JPH027925Y2 - - Google Patents

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JPH027925Y2
JPH027925Y2 JP14831884U JP14831884U JPH027925Y2 JP H027925 Y2 JPH027925 Y2 JP H027925Y2 JP 14831884 U JP14831884 U JP 14831884U JP 14831884 U JP14831884 U JP 14831884U JP H027925 Y2 JPH027925 Y2 JP H027925Y2
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JP
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cushion body
elastic
sand
artificial grass
elastic mat
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JP14831884U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、人工芝生製運動競技場に係り、さ
らに詳しく言えば、ゴルフ場のグリーンに使用す
れば特に好敵な砂入り人工芝生製運動競技場に関
するものである。
〔考案の技術的背景〕
芝目内に砂を充填してなる砂入り人工芝生は、
特性的にも、また、外観的にも天然芝生に近い感
じが得られるため、最近では、ゴルフ場のグリー
ンにまで使用されている。この場合、スパイクシ
ユーズで踏んだ時、天然芝生のグリーンのような
柔らかさを出すため、欧米の人工芝生製ゴルフ場
ではその人工芝生の下にプラスチツクフオームを
敷設する方法が採られている。しかしこの構成の
場合、比較的近距離から打つた所謂アプローチシ
ヨツトに関してはボールが余りバウンドせず比較
的よく止まるが、テイー・グランドやフエアウエ
イ等の比較的遠い位置から打つたロングシヨツト
の場合にはボールが弾みすぎて所望通りには止ま
らないということが指摘されている。
〔考案の目的〕
この考案は、上述した従来の欠点に鑑みなされ
てもので、その目的は、スパイクシユーズで踏ん
だ時、天然芝生に近い柔軟な感触を与え、かつ、
遠近あらゆる距離から打撃されたゴルフボールが
天然芝生製グリーンの場合とほぼ同様の挙動をな
し得るようにするとともに、基盤の凹凸地形が人
工芝生面に表われないように改善された特にゴル
フ場のグリーンに好適な砂入り人工芝生製運動競
技場を提供することにある。
〔考案の概要〕
すなわち、この考案は、上面が実質的に平滑に
形成された基盤と、この基盤上に敷設される砂入
り人工芝生との間に、弾性マツトとクツシヨン体
とを積層するとともに、弾性マツトをヘチマ繊維
のように絡み合い、クツシヨン体より空隙率が高
い線条構造体とこの空隙内に充填された砂とで構
成し、クツシヨン体を弾性マツトより腰の強いフ
エルト状の材料で構成したことを特徴とするもの
である。この構成により、砂入り弾性マツトとク
ツシヨン体とによる相乗効果およびそのクツシヨ
ン体の平坦性を利用することにより上述した目的
を達成するものである。
〔実施例〕
以下、この考案を添付図面に示された実施例を
参照しながら詳細に説明する。
第1図を参照すると、この人工芝生製運動競技
場は、上面が実質的に平滑に形成された基盤1を
備えている。この場合、基盤1は栗石や砕石等を
敷詰めてなる透水構造であつてもよいし、コンク
リートやアスフアルト等の非透水構造であつても
よい。なお、上面が平滑に形成されていれば、基
盤1に多少の傾斜をもたせてもよい。この基盤1
上に人工芝生2が敷設され、かつ、その芝目内に
細かい粒度の砂3が充填されるのであるが、この
考案においては、上記人工芝生2の敷設に先立つ
て基盤1上に弾性マツト4と、クツシヨン体7と
が積層される。
弾性マツト4は、ヘチマ繊維の如く絡み合つた
嵩高の線条構造体からなるもので、天然の根毛に
見せかけて商品イメージを高めることからすれば
椰子の繊維をニードリング法にてタフテイングし
たものが最も好ましいがそのほかに、例えばウレ
タンフオームにガスを注入した上でそのガスを燃
焼させることによりフオームの各隔膜を溶融、凝
縮せしめて、第2図に例示するような網状骨格と
したガス炎焼法によるプラスチツクフオームや、
ナイロンタワシの商品名称で市販されている溶融
紡糸法で形成された糸状ナイロンを束ね、縺れ合
つたナイロン糸の交差部を接着してヘチマ繊維の
ような網状骨格構造としたプラスチツクマツトで
あつてもよく、第3図には後者の網状骨格構造体
5をスポンジ状の基板6に一体的に植設してなる
弾性マツト4の変形例が示されている。さらに
は、ワイヤタワシの如く細い金属線条を嵩高に絡
め合つたものでも使用可能である。いずれにして
も、上記弾性マツト4は、ゴルフ場のグリーンに
適用する場合は空隙率が90%以上であることが望
ましいが、用途に応じてそれ以下としてもよい。
この空隙内には細かい粒度の砂が充填され、この
考案では、砂固有の緩衝作用と弾性マツト4の反
撥作用との適度な組合せ効果が得られるようにし
ている。したがつて、ゴルフ場のグリーンに適用
する場合には、ゴルフボールのバウンド特性等を
考慮して弾性マツト4の空隙内に充填する砂の量
を調整すればよい。
上記クツシヨン体7は、弾性マツト4よりも目
の詰つた例えばフエルト状の材料からなり、弾性
マツト4よりも腰が強く、平坦性に優れている。
この実施例によると、クツシヨン体7は弾性マツ
ト4の上部に敷設され、その平坦性を利用して基
盤1の凹凸地形が人工芝生2の表面に出ないよう
にしているとともに、そのクツシヨン作用により
人工芝生面からの衝撃が弾性マツト4に直接かか
らないようにして、弾性マツト4内の砂が早期に
沈下堆積しないようにしている。なお、上記クツ
シヨン体7は弾性マツト4の下方にも敷設されて
よいが、専らクツシヨン性付加の目的で使用する
ならば、弾性マツト4の下方にのみ配設するよう
にしてもよい。
一方、上記人工芝生2は、公知のものであつて
よく、例えば、ポリアミド、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリウレタン、ポリ塩化ビニリデン、
ポリプロピレン等のフイルムを細切りしてなるス
リツトヤーンをパイル糸とするか、または、溶融
紡糸法により異形断面孔を有するノズルを通して
扁平糸をつくり、これをパイル糸として裏打基布
8に植設したものが好ましい。また、この人工芝
生2に充填される砂3および上記弾性マツト4の
空隙内に充填される砂としては、硅砂5号ないし
8号程度の細かいものが望ましい。
〔考案の効果〕
上述した実施例の説明から明らかなように、こ
の考案によれば、砂入り人工芝生の下面に弾性マ
ツトとクツシヨン体とを積層するとともに、弾性
マツトをヘチマ繊維のように絡み合い、クツシヨ
ン体より空隙率が高い線条構造体とこの空隙内に
充填された砂とで構成し、クツシヨン体を弾性マ
ツトより腰の強いフエルト等の材料で構成したこ
とにより、その弾性マツトの弾性作用と砂の緩衝
作用との適度な組合せ効果による天然芝生に近似
した独特の特性が得られるとともに、クツシヨン
体の平坦性を利用して人工芝生面をより平坦に仕
上げることができる。
なお、上記実施例では、特にゴルフ場のグリー
ンを構成する場合について説明したが、この考案
はこれに限らず、例えば野球場、サツカー場、ま
たはホツケー場等にも適用可能であることは勿論
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による運動競技場の一部分を
示した断面図、第2図は第1図に示されている弾
性マツトの網状骨格構造を示した拡大図、第3図
は弾性マツトの変形例を示した斜視図である。 図中、1は基盤、2は人工芝生、3は砂、4は
弾性マツト、7はクツシヨン体である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 実質的に平滑に形成された基盤上に人工芝生
    を敷設し、かつ、その人工芝生の芝目内に砂を
    充填してなる人工芝生製運動競技場において、 前記基盤と前記人工芝生との間には、弾性マ
    ツトとクツシヨン体とが積層されており、前記
    弾性マツトはヘチマ繊維のように絡み合い、前
    記クツシヨン体より空隙率が高い線条構造体と
    この空隙内に充填された砂とで構成され、前記
    クツシヨン体は前記弾性マツトより腰の強いフ
    エルト状の材料で構成されていることを特徴と
    する人工芝生製運動競技場。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項において、前
    記クツシヨン体は前記弾性マツトの上に配設さ
    れていることを特徴とする人工芝生製運動競技
    場。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項において、前
    記クツシヨン体は前記弾性マツトの下に配設さ
    れていることを特徴とする人工芝生製運動競技
    場。 (4) 実用新案登録請求の範囲第1項において、前
    記クツシヨン体は前記弾性マツトの上方と下方
    にそれぞれ配設されていることを特徴とする人
    工芝生製運動競技場。
JP14831884U 1984-09-28 1984-09-28 Expired JPH027925Y2 (ja)

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