JPS60126517A - ガス機器監視制御システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の分野） 本発明は、多数のガス機器を複数の端末機を介して中央
操作盤から集中負荷制御するガス機器監視制御システム
に関し、特に設備費の大幅な上昇を招くことなく、ガス
漏れ検知機能を付加したガス機器監視制御システムに関
する。

（発明の背狽） 従来、単数または複数のガス機器負荷、ガス漏れセンサ
ー、温度センサー等が接続された複数の端末機と中火操
作盤とを伝送線を介して接続し、これらのガス機器負荷
の運転を中央操作盤から集中的に監視制御することによ
り管理の省力化および省エネ化を図ったガス機器監視制
御システムが知られている。このようなガス機器監視制
御システムは、例えば、学校等における各教室のガス暖
房を職員室等に設置された中央操作盤から集中監視制御
するために用いられ、かつ、きめ細かなタイムスケジュ
ール制御等を行なうことにより、省エネルギーを図って
いる。

ところで、このようなガス機器監視制御装百においては
、安全性をより高めるために、ガス漏れ検知装置を付加
することが望ましいが、従来のガス漏れ検知センサーお
よびガス漏れ受信盤等で構成されるガス漏れ一括監視装
置は、価格がシステム価格の１〜３割程度と高価である
。また、このガス漏れ一括監視装置は、安全性の面から
２年ごとの定期点検および部品交換が必要であり、保守
経費も無視できないという不都合があった。さらに、上
記従来システムにおいては、上述のように省エネルギー
は図っているものの、ガス４ｍ計は、通常、中央操作盤
から離れた場所に設置されＣいるため、省エネ効果のチ
ェックまたは確認がし難いという不都合があった。

（発明の目的） 本発明は、上述の従来形における問題点に鑑みてなされ
たもので、各ガス機器の運転制御および監視モニターを
中央操作盤から端末機を介して集中的に行なうガス機器
監視制ｔｉｌ＋装置において、システムの実際のガス消
費流量データを中央操作盤に取込むとともに稼動中ガス
機器情報によりガス消費流量を算出し、これら２つのガ
ス消費流量を比較してガス漏れを検知するという構想に
基づき、高価な装置を付加することなくガス漏れ検知を
可能とすることを目的とする。また、省エネ効果状況を
中央操作盤にて容易に把握できるようにすることを（ｌ
ｊｌの目的どする。

（発明の構成） 本発明は、中央操作盤および該中火操作盤に伝送線を介
して接続されかつそれぞれ単数もしくは複数のガス機器
負荷が接続された複数の端末機を具備し、中央操作盤か
らの制御信号により各ガス機器負荷の大切を制御すると
ともに各端末機から各負荷の監視信号を中央操作盤に伝
送するガス機器監視制御システムにおいて、前記中央操
作盤に、システムの全ガス消費流量を測定する手段と、
予め各ガス機器負荷ごとのガス消費流量が書ぎ込まれて
たメモリ手段と、前記監視信号が運転中信号である各ガ
ス機器負荷のガス消費流量を該メモリ手段より読出して
これらの総和を算出する手段と、前記測定による全ガス
消費流量と算出によるガス消費流量とを比較しこれらの
ガス消費流値の差が所定値以上になったときガス漏れ検
出信号を発生する手段とを設けたことを特徴とする。

（実施例の説明） 以下、図面により本発明の詳細な説明する。

第１図は、本発明の１実施例に係るガス暖房監視制御シ
ステムのブロック構成を示す。同図のシステムは、例え
ば学校に設置されるもので、職員室等に配置される中央
操作盤（ガス暖房集中監視操作盤、）１と、この中央操
作盤１に二線伝送線２を介して接続された複数の端末１
３　（３−１，３−２゜・・・、３−ｎ）等によって構
成される。中央操作盤１には、モーターバルブ（ＭＶ）
制御盤４、ガス流量計５および各室監視コツクロ等が接
続されている。また、各端末Ｉａ３−１．３−２．　・
”　、　３−ｎニ＋３、それぞれ単数または複数の制御
チャンネルが設けられており、各チャンネルごとに各教
室等の単数または複数のガスヒーター（群）７　（７ｉ
、７−２゜・・・、７−ｎ＞が接続されるとともに、温
度セン勺−８　（８−１，８−２，・・・、８−ｎ）が
接続されている。

さらに、カス本電からのガス配管が、図示しない元栓、
ストレーヅーおよびモーターバルブを通った（資、−７
’ｊで゛は各カスヒーター７−１．７−２．・・・。

７−１１に接続され、他方では各室監視コツクロを介し
て埋伺至や給食室等の手動ガス栓に接続されている。

中央操作盤１および各端末機３は、マイクロプロセッサ
等の中央処理装置（ＣＰＵ）およびメモリ等を備え、相
互間でデータ伝送を行ない、これにより、各カスヒータ
ー７を大切制御するとともに各カスヒーター７の運転状
況を中央操作盤１に監視モニターする。すなわち、中央
操作盤１は、相手端末機３をランダムまたはサイクリッ
クに７１−レスし−Ｃ制御信号を送出し、各端末機３は
、この制御信号に応じ−Ｃ各ガスヒーター７の運転を制
御するとともに各ガスヒーター７の運転状況を示す監視
化８づなわち運転（着火）モニター信号、運転停止（消
火）モニター信号および失火モニター信号等を返信し、
さらに必要に応じて、温度センサー８または図示しない
カス漏れ検知センサーが取付けられていればその監視信
号も返信づる。

モーターバルブ制御盤４は、中央操作盤１からの指令に
よりガス配管中に接続されているモーターバルブを開閉
制御するとともにモーターバルブ監視信号を返信する。

中央操作盤１においてはこの監視信号によりモーターバ
ルブの開閉をモニター表示する。

流量計５は、このシステムにお【ブる全ガス消費量を測
定するもので、単位ガス消費流量ごとに流量パルス信号
（例えば１パルス／１Ｊまたは１パルス１５Ｊ）を発生
し、中央操作盤１へ送信する。

中央操作盤１においてはこの流量パルスを信号をカラン
１〜することによりガス消費流縫（例えば１７分）およ
び積算流量（例えば扉）を締出づ−る。

このガス消費流量および積算流量は、後述の数字表示器
に表示し、あるいは、図示しないプリンターでプリント
アウトする。

各室監視］ツク６は、ガスヒーター７以外に各部屋に設
置されている各ガスコックへのカス供給のイｊ無を検出
してそのコックの開閉を監視し、その監視信号を中央操
作盤１へ送信し、各カスコックの開閉をモニター表示さ
ける。

カスヒーター７は、端末機３を介して供給される電力お
よび端末機３から与えられる信号により駆紡される電動
バルブおよび着火装置等を備えている４、また、火炎ま
たは温度による着火検出手段を有し、着火時は着火モニ
ター信号を端末機３へ送出する。端末機３は、この着火
モニター信号およびｊ１１信号等に基ついで着火、失火
を判断し、この判断結果を監視信号として中央操作盤１
に送出づる。

なお、このシステムにおいては、中央操作盤１に設（プ
られたキースイッチ等からの入力に基づき各カスヒータ
ー７を入切する手動制御、および中央操作盤１内のメモ
リに記憶された所定のタイムスケジュールに基づぎ各ガ
スヒーター７の大切を行なう自動制御の双方の制御を行
なうことができる。

第２図は、中央操作盤１の正面図である。同図において
、この中央操作盤１の正面扉上には、グラフィックパネ
ル１１、第１操作部１２および自動／手動断切替スイッ
チ１３等が設けられている。１４はこの正面扉を開扉す
るための鍵付取手である。

グラフィックパネル１１は、第３図に示すように、ガス
配管、ならびに各ガス器具Ｊ５よびガスコックの配置を
図示したもので、各ガス器具が運転中か否かおよび各ガ
スコックが使用中か否かを発光ダイオード（ＬＥＤ）で
色別表示するようにしている。

操作部１２には、第４図に示すように、状態モニタ一部
１２１、時３１・操作表示部１２２、操作スイッチ部１
２３、グラフィックパネルモニター切替スイッチ１２４
、メモリ記憶スイッチ１２５、運転スケジュール時間割
スイッチ１２６および割付時間記入プレート１２７等が
設けられている。

状態モニタ一部１２１は、シスアム全体の動ｆ′１状態
を示すもので、各ＬＥＤは、それぞれ、運転中、休止中
、手動運転中、試験運転等の特殊運１！７；中、モニタ
ー中、タイムスケジュール予約中、至温ｆニック中であ
ることを示す。

時計・操作表示部１２２は、現在の曜日および時刻、ま
たは操作スイッチ部１２３から入ツノされた曜日、時刻
および部屋番号等を表示する。この時計・操作表示部１
２２には、さらに、上記の曜日表示用ＬＥＤおよび数字
表示器に表示された曜日および数字が入時間、切時間、
部屋番号、手動による大または切時間、体圧時間、再始
動時間等の何れを示づか等を表Ｊ操作表示ＬＥＤが配置
されている。

操作スイッヂ部１２３は、テンキーおよび各種操作スイ
ッチとこれらのスイッチによる入力内容を指定づ゛る各
操作スイッチからなる。

グラフィックパネルモニター切替スイッチ１２４は、時
８１・操作表示部１２２に表示すべき内容を指定するた
めのスインｆで、ここでは、現在の状態と予約状態との
いずれかを選択することができる。

メモリ記憶スイッチ１２５は、タイムスケジュール予約
の１際、操竹スイッチ１２３による入力データを時胴・
操作表示部１２２で確認した後、メモリに記憶させる場
合に押下するスイッチである。

運転スケジュール時間割スイッチ１２６は、１週間分の
時間割の各時限に対応づる多数のスインｆとこれらのス
イッチのオンオフをポリ−同数のＬ「Ｄが配列されてお
り、予め各スイッチに開始時間、終了時間、ガス暖房す
べき部屋番号、設定温度等の所望データを割付けてお（
プば、各スイッチのオンオフによってガス暖房スケジュ
ールが決定され、かつ表示されるのでスケジュールを容
易に作成または変更することができる。割イ１時間記入
プレート１２７は、スイッチ１２６へ割り付けた内容等
をメモするためのものである。

第５図は、中央操作盤１の内部に配設された第２操作部
１５の外観図で、ここには操作部１２に配置されたスイ
ッチ等に比較して操作頻度のより少ないもの、および取
扱者を管理人など特定人に限定すべきものが配置されて
いる。

同図において、モード設定スイッチ１５１は、Ｗ期等暖
房が不要な場合システムを長１υ」開停止する停止モー
ド、通常運転モード、時計・操作表示部１２２に表示さ
れる現在時を合わせるための時刻修正モード、プログラ
ムすなわちタイムスケジュールを人力する場合のプログ
ラムモード、運転スケジュール時間割りスイッチ１２６
の各スイッチに入切時刻等を割り付りるときの割付はモ
ード、設定されＣいるプログラムおよび割付けをそれぞ
れオールクリアづる場合のプログラムクリアおよび割り
（＝Ｊけクリアモードのいずれかを選択するためのもの
である。

表示切替スイッチ１５２は、ガス流量表示部１５３の表
示内容を切り換えるもので、ここでは、流量８１５から
所定ガス消費流量例えば１．１毎に発生するパルスを中
央操作盤１で所定時間例えば１５秒間ｊＪウン１〜し、
単位時間例えば１分間当りに換算した消費流量、消費流
−を累算しまたは通算パルス数をバ１数覆ることにより
得られる積算流量、運転中の各ガスヒーター７−１．７
−２．・・・、７−ｎの単位消費流量（予め計測して記
憶させである）の総和とし’Ｃｉ”ｌられるガスヒータ
ー消費流量（計算値）、ｄ３よびガスヒーター消費流量
（計算値）の累算値または各ガスヒーターごとの単位消
費流量と運転時間との積の総和として得られるガスヒー
ター積算流量〈計算値）の４者のいずれかを選択でるこ
とができる。

ヒーターテストスイッチ１５４は、上記各ガスヒーター
７−１．７−２．・・・、７−ｎの単位消費流量を測定
するためのプログラムを走らせるためのスイッチである
。この測定は、３〜８時間というような長時間を要する
ため、このシステムにおいては、中央操作１１にこの測
定のための個別ヒーターガス消費量チェックサブルーチ
ンを用意している。

このシステムにおいては、ガス漏れを検出したときは、
システムを停止状態にしてロックさゼるが、ガス漏れシ
ミュレーションスイッチ１５５は、この場合のロックを
行なわゼないためのものである。これにより、ガス漏れ
を誤検出した場合のシステムロックを解除したり、ある
いはガス漏れがあっても管理人等の監視下における運転
が可能となる。

次に第６〜８図のフローヂャートを参照しながら第１図
のシステムの動作を説明づる。

通常運転動作 第６図（Δ）を参照し−Ｃ１自動／手動断スイッヂ１３
（第４図）を自動に切り換えると、中火制御盤１は、を
−ターバルブ制ｉｌｌ盤４、端末機３−１゜３−２．・
・・、　３−ｎｊＢよびプログラム打込／読出用Ｃ１）
　Ｕの電源を投入し、各ガスヒーター７−１．７−２゜
・・・、７−ｎのバルブを閉じた後、中央制御盤１内の
時計により現在時を検査りる。これは真夜中等使用する
ことがありえない時間は安全のためモーターバルブを開
にしないためである。ここで、時刻が設定時間例えば午
前５：００以降であれば、モーターバルブ制御盤４にバ
ルブ開指令を送出する。

モーターバルブとしては、大口径の主バルブと小口径の
副バルブとが協えられており、モーターバルブ制御盤４
は、上記のパルプ開指令を受けると、先ず副バルブを聞
き、この副バルブが開いてから各配管への充填のための
多少のガスが流入でる所定時間Ｔ２例えば４秒を経過し
たのら、タイマＴ３　、Ｔａで定まる時間例えば９５秒
の間、流量計５からのガス流量パルス数を検査する。こ
の検査では、流量パルス数が２８個未満であればガス配
管正常と判断し、流量パルス数がＰＳ個以上であれば配
管ガス漏れと判断する。そして、もし、配管ガス漏れと
判断した場合は、モーターバルブ（副バルブ）を閉じ、
中央制御１ＷＩにモーターバルブ閉信号およびガス漏れ
信号を送出づる。これにより、中央側ｔ［１ｆｉ１では
配管ガス漏れを表示し、端末機３に全制御チャンネル停
止命令を送出りる等の配管ガス漏れ処理を行なっＩＣ後
、動作を１」ツクして管理人等による原因調査、故障修
理、および正常復帰後の動作リセットを待機する。−１
５、モーターバルブ制御盤４は、配管ガス漏れを検出し
なければ、モーターバルブの主バルブを開き、中央制御
盤１にモーターバルブ閉信号を送出覆る。

これにより、中央制御盤１ではモーターバルブ間をＬＥ
Ｄの点灯により表示し、さらにモー１−設定スイッチ１
５１が運転モードになっていることを確認して、プログ
ラム運転を開始覆る。このプ［１グラム運転動作におい
て中央操作盤１は、予め記憶しているプログラムづなわ
ちタイムスケジュールに従い、ガスヒーター入切時刻が
到来する度にオンまたはオフ指令および設定温度データ
等を含む制御信号を、該当するガスヒーター７が接続さ
れた端末機３に送出づ”る。

第６図（Ｂ）の端末機運転処理フローチャートを参照し
て、各端末機３は、中央操作盤１からヒーターオン信号
が伝送されるまで待機し−でいるが、Ａン信号を受信づ
ると、温度センノー８からの室温データが中央操作ＰＪ
８１からの設定温度以下となるよ０１４機し、ガスヒー
ターへ第９図に示りような運転信号Ｊ５よび１秒幅の運
転開始信号を供給する。これにより、ガスヒーター７で
は、燃焼ブロアーの運転を開始し、続いＣ１残留ガスの
排出すなわちブレパージ動作を確認してパイロット弁を
聞き、スパークを開始り゛る。そして、パイロットバー
ノーに石火り゛れば、着火信号を発生してスパークを停
止し、メインバルブを問いてメインバーナーに点火し、
ガスヒーター７の器材的温度が所定値以上になった後、
温風ブロアーを運転して温風を吹き出Ｊ０一方、パイロ
ットバーナー着火用のスパークは例えば最長２０秒間発
生するが、この２０秒間内にパイロットバーナーに着火
しない場合は、スパークを停止するとともにパイロット
弁を閉じる。なお、上記運転信号おＪ、び１秒幅の運転
開始信号等は、用いられるガスヒーター７の仕様に従っ
て送出されるものぐ、使用機種によっては、運転開始信
号の代りに着火信号をブレパージ後のスパーク発生のた
めに送出する場合もある。、また、上記ブレパージおよ
びスパーク時間も機種により異なる場合がある。

端末機３は、上述の運転信号および運転開始伝号送出後
ガスヒーター７の機種に応じて」二記ブレパージおよび
スパーク時間を考慮した２８秒または６５秒間内にガス
ヒーターからの着火信号を受信したか否かを判定する。

もし、受信していれば運φλは正常に行なわれているの
であるから、中央操作Ｍ１へ運転モニター信号を伝送し
、中央操作ｆｆＫ　１のグラフィックパネル１１に表示
させる。−万Ｘ１：）し、上記時間内に着火信号が受信
されなければ、カスヒーター７の着火ミスすなわち失火
と判定し、カスヒーター７への運転信号をオフするとと
もに該端末機３の失火表示ＬＥＤを点灯し、さらに中火
操作盤１へ失火モニター信号を送出する。これにより、
ガスヒーター７は燃焼ブロアーを停止し、中央操作盤１
は、グラフィックパネル１１に失火表示を行なう。続い
て、該端末機３は、失火したガスヒーター７が接続され
ているチャンネルの運転制御をロック覆る。このロック
状態は管理人が失火したガスヒーター７をチェックして
正常復帰さゼた後端末機３内に設けられた図示しないリ
セットスイッチによりロックを解除するまで続き、この
間該ガスヒーター７の運転はできない。但し、他のブト
ンネルに接続されたガスヒーター７の運転は可能ぐある
。

上述のガスヒーター７が着火して正常運転した後、端末
機３は、中央操作盤１からのオフ信号が人ツノツーるか
室温が中央操作盤１がら伝送された設定温度以上になる
と、運転信号をオフしてガスヒーター７の温風および燃
焼ブロアーを停止させるとともに中央操作盤１へ運転停
止モニター１８号を伝送して中央操作盤１のグラフイン
クパネル１１の運転表示を消灯させ、さらに上述の端末
運転処理の最初の段階に戻り、上記手順を繰り返す。

ガスヒーター個別消、−流量測定動作 第１図のシステムにおいては、予め各ガスヒーター７の
消費流量を中央操作盤１のメモリに記憶させる。この消
費流量データは例えば毎年シーズン開始前に更新すれば
よい。第７図はこのようなガスヒーター個別のガス消費
流量を自動測定（る場合の中央操作盤１の動作を示す。

中央操作盤１の操作部１５に配設されているヒーターテ
ストスイッチ１５４をヒーターテスト側に切り換えてノ
ンロック式のリセットスイッチ１５５を押下すると、中
央操作盤１は、モーターバルブ制御盤４にバルブ間指令
を送出するとともに各端末機３に全チャンネルのガスヒ
ーター７の運転停止指令を送出した後、中央操作盤１の
メモリ内に設けられたチャンネルカウンタに最も若いチ
ャンネル番号Ｎを書き込む。次に、チャンネルＮのガス
ヒーター７−Ｎのみを１２分間運転し、最初の２分間を
除く残り１０分間の平均ガス流量を流量計５からの流量
パルスにより測定する。続いて、この測定データを操作
部１５のガス流量表示部１５３に表示し、さらに図示し
ない小型プリンターで印字する。

この場合、データは上２桁のチャンネル番号（または部
１り番号）Ｎど下４桁のガス流量データとの計６桁の数
字で表わす。１つのチャンネルについて平均ガス流量の
測定を終了覆ると、次にチャンネルカウンタＮを歩進し
、新たなチャンネル番号Ｎのガスヒーター７−Ｎについ
て、上述と同様にして、平均ガス流量を測定する。以下
、上述の手順を繰り返して全チャンネル分の測定を終了
すると、この個別ガス流量データ用ルーチンからメイン
ルーチンへ復帰する。上述において、最初の２分間のデ
ータを除くのは、この間は２０〜７６秒のプレパージや
弱燃焼から強燃焼への切換え等があるためガス流量が変
動するからである。

上述の個別ガス流量データは不揮発性であることを要求
されるため、通常、ＲＯＭライタを用いて上記印字デー
タを書ぎ込んだＲＯＭを差し換えることによりデータ更
新を行なうことが好ましいが、バッテリーバックアップ
等にＪ：り不揮発化したＲＡＭを用い、このＲＡＭに上
記手順を利用して自動的かつ直接書込むようにし−でも
よい。

ガス漏れチェック動作 第８図は、第１図のシステムの中火操作盤１におけるガ
ス漏れチェックの手順を示す。この動作は、前述の通常
運転動作と併行して行なわれる。

中央操作盤１のメモリ内には上述の各ガスヒーター個別
の単位消費流量データが格納された読出専用のチャンネ
ルデータテーブル、運転中の各ガスヒーターの単位消費
流量の総和としてのカス消費量シミユレーション値（Ｓ
値）や流量計５からの流量パルスをカウントして得られ
る実際のガス消費量（Ｑ値）を格納りる１リア、ｄ３よ
びＥ１位ＩＬ’を間当りのガス流量対パルス数データが
格納された読出専用の補正データテーブル等が設けられ
Ｃいる。

第８図を参照して、前述の通常運転（第６図）においで
システムが運転を開始しモーターバルブが開かれると、
先ず最初の１分間はメモリ内のＳ値およびＱ値をクリア
し、次いでカス漏れシミュレーションを開始する。この
シミュレーションは、以下の動作を１分ごとに繰り返し
て行なう。ずなわら、先ず、メ七り内の所定のエリアに
格納されＣいる運転ｔニターのチェックを行ない、この
チェックにより運転中と判断された各ガスヒーターの消
費流量をヂＶンネルデータテーブルから順次読出しで加
締し、この加算値をＳ値として記憶する。またこのＳＩ
Ｎ出と併行して１分間のガス消費流量を〈Ｑ値）をめる
。ここでは、１５秒間のパルス数より補正データテーブ
ルを参照して得られる１；）秒ごとのガス消費流量の総
和すなわち１分間平均的をＱ（ｉｌ′ｌどして用いてい
る。

次にＳ値と０１１０とを比較し、Ｓ値とＱ値との差が基
へ１の舶以トであるか否かを判定覆る。なお、ここでは
Ｑ値の測定誤差およびＳ値の演算誤差を参酌し、）ｊス
流石範囲に応じて前記基準値（Ｓ値に対する割合（％）
）を変えているが、基準値を一定値に設定してもよい。

上記判定にＪ３いＵ、Ｓ値とＱ値との差が上記基準値よ
り小さくプれば／ｊガス漏検知カウンタをクリアし、ま
た、基準値より大きければ前記検知カウンタを歩進した
後、次の１分に４１５１ブるＳ値とＱ値につぃＣ上記シ
ミコレ−ジョン動作を繰り返す。

このようにして、各１分ごとのガス漏れシミュレーショ
ンにおいて、同一判定が４回連続し、検知カウンタの計
数値Ｎが４になるとガス漏れど判断する。そして、この
場合は、先ず、全チャンネルの運転中止指令を端末機３
に送出し、■−ターバルブ制ｔｌＨ１ｇ４にモーターバ
ルブ閉指令を送出し、ガス漏れ表示ＬＥＤを点対した後
、ＣＰ　Ｕの動イ′１をロックする。以後、このシステ
ムは、暖房逆転停止状態のままどなるので、管理人はガ
ス会社の保守出動を要請することになる。また、このシ
ステムには、中央操作盤１の操作部１５にガス漏れシミ
ュレーション解除スイッチ１５６が設けられこおり、該
スイッチ１５６が解除側に切り換えられていれば上述の
ガス漏れシミュレーションは行なわれイアい。また、Ｃ
Ｐ　ＬＪがロックした後も該スイッチ１５６を解除側に
切り換えた後、リセットスイッチ１５５を押トリれば、
このシステムの運転を再開することができる。

なお、カス漏れチェックの精度を上げるため。

上記ＣＰＵロック前に前述したシステム開始時の七−タ
ーバルブ間動作にお【プる配管ガス漏れチェック（第６
図（Ａ））を行なうようにしてもよい。

この場合も、配管ガス漏れが検出されれば、勿論、し−
ターバルジ（Ｉナブバルブ）を閉じて配管ガス翻れｉ　
Ｅ　Ｌ’）をｆｌｕ月した後ＣＰＵをロックするが、配
管ガス漏れが検出されないときは、ガス漏れ表示Ｌ　Ｉ
Ｅ　Ｄを点灯したまま上記ガス漏れシミュレーションを
解除して通常運転動作を再開する。また、」二記ガス漏
れシミコレ−ジョン動作または配管ガス漏れ動作を複数
回線り返しＣガス漏れおよび配ｆＱガス漏れを判ｌｌ７
ｉづれぽ、さらにガス漏れチェックの精良を十げること
ができる。

（弁明の効果） 以トのように本発明によれば、ガス漏れ検知センサーや
ガス漏れ受信盤等ガス漏れ検知用の高価な機器を別途（
＝Ｊ加することなく、ガス機器監視制御システムとして
本来用いられる機器構成の大部分を流用して（φかな部
品を負荷、変更し、かつ操作盤の制御プログラムを変更
覆ることによりガス漏れ検知を安価に実現することがＣ
きる。また、中央操作盤にガス消費流役データが存在づ
るので、このまま、またはこれを累算して積算表示し、
あるいは、これらのガス消費流量および積算量をプリン
トアウトすることにより、中央操作盤でガス消費状況を
把握覆ることができ、省エネ効果の把握が容易となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例に係るガス機器監視監視制御
システムの全体構成を示すブロック図、第２図は第１図
における中央操作盤の正面図、第３図は第２図の中央操
作盤のグラフィックパネルの部分図、第４図は第２図の
中央操作盤の第１操作部を示す部分図、第５図は第２図
の中央操作盤内部に配設されている第２操作部の外観図
、第６〜８図は第１図のシステムの動作説明のための７
０−チ１シート、そして、第９図は第１図にお（Ｊる端
末機・ガスヒーター間の伝送信号波形図である。 １；中央操作盤、２：伝送線、 ３　（３−１，３−２，・・・、　３−ｎ）　：端末機
、４：モーターバルブ制御盤、 ５；ガスｍ　ｍ　ｉｉｆ、 ７　（７−１，７−２，・・・、７−ｎ）　：ノＪスヒ
ーター。 特許出願人　東芝電拐株式会社 代　埋　人　弁理士　伊東辰ＭＬ 代　理　人　弁理士　伊東哲也

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、中央操作盤Ｊ３よび該中央操作盤辷伝送線を今しく
   接続されかつそれぞれ単数もしくは複数のカス機′ａ負
   荷が接続された複数の端末機を具備し、中央操作盤から
   の制御信号により各ガス機器負荷の大切を制御す゛ると
   ともに各端末機から各負荷の監視信号を中央操作盤に伝
   送するガス機器監視制御システムにおいて、 前記中央操作盤に、システムの全ガス消費流量を測定す
   る手段と、予め各ガス機器負荷ごとのガス消費流量が書
   ぎ込まれたメモリ手段と、前記監視信号により運転中で
   あることが示されている各ガス）ｊＩｉ器ｉ荷のガス消
   費流口を該メモリ手段より読出してこれらの総和を算出
   覆る手段と、この測定による全ガス消費流量と算出によ
   るガス消費流甲どを比較しこれらのカス消費流量の差が
   所定値以」−になったときカス漏れ検出信号を発生する
   手段とを設けたことを特徴とするカス機器監視１’ｌ　
   ｔｉｌｌシステム。 ２、中央操作盤と、該中央操作盤に伝送線を介して接続
   されかつそれぞれ単数もしく（Ｊ複数のカス機器負荷が
   接続された複数の端末機とを具＆ｉ　Ｌ／、中央操作盤
   からの制御信号により各ガス機器負荷の大切を制御する
   とともに各端末機力）ら各負荷σ〕監視信号を中央操作
   盤に伝送するガス機器監ｒ５ｔ　ｆｉ’制御システムに
   おいて、 該システムのガス配管中に一定のカス消費流量ごとに電
   気パルス信号を発生するガス流恒検り旧手段を設けると
   ともに、前記中央操作盤に単イ立時間ごとの上記パルス
   数を計数しこの計数値をガス消費流量に換算する手段と
   、該単位時間当りのカス消費流量もしくは上記計数値を
   積算してノＪスＶ１弗消費量を算出しかつ記憶する手段
   ま１．：（ま上占己電気パルスを所定期間ｈ１数しこの
   計数値をガス積紳消賀量に換算する手段とを設けたこと
   を特徴とづ”るガス機器監視制御システム。