JPS6120655A - 金型用ガス排出装置を用いた金型への離型剤噴霧方法 - Google Patents

金型用ガス排出装置を用いた金型への離型剤噴霧方法

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JPS6120655A
JPS6120655A JP13890384A JP13890384A JPS6120655A JP S6120655 A JPS6120655 A JP S6120655A JP 13890384 A JP13890384 A JP 13890384A JP 13890384 A JP13890384 A JP 13890384A JP S6120655 A JPS6120655 A JP S6120655A
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die
gas
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Mamoru Sose
曾瀬 護
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D17/00Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
    • B22D17/20Accessories: Details
    • B22D17/2007Methods or apparatus for cleaning or lubricating moulds

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明では、ダイカストマシン等の鋳込成形装置におい
て用いられるもので、金型用ガス排出装置を用いた金型
への離型剤噴霧方法に関するものである。
[従来技術J 従来より、ダイカストは精密な製品を多聞に製造する方
法として広く普及しているが、製品内部に巣のない叶仝
性を重要視される製品には適さない場合があった。
その叩出は高速、高圧で溶融金属をキャどティ内に充填
するため、キャビティ内のガスが充分に抜けきらずに、
溶融金属と混合して製品中に巣として残存することがあ
るためである。
このような不都合を解消するものとして、本発明者等は
鋳込製品や金型に制約されずに大量のガスを確実容易に
抜き、ガスの巻き込みをなくして健全なダイカスト製品
を得ることができるようにした金型用ガスjA1出装葡
を開発した。
この装置は、金型のキャビティから金型外に通じる排出
路を弁の作用で開いておいた状態で射出を行ない、キャ
ビティ内の質量の小さいガスをガス排出路を通して排出
し終わった時点で、キャどティ内から進んできた質量の
大きな被射出溶融物の慣性力を、前記弁に直接作用させ
ることにより弁を確実に、かつ素早(移動さゼて締め、
ガス1)F出路を直接しゃ断し、このガス排出路からの
被射出溶融物の流出を防ぎつるようにして、射出時に金
型内のガス抜きを確実に、かつ容易に行ないうるように
したものである。
この金型用ガス排出装置は、内部に弁を摺動自在に保持
したスプールなどの弁支持部材を有しており、弁装置を
通して外部に排出されるガスの排出穴が弁支持部材に設
けられており、弁装置を開いた状態で、キャビティ内の
ガスを弁Knを通して外部に排出する。
一方、金型のキャビティやガス排出路に鋳込まれた溶場
金属の凝固物が金型と金型用ガス排出装置の弁頭部から
離れやすく、取出しやリ−りするために、金型を金型用
ガス排出装置の弁頭部には潤滑剤を含んだ離型剤が噴霧
される。
この場合、型開きして、金型用ガス排出装置の弁と弁支
持部材を金型から若干はずし、弁装置を開いた状態で、
金型と金型用ガス損出装置の弁頭部等に離4(す剤をp
C!霧していた。
したが−)−C、#l型剤が金型用ガス排出装間内の弁
の摺動向にイ・1盾したり、弁とか支持部相間の摺動面
部の内に入り込むことがあり、このHidを長く使用し
ていると、弁の摺動向に(=I着した離型剤や摺動面間
に入り込んだ離型剤が固まって弁の動きが悪くなるか、
あるいは、弁が動かなくなるd3それがあった。
[発明が解決しようとする問題点] 金型用ガス1ノ]出装買の離型剤噴′霧方法(ごおいて
、金型や金型用ガス171出菰りの弁頭部に前型剤を噴
霧により塗イliするとき、離型剤が開いている弁頭部
の回りを通−)て弁装置内部に入り、弁の措1動而に(
=J肴したり、摺動面間に入ったりすれば、弁の開閉作
動を疎外し、弁装置のその後の使用に支陣ができ、また
、補修などの手間もかかる。
[問題点を解決するためのf段] 本発明においては、前記したにうな従来の方法にお()
る問題点を解決するために、νF込成形装同の金型キャ
ビティに連通したガス抜き溝部にガス刊出用の開閉弁を
設り、その開閉弁として、内部に弁体を摺動により開閉
自在に設け、開閉弁を通しで外部に排出されるガスの排
出穴を弁支持部材に設()た弁装置を用いた金型用ガス
排出装置において、聞いている開閉弁に離型剤を噴霧す
るとさ、前記弁支持部材に設()lζ穴を通じて開閉弁
の外部から内部に向(プで清掃用の圧縮空気などの流体
を同時に供給し、開閉弁内の弁の摺動面に流体を吹きか
【)るよえにした。
[作  用] 本発明においては、前記したように、開いている開閉弁
に離型剤を噴霧供給しているとぎ、弁支持部材に設けた
ガスの排出穴等を通じて開rJJ弁の外部から内部に向
tJで清掃用の流体を同時に吹込み、開閉弁内の弁の摺
動面に付着しようとしている11i型剤i15よび付着
した離型剤を吹き飛ばす。そして、弁が摺動して閉じた
ときに、弁と弁支持部材との間に離型剤が入り込まない
ようにした。
[実施例] 以下、図面に示す1実施例に基いて本発明の詳細な説明
づる3゜ 第1図d3.[び第2図は本発明の方法を実施するため
の装置の1実施例を説明するもので、図にJ9いて同号
′lで示ηものは固定金型、2は可動金型、1a、、2
alは固定金型と可動金!1′!の分割面にそれぞれは
め込ん/、:半U11J状の座である。ここでは、座i
a、2aはそれぞれ固定金型1、可動金型2の一部どづ
る。固定金型1と可動金型2の分割面およびその延長仲
買にガス抜き装置ご3か設(〕られでいる。
−h、キトヒティ4の周辺から金へりの分割向に形成さ
れているガス抜き道5よりガス抜き漏6を介してガス扱
き装置3の下部に至る排気通路が形成されている。
そして、ガス1)1出装置とも呼ぶガス抜き装置3とし
ては、カス抜き満6に対して弁頭7aの下面をほぼ垂1
r]どりるように弁7を設(プ、ガス扱き満6の途中i
ts +ら弁頭7aの横方向へ迂回して弁頭7aの側7
j土方に至るバイパスからなるガス1)1出用の通路ε
3を設置プである。8aは洞たまり部゛である。
弁7は、弁支持部材であるスプール9内において、この
スプール9に対しその軸線方向に摺動し、第1図におい
て上方に弁7が移動した場合には、スプール9の下端に
設けた弁座10に弁頭7aが接触し、通路8はスプール
9内の弁室11との連通状態が閉塞される。
弁nEi 7 a部の上方には弁棒7b(7)周辺に形
成される弁室11が連続しているが、弁室11にはガス
排出用の排出口12が形成されている。
スプール9の途中で、弁棒7bの−F端部にはばね受け
13が固定されており、このばね受()13はピストン
と同様にスプール9の上端に形成された室14内に摺動
自在に嵌合されており、ばね受け13と、室14の下面
すなわちスプール9の途中に設けた弁棒7b用ガイド部
材9bの上面どの間には圧縮ばね15が弾装されてd3
す、弁7は常時閉じる方向への力を与えられている。
スプール9の途中であるガイド部材9bには弁棒7bと
直交した状態で透孔9aが形成されており、この透孔9
a内には圧縮ばね16によって押圧された状態でスチー
ルボール17が嵌合されており、このスチールボール1
7は弁棒7bの途中に形成された小仔部7Cに接してい
る。また、圧縮ばね16は押しねじ18によってその押
圧力を調整できる。
スチールボール17は、圧縮ばね15によって上動され
ようとしている弁7を由めるもので、圧縮ばね16の押
h[力は圧縮はね15の弾発力に打勝つ程度の大きざを
有する。
スプール9の上端部の両側にはそれぞれ突出部gc1g
cが突設されてT形になっており、これら突出部90は
ブロック19に形成されたT溝19aに弁7の軸線と直
角な方向に摺動可能に嵌合されている。このブロック1
9は、これと−=体のブロック19Cを介して、固定金
型1側に固定された立本)枠20に固定されたシリンダ
21のピストンロンド21aの下端に固定されている。
19dはブロック19.19C連結用のボルトである。
一方、第1図に示すように、ブロック19の上端部には
溝19bが横断して形成されており、このWx 19 
b中にはレバー22が昇降自在に嵌合されている。レバ
ー22の長さはブロック19の正面から見た幅に等しく
て良いが、ブロック19Gの端面よりも突出した長さに
しておく。
レバー22はブロック19の中心部に昇降自在に嵌合さ
れたピン23の上端に固定されており、ピン23の下端
は前記室14の上室内に臨まされ、弁棒7bの上端に固
定されたばね受け13と対向している。
ブロック19の前面には蝶ねじ24を介して回動レバー
25が回動自在に軸承されており、この回動レバー25
が垂直状態にある時には、その下端がスプール9側の上
端の前面に接している。この結果、回動レバー25が垂
直状態にある時にはスプール9はT溝19aから抜は出
すことができなくなり、回動レバー25を水平状態にし
たら、スプール9や弁7を金型1.2の上方に移動させ
た状態でスプール9は水平方向に抜けるようになる。
また、レバー22の両端部とブ1コック19との間には
圧縮t3rね2Gが弾装されており、レバー22を常時
1゛方に押し上げ、レバー22が十響している状態でピ
ン23とばね受【プ13とが接触しないようにしでいる
一方、支持枠20の途中には前記レバー22と接触しう
る4i1置に突出した状態で左右一対のストッパ27.
27が設けられている。
また、的記ブロック19Cはその一部に突出部19fを
有し、この突出部19fは支持枠20側に設(プられl
こガイドロンド28に摺動自在に嵌合されており、後述
するようにスプール9が昇降される時の案内を行う。
スプール9の」−娼;が連結されるプロ・ンク19には
、回動レバー25と反対側の側面に、当て板29がその
十6H1をボルト30によって固定されている。当て板
29の下端は、スプール9側に延びており、ブ[1ツク
19とスプール9の連結部において、当て板29には近
接センサ31が取付けられている。近接センサ31はば
ね受け13、従って、弁7の位置を検出する。そして、
弁7が閉じた状態か開いた状態かを検出でき、その検出
信号は、近接スイッチ31の配線を介して制御l装置側
へ導かれる。
また、当て板29の下端部には圧縮空気源34および真
空発生装置35と接続するための連結孔29aが形成さ
れており、この連結孔29aはスプール9の上端部に形
成されたv14に連続する通孔14aと連通している。
そして、通孔1/laの端縁で、連結孔29aの端縁と
接する位置には0リング32が取付けられており、両者
の連結部の気密を保つことができる構造とされている。
なお、ばね受番プ13の上側の室は、スプール9とブロ
ック19間の通路1.9 eおよび回動レバー25に設
【プた通路25aを通じて外気に連結されている。
上述したような当て板29を設番プ、連結孔29aに対
するスプール9との接触部に、0リング32を設けた構
造を採用)−ると、ガス抜き装置の清掃時においl、ス
プール9を一1溝19aから引き出し、スプール9や弁
7のみを容易に取り外すことがでさる。従って、当て板
29はそのまま残り、近接センサ31とその配線や圧縮
空気源34側の配管はブロック19側にそのまま残り、
配線や配管の着nI2をしないでずみ、清装置や保守に
際して操作が極めて容易となる。勿論、スプール9をブ
ロック19に取付()る場合は、スプール9をT?7G
19a内に押入れ、当て板29に押イ・Jけて、回動レ
バー25でロックするだ番ブで極めて簡単に取付けるこ
とができる。
通孔29aには配管33の一端が接続されており、この
配管33は圧縮空気源34及び真空発生装置である真ち
′″源315に接続されている。
また、前記弁室11の一部にはカス排出用の排出口12
かまたは他の穴を介して配管36の一端が連結されてJ
3す、この配管36も圧縮空気源34と真空源3;5に
接続されている。
配電・33と圧縮空気[34との間には電磁切替弁37
が接続され、配管33と真空源35との間には電磁切替
弁38が接続されている。
また、配@36と圧縮空気1134との間には、電磁切
替弁39が、また、配管36と真空源35との間には、
電磁切替弁40が接続されている。
型開きをした固定金型1と可動金型の間には、従来より
公知の図示していない離型剤塗布装置や二[アースプレ
ー装置等が、進退自由に設置プられている。
次に、以上のように構成された本実施例の動作を説明す
る。
成形装置の運転開始時においては、金型その他が冷却さ
れており、この冷却状態において通常の射出動作を行う
と、溶湯が金型キャピテイの隅々にまで行き渡らないう
ちに冷却してしまい、金型に製品の一部が残るおそれが
ある。
射出成形時には射出初期において低速射出を行ない、続
いて高速射出に移るが、成形開始初+11においては、
通常は、低速射出のみで2〜5シヨツトの試しIちを行
ない、金型の湿度を上昇さUる操作を行う。
このような運転開始直後の低速試しIJらの場合には、
′溶湯の慣性力が弱いため溶湯が弁頭7aに当っても弁
7は締まらず、スプール9側に溶湯が入り込むおぞれが
ある。
したがって、運転開始時においては、このガス抜き′4
N置を金型にセットし、手動または自動的に電磁切替弁
37のみを切換え、圧縮空気源34と室14とを連通さ
せ、圧縮空気を供給し、ピストン構造をイ1″tJるば
ね受け13に対し空気圧を作用させ、スチールボール1
7の押圧力に坑して弁7を一ト勤ざぜ強制的に閉じさけ
ることができる。
このように空気圧により弁7を閉じさせる動作をリモー
トコントlコールにより行うことができる構造を採用1
れば、不便ざや作業者におよぼす危険を署しく低下させ
ることができる。
以上のようにして、数ショットのウオームアツプ運転を
行つIこ後、電磁切替弁37をオフにした後、通常の4
1(速射用と高速射出の組合わせによる割出動作が(−
■われる。
この場合には、まず、電磁切替弁38のみをオンとし、
真空源35と室14とを連通させ、室14内を真空で引
く。そうすることにより、ばね受け13や弁7には下方
向の力が作用号るので、シリンダ21の作用でスプール
9などを下降させる時、ショックで弁7が閉じることは
なくなる。
この状態で、シリンダ21を作動させて、スプール9を
所定位置まで下降させ、型締を行う。このとき、弁7は
開いているので、キャビティ471)tらガス扱き道5
、ガス抜き溝6、通路8、弁室11を経てスブ〜ル9外
に至る通路が形成される。
この状態で、電磁切替弁38をオフにし、電磁切替弁4
0のみをオンとし、図示していない射出プランジャの始
動前よりまたは動作途中より、弁W11内のガスを真空
吸引しつつ射出成形動作を行う。このようにしで、ガス
が強制的に刊出される。
射出時に、キャビディ4内を充満さ!!lc溶融金属は
ガス抜き道5、ガス抜き溝6を通りて進んで行くが、キ
ャビティ4内の残留ガスは通路8や弁室11を通り、排
出012方向に向う。なあ、ガスは質量が小さいため、
ガスの作用で弁7が閉じることはない。
一方、ガスに続いて溶融金属が弁G、[47aの下面に
激突する。この時、弁7に加わる衝撃は溶融金属の質量
がガスに比較して極めて大きく、慣性が大であるため、
ガスが弁7に与える衝撃より極めて大きく、弁7を上方
にはね−Lげる。この結果、圧縮ばね16によって押圧
されているスチールボール17の拘束力を■;2シ、弁
7は上りに向い、圧縮ばね15にJ、る、に方への引き
上げ力をも加わり、弁頭7aのL 1r1iが弁座10
に首座し、通路8と弁室11の間を閉塞L)、溶融金属
の流出を弁7の位置で止める。
この時、溶融金属がガス抜き道55、ガス扱き満−6内
でガスと五白し、飛沫状となり、不連続に弁体に当たる
場合であっても、最初のI¥融金金属衝突により、弁体
がはね上げられ、その後ガスが来て溶融金属による上方
への押圧力がなくなっても、弁7は圧縮ばね15の力に
より上方への移動習性が与えられているため、弁7によ
る排気通路の閉塞は確実に行われる。
なお、弁7が上方へ移動し、弁頭7aが弁座10に首座
した状態においても、弁7の上端のばね受け13と、ビ
ン23の下面との間には所定間隔の空間が設けられてい
るため、ビン23がばね受け13に接触し、弁7を下方
に押す不都合は生じない。
このようにして射出が行われ、ガス抜き装置の弁7が閉
じた状態で、所定時間の加圧冷却により鋳込み作業が終
了すれば、型開きを行った後、シリンダ21を作動させ
、スプール9を上昇させる。
そして、この上昇動作に伴い、キャビティ4、ガス抜き
道5、ガス抜き溝6および通路8内に充満されて凝固し
た金属が弁7がら離れ、図示していない製品押出装置に
より、成形品を可動金型がら取出す。
シリンダ21が作動し、スプール9全体が引き上げられ
る時、ブロック19に取付けられたレバー22の両端が
支持枠20側から突出しているストッパ27と接触する
。そして圧縮ばね26にょる弾発ノJにル°1.シて1
ツバ−22は)ハフ 19 IT中を下降し、この結果
、ビン23が下降し、上動限界にある弁7の1喘のばね
受け13に接触し、これを圧縮ばね15のhに打ち勝っ
て下方に押す。
この結果、弁頭7aは弁座1oがら前れ、弁は完全に開
かれる。
弁7の下降に伴い、スチールボール17は再び弁棒7b
の途中に形成された小径部7c中に嵌入し、弁7が聞い
た状態を保持する。
この状態で、図示していない離型剤塗布装置を型開きし
ている金型1.2間に装入さけ、固定金型1や弁頭7a
部等に、例えば、金型の正面や斜め上から頗15す剤を
噴霧して塗布する。このとき、電磁切替弁39のみをオ
ンとし、圧縮空気を弁室11側に導く。圧縮空気の供給
は、離型剤の噴霧時間と完全にだぶらせるが、あるいは
、はとんどだぶらせるか、あるいは、離型剤噴霧終了後
、少し後まで行ない、金型の上方で開いている弁7の周
辺の清掃を行うとともに、離型剤が弁棒7bの摺動面に
付着したりしないようにする。このとぎ、弁7は開いた
状態にあるため、圧縮空気により弁室11内及び弁頭部
7aや弁座10の周辺は空気圧により清掃され、仮に、
金属粉等があっても充分に除去される。したがって、次
回の弁閉じ時に、弁7が完全に閉じることができる。勿
論、弁棒7bの回りに付着した離型剤や、弁棒7bとガ
イド部材9bの間に入ろうとする離型剤等は、空気圧縮
により吹飛ばされ、きれいになるので、離型剤が固まっ
て弁7の動きが疎外されることはなく、弁は常に円滑に
作動する。
つぎに、前記したと同様に、電磁切替弁3Bをオンとし
た状態でシリンダ21を作動させてスプール9と弁7を
同時に下降させ、固定金型1にセットし、型締を行ない
、次の鋳込動作を行なう。
なお、第1図に示す実施例では、ガス排出用の排出口1
2と配管36を別個に設けた例を示したが、これは第3
図に示すように一つにまとめることもできる。
第3図に示した例においては、ガス排出用の排出口12
にティー41を取付け、ティー41の水平方向の他端に
、上部のビン42を中心にして外側方向にのみ開くふた
43を揺動自在に取イ」(づ、ティー41の上側の口4
1aに配管36を接続し、配管36は電磁切替弁44を
介して圧縮空気源34と真空発生装置35に接続した。
圧縮空気源34と真空発生装置35は電磁切替弁45を
介して配管33と通じ、通孔29aにも通じるようにな
っている。そして、圧縮空気源34を配管36に通じさ
せるときは、ソレノイド44aを励磁させ、真空発生装
置35を配管36ど通じさけ゛るときは、ソレノイド/
14bを励磁させ、圧縮空気源34を配管33に通じさ
せるときは、ソレノイド45aを励磁させ、真空発生装
置35を配管33に通じざゼるときは、ソレノイド45
1)を励磁させる。なお、電磁切替弁44.45は四方
切替弁とし、図示したAポート、Pポート、Tボートに
はそれぞれ配管を接続したが、13ボートはブロックし
た。
なお、本実施例にa−3いては、清掃用の圧縮空気源お
よび真空吸引によるガス抜き用の真空源を利用して弁の
開閉あるいは開閉状態の保持を行なうことができる。
また、ガス扱き装置3全体を清掃したり、保守したい場
合には蝶ねじ24をゆるめ、回動レバー25を約90度
回動させ、垂直状態から水平状態に位置させれば、スプ
ール9の上端部に形成された突出部9cはT溝19aか
ら容易に取外すことができ、スプール9全体を極めて容
易に取外1ことができる。
なお、本実施例においては、弁7とレバー22とは別体
に設けられており、弁が閉じる状態にあっては、弁7の
みが作動できる。
従って、従来のように、レバー22と一体となった弁7
と比較すると質量が小さく、動作時における慣性が小さ
く、溶湯の弁体に対する’ff1j突時におりる弁の閉
じる速さは極めて速く、優れた応答性を持つ。
なお、第1図に示すように弁7をセットした状態では、
レバー22が取付けられたビン23の下端とばね受り1
3との間の距+mは弁7のストローク、すなわら、金型
1.2に接している弁頭部7aの外周上面と弁座10と
の間の距離よりも幾分大きく設定されている。
一方、ストッパ27の位置を選定すれば、ストッパ27
とレバー22が接触し、スプール9が最大限引上げられ
た状態において、弁7が前記スト0−り以上の下降を行
うことができるように設定できる。
このような構造を採用するとき、弁頭部7aと弁座10
との間隔を大きくとることができ、弁の清掃時等におい
て大きな空間を確保でき、金属粉等を確実に除去するこ
とができる。
なお、前記実施例においては、ガス扱き装置用の弁装置
として、溶湯の慣性力によって自動的に閉じる弁を用い
た例を示したが、これは鋳込途中の電気的信号によって
閉じるソレノイド弁等の他の開閉弁を用いることもでき
る。
また、前記実施例においては、清掃用および離型剤吹飛
ばし用の流体どして、圧縮空気を用いたが、これは潤滑
剤を含んだガスを用いても良いし、圧縮空気と潤滑剤の
両方を別個に噴霧しても良い。
[発明の効果] 本発明においては、特許請求の範囲に示したように、金
型や開いている弁の弁頭部等に離噴霧 するとき、弁支
持部材に設(プた穴を介して内部に清掃用の圧縮空気な
どのガスを同時に供給するようにしたので、弁の清掃や
金属粉などの除去を充分に行うことができるとともに、
弁棒の回り等のように弁の摺動面に付着した離型剤やf
=j着しようとしている離型剤を吹飛ばすことができる
そして、弁の摺動面上で離型剤が固ったり、弁と弁を摺
動自在に保持した弁支持部材との間に離型剤が入ろうと
するのを、充分に防ぐことができる。
したがって、弁を常に良好に操作することができ、キャ
ビティ内のガスを充分に排出することができ、巣のない
鋳込製品を確実容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の方法を実施するための装
置の一実施例を説明するもので、第1図は11断面図、
第2図は一部断面した正面図、第3図は配管部分の他の
実施例を示ガ空斤回路図である。 1・・・固定金型、2・・・可動金型、3・・・ガス扱
き装置、4・・・キャビディ、6・・・ガス抜き溝、7
・・・弁、9・・・スプール、10・・・弁座、11・
・・弁室、12・・・ガス排出穴、13・・・ばね受け
、15.16.26・・・圧縮ばね、17・・・スチー
ルボール、19・・・ブ「1ツク、19a・・・T溝、
21・・・シリング、22・・・レバー、25・・・回
動レバー、27・・・ストッパ、34・・・圧縮空気源
、35・・・真空発生装置、37〜4o、44.45・
・・電磁切替弁。 特r1出に1人   宇部興産株式会社第2図 算3 図 スフ−」し

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 鋳込成形装置の金型キャビティに連通したガス抜き溝部
    にガス排出用の開閉弁を設け、その開閉弁として、内部
    に弁を摺動により開閉自在に設け、開閉弁を通して外部
    に排出されるガスの排出穴を弁支持部材に設けた弁装置
    を用いた金型用ガス排出装置において、開いている開閉
    弁に離型剤を噴霧するとき、前記弁支持部材に設けた穴
    を通じて開閉弁の外部から内部に向けて清掃用の流体を
    同時に供給するようにした金型用ガス排出装置を用いた
    金型への離型剤噴霧方法。
JP13890384A 1984-07-06 1984-07-06 金型用ガス排出装置を用いた金型への離型剤噴霧方法 Granted JPS6120655A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5471847A (en) * 1993-04-30 1995-12-05 W. R. Grace & Co - Conn. Web cooling device

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US5471847A (en) * 1993-04-30 1995-12-05 W. R. Grace & Co - Conn. Web cooling device

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