JPS60126371A - 繊維製品の改質方法 - Google Patents
繊維製品の改質方法Info
- Publication number
- JPS60126371A JPS60126371A JP23467983A JP23467983A JPS60126371A JP S60126371 A JPS60126371 A JP S60126371A JP 23467983 A JP23467983 A JP 23467983A JP 23467983 A JP23467983 A JP 23467983A JP S60126371 A JPS60126371 A JP S60126371A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fibers
- cellulose acetate
- fiber
- modified polyester
- cellulose
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は、セルロースアセテート繊維と可染型改質ポ
リエステル繊維からなる繊維製品を化学的処理によって
改質する方法に関する。
リエステル繊維からなる繊維製品を化学的処理によって
改質する方法に関する。
セルロースアセテート繊維をアルカリ性物質により部分
的に鹸化して二層構造にし、セルロースアセテート繊維
の性質と吸水性や制゛亀性の向上等によるセルロース繊
維の性質及び風合の改良等を図る方法−は例えば特公昭
50−29046号公報等に提案され、すでに工業的に
行われている技術である。しかしこれらはセルロースア
セテート繊維を完全に鹸化し均斉性のセルロース長繊維
ケ得たり同時に可染型改質ポリエステル繊維の減量を行
ワものではなかった。
的に鹸化して二層構造にし、セルロースアセテート繊維
の性質と吸水性や制゛亀性の向上等によるセルロース繊
維の性質及び風合の改良等を図る方法−は例えば特公昭
50−29046号公報等に提案され、すでに工業的に
行われている技術である。しかしこれらはセルロースア
セテート繊維を完全に鹸化し均斉性のセルロース長繊維
ケ得たり同時に可染型改質ポリエステル繊維の減量を行
ワものではなかった。
本発明は、均斉性があって更に風合がソフトでドレープ
性があり、光沢のある繊維製品を提供することVC,あ
る。
性があり、光沢のある繊維製品を提供することVC,あ
る。
この発明の要旨は、セルロースアセテート繊維と可染型
改質ポリエステル繊維からなる繊維製品を、先ず金属炭
酸塩水溶液にてセルロースアセテート繊維を完全に鹸化
し、次いで更に金属水酸化物水溶液で可染型改質ポリエ
ステル繊維をアルカリ減量して該繊維製品を改質するも
のである。
改質ポリエステル繊維からなる繊維製品を、先ず金属炭
酸塩水溶液にてセルロースアセテート繊維を完全に鹸化
し、次いで更に金属水酸化物水溶液で可染型改質ポリエ
ステル繊維をアルカリ減量して該繊維製品を改質するも
のである。
この発明方法の特徴(・工、従来のセルロース長繊維と
比較して経済性も良く、筐た均斉性の優れたセルロース
長繊維を得ることが出来また当該長繊維の強力低下も少
ない。またセルロースアセテート繊維と可染型改質ポリ
エステル繊維製品を同時に改質することが出来、ソフト
な風合でドレープ性があり光沢のある繊維製品が得られ
、またポリエステル繊維によるセット性の付与、同色染
色及び異色染色をも出来得ることである。
比較して経済性も良く、筐た均斉性の優れたセルロース
長繊維を得ることが出来また当該長繊維の強力低下も少
ない。またセルロースアセテート繊維と可染型改質ポリ
エステル繊維製品を同時に改質することが出来、ソフト
な風合でドレープ性があり光沢のある繊維製品が得られ
、またポリエステル繊維によるセット性の付与、同色染
色及び異色染色をも出来得ることである。
この発明で言うセルロースアセテート繊維とは、セルロ
ースジアセテート繊維及びセルローストリアセテート繊
維であり、この発明の効果を一層発揮させるにはセルロ
ースジアセテート繊維が好ましい。
ースジアセテート繊維及びセルローストリアセテート繊
維であり、この発明の効果を一層発揮させるにはセルロ
ースジアセテート繊維が好ましい。
また可染型改質ポリエステル繊維とは、構造単位の少な
(とも80モル係がエチレンテレツメレートであワ共重
合成分として種々の改質物質を含むもので、具体的には
スルホインフタル酸、インフタル酸、ナフタリン−2,
6−ジカルボン酸、七バシ/酸、アジピン酸、P−オキ
シ安息香酸、P−β−オキシエトキシ安息香酸、シクロ
へキザノジ力ルボン酸、1.4=ブタンジオール、ジエ
チレングリコール、ネオペンチルグリコール、べ/タエ
リスリトール及ヒエチレングリコール等公知の共1合成
分を用いることが出来る。
(とも80モル係がエチレンテレツメレートであワ共重
合成分として種々の改質物質を含むもので、具体的には
スルホインフタル酸、インフタル酸、ナフタリン−2,
6−ジカルボン酸、七バシ/酸、アジピン酸、P−オキ
シ安息香酸、P−β−オキシエトキシ安息香酸、シクロ
へキザノジ力ルボン酸、1.4=ブタンジオール、ジエ
チレングリコール、ネオペンチルグリコール、べ/タエ
リスリトール及ヒエチレングリコール等公知の共1合成
分を用いることが出来る。
この発明で言う金属炭酸塩とはナトリウム、カリウム、
マグネシウム、バリウム等の金属炭酸塩であり、金属水
酸化物とはす) IJウム、カリウム、マグネシウム、
バリウム等の金属水酸化物である。
マグネシウム、バリウム等の金属炭酸塩であり、金属水
酸化物とはす) IJウム、カリウム、マグネシウム、
バリウム等の金属水酸化物である。
処理方法としては先ず該繊維製品を金属炭酸塩水溶液で
処理した後、水洗後新しい金属水酸化物水溶液で処理す
る方法又は最初に該繊維製品を金属炭酸塩水溶液で処理
した後、該金属炭酸水溶液に必要な金属水酸化物を添加
し、それらの混合溶液で処理する方法である。
処理した後、水洗後新しい金属水酸化物水溶液で処理す
る方法又は最初に該繊維製品を金属炭酸塩水溶液で処理
した後、該金属炭酸水溶液に必要な金属水酸化物を添加
し、それらの混合溶液で処理する方法である。
以下具体的に実施例により、本発明を説明1゛−る。
実施例
75d/48f 酸成分に対して5−ナトリウムスルポ
インフタル酸成分を2.3モル係合むポリエチレンテレ
フタレート繊維を経糸に、75d/31 f セルロー
スジアセテ−Hm!維ヲ緯糸に使用して製織した平織物
を通常の精練を行い、炭酸す) IJウム4%の水溶液
にて100 ’Cで60分間処理し、水洗後次に水酸化
す) IJウム1%の水溶液にて100 ℃で30分間
処理し水洗、中和してアルカリ処理製品を得た。次にこ
の処理製品を次の条件で通常の染色を行った。
インフタル酸成分を2.3モル係合むポリエチレンテレ
フタレート繊維を経糸に、75d/31 f セルロー
スジアセテ−Hm!維ヲ緯糸に使用して製織した平織物
を通常の精練を行い、炭酸す) IJウム4%の水溶液
にて100 ’Cで60分間処理し、水洗後次に水酸化
す) IJウム1%の水溶液にて100 ℃で30分間
処理し水洗、中和してアルカリ処理製品を得た。次にこ
の処理製品を次の条件で通常の染色を行った。
ダイアニツクス ブラックHG−FS 7%o w f
(三菱化成工業(株)製、分散染料) ディスパーTL 002Ca/13 (開成化学(株)製、分散剤) ディスパーVGO,500/1 (開成化学(株)製、分散均染剤) ′ウルトラMTM
2 1 CC/11 (御弊島化学工業(株)製、ppm整剤)110℃×6
0分 浴比1:30 染色後通常の還元洗浄を行い水洗、中和後ダイアミラー
イエロー 7GL 2%owf(三菱化成工業(株)製
、反応性染料)無水芒硝 501/1 炭酸ナトリウム 20171 60℃×50分 浴比1:30 染色後通常の後処理を行い水洗、乾燥した結果、黄色と
黒色との異色染めの染色品を得た。
(三菱化成工業(株)製、分散染料) ディスパーTL 002Ca/13 (開成化学(株)製、分散剤) ディスパーVGO,500/1 (開成化学(株)製、分散均染剤) ′ウルトラMTM
2 1 CC/11 (御弊島化学工業(株)製、ppm整剤)110℃×6
0分 浴比1:30 染色後通常の還元洗浄を行い水洗、中和後ダイアミラー
イエロー 7GL 2%owf(三菱化成工業(株)製
、反応性染料)無水芒硝 501/1 炭酸ナトリウム 20171 60℃×50分 浴比1:30 染色後通常の後処理を行い水洗、乾燥した結果、黄色と
黒色との異色染めの染色品を得た。
その染色品&′@元沢光沢るソフトでドレープ性のある
ものであった。
ものであった。
その染色品の減量率を調べた結果、セルロースジアセテ
ート繊維39%、可染型改質ポリエステル繊維15%、
またセルロースジアセテート繊維の断面を調べた結果、
内部まで黄色に染着されていた。
ート繊維39%、可染型改質ポリエステル繊維15%、
またセルロースジアセテート繊維の断面を調べた結果、
内部まで黄色に染着されていた。
この染色品の引裂強力は次の通りであった。
経糸 緯糸
処理前 66(IP510P
染色品 655.1’ 500F
引裂試験はJIS L−1079
ぺ/シュラム法で行った。
手続補正書(自発)
昭和59年4月2日
ぷ)、(
特許庁長官 若 杉 和犬 殿
1、事件の表示
特願昭58−234679号
2、発明の名称
繊維製品の改質方法
3、補正をする者
事件との関係 出願人
東京都中央区京橋二丁目3番19号
(603)三菱レイヨン株式会ネ土
取締役社長 河 崎 晃 夫
4、代理 人
東京都中央区京橋二丁目3番19号
自 発
別紙の通り
明細書を次の通り補正する。
12頁11〜12行「得たり同時に〜ものではなかった
。」→「得るものではなかった。またセルロースアセテ
ート繊維とポリエステル繊維を同時に減量を行うと、セ
ルロースアセテート繊維はアルカリにより著しい風合の
硬化や強度低下等を生じ、実用に適するものは得られな
かった。またセルロースアセテート繊維の鹸化と同時に
ポリエステル繊維の減量が進むため、減量量率を任意に
コントロールが出来なかった。」23頁1行[繊維を完
全に鹸化し、」→「繊維の少なくとも表層を完全に鹸化
し、」 6.3頁14行「〜である。」→「〜である。また可染
型改質ポリエステル繊維の減量率を0%から任意にコン
トロールすることが出来る。ここでいうセルロースアセ
テート繊維の金属炭酸水溶液による鹸化とは、少くとも
表層を完全鹸化したものから最内層部までを完全鹸化す
ることを意味する。」 4.6頁10行「炭酸ナトリウム2oy/lJ→「炭酸
ナトリウム5y/l」 2特許請求の範囲 (1) セルロースアセテート繊維と可染厘改質ポリエ
ステル繊維からなる繊維製品を、先ず金属炭酸塩水浴液
にてセルロースアセテート繊維の少なくとも表層を完全
に鹸化し、次いで更に金属水酸化物水溶液で可染型改質
ポリエステル繊維をアルカリ減量することを特徴とする
、セルロースアセテート繊維と可染型改質ポリエステル
繊維からなる繊維製品の改質方法。
。」→「得るものではなかった。またセルロースアセテ
ート繊維とポリエステル繊維を同時に減量を行うと、セ
ルロースアセテート繊維はアルカリにより著しい風合の
硬化や強度低下等を生じ、実用に適するものは得られな
かった。またセルロースアセテート繊維の鹸化と同時に
ポリエステル繊維の減量が進むため、減量量率を任意に
コントロールが出来なかった。」23頁1行[繊維を完
全に鹸化し、」→「繊維の少なくとも表層を完全に鹸化
し、」 6.3頁14行「〜である。」→「〜である。また可染
型改質ポリエステル繊維の減量率を0%から任意にコン
トロールすることが出来る。ここでいうセルロースアセ
テート繊維の金属炭酸水溶液による鹸化とは、少くとも
表層を完全鹸化したものから最内層部までを完全鹸化す
ることを意味する。」 4.6頁10行「炭酸ナトリウム2oy/lJ→「炭酸
ナトリウム5y/l」 2特許請求の範囲 (1) セルロースアセテート繊維と可染厘改質ポリエ
ステル繊維からなる繊維製品を、先ず金属炭酸塩水浴液
にてセルロースアセテート繊維の少なくとも表層を完全
に鹸化し、次いで更に金属水酸化物水溶液で可染型改質
ポリエステル繊維をアルカリ減量することを特徴とする
、セルロースアセテート繊維と可染型改質ポリエステル
繊維からなる繊維製品の改質方法。
(2) セルロースアセテート繊維と1してセルロース
ジアセテート繊維を用いる特許請求の範囲第1項記載の
繊維製品の改質方法。
ジアセテート繊維を用いる特許請求の範囲第1項記載の
繊維製品の改質方法。
Claims (1)
- (1) セルロースアセテート繊維と可染型改質ポリエ
ステル繊維からなる繊維製品を、先ず金属炭酸塩水溶液
にてセルロースアセテート繊維を完全に鹸化し、次いで
更に金属水酸化物水溶液で可染型改質ポリエステル繊維
をアルカリ減量することを特徴とする、セルロースアセ
テート繊維と可染型改質ポリエステル繊維からなる繊維
製品の改質方法。 (2] セルロースアセテート繊維としてセルロースジ
アセテート繊維を用いる特許請求の範囲第1項記載の繊
維製品の改質方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23467983A JPS60126371A (ja) | 1983-12-13 | 1983-12-13 | 繊維製品の改質方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23467983A JPS60126371A (ja) | 1983-12-13 | 1983-12-13 | 繊維製品の改質方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60126371A true JPS60126371A (ja) | 1985-07-05 |
Family
ID=16974757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23467983A Pending JPS60126371A (ja) | 1983-12-13 | 1983-12-13 | 繊維製品の改質方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60126371A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109070054A (zh) * | 2016-05-13 | 2018-12-21 | 株式会社大赛璐 | 多孔性纤维素介质的制造方法 |
-
1983
- 1983-12-13 JP JP23467983A patent/JPS60126371A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109070054A (zh) * | 2016-05-13 | 2018-12-21 | 株式会社大赛璐 | 多孔性纤维素介质的制造方法 |
US11097251B2 (en) * | 2016-05-13 | 2021-08-24 | Daicel Corporation | Method for producing porous cellulose medium |
CN109070054B (zh) * | 2016-05-13 | 2022-04-29 | 株式会社大赛璐 | 多孔性纤维素介质的制造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5953945B2 (ja) | 繊維構造物の処理方法 | |
JPS63219685A (ja) | 織布又は不織布の染色性を改良する方法 | |
JPS60126371A (ja) | 繊維製品の改質方法 | |
US2382188A (en) | Oxidation of vat and sulphur dyes | |
JPH06330470A (ja) | 新規なアセテート繊維含有織編物の製造方法 | |
JP3114788B2 (ja) | 染色ポリエステル繊維布帛の製造方法 | |
JPH06212577A (ja) | 繊維構造物の捺染方法 | |
JP2942917B2 (ja) | 抜蝕加工ポリエステル系繊維布帛の製造方法 | |
JP3106522B2 (ja) | 繊維構造物の処理方法 | |
JPS6219526B2 (ja) | ||
JPH086248B2 (ja) | 後練り抜染可能織物の製造方法 | |
JP2772935B2 (ja) | 抜蝕加工ポリエステル系繊維布帛の製造法 | |
JP3038693B2 (ja) | 抜蝕加工ポリエステル系繊維布帛及びその製造方法 | |
JP2920463B2 (ja) | 染色ポリエステル繊維布帛の製造方法 | |
JPS5836269A (ja) | ポリエステル繊維の改質処理方法 | |
KR100483811B1 (ko) | 제전성이 우수한 폴리에스테르/개질 아세테이트 복합직편물의 제조방법 | |
JP2884132B2 (ja) | 印捺柄を有するポリエステル繊維布帛及びその製造方法 | |
JPH0660464B2 (ja) | 高発色性超極細繊維構造物の製造法 | |
JP2005330631A (ja) | 表面が平滑な綿繊維製品の製造方法 | |
AT158634B (de) | Verfahren zur Herstellung echter Färbungen oder Drucke auf Gebilden aus organischen Hochpolymeren. | |
JPH0341591B2 (ja) | ||
JPH04263679A (ja) | オパール加工布の製造方法 | |
JPS60185860A (ja) | 繊維・織物の加工方法 | |
JPS59130361A (ja) | 繊維構造物の処理方法 | |
JPH0813359A (ja) | 染色ポリエステル太細繊維構造物及びその製造方法 |