JPS60126405A - 人工芝生製運動競技場 - Google Patents
人工芝生製運動競技場Info
- Publication number
- JPS60126405A JPS60126405A JP23243783A JP23243783A JPS60126405A JP S60126405 A JPS60126405 A JP S60126405A JP 23243783 A JP23243783 A JP 23243783A JP 23243783 A JP23243783 A JP 23243783A JP S60126405 A JPS60126405 A JP S60126405A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fibers
- artificial grass
- athletic field
- polypropylene
- nylon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、人工芝生製運動競技場に係り、さらに詳し
く言えば、人工芝生の芝目内に細かい砂を充填してなる
砂入り人工芝生製運動競技場に関するものである。
く言えば、人工芝生の芝目内に細かい砂を充填してなる
砂入り人工芝生製運動競技場に関するものである。
砂入り人工芝生は、特性的にも、また、外観的にも天然
芝生に近似しているため、テニスコートやサッカー場を
はじめとして各種の運動競技場に用いられている。この
人工芝生は、合成樹脂繊維を裏打ち基布上に例えば２０
〜３０ｎｗｎ程度の長さで植設したものからなるが、現
在のところ実際に使用されている合成樹脂繊維としては
、ポリプロピレン、ナイロン（ポリアミド）、ポリ塩化
ビニリデン等がある。
芝生に近似しているため、テニスコートやサッカー場を
はじめとして各種の運動競技場に用いられている。この
人工芝生は、合成樹脂繊維を裏打ち基布上に例えば２０
〜３０ｎｗｎ程度の長さで植設したものからなるが、現
在のところ実際に使用されている合成樹脂繊維としては
、ポリプロピレン、ナイロン（ポリアミド）、ポリ塩化
ビニリデン等がある。
これらの繊維のうち、ナイロンは耐摩耗性に優れ、かつ
、弾性回復力（踏み倒された繊維が元の直立した状態に
回復する性能）にも優れているが、反面、実際の使用条
件下では余りに直立しすぎてその芝目内に充填されてい
る砂が飛散するきらいがある上、天然芝生と比べてやや
硬い感触をうける。、一方、ポリプロピレンは、ナイロ
ンに比べて柔らくて天然芝生により近似しており、かつ
、靴底等の踏み付けや摩擦により葉先が適度にカールし
て、そのカールされた葉先にて砂の飛散が抑えられると
いう利点がある。しかしながら、耐摩耗性の点に関して
はデニール数にもよるが概してナイロンより劣る。さら
に、ポリ塩化ビニリデンは、ポリプロピレンと同様に柔
かいが、特に砂入れ工程や耐候性の面で難があると言わ
れている。
、弾性回復力（踏み倒された繊維が元の直立した状態に
回復する性能）にも優れているが、反面、実際の使用条
件下では余りに直立しすぎてその芝目内に充填されてい
る砂が飛散するきらいがある上、天然芝生と比べてやや
硬い感触をうける。、一方、ポリプロピレンは、ナイロ
ンに比べて柔らくて天然芝生により近似しており、かつ
、靴底等の踏み付けや摩擦により葉先が適度にカールし
て、そのカールされた葉先にて砂の飛散が抑えられると
いう利点がある。しかしながら、耐摩耗性の点に関して
はデニール数にもよるが概してナイロンより劣る。さら
に、ポリ塩化ビニリデンは、ポリプロピレンと同様に柔
かいが、特に砂入れ工程や耐候性の面で難があると言わ
れている。
この発明は、上記したナイロン繊維とポリプロピレン繊
維の特性を比較検討した結果なされたもので、その目的
は、開繊維を併用して混合タフトとすることにより、耐
摩耗性が良好であるとともに、天然芝生とほぼ同程度の
緩衝性能を有し、しかも、充填されている砂の飛散を極
力抑えることができる人工芝生製運動競技場を提供する
ことにある。
維の特性を比較検討した結果なされたもので、その目的
は、開繊維を併用して混合タフトとすることにより、耐
摩耗性が良好であるとともに、天然芝生とほぼ同程度の
緩衝性能を有し、しかも、充填されている砂の飛散を極
力抑えることができる人工芝生製運動競技場を提供する
ことにある。
すなわち、この発明の特徴は、ナイロン繊維とポリプロ
ピレン繊維とを任意の比率で混在させて裏打ち基布に植
設してなる人工芝生を用いることにある。
ピレン繊維とを任意の比率で混在させて裏打ち基布に植
設してなる人工芝生を用いることにある。
以下、この発明を添付図面に示された実施例を参照しな
がら詳細に説明する。
がら詳細に説明する。
第１図に示されているように、この人工芝生製運動競技
場は、透水型アスファルト・コンクリートや栗石、砕石
等を敷固めてなる透水構造の基盤もしくは密細または細
粒のアスファルトやコンクリート等からなる非透水構造
の基盤１」〕に人工芝生２を敷設するとともに、その人
工芝生２の芝目内に例えば珪砂５号ないし８号程度の細
かい砂３を充填することにより形成されるが、この場合
、人工芝生２は、便宜的に太線で示されているナイロン
繊維４と同じく便宜的に細線で示されているポリプロピ
レン繊維５とを任意の比率で混合した混合タフトよりな
る。すなわち、この人工芝生２は、第２図に例示されて
いるように、ナイロン繊維４とポリプロピレン繊維５と
を所定の間隔をお一３＝ いて好ましくは同一ピッチで交互に裏打ち基布６にタフ
ティングし、その各々のループ部分を図示想像線のよう
にカッティングすることによりつくられる。この場合、
ポリプロピレン繊維５をその先端がカールする長さを見
込んでナイロン繊維４よりも若干長くなるようにカッテ
ィングすれば、ポリプロピレン繊維５の先端が靴底等に
より踏付けられて適度にカールした際に、ボレプロピレ
ン繊維５が僅かに高くなるか、または開繊維４．５がほ
ぼ同一高さとなるため、双方の利点が相俟って適度の柔
かさと耐摩耗性および砂の飛散防止効果が奏される。な
お、ナイロン繊維４とポリプロピレン繊維５は、モノフ
ィラメントであってもよいし、スリットヤーンであって
もよい。
場は、透水型アスファルト・コンクリートや栗石、砕石
等を敷固めてなる透水構造の基盤もしくは密細または細
粒のアスファルトやコンクリート等からなる非透水構造
の基盤１」〕に人工芝生２を敷設するとともに、その人
工芝生２の芝目内に例えば珪砂５号ないし８号程度の細
かい砂３を充填することにより形成されるが、この場合
、人工芝生２は、便宜的に太線で示されているナイロン
繊維４と同じく便宜的に細線で示されているポリプロピ
レン繊維５とを任意の比率で混合した混合タフトよりな
る。すなわち、この人工芝生２は、第２図に例示されて
いるように、ナイロン繊維４とポリプロピレン繊維５と
を所定の間隔をお一３＝ いて好ましくは同一ピッチで交互に裏打ち基布６にタフ
ティングし、その各々のループ部分を図示想像線のよう
にカッティングすることによりつくられる。この場合、
ポリプロピレン繊維５をその先端がカールする長さを見
込んでナイロン繊維４よりも若干長くなるようにカッテ
ィングすれば、ポリプロピレン繊維５の先端が靴底等に
より踏付けられて適度にカールした際に、ボレプロピレ
ン繊維５が僅かに高くなるか、または開繊維４．５がほ
ぼ同一高さとなるため、双方の利点が相俟って適度の柔
かさと耐摩耗性および砂の飛散防止効果が奏される。な
お、ナイロン繊維４とポリプロピレン繊維５は、モノフ
ィラメントであってもよいし、スリットヤーンであって
もよい。
また、上記実施例とは異なり、第３図に例示されている
ように、ナイロン繊維４とポリプロピレン繊維５とを任
意の比率で混合して撚り合せたものを裏打ち基布６にパ
イル状にタフティングし、そのループ部分を図示想像線
のようにカッティングするようにしてもよい。
ように、ナイロン繊維４とポリプロピレン繊維５とを任
意の比率で混合して撚り合せたものを裏打ち基布６にパ
イル状にタフティングし、そのループ部分を図示想像線
のようにカッティングするようにしてもよい。
４−
このように、ナイロン繊維４とポリプロピレン繊維５を
撚り合せて混合タフトとした場合には、開繊維ともほぼ
同じ長さにカッティングされることになるが、第４図に
例示されているように、ポリプロピレン繊維５の先端は
靴底等により踏付けられて適度にカールして砂３の飛散
を防止する一方、ナイロン繊維４はポリプロピレン繊維
５がカールした分だけ突出してポリプロピレン１１ ＄
＋１ｉ ５の摩耗を防止することになる。
撚り合せて混合タフトとした場合には、開繊維ともほぼ
同じ長さにカッティングされることになるが、第４図に
例示されているように、ポリプロピレン繊維５の先端は
靴底等により踏付けられて適度にカールして砂３の飛散
を防止する一方、ナイロン繊維４はポリプロピレン繊維
５がカールした分だけ突出してポリプロピレン１１ ＄
＋１ｉ ５の摩耗を防止することになる。
なお、ナイロン繊維４とポリプロピレン繊維５との比率
は、使用されるヤーンのデニール数、構成あるいは適用
される運動競技場の種類を勘案して任意に変更すること
ができる。
は、使用されるヤーンのデニール数、構成あるいは適用
される運動競技場の種類を勘案して任意に変更すること
ができる。
上記した実施例の説明から明らかなように、この発明に
よれば、ナイロン繊維とポリプロピレン繊維とを混在さ
せてなるもので、その各々の利点が効果的に発揮され耐
摩耗性が良好で、適度な柔かさと砂の飛散防止効果を奏
する人工芝生製運動競技場が提供される。
よれば、ナイロン繊維とポリプロピレン繊維とを混在さ
せてなるもので、その各々の利点が効果的に発揮され耐
摩耗性が良好で、適度な柔かさと砂の飛散防止効果を奏
する人工芝生製運動競技場が提供される。
第１図はこの発明に係る人工芝生製運動競技場を示した
一部断面図、第２図および第３図はそれぞれナイロン繊
維とポリプロピレン繊維とを裏打ち基布にタフティング
する状態を示した図面、第４図はこの発明の他の実施例
を示した一部断面図である。 図中、１は基盤、２は人工芝生、３は砂、４はナイロン
繊維、５はポリプロピレン繊維、６は裏打ち基布である
。 特許出願人 住友ゴム工業株式会社 代理人弁理士 大 原 拓 也 ７− 第１図 第３図 第２図 第４図
一部断面図、第２図および第３図はそれぞれナイロン繊
維とポリプロピレン繊維とを裏打ち基布にタフティング
する状態を示した図面、第４図はこの発明の他の実施例
を示した一部断面図である。 図中、１は基盤、２は人工芝生、３は砂、４はナイロン
繊維、５はポリプロピレン繊維、６は裏打ち基布である
。 特許出願人 住友ゴム工業株式会社 代理人弁理士 大 原 拓 也 ７− 第１図 第３図 第２図 第４図
Claims (4)
- （１）基盤上に人工芝生を敷設し、その芝目内に砂を充
填してなる人工芝生製運動競技場において、前記人工芝
生は、ナイロン繊維とポリプロピレン繊維とを任意の比
率で混在させて裏打ち基布に植設してなることを特徴と
する人工芝生製運動競技場。 - （２）前記ナイロン繊維と前記ポリプロピレン繊維は、
撚り合せられた状態にて前記裏打ち基布に植設されてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の人工芝
生製運動競技場。 - （３）前記ナイロン繊維と前記ポリプロピレン繊維は、
前記裏向ち基布に所定の間隔をおいて交互に植設されて
いることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の人工
芝生製運動競技場。 - （４）仕上がり状態における前記ポリプロピレン繊維の
実質高さが、前記ナイロン繊維の実質高さより僅かに高
いことを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第３項
のいずれかに記載の人工芝生製運動競技場。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23243783A JPS60126405A (ja) | 1983-12-09 | 1983-12-09 | 人工芝生製運動競技場 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23243783A JPS60126405A (ja) | 1983-12-09 | 1983-12-09 | 人工芝生製運動競技場 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60126405A true JPS60126405A (ja) | 1985-07-05 |
Family
ID=16939246
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23243783A Pending JPS60126405A (ja) | 1983-12-09 | 1983-12-09 | 人工芝生製運動競技場 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60126405A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60126504U (ja) * | 1984-02-03 | 1985-08-26 | 日本植生株式会社 | 人造芝生 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS587005A (ja) * | 1981-07-06 | 1983-01-14 | 住友ゴム工業株式会社 | 人工芝生製運動競技場の施工方法 |
-
1983
- 1983-12-09 JP JP23243783A patent/JPS60126405A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS587005A (ja) * | 1981-07-06 | 1983-01-14 | 住友ゴム工業株式会社 | 人工芝生製運動競技場の施工方法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60126504U (ja) * | 1984-02-03 | 1985-08-26 | 日本植生株式会社 | 人造芝生 |
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