JPS60127064A - 金型用ガス抜き装置 - Google Patents

金型用ガス抜き装置

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JPS60127064A
JPS60127064A JP58233670A JP23367083A JPS60127064A JP S60127064 A JPS60127064 A JP S60127064A JP 58233670 A JP58233670 A JP 58233670A JP 23367083 A JP23367083 A JP 23367083A JP S60127064 A JPS60127064 A JP S60127064A
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valve
mold
piston
gas
holding device
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Haruo Akemoto
晴生 明本
Hideki Iwai
英樹 岩井
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Ube Industries Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D17/00Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
    • B22D17/14Machines with evacuated die cavity
    • B22D17/145Venting means therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C9/00Moulds or cores; Moulding processes
    • B22C9/06Permanent moulds for shaped castings
    • B22C9/067Venting means for moulds

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はダイカストマシン等の成形機に用いる金型用ガ
ス抜き装置に関するものである。
従来より、ダイカストは精密な製品を多量に製造する方
法として広く普及しているが、製品内部に栄のない針金
性を重要視される製品には適さない場合があった。
その埋山は高速、高圧で溶融金属をキャビティ内に充填
するため、キャビティ内のガスが充分に抜1ノきらずに
、溶融金属と混合して製品中に巣として残存することが
あるためである。
このJζうな不都合を解消するものとして、水出M]人
の会社では鋳込製品や金型に制約されずに大量のガスを
確実容易に扱き、ガスの巻き込みをなくして健全なダイ
カス1ル製品を得ることができるようにした金型用ガス
抜き装置を開発し7j。
この装置は、金型のキャビティから金型外に通じる排出
路を弁の作用で開いておいl〔状態で射出を行ない、キ
ャビディ内の質量の小ざいガスをガス排出路を通して排
出し終わった時点で、キャどティ内から進んぐきた質量
の大きな被射出溶融物の慣性力を、前記弁に直接作用さ
せることにより弁を確実に、かつ素早く移動させて締め
、ガス排出路を直接しゃ断し、このガス排出路からの被
射出溶融物の流出を防ぎうるようにしで、射出時に金型
内のガス抜きを確実に、かつ容易に4’7ないうるよう
にしたものである。
この金型用ガス抜き装置は内部に弁を摺動自在に設けた
スプールをシリンダにょっ−C弁の摺動方向に移動自在
に設【プ、射出し、型開きした後のスプールの後退途中
で、弁の後退を止めて弁を開くためのストッパ機構を段
【)、このストッパ機構の作用によって弁のみの後退を
止めるように作用する部伺をスプールの後端部に設けた
構造を採用している。したがって、ガス抜き装置自体の
高さも高くなり、構造も複雑になっていた。
なお、射出成形の開始時に4金型は冷えており、通常の
運転時のように射出初期には低速で次に高速で射出成形
する6式をそのまま適用すると不都合が生じる。
寸なわら、金型が冷え−Cいる場合には溶湯が金型キャ
ビティの隅に〒る前に凝固してしまい、完全な成形品は
得られない。そこで、通常は低速のみで数ショットの射
出を行い、金型を温めてから通常の射出成形を行う。
ところが、運転開始時に低速のみで運転すると溶湯の慣
性力は弱いため、弁が閉じず、バルブ内に溶湯が入り込
むおそれがあった。このことは、運転開始時以外に低速
射出のみ′C射出成形する場合にも、起りつる現象であ
る。
バルブ内に溶湯が入り込むと、そこで凝固し−(しまい
、ガス抜き装置は機能を発揮できず、ガス扱き装置を取
出して修理や交換を行わなければならず、その間、運転
を停止せざるを得ず、操業効率が低■することになる。
また、型開時にはスプール全体が上昇され、スプールの
後退途中で弁の後退を■−め、ストッパ機構にJ:り弁
を開き、型締時には弁が開いた状態で所定位置に下降さ
せている。とξろが、スプールを下降させるシリンダの
始動時には急激に作動油の圧力が作用するため、ショッ
クが生じ、弁開状態を保持づる保持機構がもつ保持能力
を超えた力が作用し、弁が閉じてしまうことがある。そ
うすると装置がガス抜き機能を失い、キャビティ内のガ
スが逃げることができず製品中に気泡として残リ、いわ
ゆる巣ができてしまう。
本発明は、以上のようイ!従来の欠点を除去するために
成されたもので、成形機始動開始時の金型が低温のとき
=X’l低速射出を行うとぎのように、溶融金属の慣性
力が小さい時に、遠隔操作により弁をあらかじめ閉じて
、弁を保護しつるようにし、正常の剣山時に弁を確実に
作動させうるようにするとともに、装置を比較的に]ン
パク1〜に1ノ、かつ、スプールの十降時に弁が閉じる
ことを防止し得るようにしたものである。
そのために、本発明においては、金型に形成されIこ前
部と、金型から分離された部分に形成された後部と、こ
れら前部と後部の間に形成された弁座とを有する弁室を
設け、金型キャビティと弁室の前部とを連通したガス抜
き溝を設()、弁室の後部から金型外に連通したガス排
出口を設GJ、ガス抜き溝の途中から分れて弁座の直前
の弁室の側面に通じたバーイパスを設け、弁室の前部内
において、シートタイプの弁を、バイパスと弁室の後部
が通じる弁開き位置とバ1′パスと弁室の綾部との連通
が遮断される弁閉じ位置との間で摺動自在に設cノ、剣
山時にバイパスを進んぐ来る溶融金属が弁室に到達づる
前にガス抜き溝を進^7で来る溶融金属の慣性力によっ
て弁を弁開き位置から弁閉じ位置へ移動さUうるような
状態で弁を弁聞き位置に保持1ノでおく第1保持装置を
設()、弁が溶融金属の最初のti′11!l力で弁開
き位置から弁閉じ位置へ動かされた後【ご弁を弁閉じ位
置に保持しておく第2保持装置を設【フ、弁を弁閉じ°
位置から弁開き位置へ戻りどき弁を弁閉じ位置から解放
する弁開き装置を設置:J l:金型用ガス抜き@置に
おいて、弁室の後部にピストンシリンダ装置を設け、弁
の弁棒のIF端部をピストンにしてシリンダ内に溜動自
イ1に設け、 弁を第2保持装置の力に抗して弁開き位置に解敢自右に
設置しておく第1保持装置を弁室の後方i二 段 ()
 、 第2保持技置を、ピストンに常に後方への力を作用さぜ
゛ておくように弁室の後方に設け、ピストンシリンダ装
置を、ピストンを第2保持装置の力に抗して前方へ動か
ず弁開き装置として作用させうるJζうに設けるととも
に、ピストンシリンダ装置を、第1保持装置の力に抗し
てピストンを後方へ強制的に勤がすことによって、弁を
弁開き位置から解放して弁閉じ位置へ動かず弁閉じ装置
どして作用させうるように設けlこ 。
また、第1保持装置を、弁棒の段付き側面を押圧してお
くスf−−ルボール式の保持装置とし、第2保持装首を
、ピストンの前面に作用覆る圧縮ばねないしは低圧の流
体圧による保持装置とし、弁閉じ装置を、ピストンの前
面に作用する高圧の流体圧による弁閉じ装置とし、弁開
き装置を、ピストンの後面に(り川づる高圧の流体圧に
よる弁開き装置とした。
また、弁閉じ装置を、成形機始動時の金型が低温のとき
、ないしは、低温射出のときに、遠隔装置により作動さ
せて弁を強制的に開じうるように構成した。
以下、図面に示す実施例に3.<いて本発明の詳細な説
明づ゛る。
第1図J3よび第2図は本発明の1実施例を説明りるb
ので、図において符号1で示すものは固定金型、2は可
動金型、la、2aは固定金型と可動金4′)の分割面
にそれぞれはめ込んだ半割状の座である。ここでは、座
1a 、 2aはそれぞれ固定金型1、可動金型2の一
部とする。固定金型1と可動金型1と可動金型2の分割
面およびその延長位置にガス抜き装置3が設(プられて
いる。
一方、キトビテイ4の周辺から金型の分割面に形成され
ているガス抜き′115よりガス抜き溝6を介してガス
抜き装置3の下部、すなわら、後記する弁室11の前部
11aに至る排気通路が形成されている。
そして、ガス抜き装置3としては、ガス抜き溝6に対し
て弁頭7aの下面とをほぼ垂直とするようにシートタイ
プの弁7を設り、ガス抜き溝6の途中から弁頭7aの横
方向へ迂回しC弁頭7aの側方上方、寸なわち、後記す
る弁座10の直前の弁室11の側面に至るバイパスから
なるガス排出用の通路8を設()である。8aは場だま
り部である。
弁7は、弁支持部材であるスプール9内においC1この
スプール9に対しその軸線方向に摺動し、第1図におい
て上方に弁7が移動した場合には、スプール9の下端に
設けた弁座10に弁頭7aが接触し、通路8はスプール
9内の弁室11の後部11bとの連通状態が閉塞される
。なお、弁室11は金型に形成された前部11aと、金
型から分離された部分に形成された後部11bと、これ
ら前部11aと後部111)の間に形成された弁座10
を有している。そして、弁室11の前部11a内におい
て、シー1〜タイプの弁7の弁頭7aを、バイパスであ
る通路8を弁室11の後部11bが通じる弁開き位置と
、通路8と弁室11の後部11bとの連通が遮断される
弁閉じ位置との間で、摺動自在に設け、射出時に、通路
8を進んで来る溶融金属が弁室11に到達する前に、ガ
ス抜き溝6を進んで来る溶融金属の慣性力によって弁7
を弁開き位置から弁閉じ位置へ移動させうるようにし 
lこ 。
弁頭7a部の上方には弁棒7bの周辺に形成される弁室
11の後部11bが連続しているが、弁室11の後部1
1bには排出口12が形成されている。
スプール9の途中で、弁棒7bの上端部にはばね受()
13が固定されており、このばね受け13はピストンと
同様にスプール9の上端に形成されl〔室14内に1習
動自在に嵌合されており、ばね受&−J 13と、室1
/Iの下面すなわちスプール9の途中に設けた弁棒7b
用ガイド部月9bの上面どの間には圧縮ばね15が弾装
されT (1−3つ、弁7は常時閉じる方向へのノコを
与えられている。弁棒7bの後端部のばね受け13はピ
ストンになってJ5す、ピストンと室14によって、ピ
ストンシリンダ装置が形成されている。圧縮ばね15は
、弁7が溶融金属の最初の慣性力で弁開き位置から弁閉
じ位置へ動かされた後に、弁7を弁閉じ位置に保持して
おく第2保持装置の一種である。
スプール9の途中であるガイド部材9bには弁棒71)
と直交した状態で透孔9aが形成されており、この透孔
9a内には圧縮ばね16によって押圧された状態でスチ
ールボール17が嵌合されており、このスチールボール
17は弁棒7bの途中゛に形成されIC小径部7Cに接
している。また、圧縮はね16は押しねじ18によって
その押圧力を調整できる。
スチールボール17は、第2保持装置である圧縮ばね1
5によって弁開き位置から弁閉じ位置へ上動されJ、う
としでいる弁7を止めるもので、圧縮はね16の押圧力
は圧縮は′ね15の弾発力に打勝つ程度の大きさを有す
る。
ここで、弁室11の後方に設けたスチールボール17な
どは射出時に通路8を進んで来る溶融金属が弁室11に
到35!ツる前にガス抜き溝6を進んで来る溶融金属の
慣性力によって弁7を弁聞き位置から弁閉じ位置へ移動
させうるような状態で弁7を弁開き位置に保持しておく
第1保持装置を形成している。そして、第1保持装置は
、弁7を、圧縮ばね15からなる第2保持装置の力に抗
して、弁聞き位置にfI!放自在に設置しておく。
ピストンシリンダ装置は、ピストンとなっているばね受
け13を圧縮ばね15からなる第2保持装置の力に抗し
て前方へ動かす弁開き装置として作用するように設【プ
られているとともに、スチールボール17むどの第1保
持装置の力に抗してピストンとなっている13を後方へ
強制的に動かすことによって、弁7を弁開き位置から解
放して弁閉じ位置へ動かで弁閉じ装置として作用するよ
うに設()られている。弁開き装置は、ばね受り13の
後面に作用する高圧の流体圧によるものとし、弁閉じ装
置は、ばね受【ノ13の前面に作用する烏口の流イホ汗
によるものとした。そして、成形ta始動時の金型が低
温のとき、ないしは、低速射出のどさに後記ηる電磁切
替弁33.34等を遠隔装置で切替えて、弁閉じ装置を
作用させて弁7を強制的に閉じうるようにした。
スプール9の上端部の両側にはそれぞれ突出部9c 、
9cが突設されてT形になっており、これら突出部9C
はブロック19に形成されたT溝19aに摺動可能に嵌
合されている。このブ1」ツク19は、固定金型1側に
固定された支持枠20に固定されたシリンダ21のピス
トンロッド21aの下端に固定されている。
ブロック19の前面には蝶ねじ24を介して回動レバー
25が回動自在に軸承されており、この回動レバー2 
E’yが垂直状態にある時には、その下端がスプール9
側の上端の前面に接している。この結果、回動レバー2
5が垂直状態にある時にはスプール9はT溝19aから
抜は出すことができなくなり、回動レバー25を水平状
態にしたら、スプール9や弁7を金型1.2の」ニ方に
移動させた状態でスプール9は水平方向にJ&&ノるよ
うになる。
また、前記ブに1ツク19はぞの一部に突出部19dを
有し、この突出部19 d G、を支持枠20側に設け
られたガイド[1ツド28に摺動自在に嵌合されており
、後述するようにスプール9が異時される時の案内を行
う。
スプール9の上端が連結されるブロック19には、回動
レバー25と反対側の側面に、当て板29がでの」二端
をボルト30によって固定されている。当て板29の下
端は、スプール9側に延びCいる。
J、た、当て板29の下端部と中火部には空気源ど接F
lfηるための連結孔29a、29bが形成されてJ3
す、この連結孔29a 、29bはスプール9のト端部
に形成された室14の下部と上部に連続りる通孔14a
、14.bと連通している。そしで、通孔14a、14
bの端縁で、連結孔29a、29bの端縁と接す゛る位
置にはOリング22が取イ4【)られており、両者の連
結部の気密を保つことができる構造とされでいる。
連結孔29aには配管31、電磁切替弁33.34のΔ
ボートを介して圧縮空気源35が接続されCおり、連結
孔29bには配管32を介して電磁切替弁33のBポー
トが接続されている。
上述したような当て板29を設け、連結孔29a、29
bに対するスプール9との接触部に、Oリング22を設
けた@造を採用すると、ガス抜き装置の清掃時において
、スプール9を1−溝198から引き出し、スプール9
や弁7のみを容易に取り外づことができる。従って、当
て板29はそのまま残り、空気#i35側の配管31.
32はブロック19側にてのまま残り、配管の@脱をし
ないですみ、清掃や保守に際して操作が極めて容易とな
る。勿論、スプール9を10ツク19に取イ」(プる場
合は、スプール9を−riK19a内に押入れ、当て板
29に押付りて、回動レバー25でロックするだけで極
めて簡単に取付1)ることができる。
次に、以」−のように構成された実施例の作動を説明す
る。
射出成形装置の始動開始時には、まず、金型側から離れ
た位置に14している状態のガス抜き装置に対し、電磁
切替弁34をオンとし、空気源35からの空気圧を電磁
切替弁33を介して室14の下室内に導く。そうすると
、ばね受()13の17側の圧力が増大し、スチールボ
ール17による押圧力に抗し−(弁7が上昇され、弁7
は閉じる。
なお、ばね受13の上側の空気圧は電磁弁33のエギゾ
ーストボートへと抜【プ出プため弁7の上デーはスムー
ズに行なわれる。
この状態て゛シリンダ21を作動させてスプール9全体
を1ζ降させる。勿論、スプール9全体を下降さUた後
に、電磁切替弁34をオンにして、弁7を閉じておくこ
ともできる。
この状態で・固定金型1と可動金型2の型締を行うと、
弁7が閉じた状態で、低速射出を行うことができる。低
速制出時に溶湯の慣性力は小さいが、弁7はあらかじめ
閉じているため、溶湯が弁室11側にまわり込むことは
ない。
このようにして金型が温たまるまCの数ショク1〜が行
われる。
一方、金型が渇たまりた後には、低速射出と高速q1出
の絹合わぜによって射出動作が行われるが、この時には
溶湯は大きな慣性力を持つため、弁7を閉じる力は十分
にあり、今度は逆にスプール9の下降時に弁7がショッ
クにより閉じないようにしなければならない。
この場合には、電磁切替弁33.34の両方を共にAン
と覆る。この結果、ピストン構造を有するばね・受【j
13の上側に空気圧が導かれ、この空気珪により弁7は
圧縮ばね15のツノに抗して手降し、弁7は開いた状態
を保つ。従って、シリンダ21が作動してスプール9が
下降する時、ショックが生じても弁7が閉じることはな
い。この時、弁7の下降に伴い、スチールボール17【
よ弁棒7])の途中に形成された小径部7c中に1■入
し、弁7が開いた状態を保持する。
続いて、型開きの状態で、がっ弁棒7bの小径部7C下
端段部にスチールボール17を押圧さじ、弁頭7aが弁
座10から離れた状態で、すなわら、弁が開いた状態で
スプール9全体をシリンダ21を作動させることにより
下降させる。スプール9の下降後、?F!磁切替弁33
.34をオフにしてJ5く。
この状態で固定金型1と可動金型2の型締を行うと、1
−ヤビティ4がらガス抜ぎ通5、ガス抜き溝6、通路8
、弁室11を経てスプール9外に至る通路が形成される
イしC1この状態で図示していない射出プランジt・が
作動し溶融金属がギヤビーjイ4内に供給される。この
時、キャビティ4内を充満させた溶融金属はガス抜ぎ通
5、ガス抜き溝6を通って進んrjj<が、キャビディ
4内のガスは通路8や弁室11を通り、排出口12方向
に向う。なお、ガスは質量が小さいため、ガスの作用で
弁7が閉じることはない。
一プ)、ガスに続いて溶融金属が弁頭7aの下面に激突
りる。この時、弁7に加わる衝撃は溶融金属の質1fl
がガスに比較して極めて大きく、慣性が人であるため、
ガスが弁7に与える衝撃より極め(人さく、弁7を上方
にはね上げる。この結果、11−縮ばね16によって押
圧されているスチールボール17の拘束力を脱し、弁7
は上方に向い、圧縮ばね15による上方への引き上げツ
ノをも加わり、jf頭7aの上面が弁座10に着座し、
通路8と弁室11の間を閉塞し、溶融金属の流出を弁7
の位lFI′C″1Xめる。
この時、溶融金属がガス抜き道5、ガス抜き溝6内でガ
スと混合し、飛沫状となり、不連続に弁体に当1.:る
場合であっても、最初の溶融金属の衝突により、弁体が
はね上げられ、その後ガスが来て溶融金属による上方へ
の押圧力がな(なっても、弁7は圧縮ばね15の力によ
り上方への移動習性が与えられているI(め、弁7にょ
るり1気通路の閉塞は確実に行われる。
また、第1図からも明らかなように弁頭7aはその下面
に極めで深い四部7dが形成されているため、溶湯金属
や金属粉等はほとんどがこの四部7(1内に激突するI
こめ、溶融金属等が弁頭7aの周囲を通っ−で弁頭7の
上方にまわり込む不都合はなくなり、弁頭7aは確実に
弁座1oに対して着座することができる。
このようにしで射出が行われ、ガス抜き装置の弁7が閉
じた状態で、所定時間の加汗冷却により鋳込み作業が終
了づれは、型開きを行っIc後、シリンダ21を作動さ
せ、スプール9を上背させる。
そして、この上r1動作に伴い、キトビティ4、ガス抜
きjh5、ガス抜き溝6および通路8内に充満され−C
凝固した金属が弁7から離れ、図示していない製品押出
装置により、成形品を可動金型から取出り。
シリンダ21が作動し、スプール9全体が引き1げられ
たら、前記したようにばね受け13の上に空気圧を作用
させ、ばね受け13を圧縮ばね15)の力に打勝って下
方に押して弁7を開き、圧紺1空気で弁頭7a部や弁座
10部などを掃除する。
J:た、ガス抜き装置3全体を掃除したり、保守したい
場合には哩ねじ24をゆるめ、回動レバー25〕を約9
0度回動させ、垂0状態から水平状態に位置さぼれば、
スプール9の上端部に形成された突出部9Gは’T−)
i 19 aから容易に取外すことがでさ、スプール9
全体を極めて容易に取外すことができる。
本実施例は以上のように構成されているため、従来のよ
うな機械的なストッパ機構を用いることなく、空気圧を
用いて弁の開閉を遠隔操作することができ、装置をコン
パクトにできるたりてな(、作業者による弁の調節等の
煩わしく危険な動作を伴ねづ′に弁の間開を行える。
勿論、本装置は、成形機始動時に金型が低温のIcめ、
溶融金属の慣性力が小さいときだ【プでなく、金型の温
1臭が所望の温を臭になっているときでも、低5!!剣
出のみで割出を行うときは溶融金属の慣性力が小ざいこ
とがあるので、そのときも、銅山前に弁7をあらかじめ
閉じた状態にしておくことがて゛きる。
第3図は本発明の他の実施例を説明する−しので、説明
に必要な部分を除いて簡略化して示しである。
本実施例にあってはピストン構造を有する前記ばね受1
3を%’r時−1−ノ)に押圧するスプリング15をな
くし、通孔29a 、29bに配管31.32を介して
電磁切替弁33を接続し、電磁切替弁33と空気源35
との間に電磁切替弁33側から順に電磁切替弁36およ
び減圧弁37を設りである。
本実施例は以1のような構造を採用しているため、射出
成形装置の運転開始初期にお番ノる低速射出時において
は電磁切替弁33.36をオフとしてお()ば、減圧弁
37によって所定の圧力に減圧された空気圧が室14の
ばね受G:+ 13に相当するピストンの下側に供給さ
れる。ここにおいて、ピストンCの前面に作用する低圧
の流体圧による保持JA置は、第2保持装置を形成して
いる。
イして、この時の圧ツノを第1保持装置rあるスプール
ボール17による押圧力よりも若干小さな値にセットし
てお()ば弁7を問いた状態に保つことができる。そし
て、弁7に上方への力を作用さt!−Uおくとともに、
弁7が閉じた後に弁7が開かないようにしている。′?
Jなわら、減圧弁37を介しく導かれる空気圧が第1図
c15よび第2図に示す実施例にお(プるスプリング1
5の役割を果たす。
この場合、射出時に弁7に溶湯の慣性力が作用すれば、
弁は閉じる。
なお、電磁切替弁36をオンにすれば、圧縮空気′a3
5の高い圧力によって、ばね受け13は強制的に押上げ
られ、弁7は閉じる。このように、弁7を空気圧によっ
て閉じた状態で金型側にセラ1− L、、低速割出によ
り運転初期のためし打ちを行えば、溶湯の慣性力が小さ
く弁7を閉じる稈の力がイrい場合にj3いでも、溶湯
が弁室側にまわり込むことはない。
一方、金型が温まり、低速射出と高速射出の組合わせに
より通′常の射出成形を行う場合には、シリンダ21に
よってスプール9が上昇位置にあり、金型が聞いている
状態で、電磁切替弁33.36をオンどすれば、空気源
35の圧力はピストン構造のばね受【プ13のF側に至
る。この結果、弁7は強制的に聞かれた状態となる。従
って、シリンダ21によってスプール9が下降される時
のショックによって弁7が閉じてしまうことがない。
本実施例は以上のように構成されているため、前述した
実施例と同様の効果が得られると共に、圧縮ばね15を
設けなくても良く部品点数が減少され組立てが容易とな
る。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、割出
時に、溶融金属の慣性力の作用でガス抜き用の弁を閉じ
うるようにしたので、割出中にお1)る金型キャビディ
内の排出を確実容易に行え、巣のない射出製品を常に確
実容易に得ることができる。まIc、第2保持装置を用
いたことによって、いったん閉じIc弁は、その射出中
に絶対間がないようにづるとができ、本装置を半永久的
に使用づることができる。
まIc、流体圧によって弁の開閉を強制的に行え、かつ
、遠隔操作が可能な構造とされているため、従来のよう
に弁を開がけるために機械的なストッパ機描は小鼓で、
414造が簡略化される。
まIこ、操作者が弁の開閉を手動操作により行わなく−
(b良いため煩わしさや危険を伴わず、しがb(イ「実
な操作が可能となる。
−fして、ス]〜ツバ機構用のレバー等を弁に取付1ノ
る必要′tJないので、弁の質量を小さくし、弁の1C
1l性力を小ざくづることができるため、弁の開閉動作
の応答性を箸しく向上さけることができる。
勿論、弁棒の上端をピストン構造とし、その前室に流体
圧を作用させる構成を採用しているので、運転開始時の
試し打らの場合に、リモコン操作により、弁を閉じさせ
ることができ、金型の温度が低い時や低速射出時におい
て弁が閉じないで溶湯が弁室側に入り込むという不都合
な事故を生じることがなく、その時に弁部に溶湯がいか
ないように通路を人的に遮断する必要もない。また、ビ
ス(−ン構造の後室に流体圧を作用させる構造を採用し
ているので、スプール下降時のショックがあっても弁は
閉じず、弁を問いたままでスプールを−1・降させ、正
常なガス抜き機能を保持さけることがぐきる。そして、
弁を弁開き位置に保持づる第1保持装置と、弁を弁閉じ
位置に保持づ゛る第2保持装置を用いたので、本装置の
作動がより確実になる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の1実施例を示す縦断側面
図および一部断面した正面図、第3図は本発明の他の実
施例を示す空気回路図である。 1・・・固定金型、2・・・可動金型、3・・・ガス抜
き装置、4・・・キャビティ、7・・・弁、9・・・ス
プール、10・・・弁座、11・・・弁室、13・・・
ばね受け、15.16・・・圧縮ばね、17・・・スチ
ールボール、19・・・ブに1ツク、19a・・・1゛
溝、21・・・シリンダ、25・・・回動レバー、33
.34.36・・・電磁切替弁、:15・・・圧縮空気
源、37・・・減[弁。 特n出願人 宇部興産株式会社 第2図 第3図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金型に形成された前部と、金型から分離された部
    分に形成された後部と、これら前部と後部の間に形成さ
    れた弁座どを有する弁室を設け、金型キャビティと弁室
    の前部とを連通したガス抜き溝を設置ノ、弁室の後部か
    ら金型外に連通したガス排出口を設け、ガス抜き溝の途
    中から分れて弁座の直前の弁室の側面に通じたバイパス
    を設【プ、弁室の前部内において、シートタイプの弁を
    、バイパスと弁室の後部が通じる弁開き位置とバイパス
    と弁室の後部との連通が遮新される弁閉じ位置との間で
    l習動自在に設置ノ、射出時にバイパスを進んで来る溶
    融金属が弁vく到達する前にガス抜き溝を進んで来る溶
    融金属の慣性力によって弁を弁開き位置から弁閉じ位置
    へ移動させつるような状態で弁を弁開き位置に保持して
    おく第1保持装置を設置」、弁が溶融金属の最初の慣性
    力で弁開き位置から弁b1じ位置へ動かされた後εこ弁
    を弁閉じ位置に保持してd3り第2保持装置を設り、弁
    を弁閉じ位置から弁聞き位置へ戻すとき弁を弁閉じ位置
    から解放ηる弁開き装置を設けた金型用ガス抜き装置に
    おいて、 弁室の後部にピストンシリンダ装置を設け、弁の弁棒の
    後端部をピストンにしてシリンダ内に摺動自在に設()
    、 弁を第2保持装置の力に抗して弁開き位置に解放自在に
    設置しておく第1保持装置を弁室の後方に設() 、 第2保持装置を、ピストンに常に後方への力を作用させ
    (J5りように弁室の後方に設け、ピストンシリンダ装
    置を、ピストンを第2保持装置の力に抗して前方へ動か
    す弁開き装置として作用さ1うるように設シブるととも
    に、ピストンシリンダ装置を、第1保持装置の力に抗し
    てピストンを後方へ強制的に動かすことによって、弁を
    弁間ぎ位置から解放して弁閉じ位置へ動かず弁閉じ装置
    として作用さVうるように設(プたことを特徴とする金
    型用ガス抜き装置。
  2. (2)第1保持装置を、弁棒の段付き側面を押メトして
    J5 <スチールボール式の保持装置とし、第2保持装
    置を、ビス]−ンの前面に作用するE縮ばねないしは低
    圧の流体圧による保持装置とし、弁閉じ装置を、ピスト
    ンの前面に作用する高圧の流体圧による弁閉じ装置とし
    、弁開き装置を、ピストンの後面に作用する高圧の流体
    圧による弁開き装■とした特iiT請求の範囲第1項記
    載の金型用ガス抜き装置。
  3. (3)弁閉じ装置を、成形機始動時の金型が低温のとき
    、ないしは、低温射出のどきに、遠隔装置により作動さ
    せて弁を強制的に閉じうように構成した特許請求の範囲
    第1項記載の金型用ガス抜き装置。
JP58233670A 1983-12-13 1983-12-13 金型用ガス抜き装置 Granted JPS60127064A (ja)

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JPH0337461B2 JPH0337461B2 (ja) 1991-06-05

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102979917A (zh) * 2012-11-05 2013-03-20 华中科技大学 一种真空截止阀、液压驱动装置及其构成的抽真空装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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