素数4以上のα−オレブイン含有量が
8〜30モルチ ■ 共重合体のエチレン含有量が3モルチ以下 ■ 共重合体の冷キシレン可溶部が15〜60wt チ ■ 共重合体の沸騰n−へブタン不溶部が7we%以上 延伸処理を施されてなるシュリンク包装用フィルムに関
する。 本発明で得られるフィルムの第1の特徴は軟質で、収縮
応力が適度であるため、収縮時破れが生ずることが少な
い点である。第2の特徴は軟質であるのにブロッキング
が少ない点である。 第3の特徴は透明性と光沢性が極めて優れている煮であ
る。第4の特徴は低温収縮特性と低温耐性が比較的良好
であることである。 本発明に供する共重合体は、いわゆる気相重合法で製造
するのが好ましい。これは、一般に広く用いられている
不活性炭化水素中で重合を行なうスラリー重合法では、
多量のポリマーが該不活性炭化水素溶媒に溶解する為、
重合が著しく困難になり、本発明の目的にかなった軟質
のポリマーが得られがたいばかりでなく、ポリマー収率
が著しく低下し、経済的に不利になる。 重合は公知の流動床型反応器、攪拌型反応器、攪拌機付
き流動床型反応器等により実施することができる。また
重合は反応器中でガスが液化することがなく、かつ重合
体粒子が溶融塊化しない温度、圧力の条件下で実施する
ことが必、須であり特に好ましい。重合条件としては、
40〜100℃の温度範囲及び、1〜504/α2 (
ゲージ圧、以下Gと略す)の圧力範囲である。 また得られる重合体の溶融流動性を調節する目的で、水
素等の分子量調節剤を添加するのが好ましい。重合は、
回分式重合あるいは蓮続重合あるいは両者の組み合わせ
の重合のいずれの方法でも実施することが可能であり、
また重合で消費される単量体及び分子量調節剤は連続的
あるいは間けつ的に反応器へ供給することができる。本
発明で使用する共重合体は気相型、合の後に触媒残渣の
除去あるいは低分子量ポリマーの除去を目的にアルコー
ル類あるいは炭化水素溶媒等で洗浄することも可能であ
る。 本発明で使用する触媒系は、いわゆるチーグラー・ナツ
タ触媒すなわち周期律表第■〜■族遷移金属化合物と周
期律表第1〜■族典型金属の有機化合物とからなる触媒
であり、該遷移金属化合物あるいはこれを含有する触媒
成分が固体であることが好、ましい。遷移金属化合物と
しては好ましくは、少なくともチタンおよびハロゲンを
含有する化合物であってそのうちでも一般式T 1(O
R) n Xmn (Rは炭素数1ないし20の炭化水
素基、Xはハロゲンを表わし、mは2ないし4、nは0
ないしm −1の数を表わす)で表わされるチタンのハ
ロゲン化合物が好。 ましい。かかる化合物を具体的に例示するなら ′ばT
iCJ4. TiC/3. TiCJ2. Ti(QC
2H6)CI!3゜Ti (QC6H6)CJ3 など
である。 遷移金属化合物はそれ自体が主成分であるかあるいは適
当な担体に担持された触媒、成分として使用することか
できる。 チタンのハロゲン化合物のうちT iCI!3は本願発
明において最も好ましい遷移金属化合物の1つであるが
α、β、Tおよびδ型の結晶型をとることが知られてお
り、炭素数3以上のα−オレフィンを立体規則性重合す
るためには層状の結晶性を有するα、Tおよびδ型のT
iC1!4が好ましい。Tx CI!:sは一般にTI
C/4を水素、金属アルミニウム、金属チタン、有機
アルミニウム化合物、有機マグネシウム化合物などを還
元することによって一般にTI CI!3組成物として
得られる。 好ましいTr CI!3組成物はTx CI!4を金属
アルミニウムで還元し、さらに機械粉砕などによって活
性化されたいわゆる” I C13A AおよびTiC
1!4を有機アルミニウム化合物で還元し、さらに錯化
剤とハロゲン化合物を用いて活性化したものである。本
発明においては特に後者が好ましい。 またTi (OR)4 (Rは炭素数1ないし20の炭
化水素基を表わす)を有機アルミニウム化合物で還元し
た後にエーテル化合物とTI CZ4で処理して得られ
るアルコキシ基含有の3価チタンハロゲン化物も好適に
使用することができる。 T + CZ3組成物あるいはアルコキシ基含有の3価
チタンハロゲン化物は液化プロピレン中、水素の存在ト
ジエチルアルミニウムクロリドと組合せて65℃で4時
間重合した時1Fあたり6.000 f 以上のポリプ
ロピレンを生成せしめることができるものが特に好まし
い。 かかるTiCl3組成物は特開昭47−3447
8号公報、特公昭55−27085号公報、特願昭57
−26508号公報、特願昭58−138471 号公
報などに開示された方法で製造することができる。また
アルコキシ基含有の3価チタンハロゲン化物は特願昭5
7−221659号公報などに開示された方法で製造す
ることができる。 遷移金属化合物を適当な担体に担持された触媒成分とし
て使用する場合、担体としては各種固体重合体、特にα
−オレフィンの重合体、各種固体有機化合物、特に固体
の炭化水素、各種固体無機化合物、特に酸化物、水酸化
物、炭酸塩、ハロゲン化物などを用いることができる。 好ましい担体はマグネシウム化合物、すなわちマグネシ
ウムのハロゲン化物、酸化物、水酸化物、ヒドロキシハ
ロゲン化物などである。マグネシウム化合物は他の上記
固体物質との複合体として用いることもできる。マグネ
シウム化合物は市販のものをそのまま用いることもでき
るが機械的に粉砕しであるいは溶媒に溶解した後析出さ
せて、あるいは電子供与性化合物や活性水素化合物で処
理して、あるいはグリニヤール試薬など有機マグネシウ
ム化合物を分解して得たマグネシウム化合物であること
が好ましい。 これら好ましいマグネシウム化合物を得るための操作は
併用することが多くの場合好ましく、またこれら操作を
あらかじめ担体を製造する際に行なってもよいし、触媒
成分を製造する際に行なってもよい。特に好ましいマグ
ネシウム化合物はマグネシウムのハロゲン化合物であり
、特に好ましい遷移金属化合物はQtJ記のチタンのハ
ロゲン化合物である。かかるチタン、マグネシウム、ハ
ロゲンを主成分とする担体付触媒成分は本発明において
最も好ましい触媒成分の1つであるが特開昭56−30
407号公報、特開昭57−59915号公報などに開
示された方法で製造することができる。 炭素数3以上のび一オレフィンを立体規則性重合するた
めにはこれらのうち電子供与性化合物を含有し、チタン
、マグネシウム、ハロゲンを主成分とする担体付触媒成
分を使用することが好ましい。 周期律表第1〜■族典型金属の有機化合物として好まし
いのはアルミニウムの有機化合物であって特に一般式R
eAlX3−e(Rは炭素数1ないし20の炭化水素基
、Xは水素またはハロゲンを表わし、eは1ないし3の
数である)で表わされる有機アルミニウム化合物が好ま
しい。 かかる化合物を具体的に例示するならばトリエチルアル
ミニウム、トリイソブチルアルミニウム、ジエチルアル
ミニウムヒドリド、ジエチルアルミニウムクロリド、ジ
エチルアルミニウムプロミド、エチルアルミニウムセス
キクロリド、エチルアルミニウノ・ジクロリドなどであ
る。 最も好ましい化合物はトリエチルアルミニウム、ジエチ
ルアルミニウムクロリドおよびこれらの混合物である。 本発明で使用する触媒は該遷移金属化合物と亥有機金属
化合物とからなるが、活性および/または立体規則性向
上のため、さらに電子供存生化合物を併用することがで
きる。 かかる電子供与性化合物としては、酢酸エチル、C−カ
プロラクトン、メタクリル酸メチル、’ff、[[エチ
ル、P−アニス酸エチル、P−トルイル酸メチル、無水
フタル酸などのエステルまたは酸無水物、ジ−n−ブチ
ルエーテル、ジフェニルニーデル、ダイダラムなどのエ
ーテル化合物、トリーn−ブチルホスファイト、トリフ
ェニルホスファイト、ヘキサメチレンホスフォリックト
リアミドなどの有機リン化合物などをあげることができ
る。他にもケトン類、アミン類、アミド類、チオエーテ
ル類あるいは5i−0−C結合を有するアルコキシシラ
ンあるいはアリーロキシシラン等の有機ケイ素化合物な
ども使用することができる。 又固体触媒成分は気相重合を行う前に、あらかじめ有機
アルミニウム化合物あるいは更に電子供与性化合物の存
在下に少量のオレフィンで処理し、予備重合を行なった
ものであってもさしつかえない。 本発明で使用するプロピレン系共重合体はコモノマーと
して炭素数4以上のび一オレフィン単独あるいは更にエ
チレンを極少量併用して使用する。炭素数4以上のα−
オレフィンとしてハフテン−1、ペンテン−1、ヘキセ
ン−1,4−メチルペンテン−1等があげられるか、な
かでも液化しにくいことから分圧を高くとれるブテン−
1が最も好ましい。コモノマーの主成分がエチレンの場
合や炭素数4以上のび一オレフィンが主成分の場合でも
エチレンを一定量以上の含有する場合は透明性の不良現
象や、アタクチック成分のブリードによると思われるフ
ィルムの透明性の経時的な悪化現象が発生するなどの問
題があり、好ましくない。本発明で使用する共重合体の
炭素数4以上のα−オレフィン含有量は8〜30モルチ
であり、10〜25モルチが好ましい。炭素数4以上の
α−オレフィン含有量が該下限界を下廻ると、共重合体
の軟質性が失なわれて好ましくな(、該上限界を土建る
と気相重合時、パウダー性状が悪くなり安定な製造が困
難となる。本発明で使用する共重合体のエチレン含量は
、3モルチ以上であり、2.5モルチ以−トがより好ま
しい。エチレン含有環が該」−眼界を上形るとフィルム
の透明性が経時的に悪化し好ましくない。この理由はは
っきりしないがアタクチック成分のブリードがその原因
と思われる。 本発明で使用する共重合体の冷キシレン可溶部(cxs
)は15〜60wt%であり、17〜5゜W
沢に優れた本質的にプロピレン系共重合体からなるシュ
リンク包装用フィルムに関する。 現在シュリンク包装用フィルムの素材としては、ポリプ
ロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン等が知られて
いるが、それぞれ長所、短所を有しており、全ての面で
満足すべきものは得られていない。 ポリ塩化ビニルは透明性が優れ、低温収縮性が極めて優
れているが、低温耐性が悪く、可塑剤の食品衛生上の問
題や廃棄上の問題が有る。 ポリエチレンとしては、最近線状低密度ポリエチレンを
素材として2軸延伸処理されたフィルムが出されている
が、従来の高圧法ポリエチレンのシュリンク包装用フィ
ルムに比較シて、透明性、低温耐性、低温収縮特性が改
良されてはいるものの、透明性に関して言えばいまだ満
足できる水準には到っていない。 一方、ポリプロピレンとしては、まずエチレンを3〜5
wt%程度共重合したプロピレン−エチレンランダム
共重合体やエチレンを1〜3wt%、ブテン−1を3〜
10wt%程度共重合したブタピレン−エチレン−ブテ
ン−1三元ランタン・共重合体を素材として2軸延伸処
理されたフィルムが有るが、これらのフィルムは透明性
光沢が比較的優れ、低温収縮特性も比較的良好であるが
、腰が強(、ひいては収縮応力が大き過ぎて、収縮時に
破れたり、又低温耐性に劣るといった欠点を有している
。このうちのプロピレン−エチレン−ブテン−1三元ラ
ンダム共重合体については特開昭52−16588 に
提案されているものであるがフィルムの腰が必要なため
′副生物として無価値な′ 溶解性共重合体の生成を極
力抑えることを必須条件としている。次に同じプロピレ
ン系共重合体の中でも特開昭53−113692 には
軟質なシュリンク包装フィルムが開示されてはいるが、
我々が追試して判明したことには確かに透明性、低温収
縮特性、低温耐性については良好なるもフィルムのブロ
ッキングについては悪(実用に供しがたい欠点がある。 本発明者らは以上のような状況に鑑み、ポリプロピレン
系のシュリンク包装フィルムにおいて、収縮時に破れが
生じがた(、軟質で、透明性、光沢性が優れ、ブロッキ
ングが少なく、低温収縮特性、低温耐性が比較的良好な
シュリンク包装フィルムを開発しようとして鋭意検討し
た結果、共重合成分として特定のコモノマーを主成分と
して特定の沸騰n−へブタン不溶部(B HI P )
と、特定の冷キシレン可溶部(CXS)を有する共重合
体、さらには特定の重合法で得られる共重合体を使用し
、しかもフィルム成形後、延伸処理を施すことにより、
該目的を達成するに到り本発明を完成した。 即ち、本発明は、プロピレンと炭素数4以上のび一オレ
フィン又はプロピレンと炭素数4以上のα−オレフィン
とエチレンとのランダム共重合体で下記の条件■〜■を
満足する共重合体から本質的に成り、 ■ 共重合体の炭素数4以上のα−オレブイン含有量が
8〜30モルチ ■ 共重合体のエチレン含有量が3モルチ以下 ■ 共重合体の冷キシレン可溶部が15〜60wt チ ■ 共重合体の沸騰n−へブタン不溶部が7we%以上 延伸処理を施されてなるシュリンク包装用フィルムに関
する。 本発明で得られるフィルムの第1の特徴は軟質で、収縮
応力が適度であるため、収縮時破れが生ずることが少な
い点である。第2の特徴は軟質であるのにブロッキング
が少ない点である。 第3の特徴は透明性と光沢性が極めて優れている煮であ
る。第4の特徴は低温収縮特性と低温耐性が比較的良好
であることである。 本発明に供する共重合体は、いわゆる気相重合法で製造
するのが好ましい。これは、一般に広く用いられている
不活性炭化水素中で重合を行なうスラリー重合法では、
多量のポリマーが該不活性炭化水素溶媒に溶解する為、
重合が著しく困難になり、本発明の目的にかなった軟質
のポリマーが得られがたいばかりでなく、ポリマー収率
が著しく低下し、経済的に不利になる。 重合は公知の流動床型反応器、攪拌型反応器、攪拌機付
き流動床型反応器等により実施することができる。また
重合は反応器中でガスが液化することがなく、かつ重合
体粒子が溶融塊化しない温度、圧力の条件下で実施する
ことが必、須であり特に好ましい。重合条件としては、
40〜100℃の温度範囲及び、1〜504/α2 (
ゲージ圧、以下Gと略す)の圧力範囲である。 また得られる重合体の溶融流動性を調節する目的で、水
素等の分子量調節剤を添加するのが好ましい。重合は、
回分式重合あるいは蓮続重合あるいは両者の組み合わせ
の重合のいずれの方法でも実施することが可能であり、
また重合で消費される単量体及び分子量調節剤は連続的
あるいは間けつ的に反応器へ供給することができる。本
発明で使用する共重合体は気相型、合の後に触媒残渣の
除去あるいは低分子量ポリマーの除去を目的にアルコー
ル類あるいは炭化水素溶媒等で洗浄することも可能であ
る。 本発明で使用する触媒系は、いわゆるチーグラー・ナツ
タ触媒すなわち周期律表第■〜■族遷移金属化合物と周
期律表第1〜■族典型金属の有機化合物とからなる触媒
であり、該遷移金属化合物あるいはこれを含有する触媒
成分が固体であることが好、ましい。遷移金属化合物と
しては好ましくは、少なくともチタンおよびハロゲンを
含有する化合物であってそのうちでも一般式T 1(O
R) n Xmn (Rは炭素数1ないし20の炭化水
素基、Xはハロゲンを表わし、mは2ないし4、nは0
ないしm −1の数を表わす)で表わされるチタンのハ
ロゲン化合物が好。 ましい。かかる化合物を具体的に例示するなら ′ばT
iCJ4. TiC/3. TiCJ2. Ti(QC
2H6)CI!3゜Ti (QC6H6)CJ3 など
である。 遷移金属化合物はそれ自体が主成分であるかあるいは適
当な担体に担持された触媒、成分として使用することか
できる。 チタンのハロゲン化合物のうちT iCI!3は本願発
明において最も好ましい遷移金属化合物の1つであるが
α、β、Tおよびδ型の結晶型をとることが知られてお
り、炭素数3以上のα−オレフィンを立体規則性重合す
るためには層状の結晶性を有するα、Tおよびδ型のT
iC1!4が好ましい。Tx CI!:sは一般にTI
C/4を水素、金属アルミニウム、金属チタン、有機
アルミニウム化合物、有機マグネシウム化合物などを還
元することによって一般にTI CI!3組成物として
得られる。 好ましいTr CI!3組成物はTx CI!4を金属
アルミニウムで還元し、さらに機械粉砕などによって活
性化されたいわゆる” I C13A AおよびTiC
1!4を有機アルミニウム化合物で還元し、さらに錯化
剤とハロゲン化合物を用いて活性化したものである。本
発明においては特に後者が好ましい。 またTi (OR)4 (Rは炭素数1ないし20の炭
化水素基を表わす)を有機アルミニウム化合物で還元し
た後にエーテル化合物とTI CZ4で処理して得られ
るアルコキシ基含有の3価チタンハロゲン化物も好適に
使用することができる。 T + CZ3組成物あるいはアルコキシ基含有の3価
チタンハロゲン化物は液化プロピレン中、水素の存在ト
ジエチルアルミニウムクロリドと組合せて65℃で4時
間重合した時1Fあたり6.000 f 以上のポリプ
ロピレンを生成せしめることができるものが特に好まし
い。 かかるTiCl3組成物は特開昭47−3447
8号公報、特公昭55−27085号公報、特願昭57
−26508号公報、特願昭58−138471 号公
報などに開示された方法で製造することができる。また
アルコキシ基含有の3価チタンハロゲン化物は特願昭5
7−221659号公報などに開示された方法で製造す
ることができる。 遷移金属化合物を適当な担体に担持された触媒成分とし
て使用する場合、担体としては各種固体重合体、特にα
−オレフィンの重合体、各種固体有機化合物、特に固体
の炭化水素、各種固体無機化合物、特に酸化物、水酸化
物、炭酸塩、ハロゲン化物などを用いることができる。 好ましい担体はマグネシウム化合物、すなわちマグネシ
ウムのハロゲン化物、酸化物、水酸化物、ヒドロキシハ
ロゲン化物などである。マグネシウム化合物は他の上記
固体物質との複合体として用いることもできる。マグネ
シウム化合物は市販のものをそのまま用いることもでき
るが機械的に粉砕しであるいは溶媒に溶解した後析出さ
せて、あるいは電子供与性化合物や活性水素化合物で処
理して、あるいはグリニヤール試薬など有機マグネシウ
ム化合物を分解して得たマグネシウム化合物であること
が好ましい。 これら好ましいマグネシウム化合物を得るための操作は
併用することが多くの場合好ましく、またこれら操作を
あらかじめ担体を製造する際に行なってもよいし、触媒
成分を製造する際に行なってもよい。特に好ましいマグ
ネシウム化合物はマグネシウムのハロゲン化合物であり
、特に好ましい遷移金属化合物はQtJ記のチタンのハ
ロゲン化合物である。かかるチタン、マグネシウム、ハ
ロゲンを主成分とする担体付触媒成分は本発明において
最も好ましい触媒成分の1つであるが特開昭56−30
407号公報、特開昭57−59915号公報などに開
示された方法で製造することができる。 炭素数3以上のび一オレフィンを立体規則性重合するた
めにはこれらのうち電子供与性化合物を含有し、チタン
、マグネシウム、ハロゲンを主成分とする担体付触媒成
分を使用することが好ましい。 周期律表第1〜■族典型金属の有機化合物として好まし
いのはアルミニウムの有機化合物であって特に一般式R
eAlX3−e(Rは炭素数1ないし20の炭化水素基
、Xは水素またはハロゲンを表わし、eは1ないし3の
数である)で表わされる有機アルミニウム化合物が好ま
しい。 かかる化合物を具体的に例示するならばトリエチルアル
ミニウム、トリイソブチルアルミニウム、ジエチルアル
ミニウムヒドリド、ジエチルアルミニウムクロリド、ジ
エチルアルミニウムプロミド、エチルアルミニウムセス
キクロリド、エチルアルミニウノ・ジクロリドなどであ
る。 最も好ましい化合物はトリエチルアルミニウム、ジエチ
ルアルミニウムクロリドおよびこれらの混合物である。 本発明で使用する触媒は該遷移金属化合物と亥有機金属
化合物とからなるが、活性および/または立体規則性向
上のため、さらに電子供存生化合物を併用することがで
きる。 かかる電子供与性化合物としては、酢酸エチル、C−カ
プロラクトン、メタクリル酸メチル、’ff、[[エチ
ル、P−アニス酸エチル、P−トルイル酸メチル、無水
フタル酸などのエステルまたは酸無水物、ジ−n−ブチ
ルエーテル、ジフェニルニーデル、ダイダラムなどのエ
ーテル化合物、トリーn−ブチルホスファイト、トリフ
ェニルホスファイト、ヘキサメチレンホスフォリックト
リアミドなどの有機リン化合物などをあげることができ
る。他にもケトン類、アミン類、アミド類、チオエーテ
ル類あるいは5i−0−C結合を有するアルコキシシラ
ンあるいはアリーロキシシラン等の有機ケイ素化合物な
ども使用することができる。 又固体触媒成分は気相重合を行う前に、あらかじめ有機
アルミニウム化合物あるいは更に電子供与性化合物の存
在下に少量のオレフィンで処理し、予備重合を行なった
ものであってもさしつかえない。 本発明で使用するプロピレン系共重合体はコモノマーと
して炭素数4以上のび一オレフィン単独あるいは更にエ
チレンを極少量併用して使用する。炭素数4以上のα−
オレフィンとしてハフテン−1、ペンテン−1、ヘキセ
ン−1,4−メチルペンテン−1等があげられるか、な
かでも液化しにくいことから分圧を高くとれるブテン−
1が最も好ましい。コモノマーの主成分がエチレンの場
合や炭素数4以上のび一オレフィンが主成分の場合でも
エチレンを一定量以上の含有する場合は透明性の不良現
象や、アタクチック成分のブリードによると思われるフ
ィルムの透明性の経時的な悪化現象が発生するなどの問
題があり、好ましくない。本発明で使用する共重合体の
炭素数4以上のα−オレフィン含有量は8〜30モルチ
であり、10〜25モルチが好ましい。炭素数4以上の
α−オレフィン含有量が該下限界を下廻ると、共重合体
の軟質性が失なわれて好ましくな(、該上限界を土建る
と気相重合時、パウダー性状が悪くなり安定な製造が困
難となる。本発明で使用する共重合体のエチレン含量は
、3モルチ以上であり、2.5モルチ以−トがより好ま
しい。エチレン含有環が該」−眼界を上形るとフィルム
の透明性が経時的に悪化し好ましくない。この理由はは
っきりしないがアタクチック成分のブリードがその原因
と思われる。 本発明で使用する共重合体の冷キシレン可溶部(cxs
)は15〜60wt%であり、17〜5゜W
【%かより
好ましい。CXSが該−ト限界を上形ると共重合体の軟
質性が達成しがたかったり、ポリマー収率−J―不利益
になるなど好・ましくない。 cxs lJ匂亥」−限界を上形ると、気相重合時、パ
ウダー性状が悪化して実質的に重合不可能となる。 本発明で使用する共重合体の耕騰n−へブタン不溶部(
BHjP)は7 wtチ以上であり、lQwLチ以−ヒ
がより好ましい。B HI Pが該ト限界を上廻ると得
られたフィルトのブロッキングが悪くなり好ましくない
。 本発明で使用する共重合体は気相重合で得られる場合、
洗浄工程等の後処理を行なわなくても、あるいは適度の
洗浄工程を行なってもよく、いずれにしても使用時の共
重合体として上記規定軸回に入っておればよい。 本発明で使用する共重合体には約20 Wt %を限度
としてゴム状のエチレン−αオレフインランダム共重合
体をブレンドすることができるし、少量の他の高分子物
質をブレンドすることもできる。又帯電防止剤、耐フロ
ッキング剤、安定剤などの添加剤を添加することができ
る。 本発明において共重合体をフィルム成形する方法として
は、Tダイキャスト法、水、冷インフレ法などの公知の
加工法を採、用することかできる。又、延伸処理を施す
方法としては、ロール延伸やロール圧延などの公知の1
軸延伸方法、ならびにテンター2軸延伸やチューブラ−
2軸延伸などの公知の2軸延伸方法が採用できる。 延伸温度は80°C〜共重合体の融点以下、又延伸倍率
としては2〜10倍が好ましい。この場合、MD、TD
の延伸倍率については、必ずしもバランスさせる必要は
なく、各々の用途に応して任意に選択することができる
。又ヒートセットを行なってもよい。 このようにして得られるフィルムのヤング率と(7ては
M り及び−I’ I)とも3.000〜8.000’
P/cm2であることが妊ま(7い。フィルト・のヤン
グ率が該十限界を上廻るとフィルムに腰がなくなり、収
縮応力も不足して結束力が足りず好ましくな (く、該
上限界を上形ると軟質さが失なわれ、時々収縮時破れが
生じたりするので好ましくない。 以上のようにして製造されたプロピレン系共重合体のシ
ュリンク包装用フィルムは、収縮時に破第1が生じがた
く、軟質で透明性、光沢性か優れ、プロノルキングが少
なく、低温収縮特性、低温耐性が比較的良好なものであ
り、さらに安価に製造できるという極めて大きな実用的
価5.値 (を有するものである。 なお、実施例及び比較例におけるデータ及び評価は次の
方法に従って行なったものである。 (1) 共重合体中のび一オレフィン含量物質収支から
めた。またブテン−1の含量については更に、赤外分光
光度計を用1いて770cm”の特性吸収から常法によ
り定量し、物質収支の結果を確認した。なお赤外分光光
度計による測定は、プロピレン、ブテン−1コポリマー
について、13CNMR9による定量値により検量線を
作成し定量した。 2) 共重合体中のエチレン含量 物質収支からめた。更に赤外分光、光度針を用いて、7
32C11” 、 720cm ” の特性吸収から常
法により定量し物質収支の結果を確認した。なお、赤外
分光光度計による測定は14Cでラベルしたエチレンコ
ポリマーの放射線測定による定量値により検量線を作成
し定量し声。 3) 冷キシレン可溶部(cxs) ポリマー52をキシレン500−に溶解し、ついで室温
まで徐冷する。ついで、20℃のバス中に4時間放置し
た後にろ過し、ろ液を濃縮、乾固、乾燥して秤量する。 (4) 沸り111n−xブタン不溶部(BHIP)ソ
ックスレー抽出器をこより14時間抽出4行なう。なお
、リフラックス頻度は5分に1回とする。J3 HI
Pのめ方は、抽出残品苓乾燥、秤績してめる。 (5) 極限粘度(〔η〕) デ(・ラワン135℃で常法により濃度をO,IlO,
2、0,133オヨび0.1 f/dl (!: 4点
変ニーを測定した。 (6)/\11a□。 共重合体の厚み100μのプレスシートを劉成し、60
℃で9時間のアニール処理した省のヘイズと処理前のヘ
イズの差で表わした。 (7) フィルムのヤング率 As−rM−D882に準拠する。 但し、試験片形状: 20 X 120の短冊型チャッ
ク間距離 :50rm 引張速度=5票/分 (8) ヘイズ値(Haze) ASTM −D 1003に準拠する。 (9) グロス ASTM−D523に準拠する。 側 加熱収縮率 5備角のフィルム試片を所定温度のグリセリン浴に10
秒間浸漬した時のMD、TDの収縮率を測定する。 2枚のフィルン・を重ね合オ〕せ、面積100c++1
2当り7呼の荷重をかけたまま、23℃で24hr状態
調節する。その後、2枚のフィルムをフィルム面に直角
方向に、荷重増加速度10F/minで剥し、その時の
最大荷重(F)をめ、フィルム面積100 am2 当
りに換算して表わす。 以ト、本発明を実施例によりさらに詳しく説明するが、
本発明はその要旨を越えない限り実施例に限定されるも
のではない。 実施例1 (1) 三塩化チタン含有固体触媒の調製攪拌機と滴下
ロートを備えた容量11のフラスコをアルゴン置換した
のち、四塩化チタン60−とn−ヘプタン228−より
なる溶液にエチルアルミニウムセスキクロリド136.
6 mlとn−へブタン300−よりなる溶液を、−5
〜−10℃で2時間で滴下した。摘手終了後、室温で3
0分攪拌したのち、80℃に昇温し、80’Cで1時間
熱処理した。ついで室温に静置し、固液分離したのち、
n−ヘプタン4001ntで4回洗浄を繰り返した。 次に、n−へブタン580 m/、ジエチルアルミニウ
ムクロリド5rnlをフラスコtこ投入し、温度を50
℃に保った。攪拌しながら、プロピレン321を50℃
で2時間徐々に懸濁液中に供給し予備重合処理を行なっ
た。 処理後、固液分離し、n−へブタン400m/で2回洗
浄を繰り返した。 次に、トルエン392−をフラスコに投入し、温度を8
5℃に保った。攪拌しながら、n〜ブチルエーテル11
7−およびトリーn−オクチルアミン3.7−を加え、
85℃で15分反応した。反応後、ヨウ素15.59を
トルエン196diζ溶解した溶液を添加し、さらに8
5℃で45分反応した。 反応後、固液分離し、トルエン5oo−で1回、n−ヘ
プタン500−で3回洗浄を繰り返したのち、減圧乾燥
して三塩化チタン含有固体触媒9(1−を得た。三塩化
チタン含有向体触媒中には三塩化チタンが65.2重量
%含有されていた。 (2)共重合 内容積1m3の攪拌機付き流動床型反応器を用いて、プ
ロピレンとブデンー1の共重合を行った。まず反応器に
触媒分散用のプロピレンーブテンーエ共重合体粒子を6
0印供給し、ついで反応器を窒素で置換しつイテフロヒ
レンで置換した。プロピレンで置換j7た。プロピレン
で5即/CMG まで昇圧し8Q m、” / b r
の流量で循環ガスを反応器下部より供給し、重合体粒
子を流動状態に保ち、ついで次に示す触媒を反応器に供
給した。触媒成分(bl 、 (C1はへブタンで希釈
した溶液を用いた。 fal 三塩化チタン含有固体触媒 2]4fbl ジ
エチルアルミニウムクロリド 112ノ(C)トリエチ
ルアルミニウム 114(di メヂルメタアクリレー
ト 87ついで水素濃度1.7 vo1%、ブデンー1
20 vo1%になるように水素、プロピレン、ブデン
ー1を供給し10厚/cm2G まで昇圧し、流動床の
温度を65℃に調節して重合を開始した。重合中は水、
素、ブテン−1の濃度及び圧力を一定に保つように、水
素、プロピレン、ブテン−1を供給した。重合量か75
qに達したところで、反応器に重合体粒子を次の重合の
触媒分散用に60階残留せしめ、残りの重合体粒子を攪
拌混合槽に移送しプロピレンオキシド2]OF (!:
メタノール100 Fを添加して80℃で30分処理
した。ついで乾燥して白色粉末状重合体を得た。同じ重
合を3回繰り返して行い最後に得た重合体について物性
を測定した。 その結果を第1表に示す。 (3) フィルム作製 12+で得られた共重合体について、プレス法にて40
0μのシートを得た。90角のシートを採取して以下の
条件で2軸延伸フイルムを得た。 延伸機:東洋精機製卓上2軸延伸機 温 度: 115°C 予熱時間= 3分 延伸倍率: MD 5倍、TD 5倍 延伸速度: 15乳/分 上記で得た約15μ厚さのフィルムの物性を第2表に示
した。この2軸延伸フイルムは軟質で透明性、光沢性が
極めて優れており、低温収縮特性も比較的良好なもので
あった。 実施例2 実施例1で使用した触媒系とブテン−1の仕込量などを
変えた他は実施例1と同一の重合条件で共重合体を得た
。得られた共重合体の基本スペックを第1表に示した。 また、この共重合体について実施例1で示した条件と同
一条件で2軸延伸フイルムを得た。フィルム物性につい
て第2表に示した。この2軸延伸フイルムは実施例1の
2軸延伸フイルムと同様良好なフィルムであった。 実施例3 実施例1で使用した触媒系とブテン−1の仕込量や新た
にエチレンを仕込むなどを変えた他は、実施例1と同・
−の重合条件で共重合体を得た。得られた共重合体の基
本スペックを第1表に示した。また、この共重合体につ
いて、実施例1°で示した条件と同一条件で2軸延伸フ
イルムを得た。フィルム物性について第2表に示した。 この2軸延伸フイルムは実施例1.2同様良好なフィル
ムであった。 比較例1 実施例1で使用した触媒系と、ブテン−1の代りにエチ
レンを仕込むなどを変えた他は実施例1と同一の重合条
件で共重合体を得た。 得られた共重合体の基本スペックを第1表に示した。こ
の共重合体について、実施例1で示した条件と同一条件
で2軸延伸フイルムを得た。このフィルムについては軟
質度合については良好であったが、経時的にフィルム表
面にアタクチック成分と思われる成分がブリードして来
て透明性が悪(なり実用ζこ供しがタイフィルムであっ
た。このことはコモノマーとしてエチレンを主成分とし
、CXSを多量に含む共重合体は本発明の目的に沿わな
いことを示している。 比較例2 実施例1で使用した触媒系とブテン−1の仕込量や新た
にエチレンを仕込むなどを変えた他は実施例1と同一の
重合条件で共重合体を得た。得られた共重合体の基本ス
ペックを第1表に示した。また、この共重合体について
、実施例1で示した条件と同一条件で2軸延伸フイルム
を得た。このフィルムについては軟質度合については本
発明の目的に適合するものであったが、比較例1でのフ
ィルムとよく似て経時的にフィルム表面にアタクチック
成分と思われる成分がブリードに来て透明性が悪(なり
、実用に供しがたいフィルムであった。このことは、コ
モノマーとじてブテン−1を主成分としていてもエチレ
ン含量が成る一定値を越え、しかもCxSを多量に含む
共重合体は透明性の経時変化の観点から本発明の目的に
沿わないことを示している。 比較例3 本共重合体はn−へブタンを溶媒とするスラリー重合法
で得られるもので、n−へブタンに溶解する多量のアク
クチツク成分が除去されているものである。この共重合
体の基本スペックを第1表に示した。この共重合体につ
いて実施例1で示した条件と同一条件1で2軸延伸フイ
ルムを得た。フィルン・物性について第2表に示した。 このフィルムについては、フィルムのヤング率が高く、
しかも透明性、光沢性が比較的良好なるも格段に優れて
いるとは言えず、本発明の目的に沿わないものであった
。このことは、コモノマーとしてフテンー1を主成分と
していてもCXSが本発明の規定範囲に入っていなけれ
ば本発明の目的は達成されないことを示している。 比較例4 本共重合体はn−へブタンを溶媒とするスラリー重合法
で得られるもので、n−へブタンに溶解するアククチツ
ク成分が除去されているものである。この共重合体の基
本スペックを第1表に示した。この共重合体について実
施例1で示した条件と同一条件で2軸延伸フイルムを得
た。フィルム物性について第2表に示した。この2軸延
伸フイルムは、軟質度合は良好であったが、透明性と光
沢性が悪かった。このことはエチレンを主成分とする場
合はCXSを少量に抑えながら、高d2 含量化を行う
ことにより、軟質化と、透明性の経時変化の解消は達成
されても高d2 含量化により、フィルムの透明性と光
沢性が悪くなり、本発明の目的に沿オ〕なくなることを
示している。 比較例5 本共重合体はn−へブタンを溶媒とするスラリー重合法
で得られるもので、n−へブタンに溶解するアククチツ
ク成分が除去されているものである。この共重合体の基
本スペックを第1表に示した。(特、開明52−165
88の実施例3に相当する共重合体である。)この共重
合体について実施例1で示した条件と同一条件で2軸延
伸フイルムを得た。フィルム物性について第2表に示し
た。このフィルムについては、エチレン含量が本発明の
規定範囲を越えたものであるにもかかわらず、CXSが
少ない為透明性の経時変化は解消されている。しかしフ
ィルン・のヤング率が高く、しかも透明性、光沢性が比
較的良好なるも格段に優れているとは言えず、本発明の
目的に沿わないものであった。 比較例6 本共重合体は特開昭53−113692 の実施例1を
追試して得られたものである。この共重合体のBHIP
は該特許に記載されている通り極めて小さく、1%以下
であった。この共重合体について、実施例1で示した条
件の中で延伸温度を90℃にした以外は同一条件で2軸
延伸フイルノ・を得た。この2軸延伸、フィルムは軟質
度合など良好であったが、ブロッキングを測定すると1
0 Of! / ]、 OOcm2以上と極めて悪かっ
た。 一方、実施例1〜3で示した本発明のフィルムは全て1
0 P/ 100cm2以下であり、はとんどブロッキ
ングしない良好、なフィルムであった。このことはBH
IPが極端に少ない共重合体はブロッキングが我々の要
求レベルから見て極めて悪いことを示すものである。 本発明で使用する共重合体即ち、”JSHIPを7%以
上に特定することによりブロッキングを少なくし、さら
にCXSを15〜5Qwtチに特定化することにより特
開昭53−113692では、BHIPが大きいと透、
明性が不良になるとされた問題を解決した共重合体で1
もって始めて軟質でブロッキングが少なく極めて良好2
な透明性と光沢性を有するフィルムを提供できることが
よく判る。 駆 \ 手続補正書(自発) 昭和60年3り/’1−日 事件の表示 昭和58年特許願第 236997号 発明の名称 シュリンク包装用フィルム 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪市東区北浜5丁目15番地11、fOG+
220−3404 5、 補正の対象 明細書の特許請求の範囲の棉および発明の詳細な説明の
欄 6、補正の内容 (1) 明細書の特許請求の範囲を別紙の通り補正する
。 (2)明細書14頁第1行〜2行目の「α−オレフィン
単独」とあるのを「α−オレフィン」とする。 (3) 明細書】4頁第5行目の「4−メチルペンテン
−1等があげられるが、」を「4−メチルペンテン−1
等の単独あるいは併用系があげられるが、」と補正する
。 (4)明細書14頁第18行目の「失なオ〕れて好まし
くなく」を[失なわれたり、透明性が悪くなり好ましく
なく」と補正する。 (5)明細書14頁第20行目の「製造が困難となる。 」を1製造が困難となったり、軟らか過ぎてよくない。 」と補正する。 (6)明細1)15頁第10行目の[達成しがたかった
り、」の次に[透明性が悪くなったり、」を挿入する。 (7)明細書15頁第13〜14行目の「重合不可能と
なる。」を「重合不可能となったり、軟らか過ぎてよく
ない。」と補正する。 (8) 明細書16頁第18行目の180℃」を「常温
」とする。 (9)明細書17頁第5〜6行目の「3,000〜8.
000 KF/cm”であることが好ましい。」とある
のを「3,000〜9,000If/cJn2であるこ
とが好ましく、5,000〜8,000 )f/cm2
であることがより好ましい。」と補正する。 00) 明細書の31頁の最下行の1よく判る。」の後
に次の比較例7を加入する。 [比較例7 実施例1で使用した触媒系とブテン− 1の仕込量などを変えた他は実施例1と同一の重合条件
で共重合体を得た。得られた共重合体の基本スペックを
第1表に示した。また、この共重合体について延伸温度
を130℃とした池は実施例1で示した条件と同一条件
で2軸延伸フィルムを得た。フィルム物性について第2
裏書と示した。このフィルムは、ヤング率が高り、シか
も透明性、光沢性が悪く、低温収縮特性も悪いものであ
った。」 (11)明細書32頁の第1表を次の第1表筈こ差し換
える。 (121明細書33頁の第2表を次の第2表に差し換え
る。 \、 \ \ \ \ \ 特許請求の範囲 (1) プロピレンと炭素数4以上のび一オレフィン又
はプロピレンと炭素数4以上のび一オレフィンとエチレ
ンとのランダム共重合体で下記の条件■〜■を満足する
共重合体から本質的に成り、延伸処理を施されてなるシ
ュリンク包装用フィルム。 ■ 共重合体の炭素数4以上のα−オレフィン含有量が
8〜30モルチ (リ 共重合体のエチレン含有量が3モルチ以下 (3)共重合体の冷キシレン可溶部が15〜60wtチ ■ 共重合体の沸騰n−へブタン不溶部が7wt%以上 (2)共重合体が実質的に液状媒体の非存在下に気相中
で重合することにより得られるものである特許請求の範
囲第1項記載のシュリンク包装用フィルム。 +31 MD及び1゛D方向のヤング率が3,000〜
9.000即/個2である特許請求の範囲第1項又は第
2項記載のシュリンク包装用フィルム。 (4)炭素数4以上のび一オレフィンカニブテンー1で
ある特許請求の範囲第1項、第2項又番よ第3項記載の
シュリンク包装用フィルム。
好ましい。CXSが該−ト限界を上形ると共重合体の軟
質性が達成しがたかったり、ポリマー収率−J―不利益
になるなど好・ましくない。 cxs lJ匂亥」−限界を上形ると、気相重合時、パ
ウダー性状が悪化して実質的に重合不可能となる。 本発明で使用する共重合体の耕騰n−へブタン不溶部(
BHjP)は7 wtチ以上であり、lQwLチ以−ヒ
がより好ましい。B HI Pが該ト限界を上廻ると得
られたフィルトのブロッキングが悪くなり好ましくない
。 本発明で使用する共重合体は気相重合で得られる場合、
洗浄工程等の後処理を行なわなくても、あるいは適度の
洗浄工程を行なってもよく、いずれにしても使用時の共
重合体として上記規定軸回に入っておればよい。 本発明で使用する共重合体には約20 Wt %を限度
としてゴム状のエチレン−αオレフインランダム共重合
体をブレンドすることができるし、少量の他の高分子物
質をブレンドすることもできる。又帯電防止剤、耐フロ
ッキング剤、安定剤などの添加剤を添加することができ
る。 本発明において共重合体をフィルム成形する方法として
は、Tダイキャスト法、水、冷インフレ法などの公知の
加工法を採、用することかできる。又、延伸処理を施す
方法としては、ロール延伸やロール圧延などの公知の1
軸延伸方法、ならびにテンター2軸延伸やチューブラ−
2軸延伸などの公知の2軸延伸方法が採用できる。 延伸温度は80°C〜共重合体の融点以下、又延伸倍率
としては2〜10倍が好ましい。この場合、MD、TD
の延伸倍率については、必ずしもバランスさせる必要は
なく、各々の用途に応して任意に選択することができる
。又ヒートセットを行なってもよい。 このようにして得られるフィルムのヤング率と(7ては
M り及び−I’ I)とも3.000〜8.000’
P/cm2であることが妊ま(7い。フィルト・のヤン
グ率が該十限界を上廻るとフィルムに腰がなくなり、収
縮応力も不足して結束力が足りず好ましくな (く、該
上限界を上形ると軟質さが失なわれ、時々収縮時破れが
生じたりするので好ましくない。 以上のようにして製造されたプロピレン系共重合体のシ
ュリンク包装用フィルムは、収縮時に破第1が生じがた
く、軟質で透明性、光沢性か優れ、プロノルキングが少
なく、低温収縮特性、低温耐性が比較的良好なものであ
り、さらに安価に製造できるという極めて大きな実用的
価5.値 (を有するものである。 なお、実施例及び比較例におけるデータ及び評価は次の
方法に従って行なったものである。 (1) 共重合体中のび一オレフィン含量物質収支から
めた。またブテン−1の含量については更に、赤外分光
光度計を用1いて770cm”の特性吸収から常法によ
り定量し、物質収支の結果を確認した。なお赤外分光光
度計による測定は、プロピレン、ブテン−1コポリマー
について、13CNMR9による定量値により検量線を
作成し定量した。 2) 共重合体中のエチレン含量 物質収支からめた。更に赤外分光、光度針を用いて、7
32C11” 、 720cm ” の特性吸収から常
法により定量し物質収支の結果を確認した。なお、赤外
分光光度計による測定は14Cでラベルしたエチレンコ
ポリマーの放射線測定による定量値により検量線を作成
し定量し声。 3) 冷キシレン可溶部(cxs) ポリマー52をキシレン500−に溶解し、ついで室温
まで徐冷する。ついで、20℃のバス中に4時間放置し
た後にろ過し、ろ液を濃縮、乾固、乾燥して秤量する。 (4) 沸り111n−xブタン不溶部(BHIP)ソ
ックスレー抽出器をこより14時間抽出4行なう。なお
、リフラックス頻度は5分に1回とする。J3 HI
Pのめ方は、抽出残品苓乾燥、秤績してめる。 (5) 極限粘度(〔η〕) デ(・ラワン135℃で常法により濃度をO,IlO,
2、0,133オヨび0.1 f/dl (!: 4点
変ニーを測定した。 (6)/\11a□。 共重合体の厚み100μのプレスシートを劉成し、60
℃で9時間のアニール処理した省のヘイズと処理前のヘ
イズの差で表わした。 (7) フィルムのヤング率 As−rM−D882に準拠する。 但し、試験片形状: 20 X 120の短冊型チャッ
ク間距離 :50rm 引張速度=5票/分 (8) ヘイズ値(Haze) ASTM −D 1003に準拠する。 (9) グロス ASTM−D523に準拠する。 側 加熱収縮率 5備角のフィルム試片を所定温度のグリセリン浴に10
秒間浸漬した時のMD、TDの収縮率を測定する。 2枚のフィルン・を重ね合オ〕せ、面積100c++1
2当り7呼の荷重をかけたまま、23℃で24hr状態
調節する。その後、2枚のフィルムをフィルム面に直角
方向に、荷重増加速度10F/minで剥し、その時の
最大荷重(F)をめ、フィルム面積100 am2 当
りに換算して表わす。 以ト、本発明を実施例によりさらに詳しく説明するが、
本発明はその要旨を越えない限り実施例に限定されるも
のではない。 実施例1 (1) 三塩化チタン含有固体触媒の調製攪拌機と滴下
ロートを備えた容量11のフラスコをアルゴン置換した
のち、四塩化チタン60−とn−ヘプタン228−より
なる溶液にエチルアルミニウムセスキクロリド136.
6 mlとn−へブタン300−よりなる溶液を、−5
〜−10℃で2時間で滴下した。摘手終了後、室温で3
0分攪拌したのち、80℃に昇温し、80’Cで1時間
熱処理した。ついで室温に静置し、固液分離したのち、
n−ヘプタン4001ntで4回洗浄を繰り返した。 次に、n−へブタン580 m/、ジエチルアルミニウ
ムクロリド5rnlをフラスコtこ投入し、温度を50
℃に保った。攪拌しながら、プロピレン321を50℃
で2時間徐々に懸濁液中に供給し予備重合処理を行なっ
た。 処理後、固液分離し、n−へブタン400m/で2回洗
浄を繰り返した。 次に、トルエン392−をフラスコに投入し、温度を8
5℃に保った。攪拌しながら、n〜ブチルエーテル11
7−およびトリーn−オクチルアミン3.7−を加え、
85℃で15分反応した。反応後、ヨウ素15.59を
トルエン196diζ溶解した溶液を添加し、さらに8
5℃で45分反応した。 反応後、固液分離し、トルエン5oo−で1回、n−ヘ
プタン500−で3回洗浄を繰り返したのち、減圧乾燥
して三塩化チタン含有固体触媒9(1−を得た。三塩化
チタン含有向体触媒中には三塩化チタンが65.2重量
%含有されていた。 (2)共重合 内容積1m3の攪拌機付き流動床型反応器を用いて、プ
ロピレンとブデンー1の共重合を行った。まず反応器に
触媒分散用のプロピレンーブテンーエ共重合体粒子を6
0印供給し、ついで反応器を窒素で置換しつイテフロヒ
レンで置換した。プロピレンで置換j7た。プロピレン
で5即/CMG まで昇圧し8Q m、” / b r
の流量で循環ガスを反応器下部より供給し、重合体粒
子を流動状態に保ち、ついで次に示す触媒を反応器に供
給した。触媒成分(bl 、 (C1はへブタンで希釈
した溶液を用いた。 fal 三塩化チタン含有固体触媒 2]4fbl ジ
エチルアルミニウムクロリド 112ノ(C)トリエチ
ルアルミニウム 114(di メヂルメタアクリレー
ト 87ついで水素濃度1.7 vo1%、ブデンー1
20 vo1%になるように水素、プロピレン、ブデン
ー1を供給し10厚/cm2G まで昇圧し、流動床の
温度を65℃に調節して重合を開始した。重合中は水、
素、ブテン−1の濃度及び圧力を一定に保つように、水
素、プロピレン、ブテン−1を供給した。重合量か75
qに達したところで、反応器に重合体粒子を次の重合の
触媒分散用に60階残留せしめ、残りの重合体粒子を攪
拌混合槽に移送しプロピレンオキシド2]OF (!:
メタノール100 Fを添加して80℃で30分処理
した。ついで乾燥して白色粉末状重合体を得た。同じ重
合を3回繰り返して行い最後に得た重合体について物性
を測定した。 その結果を第1表に示す。 (3) フィルム作製 12+で得られた共重合体について、プレス法にて40
0μのシートを得た。90角のシートを採取して以下の
条件で2軸延伸フイルムを得た。 延伸機:東洋精機製卓上2軸延伸機 温 度: 115°C 予熱時間= 3分 延伸倍率: MD 5倍、TD 5倍 延伸速度: 15乳/分 上記で得た約15μ厚さのフィルムの物性を第2表に示
した。この2軸延伸フイルムは軟質で透明性、光沢性が
極めて優れており、低温収縮特性も比較的良好なもので
あった。 実施例2 実施例1で使用した触媒系とブテン−1の仕込量などを
変えた他は実施例1と同一の重合条件で共重合体を得た
。得られた共重合体の基本スペックを第1表に示した。 また、この共重合体について実施例1で示した条件と同
一条件で2軸延伸フイルムを得た。フィルム物性につい
て第2表に示した。この2軸延伸フイルムは実施例1の
2軸延伸フイルムと同様良好なフィルムであった。 実施例3 実施例1で使用した触媒系とブテン−1の仕込量や新た
にエチレンを仕込むなどを変えた他は、実施例1と同・
−の重合条件で共重合体を得た。得られた共重合体の基
本スペックを第1表に示した。また、この共重合体につ
いて、実施例1°で示した条件と同一条件で2軸延伸フ
イルムを得た。フィルム物性について第2表に示した。 この2軸延伸フイルムは実施例1.2同様良好なフィル
ムであった。 比較例1 実施例1で使用した触媒系と、ブテン−1の代りにエチ
レンを仕込むなどを変えた他は実施例1と同一の重合条
件で共重合体を得た。 得られた共重合体の基本スペックを第1表に示した。こ
の共重合体について、実施例1で示した条件と同一条件
で2軸延伸フイルムを得た。このフィルムについては軟
質度合については良好であったが、経時的にフィルム表
面にアタクチック成分と思われる成分がブリードして来
て透明性が悪(なり実用ζこ供しがタイフィルムであっ
た。このことはコモノマーとしてエチレンを主成分とし
、CXSを多量に含む共重合体は本発明の目的に沿わな
いことを示している。 比較例2 実施例1で使用した触媒系とブテン−1の仕込量や新た
にエチレンを仕込むなどを変えた他は実施例1と同一の
重合条件で共重合体を得た。得られた共重合体の基本ス
ペックを第1表に示した。また、この共重合体について
、実施例1で示した条件と同一条件で2軸延伸フイルム
を得た。このフィルムについては軟質度合については本
発明の目的に適合するものであったが、比較例1でのフ
ィルムとよく似て経時的にフィルム表面にアタクチック
成分と思われる成分がブリードに来て透明性が悪(なり
、実用に供しがたいフィルムであった。このことは、コ
モノマーとじてブテン−1を主成分としていてもエチレ
ン含量が成る一定値を越え、しかもCxSを多量に含む
共重合体は透明性の経時変化の観点から本発明の目的に
沿わないことを示している。 比較例3 本共重合体はn−へブタンを溶媒とするスラリー重合法
で得られるもので、n−へブタンに溶解する多量のアク
クチツク成分が除去されているものである。この共重合
体の基本スペックを第1表に示した。この共重合体につ
いて実施例1で示した条件と同一条件1で2軸延伸フイ
ルムを得た。フィルン・物性について第2表に示した。 このフィルムについては、フィルムのヤング率が高く、
しかも透明性、光沢性が比較的良好なるも格段に優れて
いるとは言えず、本発明の目的に沿わないものであった
。このことは、コモノマーとしてフテンー1を主成分と
していてもCXSが本発明の規定範囲に入っていなけれ
ば本発明の目的は達成されないことを示している。 比較例4 本共重合体はn−へブタンを溶媒とするスラリー重合法
で得られるもので、n−へブタンに溶解するアククチツ
ク成分が除去されているものである。この共重合体の基
本スペックを第1表に示した。この共重合体について実
施例1で示した条件と同一条件で2軸延伸フイルムを得
た。フィルム物性について第2表に示した。この2軸延
伸フイルムは、軟質度合は良好であったが、透明性と光
沢性が悪かった。このことはエチレンを主成分とする場
合はCXSを少量に抑えながら、高d2 含量化を行う
ことにより、軟質化と、透明性の経時変化の解消は達成
されても高d2 含量化により、フィルムの透明性と光
沢性が悪くなり、本発明の目的に沿オ〕なくなることを
示している。 比較例5 本共重合体はn−へブタンを溶媒とするスラリー重合法
で得られるもので、n−へブタンに溶解するアククチツ
ク成分が除去されているものである。この共重合体の基
本スペックを第1表に示した。(特、開明52−165
88の実施例3に相当する共重合体である。)この共重
合体について実施例1で示した条件と同一条件で2軸延
伸フイルムを得た。フィルム物性について第2表に示し
た。このフィルムについては、エチレン含量が本発明の
規定範囲を越えたものであるにもかかわらず、CXSが
少ない為透明性の経時変化は解消されている。しかしフ
ィルン・のヤング率が高く、しかも透明性、光沢性が比
較的良好なるも格段に優れているとは言えず、本発明の
目的に沿わないものであった。 比較例6 本共重合体は特開昭53−113692 の実施例1を
追試して得られたものである。この共重合体のBHIP
は該特許に記載されている通り極めて小さく、1%以下
であった。この共重合体について、実施例1で示した条
件の中で延伸温度を90℃にした以外は同一条件で2軸
延伸フイルノ・を得た。この2軸延伸、フィルムは軟質
度合など良好であったが、ブロッキングを測定すると1
0 Of! / ]、 OOcm2以上と極めて悪かっ
た。 一方、実施例1〜3で示した本発明のフィルムは全て1
0 P/ 100cm2以下であり、はとんどブロッキ
ングしない良好、なフィルムであった。このことはBH
IPが極端に少ない共重合体はブロッキングが我々の要
求レベルから見て極めて悪いことを示すものである。 本発明で使用する共重合体即ち、”JSHIPを7%以
上に特定することによりブロッキングを少なくし、さら
にCXSを15〜5Qwtチに特定化することにより特
開昭53−113692では、BHIPが大きいと透、
明性が不良になるとされた問題を解決した共重合体で1
もって始めて軟質でブロッキングが少なく極めて良好2
な透明性と光沢性を有するフィルムを提供できることが
よく判る。 駆 \ 手続補正書(自発) 昭和60年3り/’1−日 事件の表示 昭和58年特許願第 236997号 発明の名称 シュリンク包装用フィルム 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪市東区北浜5丁目15番地11、fOG+
220−3404 5、 補正の対象 明細書の特許請求の範囲の棉および発明の詳細な説明の
欄 6、補正の内容 (1) 明細書の特許請求の範囲を別紙の通り補正する
。 (2)明細書14頁第1行〜2行目の「α−オレフィン
単独」とあるのを「α−オレフィン」とする。 (3) 明細書】4頁第5行目の「4−メチルペンテン
−1等があげられるが、」を「4−メチルペンテン−1
等の単独あるいは併用系があげられるが、」と補正する
。 (4)明細書14頁第18行目の「失なオ〕れて好まし
くなく」を[失なわれたり、透明性が悪くなり好ましく
なく」と補正する。 (5)明細書14頁第20行目の「製造が困難となる。 」を1製造が困難となったり、軟らか過ぎてよくない。 」と補正する。 (6)明細1)15頁第10行目の[達成しがたかった
り、」の次に[透明性が悪くなったり、」を挿入する。 (7)明細書15頁第13〜14行目の「重合不可能と
なる。」を「重合不可能となったり、軟らか過ぎてよく
ない。」と補正する。 (8) 明細書16頁第18行目の180℃」を「常温
」とする。 (9)明細書17頁第5〜6行目の「3,000〜8.
000 KF/cm”であることが好ましい。」とある
のを「3,000〜9,000If/cJn2であるこ
とが好ましく、5,000〜8,000 )f/cm2
であることがより好ましい。」と補正する。 00) 明細書の31頁の最下行の1よく判る。」の後
に次の比較例7を加入する。 [比較例7 実施例1で使用した触媒系とブテン− 1の仕込量などを変えた他は実施例1と同一の重合条件
で共重合体を得た。得られた共重合体の基本スペックを
第1表に示した。また、この共重合体について延伸温度
を130℃とした池は実施例1で示した条件と同一条件
で2軸延伸フィルムを得た。フィルム物性について第2
裏書と示した。このフィルムは、ヤング率が高り、シか
も透明性、光沢性が悪く、低温収縮特性も悪いものであ
った。」 (11)明細書32頁の第1表を次の第1表筈こ差し換
える。 (121明細書33頁の第2表を次の第2表に差し換え
る。 \、 \ \ \ \ \ 特許請求の範囲 (1) プロピレンと炭素数4以上のび一オレフィン又
はプロピレンと炭素数4以上のび一オレフィンとエチレ
ンとのランダム共重合体で下記の条件■〜■を満足する
共重合体から本質的に成り、延伸処理を施されてなるシ
ュリンク包装用フィルム。 ■ 共重合体の炭素数4以上のα−オレフィン含有量が
8〜30モルチ (リ 共重合体のエチレン含有量が3モルチ以下 (3)共重合体の冷キシレン可溶部が15〜60wtチ ■ 共重合体の沸騰n−へブタン不溶部が7wt%以上 (2)共重合体が実質的に液状媒体の非存在下に気相中
で重合することにより得られるものである特許請求の範
囲第1項記載のシュリンク包装用フィルム。 +31 MD及び1゛D方向のヤング率が3,000〜
9.000即/個2である特許請求の範囲第1項又は第
2項記載のシュリンク包装用フィルム。 (4)炭素数4以上のび一オレフィンカニブテンー1で
ある特許請求の範囲第1項、第2項又番よ第3項記載の
シュリンク包装用フィルム。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1) プロピレンと炭素数4以上のα−オレフィン又
はプロピレンと炭素数4以上のび一オレフィンとエチレ
ンとのランダム共重合体で下記の条件 ン含有量が8〜30モルチ ■ 共重合体のエチレン含有量が3モルチ以上 〇 共重合体の冷キシレン可溶部が15〜60wt% ■ 共重合体の沸騰n−へブタン不溶部が7vt %以
上−側軒処“理を=施−さ−れ′で−な二る笥を石=央
二たり腎引距用てた71井 (2) 共重合体が実質的に液状媒体の非存布、トに気
相中で重合することにより得られるものである特許請求
の範囲第1項記載のシュリンク包装用フィルム。 (31MD及びTD力方向ヤング率が、3,000〜8
,000即4/a2 である特許請求の範囲第1項又は
第2項記載のシュリンク包装用フィルム。 (4) 炭素数4以上のα−オレフィンがブテン−1で
ある特許請求の範囲第1項、第2項又は第3項記載のシ
ュリンク包装用フィルム。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58236997A JPS60127133A (ja) | 1983-12-14 | 1983-12-14 | シユリンク包装用フイルム |
US06/679,867 US4670529A (en) | 1983-12-14 | 1984-12-10 | Packaging shrink film |
DE8484115185T DE3479511D1 (en) | 1983-12-14 | 1984-12-11 | A packaging shrink film |
EP84115185A EP0145014B1 (en) | 1983-12-14 | 1984-12-11 | A packaging shrink film |
PH31567A PH20553A (en) | 1983-12-14 | 1984-12-12 | A packaging shrink film |
CA000469865A CA1236950A (en) | 1983-12-14 | 1984-12-12 | Packaging shrink film |
KR1019840007924A KR920002776B1 (ko) | 1983-12-14 | 1984-12-13 | 포장용 수축 필름 |
HU844656A HU202897B (en) | 1983-12-14 | 1984-12-13 | Process for producing copolymere from propylene, an alpha-olefine and ocassionally ethylene, and wrapping sintered foil and laminated foil |
HK597/90A HK59790A (en) | 1983-12-14 | 1990-08-02 | A packaging shrink film |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58236997A JPS60127133A (ja) | 1983-12-14 | 1983-12-14 | シユリンク包装用フイルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60127133A true JPS60127133A (ja) | 1985-07-06 |
JPH0433619B2 JPH0433619B2 (ja) | 1992-06-03 |
Family
ID=17008854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58236997A Granted JPS60127133A (ja) | 1983-12-14 | 1983-12-14 | シユリンク包装用フイルム |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4670529A (ja) |
EP (1) | EP0145014B1 (ja) |
JP (1) | JPS60127133A (ja) |
KR (1) | KR920002776B1 (ja) |
CA (1) | CA1236950A (ja) |
DE (1) | DE3479511D1 (ja) |
HK (1) | HK59790A (ja) |
HU (1) | HU202897B (ja) |
PH (1) | PH20553A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63113059A (ja) * | 1986-10-31 | 1988-05-18 | Sumitomo Chem Co Ltd | 収縮包装用フイルム |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4761462A (en) * | 1983-09-20 | 1988-08-02 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Packaging propylene copolymer film |
CA1279422C (en) * | 1985-11-25 | 1991-01-22 | Shell Oil Company | Butene-rich butene-1 propylene copolymer compostion |
CA1304187C (en) * | 1985-11-25 | 1992-06-23 | Charles Chiu-Hsiung Hwo | Butene-rich butene-1 propylene copolymer shrink film |
IT1221653B (it) * | 1987-11-27 | 1990-07-12 | Ausimonti Spa | Copolimeri cristallini del propilene |
JP3015967B2 (ja) * | 1989-10-02 | 2000-03-06 | 旭化成工業株式会社 | 多層包装フィルム及びその製造方法 |
USH1213H (en) | 1990-05-17 | 1993-07-06 | Shell Oil Company | Polypropylene-polybutylene shrink film compositions |
EP0844259B1 (en) * | 1993-12-06 | 2002-09-25 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Alpha-olefin polymers, alpha olefin-polymerizing catalyst and process for producing alpha-olefin polymers |
IT1269307B (it) * | 1994-03-09 | 1997-03-26 | Himont Inc | Film o lastre di polimeri olefinici |
ITMI940922A1 (it) * | 1994-05-10 | 1995-11-11 | Solvay | Polimeri del propilene e procedimento per il loro ottenimento |
IT1281198B1 (it) * | 1995-12-18 | 1998-02-17 | Montell Technology Company Bv | Film termoretraibili basati su composizioni poliolefiniche comprendenti un copolimero lineare dell'etilene con alfa-olefine |
BR9713796A (pt) * | 1996-12-30 | 2000-02-01 | Kimberly Clark Woldwide Inc | Pelìculas poliméricas afinadas por esticamento, permeáveis ao vapor de água e resistentes à penetração de sangue e vìrus |
US5947944A (en) * | 1996-12-30 | 1999-09-07 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Stretched-thinned films comprising low crystallinity polymers and laminates thereof |
US7405009B2 (en) * | 2003-01-24 | 2008-07-29 | H.B. Fuller Licensing & Financing, Inc. | Moisture vapor permeable film including ethylene copolymer and articles including the same |
US7147930B2 (en) * | 2003-12-16 | 2006-12-12 | Curwood, Inc. | Heat-shrinkable packaging films with improved sealing properties and articles made thereof |
US7517569B2 (en) | 2005-06-06 | 2009-04-14 | Cryovac, Inc. | Shrink packaging barrier film |
US7935301B2 (en) | 2005-08-01 | 2011-05-03 | Cryovac, Inc. | Method of thermoforming |
RU2441040C2 (ru) * | 2006-12-21 | 2012-01-27 | Базелль Полиолефин Италия С.Р.Л. | Высокоусадочные полипропиленовые пленки |
EP2123699B1 (en) * | 2007-02-06 | 2014-04-02 | Mitsubishi Plastics, Inc. | Thermally shrinkable film, molded article and thermally shrinkable label both using the thermally shrinkable film, and container using the molded article or having the label attached thereon |
US10150828B2 (en) * | 2007-08-03 | 2018-12-11 | Basell Poliolefine Italia S.R.L. | Process for producing propylene terpolymers |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5326883A (en) * | 1976-08-24 | 1978-03-13 | Hoechst Ag | Copolymers film and process for producing same |
JPS5777533A (en) * | 1980-10-31 | 1982-05-14 | Toyobo Co Ltd | Heat-shrinkable film |
JPS5780027A (en) * | 1980-11-06 | 1982-05-19 | Toyobo Co Ltd | Heat-shrinkable film |
JPS57153868A (en) * | 1981-03-13 | 1982-09-22 | Toyo Boseki | Shrinkable package |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA632346A (en) * | 1958-11-05 | 1961-12-05 | Kalle Aktiengesellschaft | Process for the production of shrinkable films of polyolefines or copolymers thereof |
US3332921A (en) * | 1963-11-01 | 1967-07-25 | Phillips Petroleum Co | 1-butene-propylene copolymers |
US3510549A (en) * | 1969-04-15 | 1970-05-05 | Kohjin Co | Process for preparing polypropylene films having thermal shrinkability |
CH543546A (fr) * | 1971-03-23 | 1973-10-31 | Solvay | Système catalytique de polymérisation des alpha-oléfines |
GB1452424A (en) * | 1974-03-29 | 1976-10-13 | Ici Ltd | Composite films |
US4156709A (en) * | 1975-04-04 | 1979-05-29 | Okura Kogyo Kabushiki Kaisha | Process for preparing a polypropylene film for shrink packaging |
JPS5948003B2 (ja) * | 1976-06-02 | 1984-11-22 | 三井化学株式会社 | ポリオレフイン類の製造方法 |
NL185455C (nl) * | 1976-09-08 | 1990-04-17 | Sumitomo Chemical Co | Werkwijze ter bereiding van een vaste titaantrichloridekatalysator en werkwijze ter bereiding van alkeenpolymeren. |
JPS5455092A (en) * | 1977-10-11 | 1979-05-01 | Sumitomo Chem Co Ltd | Preparation of flexible resin |
IT1193760B (it) * | 1978-06-14 | 1988-08-24 | Sumitomo Chemical Co | Procedimento per produrre copolimeri di propilene e pellicola di polipropilene a piu' strati con esso ottenuta |
JPS55115416A (en) * | 1979-02-27 | 1980-09-05 | Nippon Oil Co Ltd | Manufacture of copolymer |
JPS6042805B2 (ja) * | 1979-02-27 | 1985-09-25 | 日石三菱株式会社 | 共重合体の製法 |
FR2462449A1 (fr) * | 1979-07-30 | 1981-02-13 | Naphtachimie Sa | Procede de fabrication de copolymeres de propylene et de butene-1, produits en resultant et leurs applications |
CA1159198A (en) * | 1980-09-29 | 1983-12-20 | Akinobu Shiga | PROCESS FOR PRODUCING HIGHLY STEREOREGULA .alpha.-OLEFIN POLYMERS |
US4434282A (en) * | 1982-10-04 | 1984-02-28 | The Dow Chemical Company | Process for polymerizing olefins |
-
1983
- 1983-12-14 JP JP58236997A patent/JPS60127133A/ja active Granted
-
1984
- 1984-12-10 US US06/679,867 patent/US4670529A/en not_active Expired - Lifetime
- 1984-12-11 EP EP84115185A patent/EP0145014B1/en not_active Expired
- 1984-12-11 DE DE8484115185T patent/DE3479511D1/de not_active Expired
- 1984-12-12 CA CA000469865A patent/CA1236950A/en not_active Expired
- 1984-12-12 PH PH31567A patent/PH20553A/en unknown
- 1984-12-13 KR KR1019840007924A patent/KR920002776B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1984-12-13 HU HU844656A patent/HU202897B/hu not_active IP Right Cessation
-
1990
- 1990-08-02 HK HK597/90A patent/HK59790A/xx not_active IP Right Cessation
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5326883A (en) * | 1976-08-24 | 1978-03-13 | Hoechst Ag | Copolymers film and process for producing same |
JPS5777533A (en) * | 1980-10-31 | 1982-05-14 | Toyobo Co Ltd | Heat-shrinkable film |
JPS5780027A (en) * | 1980-11-06 | 1982-05-19 | Toyobo Co Ltd | Heat-shrinkable film |
JPS57153868A (en) * | 1981-03-13 | 1982-09-22 | Toyo Boseki | Shrinkable package |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63113059A (ja) * | 1986-10-31 | 1988-05-18 | Sumitomo Chem Co Ltd | 収縮包装用フイルム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR850004606A (ko) | 1985-07-25 |
US4670529A (en) | 1987-06-02 |
CA1236950A (en) | 1988-05-17 |
HK59790A (en) | 1990-08-10 |
EP0145014B1 (en) | 1989-08-23 |
EP0145014A2 (en) | 1985-06-19 |
HUT37448A (en) | 1985-12-28 |
HU202897B (en) | 1991-04-29 |
PH20553A (en) | 1987-02-09 |
EP0145014A3 (en) | 1986-12-30 |
KR920002776B1 (ko) | 1992-04-03 |
DE3479511D1 (en) | 1989-09-28 |
JPH0433619B2 (ja) | 1992-06-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS60127133A (ja) | シユリンク包装用フイルム | |
US4675247A (en) | Laminated polypropylene film | |
EP0180478B1 (en) | Heat sealable plastics laminate | |
EP0719829B1 (en) | Polypropylene composition and laminated and oriented film therefrom | |
US4761462A (en) | Packaging propylene copolymer film | |
US4433110A (en) | Process for producing propylene block copolymers | |
JP3228106B2 (ja) | 積層延伸フィルム用ポリプロピレン組成物及び積層延伸フィルム | |
US6106938A (en) | Polypropylene composition and laminated and oriented film therefrom | |
JPS61213244A (ja) | 包装フイルム | |
JP3290293B2 (ja) | ポリプロピレン樹脂および延伸フィルム | |
EP0138054B1 (en) | A packaging propylene copolymer film | |
JPH0527546B2 (ja) | ||
JPH0481507B2 (ja) | ||
JPS63113059A (ja) | 収縮包装用フイルム | |
JPS63276541A (ja) | ポリプロピレン積層フィルム | |
JPH055660B2 (ja) | ||
JPH0425134B2 (ja) | ||
JPS6189041A (ja) | 包装用多層フイルム | |
JPH0459327B2 (ja) | ||
JPH01104640A (ja) | 収縮包装用フイルム | |
JPS60235812A (ja) | 軟質プロピレンランダム共重合体 | |
JPH02251549A (ja) | シュリンク包装用フィルム | |
JPH0527534B2 (ja) | ||
JPS60152516A (ja) | 包装フイルム | |
MXPA96006632A (es) | Composiciones a base de copolimeros estadisticosde propileno, procedimiento para su fabricacion, y laminas de capas multiples termosellables que las contienen |