JP3036336B2 - 人工芝 - Google Patents

人工芝

Info

Publication number
JP3036336B2
JP3036336B2 JP5313499A JP31349993A JP3036336B2 JP 3036336 B2 JP3036336 B2 JP 3036336B2 JP 5313499 A JP5313499 A JP 5313499A JP 31349993 A JP31349993 A JP 31349993A JP 3036336 B2 JP3036336 B2 JP 3036336B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yarn
artificial turf
monofilament
denier
pile
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5313499A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07164570A (ja
Inventor
壽 田澤
政行 菅浪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP5313499A priority Critical patent/JP3036336B2/ja
Publication of JPH07164570A publication Critical patent/JPH07164570A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3036336B2 publication Critical patent/JP3036336B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、弾性や表面タッチに優
れ、さらに隠蔽効果ならびに量感に優れた人工芝に関
し、特に、各種のスポーツが行われるグランドに好適に
用いられる人工芝に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、スポーツ人口の増大とともにスポ
ーツ施設の充実が図られている。従来、グランド等のス
ポーツ施設の表面材はクレーやアンツカーや天然芝等が
主流であった。しかしそうした天然の表面材はメンテナ
ンスが大変であること、また天然芝の場合プレーによる
痛みがひどく頻度の高い利用には無理があった。そこで
数多くの人工の全天候型表面材が開発されてきた。それ
らはメンテナンスフリーで快適なスポーツ空間を提供し
ている。しかし、人工表面材はコストの制約からクレー
やアンツカーや天然芝のような人体に優しい特性が必ず
しも十分に発揮されていないのが実情である。人工表面
材の中で特に天然に近い外観、特性を有するのが人工芝
である。従来、天然芝グランドで行われていたサッカー
などのスポーツではボールの転がり特性やスライディン
グ等のプレー性から人工芝が好適な表面材であると言え
る。しかし従来のスポーツ用人工芝は耐久性を重視する
あまり人工芝のパイルの繊度を大きくし、厚くし、その
ため表面タッチが大変硬いものになる傾向があった。そ
のためテニスなどプレーヤーの肌に直接触れるチャンス
の少ないスポーツでは問題なかったがサッカーのような
スライディングや転倒の多いスポーツでは肌触りが硬
く、またスライディング時にプレーヤーにすり傷や火傷
などの負傷を起こし易いものであった。一方、手触りや
火傷防止のためにパイルの繊度を小さくした場合すなわ
ち厚さが薄く柔らかな場合、パイルに腰がないためパイ
ルがしっかりと立毛せず貧弱な外観になり、耐摩耗性も
大変悪化するものであった。そこで異種モノフィラメン
トの利用による優位特性の利用が考えられてきた。実公
昭61−11284号公報では天然芝に著しく類似して
耐摩擦性、剛性及び人体接触摩擦による火傷防止効果が
良好な、かつ気候条件及び過酷な損耗に暴露されても悪
い影響を受けない人工芝を提供することを目的に、ポリ
エステルまたはポリアミド系直立状フィラメントと塩化
ビニリデン系カールフィラメントとを基布の幅方向に交
互に植毛されてなり、該直立状フィラメントとカールフ
ィラメントとはほぼ同じ太さを有するモノフィラメント
で、かつカールフィラメントに対し直立状フィラメント
の頂部が8〜1mm突出している人工芝を提案している。
この方法では直立状フィラメントとカールフィラメント
の利用により、二重の表面構造を形成し、剛性、耐摩耗
性の改善などを試みている。それぞれのフィラメントの
特性の有効利用については耐久性のあるナイロンを表層
に出し、耐久性の無い塩化ビニリデンを地糸とし使う考
えで、耐久性を向上した人工芝の提供と考えられる。し
かし、この人工芝は直立状フィラメントとカールフィラ
メントが基布の幅方向に交互に植毛されているため筋状
の畝が現れ、したがって等方性に欠け、スポーツ用サー
フェスとして大変好ましくない特性を有している。また
直毛状フィラメントに何等の規制が無く、耐摩擦性、剛
性に関する配慮はあるがソフトさに対する配慮は無く、
ソフトでなければスポーツ選手特にサッカー選手に受け
入れられないと言う認識がないのが実情である。さらに
人体接触摩擦による火傷防止については摩擦を減少させ
る手段が必要でナイロンやポリエステル自体が火傷防止
に効果が無いのは一般的認識である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した人
工芝の硬い表面タッチを改善しソフトな感触を与え、特
に、隠蔽効果ならびに量感に優れた人工芝を提供せんと
するものであり、しかもスポーツに必要な十分な弾性を
与え、さらに耐久性があるサッカー等に好適な人工芝を
提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の問題点
を解決するために次の手段を提案するものである。即
ち、本発明の人工芝は、合成繊維パイルからなる人工芝
であって、タフトされた一束のパイルが2種以上の太細
モノフィラメント糸からなり、その少なくとも一種類の
モノフラメント糸が350デニール以下の細いモノフィ
ラメント糸で、かつ、この細いモノフィラメント糸の先
端が、他の太い種類のモノフィラメント糸の先端より
2mm以上突出していることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】本発明はタフトされた一束のパイル内に2種以
上の太細のパイルを組合せて、一緒に束ねた構成にする
ことにより、弾性や表面タッチに優れた効果を達成し、
さらに表層部を構成する糸を350デニール以下の細繊
度糸とし、さらに突出したモノフィラメントの植込み密
度を低くすることによって、表面の手触りを極めてソフ
トに改善することができ、また、沈み込んだモノフィラ
メント糸が隠蔽効果や量感を増大し、人工芝の底付き感
を無くし、適度なクッション性と硬さを与えることを究
明したものである。すなわち、本発明の人工芝は、各種
スポーツに対応したスポーツ特性を満足せしめるものを
容易に提供し得るものである。
【0006】パイル素材についてはポリプロピレン、ポ
リエチレン、ナイロン6、66、塩化ビニリデン、ナイ
ロン共重合物、ポリエステル等が利用できるが、耐久性
等からナイロン系ポリマーからなるモノフィラメントが
好適である。
【0007】また一束のパイルは二種以上のモノフィラ
メント糸からなり、一種は350デニール以下の無捲縮
糸あるいは低捲縮糸からなるモノフィラメント糸で、他
方は高捲縮糸からなるモノフィラメント糸である。無捲
縮糸はいわゆる生糸で、低捲縮糸は低仮撚り数の仮撚り
加工糸、撚りセット糸等である。したがって突出すモノ
フィラメントがかならずしも直毛のモノフィラメントで
ある必要はない。高捲縮糸は乾熱もしくは湿熱の押し
込み加工されてなる、たとえばスタッフィング加工糸、
または、針布あるいはネットに高温蒸気と共に吹き付け
て賦型処理してなる高捲縮糸などである。上記のように
本発明の1種のモノフィラメントの突出しは捲縮の差で
形成された場合、見掛け上のパイルの先端の高低差であ
り、二種以上のモノフィラメントの実際の長さは同等で
ある。
【0008】これら二種以上のモノフィラメントが合
あるいは引き揃えられ、タフトあるいはダブルラッ
セル編機に供給される。突出し側の無捲縮糸あるいは低
捲縮糸は350デニール以下で、好ましくは300デニ
ール以下がソフトな手触りを与える。これらのトータル
デニールが2,000〜3,000デニールになるよう
に紡糸される。また高捲縮糸側はフィラメント繊度が2
00〜700デニールのいずれでも良く、地に硬さが必
要であれば、400〜700デニール、また柔らかさが
必要であれば200〜400デニールが適宜選択でき
る。トータル繊度の選択も求める地の硬さによるが1,
000〜3,000デニールが好ましい。さらに地の剛
性と弾性を確保するため、700〜1000デニール
の高捲縮糸を1〜3本上記とは別に第3成分として用い
ることができる。これらモノフィラメント糸を引き揃
え、あるいは合撚して4,000〜7,000デニール
とし、タフトあるいはダブルラッセル編みを行う。また
帯電防止用に導電繊維を引き揃えて供給する場合もあ
る。
【0009】これら二種以上のモノフィラメントが合撚
または引き揃えられ、5/321/8もしくは1/1
0ゲージ等のタフト機によりタフトされ、その後のカッ
トの時、あるいはダブルラッセル編成後のセンターカッ
ト時に高捲縮糸は縮んで、人工芝の下層部すなわち地を
形成し、無捲縮糸あるいは低捲縮糸は殆ど縮まないため
表層に残り、表面に突き出した形となる。これら生機は
スチレンブタジエンラバー(SBR)、ウレタン系ラッ
テクス、アクリル系エマルジョン等の接着剤によりバッ
キングされ、熱処理されるが、この熱処理を通しさらに
捲縮が発現し、最終の形態となる。
【0010】本発明はこのような構成にすることにより
突出したモノフィラメントと地を形成する沈んだモノフ
ィラメントとの高さの差が2mm以上の人工芝を提供する
ものである。またモノフィラメントの突出しと沈みは一
束のパイルの中で形成され、且つその位置は一定になら
ないため表面に模様や畝は形成されず、等方的で均質な
人工芝が形成される。また突出し長さは基本的に捲縮発
現率の差に依存するため、モノフィラメントの直線長さ
に依存する。パイルは直線長さが10〜30mmの範囲が
好ましく、また突出したモノフィラメントと地を形成す
る沈んだモノフィラメントとの高さの差は大きい方が好
ましく、4〜8mmが好適である。モノフィラメントの断
面は偏平状が好ましい。丸断面では剛性が強すぎ、針状
になり、ブラシのような感触になる。偏平度は厚さと幅
の比が1:3以上で、1:5程度が好適である。あまり
比を大きくし、厚さを薄くすると、耐久性が損なわれる
ので良くない。また断面は厚さに凹凸があっても構わな
い。テカリを減少させる点から輪郭が波形状になってい
ることがむしろ好ましい。その場合の偏平度は最も厚い
部分の仮想線で厚みを代表し、最大幅で比をとるものと
する。
【0011】本発明の基本的な概念は捲縮発現率の差の
あるモノフィラメントの混合品でしかも表面に突出すモ
ノフィラメントが細いことを要件とするものである。捲
縮発現率は次のように測定され、定義される。すなわ
ち、モノフィラメント糸をかせ取りし、一定量のモノフ
ィラメントの束を作り、0.1 g/デニールの荷重をか
けその束の長さL1を測定する。次いで、荷重を取り除
き、無荷重で160℃のオーブンで20分間処理する。
処理後冷却し、0.002 g/デニールの荷重をかけそ
の長さL2を測定する。捲縮発現率は(L1−L2)/
L1×100(%)で定義される。
【0012】また本発明のもう一つの方法として、この
様な二重構造を形成するために収縮率の差を利用するこ
とができる。すなわち突出す糸を低収縮モノフィラメン
トとし、沈む地糸に高収縮糸を用いるものである。高収
縮糸は延伸加工後熱処理をほどこさないもので沸騰水で
の収縮率が6〜15%,熱処理を施した低収縮糸は3〜
5%程度である。バッキング処理時の熱処理により収縮
発現させることにより容易に製造できる。高収縮糸には
ほかにも低延伸倍率で加工した糸や、ポリマーブレンド
による高収縮糸で10〜30%の収縮率を有する糸で、
さらに好ましくは低収縮糸との収縮差が少なくとも5
%、特に好ましくは7%以上であるものが効果的に利用
できる。
【0013】また本発明では天然芝の様なすべり易さを
人工芝に与えるためシリコン系化合物処理を行う。通常
のシリコンオイル、あるいは変性タイプのシリコンで、
アミノ、アルキル、エポキシ変性シリコン等を用いるこ
とができる。滑り抵抗係数はJIS A 5705にし
たがって測定される。鉛直荷重を80Kg,すべり片は人
工芝用シューズを用い、引張り荷重速度を80Kg/秒の
条件で引張った時に滑り片が動き出すまでに生じた最大
引張り荷重を測定し、鉛直荷重で除した値を求めるもの
である。滑り抵抗係数が0.9以上ではスライディング
時に剥きだしの肌では火傷が発生し、安心してプレーが
できない。人工芝に水を散布した状態が0.9以下で、
本発明では水を使用せずに滑り性を改善するものであ
る。このため上述したシリコン処理で少なくとも30 g
/ m2 、好ましくは50 g/ m2 の固形分の散布を行う
ものである。本発明では常温硬化型のシリコンエラスト
マーを用い、長期の使用で滑り抵抗係数が増大し、0.
9以上になることが確認された時、再度散布を行い、良
好な滑り性を継続させるものである。
【0014】図1に本発明の人工芝を示す。1は表面に
突出した細繊度モノフィラメント(の先端)で、2は捲
縮のため、沈んだモノフィラメント(の先端)であり、
地を形成している。この様な構成のため、選手が手で人
工芝に触れた時、細繊度モノフィラメントに触るためソ
フトな感触を得るものである。また選手がスライディン
グするとき、人体との接触が表面の細繊度糸と地糸と交
互に変わるため、人体への火傷を防止する効果がある。
【0015】本発明の人工芝は細繊度のモノフィラメン
トが表層部を形成し、しかも植込み密度が適度に低いた
め手触りが極めてソフトな感触を与え、火傷防止等の効
果を発揮するものである。下層部には極めて高密度の人
工芝が形成され、スポーツ用サーフェスとして必要な弾
性と耐久性を与えるものである。さらにパイルの表面に
シリコン、あるいはシリコン変性物を塗布することによ
りさらに一層の滑性を与えることで、サッカーのスライ
ディング時でも擦り傷、火傷の発生しない安全な人工芝
を提供するものである。
【0016】本発明の人工芝において、パイル間に砂を
充填してなる砂入り人工芝とすることにより、快適なス
ポーツ特性を有するグランドを提供することができる。
この場合の砂は、沈んだ太い種類のモノフィラメント糸
の高さまでほぼ充填する。かかる砂入り人工芝は、衝撃
吸収性に優れ、砂のベアリング効果により、スライディ
ング性が向上する特徴を発揮する。しかし、砂の充填量
が、多すぎると上記特徴が減少する傾向を示す。
【0017】
【実施例】次に実施例により、本発明をさらに詳しく説
明する。
【0018】実施例1、2、比較例1〜5 ナイロン66のモノフィラメントの直毛糸で単糸の繊度
が250デニールのモノフィラメント10本を収束し、
総デニール2500デニールとし、他方単糸の繊度が
500デニールの高温蒸気を用いた賦形加工糸による高
捲縮モノフィラメント5本を収束し、2500デニー
ルの糸とした。20回/m の撚りで合撚し、5/32ゲ
ージのタフティング機に供給し、タフトした。
【0019】この時比較品として、250デニール、及
び500デニールのそれぞれの直毛糸、高捲縮糸でトー
タルデニールが5000デニールの計4種類のタフト
を同時に行った(比較例1〜4)。また、250デニー
ルの20本の直毛糸と500デニールの10本の高捲縮
糸を1本交互にタフトした(比較例5)。
【0020】毛糸、および高捲縮糸の捲縮発現率は夫
々2.5%8.0%であった。これらにSBRエマル
ジョンを塗布し、130℃、15分の熱処理を行い、乾
燥、キュアリングを行い、製品とした。
【0021】実施例品の突出しパイル高さは20mmとな
り、地のパイルの高さは15mmであった。パイル目付け
は1700 g/ m2 であった。比較例1〜4のものは
直毛糸のパイル高さが20mm、また高捲縮糸のパイル高
さが15mmであった。なお、比較例5のものは、表面に
はっきりと畝が現われ、等方性が失われたもので、スポ
ーツ用サーフェイスとしてはボールバウンドおよび転が
りに異方性があり、好ましくないものであった。
【0022】各品種についてソフトな感触があるか、底
付き感が無いか、弾性が適度か、スライディング性がよ
いか、また、外観等について評価を行った。その結果を
表1に示す。
【0023】
【表1】 表1に示すように本発明の人工芝は大変バランスのとれ
た特徴を示している。 実施例 3 ナイロン66のモノフィラメントを通常の3.5倍の延
伸を行い、150℃で熱セットした直毛糸で単糸の繊度
が250デニールのモノフィラメント10本を収束し、
総デニール2500デニールとした。沸騰水での収縮
率は4.5%であった。他方ナイロン66のモノフィラ
メント2倍の延伸を行い、熱セットなしとした単糸繊度
が500デニールの10本のモノフィラメントを収束
し、総デニール5000デニールの糸を得た。収縮率
は25%であった。これら2本の糸をタフティング機の
給糸口で引き揃え、タフトした。パイル高さ25mmと
し、これをSBRエマルジョンを塗布し、140℃、1
5分で熱処理した。この熱処理により、500デニール
側が収縮し、20mmとなった。この人工芝は実施例1と
同様のソフトな手触りを有し、かつ弾力性に富み、快適
なスポーツ特性を有する。 この人工芝に砂を地糸(太
い糸)の高さである20mm付近まで充填した。充填量は
約20Kg/ m2 であった。従来の均一な太さのストレー
トモノフィラメント糸からなる人工芝に比較して、砂の
充填量が多い感じに見えるが、人工芝のタッチがよく極
めてソフトな感触を与えるものであった。
【0024】
【発明の効果】本発明の人工芝は上述したように大変ソ
フトな感触を与え、転倒やスライディングなどが伴うハ
ードなスポーツでとくに有効で、安全かつプレーヤーに
違和感を与えない表層材を形成するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の人工芝のパイル構造の一例を示す断
面図である。
【符号の説明】
1:突出した細いモノフラメント 2:地を形成する沈んだ太いモノフィラメント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E01C 13/08

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成繊維パイルからなる人工芝であって、
    タフトされた一束のパイルが2種以上の太細モノフィラ
    メント糸からなり、その少なくとも一種類のモノフラメ
    ント糸が350デニール以下の細いモノフィラメント糸
    で、かつ、この細いモノフィラメント糸の先端が、他の
    太い種類のモノフィラメント糸の先端より2mm以上突
    出していることを特徴とする人工芝。
  2. 【請求項2】350デニール以下の細いモノフィラメン
    ト糸が、無捲縮糸、仮撚り糸または撚りセット糸である
    ことを特徴とする請求項1記載の人工芝。
  3. 【請求項3】地糸を形成する太い種類のモノフィラメン
    ト糸が、乾熱もしくは湿熱の押し込み加工または賦形処
    理された高捲縮モノフィラメント糸であることを特徴と
    する請求項1記載の人工芝。
  4. 【請求項4】り抵抗係数が0.9以下であることを特
    徴とする請求項1記載の人工芝。
  5. 【請求項5】人工芝が、砂入り人工芝であり、かつ砂が
    ほぼ太い種類のモノフィラメント糸の高さまで充填され
    ている請求項1記載の人工芝。
JP5313499A 1993-12-14 1993-12-14 人工芝 Expired - Fee Related JP3036336B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5313499A JP3036336B2 (ja) 1993-12-14 1993-12-14 人工芝

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5313499A JP3036336B2 (ja) 1993-12-14 1993-12-14 人工芝

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07164570A JPH07164570A (ja) 1995-06-27
JP3036336B2 true JP3036336B2 (ja) 2000-04-24

Family

ID=18042051

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5313499A Expired - Fee Related JP3036336B2 (ja) 1993-12-14 1993-12-14 人工芝

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3036336B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101883259B1 (ko) * 2016-06-03 2018-07-31 주식회사 유니퍼 샤워 부스

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3734565B2 (ja) * 1996-04-05 2006-01-11 住友ゴム工業株式会社 人工芝生
NL1028224C2 (nl) * 2005-02-08 2006-08-09 Ten Cate Thiolon Bv Kunststofvezel van het monofilament-type voor toepassing in een kunstgrassportveld alsmede een kunstgrasmat geschikt voor sportvelden voorzien van dergelijke kunststofvezels.
JP4966037B2 (ja) * 2007-01-31 2012-07-04 積水樹脂株式会社 人工芝生及び人工芝生の製造方法
JP4789213B2 (ja) * 2007-02-23 2011-10-12 積水樹脂株式会社 人工芝生
BE1017560A3 (nl) * 2007-04-18 2008-12-02 Wiele Michel Van De Nv Geweven kunstgrasmat met fijne poolverdeling.
KR101102899B1 (ko) * 2009-04-30 2012-01-10 주식회사 세주 인조잔디 및 이의 제조방법
KR101112983B1 (ko) * 2011-02-11 2012-02-24 주식회사 유신섬유 벌키성 지지부재를 구비한 인조잔디의 제조방법
JP5960557B2 (ja) * 2012-09-04 2016-08-02 積水樹脂株式会社 人工芝生
JP2017042178A (ja) * 2015-08-24 2017-03-02 東レ・アムテックス株式会社 ゴルフショットマット
JP6772552B2 (ja) * 2016-05-25 2020-10-21 住友ゴム工業株式会社 人工芝
EP3553225B1 (en) * 2018-04-13 2021-07-07 APT Asia pacific Pty. Ltd. Artificial turf with texturized face yarn and texturized thatch yarn
EP3660208A1 (en) * 2018-11-28 2020-06-03 Advanced Polymer Technology Corp. Artificial turf with opaque face yarn and translucent thatch yarn fibers

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101883259B1 (ko) * 2016-06-03 2018-07-31 주식회사 유니퍼 샤워 부스

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07164570A (ja) 1995-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3036336B2 (ja) 人工芝
JP3292897B2 (ja) 人工芝生
US3940522A (en) Synthetic fibers and pile fabrics made therefrom
US20030099787A1 (en) Sports surface
JP2006526078A (ja) 人工芝グラウンドカバーのためのヤーン、そのようなヤーンを含む人工芝グラウンドカバー及び競技用フィールド、及びそのようなヤーンを製造する方法
JP3957383B2 (ja) マット
JP3740650B2 (ja) 人工芝生
WO2017033520A1 (ja) ゴルフショットマット
JP2853535B2 (ja) 人工芝およびその製造方法
JP2587571B2 (ja) 砂入り人工芝グランド
JPS5822625Y2 (ja) 人工芝生
JP3161157B2 (ja) シート状物およびその製造方法
JP4053829B2 (ja) 嵩高捲縮加工糸
JPH08105010A (ja) 砂入り人工芝
JPH07145548A (ja) 人工芝およびその製造方法
JPS6111284Y2 (ja)
JPH069042Y2 (ja) 人工芝生製運動競技場
JP3734565B2 (ja) 人工芝生
JP2511925Y2 (ja) 人工芝生
JPH1193111A (ja) 人工芝運動競技場
JP2533029B2 (ja) 人工芝生製運動競技場
JP4367847B2 (ja) カーペット用原着ポリエステルマルチフィラメント糸及びその製造方法並びにカーペット
JPH10248982A (ja) ゴルフ練習用ショットマットおよびその製造方法
JP2582946B2 (ja) 粒状体入り人工芝
JP2731623B2 (ja) 砂入れ用人工芝生

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080225

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090225

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100225

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110225

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110225

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120225

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120225

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130225

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees