JPS60126266A - 新規アミド化合物、その製造方法及び該化合物を含む医薬組成物 - Google Patents

新規アミド化合物、その製造方法及び該化合物を含む医薬組成物

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Publication number
JPS60126266A
JPS60126266A JP59240897A JP24089784A JPS60126266A JP S60126266 A JPS60126266 A JP S60126266A JP 59240897 A JP59240897 A JP 59240897A JP 24089784 A JP24089784 A JP 24089784A JP S60126266 A JPS60126266 A JP S60126266A
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JP
Japan
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group
lower alkyl
phenyl
substituted
groups
Prior art date
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Pending
Application number
JP59240897A
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English (en)
Inventor
ブルーノ・カンバー
トーマス・ロイタート
ハンス・キユーニス
クルト・アイヒエンバーガー
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Novartis AG
Original Assignee
Ciba Geigy AG
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Publication date
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規アミド化合物及びその塩、その製造方法
、このような化合物を含む医薬製剤及び医薬製剤を製造
するための用途又は薬学的に有効な化合物としての用途
に関する。
本発明は、特に、一般式(I): 1 〔式中nは1.2又は3を表し、^rは炭素同素環式又
はへテロ環式アリール基を表し、胱は酸のアシル基を表
し、Zは基−OR,又は−NR,R9を表し、R1は水
素、非置換若しくは置換低級アルキル基、炭素同素環式
若しくはヘテロ環式了り−ル基又は遊離、エーテル化若
しくはエステル化ヒドロキシ基を表し、R2及びR3は
それぞれ独立に水素、非置換若しくは置換低級アルキル
基、ホルミル基又は官能基で変性されたポルミル基、カ
ルボキシ基又は官能基で変性されたカルボキシ基、炭素
同素環式若しくはペテロ環式了り−ル基又は非置換、モ
ノ置換若しくはジ置換アミノ基を表し、R4は水素又は
低級アルキル基を表し、R5及びR6はそれぞれ独立に
水素、非置換若しくは置換低級アルキル基又は炭素同素
環式若しくはヘテロ環式アリール基を表し、R7、R8
及びR9はそれぞれ独立に水素、非置換若しくは置換ア
ルキル基又は炭素同素環式若しくはペテロ環式了り−ル
基を表し、R,とR2が一緒に或いはR8とR3が一緒
に、炭素原子が場合によりヘテロ原子で置き換えられて
いる非置換又は置換低級アルキレン基を表していてもよ
く、R4とR5が一緒に、同様にR5とR6が一緒に及
び/又はR8とR9が一緒に、それぞれ独立に非置換又
は置換低級アルキレン基を表すことができ、その際炭素
原子がへテロ原子で置き換えられていてもよい〕の置換
3−カルバモイル−1,4−ジヒドロピリジン−化合物
、一般式(1)の化合物の光学異性体、これらの光学異
性体の混合物及び塩形成基を有する前記化合物の塩、こ
れらの化合物の製造方法、該化合物を含む医薬製剤及び
医薬製剤を製造するための用途又は薬学的に有効な化合
物としての用途に関する・ 以上及び以下に使用する定義は、特に定義しない限り、
下記の意味を有する。
用語「低級」は、対応する基又は化合物が7個以下、好
ましくは4個以下の炭素原子を有することを表す。
置換された基は、1個以上の同−又は異なる置換基を含
むことができ、置換基は任意の適当な位置を置換するこ
とができる。
前記の一般式(1)において、nは特に1を表すが、2
又は3を表してもよい。nが2又は3を表す場合、複数
個存在するR4、R,及びR6はそれぞれ独立で存在す
る。
炭素同素環式又はヘテロ環式アリール基は、特に、対応
する単環式基であるが、双環式又は多環式の、芳香族性
を有する炭素同素環式又はへテロ環式基であってもよい
この種の炭素同素環式基は特にフェニル基、更にナフチ
ル基、例えば1−又は2−ナフチル基である。
ヘテロ環式了り−ル基は、好きしくは対応する単環式基
であるが、対応する双環式又は多環式基であってもよく
、その際多環式基は数個のへテロ環式環又は1個以上の
縮合炭素同素環式環、特に1個以上の縮合ベンゾ環を有
する1個以上のへテロ環式環から成るものでもよい。通
常、存在するヘテロ環式基は、好ましくは5員又は6員
の環成員から成り、4個以下の同−又は異なるヘテロ原
子、特に窒素原子、酸素原子及び/又は硫黄原子、好ま
しくは1.2.3若しくは4個の窒素原子、11!1M
の酸素原子若しくは硫黄原子又は1個の酸素原子或いは
硫黄原子と一緒に1若しくは2個の窒素原子を環成員と
して含むことができる。これは通常環炭素原子を介して
1,4−ジヒドロ−ピリジン環の4−環炭素原子と結合
している。
単環式5員ヘテロアリール基は、例えば対応するモノア
ザ−、ジアザ−、トリアザ−、テトラアザ−、モノオキ
サ−、モノチア−、オキサアザ−、オキサジアザ−、チ
アザ−又はチアジアザ環式基、例えばピリル基、ピラゾ
リル基、イミダゾリル基、トリアゾリル基、テトラゾリ
ル基、フリル基、チェニル基、イソキサゾリル基、オキ
ザゾリル基、オキサジアゾリル基、イソチアゾリル基、
チアゾリル基又はチアジアゾリル基であり、単環式の6
員ヘテロアリール基は、例えば対応するモノアザ−、ジ
アザ−又はトリアザ−環式基、例えばピリジル基、ピリ
ダジニル基、ピリミジニル基、ピラジニル基又はトリア
ジニル基である。双環式ヘテロアリール基は特に縮合ベ
ンゾ環を有する単環式へテロアリール基である。ヘテロ
環は5員又は6員であってよく、その際5員ヘテロアリ
ール基は例えばモノアザ−、ジアザ−、モノオキサ−、
モノチア−、オキサアザ−、チアザ−、オキサジアザ−
又はチアジアザ環式基を表し、6員ヘテロアリール基は
例えばモノアザ−又はジアザ−環式へテロアリール基を
表す。このような双環式基は例えばインドリル基、イソ
インドリル基、ベンズイミダゾリル基、ベンゾフラニル
基、ベンゾチェニル基、ベンズチアゾリル基、ベンズオ
キサジアゾリル基、ベンズチアジアゾリル基、キノリニ
ル基又はイソキノリニル基である。
炭素同素環式及びヘテロ環式アリール基計は非置換又は
置換されていてもよ(、特に環炭素原子、また、環窒素
原子が置換されていてもよい。環炭素原子の置換基は、
殊に場合により置換された炭化水素基、例えば対応する
脂肪族、脂環式、芳香族又は芳香脂肪族炭化水素基、例
えば低級アルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニ
ル基、低級アルキレン基、シクロアルキル基、シクロア
ルキル低級アルキル基、フェニル基、フェニル低級アル
キル基、フェニル低級アルキルチオ基及び/又はフェニ
ル低級アルコキシ基であり、その際このような炭化水素
基、特に低級アルキル基、フェニル基、フェニル低級ア
ルキル基、フェニル低級アルキルチオ基及び/又はフェ
ニル低級アルコキシ基の置換基は、例えば、場合により
エーテル化若しくはエステル化されたヒドロキシ基、例
えばヒドロキシ基、低級アルコキシ基、低級アルケニル
オキシ基、低級アルキニルオキシ基、低級アルキレンジ
オキシ基、低級アルカノイルオキシ基又はハロゲン、及
び/又は場合により官能基で変性されたカルボキシ基、
例えばカルボキシ基、エステル化カルボキシ基、例えば
低級アルコキシカルボニル基、アミド化カルボキシ基、
例えばカルバモイル基、N−低級アルキルカルハモイル
基又はN、N−ジ低級アルキルカルバモイル基又はシア
ノ基であってよい。環式置換基、特にフェニル基は更に
、場合により例えば前記のように置換されていてもよい
低級アルキル基を置換基として含んでいてもよい。アリ
ール基静の置換基は更に、例えば場合によりエーテル化
若しくはエステル化されたヒドロキシ基、例えばヒドロ
キシ基、低級アルコキシ基、ハロゲン低級アルコキシ基
、低級アルケニルオキシ基、ハロゲン低級アルケニルオ
キシ基、低級アルキニルオキシ基、低級アルキレンジオ
キシ基、低級アルカノイルオキシ基又はハロゲン、ニト
ロ基、場合により置換されたアミノ基、例えばアミノ基
、低級アルキルアミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、N
−低級アルキル−N−フェニル低級アルキルアミノ基、
低級アルキレンアミノ基、オキサ低級アルキレンアミノ
基、チア低級アルキレンアミノ基又はアザ低級アルキレ
ンアミ、ノ基(アザ−窒素原子は非置換であるが、又は
例えば、場合により例えば前記のように置換された低級
アルキル基、フェニル基又はフェニル低級アルキル基で
置換されていてもよい)、又はアシルアミノ基、例えば
低級アルカノイルアミノ基、アジド基、アシル基、例え
ば低級アルカノイル基、又は場合により官能基で変性さ
れたカルボキシ基、例えばカルボキシ基、エステル化カ
ルボキシ基、例えば低級アルコキシカルボニル基又はア
ミド化カルボキシ基、例えばカルバモイル基、N−低級
アルキルカルバモイル基又はN、N−ジ低級アルキルカ
ルバモイル基又はシアン基、場合により官能基で変性さ
れたスルホ基、例えばスルホ基又はアミノスルホニル基
、及び/又はエーテル化メルカプト基(場合により酸化
されていてもよい)、例えば低級アルキルチオ基、低級
アルキルスルフィニル基又は低級アルキルスルボニル基
である。
環窒素原子の置換基は特に前記の、場合により置換され
た炭化水素基、例えば低級アルキル基又は低級アルコキ
シカルボニル基、更にヒドロキシ基又はオキシド基であ
る。
ヘテロ環式アリール基Arは、例えば置換基の種類に応
じて種々の互変異性体の形で存在することができる。
部分的に飽和された5員又は6員のモノアザ−、ジアザ
−又はトリアザ−ヘテロアリール基は、例えばジヒドロ
ピロリル基、ジヒドロイミダゾリル基、ジヒドロピリジ
ニル基、ジヒドロピリミジニル基又はテトラヒドロトリ
アジニル基である。オキソ置換基を有するこのような基
は、例えば2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1−ピロリ
ニル基、2−オキソ−1,2−ジヒドロ−4−ピリミジ
ニル基又は5.6−シオキソー1.4,5.6−チトラ
ヒドロー1.2.4−1−リアジン−3−イル基である
。完全に飽和されたヘテロアリール基はへテロ環基に相
当する。5員又は6員のモノアザ−又はジアザヘテロ環
基は、例えばピロリジニル基、ピペリジニル基、イミダ
ゾリジニル基又はピペラジニル基である。オキソ置換基
を有するこのような基の例は、2−ピロリジノン−1−
イル基、2−ピペリジノン−1−イル基及び殊に2−イ
ミダゾリジノン−1−イル基である。
アシル茫胱は、カルボン酸の対応する基、特に低級アル
カノイル基、更に非置換若しくは置換された、例えば低
級アルキル基、低級アルコキシ基、ニトロ基及び/又は
ハロゲンを含むベンゾイル基、又は有機スルホン酸の対
応する基、特に低級アルキルスルボニル基又は非置換若
しくは置換された、例えば低級アルキル基、低級アルコ
キシ基、ニトロ基及ヒ/又はハロゲンを含むフェニルス
ルボニル基であってもよい。しかし、アシル基^Cは、
特に、炭酸のモジエステル及びモノアミ1′のアシル基
、例えば特に非置換若しくは置換された、例えば遊離若
しくはエーテル化ヒドロキシ基、例えば低級アルコキシ
基、又は非置換若しくは置換アミノ基、例えば前記のよ
うに置換されたアミノ基及び特に二置換されたアミノ基
、例えばジ低級アルキルアミノ基、N−低級アルキル−
N−フェニル低級アルキルアミノ基、又は場合により酸
素、硫黄又は非置換若しくは例えば低級アルキル基で置
換された窒素で遮断された低級アルキレンアミノ晶、或
いは非置換又は例えば低級アルキル基、低級アルコキシ
基、二1・口基及び/又はハロゲンで置換されたフェニ
ル基、チェニル基、フリル基、ピリル基又はピリジル基
を含む低級アルコキシカルボニル基、更に低級アルケニ
ルオキシ−又は低級アルキニルオキシ−カルボニル基、
更にN−非置換又はN−七ノー若しくはN、N−ジ置換
カルバモイル基、例工ばN−低級アルキルカルバモイル
基、N、N−’;低級アルキルカルバモイル基、N−ヒ
ドロキシカルバモイル基、又は場合により低級アルキレ
ン部分が酸素、硫黄又は非置換又は例えば低級アルキル
で置換された窒素で遮断されたN、N−低級アルキレン
カルバモイル基を表す。
更に、アシル基へ〇は環式炭酸誘導体のアシル基、例え
ば5−テトラゾリル基又は非置換又は低級アルキル若し
くはフェニル基で置換された4、5−ジヒドロ−2−オ
キサシリル基又は5. 6−’、;ヒドロー48−1.
3−オキサジン−2−イル基を包含する。 アルキル基
は好ましくは1〜12個の炭素原子を含み、例えばn−
デシル基であり、特に低級アルキル基である。低級アル
キル基は、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基
、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、se
c−ブチル基又はtert−ブチル基、更にn−ペンチ
ル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、n−ヘキシル
基、イソヘキシル基又はn−ペプチル基である。
置換された低級アルキル基R+ は、置換基として例え
ば非置換又は特にモノ−若しくはジ置換アミノ基、例え
ば低級アルキルアミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、N
−低級アルキル−N−フェニル−低級アルキルアミノ基
又は場合により酸素、硫黄又は非置換或いは、例えば低
級アルキル基若しくは低級アルカノイル基で置換された
窒素で遮断された低級アルキレンアミノ基を含み、その
際このような置換基は環窒素原子から少な(とも2個の
炭素原子によって隔てられているのが好ましい。更に、
低級アルキル基R2は、例えばカルボキシ基又は官能基
で変性されたカルボキシ基、例えばカルボキシメチル基
、又は低級アルコキシ基(低級アルコキシ基で置換され
た低級アルコキシ基、例えば2−メトキシエトキシメチ
ル基であるのが好ましい)、又はフェニル基(場合によ
り低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲン及び/
又はニトロ基を置換基として含む)、例えばベンジル基
、又はN−ピロリル基、N−イミダゾリル基、N−ピラ
ゾリル基、N−インドリル基又はN−イソインドリル基
、例えばN−イミダゾリルメチル基で置換されていても
よい。
官能基で変性されたカルボキシ基は、例えばエステル化
カルボキシ基、例えば低級アルコキシカルボニル基、又
はアミド化カルボキシ基、例えばカルバモイル基、N−
低級アルキルカルバモイル基又はN、N−ジ低級アルキ
ルカルバモイル基、又はシアノ基である。R2及びR3
における官能基で変性されたカルボキシ基はシアノ基で
あるのが好ましい。
官能基で変性されたカルボキシ基で置換されたアミノ−
低級アルキル基R5において、官能基で変性されたカル
ボキシ基は、カルバモイル基又はC−アミジノ CC(
=NH) NH2〕基であるのが好ましい。
フェニル低級アルキル基は、例えばベンジル基又は1−
若しくは2−フェニルエチル基である。
フェニル環が、例えば遊離若しくはエーテル化ヒドロキ
シ基、低級アルキル基、ニトロ基、アミノ基、低級アル
キルアミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、低級アルカノ
イルアミノ基及び/又はハIJゲンで置換されていても
よい。
低級アルキレン基は、例えば2〜7個、特に3〜5個の
連鎖炭素原子を含み、殊に1.3−プロピレン基又は1
.4−ブチレン基である。炭素原子かへテロ原子で置き
換えられている低級アルキレン基は、例えばオキサ−、
チア−又はアザ低級アルキレン基である。基R8とRg
とが一緒になって形成された低級アルキレン基、アザ−
、オキサ−又はチア低級アルキレン基は、炭素原子数2
〜7個の低級アルキレン基、炭素原子数3〜4個のアザ
低級アルキレン基、炭素原子数3〜411filのオキ
サ低級アルキレン基、炭素原子数3〜4個のチア低級ア
ルキレン基、特に炭素原子数4〜5個の低級アルキレン
基、炭素原子数4個のオキサ低級アルキレン基又は炭素
原子数4個のアザ低級アルキレン基、特に1.5−ベン
チレン基、3−オキザー又は3−アザ−1,5−ベンチ
レン基及び殊に3−アザ−1,5−ペンチレン基である
のが好ましい。
基R5とR6とが一緒になって形成された低級アルキレ
ン基、アザ−、オキサ−又はチア低級アルキレン基は、
連鎖炭素原子数2〜5個の低級アルキレン基、それぞれ
3個又は4111の連鎖炭素原子を有するアザ−、オキ
サ−若しくはチア低級アルキレン基、特に炭素原子数2
〜5個の低級アルキレン基又は炭素原子数4個のアザ低
級アルキレン基、特に1,5−ベンチレン基であるのが
好ましい。
基R4とR5とが一緒になって形成された低級アルキレ
ン基、アザ−、オキザー又はチア低級アルキレン基は、
炭素原子数3〜5111i1の低級アルキレン基、炭素
原子数2〜4個のオキサ低級アルキレン基又は炭素原子
数2〜4個のチア低級アルキレン基、特に1.3−プロ
ピレン基、2−オキサ−又は2−チア−1,3−プロピ
レン基、特に1゜3−プロピレン基であるのが好ましい
炭素原子が場合によりヘテロ原子で置き換えられ、R1
とR2とが一緒になって又はR+ とR3が一緒になっ
て形成された低級アルキレン基は、1.4−ジヒドロピ
リジン環の2位又は6位の炭素原子と直接結合した炭素
原子が場合により酸素原子、硫黄原子又は窒素原子(水
素又は低級アルキル基で置換されている)で置き換えら
れている炭素原子数3〜5個の低級アルキレン基、特に
炭素原子数3〜51[1aの低級アルキレン基又は3−
オキサ−13−チア−若しくは3−アザ−1,3−プロ
ピレン(炭素原子の番号は窒素原子のところから始まる
)、及び特に1.2−エチレン基、1゜3−プロピレン
基又は1,4−ブチレン基を表すのが好ましい。
低級アルキレン基、オキサ=、チア−及びアザ低級アル
キレン基は、例えばヒドロキシ基、低級アルコキシ基、
アミノ基、低級アルキルアミノ基、ジ低級アルキルアミ
ノ基、ハロゲン、カルボキシ基及び/又は官能基で変性
されたカルボキシで置換されていてもよく、また、アザ
−窒素が更に低級アルカノイル基、フェニル基又はフェ
ニル低級アルキル基又は特に低級アルキル基で置換され
ていてもよい。例えば炭素原子数3〜4個のアザーー低
級アルキレン基、炭素原子数4個のオキサ−低級アルキ
レン基又は炭素原子数3〜4個のチア低級アルキレン基
のような基は前記の数の炭素原子及び付加的に前記のへ
テロ原子を含む。
ナフチル基は、例えば1−又は2−ナフチル基であって
もよい。
ピリル基は例えば2−又は3−ピリル基、ピラゾリル基
は例えば3−又は4−ピラゾリル基、イミダゾリル基は
例えば2−又は4−イミダゾリル基、トリアゾリル基は
例えば1,3.5−IH−トリアゾール−2−イル基又
は1,3.’4−1−リアゾールー2−イル基、テトラ
ゾリル基は例えば1、 2. 3. 4−IH−テトラ
ゾール−5−イル基であり、フリル基は2−又は3−フ
リル基、チェニル基は2−又は3−チェニル基を表す。
イソキサゾリル基は例えば3−イソキサゾリル基、オキ
サシリル基は例えば2−又は4−オキサシリル基、オキ
ザジアゾリル基、例えば1,3.4−オキサジアゾール
−2−イル基、イソチアゾリル基は例えば3−イソチア
ゾリル基、チアゾリル基は2−又は4−チアゾリル基、
チアジアゾール基は例えば1,3.4−チアジアゾール
−2−イル基である。ヘンズオキサジアゾリル尽及びヘ
ンズチアジアゾリル基は2,1.3−ヘンズオキザジア
ゾール−4−イル基及び2,1.3−ベンズチアジアゾ
ール−4−イル基である。
ピリジル基は2−13−又は4−ピリジル基、ピリダジ
ニル基は例えば3−ピリダジニル基であり、ピリミジニ
ル基は2−14−又は5−ピリミジニル基であり、ピラ
ジニル基は2−ピラジニル基であり、トリアジニル基は
例えば1.3.−5−トリアジン−2−イル基である。
インドリル基は例えば2−13−又は5−インドリル基
、イソインドリル基は例えば1−イソインドリル基、ベ
ンズイミダゾリル基は例えば2−又は5−ベンズイミダ
ゾリル基、ヘンゾフラニル基は例えば2−又は3−ヘン
ゾフラニル基、ベンゾチェニル基は例えば3−ベンゾチ
ェニル基、ベンズチアゾリル基は例えば2−ベンズチア
ゾリル基、キノリニル基は例えば2−又は4−キノリニ
ル基、イソキノリニル基は例えば1−イソキノリニル基
である。
低級アルケニル基は例えばアリル基又はメタリル基であ
り、低級アルキニル基は例えばプロパルギル基である。
シクロアルキル基は好ましくは5〜7個の環炭素原子を
有し、例えばシクロペンチル基又はシクロヘキシル基で
あり、シクロアルキル低級アルキル基は例えばシクロプ
ロピルメチル基、シクロペンチルメチル基又はシクロヘ
キシルメチル基であってもよい。
エーテル化ヒドロキシ基は、特に低級アルコキシ、更に
、例えばフェニル低級アルコキシ基、アリールオキシ基
又はヘテロアリールオキシ基である。
アシルオキシ基は例えば前記のアシル基膜の一つで置換
されたヒドロキシ基、好ましくは、場合ニヨリヒドロキ
シ基、低級アルコキシ基、ハロゲン、低級アルキル基及
び/又はニトロ基で置換されたヘンジイルオキシ基、特
に低級アルカノイルオキシ基である。
低級アルコキシ基ば、例えばメトキシ基、エトキシ基、
n−プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基
、イソブトキシ基又はtert−ブトキシ基である。
低級アルコキシ低級アルコキシ基において、末端低級ア
ルコキシ基は1個より多い炭素原子によって結合炭素原
子から隔てられているのが好ましく、このような基は例
えば2〜メトキシ−エトキシ基又は2−エトキシ−エト
キシ基である。 ゛低級アルケニルオキシ基は例えばア
リルオキシ基又はメタリルオキシ基であり、ハロゲン(
1アルケニルオキシ基は1個以上のハロゲン原子を含ん
でいてもよく、その際ハロゲン原子ば35までの原子番
号を有するのが好ましく、特に弗素及び塩素を表し、上
記基は例えば1.2−ジクロロ−ビニルオキシ基である
ハロゲン−低級アルコキシ基には、1個以上のハロゲン
原子が存在していてもよく、ハロゲン原子は、35まで
の原子番号を有するのが好ましく、特に弗素及び塩素を
表す。このような基は例えば1.1.2−トリフルオロ
−2−クロロ−エトキシ基又は好ましくはジフルオロメ
トキシ基である。
低級アルキニルオキシ基は、例えばプロパルギルオキシ
基であり、低級アルキレンジオキシ基は例えばメチレン
ジオキシ基又はエチレンジオキシ基を表す。
低級アルカノイルオキシ基は、例えばアセトキシ基、プ
ロピオニルオキシ基又はピバロイルオキシ基である。
ハロゲン置換低級アルキル基は、例えばトリフルオロメ
チル基、1.1.1−)リフルオロ−2−クロロエチル
基又はり0ロメチル基である。
ハロゲンは35までの原子番号を有するのが好ましく、
特に弗素又は塩素、更に臭素であるが、沃素であっても
よい。
低級アルコキシカルボニル基は、例えばメトキシカルボ
ニル基、エトキシカルボニル基、n−プロポキシカルボ
ニル基、イソプロポキシカルボニル基、n−ブトキシカ
ルボニル基、イソブトキシカルボニル基又はter t
−ブトキシカルボニル!にである。
N−低級アルキルカルバモイル基は、例えハN−メチル
カルバモイル基又はN−エチルカルバモイル基テアリ、
N、N−ジ低級アルキルカルバモイル基は、例えばN、
N−ジメチルカルバモイル基又はN、N−ジエチルカバ
モイル基である。
低級アルキルアミノ基は、例えばN−メチルアミノ基、
N−エチルアミノ基、N−n−プロピルアミノ基又はN
−イソプロピルアミノ基である。
ジ低級アルキルアミノ基は、例えばN、N−ジエチルア
ミノ基、N−エチル−N−メチルアミノ基又はN、N−
ジエチルアミノであり、N−低級アルキル−N−フェニ
ル低級アルキルアミノ基は例えばN−ベンジル−N−メ
チルアミノ基又はN−メチル−N−(2−フェニルエチ
ル)−アミノ基を表す。
低級アルキレンアミノ基は、例えば2〜7個、好ましく
ば4又は5個の環炭素原子を含み、例えばピロリジノ基
又はピペリジノ基であり、オキサ低級アルキレンアミノ
基は例えばモルホリノ基、例えば4−モルホリノ基(3
−オキサ−1,5−ベンゾイルアミノ基)であり、チア
低級アルキレンアミノ基は例えばチオモルホリノ基、例
えば4−チオモルホリノ基であり、場合にょリアザ置換
されたアザ低級アルキレンアミノ基は例えばピペラジノ
基、例えば1−ピペラジノ基(3−アザ−1,5−ペン
チレンアミノ基)、4−メチルピペラジノ基、4−フェ
ニル−ピペラジノ基、4−ベンジル−ピペラジノ基又は
4−(2〜フエニルエチル)−ピペラジノ基であっても
よい。
アシノアミノ基は、例えば前記のアシル基Acの一つで
置換されたアミノ基、好ましくはベンゾイルアミノ基(
場合によりヒドロキシ基、低級アルコキシ基、ハロゲン
、低級アルキル基及び/又はニトロ基で置換されている
)及び特に低級アルカノイルアミノ基である。
低級アルカノイルアミノ基は、例えばアセチルアミノ基
又はプロピオニルアミノ基である。
アシル基自体は、例えば前記のアシル基ACの一つ、好
ましくは場合によりベンゾイルアミノ基について記載し
たように置換されたベンゾイル基、特に低級アルカノイ
ル基、例えばホルミル基、アセチル基、プロピオニル基
又はピバロイル基である。更に好ましいアシル基はフラ
ニルカルボニル基、チェニルカルボニル基、ピリルカル
ボニル基又はピリジニルカルボニル基及び特にフラン−
2−イル−カルボニル基である。
エーテル化メルカプト基は、特に低級アルキルチオ基、
更に例えばフェニルチオ基である。酸化されたエーテル
化メルカプト基は低級アルキルスルフィニル基又は低級
アルキルスルホニル基であるのが好ましい。低級アルキ
ルチオ基は、例えばメチルチオ基、エチルチオ基、n−
プロピルチオ基又はイソプロピルチオ基であり、低級ア
ルキルスルフィニル基は、例えばメチルスルフィニル基
を表し、低級アルキルスルホニル基は、例えばメチルス
ルボニル基又はエチルスルホニル基を表す。
アミノ低級アルキル基R1において、アミノ基は少なく
とも2個の炭素原子によって結合炭素原子から隔てられ
ているのが好ましい。このような基は特に2−ジ置換ア
ミノ−低級アルキル基、例えば2−ジ低級アルキルアミ
ノエチル基、例えば2−ジメチルアミノエチル基若しく
は2−ジエチルアミノエチル基、2−低級アルキレンア
ミノエチル基、例えば2−ピロリジノ−エチル基若しく
は2−ピペリジノ−エチル基、2−(4−モルホリノ)
−エチル基、又は2−(4−低級アルキルピペラジノ)
−エチル基、例えば2−(4−メチルピペラジノ)−エ
チル基である。
置換された低級アルコキシカルボニル基において、置換
基は通常、少なくとも2個、好ましくは2個又は3個の
炭素原子によって酸素原子から隔てられている。このよ
うな基は、例えばヒドロキシ低級アルコキシカルボニル
基、例えば2−ヒドロキシエトキシカルボニル基若しく
は2.3−ジヒドロキジブlツボキシカルボニル基、低
級アルコキシ−低級アルコキシカルボニル基、例えば2
−メトキシエトキシカルボニル基、ジ低級アルキルアミ
ノ−低級アルコキシカルボニル基、例えば2−ジメチル
アミノコエトキシカルポニルノ□(,2−ジエチルアミ
ノエトキシカルボニル基若しくは3−ジメチルアミノプ
ロポキシカルボニル貼、低級アルキレンアミノ−低級ア
ルコキシカルボニル端、例えば2−ピロリジノエトキシ
カルボニル載着しくは2−ピペリジノエトキシカルボニ
ル基、モルホリノ−低級アルコキシカルボニル基、例え
ば2、−(4−モルホリノ)−工トキシカルボニル基、
又は4−低級アルキル−ピペラジノ−低級アルコキシカ
ルボニル基、例えば2−(4−メチルピペラジノ)−エ
トキシカルボニル基である。
フェニル低級アルコキシ力ルボニルノ、(は、例えばベ
ンジルオキシカルボニル基又は2−ソエニルエトキシカ
ルボニル基である。
N、N−低級アルキレン−カルハモイル基は、例えばピ
ロリジノカルボニル基又はピペリジノカルボニル基であ
り、低級アルキレン部分が酸素、硫黄又は非置換又は置
換窒素で遮断されている対応する基は、例えば4−モル
ホリノカルボニル基、4−チオモルホリノカルボニル基
、l−ビベラジノカルボニル基又は4−メチル−1−ピ
ペラジノカルボニル基を表す。
本発明による化合物の塩は、特に医薬に使用しうる、無
毒性の塩、例えば酸性基、例えばi離カルボキシ基又は
スルホ基を有する一般式(1)の化合物の塩である。こ
のような塩は、特に金属塩又はアンモニウム塩、例えば
アルカリ金属塩及びアルカリ土類金属塩、例えばナトリ
ウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩又はカルシウム塩
及び、アンモニア若しくは適当な有機アミン(特に脂肪
族、脂環式、脂環式−脂肪族又は芳香脂肪族の一級、二
級又は三級上ノー、ジー又はポリアミン、並びにヘテロ
環式塩基が塩形成用として適切である)、例えば低級ア
ルキルアミン、例えばトリエチルアミン、ヒドロキシ低
級アルキルアミン、例えば2−ヒドロキシエチルアミン
、ビス−(2−ヒドロキシエチル)−アミン又はトリス
−(2−ヒドロキシエチル)−アミン、カルボン酸の塩
基性脂肪族エステル、例えば4−アミノ安息香酸−2−
ジエチルアミノエチルエステル、低級アルキレンアミン
、例えば1−エチル−ピペリジン、シクロアルキルアミ
ン、例えばジシクロヘキシルアミン又はベンジルアミン
、例えばN、N’−ジヘンジルーエチレンジアミン、更
にピリジン型の塩基、例えばピリジン、コリジン又はキ
ノリンとのアンモニウム塩である。塩基性基を有する一
般式(1)の化合物は、例えば無機酸、例えば塩酸、硫
酸若しくは燐酸、又は適当な有機カルボン酸若しくはス
ルボン酸、例えばトリフルオロ酢酸、及びアミノ酸、例
えばアルギニン及びリジンと酸付加塩を形成することが
できる。数個の酸性基又は塩基性基が存在する場合にば
、モノ−又はポリ塩を形成することができる。酸性基、
例えば遊離カルボホシ基及び遊離塩基性基、例えばアミ
ノ基を有する一般式(1)の化合物は分子内塩の形、即
ち両性イオン形で存在することもでき、また分子の一部
が分子内塩として存在し、他の部分が普通の塩として存
在することができる。
単離又は精製するため、医薬に適当でない塩を使用する
こともできる。治療に使用するには、医薬に使用しうる
、無毒性の塩だけが許容され、従ってこれが好ましい。
一般式(1)の化合物及び塩形成性を有する該化合物の
塩は有用な薬理作用を有する。これらは殊に強力な抗高
血圧作用及び血圧降下作用を有し、その作用は、例えば
覚醒している腎性高血圧症のラットについてバイロム(
Byrom )及びウィルソン(Wilson)によっ
てJ、 Physiol、(ロンドン)93S301頁
(1938)、ゲロルド(Garold)らによって1
lelv、 Physiol、 Pharmacol、
 Acta。
24巻58頁(19’66)に、またゴールドブラット
 (Goldblatt )らによってJ、 Expt
l、 Med、、59巻347頁(1934)に記載さ
れた試験法により約0.3■/ kg以上の経口投与量
で証明することができた。血圧降下作用は、例えば麻酔
した猫で約o、ooi■/kg以上の投与量を静脈内投
与した場合にも証明することができる。更に、本発明の
化合物は持続的薬理作用、例えば持続的血圧降下又は血
管拡張作用を有し、この作用は例えば覚醒している犬及
び麻酔した犬で約0.01■/ kg以上の投与量を静
脈内投与した場合に証明することができる。一般式(1
)の化合物は、更に、陰性筋変力作用及び陰性周期変動
作用を有することを特徴とする。前者は、例えば試験管
内で摘出し、一定周波数で刺激したモルモット左心房の
収縮力を約10 nmol/ 1以上の濃度で抑制する
ことによって証明することができ、後者は自然に拍動す
るモルモット右心房で約1 nmol / 1以上の濃
度で証明することができる。この場合、一般式(1)の
化合物は陰性周期変動作用に比較して極めて弱い陰性筋
変力作用を示すことを特徴とする。更に、一般式(I)
の化合物は、カルシウム拮抗剤の場合に一般に普通であ
るように、例えば麻酔した犬で反射性心臓刺激により心
拍数を増加するが、これは遅延して起こり、限定されて
いる。麻酔したラットの場合には、一般式(1)の化合
物の投与によって交換神経の活性が増加するにもかかわ
らず、心拍数は減少する。
一般式(1)の化合物は、更に、例えば摘出し、潅流し
たモルモットの心臓でランゲンドルフ(Langend
orff )法により約0.1 nmol/ 12以上
の濃度で証明することができるように、冠状血管拡張作
用を示す。この場合、一般式(1)の化合物は冠状血管
拡張作用に比較して弱い陰性筋変力作用しか有しない点
で顕著である。カルシウム管に対する化合物の親和性は
、試験管内でニトレンジピン−受容体結合試験で証明す
ることができる。
3 H−ニトレンジピンはモルモットの心臓の膜標本に
よって特異的に結合される。3H−ニトレンジピンの特
異的結合を50%だけ減少させるのに必要な試験化合物
の濃度を示すI C,。値は、本発明の化合物の場合に
は、約0. l nmol / 1以上である。更に、
一般式(1)の化合物の電気生理学的試験、例えばモル
モットの心臓の摘出した乳頭筋で活動電位の細胞内導入
の記録は、Ca”+イオン流入の強い抑制を示す。例え
ば、部分的にに+イオンによって脱分極された乳頭筋標
本で、10nmol/β以下の濃度で50%だけ“緩徐
電位”の抑制を起こす。非脱分極標本で試験すると、一
般式(1)の化合物は、おそらくカリウム流出に対する
付加的作用により10 nmol/ 12以上の濃度で
活動電位の持続時間を著しく延長する。更に、試験管内
における、ラットの摘出し、血流した腸間膜血管床につ
いては、一般式(1)の化合物は、ノルアドレナリン(
約10 nmol/ 1以上)により誘発される血管収
縮よりも、カリウムイオン又はカルシウムイオン(約0
. l nmol / 1以上)によって゛誘発される
血管収縮を、優先的に抑制する。更に、一般式(1)の
化合物は、薬理作用の比較的迅速な発現、化学的安定性
及び、心臓血管作用に比較して比較的低い毒性を示す点
で優れている。
カルシウム侵入遮断剤としての本発明の化合物の効果 モルモットの心筋層の膜標本に対する3 H−ニトレン
ジピン結合の試験管内抑制に関するIC9゜値を記載す
る: (以下余白) 下記実施例番号 I C50(nM) 豊北治葡 (31−1−ニトレンジピン1:治L1 (
2) 2 4(1) 7.7 5 (1) 1 8 (1) 6 19(1) 0.8 24 0.55 27C70 29b 59 30a(2) 1.8 30b 5.8 38b 18 38 c ’23 38 d 3.1 45 2、1 一般式(I)の化合物及び塩形成性を有する該化合物の
塩は、従って、例えば抗高血圧剤及び冠状血管拡張剤と
して心臓血管の疾患、例えば殊に狭心症及び高血圧、更
に例えば不整脈、脳及び末梢血流障害、肺高血圧症、片
wI痛、血管痙里又は心不全及び更に感染症、例えば動
脈硬化症、平lt7筋、例えば気管支、子宮、腸等の痩
里、又は脳の一般的機能障害の治療に使用することがで
きる。
しかし、新規化合物は他の特に薬学的に有効な化合物を
製造するため有用な中間体でもある。
本発明は特に、nが1.2又は3を表し、Δrが単環式
若しくは双環式の炭素同素環式アリール基又は5員若し
くば6員で、1〜4個の環窒素原子、1個の環酸素原子
若しくは環硫黄原子又は1個の環酸素原子或いは環硫黄
原子と一緒に1個若しくは2個の環窒素原子を環成員と
し°ζ含む単環式へテロアリール基を表し、このアリー
ル基が場合により縮合ベンゼン環を含み、特にフェニル
基、ナフチル基、ピリル基、ピラゾリル基、イミダゾリ
ル基、トリアゾリル基、テI・ラヅリル基、フリル基、
チェニル基、イソキサゾリル基、オキザゾリル基、オキ
ザジアゾリル基、イソチアゾリル基、チアシリ・元基、
チアジアゾリル基、ピリジル基、ピリダジニル基、ピリ
ミジニル基、ピラジニル基、トリアジニル基、インドリ
ル基、イソインドリル基、−、ンズオキサジアゾリル基
、ヘンズチアジアゾリル基、ヘンズイミダゾリル基、ヘ
ンゾフラニル基、ヘンゾチェニル基、キノリニル基又は
イソキノリニル基を表し、その際これらの基中の環炭素
原子が、場合により低級アルキル基、低級アルケニル基
、低級アルキニル基、低級アルキレン基、シクロアルキ
ル基、フェニル基、フェニル低級アルキル基、フェニル
低級アルコキシ基及び/又はフェニル低級アルキルチオ
基(低級アルキル基、フェニル基、フェニル低級アルキ
ル基、フェニル低級アルコキシ基及び/又はフェニル低
級アルキルチオ基は場合によりヒドロキシ基、低級アル
コキシ基、ハロゲン低級アルコキシ基、低級アルケニル
オキシ基、低級アルキニルオキシ基、低級アルキレンジ
オキシ基、低級アルカノイルオキシ基、ハロゲン、カル
ボキシ基、低級アルコキシカルボニル基、カルバモイル
基、N−低級アルキルカルバモイルハ、N、N−ジ低級
アルキルカルバモイル基及び/又はシアノ基を置換基と
して含んでいてもよく、環式基は更に、前記のように置
換されていてもよい低級アルキル基を置換基として含ん
でいてよい)で、及び/又はヒドロキシ基、低級アルコ
キシ基、ハ1」ゲン低級アルコキシ基、低級アルケニル
オキシ基、低級アルキニルオキシ基、低級アルキレンジ
オキシ基、低級アルカノイルオキシ基、ハロゲン、ニト
ロ基、アミノ基、低級アルキルアミノ基、ジ低級アルキ
ルアミノ基、N−低級アルキル−N−フェニル低級アル
キルアミノ基、低級アルキレンアミノ基、オキザ低級ア
ルキレンアミノ基、チア低級アルキレンアミノ基及び/
又はアザ低級アルキレンアミノ基(アザ窒素原子は低級
アルキル基、フェニル基又はフェニル低級アルキル基で
置換されていてもよく、これらの置換基はヒドロキシ基
、低級アルコキシ基、ハロゲン低級アルコキシ基、低級
アルケニルオキシ基、低級アルキニルオキシ基、低級ア
ルキレンジオキシ基、低級アルカノイルオキシ基、ハロ
ゲン、カルボキシ基、低級アルコキシカルボニル基、カ
ルバモイル基、N−低級アルキルカルバモイルハ、N、
 N−ジ低級アルキルカルバモイル基及び/又はシアノ
基を置換基として含んでいてもよい)で、及び/又は低
級アルカノイルアミノ基、アジド基、カルボキシ基、低
級アルコキシカルボニル基、カルバモイルl、N−低級
アルキルカルバモイル基、N、N−ジ低級アルキルカル
バモイル基、シアノ基、スルホ基、アミノスルホニル基
、低級アルキルチオ基、低級アルキルスルフィニル基及
び/又は低級アルキルスルホニル基で置換されていても
よく、及び/又はこれらの基の環窒素原子が場合により
低級アルコキシカルボニル基又は低級アルキル基(置換
基として場合によりヒドロキシ基、低級アルコキシ基、
ハロゲン低級アルコキシ基、低級アルケニルオキシ基、
低級アルキニルオキシ基、低級アルキレンジオキシ基、
低級アルカノイルオキシ基、ハロゲン、カルボキシ基、
低級アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、N−低
級アルキルカルハモイル基、N、N−ジ低級アルキルカ
ルバモイル基又はシアノ基を含んでいてもよい)で、又
はヒドロキシ基又はオキシド基で置換されていてもよく
、基膜が低級アルカノイル基、非置換又は低級アルキル
基、低級アルコキシ基、ニトロ基及び/又はハロゲンで
置換されたヘンジイル基、低級アルキルスルホニル基、
非置換又は低級アルキル基、低級アルコキシ基、二1・
四基及び/又はハロゲンで置換されたフェニルスルホニ
ル基、低級アルコキシカルボニル基、ヒドロキシ(In
アルコキシカルボニル基、低級アルコキシ低級アルコキ
シカルボニル基、アミノ低級アルコキシカルボニル基、
低級アルキルアミノ低級アルコキシカルボニル基、N、
N−ジ低級アルキルアミノ低級アルコキシカルボニル基
、N−低級アルキル−N−フェニル低級アルキル−アミ
ノ低級アルコキシカルボニル基、N、N−低級アルキレ
ンアミノ低級アルコキシカルボニル基、モルホリノ低級
アルコキシカルボニル基、チオモルホリノ低級アルコキ
シカルボニル基、ピペラジノ低級アルコキシカルボニル
基、4−低級アルキル−ピペラジノ−低級アルコキシカ
ルボニル基、非置換又は低級アルキル基、低級アルコキ
シ基、ニトロ基及び/又はハロゲンで置換されたフェニ
ル−、チェニル−、フリル−、ピリルー又はピリジル−
低級アルコキシカルボニル基、低級アルケニルオキシカ
ルボニル基又は低級アルキニルオキシカルボニル基、カ
ルバモイル基、N−低級アルキルカルバモイル基、N、
N−ジ低級アルキルカルバモイル基、N−ヒドロキシカ
ルバモイル基、N、N−低級アルキレンカルバモイル基
、モルホリノカルボニル基、チオモルホリノカルボニル
基、ピペラジノカルボニル基、4−低級アルキルビペラ
ジノカルボニル基、5=テトラゾリル基、非置換又は低
級アルキル基若しくはフェニル基で置換された4、5−
ジヒドロ−2−オキザゾリル基又は5. 6−ジヒドロ
−4H−1,3−オキサジン−2−イル基を表し、Zが
基−OR,又は−NRB R9を表し、R3が水素;場
合により低級アルキルアミノ基、ジ低級アルキルアミノ
基、低級アルキレンアミノ基、モルホリノ基、チオモル
ホリノ基、ピペラジノ基(場合により窒素原子の置換基
として低級アルキル基又は低級アルカノイル基を有する
)、カルボキシ基、官能基で変性されたカルボキシ基、
低級アルコキシ基、低級アルコキシ−低級アルコキシ基
又はフェニル基(場合により低級アルキル基、低級アル
コキシ基、ハロゲン及び/又はニトロ基を置換基として
含む)、又はN−ピロリル基、N−イミダゾリル茫、N
−ピラゾリル基、N−インドリル基又はN−イソインド
リル基で置換されている低級アルキル基;場合によりフ
ェニル−低級アルキル基R1と同様に置換されているフ
ェニル基;ヒドロキシ基、低級アルコキシ基又はフェニ
ル低級アルコキシ基を表し、R2及びR3がそれぞれ独
立に水素、場合によりヒドロキシ基、場合により置換基
としてアミン基、低級アルキルアミノ基、ジ低級アルキ
ルアミノ基若しくはアシルアミノ基を含む低級アルコキ
シ基、アシルオキシ基又はフェニル基で置換された低級
アルキル基、ホルミル基、ジ低級アルキルアセタール基
若しくは一ジチオアセクール基、低級アルキレンアセタ
ール基若しくは一ジチオアセクール基、官能基で変性さ
れたカルボキシ基;場合により低級アルキル基、ヒドロ
キシ基、低級アルコキシ基、低級アルキレンジオキシ基
、ハロゲン、ニトロ基、アミノ基、低級アルキルアミノ
基、ジ低級アルキルアミノ基、低級アルカノイルアミノ
基、カルボキシ基、官能基で変性されたカルボキシ基及
び7文は低級アルキルチオ基を置換基として含むフェニ
ル基;ピリル基、フリル基、チェニル基又はピリジル基
(これらの基は場合によりフェニル基R2又はR3と同
様に置換されている);あるいは、アミノ基、低級アル
キルアミノ基又はジ低級アルキルアミノ基を表し、R4
が水素又は低級アルキル基を表し、R9が水素、非置換
又は遊離若しくはエーテル化ヒドロキシ基、3を離若し
くはエーテル化メルカプト基(場合により酸化されてい
てもよイ)、カルボキシ基、官能基で変性されたカルボ
キシ基、場合により置換基として低級アルキル基、カル
ボキシ基、官能基で変性されたカルボキシ基又はアシル
基を含むアミン基、基計に関する前記定義による単環式
若しくは双環式の炭素同素環式アリール基又は5員若し
くは6員のへテロアリール基によって置換された低級ア
ルキル基、非置換又はM離着しくはエーテル化ヒドロキ
シ基、低級アルキル基、ニトロ基、アミノ基、低級アル
キルアミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、低級アルカノ
イルアミノ基及び/又はハロゲンで置換されたフェニル
基又は場合により同様に置換された、基^rに関する前
記定義による単環式の5員若しくは6員ヘテロアリール
基を表し、R6が水素、低級アルキル基、非置換又は遊
離若しくはエーテル化ヒドロキシ基、低級アルキル基、
ニトロ基、アミノ基、低級アルキルアミノ基、ジ低級ア
ルキルアミノ基、低級アルカノイルアミノ基及び/又は
ハロゲンで置換されたフェニル低級アルキル基、非置換
又はフェニル低級アルキル基R6と同様に置換されたフ
ェニル基又は場合により同様に置換された単環式の5員
若しくは6員ヘテロアリール基を表し、R,、R8及び
R9がそれぞれ独立に水素;場合によりアミノ基、低級
アルキルアミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、低級アル
キレンアミノ基、オキザー、チア−又はアザ低級アルキ
レンアミノ基(アザ−窒素は場合により置換基として低
級アルキル基又は低級アルカノイル基を有する)、アシ
ルアミノ基、遊離若しくはエーテル化ヒドロキシ基又は
基Arに関する前記定義による炭素同素環式アリール基
又はヘテロアリール括で置換されたアルキル基;又は基
^rに関する前記定義による炭素同素環式アリール基又
はヘテロアリール基を表し、R1とR2が一緒に、又は
R+ とRBが一緒に炭素原子数3〜5個の低級アルキ
レン基を表すことができ、その際1.4−ジヒドロピリ
ジン環の2位又は6位の炭素原子と直接結合する炭素原
子は場合により酸素原子、硫黄原子又は窒素原子で置き
換えられ、これらの原子は水素又は低級アルキル基で置
換されており、R4とR5が一緒に非置換又は遊離若し
くはエーテル化ヒドロキシ基、アミノ基、低級アルキル
アミノ基、ジ低級アルキルアミノ基及び/又はハロゲン
で、また、アザ−窒素原子が低級ナルキル基で置換され
た低級アルキレン基、オキサ−、チア−又はアザ低級ア
ルキレン基を表すことができ、R5とR6が一緒に低級
アルキレン基、アザ−、オキサ−又はチア低級アルキレ
ン基を表すことができ、その際これらの基は場合により
炭素原子のところで遊離若しくはエーテル化ヒドロキシ
基、アミノ基、低級アルキルアミノ基、ジ低級アルキル
アミノ基、ハロゲン、カルボキシ基及び/又は官能基で
変性されたカルボキシ基で置換され、アザ−窒素のとこ
ろで場合により低級アルキル基で置換されており、R8
とR9が一緒に低級アルキレン基、アザ−、オキサ−又
はチア低級アルキレン基を表すことができ、その際これ
らの基は場合により炭素原子のところで遊離若しくはエ
ーテル化ヒドロキシ基、アミノ基、低級アルキルアミノ
基、ジ低級アルキルアミノ基、ハロゲン、カルボキシ基
、官能基で変性されたカルボキシ基又は5員又は6員の
モノアザ−、ジアザ−又はトリアザ−ヘテロアリール基
〔場合により全部又は一部飽和されており、場合により
炭素原子のところでオキソ基で置換され、アザ窒素原子
のところで場合により低級アルキル基又はフェニル基(
置換基として低級アルキル基、ハロゲン、低級アルコキ
シ基及び/又はニトロ基を含んでいてよい)で置換され
ている〕 ;及びアザ窒素のところで場合により低級ア
ルキル基(場合により置換基として基計の定義と同様な
炭素同素環式アリール基又はヘテロアリール基及び/又
は′M遊離若くはエーテル化ヒドロキシ基、アシルオキ
シ基、アミノ基、低級アルキルアミノ基及び/又はジ低
級アルキルアミノ基を含む);アシル基又はフェニル基
(置換基として低級アルキル基、ハロゲン、低級アルコ
キシ基及び/又はニトロ基を含んでいてもよい)で置換
されている一般式(1)の化合物、一般式(1)の化合
物の光学異性体、これらの光学異性体の混合物及び塩形
成基を有する前記化合物の塩に関する。
本発明は殊に、nが1.2又は3を表し、^rは場合に
より低級アルキル基、フェニル基、フェニル低級アルキ
ル基、フェニル低級アルコキシ基及び/又はフェニル低
級アルキルチオ基(このような栽は置換基としてヒドロ
キシ基、低級アルコキシ基、低級アルキレンジオキシ基
、ハロゲン、カルボキシ基、低級アルコキシカルボニル
基及び/又はシアノ基を含んでいてもよく、環式基は更
に低級アルキル基を置換基として含んでいてもよい)及
び/又はヒドロキシ基、低級アルコキシ基、ハロゲン−
低級アルコキシ基、低級アルキレンジオキシ基、ハロゲ
ン、ニトロ基、アミノ基、低級アルキルアミノ基、ジ低
級アルキルアミノ基、低級アルカノイルアミノ基、カル
ボキシ基、低級アルコキシカルボニル基、カルバモイル
基、シアノ基、スルホ基、アミノスルホニル基、低級ア
ルキルチオ基、低級アルキルスルフィニル基及び/又は
低級アルキルスルホニル基で置換されているフェニル基
、又はピリル基、フリル基、チェニル基、ピリジル基、
ベンズオキサジアゾリル基又はヘンズチアジアゾリル基
(これらの晶は、場合によりフェニル基計と同様に置換
されており、特に低級アルキル基、低級アルコキシ基、
ハロゲン及び/又は場合により低級アルキル基、低級ア
ルコキシ基、ハロゲン及び/又はニトロ基で置換された
フェニル基を置換基として含んでいる)を表し、基膜が
低級アルカノイル基、低級アルキルスルホニル基、低級
アルコキシカルボニル基、ヒドロキシ−低級アルコキシ
カルボニル基、低級アルコキシ低級アルコキシカルボニ
ル基、N、N−’;低級アルキルアミノー低級アルコキ
シカルボニル基、N−低級アルキル−N−フェニル低級
アルキルアミノ−低級アルコキシカルボニル基、N、N
−低級アルキレンアミノー低級アルコキシカルボニル基
、(4−モルホリノ)−低級アルコキシカルボニル基、
低級アルケニルオキシカルボニル基、低級アルキニルオ
キシカルボニル基、カルバモイル基、N−低級アルキル
カルバモイル基、N、N−ジ低級アルキルカルバモイル
基、N、N−低級アルキレンカルバモイル基、4−モル
ホリノカルボニル基又は4−低級アルキルー1−ピペラ
ジノカルボニル基を表し、Zが基−OR,又は−NRa
R9を表し、R8が水素、低級アルキル基、ジ低級アル
キルアミノ低級アルキル基、低級アルキレンアミノ低級
アルキル基、(4−モルホリノ)−低級アルキル基、カ
ルボキシ−低級アルキル基、低級アルコキシカルボニル
−低級アルキル基又は低級アルコキシ低級アルコキシ−
低級アルキル基(ジ低級アルキルアミノ基、低級アルキ
レンアミノ基又は4−モルホリノ基は少なくとも2個の
炭素原子によって環窒素原子から隔てられている)、又
はフェニル低級アルキル基、フェニル基、ヒドロキシ基
又は低級アルコキシ基を表し、R2及びR3がそれぞれ
独立に、場合によりヒドロキシ基、低級アルコキシ基(
場合によりアミノ基、低級アルキルアミノ基又はジ低級
アルキルアミノ基を置換基として含む)、低級アルカノ
イルオキシ基又はフェニル基で置換された低級アルキル
基、ホルミル基、ジ低級アルキルアセクール基又は−ジ
チオアセクール基、低級アルキレンアセタール基又は−
ジチオアセクール基、シアノ暴、フェニル基、チェニル
基又はアミノ基を表し、R4が水素又は低級アルキル基
を表し、R5が水素、非置換又はヒドロキシ基、低級ア
ルコキシ基、メルカプト基、低級アルキルチオ基、カル
ボキシ基、カルバモイル基、アミノ基、低級アルカノイ
ルアミノ基、カルバモイルアミノ基、グアニジノ基、フ
ェニル基(ヒドロキシ基及び/又はハロゲンで置換され
ていてもよい)、イミダゾリル基若しくはインドリル基
で置換された低級アルキル基、非置換又はヒドロキシ基
、低級アルコキシ基、低級アルキル基、ニトロ基、アミ
ノ基、低級アルキルアミノ基、ジ低級アルキルアミノ基
及び/又はハロゲンで置換されたフェニル基又は非置換
又はフェニルR5について記載したのと同様に置換され
たピリル基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、トリアゾ
リル基、テトラゾリル基、フリル基、チェニル基、イソ
キサゾリル基、オキサシリル基、オキサジアゾリル基、
イソチアゾリル基、チアゾリル基、チアジアゾリル基、
ピリジル基、ピリダジニル基、ピリミジニル基、ピラジ
ニル基又はトリアジニル基を表し、R6が水素、低級ア
ルキル基、フェニル低級アルキル基、非置換又はヒドロ
キシ基、低級アルコキシ基、低級アルキル基、ニトロ基
、7ミノ基、低級アルキルアミノ基、ジ低級アルキルア
ミノ基及び/又はハロゲンで置換されたフェニル低級ア
ルキル基又は非置換又はフェニル低級アルキル基R,に
ついて記載したのと同様に置換されたフェニル基、ピリ
ル基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、トリアゾリル基
、テトラゾリル基、フリル基、チェニル基、イソキサゾ
リル基、オキサシリル基、オキサジアゾリル基、イソチ
アゾリル基、チアゾリル基、チアジアゾリル基、ピリジ
ル基、ピリダジニル基、ピリミジニル基、ピラジニル基
又はトリアジニル基を表し、R’7.R8及びR9がそ
れぞれ独立に水素、低級アルキル基又はアミノ基、低級
アルキルアミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、低級アル
キレンアミノ基、オキサ−、チア−若しくはアザ低級ア
ルキレンアミノ基(アザ窒素原子は場合により低級アル
キル基で置換されている)、低級アルカノイルアミノ基
、ヒドロキシ基、低級アルコキシ基又はフェニル基(非
置換又はアミノ基、低級アルキルアミノ基、ジ低級アル
キルアミノ基、低級アルキレンアミノ基、ヒドロキシ基
、低級アルコキシ基、ハロゲン及び/又は二1−〇基で
置換されていてもよい)又はピリル基、フリル基、チェ
ニル基又はピリジル基(これらの基は、フェニル基と同
様に置換されていてもよい)で置換された低級アルキル
基又はフェニル基、ピリル基、フリル基、チェニル基又
はピリジル基(これらの基はフェニル−低級アルキル基
R,、R8又はR9と同様に置換されていてもよい)を
表し、RoとR2が一緒に、又はR1とR3が一緒に炭
素原子数3〜5個の低級アルキレン基を表すことができ
、その際1,4−ジヒドロピリジン環の2位又は6位の
炭素原子と直接結合した炭素原子が場合により酸素原子
、硫黄原子又は窒素原子(水素又は低級アルキル基で置
換されている)で置き換えられており、R4とR9が一
緒に非置換又はヒドロキシ基で置換された炭素原子数3
〜5個の低級アルキレン基、炭素原子数2〜4個のオキ
サ低級アルキレン基又は炭素原子数2〜4藺のチア低級
アルキレン基を表すことができ、R5とR6が一緒に2
〜5個の連鎖炭素原子を有する低級アルキレン基又は3
〜4個の連鎖炭素原子を有するアザ低級アルキレン基を
表すことができ、その際これらの基が非置換又はヒドロ
キシ基、低級アルコキシ基、アミノ基、低級アルキルア
ミノ基又はジ低級アルキルアミノ基で置換されていても
よく、R8とR9が一緒に炭素原子数2〜7個の低級ア
ルキレン基、炭素原子数3〜4t[Iilのアザ低級ア
ルキレン基、炭素原子数3〜4個のオキサ低級アルキレ
ン基又は炭素原子数3〜4個のチア低級アルキレン基を
表すことができ、その際これらの基は場合により炭素原
子のところでヒドロキシ基、低級アルコキシ基、アミノ
基、低級アルキルアミノ基、ジ低級アルキルアミノ基又
は5員若しくは6員のモノアザ−又はジアザヘテロ環基
(場合により炭素原子のところでオキソ基で置換され、
アザ窒素原子のところで場合により低級アルキル基又は
フェニル基で置換され、フェニル基自体は、低級アルキ
ル基、ハロゲン、低級アルコキシ基及び/又はニトロ基
を置換基として含んでいてもよい)で置換され;アザ窒
素原子が場合により、フェニル基、ピリル基、フリル基
、チェニル基及び/又はピリジル基(これらの基自体が
場合により置換基として低級アルキル基、ヒドロキシ基
、低級アルコキシ基、ハロゲン及び/又はニトロ基を含
む)、及び/又はヒドロキシ基、低級アルコキシ基、低
級アルカノイルオキシ基、アミン基、低級アルキルアミ
ノ基及び/又はジ低級アルキルアミノ基で置換されてい
てもよい低級アルキル基;ベンゾイル基、低級アルカノ
イル基、フラニルカルボニル基、チェニルカルボニル基
、ピリルカルボニル基、ピリジニルカルボニル基又はフ
ェニル基(低級アルキル基、ハロゲン、低級アルコキシ
及び/又はニトロ基を置換基として含んでいてもよい)
で置換されている一般式(1)の化合物、一般式(1)
の化合物の光学異性体、これらの光学異性体の混合物及
び塩形成基を有する前記化合物の塩に関する。
(以下余白) 本発明は殊に、nが1又は2を表し、計がフェニル基、
チェニル基、フリル基又はペンズオキザジアゾリル基を
表し、その際これらの基は場合により低級アルキル基、
低級アルコキシ基、ハロゲン低級アルコキシ基、フェニ
ル低級アルコキシ基、フェニル低級アルキルチオ基、低
級アルキレンジオキシ基、ハロゲン、トリフルオロメチ
ル基、ニトロ基、低級アルカノイルアミノ基及び/又は
シアノ基でモノ−、ジー又はトリー置換されており、基
^Cが低級アルカノイル基、低級アルキルスルボニル基
、低級アルコキシカルボニル基、2−低級アルコキシー
低級アルコキシカルボニル基、N、N−ジ低級アルキル
アミノ−低級アルコキシカルボニル基、N−低級アルキ
ル−N−フェニル低級アルキルアミノ−低級アルコキシ
カルボニル基、カルバモイル基、N−低級アルキルカル
バモイル基、N、N−ジ低級アルキルカルバモイル基、
N、N−低級アルキレンカルハモイル基又は4−モルホ
リノカルボニル基を表し、Zが基−OR。
又は−NR8R9を表し、R1が水素、低級アルキル基
、2−(ジ低級アルキルアミノ)−低級アルキル基、2
−(低級アルキレンアミノ)−低級アルキル基、2−(
4−モルホリノ)−低級アルキル基、カルボキシ低級ア
ルキル基又は低級アルコキシ低級アルコキシ−低級アル
キル基を表し、R2及びR3がそれぞれ独立に低級アル
キル基、ヒドロキシ低級アルキル基、シアノ基又はアミ
ノ基を表し、R4が水素又は低級アルキル基を表し、R
5が水素、非置換又はヒドロキシ基、低級アルコキシ基
、メルカプト基、低級アルキルチオ基、カルボキシ基、
カルバモイル基、アミノ基、カルバモイルアミノ基、グ
アニジノ基、フェニル基(ヒドロキシ基で置換されてい
てよい)、又はイミダゾール−4−イル基又はインドー
ル−3−イル基で置換された低級アルキル基又はフェニ
ル基、チアゾリル基、イミダゾリル基、フリル基、チェ
ニル基、ピリジル基又はピリミジニル基を表し、これら
の基は場合によりヒドロキシ基、低級アルコキシ基及び
/又はアミノ基で置換されており、R6が水素、低級ア
ルキル基、フェニル低級アルキル基(非置換又はヒドロ
キシ基、低級アルコキシ基及び/又はアミン基で置換さ
れている)、又はフェニル基、チアゾリル基、イミダゾ
リル基、フリル基、チェニル基、ピリジル基又はピリミ
ジニル基を表し、これらの基は場合によりフェニル低級
アルキル基R6と同様に置換されており、R9、R8及
びR9がそれぞれ独立に水素又は非置換又はアミノ基、
低級アルキルアミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、低級
アルキレンアミノ基、オキサ−又はアザー低級アルキレ
ンアミノ基(アザ窒素原子は場合により低級アルキル基
で置換されている)、ヒドロキシ基、低級アルコキシ基
、フェニル基(非置換又はアミノ基、ヒドロキシ基、低
級アルコキシ基及び/又はハロゲンで置換されていてよ
い)、又はチェニル基又はピリジル基(これらの基はフ
ェニル基と同様に置換されていてよい)で置換された低
級アルキル基を表し、R4とR5が一緒に炭素原子数3
〜4個の低級アルキレン基を表すことができ、R5とR
Gが一緒に炭素原子数2〜5(IIの低級アルキレン基
又は炭素原子数4個のアザ低級アルキレン基を表すこと
ができ、R8とRgが一緒に炭素原子数4〜5個の低級
アルキレン基(場合により、3−位に置換基としてフェ
ニル基又は低級アルキル基を含んでいてもよい2−イミ
ダゾリ−ジノン−1−イル基で置換されている)、炭素
原子数4個のオキサ低級アルキレン基又は炭素原子数4
個のアザ低級アルキレン基を表すことができ、その際ア
ザ−窒素原子は非置換低級アルキル基、フェニル基(置
換基として低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲ
ン及び/又はニトロ基を含んでいてもよい)、チェニル
基及び/又はピリジル基でモノ−又はジー置換されてい
る低級アルキル基、又はベンゾイル基、フラニルカルボ
ニル基、フェニル基又は低級アルコキシフェニル基で置
換されていてもよい一般式(1)の化合物、一般式(I
)の化合物の光学異性体、これらの光学異性体の混合物
及び塩形成基を有する前記化合物の医薬に使用しうる塩
に関する。
本発明は主として、nが1又は2を表し、八rが非置換
又は低級アルキル基、低級アルコキン基、ハロゲン低級
アルコキシ基、ベンジルオキシ基、ベンジルチオ基、ハ
ロゲン、トリフルオロメチル基、ニトロ基及び/又はシ
アン基でモノ−又はジー置換されたフェニル基、2−若
しくは3−チェニル基又は2,1.3−ペンズオキザジ
アゾールー4−イル基を表し、基Acが低級アルキルス
ルホニル基又は低級アルコキシカルボニル基を表し、Z
が基−OR,又は−NR8R1]を表し、R1が水素、
更に2−(4−モルホリノ)−エチル基を表し、R2が
低級アルキル基、ヒドロキシメチル基、シアノ基又はア
ミノ基を表し、R3が低級アルキル基を表し、R4が水
素又は低級アルキル基を表し、R5が水素、非置換又は
フェニル基(ヒドロキシ基で置換されていてもよい)で
置換された低級アルキル基、フェニル基又は非置換又は
アミノ基で置換されたチアゾリル基を表し、R6が水素
、低級アルキル基又はフェニル基を表し、R7が水素、
低級アルキル基又はフェニル基、アミン基、低級アルキ
ルアミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、4−モルホリノ
基、1−ピペラジノ基(4位の窒素原子のところで置換
基として低級アルキル基を含んでいてもよい)若しくは
低級アルコキシ基で置換された低級アルキル基を表し、
R8及びR9がそれぞれ独立に水素、非置換又は低級ア
ルコキシ基、フェニル基若しくはピリジル基で置換され
た低級アルキル基を表し、R4とR5が一緒に、1.3
−プロピレン基を表すことができ、R5とR6が一緒に
1.5−ペンチレン基を表すことができ、R8とR9が
一緒に1,5−ベンチレン基、3− (3−フェニル−
2−イミダゾリジノン−1−イル)−1,5−ベンチレ
ン基、3−(2−イミダゾリジノン−1−イル)−1,
5−ペンヂレン基又は3−オキサ−若しくは3−アザ−
1,5−ベンチレン基を表し、その際アザ−窒素原子は
場合により低級アルキル基、ベンジル基、ジフェニルメ
チル基(ベンジル基又はジフェニルメチル基は場合によ
りハロゲン、低級アルキル基及び/又は低級アルコキシ
基を置換基として含む)ベンゾイル基、フラニルカルボ
ニル基、フェニル基又は低級アルコキシフェニル基で置
換されている一般式(+>の化合物、一般式(1)の化
合物の光学異性体、これらの光学異性体の混合物及び塩
形成基を有する前記化合物の医薬に使用しうる塩に関す
る。
本発明は殊に、nが1を表し、計が2−若しくは3−二
1−ローフェニル基、2−若しくは3−ジフルオロメト
キシ−フェニル基、2−若しくは3−メチル−フェニル
基、2−若しくは3−トリフルオロメチル−フェニル基
、2,3−ジメチル−フェニル基、2.3−ジクロロ−
フェニル基、2−若しくは3−ヘンシルオキシ−フェニ
ル基又は2−若しくは3−ベンジルチオフェニル基を表
し、Acが低級アルコキシカルボニル基を表し、Zが基
−0R7又は−NR,R9を表し、R1が水素を表し、
R2及びR3がそれぞれ独立に低級アルキル基を表し、
R4が水素を表し、R5が低級アルキル基又はフェニル
基を表し、R6が水素を表し、R,が非置換又は4−モ
ルホリノ基、l−ピペラジノ基若しくは4−低級アルキ
ル−1−ピペラジノ基で置換された低級アルキル基を表
し、R8及びR9がそれぞれ独立に水素、非置換又はフ
ェニル基若しくはピリジン基で置換された低級アルキル
基を表し、R8とR9が一緒に、アザ−窒素原子が場合
によりベンジル基又はジフェニルメチル基で置換されて
いる3−アザ−1,5−ペンチレン基を表すことができ
る一般式(1)の化合物、一般式(1)の化合物の光学
異性体、これらの光学異性体の混合物及び塩形成基を有
する前記化合物の医薬に使用しうる塩に関する。
Arカ2−ML/ < 4;l:3−ニトロ−フェニル
基、2−若しくは3−ジフルオロメトキシ−フェニル基
、2−若しくは3−メチル−フェニル基、2−若しくは
3−トリフルオロメチル−フェニル基、2゜3−ジメチ
ル−フェニル基、2,3−ジクロロ−フェニル基、2−
若しくは3−ヘンシルオキシ−フェニル基又は2−若し
くは3−ヘンシルチオ−フェニル基、更に2,1.3−
ペンズオキザジアゾールー4−イル基を表す一般式(1
)の化合物が好ましい。^rが2−若しくは3−ニトロ
−フェニル基、殊に3−ニトロ−フェニル基を表す一般
式(I)の化合物は特に有意義である。本発明の更に好
ましい実施態様は、胱が低級アルコキシカルボニル基、
2−低級アルコキシー低級アルコキシカルボニル基、低
級アルキルスルホニル基、カルバモイル基、N−アルキ
ル−若しくはN、N−ジアルキルカルバモイル基、特に
低級アルコキシカルボニル基、2−低級アルコキシー低
級アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、N−アル
キル−若しくはN、N−ジアルキルカルバモイル基、殊
に低級アルコキシカルボニル基を表す一般式(1)の化
合物である。Zが基−NR8R9を表す一般式<1)の
化合物が顕著である。また、Zが基−OR,を表す一般
式(1)の化合物が好ましい。更に、R1が水素を表す
一般式(1)の化合物が好ましい。また、R2及び/又
はR3が低級アルキル基、ヒドロキシ低級アルキル基、
特にヒドロキシメチル基、シアノ基又はアミノ基を表ず
一般式(1)の化合物も好ましい。基R2及びR3の一
方が低級アルキル基を表し、他方がR2及びR3につい
て一般式(1)の下に記載した基、特に低級アルキル基
、ヒドロキシ低級アルキル基、シアノ基又はアミノ基を
表す一般式(1)の化合物も好ましい。R2が低級アル
キル基、特にメチル基又はエチル基、殊にメチル基を表
す一般式(1)の化合物は殊に有用である。更に、R3
で低級アルキル基、特にメチル基又はエチル基、殊にメ
チル基を表す一般式(1)の化合物が好ましい。R4が
水素を表す一般式(j)の化合物は特に重要である。R
5が低級アルキル基又はフェニル基、特に炭素原子数3
〜4個の低級アルキル基又ハフェニル基、殊にイソプロ
ピル基、5eG−ブチル基(1−メチルプロピル基)又
はフェニル基、特にイソプロピル基を表す一般式(1)
の化合物が好ましい。更に、R6が水素を表す一般式(
1)の化合物が挙げられる。更にR7が非置換又は4−
モルホリノ基若しくは4−低級アルキルー1−ピペラジ
ノ基で置換された低級アルキル基、特に炭素原子数2〜
4個の低級アルキル基を表す一般式(1)の化合物が好
ましい。更に、R8とRgが一緒になって3−アザ−1
,5−ベンチレン基を表し、アザ−窒素原子がベンジル
基又はジフェニルメチル基で置換されている一般式(1
)の化合物が挙げられる。
本発明は、特に、実施例に記載した特定の化合物に関す
る。更に本発明は、実施例に記載された特定の化合物の
光学異性体のあらゆる混合物(例えば、すべての光学異
性体を含む混合物)とともに、すべての光学異性体に関
する。
一般式(1)の化合物及び塩形成性を有する該化合物の
塩は、それ自体公知の方法で、例えばa)一般式(■)
: R。
〔式中n“は0,1又は2を表し、Rbは場合により活
性化されたカルボキシ基を表すが、n lが1又は2を
表す場合には、Rbは基C(=CI)−Zとは異なる〕
の化合物を一般式(■):〔式中nIIば1.2又は3
を表し、Ra % R’s及びRごはRa 、R5及び
R6に9いて一般式(1)の下に記載した定義を有する
が、一般式(n)の基R4、R5又はR6とは異なって
いてよいが、n′及びn ”の和は3より大きくはない
〕の化合物と反応させるが、又は a″)一般式(Il[a) : 〔式中n′は1.2又は3を表し、R,は基C(=O)
−Zに変換しうる基を表す)の化合物において、RCを
基C(−0)−Zに変えるか、又は b)一般式(IV)の化合物、又はその反応性誘導体を
一般式(V)の化合物又はその互変異性体及び一般式(
、V[)の化合物と反応させ、1 (V) 或いは b”)方法b)と全く同様にして一般式(Va)の化合
物を一般式(V[)の化合物と反応させ、或いは C)一般式(■): 〔式中基X及びYのうち一方は式−NHR+の基を表し
、他方はヒドロキシ基を表すか、又は両者が式−NHR
+ の基を表す〕の化合物、又はその互変異性体又は対
応する互変異性体混合物を閉環させるか、又は d)式Ar−CH0(It/)の化合物又はその反応性
官能性誘導体を一般式(■): 彊 R。
の化合物又はその互変異性体又は対応する互変異性体混
合物と反応させるか、又は e)一般式(■): 1 〔式中へCoは基Acに変換しうる基を表す〕の化合物
において、その胱。を基^Cに変え、その際一般式(旧
〜(IX)、(Ila )パび(Va)の出発原料にお
いて、これらが塩形成性を有する限り、これらを塩の形
で使用することもでき、記号n、 八r1 ^c1 R
1、R2、T:?3 、 R4、R5、R,及びZは一
般式(1)の下に記載した定義を有し、必要に応じて、
一般式(1)の得られた化合物を一般式(1)の他の化
合物に変え、及び/又は、必要に応じて、得られた塩を
遊離化合物又は他の塩に変え、及び/又は、必要に応じ
て、塩形成性を有する一般式(1)の得られた遊離化合
物を塩に変え、及び/又は、必要に応じて、得られた異
性体又はラセミ体の混合物を個々の異性体又はラセミ体
に分離し、及び/又は必要に応じて、得られたラセミ体
を光学対掌体に分割することによって製造することがで
きる。
一般式(IT)の化合物において、Rbが例えば遊離カ
ルボキシ基又はアミド結合或いはペプチド結合の形成の
ために活性化されたカルボキシ基である。
方法a)を実施するため、カルボキシ基を例えば酸アジ
ド、無水物、イミダゾリド、イソオキザゾリド又は活性
化エステル、例えば下記のものに変えるか、又は場合に
よりN−ヒドロキシスクシンイミド、非置換若しくは例
えばハロゲン、メチル基或いはメトキシ基で置換された
1−ヒドロキシベンゾトリアゾール又は4−ヒドロキシ
ベンゾ−1,2,3−)リアジン−3−オキシドを添加
(殊に、ドイツ連邦共和国特許出願公開第191769
0号、同第193765.6号、同第2202613号
公報)するか又は特にN−ヒドロキシ−5−ノルボルネ
ン−2,3−ジカルボキシイミドを添加して、カルボジ
イミド、例えばN。
N1−ジシクロへキシルカルボジイミド、又はN。
N′−カルボニルジイミダゾールと反応さセることによ
って活性化することができる。更に、まず、例えばトリ
メチルシリルクロリドで対応するトリメチルシリルエス
テルに変え、次いで適当なハロゲン化剤、例えば塩化チ
オニルで対応する酸ハライド、特に酸クロリドに変える
ことによって活性化することもできる。
前記のような活性化エステルを形成するには、例えば場
合により電子吸引性置換基で置換されたフェノール類及
びチオフェノール類、例えばフェノール、チオフェノー
ル、チオクレゾール、p−ニトロチオフェノール、2,
4,5−及び2,4゜6−トリクロロフエノール、ペン
タ(フルオロ又はクロロ)フェノール、〇−及びp−二
トロフェノール、2.4−ジニトロフェノール、p−シ
アノフェノール、更に、例えばN−ヒドロキシスクシン
イミド、N−ヒドロキシフタルイミド及びN−ヒドロキ
シピペリジンが適当である。
方法a)を実施するには、それぞれ一般式(II)及び
(III)の化合物をそれ自体公知の方法で縮合反応さ
せる。
アミド結合又はペプチド結合を形成する品用の方法とし
て、カルボジイミド法、更にアジド法、活性化エステル
法及び無水物法、並びにメリフィールド(Merrif
 1eld)法、N−カルボキシ無水物又はN−チオカ
ルボキシ無水物の方法及び酸クロリド法が挙げられる。
一般式(1)の化合物の特に好ましい製法においては、
結合方法として、1−ヒドロキシベンゾトリアゾールの
存在下でN、N’−ジシクロへニドジルカルボジイミド
を用いるカルボジイミド法を使用する。この場合、Rb
が遊離カルボキシ基を表す一般式(n)の化合物を、ま
ず1−ヒドロキシ−ベンゾトリアゾールによって一旦対
応するベンゾトリアゾール−1−イル−エステルに変え
、次いで前記のカルボジイミドの作用下に、一般式(I
II)の化合物、好ましくはZが一0RTを表し、R7
が場合により置換された低級アルキル基を表すか、又は
Zが−NRB R9を表ず一般式(、III)の化合物
と反応させて一般式(1)の化合物にする。
一般式(TI)及び一般式(III)の出発原料は、そ
れぞれ独立に、ラセミ体、ラセミ混合物、光学異性体又
は数種の光学異性体の混合物として使用することができ
る。例えば、Chem、 Pharm、 Bull。
28巻、2809〜2812 (1980)に、一般式
(n)のラセミ化合物から一般式([[)の光学異性体
を製造する方法が記載されている。
一般式(nl)の極めて多数の出発原料(アミノ酸、ジ
ー及びトリペプチド及びC−末端が場合により置換され
た低級アルキルエステル)は、ラセミ体、ラセミ混合物
並びに光学異性体として公知であり、更に、公知方法と
同様にしてかかる公知の出発原料を製造することができ
る。
n″がOを表す一般式(II)の出発原料は、例えば田
−ロソバ特許出願第11.706号明細書から公知であ
り、更に、公知方法と同様にしてかかる出発原料を製造
することができる。n′が1又は2を表す一般式(It
)の出発原料は、例えば、n′がOを表す一般式(II
)の化合物を一般式(lT[a)R4R1 1 6 の化合物又は一般式(lllb): h6リ [6’ (lllb) 〔式中Rbは一般式(旧の下に記載した定義を有し、R
4、R5及びR6は一般式(1)の下に記載した定義を
有し、R4’、R5’ 及びRJは一般式(1)の下に
R4、R5及びR6について記載した定義を有するが、
R4、R5及びR6以外のものも表すことができる〕の
化合物を用いて、それぞれ一般式(II)及び(11)
の化合物から一般式(1)の化合物を製造するため記載
したのと同様の方法で反応させる。一般式(Iua)及
び(mb)の化合物は公知である。これらの化合物は、
Zが一0R−7を表し、R7が水素を表し、n ”が1
又は2を表ず一般式(旧の化合物と同一であるか、又は
これらの化合物から一般式(旧の化合物について記載し
たのと同様な活性化方法により製造することができる。
方法a“)は、殊に、Rcが例えば保護されたカルボキ
シ基及び/又は官能基で変性されたカルボキシ基を表す
一般式(IIa )の化合物を一般式(1)の化合物に
変える方法を含む。保護されたカルボキシ基とは、ペプ
チド化学において通雷使用されるような保護基によって
保護されたカルボキシ基である。このような保護基は容
易に、即ち、不所望な副反応を起こすことなく、例えば
加溶媒分解、還元、光分解によって、又は生理学的条件
下に脱離することができ、その際一般に、Zが−ORり
を表し、Rりが水素である一般式(I)の化合物が得ら
れる。
この種の保護基及びその脱離方法は、例えば、[有機化
学における保護基(Protective Group
sin Organic Chemistry ) J
 、ロンドン、ニューヨークのプレナム・プレス(Pl
enum Press)、1973年発行、更に「ペプ
チド(The Peptides) J、1巻、シュレ
ーダー(Schroeder )及びリュプケ(Lue
bke)著、ロンドン、ニューヨークのアカデミツク・
プレス(八cademic Press) 、1965
年発行及び「を機化学の方法(Methoden de
r organischen Chemie ) J 
、ツーベン−ワイル、第4版、15/1巻、シュトソト
ガルトのゲオルク・チーメ・フエルラーク(Georg
 Thieme Verlag )、1974年発行に
記載されている。
カルボキシ基は、例えばヒドラジド形成又はエステル化
によって保護する。エステル化には、例えば置換低級ア
ルカノール、例えばシアノメタノール、2,2.2−ト
リクロロエタノール又はヘンジイルメタノールが適当で
ある。置換アルカノールの特に有利なカテゴリーは、β
−位に1・り置換シリル基、例えばトリフェニルシリル
基、ジメチル−ブチル−シリル基又は殊にトリメチルシ
リル基を有するエタノールである。例えば、ベルギー特
許第851576号明細書に記載されているように、こ
れらのアルコールは、対応するβ−シリルエチルエステ
ル、例えばβ−(トリメチルシリル)−エチルエステル
が、通常のアルキルエステルの安定性を有するが、緩和
な条件下に弗素イオンを放出する試薬、例えば第四級有
機塩基の弗化物、例えばテトラエチルアンモニウムフル
オリドの作用によって選択的に脱離することができるの
で、カルボキシ基の保護に特に好適である。しかし、β
−シリルエチルエステルは、通常の置換アルキルエステ
ルと同様に、アルカリ加水分解、例えばアルカリ全屈の
水酸化物、炭酸塩又は重炭酸塩を用いて脱離することが
できる。
一般式(Ila)(又は■)の化合物において、Rcが
官能基で変性されたカルボキシ基、即ち、例えばシアノ
基、イミドエステル基、特にイミド低級アルキルエステ
ル基、場合により置換されたカルバモイル基又は酸ハラ
イドである場合、これをそれ自体公知の方法で、特にア
ルカリ性又は酸性媒体中での加水分解によって、Zが0
Rffを表し、R7が水素を表す一般式(1)の化合物
に変えることができ、その際、前者の場合には直接塩を
得ることができる。更に、Rcがシアノ基を表ず一般式
(lla)の化合物は、常法で、例えば、無水の酸、例
えば塩化水素の存在下で、場合により置換された低級ア
ルカノールを添加し、生じたイミドエステルをその後、
注意深く加水分解するごとによってR7が場合により置
換された低級アルキル基を表す一般式(1)の化合物に
変えることができる。Rcが酸ハライドである一般式(
n a)の化合物を場合により置換された低級アルカノ
ールと反応させることによっても同じ変換を行うことが
できる。
しかし、この方法において、Rcが例えばポルミル基又
はその反応性誘導体(以下に定義する)、ヒドロキシメ
チル基又はメチル基を表す一般式(Ila>の出発原料
を使用し、これを當用の酸化法により、一般式(1)の
化合物、好ましくはZが−OR,を表し、R7が水素を
表す化合物に変えることができる。
特に方法al)を実施する際には、分子中の別の基の変
換をもたらす不所望な副反応が起ごらないように注意し
なげればならない noが1.2又は3を表ず一般式(Ila)の出発原料
は、例えば、n“が1又は2を表ず一般式(II)の化
合物について記載したのと同様の方法、即ち、noが0
又はlを表す一般式(II)の化合物をRbの代わりに
Rcが存在する点で一般式(Illa)及び(Ill 
b)とは異なる化合物と反応させることによって製造す
ることができる。
方法b)において出発原料として使用した一般式(IV
)のアルデヒドの反応性官能性誘導体は、一般にホルミ
ル基のそれと同様に、殊に対応するアセタール類、例え
ばジ低級アルキルアセタール、例えばジメチル−若しく
はジエチルアセクール、アシラール類、例えばジ低級ア
ルカノイルアシラール、例えばジアセチルアシラール、
又は特に対応するジハロゲンメJルー化合物、例えばジ
クロロメチル−若しくはジブロモメチル−化合物、更に
付加化合物、例えば水又はアルカリ金属の亜硫酸水素塩
、例えば亜硫酸水素カリウムとのイ1加化合物である。
この方法の変形態様によれば、例えば触媒量のピペリジ
ンのような有機もしくは無機塩基の存在下に、又は、好
ましくは、有機もしくは無機の酸(例えば塩酸のような
鉱酸もしくは例えばp−トルエンスルホン酸)の存在下
に、式■の化合物を、式Vの化合物と、先ず、反応させ
、生成した式Va の中間体を、単離後に、又は、単離することなく、式■
の化合物と反応させる。
式■、■の出発物質は既知であり、他のものは、この既
知化合物と同様にして製造し得る。式Vの出発物質は、
それ自体既知の方法で、例えば弐■の化合物をPhar
rn、 Acta、 )Ielv−38,818(19
83)に従ってジケテンと反応させることによって得ら
れる。
方法C)において用いられる式■の出発物質は、通常は
その場で生成され、本発明の製造方法に従う閉環は、出
発物質を製造するための反応条件のドで生起する。例え
ば、式■の出発物質と。
通2;4°は1)U記反応条件下に、式■の対応する目
的物質とは、 ca)式■の化合物又は先に定義したその反応性の官能
性誘導体を、式 の化合物、式Vの化合物及び式R,−NH2(X)の化
合物と反応させるか、又は、cb)式■の化合物又はそ
の反応性の官能性誘導体を、式 の化合物及び式■bもしくは■の化合物と反応させるか
、又は CG)式Xの化合物を式 r は cd)式Xの化合物を式Vaの化合物及び式■bもしく
は■の化合物と反応させるか、又はce)式Xの化合物
を式 の化合物と反応させるか、又は cf)式■の化合物を式Va又は式 R。
の化合物と反応させるか、又は cg)式vbの化合物を式VIaの化合物又は式 仝′ の化合物と反応させることによって得られる。その場合
、弐■及びXの化合物を除いて、式V、Va−c、VI
、VTa−c、■及びXの化合物は、互変異性体又は互
変異性体混合物の形で使用することができる。また塩形
成性を有する一ヒ式の各出発物質は、塩の形で使用して
もよい。なお、上記の各化合物において、記号n、Ar
、AC,R1、R2,R3,R11,R5,R(1,及
びZは、式1において与えられた意味な有する。
式Xの化合物は、この化合物をその場で生成させる薬剤
、例えば酢酸アンモニウムもしくは炭酸水素アンモニウ
ムのようなアンモニラJ・塩の形をしたアンモニア又は
軽金属化合物例えばナト1.)ウムアミトもしくはりチ
ウム−N−メチルアミドのようなアルカリ金属化合物の
形で使用してもよ1、X。
閉環反応C)と、この閉環反応のだめの通常はその場で
形成される出発物質を製造するための縮合反応ca)〜
cg)とは、方法b)による製造方法と同様に、ハンチ
ュ(HantzSch)のジヒド゛ロピリジン合成法で
ある。方法Ca)によれば、全部で3分子の水が脱離さ
れる。その他の方法によれば、脱水に代って部分的に付
加反応が起きる。
即ち脱水(水の脱rlII)は、1又は2の出発物質を
製造する際に既に生じている0式■の化合物を方法c 
b )に従って式vb、■の化合物と、また式■の化合
物を方法cf)に従って式Vcの化合物と、更に式vb
の化合物を方法cg)に従って式Vlcの化合物とそれ
ぞれ反応させる際に、水と共に、又は水の代りに、式X
の化合物が脱離される。
方法ca)に従って式1の化合物を製造する場合に、例
えば1.4−ジヒドロ−ピリジン−3゜5−ジカルボン
酸誘導体型の望ましくない副生物(例えば対応のジエス
テル)が生成されることがある。しかしながら、反応関
与物質を同時にではなく混合することによって、別の方
法によればその場で起きる成る特定の反応経路を促進す
ることにより、これらの副生物の生成を減少させること
ができるが、それは5反応物質の仕込みに時間差を与え
ることに対応して、例えば−a式■の化合物又は一般式
vbの化合物を最初に生成させ得るためである。
本発明の製造方法による閉環反応又は縮合反応は、それ
自体既知の方法で、必要ならば、縮合剤、特に塩基性縮
合剤(例えば過剰量の塩基性反応成分)又は別の付加的
な塩基例えば崩機塩基(例えばピペリジンもしくはエチ
ルジイソプロピルアミン)、又は金属アルコラード(例
えIfアルカリ金属−低級アルコキシド)の存在丁に、
また式Xの化合物が、軽金属との化合物の形態にある場
合、例えばナトリウムアミドとして存イEする場合、酸
性剤、例えば有機カルボン酸(例えば耐酸)及び/又は
適当な脱水剤もしくt±吸水剤の存在下に、また通常は
不活性有機溶剤のイf在下に、そして室温に近い温度か
ら約15060までの反応温度、特に溶剤の沸点温度に
おl、)て行なう。反応は、場合によっては、不活性力
ス例えば窒素雰囲気中において、モして/又C±、例え
ば低沸点溶剤及び/又は式Xの出発物質を使用する場合
には、高圧下で、密封された容器中で行なう。
1);j記の各方法に使用される出発物質は既知であり
、又は、それ自体既知の方法に従って製造される。例え
ば、式Vaの化合物は式V及び■の各化合物から、式V
laの化合物は式■b及び■の各化合物から、式vbの
化合物は式V及びXの各化合物から1式Vcの化合物は
、式vb及び■の各化合物から、式Vlcの化合物は式
■及び■の各化合物から、また弐tの化合物は式vIb
及びVaの各化合物から、それぞれ製造される。
方法d)は、それ自体既知の方法に従って実施される。
式■のアルデヒドの反応性の官能性誘導体については前
述した通りである。この反応は、溶剤、る粗剤、対応す
る混合物及び/又は縮合剤の不在−)又は好ましくはそ
の存在下に行ない、冷却ドに、又は室温で、又は好まし
くは加温下に、例えば約O℃から約200℃、特に約り
0℃〜約150℃の温度で、そして必要ならば、密封容
器中で、場合によっては加圧下で、及び/又は不活性ガ
ス雰囲気中において行なわれる。
式■の出発物質は、それ自体既知の方法に従って製造す
ることができる。例えjf :& Vの化合物、特に2
が水酸基と異なった基を表わす式Vの化合物を、式■の
化合物と反応さ−せることにより、式■の化合物を直接
に生成させること力)できる。
方法e)に使用される式■の出発物質C±、それに含ま
れる基Acoに対応して、例えLfカルボン酸(^CO
はカルボキシ)、カルボン酩無水物特に混合無水物、例
えば、酸塩化物もしくL±nb臭化物のような酸/\ロ
ゲン化物(Acoζ土)\ロゲンカルポニル例えばクロ
ロカルボニルもしくはブロモカルボニル)、又は活性イ
ヒエステルイ列えばシアノメチルエステルもしくはべ/
タクロロフェニルエステル(Acoはシアノメトキシカ
ルボニルもしくはペンタクロロフェニルオキシカルボニ
ル)であってもよし1゜これらの83発物質は、場合に
よっては、縮合剤の存在丁番と、置換又は非置換の低級
アルカノールのようなアルコール又はその反応性の誘導
体、例えば対応するアルコラード(例えば、アルカリ金
属7ルコラート ルボン酸は適当なジアゾ化合物、例えば、W換又は非置
換のジアゾ低級アルカンと反応させることによっても、
式1の化合物(式中、Acは炭醇のモノエステルのアシ
ル基を表わす)lこ変換させることができる。これらの
化合物lよ、式■の出発物質として、塩、特に遊離カル
ボン酸のアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩を使用
し、これらをアルコールの反応性エステル、例えば、ご
換又は非置換の低級アルカノール(例えば、塩化物,臭
化物もしくはヨウ化物の如き対応するハロゲン化物)で
、又は、有機スルホン耐エステル(例えばメタンスルホ
ン酸エステル及びP−)ルエンスルホン酸エステルのよ
うな低級アルカンスルホン酸エステル又はアレンスルホ
ン酸エステル)で処理するか、又it、対応する加水分
解nf能なイミノエステル(例えば、対応するイミノ−
低級アルキルエステル)を加水分解してエステルとする
ことによっても製造される。
M#カルボン酸とアルコール、例えば、置換又は非置換
の低級アルカノールとの反応Lf、右利には,酸性の脱
水触媒、例えば、プロトン酸(例えば塩化水素酸、臭化
水素酩、硫rI貧、1ノン酸、ホウ酸、ベンゼンスル示
ン酩もしくI士トルエンスルホン醇)又はルイス酸(例
えjf三)、ツ化ホウ素エーテル錯化合物)の存在丁番
と、アルコールを過剰量用いて,及び/又は不活性溶存
1中シこおいて、場合によっては、反応の際に遊離され
た水を蒸留(例えば、共沸蒸留)により除去しつつ行な
う。また、この反応は、親水性縮合剤、例えば、N,N
−ジエチル〜,N,N’ージシクロへキシル−もしくは
N−エチル−N’−(3−ジメチルアミノプロピル)カ
ルボジイミド゛のような、適宜置換基を有するカルボジ
イミド゛の存在下に、場合によっては、不活性有機溶剤
中において行なってもよい。混合無水物特に酸/Xロゲ
ン化物は,例えば酸結合剤(例えIi右機変素含h ’
ii基特にトリエチルアミン、エチルジイソプロピルア
ミンもしくはピリジンのような第三′6I素含有塩基)
、又は無機史基、例えばアルカリ金属もしくはアルカリ
土類金属の水酸化物もしくは炭酸+!!(例えばナトリ
ウム、カリウムもしくはカルシウムの水酸化物もしくは
炭酸塩)の存在五に、アルコール又はアルコラード、例
えば、アルカリ金属低級アルコキシドと反応させる。
反応性エステル例えばシアノメチルエステル又はペンタ
クロロフェニルエステルと、アルコールとの反応は、例
えば、反応関与物質に対し不活性な溶剤中において、約
o℃〜約120 ”Cの範囲の温度で、好ましくは、室
温から約60″Cまでの温度で行なう。
イミジエステル特にイミノ低級アルキルエステル出発物
質の加水分解は、例えば、含水鉱酸、例えば1ム基もし
くは硫酸を用いて行なうが、この場合に1例えば、塩化
水素をニトリルに付加させ、無水アルコール(特に置換
又は非置換低級アルカ/−ル)と反応させて得たイミジ
エステル塩例えばイミノエステル塩酸塩に水を加えてこ
れを直接に対応のエステルとなるように加水分解するこ
とができる。例えば、ニトリル出発物質、アルコール及
び適切な量の水を含有する硫酸の混合物から、その場で
生成するイミノエステルを単離することなく、式Iの所
望のエステル化合物を得ることができる。
式1の化合物(式中、基Acは炭酸モノアミドのアシル
基を表わす)は、式■の化合物(式中、Acoは、カル
ボキシル基、酸無水物基、例えばクロロカルボニルのよ
うなハロゲンカルボニル、又は活性化エステル基、例え
ばシアノメトキシカルボニル基もしくはペンタクロロフ
ェニルオキシカルボニル基を表わす)を出発物質とし、
この出発物質を、場合によって、適当な縮合剤の存在下
に、アンモニア、アンモニア供与剤又はN−一置換アミ
ンもしくはN、N−二置換アミンと反応させることによ
って得られる。
カルボキシル基及び適切に官能的に変更された反応性カ
ルボキシル基を、場合によってはN −−−置換もしく
はN、N−二置換力ルパモイル基に、このように変換さ
せることは、それ自体既知の方法、例えばエステル基形
成について記述された方法に従って行なうことができる
式■の化合物(式中、基Acはカルバモイル基を表わす
)は1式■の化合物(式中、基Ac。
はシアノ基を表わす)からも得ることができる。
この出発物質は、加水分解によって、特に酸性又は塩基
性条件の下に、例えば、水酸化ナトリウムのようなアル
カリ金属水酸化物の存在下に、所望ならば過酷化水素の
存在下に、水−アルコール系溶剤、例えば、エタノール
水溶液中において1.(Iの所望の化合物(式中、 A
cはカルパモ・fル基を表わす)に変換させることがで
きる。
前述のもしくは後に述べる反応は、それ自体既知の反応
条ヂ1下に、溶剤もしくは昂粗剤の不在下もしくは存在
下に、反応及び/又は反応関与物質の種類に従って、温
度を低く又は高くして、例えば、約−10″Cから約1
50℃の範囲の温度で、大気圧下に、又は、場合によっ
ては、加圧した密封容器中において、及び/又は不活性
雰囲気、例えば窒素雰囲気中において行なうことができ
る。
基Acoが遊fntカルボキシル基である式■の出発物
質は一例として、対応する2−シアノエチルエステルを
生成させ、これを温和な条件下に、例えばIN水酸化ナ
トリウム水溶液又は水−低級アルカノール溶液により室
温で分解し′MLfaカルボン酸を生成させることによ
って得られる。
2−シアノエチルエステル自身は、−例として、式■の
化合物を式■の化合物(式中、 Acは2−シアノエチ
ルオキシカルボニル基を表わす)及び式Vの化合物と反
応させることによって得られる。式■の出発物質中に存
在する遊nカルボキシル基は、必要ならば、所望の反応
性の官能的に変更された形にそれ自体既知の方法により
変換することができる。
方法e)に出発物質として同様に用いられる式■のニト
リル化合物は、−例として、前記2−シ7ノ工チルエス
テル化合物と同様に、基Acの代りにシアン基を右する
中間体を使用することによって製造することができる。
式1の化合物(式中、R3は、官能的に変更されたホル
ミルを表わす)は、例えば方法b)もこ従って、式Vの
化合物(式中、R3は官能的1こ変更されたホルミル、
例えば、ジ低級アル午ルアセタールを表わす)、並びに
式■及び■の各化合物とから製造される(ヨーロ1.パ
特許出願第107203号参照)。
式1の化合物(式中、R3は、官能的に変更されたホル
ミルを表わす)は、式1の化合物(式中、R3はホルミ
ルを表わす)に、それ自体既知の方υ、により、変換さ
せることができ、これらの化合物は、式Iの他の化合物
(式中、R3は、例えば、ヒドロキシメチル、ヒドロキ
シイミノ又はシアノ基を表わす)に、それ自体既知の方
法により更に変換することができる(例えばベルギー特
許第87J2fla号参照)、また、方法b)と同様に
して、例えば式Vの化合物(式中、nはOを表わし、R
3は官能的に変更されたホルミルを表わし、Zは特に基
−0R7を表わし、ここにR7は、例えば、2−シアノ
エチルもしくはカルバモイルメチルのような酸保護基を
表わす)並びに2式■及び■の各化合物とから、式■1
の化合物(式中、nはOを表わし、R3は官能的に変更
されたホルミルを表わす)を先ず生成させることもでき
る。この式IIの化合物において、基R3は前述したよ
うに、例えば、ホルミル、ヒドロキシメチル、ヒドロキ
シイミノ又はシアンに変換させることができる。また前
述した式IIの化合物は、方法a)に従って、式Iの化
合物に変換させることができる。
同様に、式Iの化合物(式中、R2は官能性ホルミルを
表わす)は、同様の方法、即ち、例えば、方法cb)に
従って、弐■及びvbの各化合物を式vrbの化合物(
式中、R2は、官能的に変更されたホルミルを表わす)
と反応させることによって得られる。これらの式1の化
合物は、やはりそれ自体既知の方法によって、式1の化
合物(式中、R2は1例えば、ホルミル、ヒドロキシメ
チル、ヒドロキシイミノもしくはシアノを表わす)に変
換すること力くできる。
式IIの化合物は、R3が7ミノを表わす式1の化合物
と全く同様に5例えば、方法C)、特に方7): c 
b )に従って、R3が7ミノを、またn力(、例えば
、0をそれぞれ表わす式vbの化合物に極めて類似する
vb’ 7゜02 1 の化合物並びに、式■及びvrbの各化合物とから製造
することもできる(Liebig’5Ann、 Che
w。
1977、1895−1908参照)、式vb’の出発
物質は、慣用されるアミジン合成に従って、例えば、化
合物N C−CH2COZを、例えばメタノール及びH
C交を1lj(、sて、対応するイミノエーテルに変換
し、このイミノエーテルを1例えば、アンモニアで処理
すること←こよってft)られる。
同様に、式1の化合物(式中、R2はアミノを表わす)
は、例えば、方法b)に従って、式■及び■の各化合物
並びに式■の化合物(式中、R2はアミンを表わす)か
ら得られる。
式Iの化合物(式中、Acは、環式の炭酸誘導体のアシ
ル基を表わし、及び/又はR2+±炭素環式もしくはヘ
テロ環式アリール基を表わす)tよ、例えば、方法b)
に従って製造することができる(ここに、式■の出発物
質は、例えば、米国4寺語第4,414,213号に記
載された方法に従って1!)られる)。
式1の化合物(式中、R6は、置換又は非置換低級アル
キルを表わす)は、例えば式Itこ文1応する化合物(
式中、R1は水素を表わす)のN−アルキル化によって
得られる(米国辱与詐第4,258,042号参照)。
式Iの化合物(式中、R,は、例えζf、ヒトロキシを
表わす)は、例えば、方法C)、特に方法ce)に従っ
て、式Xの化合物及びヒドロキシルアミンとから製造さ
れる(例えばヨーロッパ特許出願第93.945号参照
)。式Iのそれら化合物(式中、R1はヒドロキシを表
わす)から、式Iの化合物(式中、R1は、エーテル化
又はエステル化されたヒドロキシを表わす)は、それ自
体既知のO−アルキル化法及び0−アシル化法によって
得られる。
式Iの化合物(式中、R,及びR2は協働して場合によ
って、炭素原子かへテロ原子により代替された、置換又
は非置換の低級アルキレン基を表わす)は、例えば、方
法b’)に従って製造される (Liebigs An
n、Chew、 19ヱ7. 1888−1894 参
照)。全く同様の方法によって、式Iの化合物(式中、
R1及びR3は協働して、場合により炭素原子かへテロ
原子により代替された、置換又は非と換低級アルキレン
基を表わす)は、例えば、式Vlaの化合物を方法cg
)に従って式vbの化合物と反応させることによって得
られる。
式1の化合物(式中、R3は水素を表わす)は、例えば
、式Viaの化合物を式vbの化合物(式中、R3はジ
低級アルキルアミノ又は低級アルキレンアミノを表わす
)と反応させることによって得られる。最初に3,4−
ジヒドロピリジンが生成し、このものは、付加−脱離反
応において、例えば、PtO2上で氷酢酸中において木
本化することにより、所望の化合物に変換される( A
ngew、 Ch’em、 93.755−783 (
1981)参照)。
式1の化合物(式中、R2は水素を表わす)は、全く同
様の方法により、式Vaの化合物及び式■の化合物(式
中、R2は、ジ低級アルキルアミノ又は低級アルキレン
アミノを表わす)から得られる。
4−アリールー1,4−ジヒドロピリジンを製造するた
めの提案は、多くの文献に見出される(例えばAn3e
w、 Chew、 93.755−763 (IHI)
Liebigg Ann、 Cheffi、1977、
1888−1894及び1835−1908 、ベルギ
ー特許第878.263号、ドイツ公告公報第 320
7 ’982号、ヨーロッパ特許出願第26,317号
、第80,897号、第93,945号及び第107.
203号、並びに米国特許第4,258,042号及び
第 4,414,213号参照)。
未発明に従って製造された式Iの化合物は、それ自体既
知の方法により、式Iの他の化合物に変換させることが
できる。
例えば、式R1−OH(■)のアルコールの反応性エス
テルで処理することにより1式1の化合物(式中、R8
は水素を表わす)中に、有機基R1を導入して、それに
よりR,が水素と異なる人工の化合物を生成させること
ができる。
弐刈の化合物、例えば、置換又は非置換低級アルカノー
ルの反応性エステルは、有機又は無機の強酸とのエステ
ルであり、その例としては、対応するハロゲン化物、特
に塩化物、臭化物もしくはヨウ化物、硫酩エステル、及
び低級アルカンスルポン酩エステル又はアレンスルホン
醜エステル。
例凡ば、メタンスルホン酸エステル、ベンゼンスルホン
酸エステル及びP−)ルエンスルホン醇エステルなどが
挙げられる。反応は、必要ならば、冷却下又は加温下に
、例えば、約O′Cから約100°Cの温度範囲におい
て、適当な塩基性縮合剤、例えば、アルカリ金属、アル
カリ金属アミドもしくはアルカリ金属水素化物、又はア
ルカリ金属−低級アルコキシド、例えば、ナトリウム−
もしくはカリウム−メトキシド、−エトキシドもしくは
一第3ブトキシドの存在下に、溶剤又は耗粗剤の不在化
又は存在下に、及び/又は大気圧下で、又は密封された
容器中で実施する。
前述のN−置換反応においては、他の第1アミノ基又は
第2アミ7基を置換基として有しなl、%式1の化合物
が好ましくは使用されるが、それは、これらの基が場合
によっては弐■のアルコールの反応性エステルと反応す
ることがあるためである。
式1の化合物(式中、Zは、基NRoR9又はORtを
表わし、ここにR7は、場合によっては置換低級アルキ
ルを表わす)は、式II aの化合物(式中、Rcは、
官能的に変更されたカルボキシル基を表わす)について
前述したと同様の方lノ、により、例えば、アルカリ性
もしくは酸性の媒体中においての加水分解により、式1
の化合物(式中、Zはヒドロキシを表わす)に変換する
ことができる。その逆に、式1の化合物(式中、Zはヒ
ドロキシを表わす)は、それ自体既知の方法により、触
媒としての酸、例えば、塩化水素酷の存在下に、例えば
、過剰量の低級アルカノールとの慣用のエステル化法に
よって、式1の化合物(式中、ZはOR,を表わし、R
7は場合によっては置換された低級アルキルを表わす)
に変換させることができる。同様に1式1の化合物(式
中、Zはヒドロキシを表わす)は、また慣用されるアミ
ド生成性に従って1例えば、アンモニア又はff1lも
しくは第2アミンと反応させることにより、場合によっ
ては、反応の際に生成した水を除去しながら、式■の化
合物(式中、Zは基NR8R9を表わす)に変換させる
ことができる。
式1の化合物(式中、nはl又は2を表わし、Zはヒド
ロキシを表わす)は、式IIの化合物(式中、noは1
又は2を表わし、Rbはカルボキシル基を表わす)と同
一である。これらの化合物は、方法a)に従って、弐■
の化合物と反応させることにより、式Iの他の化合物(
式中、nは2又は3を表わす)に変換させることができ
る。
式1の化合物(式中、ZはOR7を表わし、R7はベン
ジルを表わす)は、例えば、水素添加分解によって、式
Iの他の化合物(式中、Zはヒドロキシを表わす)に変
換させることができる。
本発明の方法に従って製造された式Iの化合物に存在す
る置換基は、他の置換基に変換することができる。
例えば、対応する基Ac及び/又はC(=O)−OR7
のようなエステル化カルボキシル基は、エステル交換反
応により、別のエステルに変換することができる。その
場合、変換すべき式1の化合物中のエステル化基のアル
コールに比べてかなり高沸点の対応のアルコール化合物
を好ましくは使用し、例えば、過剰量のヒドロキシ化合
物及び/又は同様に好ましくはエステル基のアルコール
に比べてかなり高沸点の不活性有機溶剤中において、好
ましくは触媒1例えば、ナトリウム−もしくはカリウム
−メトキシドもしくは一エトキシドのようなアルキル金
属低級アルコキシド又は、オルト−チタン酸イソプロピ
ルエステルのようなオルト−チタン酸の低級エステルの
存在下に、温度を−1;げて、通常、遊離アルコールを
留去しながら、反応を実施する。
エステル化カルボキシル基、例えば、対応する基Ac又
は特に基Z=C(=O)−0R7は、それらを例えば、
酸性加水分解、好ましくはアルカリ性加水分解し、得ら
れた酸を、別のエステルに、それ自体既知の方法により
変換することによって、別のエステルに変換することが
できる。
エステル化カルボキシル基1例えば、低級アルコキシカ
ルボニル基、特に対応の基Acもしくは基C(=O)−
OR7を有する、式1の化合物は、例えば、アンモニア
及び−置換もしくは二置換アミンと共に、必要ならば、
温度を高くし、及び/又は密封された容器中で処理する
ことにより、対応のカル八モイル基を有する化合物に変
換することができる。
例えば、ハロゲン原子、特にフッ素原子のような、芳香
族基の適切な置換基は、(例えば1式Xの化合物のよう
な第1アミン又は第2アミンで処理することにより)他
の置換基、例えば、1δ換アミン基と交換することがで
きる。
前述した方法及び後操作において指摘された、1個以上
の光学活性の炭素原子を含有するすべての出発物質は、
ラセミ混合物、ラセミ化合物、光学異性体又は光学異性
体の混合物として、対応の反応に使用することができ、
対応の炭素原子の1以上の立体配置が出発物質のものと
同一の式1の化合物が通常生成される。
式1の化合物は、反応条件次第で、Ma形又は塩形とし
て得られる。
得られた酸付加塩は、例えば、アルカリ金属水酸化物の
ような塩基で処理することによって、遊離化合物に、又
は、例えば、適当な酸もしくはその誘導体で処理するこ
とにより、別の塩に、それ自体既知の方法により、それ
ぞれ変換することができる。得られた塩形成性を有する
、例えば、対応する塩基性基を含む遊離化合物は、癩も
しくは対応する陰イオン交換体による処理によって、塩
形に変換することができる。
式Iの化合物のうちで遊離形のものと塩形のものとの間
にvE接な関係があることによって、本明細書の上述の
又は後述の説明においては、遊離化合物又はその塩とい
う表現は、適切かつ好都合の場合にはそれぞれ対応する
塩又は遊離化合物を場合により意味するものと解釈され
るものである。
塩を含む前記化合物は、その水和物の形で得られる。ま
た、それらの結晶は、例えば結晶化に使用した溶剤を含
有してもよい。
式1の化合物は、工程反応及び/又は出発物質の種類に
従って、ラセミ化合物、ラセミ混合物又は光学対掌体と
して得ることができる。
これらの得られたラセミ混合物は、ラセミ化合物間の物
理的−化学的差異に基づいて、既知の方法により、例え
ば、クロマトグラフィー及び/又は分別結晶によって、
純ラセミ化合物ないしはジアステレオマーに分離するこ
とができる。
ラセミ化合物は、例えば、適当な微生物を用いて光学活
性溶剤から再結晶させるか、又は塩形成性、例えば塩基
性の式Iの化合物を光学活性の塩形成剤、例えば、光学
活性の酸と反応させ、かくして得られた塩の混合物を、
例えば、その溶解度の差異に基づいて分離して、ジアス
テレオマーの塩を形成し、これらの塩から対常体を1例
えば、塩基処理によって遊離させて、それ自体既知の方
法により、光学対掌体に分離することができる。
式■を4ノする中性化合物の光学対字体は、例えば、方
法e)に従って、式■の光学活性酸又は光学7占性酸の
反応性の官能性誘導体を使用して得ることもでき、ここ
に、前記光学活性酸は、例えば、対応するラセミMから
従来法に従って、例えば、このラセミ醜と光学活性塩基
とから塩を形成し、ジアステレオマー塩を分離し、つい
で光学活性酸を遊離することによって、生成させること
ができる。
エステル化カルボキシル基、例えば、対応する));、
Acを有する式1の化合物は、光学活性アルコールを用
いて、前述した方法によりエステル化してもよく2更に
、得られたジアステレオマー混合物は、例えば1分別結
晶により対掌体に分離してもよい。
薬理学的に更に活性な異性体又は活性な対掌体はジアス
テレオマー混合物又はラセミ化合物から?lt Ill
することが有利である。原則として、薬理学的な活性は
、次の配置が、1.4−ジヒドロビリパ2ン骨格のC4
i焚素に存在する場合に特に太きい。すなわち、4R(
カーツ(Cahn)、インゴールド(Ingc+ld)
及びプレローブ(Preiog)ノ法則に従って、5−
位の置換基、即ち、アミノ酸側鎖基が。
ジヒドロピリジン核の3−位の基Acよりも低い優先度
を有し、且つ基Arよりも高い優先度を有する場合)な
らば、またその逆に、45(基Acがアミノ酸側鎖基よ
りも低い優先度を有し、基Arよりも高い優先度を有す
る場合)。炭素原子C3、C4及びC5が紙面の平面内
にあり、基Arはその平面の上方に、また水素原子はそ
の下方にあるような、C4−炭素原子が次の立体配置で
あるものが好ましい。
本発明は、いずれかの製造工程で中間体として得られる
化合物から出発して、それ以後の製造工程を実施するこ
と、又は、誘導体1例えば、塩及び/又はそのラセミ化
合物もしくは対掌体の形の出発物質を使用すること、又
はこれらを反応条件Fに生成させることなどの5種々の
形の製造方法にも関する。
本発明方法によれば、特に有用な化合物として先に示し
た化合物を生成させる出発物質が特に使用される。本発
明は、新規な出発物質及びその製造方法に関する。本発
明は、また1本発明の製造方法に従って得られた新規な
中間体及びその製造方法にも関する。
本発明は、特に薬理学的に使用可能な化合物、特に冠動
脈拡張剤及び又は血圧降下剤として使用可能な化合物と
しての、式1を有する化合物、又は、塩形成性を有する
該化合物の薬理学的に使用111能な塩、の使用にも関
する。これらの化合物及びj1!は、好ましくは医薬製
剤の形で、ヒト又は動物の身体の予防処置及び/又は治
療処置、特に狭心症、高血圧症及びその他の心臓血管の
疾患の処置に使用され得る。
jli独にか又は、慣用される賦形剤及び補助剤とノ1
、に投与される活性成分の用量は、処置されるする。1
日の用量は、体重的70kgの哺乳動物の場合、疾病の
種類、個々の状態及び年令に従って、好ましくは1〜1
00mg、特に2〜20 m gである。
本発明は、又、式Iの化合物又は塩形成性を有するこれ
らの化合物の薬理学的に使用可能な塩を活性成分として
含有する医薬製剤、並びにその製造方法に関する。
本発明による医薬製剤は、混血動物に腸内投t1例えば
、経口又は直腸投与、舌下投与簿−びに非経口投与され
るものである。特に経1」投与及び/′又は舌下投与さ
れる場合の適切な単位用鼠形態、例えば、糖衣錠、錠剤
又はカプセルには、式Iの化合物、又は塩形成性の対応
する化合物の薬理学的に認容可能な塩が約0.5〜約1
00 m g特に約5〜約50mg薬理学的に使用可能
な賦形剤と共に含まれる。
aνjな賦形剤は、特に充填剤、例えば、ラクトース、
サッカロース、マンニットもしくはソルビットのような
糖類、セルロース調製物及び/又はリン酸カルシウム、
例えば、リン酸三石灰もしくはリン酩水素カルシウム;
結合剤、例えIf、とうもろこし、小麦、米もしくはじ
やがし旭も澱粉を用いた叔粉ペースト、ゼラチン、トラ
カ゛ント、メチルセルロース及び/又はポリビニルピロ
1)トン;及び/又は所望ならば、崩壊剤、例えif、
*7述した澱粉、カルボキシメチル澱粉、架橋イヒボ1
ノビニルピロリドン、寒天、アルギン酸もしく1士その
塩、例えばアルギン酩ナトリウムである。補1113剤
には、第1に、流動性調整剤及び滑沢剤、例えば、珪酸
、タルク、ステアリン醜スはその塩1例えばステアリン
酸マグネシウムもしく 11ステア1ノン酩カルシウム
、及び/又はポリエチレングリコールがある。糖衣錠の
核は、場合によって番え耐胃液性の適当な被覆を有して
もよく、その場合、特に糖類の濃溶液(場合によっては
、アラビ゛アゴト、タルク、ポリビニルピロリドン、ボ
1ノエチレングリコール及び/又は二酸化チタンを含有
してもよい)又は適当な有機溶剤もしくは溶剤混合物に
溶解させたラッカー溶液が使用され、耐胃液性被覆を製
造するためには、適当なセルロース調製物、例えば、ア
セチルセルロースフタレート又はヒドロキシプロピルメ
チルセルロースフタレートが使用される。錠剤又は糖衣
錠の被覆物には1例えば種々の活性成分の用量を識別又
は特定化するための着色剤又は色素を添加してもよい。
その他の経口的に投与可能な医薬製剤は、ゼラチン製の
差込みカプセル、並びに、ゼラチン製及び軟化剤型1例
えば、グリセリンもしくはソルビット製の柔軟な閉カプ
セルである。差込みカプセルは、充填剤、例えば、ラク
トース:結合剤、例えば、澱粉;及び/又は・滑沢剤、
例えば、タルクもしくはステアリン酸マグネシウム、及
び場合によっては、安定剤、との混合物として、粒状体
の形で、活性成分を含有していてもよい。
柔軟なカプセルにおいては、活性成分は、好ましくは、
適切な液体、例えば、脂肪油、バラフィリン油もしくは
液状ポリエチレングリコールにR解又は懸濁させ、これ
に安定剤を更に添加してもよい。特にカプセルは1例え
ば狭心症の発作の第一の徴候があった時に、活性成分を
舌下から吸収することにより可及的にすみやかにその効
果を発現させるように、容易にかみ砕けるようにするか
、又は、かまずに呑み下せるようにしてもよい。
直腸投与が可能な医薬製剤としては、活性成分と坐薬基
剤との組合せによって形成される生薬が占えられる。坐
薬基剤としては、例えば、天然又は合成のトリグリセリ
ド、パラフィン系炭化水素、ポリエチレングリコール、
又は高級アルコールが挙げられる。活性成分と基剤との
組合せから形成されるゼラチン−直腸用カプセルを用い
てもよい、適νJな基剤としては、例えば、液状トリグ
リセリド、ポリエチレングリコール又はパラフィン系炭
化水素が用いられる。
非経1.1投り−には、水溶膨油性成分、例えば、水溶
性J1!の水溶液、活性成分の懸濁液、例えば、対応す
る油状の注射用懸濁液(この場合、適当な親油性溶剤又
はビヒクル、例えば、ゴマ油のような脂肪油、合成脂肪
酸エステル、例えば、オレイン酸エチル、又はトリグリ
セリドが用いられる)、又は水性の注射用懸濁液(粘度
を高くする物質、例えば、ナトリウムカルボキシメチル
セルロース、ツルピント及び/又はデキストランを含有
し、また場合によっては、更に安定剤を含有してもよい
)が特に適切である。
本発明の医薬製剤は、それ自体既知の方法により、例え
ば、慣用される混合法、顆粒化法、糖菓化法、溶解法又
は凍結乾燥法によって製造することができる。活性成分
を固体の賦形剤と組み合せ、得られた混合物を場合によ
っては顆粒化し、混合物又は粒状物を、所望又は必要な
らば、適当な補助剤の添加後に錠剤又は糖衣錠の核とな
るように加工することによって、経[J投与−のための
医薬製剤を製造することができる。
以下の例a)〜C)によって、本発明のいくつかの典型
的な投与形態の製造について説明するか、本発明の実施
!@様はこれのみではない。
a) 活性成分25mgを含有する錠剤は、次のように
して製造することができる。
1OOO′少番の 活性成分 25.0g とうもろこし澱粉 70.0g ラクトース(微粉状) 78.5g セルロース 75.0g ステアリン酸マグネシウム 1.5g 水 適 事 情性成分を、とうもろこし澱粉60g及びラクトースと
混合し、とうもろこし澱粉10gと水とから調製したペ
ーストと共に捏和する。湿った団塊を顆粒化し、乾燥さ
せ、結晶性セルロース及びステアリン醜マグネシウムと
共に混合する。均質な混合物を、250mgの錠剤(割
線を有する)に打錠する。錠剤の直径は9 m mであ
る。
b) 活性成分10 m gを含有するカプセルは次の
ようにして調製することができる。
肚戎 活性成分 2500mg タルク 200mg コロイド状珪酸 50 m g 活性成分をタルク及びコロイド状珪酸と十分に混合し、
混合物を、 0.5m mメツシュの篩により篩別する
。このものをllzngずつ適当な大きさの硬ゼラチン
カプセルに充填する。
C〕 蒸留水5000m又に活性成分5.0 gを溶解
させて得た無菌の溶液を5m文アンプルに充填する。こ
の5m文の溶液中には活性成分5mgが含まれる。
以下の例は、式■を有する新規な化合物の製造例である
が、これらの例は1本発明の範囲を制限するものではな
い。温度は摂氏であられされている。
実施例1 1.4−ジヒドロ−2,6−ノメチルー4−(3−二ト
ロフェニル)−ビリシン−3,5−ソカルボン酸−3−
(1−ベンゾトリアゾリル)−エステル−5−メチルエ
ステル9.6f、L−バリンエチルエステル塩酸塩3.
61及びN−エチルモルホリン2.5−の混合物を無水
ツメチルホルムアミド90ゴ中に溶解させ、窒素雰囲気
中で16時間80℃で撹拌した。黄色の反応混合物を氷
水による冷却下に氷水300dと反応させた。次に、水
浴中で、更に1時間θ〜5℃で撹拌し、高粘性の団塊と
して粗生成物を沈殿させた。溶剤を傾瀉して除き、残留
物を減圧下に乾燥させた。かくして得られた樹脂状の粗
生成物は、(4B)−及び(4旦)−1゜4−17ヒド
ロー2.6−シメチルー3−メトキシカルMニル−4−
(3−ニトロフェニル)−ヒリyノー5−カルメン酸−
N−((18)−1−エトキシカルボニル−2−メチル
−1−プロピルツーアミドの1=1ヅアステレオマ一混
合物であった。
シアステレオマ−を分離するために、粗生成物を、ジメ
ソプロビルエーテル30−と反応すせ、1時間θ〜5℃
で撹拌し、←)−(4S)−1,4−ジヒドロ−2,6
−シメチルー3−メトキシカル?ニル−4−(3−ニト
ロフェニル)−ビリシン−5−カルゴン酸−N−C(1
8)−1−エトキシカル−eニル−2−メチル−1−プ
ロピルツーアミドを、淡黄色の結晶として結晶化させた
。この最初のノアステレオマ−は立体配置が単一であυ
、198〜200℃で融解し、比旋光度は〔α〕B=+
75°(c=0.6、エタノール)であった。
第2ノアステレオマ−を単離するために、減圧下に母液
を濃縮した。約100倍量のシリカゲルを用いてクロマ
トグラフィーを行なって残渣を稍製しく溶離液、ヘキサ
ン−酢酸エチルcvr:3m合液)、0′〜5℃でジエ
チルエーテル2〇−中において撹拌することKよシ、第
2の粗ノアステレオマ−を結晶化させた。かくして得ら
れた(へ)−(4R)−1,4−ジヒドロ−2,6−シ
メチルー3−メトキシカルビニル−4−(3−ニトロフ
ェニル)−ピリジン−5−カルボン酸−N−[:(18
)−1−エトキシカルボニル−2−メチル−1−プロピ
ルツーアミドは、147〜148℃で融解した。粗生成
物をアセトンから再結晶化させ、更に名・1製した。か
くしC得られた淡黄色の薄片状の針状物は、156〜1
57℃で融解し、それと同時に、新しい結晶形態として
、深黄色の偏愛状結晶が融解物から成長し始めた。次に
171〜172゜で再び融解が起こつプtoこの第2の
結晶状ノアステレオマ−は、立体配置が単一で、比旋光
度は、0 〔α)D=−34,9°(c = 1.0、エタノール
)であった。
出発物質は次のようにして調製した。無水ジメチルポル
ムアミド100−中に溶解させだ1,4−ジヒドロ−2
,6−ゾメチルー4−(3−ニトロフェニル)−ビリシ
ン−3,5−ジカルがン酸モノメチルエステル〔ヨーロ
ツノや特許用!LFJ’E 11,706号参照)6.
7F、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール3.49 及
ヒN、W−ヅシクロへキフルカルどソイミド4.62の
溶液を、0〜5℃で、望素雰囲気中に16時間放置した
。晶出したN、N’−ジシクロヘキシル尿素を漣去した
。黄色のp液を水浴中において冷却しつつ水300−と
反応させ、更に1時間O〜5℃で撹拌し、無定形の粗生
成物を沈殿′させた。この粗生成物を戸数し、−過残留
物を水400−で洗浄し、真空中で乾燥させた。粗生成
物を更に洗浄するために、これを酢酸エチル4〇−中に
溶解させ、1時間O〜5℃で撹拌した。晶出したN、N
’−ジシクロヘキシル尿素1’ffiして除き、p液を
減圧下に濃縮し、1,4−ジヒドロ−2゜6−ノメチル
ー4− (3−ニトロフェニル)−ビリジン−3,5−
ソカルボン酸−3−(1−ベンゾトリアゾリル)−エス
テル−5−メチルエステルを、高粘性の泡状物として、
定量的な収率で得た。
250 MHz FT−H−幅犯(CDC4) : 2
.46 (2B 、 6H。
ヅヒドロピリy ルー CH,) : 3.70 (s
 、 3 H、−C00CHs):5.44(s、IH
,4−ジヒドロピリヅルー)():6.78(s、IH
,N=H):6.92,7.39,8.04(3m。
4 H、ベンゾトリアゾリル−H) : 6.48 、
7.79 。
8.14,8.24(4m、4H,フエ== /L、 
−H)。
実施例2 エタノール100 mlに溶解させた(St −N−ア
セトアセチル−α−アミノイソ酪酸エチルエステル(p
harm、Acta、He1v、 38 、616 (
1963)に従って調製) 12.5り、3−アミノク
ロトン酸メチルエステル6.2f及び3−二トロベンゼ
ンアルデヒド8.2fの混合物を16時間80℃で窒素
8囲気中において撹拌した。黄色の反応混合物を減圧下
に濃縮した。油状の残留物をジクロルメタン30〇−に
溶解させ、水100−づつで2回洗浄した。
有機相を硫酸す) IJウムで乾燥、テ過し、減圧下に
p液を濃XTa した。約100倍量のシリカゲル上で
(ヘキサンと酢酸エチルとの7:3混合液を溶離液に用
いて)残留物のクロマトグラフィーを行なった。得られ
た樹脂状の粗生成物は、(4R)−及び(4S ) −
1,4−ジヒドロ−2,6−シメチルー3−メトキシカ
ル〆ニル−4−(3−ニトロフェニル)−ビリツノ−5
−カルピン1賃−N−((Is)−1−エトキシカルボ
ニル−2−メチル−1−プロピルツーアミドの1:1ノ
アステレオマ−混合物でちった。このシアステレオマ−
は、実m例1に記載したようにして分離した。
実施例3 無水テトラヒドロフラン30 mgに溶解させた1゜4
−ジヒドロ−2,6−ノメチルー3−メトΦジカルボニ
ル−4−(3−ニトロフェニル’)−ヒリー、yノー5
−カルがン酸塩化物(Chem、pharm、Bull
 、 28゜2809(1980)参照) 3,5 f
及びN−エチルモルホリン1.3−の溶液に、無水テト
ラヒトo7ラン30−に溶解させたL−バリンエチルエ
ステル塩酸塩1.8fの溶液を、0′〜lO℃で滴下し
た。
添加終了後に混合物を室温となるまで加温した0反応混
合物を減圧下に濃縮した。残液をジクロロメタン100
−に溶解し、数回水で洗浄した0有機相を硫酸ナトリウ
ムで乾燥、炉遇し、v液を減圧下に濃縮した。残渣を約
100倍量のシリカゲル上でクロマトグラフィーによυ
精製した(溶離液、酢酸エチへとへキサンとの7=3混
合液)。
得られた粗生成物は、(4R)−及び(4S)−1,4
−ジヒドロ−2,6−シメチルー3−メトキシカルボニ
ル−4−(3−ニトロフェニル)−ピリジン−5−カル
メン酸−N−C(Is)−1−エトキシカルがニル−2
−メチル−1−プロピルツーアミドの1:1ソアステレ
オマ一混合物であった。ジアステレオマーは、実施例1
のようにして分離した。
実施例4 実施例1に記載した方法と同様にして、無水ジメチルホ
ルムアミド35〇−中に溶解させた1、4−ジヒドロ−
2,6−シメチルー4−(3−ニトロフェニル)−ビリ
ノン−3,5−ジカルボン酸−3−(1−ベンゾトリア
ゾリル)−エステル−5−メチルエステル421%D−
バリンエチルエステルmm[16f及びN−エチルモル
ホリンlimの混合物から、(ハ)−(”4 R) −
1,4−ソヒドロー2.6−ノメチルー3−メトキシカ
ルがニル−4−(3−ニトロフェニル)l’lJソン−
5−カルボン酸−N−((IR)−1−エトキシカルボ
ニルー2−1fk−1−プロピルツーアミドが得られ、
このものは、アセトンとジインプロピルエーテル混合物
から再結晶させた後、199〜200℃で融解した。こ
のノアステレオマ−は、立体配置が単一であり、比旋光
度は[α]D=−75°(C=0.7、エタノール)で
あった0 実施例1と同様にして、母液から、←l(45)−1,
4−ソとドロー2.6−ヅメチル−3−メトキシカルボ
ニル−4−(3−ニトロ7zニル)−ビリノン−5−カ
ルボン酸−N−C(IR)−1−エトキシカルダニルー
2−メチル−1−プロピルツーアミドを単離−した。無
定形の粗生成物をジエチルエーテルと共にすりつぶし、
立体配置がJXl、−のこのノアステレオマ−を得た。
このものの融点は、144“〜145℃、比旋光度は〔
α)D−+30゜(c = 0.4、エタノール)であ
つプこ0実施例5 実施例1について説明した方法と同様にして、無水ツメ
チルホルムアミド9〇−中に溶解きせた1、4−ジヒド
ロ−2,6−シメチルー4−(3−ニトロフェニル)−
ビリノン−3,5−ヅカルlン酸−3−(1−ベンゾト
リアゾリル)−5−イソデロール二酸塩ル10.2r、
I、−バリンエチルエステル頃酸塩3.5f及びN−エ
チルモルホリン2.5mlの混合物から、←)−(4R
)−1,4−ジヒドロ−2,6−シメチルー3−イソ1
0ポキンカルボニルー4−(3−ニトロフェニル)−ビ
リシン−5−カルボン酸−N−(:(18)”1−エト
キシカルボニル−2−メチル−1−プロピルクーアミv
を得た。このものは、酢酸エチルから再結晶させた後、
178”〜179℃で融解した。立体配置が単一のこの
ジアステレオマー〇比旋光度は〔α〕D=−28°(c
=0.9、エタノール)であった。
実施例1に記載された方法と同様にして、無定形の(ト
)−(4S ) −1,4−ジヒドロ−2,6−ノメチ
ルー3−インプロポキシカルボニル−4−(3−ニトロ
フェニル)−ビリジン−5−カルがン酸−N−+:(1
s)〜1−エトキシ力ルデニルー2−メチル−1−プロ
ピルクーアミ、ドを母液から単離した。この無定形ジア
ステレオマー〇比旋光度は、〔α〕D=+46°(c=
0.45、エタノール)であり、”H−NMR−スペク
ト2ムによれば、更−に、約20%の(→−(4R)−
1,4−ソヒドロー2.6−17メチルー3−インプロ
ポキシカルボニル−4−(3−ニトロフェニル)−ビリ
ジン−5−カルはン酸−N−C(18)−1−エトキシ
カルボニル−2−メチル−1−プロピルツーアミドを含
んでいた。
出発物質は次のようにして製造した。実施例1に記ff
iした方法と同様にして、無水ヅメチルホルムアミド2
25づに溶解させた1、4−ジヒドロ−2,6−シメチ
ルー4−(3−ニトロフェニル)−ピリジン−3,5−
ジカルがン酸−モノイソデロピルエステル〔ヨーロツノ
4特WFFAT11,706 M参照)16.2f、1
−ヒドロキシベンゾトリアゾール7.6f及びN、N’
−ゾシク日へキシルカルポヅイミド10.21i’の混
合物から、1.4−ジヒドロ−2,6−シメチルー4−
 (3−ニトロフェニル)−ヒIJヅノー3,5−ヅカ
ルがン酸−3−(1−ベンゾトリアゾリル)−エステル
−5−イソプロピルエステルを無定形生成物として得た
。25 Q tri−Is FT−’H−拠但CCDC
15) :1.13 、1.30 (2d、6M、イン
プロピル−CHa ) e 2,44 、2.46 (
2g、6H,ジヒドロピリツルーCLIs) : 5.
00 (m、 IH,−0−OH−) :5.40 (
s 、 IH,4−ジヒドロピリツルーH):6.28
(s、IH,−NH−):6.89 。
7.40 、8.05 (3m、4H,ベンゾトリアゾ
リル−)I) : 7.49 。
7.79 、8.15 、8.25 (4m、4H,)
−=#−H)。
実施例6 実施例1に記載した方法と同様にして、無水ジメチルホ
ルムアミド120−に溶解させた1、4−ジヒドロ−2
,6−シメチルー4− (3−ニトロフェニル)−ビリ
ジン−3,5−ヅカルボン9−3−(1−ペンゾトリア
ゾリル)−エステル−5−イソプロピルエステル30F
、D−バリンエチルエステル塩酸塩9.82及びN−エ
チルモルホリン6.8m/の混合物から、(+3− (
4S) −1,4−ヅヒドロー2.6−ヅメチル−3−
インプロポキシカルボニル−4−(3−ニトロフェニル
)−ビリジン−5−カルボン酸−N−1:(IR)−1
−エトキシカルボニル−2−メチル−1−プロピルツー
アミドを(4Iた。この単一の立体配置をもったノアス
テレオマ−は、176・〜177℃で融解し、比旋光度
は0 〔α)D=+24°(c=0.53、エタノール)でち
った。
実施例1に記載した方法と同様にして、無定形の(→−
(4R)−1,4−ジヒドロ−2,6−シメチルー3−
イ)プロポキシカルボニル−4−(3−ニトロフェニル
) −ヒIJ 7ンー5−カル+trン1j7−N−[
(IR)−エトキシカルゲニルー2−メチル−1−プロ
ピルツーアミドを母液から即誰した。
この無定形のジアステレオマー〇比旋光度は〔α〕■=
−47’(c=0.65、エタノール)であった。
仁のノアステレオマーは、”H−’NMRスイクトラム
によれば、田)−(4S ) −1,4−ジヒドロ−2
,6−Vメチルー3−イソプロポキシカルボニル−4−
(3−ニトロフェニル)−ヒリ&ン〜5−カルy+?ン
酸−N−C(IR)−1−エトキシカルボニル−2−メ
チル−1−プロピルツーアミドをなおも約5%含有して
いた。
実施例7 実施例IK記況した方法と同様にして、無水ツメチルホ
ルムアミド250−に溶解させたII4−ジヒドロ−2
,6−シメチルー4−(3−ニトロフェニル)−ピリノ
ン−3,5−7カルボン酸−3−(1−ベンゾトリアゾ
リル)−エステル−5−イソプロピルエステル42f、
L−ロイチンメチルエステル塩酸塩14f及びN−エチ
ルモルホリン9.6−の混合物から、(ト)−(4S 
) −1,4−ジヒドロ−2,6−シメチルー3−イン
プロポキシカル、lぐニル−4−(3−ニトロフェニル
)−ヒ+)ジン−5−カルボン酸−N−1:(Is)−
1−メトキシカルボニル−3−メチル−1−ブチルツー
アミドを得た。このものは、酢酸エチルから再結晶させ
た後、176〜177℃で融解した。この結晶状ジアス
テレオマーは、立体配置が単一でアシ、比旋光度は〔α
〕D−+106°(c=0.48、エタノール)であっ
た。
実施例1に記載した方法と同様にして母液から、(ハ)
−(4R)−1,4−ジヒドロ−2,6−ソメチルー3
−インデロデキフカルがニル−4−(3−二トロフェニ
ル)−flJジン−5−カルボン酸−N−[(18)−
1−メトキクカルボニル−3−メチル−1−ブチルツー
アミドを単離した。このジアステレオマーは、無定形の
粗生成物をジエチルエーテルと共にす多つぶすことによ
シ、単一の立体配置形態において結晶化する。融点は、
154〜155℃、比旋光度〔α〕D=−55°(e 
= 0.78、エタノール)であった。
実施例8 実施例1に記載した方法と同様にして、無水ツメチルホ
ルムアミド12〇−中に溶解させた1、4−ジヒドロ−
2,6−ソメチルー4−(3−ニトロフェニル)−ピリ
ジン−3,5−ヅカルがン酸−3−(1−ベンゾトリア
ゾリル)−エステル−5−イソプロピルエステル21t
、D−ロイチンメチルエステル塩酸塩6.9f及びN−
エチルモルホリン4.8 mlの混合物から、(→−(
4R)−1,4−ジヒドロ−2,6−シメチルー3−イ
ソプロポキシカルボニル−4−(3−ニトロフェニル)
−ヒリソノー5−カルボン酸−N−C(IR)−1−メ
トキシカルビニル−3−メチル−1−ブチルツーアミド
を得た。このものは、酢酸エチルエステルから再結晶後
に、175〜176℃で融解した。このJll−の立体
配aをもったジアステレオマーの比旋光度は、(α)D
= −109°(c=0.28、エタノール)であった
実施例1と同様にして、無定形で立体配置が単一の(→
−(4S ) −1,4−ジヒドロ−2,6−ヅメチル
−3−イソゾロyJ?キシカルボニル−4−(3−ニト
ロフェニル)−ビリジン−5−カルボン酸−N−[:(
IR)−1−メトキシカルボニル−3−メチル−1−ブ
チルツーアミドを、母液から単実施例9 実施例1に示した方法と同様にして、無水ジメチルホル
ムアミド150 ml中に溶解させた1、4−ジヒドロ
−2,6−+/メチルー4−(3−ニトロフェニル>−
ビvヅノー3.5−ジヵルゴンff1−3−(1−ベン
ゾトリアゾリル)−エステル−5−メチルエステル23
f、D−ロイチンエチルエステル塩酸塩9.3f及びN
−二チルモルホリン3.5mtの混合物から、(→−(
4R) −1,4−ヅヒドロー2.6−シメチルー3−
メトキクカルボニル−4−(3−ニトロフェニル)−ピ
リジン−5−カル4ぐン酸−N−(:(II’L)−1
−エトキシカルがニル−3−メチル−1−ブチルツーア
ミドを得た。このものは、酢酸エチルとジイソプロピル
エーテルとの混合物から再結晶させた後、207〜20
9℃の温度で融解した。このノアステレオマ−は単一の
立体配置をもち、比旋光度は〔α)D =116゜(c
=0.76、エタノール)であった〇実施例1に示した
方法に従って、(ト)−(4S)−1,4−ジヒドロ−
2,6−ノメチルー3−メトキシカルボニル−4−(3
−ニトロフェニル)−ピリジン−5−カルボン酸−N−
[(IR)−1−エトキシカルボニル−3−メチル−1
−ブチルツーアミドを母液から単離した。ジエチルエー
テルとヘキサンとの混合物から粗生成物を再結晶させた
Kl 、融点112゛〜114℃、比旋光度〔α〕o二
十21@(e = 0.5、エタノール)の結晶生成物
を得た。
この結晶形には、H−拠迅スペクトラムによれば、なお
も5〜10%の(ハ)−(4R) −1,4−ジヒ「1
:i −2,6−ジメチル−3−メトキシカルがニル−
4−(3−ニトロフェニル)−ビリノン−5−カルボン
酸−N−[(IR)−1−エトキシカルMニルー3−メ
チル−1−ツチル〕−アミドが含まれていた。
実施例10 実施例1に記載した方法と同様にして、無水ジメチルホ
ルムアミド12〇−中に溶解嘔せた1、4−ノヒドロー
2.6−ソメチルー4−(3−ニトロフェニル) −ヒ
IJソノー3,5−ジカルボン酸−3−(1−ベンゾト
リアゾリル)−エステル−3−メチルエステル19.2
 f%L−ロイチンエチルエステル塩酸塩7.8f及び
N−エチルモルホリン2.9−の混合物から、←)−(
48)−1,4−ジヒドロ−2,6−シメチルー3−メ
トキシカル−4−(3−ニトロフェニル)−ピリジン−
5−カルボン酸−N−C(Is)−1−エトキシカルが
ニル−3−メチル−1−1チル〕−ア之ドを得た。この
ものは、酢酸エチルとジイソプロピルエーテルとの混合
物から再結晶させた後、206′〜207℃で融解した
。この結晶は、単一の立体配IIをもち、比旋う,le
度は〔α)D=+105°(c=0、26、エタノール
)であった。
実施例1に記載した方法と同様にして、←)−(4R)
−1.4−ジヒドロ−2.6−ジメチル−3−メlーシ
カル?ニル−4− (3−二トロアzニル)−ピリジン
−5−カルボン酸−N−((Is)−1−エトキシカル
ボニル−3−メチル−1−ブチルツーアミドを母液から
粗生成物として単離した。ジエチルエーテルとヘキサン
との混合物から再結晶によシ、融点118゛″〜120
℃、比旋光度0 〔α)D=−23°(c=0.7、エタノール)の結晶
生成物を得た。
この結晶形には、1H−處狙スペクトラムによれば、な
おも約20%の(ト)−(48)−1.4−ジヒドロ−
2.6ーシメチルー3ーメトキシカル?ニル−4−(3
−ニトロフェニル)−ピリノン−5−カルボン酸−N−
[:(Is)−1−エトキシカルボニル−3−メチル−
1−ブチル〕ーアミドが含まれていた。
実施例11 実施例1に記載した方法に従って、無水ジメチルホルム
アミド120td中に溶解させた1.4 − t/ヒド
ロピリジン−2,6−シメチルー4− (3−二トロフ
ェニル)−ピリシン−3.5−シカルーfン酸−3− 
(1−ペンゾチアソリル)−エステル−5−メチルエス
テル25y%L−プロリンメチルエステル塩酸塩8.6
1及びN−エチルモルホリン6、6−の混合物から、(
ト)−(4S)− 5 − 1:(2S)−2−メトキ
シカルビニル−ピロリドン−1−イルカルボニル) −
 1.4−ジヒドロ−2.6ーゾメチルー3ーメトキシ
カルボニル−4− (3−二トロフェニル−)−ピリジ
ンを得た。このものは、酢酸エチルとヘキサンとの混合
物から再結晶させた後、180”〜181℃で融解した
。この結晶状ノアステレオマ−は、単一の立体配ffl
をもち、比旋光度は、〔α〕D−+1046(c=0.
7、エタノール)であった。
実施例1に記載した方法と同様にして、(ハ)ー(4さ
)−s−C(2旦)−2−メトキシカルボニル−ピロリ
ジン−1−4ルカルボニル) − 1.4−ジヒドロ−
2.6ーゾメチルー3ーメトキシカルボニル−4−(3
−ニトロフェニル)−ピリジンを母液から単離した。こ
のものu1酢酵エチルとジイソプロピルエーテルとの混
合物から再結晶させた後、118〜119℃で融解した
0このジアステレオマーは、単一の立体配置)4を示し
、その比旋光度は、〔α〕D=−59″(C=0.5、
エタノール)であった。
実施例12 実施例1に記載した方法と四柱にして、無水ツメチルホ
ルムアミド150−に溶解させた1.4−7ヒドロー2
.6−シメチルー4−(3−二トロフェニル)−ビリジ
ン−3.5ージカルボン酸−3−(1−ベンゾトリアゾ
リル)−エステル−5−メチルエステル232、D−プ
ロリンメチルエステル塩酸塩7.9f及びN−エチルモ
ルホリン6 mgの混合物から、←−(4凸)−5−(
(2塁)−2=メトキクカルHeニル−ピロリジン−1
−イルカルボニル:] −1,4−ジヒドロ−2,6−
シメチルー3−メトキシカルボニル−4−(3−ニトロ
フェニル)−ビリジンを得た。このものは、アセトンと
りイソプロピルエーテルとの混合物から再結晶させた後
、180〜181℃で融解した。この結晶状シアステレ
オマ−は、単一の立体配置を示し、比旋光度は〔α)D
=−97°(c=0.97、エタノール)であった。
実施例1に記載した方法と同様にして、(イ)=(4且
)−5−((2曇)−2−メトキシヵルボニルーヒロリ
ヅン−1−イルカルボニル) −1,4−vヒya−2
,6−ツメチル−3−メトキシカルがニル−4−(3−
ニトロフェニル)−ヒリソンを母液から単離した。この
ものは、アセトンとソエチルエーテルとの混合物から再
結晶させた後120〜122℃で融解した。このノアス
テレオマ−は、単一の立体配置を示し、比旋光度は〔α
〕9=+56’(c=o、s 5、エタノール)であっ
た。
実施例13 実施例1に記載した方法と同様にして、無水ヅメチルホ
ルムアミド150ゴに溶解させた1、4−ジヒドロ−2
,6−シメチルー4−(3−ニトロフェニル)−ピリノ
ン−3,5−ジカルがン酸−a−(1−ベンゾトリアゾ
リル)−エステル−5−メチルエステル18v1グリシ
ンメチルエステル塩酸塩4.7f及びN−エチルそルホ
リン4.7−の混合物の溶液から、無定形ラセミの1,
4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−3−メトキシカルが
ニル−4−(3−ニトロフェニル)−ピリノン−5−カ
ルボン酸−N−(メトキシカルボニル−メチル)−アミ
ドを得た。250 Ml(z FT−1H−NMR(C
DC4):2.32,2.35(2s、6H,ソヒドロ
ピリソル−CH,):3.67 、3.73 (2g、
6H−COOCHs) :4.00 (d、2H,−N
−CHI):4.96(s、IH,4−ヅヒドロビリヅ
ルーH);5.75(8,IH,1−ヅヒドロビリジル
ーH):5.90 (t、IH。
−CONH) ニア、4−8.18 (m、 4H,7
z ニル−H)。
実施例14 実施例1に記載した方法と同様にして、無水ジメチルホ
ルムアミド10〇−中に溶解させた1、4−ジヒドロ−
2,6−ノメチルー4−(3−ニトロフェニル)−ビリ
ノン−3,5−ソカルボン酸−3−(1−ベンゾトリア
ゾリル)−エステル−5−メチルエステル151、α−
アミノイソ酪酸エチfivニスfルmm塩5.2 f 
及rfN−エチルモルホリン3.6mjの混合物から、
ラセミの1,4−ジヒドロ−2,6−ツメチル−3−メ
トキシカルボニル−4−(3−ニトロフェニル>−に!
’)ジン−5−カルボン酸−N−(1−エトキシカルボ
ニル−ニーメチル−1−エチル)−アミドを得た。この
ものは、酢酸エチルとノアチルエーテルとの混合物から
再結晶させた後、160〜161℃で融解した。
実施例15 実施例1に記載した方法と同様にして、無水ツメチルホ
ルムアミド100−中に溶解させた1、4−ジヒドロ−
2,6−ノメチルー4−(3−ニトロフェニル)−ピリ
ノン−3,5−ゾカルボンm−3−(1−ベンゾトリア
ゾリル)−エステル−5−メチルエステル18.!IM
、L−アラニンエチルエエチル塩m塩6f及びN−エチ
ルモルホリン4.6−の混合物から、(4it )−及
び(4旦) −1,4−ジヒドロ−2,6−ノメチルー
3−メトキシカルボニル−4−(3−ニトロフェニル)
−ヒリツノー5−カルゼン酸−N−[(18)−1−エ
トキシカルボニル−1−エチルツーアミドの1:1ジア
ステレオマ一混合物を得た。このものは、酢酸エチルと
ヅイソデロピルエーテルとの混合物から再結晶させた後
、134″〜135℃で融解した。
実施例16 実施例1に記載した方法と同様にして、無水ツメチルホ
ルムアミド100mt中にWj 15させた1、4−シ
ヒドロー2.6−ノメチルー4−(3−ニトロフェニル
)−ピリノン−3,5−ヅカルーぐン酸−3−(1−ベ
ンゾトリアゾリル)−エステル−5−メチルエステル2
1.7 f及びL−チロシンメチルエステル8.2fの
混合物から、無定形の(4R)−及び(4S )−1,
4−ジヒドロ−2,6−ヅメチルー3−メトキシ−カル
ビニル−4−(3−ニトロフェニル)−ビリジン−5−
カルボン[−N −C(IS)−メトキシカルボニル−
2−(4−ヒドロキシフェニル)−1−エチルツーアミ
ドの1=1ノアステレオマー混合物を得た。250 M
E(ZFT ’H−NMR(CDC4) + 2.18
 、2.21 、2.30 、2.32(4s、6I(
、ヅヒドDビ’) ”’ −CH5) ; 2.80 
3.10(m、2H,フェニル−CH2) 3.65 
、3.75 (2g 、 6H。
−C0OCHs) 4.74 4.94 (m、 IH
,−CON−CH−) :4.83(1111H,4−
ヅヒドロピリヅに−H) 、 5.5−5.8 (m、
 3H。
−NHと−OH) :6.52−6.78 (m、4H
,ヒト07 z 二、Q/−H) ニア、30−8.0
6 (rn、4H,二) oフェニル−H)。
実施例17 実施例IK記載された方法と同様にして、無水ツメチル
ポルムアミド9o7!中に溶解させた1、4−ジヒドロ
−2,6−ソメチルー4−(3−ニトロフェニル)−ヒ
lJソノー3.5−ソヵルボン酸−3−(1−ヘンジチ
アゾリル)−エステル−5−メチルエステル2oり、D
、L−α−フェニルーグリシンペンヅルエステル塩酸塩
11.5r及びN−エチルモリホリン5.2mgの混合
物から、無定形のラセミの1.4−ジヒドロ−2,6−
ヅメチルー3−メトキシ力ルヂニル−4−(3−ニトロ
フェニル) −ヒIJ シン−5−カルボン酸−N−(
1=ペンツ〃−オキシカルビニル−1−ベンジル)−ア
ミドの1:1ノアステレオマ−混合物を得た。250 
ME(z FT−’H−NMR(CDC4)2.23 
、2.26 、2.32 、2.33 (4s。
6H,ヅヒドロビリヅル−H) : 3.63 、2.
67 (2s 、3H2−COOCH3) : 4.9
6 、5.09 (2s 、 2H,−COOCH2)
 :5.15 、5.16 (2s 、IH,4−ジヒ
ドロビリヅルーH);5.55 (m、IH,−H−C
H−) :5.6 、5.65 (2s、IH,1−ヅ
ヒドロビリノルーH):6.32.6.40 、(2d
、IH。
−CONH−)ニア、04−8.12(m、14H,フ
ェニル−H)。
実施例18 実施例1に記載された方法と同様にして、無水ツメチル
ホルムアミド15〇−中に溶解させた4−(2−ヅフル
オロメトキシフェニル) −1,4−ジヒドロ−2,6
−シメチルビリジンー3,5−ジカルボン酸−3−(1
−ベンゾトリアゾリル)−エステル−5−メチルエステ
ル20r%L−バリンエチルエステル塩酸塩7f及びN
−エチルモルホリン4.9−の混合物から、(4R)−
及び(4S)−4−(2−ノフルオロメトキシフェニル
) −1゜4−ジヒドロ−2,6−ノメチルー3−メト
キシカルボニルビリノン− −1−エトキシカルボニル−2−メチル−1−プロピル
〕アミドの1:1ノアステレオマ−混合物を得た。この
ものi7j % ヅエチルエーテルとジイソプロピルエ
ーテルとの混合物から再結晶させた後、9ft〜99℃
で融解した。
出発物質は次のように調製する。実施例1に記載した方
法に従って、無水ヅメチルホルムアミド15〇−中に溶
解させた4−(2−ノフルオロメトキシフェニル) −
1.4−ジヒドロ−2,6−シメチルビリソノー;X.
5ーノヵルボン酸−モツメチルエステル〔ヨーロッパ特
許@1 1,7 0 6 M ’Ic従って製造した:
融点150゛〜152℃〕177、1−ヒドロキシペン
ゾトリアゾール82及びN,N−ソシクロへキシルカル
zl’ヅイミド112の混合物から、無定形の4−(2
−ノフルオロメトキシフェニル) − 1.4−ジヒド
ロ−2,6−ノメヂルービリゾンー3.5−ジカルボン
酸−3−(1−ベンゾトリアゾリル)−エステル−5−
メチルエステルをat生成物として得、岐に精製”k 
要せずに次の反応に使用した。
実施例19 実施例1に記載した方法と同様にして、無水ヅメチルホ
ルムアミド1 5 0 m7!中に溶)7Wfさせた、
1。
4−ジヒドロ−2,6−シメチルー4−(3−ニトロフ
ェニル)−ビリジン−3.5ーソカルボン酸−3= (
1−ベンゾトリアゾリル)−エステル−5−メチルエス
テル20F,L−α−フェニルグリシンエチルエステル
塩酸塩8.9r及びN−エチルモルホリン5.2mgの
混合物から、(4R)−及び( 4 S )− 1.4
−ジヒドロ−2,6ーヅメチルー3ーメトキシカルビニ
ル−4−(3−ニトロフェニル)−ビリジン−5−カル
ゴン酸−N− ((IS)−1−エトキシカルgニルー
1ーペンヅル〕−アミドの1=1ノアステレオマ−混合
物e、81脂状粗生成物としてイりた。
ノアステレオマ−を分離するために、この粗生成物を、
酢酸エチルとジイソプロピルエーテルとの混合物と反応
させ、1時間かけて0〜5℃で撹拌し、第1ノアステレ
オマ−を結晶化させた、このノアステレオマーは、単一
の立体配置を示し、融点は193〜194℃、比旋光度
は〔α〕20=−36 66°(c=0.7、エタノール)でをりった。
第2ヅアステレオマーを分離するために、減圧下に母液
をjls> Qし、残&を、約100倍のシリヵク゛ル
を用いて、クロマトグラフィーにょシ精製した(溶離液
、ヘキサンと酢酸エチルとの1:1混合液)。溶出液を
減圧下にaハし、酢酸エチルとヘキサンどの混合液から
残diを再結晶させた。得られた第2ノアステレオマ−
(7)融点U 139〜140℃、比旋光度は〔α〕D
==+46°(C= O,S、エタノール)であった。
この結晶には、” H−N?14R−スペクトラムによ
れば、なおも約20%の第1ノアステレオマ−が含有さ
れ−Cいた。
実施例20 実施例1に記載された方法と同様にして、無水ヅメチル
ホルムアミド150 ml!に溶解させた、1゜4−ジ
ヒi゛ロー2.6−ヅメチル−4−(3−ニトロフェニ
ル)−ピリジン−3,5−ジカルがンL俊−3−(1−
ベンゾトリアゾリル)−エステル−5−メチルエステル
20f、D−α−フェニルグリシンエチルエステル塩酸
塩8.9f及びN−エチルモルホリン5.2−の混合物
から、(4R)−及び(4S)−1,4−ジヒドロ−2
,6−シメチルー3−メトキシカルボニル−4−(3−
ニトロフェニル)−ビリノン−5−カルボンp>−N−
〔(JR)−1−エトキシカルボニル−1−ベンツルツ
ーアミドの1:1シアステレオマ−混合物を、高粘性粗
生成物としてイ)た。
ノアステレオマ−を分離するために、粗生ルー物を、酢
酸エチルとツインプロピルエーテルとの混合物と反応さ
せ、16時間0〜5℃に放i近し、その間に第1ジアス
テレオマーを結晶化させた。結晶を吸引枦遇し、エチル
アルコールから再結晶させた。得られた第1ノアステレ
オマ−は、単一の立体配7.7fを示し、1.−に点は
196〜197℃、比旋光度は〔α)=十、61°(c
=0.34、エタノール)損 であった。
第2ヅアステレオ々−を単離するために、減圧下に母液
を濃縮し、残渣を約100倍量のシリカrルヲ用いて、
クロマトグラフィーによって精製した(溶+13液、ヘ
キサンと酢酸エチルとの1=1混合物)。溶出液を減圧
下に濃縮し、酢酸エチルとヅエチルエーテルとの混合物
から残留物を2回再結晶させた。
イ1jられだtイ2ジアステレメ゛マー(7) ink
 点iJ: 、 134〜135℃、比旋光度は〔α)
D=−45°(c=0.7、エタノール)であった。こ
の結晶形は、’H−NMRスペクトラム傾よれば、なお
15%の第1ヅアステレオマーを含有していた。
実施例21 無水ヅメチルホルムアミド90 ml!中に溶拵Fさせ
た、1.・1−ジヒドロ−2,6−ヅメチル−4−(3
−ニトロフェニル”)−ヒ+)シン−3,5−ツカルボ
ンi’、r’、 −3−(1−ベンゾトリアゾリル)−
エステル−5−イン10−ルエステル5.99%L−フ
ェニルアラニルーL−フェニルアラニン−Q−(2−)
 IJメチルシリルエチル)−エステル塩酸jL5.3
4 F及びN−エチルモルホリン1.5fntの混合い
て80℃で撹拌した。反応混合物を氷水で冷却しつつ水
200−と反応さぜた。結晶を沖取し、水で洗浄し、減
圧下に乾燥させた。この粗生成物を、約100倍量のシ
リカガル上でクロマトグラフィーによシ精製した(溶離
液、クロロホルムとメタノールとの1;1混合液)。得
られた無定形の生成物は、N −(1,4−ジヒドロ−
2,6−シメチルー3−イソプロポキシカルボニル−4
−(3−ニトロフェニル)−5−ピリドイル〕−L−フ
ェニルアラニル−L−フェ;、ルアラニンー0−(2−
)リメチルシリルエチル)−エステルの1:1ジアステ
レオマ一混合物であった。トルエンとアセトン1:1溶
離剤によるN層りロマトグラフィーのRf値は0.65
でちった。
2−トリメチルシリルエチルエステルを分離するために
、フッ化テトラエチルアンモニウム0.7モルのヅメチ
ルスルホキシド溶液34 ml中に混合させた前記エス
テル3.62を20分間20℃で撹拌した。明澄な反応
溶液を水浴中で冷却し、IN炉去し、p過残液を水で洗
浄し、水酸化カリウムで減圧下に乾燥させた。粗生成物
を酢酸エチルに吸収させ、い消し、p液を減圧下にサシ
縮した。粘稠な残渣をツインプロピルエーテルと共にす
υつぶすことによシ、無定形のN−(1,4−ヅヒドロ
ー2.6−シメチルー3−イソデロポキシカルゲニル−
4−(3−ニトロフェニル)−5−111’イル)−L
−フェニルアラニル−L−フエニ)Lt 7 ラニンを
、ノアステレオマ−混合物として得た。アセトニトリル
と水の3:1溶離液を用いた薄層クロマトグラフィーの
If値は0.70であった。
出発物質は次のようにして調製した。無水ジクロロメタ
ン125−中に溶解させたN−ペンノルオキ7カルゴニ
ルーL−フェニルアラニン8.2 PllびL−フェニ
ルアラニン−(2−)!jメチルシリルエチル)−エス
テル塩酸j78.3fの混合物を、N−エチルモルホリ
ン3.5〇−及びN、N −ジシクロへキシルカルデジ
イミド6.72と、0℃で反応させた。反応生成物を1
時間O℃で、次に更に15時間室温で撹拌した。反応混
合物をp過し、p液をジクロロメタン80ゴにて希釈し
た。
ジクロロメタン溶液をIN<えん酸、IN重炭酸す) 
IJウム及び水で洗浄した。有機相を硫酸ナトリウム上
で乾燥し、濾過し、p液を減圧下に濃縮した。酢酸エチ
ルと石油エーテルとの混合物から残流を結晶化させた。
得られたN−ペンヅルオキシカルボニルーL−フェニル
アラニルーL−フェニルアラニン−0−(2−17メチ
ルンリルエチル)−エステルの融点は、89〜90℃で
あった。
この中間体1.80 tを110%パラジウム担持炭素
1802の存在下に、メタノール2〇−中において水素
添加分解に付し、その間反応混合物のPH値を、IN塩
酸によって、一定値4.OK保持した。反応終了後に触
媒を沖去し%Fffi、を減圧下に濃縮し、この際に、
L−フェニルアラニル−L−フェニルアラニン−0−(
2−)!Jメチルシリルエチル)−エステル−塩酸塩を
白色の泡状物として得た。クロロホルムとメタノールの
8:2溶離液を用いたこの生成物の薄層クロマトグラフ
ィーのRf値は0.75であった。
ダ(楕例22 (→−(4R)−1,4−ジヒドロ−2,6−シメチル
ー3−メ)#シカルビニル−4(3−ニトロフェニル)
−ビリノン−5−カル?ン酸−N −((Is)=1−
エトキシカルd?ニルー2−メチル−1−プロピル〕ア
ミド101を、メタノール300−と0、IN苛性ソー
ダ300−との混合液中において、151F111+1
室温で撹拌した。次に明澄な黄色の溶液を減圧下に蒸発
乾固した。固体の黄色の残置′1il−IN苛性ソーダ
16〇−中において、室温で撹拌し、活性炭で処理し、
渥過し、p液をIN@酸200m1で酸性化した。生h
’j、された酸はF去し、数回水で洗浄し、12時間5
0℃で高真空中において乾熱させた。(ハ)−(4R)
−’1.4−ソヒドロー2,6−ノメチルー3−メトキ
シカルボニル−4−(3−ニトロフェニル)−ビリシン
−5−カルボン酸−N−C(Is)−1−カルボキシ−
2−メチル−1−プロピル〕−アミド°は、217〜2
196Cでf4解し、〔α)D−−s、io(c=0.
87、エタノール)であった。
実施例23 ←)−(4S ) −1,4−ジヒドロ−2,6−ゾメ
チルー 3− メ) キシカルボニル−4−(3−二ト
ロフェニル)−ビリジン−5−カル日?ンp−N−[(
IS)−1−エトキシカル−P票ルー2−メチk −1
−テty ヒルツーアミドを出発物質としたことを除い
ては、実施例22と全く同様にして、(ト)−(4S)
−ジヒドロ−2,6−ノメチルー3−メトキシカルボニ
ル−4−(3−ニトロフェニル)−ビリジン−5−カル
ボン酸−N−1m(IS)−1−力ルビキシ−2−メチ
ル−1−プロピル〕−アミドを得た。このものは、19
8”=202℃で分解下に融解し、比旋光度は〔α)2
0−+84.1゜(c=1.0、エタノール)であった
実施例24 ←)−(4基) −1,4−ジヒドロ−2,6−シメチ
ルー3−メ)#シカルデニルー4−(3−二)。
フェニル>−ピVジンー5−カル?ン酸−N−((IS
)−1−カルブキシ−2−メチル−1−グロビル〕−ア
ミド472を5O−n−ブチル−N、N’−ジシクロヘ
キシルイソ尿素(Chem、Ber、991479(1
966)に従って調製した) 30.52と共に、酢酸
エチル400 me中で15時間かけて、窒素雰囲気の
下に、80’Qに加熱した。最初の懸濁体は明澄であり
、1時間後に、 N、N’−ジシクロヘキシル尿素が沈
殿し始めた。尿素を戸先し、酢酸エチルで洗浄し、ヂ液
を濃縮した。残渣のクロマトグラフィーを1,050り
のフラッシュ塔において、酢酸エチルとへキサンの3ニ
ア混合液を溶離剤として用いて行なった。この鞘製物(
511)を無水エーテル6oばから再結晶させ、エーテ
ルとヘキサン95:5混合液で洗浄した。得られた(−
1(4It ) −1,4−ジヒドロ−2,6−シメチ
ルー3−メトキシカルビニル−4−(3−ニトロフェニ
ル)−ヒljジンー5−カルはン酸−N−((IS)−
1−(n−ブトキシカルボニル)−2−メチル−1−グ
ロビル〕−アミドの融点は、69°−70°C1比旋光
度は(1)B8=’22°(c=0.6、エタノール)
であった。
実施例25 (ト)−(4ミ) −1,4−ジヒドロ−2,6−シメ
チルー3−メ)キクカルビニル−4−(3−ニトロフェ
ニル)−ピリジン−5−カルボン酸−N−〔(1旦)−
1−カルブキシ−2−メチル−1−プロピル〕−アミド
を出発物質として使用したことを除いては実施例24と
全く同様にして、融点144゜−145°Q 、 (C
t)j’= + 66°(c=1.0、エタノール)の
←)−(4旦) −1,4−ジヒドロ−2,6−シメチ
ルー3−メトキシカルビニル−4−(3−ニトロフェニ
ル)−ビリジン−5−カル?ン1l−N−〔(1旦)−
1−(n−ブトキシカルビニル)−2−メチル−1−7
’ロビル〕−アミドを得た。
実施例26 対応するO−置換N、N’−ジシクロヘキシルーイソ尿
素(Chem、Ber、99.1479(1966)及
びLiebigs Ann、Chemie 5 ’、す
、 235(1956)に従って1i14#した〕を出
発物質として用いたことを除いては、実施例24と全く
同様にしで、単一の立体配置をもった以下の化合物を得
た。
a)(−)−(4B)−1,4−ジヒドロ−2,6−シ
メチルー3−メトキシカル〆二;−4−(3−二トロフ
ェニル)−ピリジン−5−カルボン酸−N−〔(1≦)
−1−(n−ヘキシルオキシカルビニル)−2−メチル
−1−グロビル〕−アミド、Ctx)晶0= −15,
7±3.2°(c = 0.31、エタノ−”)a b) (→−(4R)−1$4−ジヒドC1−2,6−
ジ −メチルー3−メトキシカルビニル−4−(3−二
トロフェニル)−ピリジン−5−カルボン酸−N−((
Is)−1−(−eyジルオキシカカルニル)−2−メ
チル−1−グロビル〕−アミド、回〕L0=−15,5
°(c = 0.9%エタノール)。
c) (→−(4μ) −1,4−ジヒドロ−2,6−
シメチルー3−メトキシカルビニル−4−(3−ニトロ
フェニル)−ピリジン−5−カルボン酸−【(1旦)−
1−(3−(4−メチル−1−ピペラジニル)−1−グ
ロポキシ〕−カルビニルー2−メチル−1−グロピルJ
−アミド、(ct)、j’ = −10,0゜(c=0
.93.エタノール)。
d)←J−(4R)−1,4−ジヒドロ−2,6−シメ
チルー3−メトキシカル7げニル−4−(3−ニトロフ
ェニル)−ピリジン−5−カル+1?ン酸−N−((1
旦)−1−(3−(4−ベンジル−1−ピペラジニル)
−1−プロポキシゴーカルビニル−2−メチル−1−プ
ロピル)−アミH’、(cf)Bo=−12,7°(c
=0.6.エタノール)。
実施例27 (4μ)−及び(4旦) −1,4−ジヒドロ−2,6
−シメチルー3−メトキシカルビニル−4−(3−ニト
ロフェニル)−ヒIJジンー5−カルボン酸−N−((
1旦)−1−カル?キシー2−メチルーL−グロビル〕
−アミド並びに対応のO−f換N、N’−ジシクロヘキ
シルとイン尿素の1:1ジアステレオマ一混合物を出発
物質として用いたことを除いては、実施例24と全く同
様にして3、下記の化合物を、無定形のl:1ジアステ
レオマ一混合物として得た。
a)(4旦)−及び(4多) −1,4−ジヒドロ−2
,6−シメチルー3−メトキシカルぜニル−4−(3−
ニトロフェニル)−ピリジン−5−カルラトン酸−N−
((1旦)−1−(2−ジメチルアミン−1−エトキシ
)−カルボニル−2−メチル−1−fロビル〕〜アミド
250 MHz FT−1H−NMR(CDCIg )
 : 0.75(m 、6H、−CH5);2.1 (
ml IH,−CH);2.3(m、12H,ジヒドロ
ビリジ#−CH,;−N−CHs ): 2.55 、
4.20 (2m、 4H,−0−CHt−CH2−N
) : 3.65 (2s、3H、C00CHa)4.
55 (m 、 IH、−CON−CH) ;5.0 
(2s 。
LH,4−ジヒドロピリジルーH) : 5.65 (
2s 。
I H、1−ジヒドロピリジル−H) ; 5.85(
2d。
IH、−C0NH) ; 7.4−8.2 (m 、 
4 H、フェニル−H)。
b)(4旦)−及び(4旦)−1,4−ジヒドロ−(3
−=hロフェニル)’ −ヒ+7 &ノー5−/フルポ
ン酸−N−((1旦)−1−(3−ジメチルアミノ−1
−グロポキシ)−カル列?ニルー2−メチルー1−プロ
ピル〕−アミド。
250 MHz FT−”H−NMR(CDCIg )
 : 0.7 Fi(m、6H,−CH,); 1.8
 (ml 2H,−CH2) ; 2.1 (m 、 
IH、−CH−); 2.2−2.4(m 、 15 
H’ 、 シヒl’ 口e ’) シ/’ −CH3+
 −CH2−N−CHa);3.65 (2s 、6H
,C00CHa);4.15 (m 、 2H、C00
CH,);4.5 (m 、 IH。
−CON−CH); 5.0(2s、IH,4−ジヒド
ロピリジルーH);5.6(2s 、LH,1−ジヒド
ロピリジルーH) i 5.8 (2d 、 IH,−
CONH);7.4−8.2 (m 、 4 H、フェ
ニル−H)。
c)(4R)−及び(4S)−1,4−ジヒドロ−2,
6−ノメチルー3−メトキシカルビニル−4−(3−二
トロフェニル)−ピリジン−5−カルボン酸−N−((
1旦)−1−[:2−(4−モルホリノ)−1−エトキ
シツーカルボニル−2−メチル−1−fロビル)−アミ
ド。
250M1Iz F’I’−1H−NMR(CDCIs
) ”0.75(m、6H,−CH,);2.1(m、
IH。
−CH−) ; 2−3 (m r 6 H、ジヒドロ
ピリジルーCHB):2.4−2.65(m、6H,−
N−CHt);3.7 (m、7H,−COOCH3;
−0−CHI−):4.05−4.4 (m 、 2H
,C00CHt) : 4.55(m、IH,C0N−
CH−);5.0(2s、IH,4−ジヒドロピリジル
ーH)、5.62(2s。
I H、1−ジヒドロピリジルーH);5.8(2d。
III、−CONH) ;7.4−8.2(m、4H,
フェニル−H)。
d)(4R)−及び(4S)−1,4−ジヒドロ−2,
6−シメチルー3−メトキシカルビニル−4−(3−=
)ロフェニル)−ヒlJジンー5−カル?ン酸−N−(
(Is)−1−(2−メトキシ−1−エトキシ)−カル
ダニルー2−メチル−1−グロピル)−アミド。
250 MHz FT−1H−NMR(CDCig )
 : 0.75(m+6H,−CH,);2.1(m、
IH,−CH−);2.2−2.36(411,6H,
ジヒドロピリジル−〇H3) ;3.36 (2s 、
 3H、−0CHs);3.55(m、2H,−0CH
2−); 3.62(2s 。
3H、−C00CHs): 4.25 (m 、2H,
−COOCHz−): 4.60 (m、IH,−CO
N−CH−);4.98(2s + I H+ 4−ジ
ヒドロピリジル−H);5.6 (2s 、IH,1−
ジヒドロピリジル−H);5.8(2d 、IH,−C
ONK−);7.4−8.2(m。
4H,フェニル−H)。
実施例28 実施例1に記載した方法と同様にして、無水ジメチルホ
ルムアミド300m/中に溶解させた1、1−ジヒドロ
−2,6−シメチルー4−(3−二トロフェニル)−ピ
リジン−3,5−ソカルボン酸−3−(1−ペンソトリ
アソリル)−エステル−5−メチルエステル54.5 
r、 D、L−フェニルグリシンカルバモイルメチルエ
ステル塩酸塩(The t ra by −dron 
Lett、24.5219(1983) と同様にして
調製した〕311及びN−エチルモルホリン16.2m
の混合物から、ラセミの1,4−ジヒt’ e’ −2
,6−−)メチル−3−メトキシカルビニル−4−(3
−二トロフェニル)−ピリジン−5−カルデン酸−N−
(x−(カルバモイル−メトキシカルビニル)−1−フ
ェニルメチル〕−アミドのl二1ジアステレオマー混合
物を、樹脂状中間体として得た。
この中間体161を、t)、5 N苛性ンーグ67tx
lとN、N−ジメチルホルムアミ ド5o−との混合物
中で2時間室温で攪拌した。次に暗色の反応溶液を減圧
下に蒸発乾固した。暗色の残渣を、0.02N苛性ソー
ダ100 mlに溶解させ、酢酸エチルで数回洗浄し、
活性炭で補助的に処理し、濾過し、p液を2N塩酸で酸
性化した。生成した酸をヂ去し、沖過残渣を水で数回洗
浄し、12時間500Qで高真空中において乾固した。
得られたラセミの1.4−ジヒドロ−2,6−シメチル
ー3−メトキシカルビニル−4−(3−ニトロフェニル
)−ビリジン−5−カルボン酸−N−(1−カルブキシ
−1−ツエニルメチル)−アミドの1=1ジアステレオ
マ一混合物は、126−128℃で融解した。
実施例29 a) 1.4−ジヒドロ−2,6〜ジメチル−3−メト
キシカルビニル−4−(3−ニトロフェニル)−ビリジ
ンー5−カルボン酸−N−(1−カル?キー/−1−フ
ェニル−メチル)−アミr(ラセミの1:1ジアステレ
オマ一混合物)42と、〇−(2−ツメチルアミノエチ
ル) −N、H’−シフクロヘキシルイン尿素(Lie
bigs Ann、Chem、 597 。
235(1956)に従って調製した) 2.6 Fと
を、酢酸エチル60−と共に15時間かけて窒素ろメ囲
気中80℃に加熱した。生成した尿素を炉去し、炉液を
減圧下に濃縮した。残渣を約100倍量のシリカゲルを
用いて(塩化メチレンとメタノールの9:1混合液を溶
離液として用いて)クロマトグラフィーによシ精製した
。得られた粗塩基に、1.7N塩酸アルコール溶液1当
量を添加し、減圧下に溶液f:濃縮した。樹脂状の残渣
を、自[酸エチル20m1及びジエチルエーテル50m
/と混合し、水浴中で攪拌し、その際に、1,4−ジヒ
ドロ−2,6−ノメチルー3−メトキシカルビニル−4
−(3−ニトロフェニル)−ピリジン−5−カルボン酸
−N〜(1’−(2−ジメチルアミノ−1−エトキシ)
−カルボニル−1−フェニルメチル〕−アミド塩酸塩が
結晶化された。この1:1ジアステレオマ一混合物は1
00−112℃で分解下に融ブIIIfシた。
b)O−(2−モルホリノ−エチル) −N、N’−ジ
シクロへキシル−イン尿素(Liebigs Ahn。
Cher+s エエi、235(1956)と同様に調
製−した〕を出発物質として使用したことを除いては。
前項a)と全く同様にして、融点127−129℃の1
,4−ジヒドロ−2,6−シメチルー3−メトキシカル
ぎニル−4−(3−ニトロフェニル)−ビリノン−5−
カルyle 7酸−N−[t−C2−(4−モルホリノ
)−1−エトキシ]−カルビニルー1−フェニル−メチ
ル)−アミド塩酸塩を、1:1ジアステレオマ一混合物
として得た。
実施例30 a)実施例1に記載した方法と同様にして、無水ジメチ
ルホルムアミド300−中に溶解させた1、4−ジヒド
ロ−2,6−シメチルー4−(3−ニトロフェニル)−
ピリジン−3,5−ジカルボン酸−3−(1−ペン:、
’ ) IJ 7 ソIJル)−エステル−5−メチル
エステル50f、L−インロイチン−エチルエステルj
JI 酸塩、、 20.45’及びN−エチルモルホリ
ン12.2dの混合物から、(→−(4ミ)−1,4−
ジヒドロ−2,6−シメチルー3−メトキシカルビニル
−4−(3−ニトロフェニル)−ピリジン−5−カルボ
ン酸−N−((1景、2旦)−1−エトキシカルがニル
−2−メfルー1−ブチル〕アミドを得た。このものは
、酢酸メチルとジインプロピルエーテルとの混合物から
再結晶させた後、170−171°Cで融解した。この
α−ジアステレオマーは、単一の立体配置を示し、比旋
光度は(cz)、%’ = + 93°(c = 0.
44、xp/−ル)であった。
実施例1に記載した方法と同様にして、母液から、(4
R)−1,4−ジヒドロ−2,6−シメチルー3−メト
キシカルビニル−4−(3−ニトロフェニル)−ピリジ
ン−5−カルボン酸−N−〔(1旦、2旦)−1−エト
キシカルビニル−2=メチル−1−ブチルシーアミドを
単離した。無定形の粗生成物をジエチルエーテルと共に
すシつぶすことによシ、こ9β−ジアステレオマーを結
晶化させた。このものは、酢酸エチルとn−ヘキサンと
の混合物から更に再結晶させた拶、117−118℃で
融解した。比旋光度に)20 == + 5°(C= 
0.91、エタノール)。 H−NMRスペクトラムに
よれば、このβ−ジアステレオマーは、前述のυ−ノア
ステレオマーをなおも25%含有していた。
b) L−インロイチンメチルエステル塩酸塩を出発物
質として用いたことを除いて、前項a)と全く同様にし
て、融点139−140°Cの(4B)−及び(4旦)
 −1,4−ジヒドロ−2,6−シメチルー3−エトキ
シカルボニル−4−(3−ニトロフェニル)−ピリジン
−5−カルボン1−N−((1≦、2旦)−1−エトキ
シカルボニル−2−メチル−1−グチル〕−アミドの1
=1ノアステレオマ−混合物を得た。
実施例31 実施例2に記載された方法と同様にして、エタノール7
〇−中に溶解させたN−アセトアセチル−α−アミノシ
クロへキシルカルボン酸エチルエステル(Pharm、
 Acta HeJv、 3JL 、 616 (19
63)と同様にして製造した)9.4F、3−アミノク
ロトン酸メチルエステル4.1を及び3−ニトロベンズ
アルデヒド5.51の混合物から、無定形の1.4−ジ
ヒドロ−2,6−シメチルー3−メトキシカルビニル−
4−(3−ニトロフェニル) −ヒIJ シン−5−カ
ルぎンm−N−(1−エトキシカルボニル−1−シクロ
ヘキシル)−アミドを得た。このものは、ジエチルエー
テルと共に攪拌することにより結晶化した。融点166
−168℃。
実施例32 実施例2と同様にして、エタノール45−中に溶解させ
たN−アセトアセチル−α、α−ジフェニルグリシン−
エチルエステル(Pharm、 ActaHelv、 
38 、616 (1963)に従って製造した18.
1f、3−アミノクロトン酸−メチルエステル2.8 
y 及ヒ3−ニトロベンズアルデヒド3.62の混合物
から、無定形の1.4−ジヒドロ−2,6−ジメテルー
3−メトキシカルビニル−4−(3−ニトロフェニル)
−ピリジン−5−カルボン酸−N−(1−エトキシカル
ぎニル−1,1−ジフェニル−メチル)−アミドを得た
250 MHz FT−’H−NMR(CDCIs )
 : 1.15 (t 。
3 H、−coo−c −CHs ) ; 2A 8.
2−30 (2g +6I1.ジヒドロピリジルーH)
 ;3.61(s、3H。
−C00CIIs) : 4.19 (q12H、−C
oo−CH2−);5.05(8,IH,4−ジヒドロ
ピリジル−)L);5.72(s l LH,1−ソヒ
ドロビリジルーfl);6.96(s、if(、−CO
NH−);7.1−8.18(m、14H,フェニル−
H)。
実施例33 実施例1に記載された方法と同様にして、熱水ツメチル
ホルムアミド30 d中に溶解させた1、4−ジヒドロ
−2,6−ノメチルー4−(3−ニトロフェニル)−ピ
リジン−3,5−シカルア+?ン酸−3−(1−ベンゾ
トリアゾリル)−エステル−5−メチルエステル7.9
を及びり、L−α−(2−(N−第3ブトキシカル?ニ
ル−アミノ)−4−チアソリル〕−グリシンエチルエス
テル5vの溶液から、ラセミの1,4−ジヒドロ−2,
6−シメチルー3−メトキシカルビニル−4−(3−二
トロフェニル)−ピリジン−5−カルボン酸−N−[1
−(2−(N−M3ブトキシカルがニル−アミノ)−4
−チアゾリル]−1−エトキシカルぎニル−メチル)−
アミドを樹脂状の中間体として得た。
このものを、塩酸飽和させたO′Cの氷錯酸40wrl
に溶解させ、165時間0 ’Oで攪拌した。次に、こ
の冷たい反応浴液を、2N苛性ソーダで中和し、粗生成
物を匪酸エチルに抽出した。合併した有機抽出相を減圧
下に蒸発し、この際に、1,4−ジヒドロ−2,6−シ
メチルー3−メトキシカルビニル−4−(3−ニトロフ
ェニル)−ピリジン−5−カルボン酸−N−(1−(2
−アミノ−4−チアゾリル)−1−エトキシカルビニル
メチル〕−アミドが無定形の1:1−ジアステレオマー
混合物として残留した。
250 MHz F’r−1H−NMR(CDCis 
) :1.2 (2t、3H,−COO−C−CHm 
);2.32(2d、6If 、ジヒドロビリジルーC
Hm) ; 2.65 (j2 s r3H,−COO
CHs)j 4.1 5 (2m 、2H,−COO−
CHt−) ;5.0 (2s 、 IH,4−ソヒド
ロピリジ/’ −H) + 5.06 (8* I M
 、−NH* ) +5.40(2s、IH,−N−C
H−);5.60(2s * I H* 、 1 − 
、ジヒ ドロビリジルーH);G、42(2s、II(
、チアゾリル−H);6.50゜6、(55(2d 、
 IH,−CONH) i 7.35−8.20(m、
4)t、フェニル−H)。
実施例34 a)無水ジメチルホルムアミド100 d中に溶解させ
た1、4−ジヒドロ−2,6−ツメチル−3−メチルス
ルホニル−4−(3−ニトロフェニル)−ピリジン−5
−カルyトン酸〔ヨーロッノや特許出願atx、7o6
号に従って製造した;融点228−229°C〕7り、
1−ヒドロキシペンシトリアゾk 3.4 V 及U 
N、N’−ジシクロへキシルカルd?ジイミド4.6f
の溶液を、0−5°Cで窒素雰囲気中に16時間放置し
た。晶出したN、N’−ジシクロヘキシル尿素をい去し
た。黄色のF液を、L=バリン−エチルエステルjll
酸tL4f及びN−エチルモルホリン2.8 dと反応
させ、窒素雰囲気の下に80℃で16時間攪拌した。黄
色の反応混合物に水冷下に氷水250 mlを加え、0
゛−5℃で更に1時間撹拌し、この際に粗生成物を結晶
化させた。
粗生成物を炉去し、p過残渣を水1eで洗浄し、真空中
で乾燥した。得られた(4B)−及び(4≦)−1,4
−ジヒドロ−2,6−シメチルー3−メチルスルホニル
−4−(3−ニトロフェニル)−ヒlJジンー5−カル
デン酸−N−(:(Is)−1−エトキシカルボニル−
2−メチル−1−プロピル〕−アミドの1=1ジアステ
レオマ一混合物は、酢酸エチルから再結晶後に、191
’−192℃で融解した。
b) D−バリン−エチルエステル−塩酸塩を出発物質
として用いたほかは、前項a)と全く同様にして、融点
188−i91℃の(4B)−及び(4旦) −1,4
−ジヒドロ−2,6−ツメチル−3−メチルスルホニル
−4−(3−二トロフェニル)−ピリジン−5−カルボ
ン酸−N−((1旦)−1−エトキシカルビニル−2−
メチル−1−グロビル〕−アミドの1:lノアステレオ
マー混合物を得た。
良1に±1 エタノール35〇−中に溶解させた■−N−(3−ニト
ロベンジリデンアセトアセチル)−α−アミノ−イン酪
酸−エチルエステル44.6 F及び3−アミノクロト
ン酸−メチルエステル14.12の混合物を、窒素雰囲
気の下に、16時間80℃で攪拌した。黄色の反応混合
物を減圧下に濃縮し約100倍量のシリカゲル上でクロ
マトグラフィーを行なって、(溶離液、n−ヘキサンと
酢酸エチルとの7:3混合液)残渣を精製した。得られ
た樹脂状の粗生成物は、(4B)−及び(4旦)−1,
4−ジヒドロ−2,6〜ツメチル−3−メチルスルホニ
ル−4−(3−ニトロフェニル)−ピリノン−5−カル
フ2ン酸−N−((1旦)−1=エトキシカルボごルー
2−メチル−1−fロビル〕−アミドであった。
ノアステレオマ−は、実施例1に記載し!ζよう忙して
分離した。
出発物質は次のようにして調製゛した。無水トル!71
40mj中KI解させた3−ニトロベンズアルデヒド2
1.6 f 、!:(S)−N−アセトアセチル−α〜
ルアミノ−イン酸−エチルエステル(Pharm。
ActaHelv、38,616(1963)に従って
調製した)32.87との溶液に、 5’−15℃で、
2時間かけて、 HCeガスを導いた。更に2時間室温
で攪拌し、減圧下に反応混合物を濃縮した。残渣を4時
間80℃で水流真空下に攪拌し、この際に塩酸が分離さ
れた。得られた粗(S)−N−(3−ニトロベンジリデ
ンアセトアセチル)−α−アミノイン酪酸エチルエステ
ルは、テトジヒドロフラン24 mlとジエチルエーテ
ル1804との混合物から再結晶させた後、114−1
16℃で融解した。
実施例36 2−ニトロベンズアルデヒドを出発物質として用いたこ
とを除いては、実施例35と全く同様にして、中間体と
して、ひとまず■)−N−(2−ニー トロベンジリデンアセトアセチル)−α−アミノイン醋
酸エチルエステル〔融点10 ”6−107°0〕を得
た。次にこのものを3−アミノ−クロトン酸−メチルエ
ステルと縮合させて、(4R)−及び(4旦) −1,
4−ジヒドロ−2,6−シメチルー3−メトキシカルビ
ニル−4−(2−ニトロフェニル)−ピリジン−5−カ
ルボン酸−N−((1旦)−1−エトキシカルビニル−
2−メチル−1−7’口ビル〕−アミドの樹脂状ジアス
テレオマー混合物を得た。
実施例1のようにして、ジアステレオマーを分離した。
この際に、酢酸エチルとヘキサンとの混合物から再結晶
させた後、比旋光度回)’7=−36a、5±6.4°
(c=0.15、エタノール)、融点179−180℃
の、単一の立体配置のα−ジアステレオマーを得た。母
液から、無定形のβ−ジアステレオマーが単離され、こ
のものには、’H−NMR−スペクト2Aによると、な
おも約15%の前記αジアステレオマーが含有されてい
た。
β−ジアステレオマーの250 MHz FT−’H−
NMR(CDCIg)−スペクトラA : 0.52 
、0.6(2d−6H,−CH5) : 1.3 (t
 、 3H,−0−CL −) ; 1.98 (m 
+ I H+ −CH−) ; 2−28 。
2.48 (2s 、 6 H、ジヒドロビリジh−C
Hs):3.55 (8,3H,−COOCH8) ;
4.12(m。
2 H、−COOCHt−);4.6 (m 、 L 
H、−CON−CH−); 5.7 、5.83 (2
s 、 2H、1−又は4−ジヒドロピリジル−H) 
;7.25−7−8 (m +4H,フェニル−H)。
実施例37 実施例1に記載された方法と同様にして、無水ツメチル
ホルムアミド100rLt中に溶解させた1、4−ジヒ
ドロ−2,6−シメチルー4−(3−二トロフェニル>
−ビVジンー3,5−ジカルボン酸−3−(1−ヘア:
/’ト+)7ソ+)ル)−エステル−5−メチルエステ
ル18.7fと、L−バリンアミド6.72との溶液か
ら、(4旦)−及び(4旦)−1,4−ジヒドロ−2,
6−シメチルー3−メトキシカルビニル−4−(3−ニ
トロフェニル)−ビリノン−5−カルボン酸−N−(C
x旦)−l−カルバモイル−2−メチル−1−7’ロビ
ル)−7ミドの1=1ジアステレオマ一混合物を得た。
このものは、アセトンとジエチルエーテルとの混合物か
ら再結晶させた後、190−191°0で融解した。
実施例38 a)無水テトラヒドロ7ラン50d中に溶解させた1、
4−ノビドロー2,6−シメチルー3−メトキシカルボ
ニル−4−(、3−ニトロフェニル)−ピリジン−5−
カルボン酸−N−(1−カルブキシ−2−メチル−1−
グロビル)−アミド(ラセミの1=1ジアステレオマ一
混合物) 8.(3fとN−エチルモルホリン2.5−
との混合物に、温度が−is”Cを越えないように冷却
下に、クロロ蟻酸イングチルエステル1.9m#を10
分間以内に滴下した。次に−20〜−15℃の温度で更
に10分間攪拌し、温度が一10″0を越えないように
、冷却下に% 2−(2−アミ、′エチル)−ピリジン
2.8telを滴下した。添加終了後に反応混合物を室
温まで加温し、更に3時間撹拌した後、減圧下に鍛縮し
た。約100倍量のシリカゲルを用いて、クロマト/”
−yフィー(溶離液、塩化メチレンとメタノールとの9
5:5混合液)によって樹脂状残渣を!If製した。得
られた樹脂状の1.4−ジヒドロ−2,6−シメチルー
3−メトキシカルビニル−4−(3−ニトロフェニル)
−ピリジン−5−カルボン酸−N−(1−(2−(2−
ピリジル)−1−エチルアミノコ−力ル?ニルー2−メ
チル−1−foビル)−アミドを、塩化メチレンとジエ
チルエーテルとの混合液から、融点158’−160’
0のl;4−ジアステレオマー混合物として結晶化させ
た。
b) N−メチル−ベンジルアミンを出発物質として用
いたことを除いては、前項a)と全く同様にして、融点
94’−95℃の、1.4−ジヒドロ=2.6− ジメ
チル−3−メトキシカルビニル−4−(3−ニトロフェ
ニル) −ビリジン−5−カルボ7M−N−(1−(N
−ベンジルメチルアミン)−カルボニル−2−メチル−
1−グロピル〕アミドの1:4−ノアステレオマ−混合
物を得た。
c) N−ベンジル−ピペラジン′と出発物質として用
いたことを除いては、前Ma)と全く同様にして、lI
4−ジヒドロ−2,6−シメチルー3−メトキシカルボ
ニル−4−(3−ニトロフェニル)−ピリジン−5−カ
ルボン酸−N−(1−(4−ベンジル−1−ヒーt’ラ
ジニル)−カルボニル−2−メチル−1−7’口ビル〕
−アミドの無定形の3ニアジアステレオマ一混合物を得
た。
250MHz FT−’H−NMR(CD013): 
0.6−0.85 (m 、 6H、−CH,); 1
.85 (m 、 II(l−CH−)、2.2−2.
35(4s、6H,ジヒドロビリジルーCH5) + 
2−4 (m r 4 HT −N −CHz) ;3
.44−3.66 (m 、 9H,N−CHt、−C
OOCI(s) ; 4.85 (m 、 IH、−C
ON−Cf(−) :5.0(2s、IH,4−ジヒド
ロビリジルー■);5.55 、5.6 (2s 、 
LH,1−ジヒドロビリジルーH) : 6.15 、
6.30 (2d 、 IH、−CONH);7.25
−8.18(m、9H,フェニル−H)。
d) N−ジフェニルメチル−ピペラジンを出発物質と
して用いたことを除いては、前項a)と全く同mにして
、114−ジヒドロ−2,6−シメチルー3−メトキシ
カルブニル−4−(3−ニトロフェニル)−ピリジン−
5−カルボン酸−N−[1−(4−ジフェニルメチル−
1−ビイ2ジニル)−カル?ニルー2−’fルー1−グ
ロビル)−7ミドの無定形の3=7ジアステレオマ一混
合物を得た。
250 MHz FT −H−NMR(CDCIm) 
: 0.55−0.9 (m、 6H,−CH5) ;
 1.8 (m l IHI−−cH−);2.15−
2.45(4s、IOH,ジヒドロビリジルーCHs 
、−N −CH2−) : 3.4−1 3.6 (m 、 4 H、−C−N−CHt): 3
.55 、3.65(2g 、3H,−COOCHs)
; 4.2(2s 、IH。
−CHPh2) ; 4.8 (rn 、 I H、−
CON−CH) ;4.98(2s、LH,4−ジヒド
ロビリジルーH);5.45 、5.55 C2s、 
IH,1−ジヒドロビリジルーH) ; 6.1 、6
.28 (2d 、 1)I、−CONH−);7.1
5−8.15(m 、14H,7エ=ルーH)。
e) n−ブチルアミンを出発物質として用いたことを
除いては、前項a)と全く同様にして、1,4−ジヒド
ロ−2,6−シメチルー3−メトキシカル&=#−4−
(3−ニトロフェニル)−ビリシン−5−カルビン酸−
N−(1−(n−ブチルアミノカルボニル)−2−メチ
ル−1−プロピル〕−アミドの無定形1:2−ジアステ
レオマー混合物を得た。
250 MHz FT−’II−NMR(CDCIg 
) : 0.65−0.98 (m 、9H+ −CH
5) : 1.25−1−55(m 14 H、−CH
l−CH2−) + 1.95 (m + 1 )(H
−C11i: 2.1B−2,38C4s、6H,ジヒ
ドロピリジに−CH,) ; 3.22 (m 、 2
H、−CON−CII□−) ;3.G5 (2s 、
 3 H、−COOCHs) :4.15 (m 、 
IH、−CON−CH−); 4.98 (2s、IH
,4−ジヒドロビリジルー)I);5.55゜5.65
(2s、IH,1−ジヒドロビリジルーH):5−8.
6.05(2rn r 2 H、−CONH) : ’
1.4−8.15 (rn 、 4H,フェニル−H)
f)N−n−へジチル−メチルアミンを出発物質として
用いたことを除いては、前項a)と全く同様にして、1
,4−ジヒドロ−2,6−ノメチルー3−メトキシカル
ボニル−4−(3−ニトロフェニル)−ピリジン−5−
カルボン酸−N−(1−(N−メチル−11−へブチル
アミノカルボニル)−2−メチル−1−グロビル〕−ア
ミドの無定形1:1−ジアステレオマー混合物を得た。
250MHzFT−H−NMR(CDCIg): 0.
63−0.98 (m 、 9H,−CH5) : 1
.2−1.6 (m。
10H、−CH,−);1.9 (m l LH、−C
H−) ;2.15 、2.35 (2d 、 6 H
、ジヒドロビリジルー CHs) ; 2−89 + 
3.02 (2d 、3 H、N−CHs) :3.1
−3.55(m 、 2H、N−CH,) ;3.6 
、3.65(2g 、3H,C00CHs); 4.8
 (m+ IH,−CON−CH−) ;5.0 (2
s 、 I H、4−ジヒドロビリジルーH);5.5
2,5.62(2s、IH。
1−ジヒドロビリジルーH);6.08−6.30(m
、IH,−CONH): 7.38−8.18 (m。
4H,フェニル−■)。
栗ml肌1」− e−) −(4旦) −1,4−ジヒドロ−2,6−ジ
メチA・−3−メトキシカルボニルー4−(3−ニトロ
フェニル)−ピリジン−5−カルがンo−N−((IR
)−1−エトキシカルビニル−2−メチル−1−プロピ
ル〕−アミドを出発物質として用いたことを除いては、
実施例22と全く同様にして、 (+)−(4S) −
1,4−ジヒドロ−2,6−シメチルー3−メトキシカ
ルボニル−4−(3−ニトロフェニル)−ピリジン−5
−カルビン酸−N−((IR)−1−カルボキシ−2−
メチル−1−グロビル〕−アミドを得た。このものの融
点は。
216−218°C1比旋光度は(ct)、j’ = 
+ s、oo(C=i、o、エタノール)であった。
実施例40 1−)−(4R)−1,4−ジヒドロ−2,6−シメチ
ルー3−メトキシカルボニル−4−(3−二トロフェニ
ル)−ピリジン−5−カルボン酸−N−((IIζ)−
1−エトキシカルビニル−2−メチル−1−ゾロビル〕
−アミドな出発物質として用いたことを除いては、実施
例22と全く同様にして、(→−(4R)−1,4−ジ
ヒドロ−2,6−ノメチルー3−メ)キシカル?ニル−
4−(3−ニトロフェニル)−ピリジン−5−カルぜン
酸−N−((IR)−1−カルブキシ−2−メチル−1
−グロビル〕−アミドを得た。このものは121−12
2℃で分解下に融解し、比旋光度は回〕6°=−77,
0゜(c=1.0.エタノール)であった。
実施例41 (ト)−(48)−1,4−ジヒドロ−2,6−シメチ
ルー3−メ)キシカルはニル−4−(3−ニトロフェニ
ル)−ビリジソー5−カルピン酸−N−((IR)−1
−カルブキシ−2−メチル−1−グロビル〕−アミドを
出発物質として用いたことを除いては、実施例24と全
く同様にして、融点67’−68°C1比旋光度〔]]
6°=−21°c=1.0、エタノール)の、(ト)−
(4S)−1,4−ジヒドロ−2,6−シメチルー3−
メトキシカルブニル−4−(3−ニトロフェニル)−ピ
リジン−5−カルピン酸−N−[(IR)−1−(n−
プトキシカルデニル)−2−メチル−1−foビル)−
7ミドを得た。
実施例42 (→−(4R)−4,4−ジヒドロ−2,6−シメチル
ー3−メ)キシカルブニル−4−(3−ニトロフェニル
)−ピリジン−5−カルピン酸−N−((IR)−1−
カルブキシ−2−メチル−1−グロビル〕−アミドを出
発物質として用いたことを除いては、実施例24と全く
同様にして、融点143−144℃、比旋光度回〕る’
=−05°(c=1.0.エタノール)の、(→−(4
R)−1,4−ジヒドロ−2,6−シメチルー3−メト
キシカルぎニル−4−(3−ニトロフェニル)−ビ+7
ジンー5−カルビン酸−N−((IR)−1−(n−メ
トキシカルボニル)−2−メチル−1−fロビル〕−ア
ミドを得た。
実施例43 3−アミノクロトン酸−エチルエステルヲ出発物質とし
て用いたことを除いては、実施例35と全く同様にして
、約1=1のジアステレオマー混合物を、樹脂状粗生成
物として得た。酢酸エチルとジイングロビルエーテルと
の2:1混合物から結晶化させることによシ、単一の立
体配置を有する結晶状の(→−(4R)−1,4−ジヒ
ドロ−2,6−ノメチルー3−エトキシカルビニル−4
−(3−ニトロフェニル)−ピリジン−5−カルピン酸
−N−((Is)−1−エトキシカシメニル−2−メチ
ル−1−グロビル〕−アミドを得た。このも・のは16
9−170℃で融解し、比旋光度は回〕る’=−46.
6°(c =0.476、エタノール)であった。母液
から結晶状の(イ)−(4fi)−1,4−ジヒドロ−
2,6−シメチルー3−エトキシカルビニル−4−(3
−ニトロフェニル)−ヒlJジンー5−カル?ン酸−N
−((1景)−1−エトキシカルビニル−2−メチル−
1−グロビル〕アミドを単離した。融点135°−13
6℃、比旋光度〔]る’= + 40.6°(c=0.
94.エタノール)。
実施例44 3−7ミノクロトン酸−n−グロビルエステルを出発物
質として使用したことを除いては、実施例35と全く同
様にして、約l:1のジアステレオマー混合物を、樹脂
状の粗生成物として得た。
酢酸エチルとジイングロビルエーテルとの2:1混合物
から再結晶させることによシ、単一の立体配置を有する
結晶状の(→−(4R)−1,4−ジヒドロ−2,6−
シメチルー3−(n−グロビロキシ力ルデニル)−4−
(3−ニトロフェニル)−ピリジン−5−カルゲン酸−
N−((IS)−1−エトキシカルビニル−2−メチル
−1−グロビル〕−アミドを得た。このものは148−
149℃で融解し、比旋光度はヒ)、j’ = −19
,9°(c=0.55、エタノール)であった。母液か
ら、結晶状の(ト)−(4S)−1,4−ジヒドロ−2
,6−シメチルー3−(n−グロビロキシカルデニル)
−4−(3−ニトロフェニル)−ピリジン−5−カル&
/に&−N−((IS)−1−エトキシカルビニル−2
−メチル−1−fロビルJ−アミドを単離した。融点1
19’−121℃比旋光度回〕晶’=+70.9°(c
=0.07.エタノール)。
実施例45 (S) −N −(3−ニトロベンジリデンアセトアセ
チル)−α−アミノイン酪酸ゾチルエステル2.41と
アミジノ酢酸メチルエステル塩酸塩(Ann。
Chem、 1977 、1895参照] 0.92 
Fとを、無水メタノール6−中に溶解させ、ナトリウム
140■と無水メタノール6−とから製造されたメ11
シトナトリウム溶液を還流下にMi下し、更に1時間瀘
流下に加熱した。沈澱した塩化ナトリウムをp去し、炉
液を減圧下に謎縮し、中圧塔においてヘキサンと酢酸エ
チルとのl:1混合′吻中で残渣のクロマトグラフィー
を行なった。生成した無定形の2−アミノ−1,4−ジ
ヒドロ−6−メチル−3−j ) キVカルボニル−4
−(3−ニトロフェニル)−ヒlJジンー5−カルyN
/酸−N−〔(1ジ)−1−(n−ブトキシカルボニル
)−2−メチル−1−グロビル〕−アミドは、s。
4R:S、4Sジアステレオマ一混合物であり、次のN
MIζ−データを示した。
250 MHz F T−”H−NMR(CDCIg)
 : 0.80(2m、6H,インプロピ/’ −CH
s ) : 0.95(2t 、 3 H、−COO−
C−C−C−CHI );1.34 。
1.60 (2m 、 4 H、−COO−C−CHt
−CHt −C) ;2.06(m、IH,−CHC*
);2.10,2.18(2s r 6 Htゾヒドロ
ピリジルーCHs ) ; 2.62(2g 、611
.−COOCHs);4.1 (m 、2H。
−COOCHt−C−); 4−46 (m 、I H
、−00C−と)i−N−CO−); 4.80 、4
.86 (2s 、 IH。
4−ジヒドoピリジル−I() ; 5.84 、5.
98(2d、IH,−NHi : 6.35(1g 、
2H。
−N)It);6.76.6.90 (2d 、1)1
.−CO−NIt−→; 7.40 、 7.64 、
 8.20 、8.k 4 (m 。
t、d、m、4H,フェニル−H)。
出発物質は次のようにして製造する。実施例35に示し
た方法と同様にして、トルエン5Q+*/中に溶解させ
た(S)−N−アセトアセチル−α−アミノ・イン酪酸
ブチルエステル(Pharm、 Acta He1v、
 38 。
616(1963)と同様にして製造した〕142及び
3−ニトロベンズアルデヒド8.21の混合物から、(
S)−N−(3−ニトロベンジリデンアセトアセチル)
−σ−アミノイン醋酸ブチルエステルを(;Jだ。
実施例46 3−エトキシ力ルゼニルー2−ジェトキシメチル−1,
4−ジヒドロ−6−メチル−4−(3−二トロフェニル
)−ヒlJジンー5−カルゼン酸−N−((Is)−1
−エトキシカルビニル−2−メチル−1−760ピル〕
−アミド26.5 rをアセトン160 rzl中に溶
解させ、6N塩′r*2 G、5 rzlを添加した。
1時間室温で攪拌し、反応溶液を減圧下に濃縮し、フラ
ッシュ塔内においてへキサンと酢酸エチルとの8:2混
合液によシ残渣のクロマトグラフィーを行なった。得ら
れた無定形の3−エトキシカル前ニルー1,4−ジヒド
ロ−2−ホルミル−6−メチル−4−(3−ニトロフェ
ニル)−ピリジン−5−カルビン酸−N−((Is)−
1−エトキシカルビニル−2−メチル−1−グロビル〕
−アミドは、S、4R:S、4Sジアステレオマ一混合
物であシ、次のNMRデータを示した。
250 MHz FT−”H−NMR(CD01g) 
: 0.80(2m 、 6H,−C(CHm)2)i
 1.26 (2m 、 6H+ −C00−C−CH
s ) ; 2−06 (m r I H、−CHCJ
 ;2.28,2.36(2g、3H,ジヒドロビリジ
ルーCI1m):4.18 (m 、4 H、−COO
−CHt−C)i4.53 (m 、I II 、−0
0C−CH−N−CO−);5.00゜5.16(2s
、InI3−ジヒドロビリジルー1():5.72,5
.88<2d、IH,−NH−):6.83゜6.90
(2s 、LH,−Co−NH−);7.47゜7.7
0,8.10,8.18(t、m、m、m、4H。
フェニル−H)。
出発物質は次のようにして調製した。(S) −N −
(3−ニトロベンジリデンアセトアセチル)−α−アミ
ノイン醋酸エチルエステル(実施例35参照)29.0
?、3−アミノ−4,4−ジェトキシクロトン酸エチル
エステル17.4P、モレキュラーシーズ(ユニオン・
カーバイド、3A)50r及び無水アルコール160+
mjの混合物を、40時間還流下に加熱した。モレキュ
ラーシーズを枦去し、ろ液を減圧下に濃縮し、フラッシ
ュ塔内においてヘキサンと酢酸エチルとの1:l混合物
を用いて残渣のクロマドグシフイーを行なった。得られ
た3−エトキシ力ルデニル−2−ジェトキシメチル−1
,4−ジヒドロ−6−メチル−4−(3−ニトロフェニ
ル)−ピリジン−5−カルボン9−N〜((Is)−1
−エトキシカルセニル−2−メチル−1−プロピル〕−
アミドは、直ちに次の反応にかけられた。
実施例47 3−エトキ7力ルぎニル−1,4−ジヒドロ−2−ホル
ミル−6−メチル−4−(3−ニトロフェニル)−ピリ
ジン−5−カルボン酸−N−(Is)−1−エトキシ力
ルデニルー2−メチル−1−プロピル〕−アミド6.5
1を、アルコールloomg中に溶解させ、0°Cで攪
拌しつつ5分かけて水素化ホウ素ナトリウム0.657
を添加し、室温で反応が完了するまで30分間攪拌した
。次に2N塩酸で酸性化し、減圧下に蒸発乾固した。残
渣を水と師酸エチルとの間に分配し、有機相を乾燥、濃
縮し、ヘキサンと酢醗エテルとの1=1混合液を用いて
中圧塔内において、残渣のクロマドグシフイーを行なっ
た。得られた無定形の3−エトキシカルダニルー1.4
−ジヒドロ−2−ヒドロキシメ5−ルー、G−メーf−
ルー4−(3−ニトロフェニル)−ピリノン−5−カル
アj2ン酸−N−((IS)−1−j−)#ジカルボニ
ルー2− メチル−1−グロビル〕−アミドは、S、4
R:S、4Sジアステレオマ一混合物であシ、次のN 
M Rデータを示した。
250MHz FT−1H−NMR(CDC13):0
.74(2m 、6H,−C(CHs)t): 1.2
8 (2m 、6)(、−Coo−C−CHs) ;2
.06 (m 、 I H,−CHCt);2.2G、
2.32(28,3H,ジヒドロビリジルーCHs) 
;2.76 、2.96 (2m 、 IH、−0H)
:4A (m r 4 H、−COO−CHs −C−
) ; 4.50(m 、I H、−000−CI−N
−Co−); 4.68 。
4.84 (2m 、 2 II、 −CHs−0) 
;4.98.5.02゜(2s、LH,4−ジヒドロビ
リジルーH);5.72.5.98 (2d 、IH,
−NH−); 6.96゜7.12 (2s 、IH,
−Co−NH−); 7.46,7.67゜8.05,
8.16(t、t、ln、m、4H,フェニル−I()
害JL仮±1 3−エトキシカルボニル−1,4−ジヒドロ−2−ホル
ミル−6−メチル−4−(3−ニトロフェニル)−ピリ
ジン−5−カルボン酸−N−((IS)−1−エトキシ
カルブニル−2−メチル−1−グロビル〕−アミド12
.Or、ヒドロキシルアミン塩酸塩2.Of、炭酸ナト
リウム1.62及び無水アルコール150づの混合物を
2.5時間室温でt′見拌した。次に減圧下に濃縮し、
残渣を水とaμ酸エチルとの間に分配した。有(4相を
乾燥し、a縮した。得られたオキシムは直ちに次の反応
にかけられた。
3−工l・キシカルボニル−1,4−ジヒドロ−2−ヒ
ドロキシイミノメチル−6−メチル−4−(3−ニトロ
フェニル) −@ IJレジン5−カルボン酸−N−(
(1旦)−1−エトキシカルセニル−2−メチル−1−
′fロピル〕−アミド12.5 r、N、N−ジシクロ
へキシルカルボジイミド12.9 ?及び無水ピリジン
50+xlの混合液を、5時間還流下に加、渚した。次
に(mg、を減圧下に濃縮し、残渣をIN塩酸と酢酸エ
チルとの間に分配し、沈殿した尿素を戸先した。有機相
を水と塩水とで洗浄し、乾燥、濃縮した。中圧塔内にお
いてヘキサンと酢酸エチルとの混合液を用いて残渣のク
ロマトグラフィーを行なった。得られた無定形の3−エ
トキシカルH−二ルー2−シアノ−1,4−ジヒドロ−
6−、Ifシル−−(3−ニトロフェニル) −ピリジ
ン−5−カルdぐン酸−N−[(Is)−1−エトキシ
カルボニル−2−,7’チル−1−グロビル)−アミド
は、S、4R:S、4Sジアステレオマ一混合物であシ
、次のNMRデータを示した。
250MHzFT−”H−NMR(CDCL): 0,
74(2m、6H,−C(CHs)t);1.26 (
m、6H。
−co O−C−CHa) : 2.05 (m + 
L H+ −CuO2) ’2.24,2.32(2s
、3H,ジヒドロビリジルー (−Hs ) :4−2
 (m 、4 H+ −COO−CHt −C−) :
4.50 (m 、IH、−00C−CH−N−Co−
);5.06,5.10(2s、IH,4−ジヒドロビ
リジルーH);5.74,5.86(2d、IH,−N
H−);6.26,6.38(2s、IH,−Co−N
H−) ; 7.50 、7.70 、8.14 (t
 、 m 、 m 、 4H,フェニル−H)。
実施例49 実施例26に記載した方法と全く同様にして得られた立
体配置が単一の化合物は次のとおりである。
a) H−(4R) −1,4−ジヒド0−2.6−シ
メチルー3−エトキシカルボニル−4−(3−二トロフ
ェニル)−ピリジン−5−カルがンi浚−N−((Is
)−1−(2−フリルメトキシカルボニル)−2−メチ
ル−1−fロビル〕−アミド。
比旋光度上貼’=−38,4°(c=0.91.エタノ
ール)、融点76−78°C b) (−)−(4訪)−1,4−ジヒドロ−2,6−
シメチルー3−エトキシカルボニル−4−(3−ニトロ
フェニル)−ヒ’+)ジン−5−カルボン酸−N−((
IS)−1−イングロビルオキシカル?ニル−2−メチ
ル−1−グロビル〕−アミド。比旋光If(”)g’ 
= −18,5°(c=0.56、工p / −ル) 
融点166−167’“C c) (4R) −1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチ
#−3−メ)*ジカルボニルー4−(3−二トロフェニ
ル)−ピリジン−5−カルyfン82− N −((I
S)−1−(第3−プチルオキシカルゴニル)−2−メ
チル−1−グロピルj−アミド。融点163−164“
″0 第1頁の続き ■Int、CI、’ 識別記号 庁内整理番号277:
DO)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)一般式(I): R。 〔式中nは1.2又は3を表し、^rは炭素同素環式又
    はヘテロ環式アリール基を表し、八〇は酸のアシル基を
    表し、Zは基−OR,又は−NR8R9を表し、R1は
    水素、非置換苦しくば置換低級アルキル基、炭素同素環
    式若しくはヘテロ環式アリール基又は遊離、エーテル化
    若しくはエステル化ヒドロキシ基を表し、R2及びR3
    はそれぞれ独立に水素、非置換若しくは置換低級アルキ
    ル基、ホルミル基又は官能基で変性されたホルミル基、
    カルボキシ基又は官能基で変性されたカルボキシ基、炭
    素同素環式若しくはヘテロ環式アリール基又は非置換、
    モノ置換若しくはジ置換アミノ基を表し、R4は水素又
    は低級アルキル基を表し、R5及びR6はそれぞれ独立
    に水素、非置換若しくは置換低級アルキル基又は炭素間
    素環式若しくはヘテロ環式アリール基を表し、R7、R
    B及びR9はそれぞれ独立に水素、非置換若しくは置換
    アルキル基又は炭素間素環式若しくはヘテロ環式アリー
    ル基を表し、R1とR2が一緒に或いはR1とR3が一
    緒に、炭素原子が場合によりヘテロ原子で置き換えられ
    ている非置換又は置換低級アルキレン基を表してもよく
    、R4とR5が一緒に、同様にR5とRGが一緒に及び
    /又はR8とR9が一緒に、それぞれ独立に非置換又は
    置換低級アルキレン基を表すことができ、その際炭素原
    子かへテロ原子で置き換えられていてもよい〕の化合物
    、一般式(I)の化合物の光学異性体、これらの光学異
    性体の混合物及び塩形成基を有する前記化合物の塩。 (2)nが1.2又は3を表し、計が炭素同素、環式又
    はヘテロ環式アリール基を表し、胱が酸のアシル基を表
    し、Zが基−OR,を表し、R+及びR7が水素又は非
    置換若しくは置換低級アルキル基を表し、R2及びR3
    が低級アルキル基を表し、R4が水素又は低級アルキル
    基を表し、Rliが水素、非置換若しくは置換低級アル
    キル基、非置換若しくは置換フェニル基又はへテロ環式
    アリール基を表し、R6が水素、低級アルキル基、場合
    によりフェニル環が置換されているフェニル低級アルキ
    ル基、非置換若しくば置換フェニル基又はへテロ環式ア
    リール基を表し、R4とR5が一緒に非置換若しくは置
    換低級アルキレン基、オキザ低級アルキレン基又はチア
    低級アルキレン基を表すことができ、R9とR6が一緒
    に非置換若しくは置換低級アルキレン基を表すことがで
    き、その際炭素原子かへテロ原子で置き換えられていて
    よい特許請求の範囲第1項記載の一般式(Hの化合物及
    び塩形成基を有する前記化合物の塩。 (3)nが1.2又は3を表し、Arが単環式若しくは
    双環式の炭素同素環式アリール基又は5員若しくは6員
    の1〜4個の環窒素原子、1個の環酸素原子若しくは環
    硫黄原子又はN11ilの環酸素或いは環硫黄原ネと一
    緒に1個若しくは2個の環窒素原子を環成員として含む
    単、環式ヘテロアリール基を表し、このアリール基が場
    合により縮合ヘンゼン環を含み、特に、フェニル基、ナ
    フチル基、ピリル基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、
    トリアゾリル基、テトラゾリル基、フリル基、チェニル
    基、イソキサゾリル基、オキザゾリル基、オキサジアゾ
    リル基、イソチアゾリル基、チアゾリル基、チアジアゾ
    リル基、ピリジル基、ピリダジニル基、ピリミジニル基
    、ピラジニル基、トリアジニル基、インドリル基、イソ
    インドリル基、ヘンズオキザジアゾリル基、ヘンズチア
    ジアゾリル基、ヘンズイミダゾリル基、ベンゾフラニル
    基、ヘンゾチェニル基、キノリニル基又はイソキノリニ
    ル基を表し、その際これらの基中の環炭素原子が場合に
    より低級アルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニ
    ル基、低級アルキレン基、シクロアルキル基、フェニル
    基、フェニル低級アルキル基、フェニル低級アルコキシ
    基及び/又はフェニル低級アルキルチオ基(低級アルキ
    ル基、フェニル基、フェニル低級アルキル基、フェニル
    低級アルコキシ基及び/又はフェニル低級アルキルチオ
    基は場合によりヒドロキシ基、低級アルコキシ基、ハロ
    ゲン低級アルコキシ基、低級アルケニルオキシ基、低級
    アルキニルオキシ基、低級アルキレンジオキシ基、低級
    アルカノイルオキシ基、ハロゲン、カルボキシ基、低級
    アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、N−低級ア
    ルキルカルバモイル基、N、N−9411級アルキルカ
    ルバモイル基及び/又はシアノ基を置換基として含んで
    いてよく、環式基は更に、前記のように置換されていて
    よい低級アルキル基を置換基として含んでいてよい)で
    、及び/又はヒドロキシ基、低級アルコキシ基、ハロゲ
    ン低級アルコキシ基、低級アルケニルオキシJ&、低級
    アルキニルオキシ基、低級アルキレンジオキシ基、低級
    アルカノイルオキシ基、ハロゲン、ニトロ基、アミノ基
    、低級アルキルアミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、N
    −低級アルキル−N−フェニル低級アルキルアミノ基、
    低級アルキレンアミノ基、オキザ低級アルキレンアミノ
    基、チア低級アルキレンアミノ基及び/又はアザ低級ア
    ルキレンアミノ基(アザ窒素原子は低級アルキル基、フ
    ェニル基又はフェニル低級アルキル基で置換されていて
    よ(、これらの置換基はヒドロキシ基、低級アルコキシ
    基、ハロゲン低級アルコキシ基、低級アルケニルオキシ
    基、低級アルキニルオキシ基、低級アルキレンジオキシ
    基、低級アルカノイルオキシ基、ハロゲン、カルボキシ
    基、低級アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、N
    −低級アルキルカルバモイル基、N、N−ジ低級アルキ
    ルカルバモイル基及び/又はシアノ基を置換法として含
    んでいてよい)、及び/又は低級アルカノイルアミノ基
    、アジド基、カルボキシ基、低級アルコキシカルボニル
    基、カルバモイル基、N−低級アルキルカルバモイル基
    、N、N−ジ低級アルキルカルバモイル基、シアノ基、
    スルホ基、アミノスルホニル基、低級アルキルチオ基、
    低級アル4 JL/ ス)L、 フィニル基及ヒ/又ハ
    低級アルキルスルホニル基で置換されていてよく、及び
    /又は環窒素原子が場合により低級アルコキシカルボニ
    ル基又は低級アルキル基(置換基として場合によりヒド
    ロキシ基、低級アルコキシ基、ハロゲン低級アルコキシ
    基、低級アルケニルオキシ基、低級アルキニルオキシ基
    、低級アルキレンジオキシ基、低級アルカノイルオキシ
    基、ハロゲン、カルボキシ基、低級アルコキシカルボニ
    ル基、カルバモイル基、N−(ffiMアルキルカルバ
    モイルM、N、N−ジ低級アルキルカルバモイル基又は
    シアノ基を含んでいてよい)で又はヒドロキシ基又はオ
    キシド基で置換されていてよく、基Acが低級アルカノ
    イル基、非置換又は低級アルキル基、低級アルコキシ基
    、ニドロバ及び/又はハロゲンで置換されタヘンソイル
    基、低級アルキルスルホニル基、非置換又は低級アルキ
    ル基、低級アルコキシ基、ニトロ基及び/又はハロゲン
    で置換されたフェニルスルホニル基、低級アルコキシカ
    ルボニル基、ヒドロキシ低級アルコキシカルボニル基、
    低級アルコキシ低級アルコキシカルボニル基、アミノ低
    級アルコキシカルボニル基、低級アルキルアミノ低級ア
    ルコキシカルボニル基、N、N−ジ低級アルキルアミノ
    低級アルコキシカルボニル基、N−(Ij級アルキル−
    N−フェニル低級アルキル−アミノ低級アルコキシカル
    ボニル基、N、 N−低に&”i’ルキレンアミノ低級
    アルコキシカルボニル基、モルホリノ低級アルコキシカ
    ルボニル基、チオモルホリノ低級アルコキシカルボニル
    基、ピペラジノ低級アルコキシカルボニル基、4〜低級
    アルキルーピペラジノー低級アルコキシカルボニル基、
    非置換又は低級アルキル基、低級アルコキシ基、ニトロ
    基及び/又はハロゲンで置換されたフェニル−、チェニ
    ル−、フリル−、ピリルー又はピリジル−低級アルコキ
    シカルボニル基、低級アルケニルオキシカルボニル基又
    は低級アルキニルオキシカルボニル基、カルバモイル基
    、N−低級アルキルカルバモイル基、N、N〜ジ低級ア
    ルキルカルバモイルl、N−ヒドロキシカルバモイル基
    、N、 N−低級アルキレンカルハモイル基、モルホリ
    ノカルボニル基、チオモルホリノカルボニル基、ピペラ
    ジノカルボニル基、4−低級アルキルピペラジノカルボ
    ニル基、5−テトラゾリル基、非置換又は低級アルキル
    基若しくはフェニル基で置換された4、5−ジヒドロ−
    2−オキサシリル基又は5゜6−シヒドロー48−1.
    3−オキサジン−2−イル基を表し、Zが基−0RB又
    は−NR8R9を表し、R1が水素;場合により低級ア
    ルキルアミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、低級アルキ
    レンアミノ基、モルホリノ基、チオモルホリノ基、ピペ
    ラジノ基(窒素原子に場合により置換基として低級アル
    キル基又は低級アルカノイル基を有する)、カルボキシ
    基、官能基で変性されたカルボキシ基、低級アルコキシ
    基、低級アルコキシ−低級アルコキシ基又はフェニル基
    (場合により低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロ
    ゲン及ヒ/又はニトロ基を置換基として含む)、又はN
    −ピロリル基、N−イミダゾリル茫、N−ピラゾリル、
    !、9.N−インドリル基又はN−イソインドリール基
    で置換されている低級アルキル基;場合によりフェニル
    −低級アルキル基R1と同様に置換されているフェニル
    基;ヒドロキシ基、低級アルコキシ基又はフェニル低級
    アルコキシ基を表し、R2及びR3がそれぞれ独立に水
    素、低級アルキル基(場合によりヒドロキシ基、場合に
    より置換基としてアミン基、低級アルキルアミノ基、ジ
    低級アルキルアミノ基若しくはアシルアミノ基を含む低
    級アルコキシ基、アシルオキシ基又はフェニル基で置換
    されている低級アルキル基、ホルミル基、ジ低級アルキ
    ルアセクール基若しくは一ジチオアセタール基、低級ア
    ルキレンアセタール基若しくは−ジチオアセクール基、
    官能基で変性されたカルボキシ基;場合により低級アル
    キル基、ヒドロキシ基、低級アルコキシ基、低級アルキ
    レンジオキシ基、ハロゲン、ニトロ基、アミノ基、低級
    アルキルアミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、低級アル
    カノイルアミノ基、カルボキシ基、官能基で変性された
    カルボキシ基及び/又は低級アルキルチオ基を置換基と
    して含むフェニル基:ピリル基、フリル基、チェニル基
    又はピリジル基(これらの基は場合によりフェニル基R
    2又はR3と同様に置換されている);アミノ基、低級
    アルキルアミノ基又はジ低級アルキルアミノ基を表し、
    R4が水素又は低級アルキル基を表し、R5が水素、非
    置換又は遊離若しくはエーテル化ヒドロキシ基、遊離若
    しくはエーテル化メルカプト基(場合により酸化されて
    いてよい)、カルボキシ基、官能基で変性されたカルボ
    キシ基、場合により置換基として低級アル:′−1し基
    、カルボキシ基、官能基で変性されたカル、4−キシ基
    又はアシル基を含むアミノ基、^rに関する前記の定義
    による単環式若しくは双環式の炭素同素環式アリール基
    又は5員若しくは6員のへテロアリール基によって置換
    された低級アルキル基、非置換又は遊離若しくはエーテ
    ル化ヒドロキシ基、低級アルキル基、ニトロ基、アミノ
    基、低級アルキルアミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、
    低級アルカノイルアミノ基及び/又はハロゲンで置換さ
    れたフェニル基又は場合により同様に置換された、計に
    関する前記の定義による単環式の5員若しくは6員ヘテ
    ロアリール基を表し、R6が水素、低級アルキル基、非
    置換又は遊離若しくはエーテル化しドロキシ基、低級ア
    ルキル基、ニトロ基、アミノ基、低級アルキルアミノ基
    、ジ低級アルキルアミノ基、低級アルカノイルアミノ基
    及び/又はハロゲンで置換されたフェニル低級アルキル
    基、非置換又はフェニル低級アルキル基R6と同様に置
    換されたフェニル基又は場合により同様に置換された単
    環式の5員若しくは6員ヘテロアリール基を表し、R,
    、Re及びR9がそれぞれ独立に水素;場合によりアミ
    ノ基、低級アルキルアミノ基、ジ低級アルキルアミノ基
    、低級アルキレンアミノ基、オキサ−、チア−又はアザ
    低級アルキレンアミノ基(アザ−窒素は場合により置換
    基として低級アルキル基又は低級アルカノイル基を有す
    る)、アシルアミノ基、遊離若しくはエーテル化ヒドロ
    キシ基又は基Arに関して定義したような炭素同素環式
    アリール基又はヘテロアリール基で置換されたアルキル
    基;又は基静に関して定義したような炭素同素環式アリ
    ール基又はヘテロアリール基を表し、R7とR2が一緒
    に又はR8とR3が一緒に炭素原子数3〜5個の低級ア
    ルキレン基を表すことができ、その際1゜4−ジヒドロ
    ピリジン環の2位又は6位の炭素原子と直接結合する炭
    素原子は、場合により酸素原子、硫黄原子又は窒素原子
    で置き換えられ、これらの原子は水素又は低級アルキル
    基で置換されており、R4とR5が一緒に非置換又は遊
    離若しくはエーテル化ヒドロキシ基、アミノ基、低級ア
    ルキルアミノ基、ジ低級アルキルアミノ基及び/又はハ
    ロゲンで、また、アザ−窒素原子が低級アルキル基で置
    換された低級アルキレン基、オキサ−、チア−又はアザ
    低級アルキレン基を表すことができ、R5とR6が一緒
    に低級アルキレン基、アザ−、オキサ−又はチア低級ア
    ルキレン基を表すことができ、その際これらの基は場合
    により炭素原子のところで遊離若しくはエーテル化ヒド
    ロキシ基、アミン基、低級アルキルアミノ基、ジ低級ア
    ルキルアミノ基、ハロゲン、カルボキシ基及び/又は官
    能基で変性されたカルボキシ基で置換され、アザ−窒素
    のところで場合により低級アルキル基で置換されており
    、R8とR9が一緒に低級アルキレン基、アザ−、オキ
    サ−又はチア低級アルキレン基を表すことができ、その
    際これらの基は場合により炭素原子のところで遊離若し
    くはエーテル化ヒドロキシ基、アミノ基、低級アルキル
    アミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、ハロゲン、カルボ
    キシ基、官能基で変性されたカルボキシ基又は5員又は
    6員のモノアザ−、ジアザ−又はトリアザ−ヘテロアリ
    ール基〔場合により全部又は一部飽和されており、場合
    により炭素原子のところでオキソ基で置換され、アザ窒
    素原子のところで場合により低級アルキル基又はフェニ
    ル基(置換基として低級アルキル基、ハロゲン、低級ア
    ルコキシ基及び/又はニトロ基を含んでいてよい)で置
    換されている〕 ;及びアザ窒素のところで場合により
    低級アルキル基(場合により置換基として基計の定義と
    同様な炭素同素環式アリール基又はヘテロアリール基及
    び/又は遊1i111若しくはエーテル化ヒドロキシ基
    、アシルオキシ基、アミン基、低級アルキルアミノ基及
    び/又はジ低級アルキルアミノ基を含む);アシル基又
    はフェニル基(置換基として、低級アルキル基、ハロゲ
    ン、低級アルコキシ基及び/又はニトロ基を含んでいて
    よい)で置換されている特許請求の範囲第1項記載の一
    般式(1)の化合物、一般式(1)の化合物の光学異性
    体、これらの光学異性体の混合物及び塩形成基を有する
    前記化合物の塩。 (4)nが1.2又は3を表し、計は場合により低級ア
    ルキル基、フェニル基、フェニル低級アルキル基、フェ
    ニル低級アルコキシ基及び/又はフェニル低級アルキル
    チオ基(このような基は置換基としてヒドロキシ基、低
    級アルコキシ基、低級アルキレンジオキシ基、ハロゲン
    、カルボキシ基、低級アルコキシカルボニル基及び/又
    はシアノ基を含んでいてよく、環式基は更に低級アルキ
    ル基を含んでいてよい)、及び/又はヒドロキシ基、低
    級アルコキシ基、ハロゲン−低級アルコキシ基、低級ア
    ルキレンジオキシ基、ハロゲン、ニトロ基、アミノ基、
    低級アルキルアミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、低級
    アルカノイルアミノ基、カルボキシ基、低級アルコキシ
    カルボニル基、カルバモイル基、シアン基、スルホ基、
    アミノスルホニル基、低級アルキルチオ基、低級アルキ
    ルスルフィニル基及び/又は低級アルキルスルホモル基
    で置換されているフェニル基、又はピリル基、フリル基
    、チェニル基、ピリジル基、ベンズオキサジアゾリル基
    又はベンズチアジアゾリル基(これらの基は場合により
    フェニル基計と同様に置換されており、特に低級アルキ
    ル基、低級アルコキシ基、ハロゲン及び/又は場合によ
    り低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲン及び/
    又はニトロ基で置換されたフェニル基を置換基として含
    んでいる)を表し、基膜が低級アルカノイル基、低級ア
    ルキルスルホニル基、低級アルコキシカルボニル基、ヒ
    ドロキシ−低級アルコキシカルボニル基、低級アルコキ
    シ低級アルコキシカルボニル基、N、N−ジ低級アルキ
    ルアミノ−低級アルコキシカルボニル基、N−低級アル
    キル−N−フェニル低級アルキルアミノ−低級アルコキ
    シカルボニル基、N、N−低級アルキレンアミノー低級
    アルコキシカルボニル基、(4−モルホリノ)−低級ア
    ルコキシカルボニル基、低級アルケニルオキシカルボニ
    ル基若しくは低級アルキニルオキシカルボニル基、カル
    バモイル基、N−低級アルキルカルバモイル基、N、N
    −ジ低級アルキルカntバモイnt基、N、N−低級ア
    ルキレンカルバモイル基、4−モルホリノカルボニル基
    又は4−低級アルキルー1−ピペラジノカルボニル基を
    表し、Zが基−OR,又は−NR8R9を表し、R1が
    水素、低級アルキル基、ジ低級アルキルアミノ低級アル
    キル基、低級アルキレンアミノ低級アルキル基、(4−
    モルホリノ)−低級アルキル基、カルボキシ−低級アル
    キル基、低級アルコキシカルボニル−低級アルキル基又
    は低級アルコキシ低級アルコキシ−低級アルキル基(ジ
    低級アルキルアミノ基、低級アルキレンアミノ基又は4
    −モルホリノ基は少なくとも2個の炭素原子によって環
    窒素原子から隔てられている)、又はフェニル低級アル
    キル基、フェニル基、ヒドロキシ基又は低級アルコキシ
    基を表し、R2及びR3がそれぞれ独立に、場合により
    ヒドロキシ基、低級アルコキシ基(場合により、アミノ
    基、低級アルキルアミノ基又はジ低級アルキルアミノ基
    を置換基として含む)、低級アルカノイルオキシ基又は
    フェニル基で置換された低級アルキル基、ホルミル基、
    ジ低級アルキルアセクール基又は−ジチオアセクール基
    、低級アルキレンアセタール基又は−ジチオアセクール
    基、シアノ基、フェニル基、チェニル基又はアミノ基を
    表し、R4が水素又は低級アルキル基を表し、R5が水
    素、非置換又はヒドロキシ基、低級アルコキシ基、メル
    カプト基、低級アルキルチオ基、カルボキシ基、カルバ
    モイル基、アミノ基、低級アルカノイルアミノ基、カル
    バモイルアミノ基、グアニジノ基、フェニル基(ヒドロ
    キシ基及び/又はハロゲンで置換されていてよい)、イ
    ミダゾリル基若しくはインドリル基で置換された低級ア
    ルキル基、非置換又はヒドロキシ基、低級アルコキシ基
    、低級アルキル基、ニトロ基、アミノ基、低級アルキル
    アミノ基、ジ低級゛1ルキルアミノ基及び/又はハロゲ
    ンで置換されたフェニル基又は非置換又はフェニルR5
    について記載したのと同様に置換されたピリル基、ピラ
    ゾリル基、イミダゾリル基、トリアゾリル基、テトラゾ
    リル基、フリル基、チェニル基、イソキサゾリル基、オ
    キサシリル基、オキサジアゾリル基、イ・ノチアゾリル
    基、チアゾリル基、チアジアゾリル基、ピリジル基、ピ
    リダジニル基、ピリミジニル基、ピラジニル基又はトリ
    アジニル基を表し、Rもが水素、低級アルキル基、フェ
    ニル低級アルキル基、非置換又はヒドロキシ基、低級ア
    ルコキシ基、低級アルキル基、ニトロ基、アミノ基、低
    級アルキルアミノ基、ジ低級アルキルアミノ基及び/又
    番まハロゲンで置換されたフェニル低級アルキル基又は
    非置換又はフェニル低級アルキル基Reにつl、zで記
    載したのと同様に置換されたフェニル基、ピリル基、ピ
    ラゾリル基、イミダゾリル基、トリアゾリル基、テトラ
    ゾリル基、フリル基、チェニル基、イソキサゾリル基、
    オキサシリル基、j′キーIJ−ジアゾリル法、インチ
    アゾリル基、チアゾリル基、チアジアゾリル基、ピリジ
    ル基、ピリダジニル基、ピリミジニル基、ピラジニル基
    及びトリアジニル基から選ばれる基を表し、Rq,Re
    及びR9がそれぞれ独立に水素、低級アルキル基又番よ
    アミノ基、低級アルキルアミノ基、ジ低級アルキルアミ
    ノ基、低級アルキレンアミノ基、オキサ−、チア−若し
    くはアザ低級アルキレンアミノ基(アザ窒素は場合によ
    り低級アルキル基で置換されてしする)、低級アルカノ
    イルアミノ基、ヒドロキシ基、低級アルコキシ基又はフ
    ェニル基(非置換又番よアミノ基、低級アルキルアミノ
    基、ジ低級アルキルアミノ基、低級アルキレンアミノ基
    、ヒドロキシ基、低級アルコキシ基、ハロゲン及び/又
    はニトロ基で置換されていてよい)又はピリル基、フリ
    ル栽、チェニル基又はピリジル基(これらの基はフェニ
    ル基と同様に置換されていてよい)で置換された低級ア
    ルキル基又はフェニル基、ピリル基、フリル基、チェニ
    ル基又はピリジル基(これらの八番まフェニル−低級ア
    ルキル基R7、R9又はR9と同様に置換されていてよ
    い)を表し、R1とR2が一緒に、又はR1とR3が一
    緒に炭素原子数3〜5個の低級アルキレン基を表すこと
    ができ、その際1.4ージヒドロピリジン環の2位又は
    6位の炭素原子と直接結合した炭素原子が場合により酸
    素原子、硫黄原子又は窒素原子(水素又は低級アルキル
    基で置換されている)で置き換えられており、R4とR
    5が一緒に非置換又はヒドロキシ基で置換された炭素原
    子数3〜5個の低級アルキレン基、炭素原子数2〜4個
    のオキサ低級アルキレン基又は炭素原子数2〜4個のデ
    ア低級アルキレイ基を表すことができ、R5とR6が一
    緒に2〜5 11&+の連鎖炭素原子を有する低級アル
    キレン基又は3〜4個の連鎖炭素原子を有するアザ低級
    アルキレン基を表すことができ、その際これらの基が非
    置換又はヒドロキシ基、低級アルコキシ基、アミノ基、
    低級アルキルアミノ基又はジ低級アルキルアミノ基で置
    換されていてよく、R8とR9が一緒に炭素原子数2〜
    7個の低級アルキレン基、炭素原子数3〜4個のアザ低
    級アルキレン基、炭素原子数3〜4個のオキサ低級アル
    キレン基又は炭素原子数3〜4個のチア低級アルキレン
    基を表すことができ、その際これらの基は場合により炭
    素原子のところでヒドロキシ基、低級アルコキシ基、ア
    ミノ基、低級チルキルアミノ基、ジ低級アルキルアミノ
    基又は5員若しくは6員のモノアザ−又はジアザヘテロ
    サイクリル基(場合により炭素原子のところでオキソ基
    で置換され、アザ窒素原子のところで場合により低級ア
    ルキル基又はフェニル基で置換され、フェニル基自体は
    低級アルキル基、ハロゲン、低級アルコキシ基及び/又
    Gまニトロ基を置換基として含んでいてよい)で?fi
    fllJされ;アザ窒素が場合により、フェニル基、ピ
    リル基、フリル基、チェニル基及び/又はピリジル基(
    これらの基自体が場合により置換基として低級アルキル
    基、ヒドロキシ基、低級アルコキシ基、ハロゲン及び/
    又はニトロ基を含む)、及び/又はヒドロキシ基、低級
    アルコキシ基、低級アルカノイルオキシ基、アミノ基、
    低級アルキルアミノ基及び/又はジ低級アルキルアミノ
    基で置換されていてよい低級アルキル基;ベンゾイル基
    、低級アルカノイル基、フラニルカルボニル基、チェニ
    ルカルボニル基、ピリルカルボニル基、ピリジニルカル
    ボニル基又はフェニル基(低級アルキル基、ハロゲン、
    低級アルコキシ基及び/又はニトロ基を置換基として含
    んでいてよい)で置換されている特許請求の範囲第1項
    記載の一般式(1)の化合物、一般式(1)の化合物の
    光学異性体、これらの光学異性体の混合物及び塩形成基
    を有する前記化合物の塩。 (5)nが1.2又は3を表し、Arが場合により低級
    アルキル基、フェニル基及び/又はフェニル低級アルキ
    ル基(このような基は置換基としてヒドロキシ基、低級
    アルコキシ基、低級アルキレンジオキシ基、ハロゲン、
    カルボキシ基、低級アルコキシカルボニル基及び/又は
    シアノ基を含んでいてよく、環式基は更に低級アルキル
    基を置換基として含んでいてよい)及び/又はヒドロキ
    シ基、低級アルコキシ基、ハロゲン−低級アルコキシ基
    、低級アルキレンジオキシ基、ハロゲン、ニトロ基、ア
    ミノ基、N−低級アルキルアミノ基、N、N−ジ低級ア
    ルキルアミノ基、低級アルカノイル1ミノ基、カルボキ
    シ基、低級アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、
    シアノ基、スルホ基、アミノスルホニル基、低級アルキ
    ルチオ基、低級アルキルスルフィニル基及び/又は低級
    アルキルスルホニル基で置換されていてよいフェニル基
    、又はピリル基、フリル基、チェニル基又はピリジル基
    (これらの基は場合によりフェニル基計と同様に置換さ
    れていてよく、特に低級アルキル基、低級アルコキシ基
    、ハロゲン及び/又は、場合により低級アルキル基、低
    級アルコキシ基、ハロゲン及び/又はニトロ基で置換さ
    れたフェニル基を置換基として含む)を表し、基^Cが
    低級アルカノイル基、低級アルキルスルボニル基、低級
    アルコキシカルボニル基、ヒドロキシ低級アルコキシカ
    ルボニル基、低級アルコキシ低級アルコキシカルボニル
    基、N、N−ジ低級アルキルアミノ低級アルコキシカル
    ボニル基、N−低級アルキル−N−フェニル低級アルキ
    ルアミノ−低級アルコキシカルボニル基、N、N−低級
    アルキレンアミノ低級アルコキシカルボニル基、(4−
    モルホリノ)−低級アルコキシカルボニル基、カルバモ
    イル基、N−低級アルキルカルバモイル基、N、 N−
    ジ低級アルキルカルバモイル基、N、N−低級アルキレ
    ンカルバモイル基、4111m111mアルキル−ピペ
    ラジノカルボニル−モルホリノカルボニル基を表し、Z
    が基−ORりを表し、R+が水素、低級アルキル基、ジ
    低級アルキルアミノ低級アルキル基、低級アルキレンア
    ミノ低級アルキル基、(4−モルホリノ)−低級アルキ
    ル基、カルボキシ−低級アルキル基又は低級アルコキシ
    低級アルコキシ−低級アルキル基を表し、その際ジ低級
    アルキルアミノ基、低級アルキレンアミノ基又は4−モ
    ルホリノ基が少なくとも2個の炭素原子によって環窒素
    原子から隔てられており、R2及びR3が低級アルキル
    基を表し、R4が水素又は低級”フルキル基を表し、R
    5が水素、非置換又はヒドロキシ基、低級アルコキシ基
    、メルカプト基、低級アルキルチオ基、カルボキシ基、
    カルバモイルW、アミノ基、低級アルカノイルアミノ基
    、カルバモイルアミノ基、グアニジノ基、フェニル基(
    ヒドロキシ基及び/又はハロゲンで置換されていてよい
    )、イミダゾリル基若しくはインドリル基で置換された
    低級アルキル基、非置換又はヒドロキシ基、低級アルコ
    キシ基、アミノ基、N−低級アルキルアミノ基若しくは
    N、N−ジ低級アルキルアミノで置換されたフェニル基
    又は非置換又はフェニルについて記載したのと同様に置
    換されたピリル基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、ト
    リアゾリル基、テトラゾリル基、フリル基、チェニル基
    、イソチアゾリル基、オキサシリル基、オキサジアゾリ
    ル晶、イソチアゾリル基、チアゾリル基、チアジアゾリ
    ル基、ピリジル基、ピリダジニル基、ピリミジニル基、
    ピラジニル基又はトリアジニル基を表し、R6が水素、
    低級アルキル基、フェニル低級アルキル基、非置換又は
    ヒドロキシ基、低級アルコキシ基、アミノ基、N−低級
    アルキルアミノ基若しくはN、N−ジ低級アルキルアミ
    ノ基で置換されたフェニル基又は非置換又はフェニル基
    について記載したのと同様に置換されたピリル基、ピラ
    ゾリル基、イミダゾリル基、トリアゾリル基、テトラゾ
    リル基、フリル基、チェニル基、イソキサゾリル基、オ
    キサシリル基、オキサジアゾリル基、イソチアゾリル基
    、チアゾリル基、チアジアゾリル基、ピリジル基、ピリ
    ダジニル基、ピリミジニル基、ピラジニル基又はトリア
    ジニル基を表し、R7が水素又は非置換又はアミノ基、
    N−低級アルキルアミノ基、N、N−ジ低級アルキルア
    ミノ基、低級アルキレンアミノ基、オキサ−、チア−若
    しくは場合によりアザ置換されたアザ低級アルキレンア
    ミノ基、アシルアミノ基若しくはフェニル基(非置換又
    は非置換アミノ基、モノ−若しくはジ置換アミノ基、ヒ
    ドロキシ基、低級アルコキシ基又はハロゲンで置換され
    ていてよい)で置換された低級アルキル基を表し、R4
    とR5が一緒に非置換又はヒドロキシ置換低級アルキレ
    ン基、オキサ−又はチア低級アルキレン基を表すことが
    でき、R5とRεが一緒に低級アルキレン基又はアザ低
    級アルキレン基を表すことができ、これらの基は非置換
    又はヒドロキシ基、低級アルコキシ基、アミノ基、N−
    低級アルキルアミノ基又はN、N−ジ低級アルキルアミ
    ノ基で置換されていてよく、その際低級アルキル基、低
    級アルコキシ基及び低級アルカノイル基が4個以下の炭
    素原子を含み、低級アルキレン基が3.4又は5個の連
    鎖炭素原子を含む特許請求の範囲第1項記載の一般式(
    1)の化合物及び塩形成基を有する前記化合物の塩。 (6)nが1又は2を表し、Arがフェニル基、チェニ
    ル基又はフリル基を表し、この基は場合により低級アル
    キル基、ヒドロキシ基、低級アルコキシ基、ハロゲン−
    低級アルコキシ基、低級アルキレンジオキシ基、ハロゲ
    ン、トリフルオロメチル基、ニトロ基、低級アルカノイ
    ルアミノ基及び/又はシアノ基でモノ−、ジー又はトリ
    置換されていてよく、基Acが低級アルカノイル基、低
    級アルキルスルホニル基、低級アルコキシカルボニル基
    、2−低級アルコキシ低級アルコキシカルボニル基、ジ
    低級アルキルアミノ−低級アルコキシカルボニル基、N
    −低級アルキル−N−フェニル低級アルキルアミノ−低
    級アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、N−低級
    アルキルカルバモイル基、N、 N−ジ低級アルキルカ
    ルバモイル基、N。 N−低級アルキレンアミノカルボニル基又は4−モルホ
    リノカルボニル基を表し、Zが基−ORqを表し、R1
    が水素、低級アルキル基、2−(ジ低級アルキルアミノ
    )−低級アルキル基、2−(低級アルキレンアミノ)−
    低級アルキル基、2−(モルホリノ)−低級アルキル基
    、カルボキシ低級アルキル基又は低級アルコキシ低級ア
    ルコキシ低級アルキル基を表し、R2及びR3が低級ア
    ルキル基を表し、R4が水素を表し、R5が水素、非置
    換又はヒドロキシ基、メルカプト基、低lt&アルキル
    チオ基、カルボキシ基、カルバモイル基、アミノ基、カ
    ルバモイルアミノ基、グアニジノ基、フェニル基(ヒド
    ロキシ基で置換されていてよい)、イミダゾール−4−
    イル基又はインドール−3−イル基で置換された低級ア
    ルキル基又は非置換又はヒドロキシ基、低級アルコキシ
    基若しくはアミノ基で置換されたフェニル基、チアゾリ
    ル基、イミダゾリル基、フリル基、チェニル基、ピリジ
    ル基又はピリミジニル基を表し、R6が水素、低級アル
    キル基、フェニル低級アルキル基又は非置換又はヒドロ
    キシ基、低級アルコキシ基若しくはアミノ基で置換され
    たフェニル基、チアゾリル基、イミダゾリル基、フリル
    基、チェニル基、ピリジル基又はピリミジニル基を表し
    、R7が水素又は非置換又はアミノ基、N−低級アルキ
    ルアミノ基、N、−N−ジ低級アルキルアミノ基若しく
    はフェニル基(非置換又はアミノ基、ヒドロキシ基、低
    級アルコキシ基又はハロゲンで置換されていてよい)で
    置換された低級アルキル基を表し、R4とR5が一緒に
    低級アルキレン基を表すことができ、R5とR6が一緒
    に低級アルキレン基又はアザ低級アルキレン基を表すこ
    とができ、その際低級アルキル基、低級アルコキシ基及
    び低級アルカノイル基が4個以下の炭素原子を含み、低
    級アルキレン基が3.4又は5個の連鎖炭素原子を含む
    特許請求の範囲第2項記載の一般式(1)の化合物及び
    塩形成基を有する前記化合物の塩。 (7)nが1又は2を表し、Arがフェニル基、チェニ
    ル基、フリル基又はベンズオキサジアゾリル基を表し、
    その際これらの基は、場合により低級アルキル基、低級
    アルコキシ基、ハロゲン低級アルコキシ基、フェニル低
    級アルコキシ基、フェニル(ltmアルキルチオ基、低
    級アルキレンジオキシ基、ハロゲン、トリフルオロメチ
    ル基、ニトロ基、低級アルカノイルアミノ基及び/又は
    シアノ基でモノ−、ジー又はトリー置換されており、基
    Acが低級アルカノイル基、低級アルキルスルボニル基
    、低級アルコキシカルボニル基、2−低級アルコキシー
    低級アルコキシカルボニル基、N、 N−ジ低級アルキ
    ルアミノ−低級アルコキシカルボニル基、N−低級アル
    キル−N−フェニル低級アルキルアミノ−低級アルコキ
    シカルボニル基、カルバモイル基、N−低級アルキルカ
    ルバモイル基、N、N−ジ低級アルキルカルバモイル基
    、N、N−低級アルキレンカルバモイル基又は4−モル
    ホリノカルボニル基を表し、Zが基−OR,又は−NR
    9R9を表し、R+が水素、低級アルキル基、2−(ジ
    低級アルキルアミノ)−低級アルキル基、z−(低級ア
    ルキレンアミノ)−低級アルキル基、2−(4−モルホ
    リノ)−低級アルキル基、カルボキシ低級アルキル基又
    は低級アルコキシ低級アルコキシ−低級アルキル基を表
    し、R2及びR3がそれぞれ独立に低級アルキル基、ヒ
    ドロキシ低級アルキル基、シアン基又はアミノ基を表し
    、R4が水素又は低級アルキル基を表し、R5が水素、
    非置換又はヒドロキシ基、低級アルコキシ基、メルカプ
    ト基、低級アルキルチオ基、カルボキシ基、カルバモイ
    ル基、アミノ基、カルバモイルアミノ基、グアニジノ基
    、フェニル基(ヒドロキシ基で置換されていてよい)、
    又はイミダゾリ−ルー4−イル基又はインドール−3−
    イル基で置換された低級アルキル基又はフェニル基、チ
    アゾリル基、イミダゾリル基、フリル基、チェニル基、
    ピリジル基又はピリミジニル基を表し、これらの基は、
    場合によりヒドロキシ基、低級アルコキシ基及び/又は
    アミノ基で置換されており、R6が水素、低級アルキル
    基、フェニル低級アルキル基(非置換又はヒドロキシ基
    、低級アルコキシ基及び/又はアミノ基で置換されてい
    る)、又はフェニル基、チアゾリル基、イミダゾリル基
    、フリル基、チェニル基、ピリジル基又はピリミジニル
    基を表し、これらの基は、場合によりフェニル低級アル
    キル基Reと同様に置換されており、Rり、R8及びR
    9がそれぞれ独立に水素又は非置換又はアミノ基、低級
    アルキルアミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、低級アル
    キレンアミノ基、オキサ−又はアザー低級アルキレンア
    ミノ基(アザ窒素は場合により低級アルキル基で置換さ
    れている)、ヒドロキシ基、低級アルコキシ基、フェニ
    ル基(非置換又はアミノ基、ヒドロキシ基、低級アルコ
    キシ基及び/又はハロゲンで置換されていてよい)、又
    はチェニル基又はピリジル基(これらの基はフェニル基
    と同様に置換されていてよい)で置換された低級アルキ
    ル基を表し、R4とR5が一緒に炭素原子数3〜4個の
    低級アルキレン基を表すことができ、R5とR6が一緒
    に炭素原子数2〜5個の低級アルキレン基又は炭素原子
    数4個のアザ低級アルキレン基を表すことができ、R8
    とRgが一緒に炭素原子数4〜5個の低級アルキレン基
    (場合により、3−位に置換基としてフェニル基又は低
    級アルキル基を含んでいてよい2−イミダゾリジノン−
    1−イル基で置換されている)、炭素原子数4個のオキ
    サ低級アルキレン基又は炭素原子数4個のアザ低級アル
    キレン基を表すことができ、その際アザ−窒素は非置換
    低級アルキル基、フェニル基(置換基として低級アルキ
    ル基、低級アルコキシ基、ハロゲン及び/又はニトロ基
    を含んでいてよい)、チェニル基及び/又はピリジル基
    でモノ−又はジー置換されている低級アルキル基、又は
    ベンゾイル基、フラニルカルボニル基、フェニル基又は
    低級アルコキシフェニル基で置換されζいてよい特許請
    求の範囲第1項記載の一般式(I)の化合物、一般式(
    I)の化合物の光学異性体、これらの光学異性体の混合
    物及び塩形成基を有する前記化合物の医薬に使用しうる
    塩。 (8)nが1又は2を表し、Δrが非置換又は低級アル
    キル基、低級アルコキシ基、ハロゲン低級アルコキシ基
    、ベンジルオキシ基、ヘンシルチオ基、ハロゲン、トリ
    フルオロメチル基、ニトロ基及び/又はシアノ基でモノ
    −又はジー置換されたフェニル基、2−若しくは3−チ
    ェニル基又は2,1゜3−ヘンズオキザジアゾールー4
    .−イル基を表し、基膜が低級アルキルスルホニル基又
    は低級アルコキシカルボニル基を表し、Zが基−OR,
    又は−NRB R9を表し、R2が水素、更に2−(4
    −モルホリノ)−エチル基を表し、R2が低級アルキル
    基、ヒドロキシメチル基、シアノ基又はアミノ基を表し
    、R3が低級アルキル基を表し、R4が水素又は低級ア
    ルキル基を表し、R5が水素、非置換又はフェニル基(
    ヒドロキシ基で置換されていてよい)で置換された低級
    アルキル基、フェニル基又は非置換又はアミノ基で置換
    されたデアゾリル基を表し、R6が水素、低級アルキル
    基又はフェニル基を表し、R7が水素、低級アルキル基
    又はフェニル基、アミノ基、低級アルキルアミノ基、ジ
    低級アルキルアミノ基、4−モルホリノ基、■−ピペラ
    ジノ基(4位の窒素のところで置換基として低級アルキ
    ル基を含んでいてよい)若しくは低級アルコキシ基で置
    換された低級アルキル基を表し、R8及びR9がそれぞ
    れ独立に水素、非置換又は低級アルコキシ基、フェニル
    基若しくはピリジル基で置換された低級アルキル基を表
    し、R4とR5が一緒に133−プロピレン基を表すこ
    とができ、R5とR6が一緒に1.5−ペンチレン基を
    表すことができ、R8とR9が一緒に1゜5−ベンチレ
    ン基、3−(3−フェニル−2−イミダゾリジノン−1
    −イル)−1,5−ベンチレン基、3− (2−イミダ
    ゾリジノン−1−イル)−1,5−ペンチレン基又は3
    −オキサ−若しくは3−アザ−1,5−ペンチレン基を
    表し、その際アザ−窒素は場合により低級アルキル基、
    ベンジル基、ジフェニルメチル基(ベンジル基又はジフ
    ェニルメチル基は場合によりハロゲン、低級アルキル基
    及び/又は低級アルコキシ基を置換基とし゛ζ含ム)、
    ヘンジイル基、フラニルカルボニル基、フェニル基又は
    低級アルコキシフェニル基で置換されている特許請求の
    範囲第1項記載の一般式(1)の化合物、一般式(1)
    の化合物の光学異性体、これらの光学異性体の混合物及
    び塩形成基を有する前記化合物の医薬に使用しうる塩。 (9)nが1を表し、Arが2−若しくは3−ニトロ−
    フェニル基、2−ML、<は3−ジフルオロメトキシ−
    フェニル基、2−若しくは3−メチル−フェニル基、2
    −若しくは3−トリフルオロメチル−フェニル基、2,
    3−ジメチル−フェニル基、2,3−ジクロロ−フェニ
    ル基、2−若しくは3−ベンジルオキシ−フェニル基又
    は2−若しくは3−ベンジルチオフェニル基を表し、胱
    が低級アルコキシカルボニル暴を表し、Zが基−OR,
    又は−NR8R9を表し、R1が水素を表し、R2及び
    R3がそれぞれ独立に低級アルキル基を表し、R4が水
    素を表し、R5が低級アルキル基又はフェニル基を表し
    、R6が水素を表し、R7が非置換又は4−モルホリノ
    基、1−ピペラジノ基若しくは4−低級アルキルー1−
    ピペラジノ基で置換された低級アルキル基を表し、R8
    及びR9がそれぞれ独立に水素、非置換又はフェニル基
    若しくはピリジン基で置換された低級アルキル基を表し
    、R8とR9が一緒に、アヂー窒素が場合によりベンジ
    ル基又はジフェニルメチル基で置換されている3−アザ
    −1,5−ベンチレン基を表すことができる特許請求の
    範囲第1項記載の一般式(1)の化合物、一般式(I)
    の化合物の光学異性体、これらの光学異性体の混合物及
    び塩形成基を有する前記化合物の医薬に使用しうる塩。 (10)’nが1又は2を表し、計が2−若しくは3−
    二トローフェニル基、2−若しくは3−ジフルオロメト
    キシ−フェニル基、2.3−ジメヂルーフェニル基又は
    2−若しくは3−トリフルオロメチル−フェニル基を表
    し、基Acが低級アルコキシカルボニル法を表し、R+
    が水素を表し、R2及びR3がメチル基を表し、R4が
    水素を表し、R5が水素、非置換又はヒドロキシ基で置
    換されていてよいフェニル基で置換された低級アルキル
    晶又はフェニル基を表し、R6が水素又は低級アルキル
    基を表し、R7が水素、低級アルキル基又はフェニル低
    級アルキル基を表し、R4とR5が一緒に1,3−プロ
    ピレン基を表すことができ、R5とR6が一緒に1,5
    −ペンチレン基を表すことができ、低級アルキル基、低
    級アルコキシ基及び低級アルカノイル基が4個以下の炭
    素原子を含む特許請求の範囲第2項記載の一般式(1)
    の化合物、及び塩形成基を有する前記化合物の塩。 (11)1.4−ジヒドロピリジン骨格の4位の炭素原
    子のとごろで下記の構造が存在し、r 3位、4位及び5位の炭素原子が紙面内にあり、4ji
    Arが紙面の前方にあり、水素原子が紙面の後方にある
    特許請求の範囲第1項記載の化合物。 (12) (−)−(4R)−1,4−ジヒドロ−2,
    6−シメチルー3−メトキシカルボニル−4(3−ニト
    ロフェニル)−ピリジン−5−カルボン酸−N−C(i
    s)−1−工1−キシカルボニルー2−メチル−1−プ
    ロピルツーアミド及びその医薬に許容しうる塩である特
    許請求の範囲第1項記載の化合物。 (13) (−)−(4R)−1,4−−ジヒドロ−2
    ,6−シメチルー3−イソプロポキシカルボニル−4−
    (3−二トロフェニル)−ピリジン−5−カルボン酸−
    N−((IS’)−1−エトキシカルボニル−2−メチ
    ル−1−プロピルツーアミド及びその医薬に許容しうる
    塩である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 (14) (−)−(4R)−1,4−ジヒドロ−2,
    6−シメチルー3−メトキシカルボニル−4−(3−ニ
    トロフェニル)−ピリジン−5−カルボン酸−N−((
    IS)−1−(n−ブトキシカルボニル)−2−メチル
    −1−プロピルツーアミド及びその医薬に許容しうる塩
    である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 (15) (4R,4S)−1,4−ジヒドロ−2,6
    −シメチルー3−メトキシカルボニル−4−(3−ニト
    ロフェニル)−ピリジン−5−カルボン酸−N−[(I
    S、2S)−1−メトキシカルボニル−2−メヂルーl
    −ブチル〕−アミド及びその医薬に許容しうる塩及び光
    学異性体である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 (+6) (4R)−1,4−ジヒドロ−2,6−グツ
    チル−3−メトキシカルボニル−4−(3−ニトロフェ
    ニル)−ピリジン−5〜カルボン酸−N−((IS、2
    S)−1−1ml−キシカルボニル−2−メチル−1−
    ブチルツーアミド及びその医薬に許容しうる塩である特
    許請求の範囲第1項記載の化合物。 (17) (4S、4R)’−1.4−ジヒドロー2.
    6−シメチルー3−メトキシカルボニル−4−(3−ニ
    トロフェニル)−ピリジン−5−カルボン酸−N−((
    I S) −1−(2−(4−%ルホリノ)−1−エト
    キシシーカルボニル−2−メチル−1−プロピル)−ア
    ミド、その医薬に許容しうる塩及び光学異性体である特
    許請求の範囲第1項記載の化合物。 (18)1.4−ジヒドロ−2,6−シメチルー3−メ
    トキシカルボニル−4−(3−二1〜ロア エニル)−
    ピリジン−5−カルボン酸−N−(1−(4−ベンジル
    −1−ピペラジニル)−カルボニル−2−メチル−1−
    プロピルツーアミド、その医薬に許容しうる塩及び光学
    異性体である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 (19) (−)−(4R)−1,4−−ジヒドロ−2
    ゜6−シメチルー3−エトキシカルボニル−4−(3−
    二トロフェニル)−ピリジン−5−カルボン酸−N−(
    (15)−1−工l−キシカルボニルー2−メチル−1
    −プロピルツーアミド、その医薬に許容しうる塩及び光
    学異性体である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 (20) (4S、4R)−1,4−ジヒドロ−2,6
    −シメチルー3−メトキシカルボニル−4−(3−ニト
    ロフェニル)−ピリジン−5−カルボン酸−N−((i
    s)−1−(4−ジフェニルメチル−1−ピペラジニル
    )−カルボニル−2−メチル−1−プロピルツーアミド
    、その医薬に許容しうる塩及び光学異性体である特許請
    求の範囲第1項記載の化合物。 (21)一般式(■): R。 〔式中nは1.2又は3を表し、^rは炭素同素環式又
    はへテロ環式アリール基を表し、^Cは酸のアシル基を
    表し、2は基−ORり又は−NRa Rsを表し、R1
    は水素、非置換若しくは置換低級アルキル基、炭素同素
    環式若しくはヘテロ環式アリール基又は遊離、エーテル
    化若しくはエステル化ヒドロキシ基を表し、R2及ヒR
    3はそれぞれ独立に水素、非置換若しくは置換低級アル
    キル基、ホルミル基又は官能基で変性されたホルミル基
    、カルボキシ基又は官能基で変性されたカルボキシ基、
    炭素同素環式若しくはヘテロ環式アリール基又は非置換
    、モノ置換若しくはジ置換アミノ基を表し、R4は水素
    又は低級アルキル基を表し、R5及びR6はそれぞれ独
    立に水素、非置換若しくは置換低級アルキル基又は炭素
    同素環式若しくはヘテロ環式アリール基を表し、R7、
    R8及びR9はそれぞ、れ独立に水素、非置換若しくは
    置換アルキル基又は炭素同素環式若しくはヘテロ環式子
    り−ル基を表し、R1とR2が一緒に或いはR1とR3
    が一緒に、炭素原子が場合によリヘテロ原子で置き換え
    られている非置換又は置換低級アルキレン基を表しても
    よく、R4とR5が一緒に、同様にR9とR6が一緒に
    及び/又はR8とR9が一緒に、それぞれ独立に非置換
    又は置換低級アルキレン基を表すことができ、その際炭
    素原子かへテロ原子で置き換えられていてもよい〕の化
    合物、又はその医薬に許容しうる塩を含む医薬製剤。 (22)動物又はヒトの身体の予防及び/又は治療処置
    方法に使用する特許請求の範囲第1項記載の一般式(1
    )の化合物及びその医薬に許容しうる塩。 (23)血圧降下作用及び冠状血管拡張作用化合物とし
    ての特許請求の範囲第1項記載の一般式(1)の化合物
    及びその医薬に許容しうる塩。 (24)医薬製剤を製造するための特許請求の範囲第1
    項記載の一般式(1)の化合物及びその医薬に許容しう
    る塩の用途。 (25)一般式(I): 1 〔式中nは1.2又は3を表し、計は炭素同素環式又は
    ヘテロ環式アリール基を表し、^Cは酸のアシル基を表
    し、Zは基−ORり又は−NR8R9を表し、R,は水
    素、非置換若しくは置換低級アルキル基、炭素同素環式
    若しくはヘテロ環式アリール基又は遊離、エーテル化若
    しくはエステル化しドロキシ基を表し、R2及びRaは
    それぞれ独立に水素、非置換若しくは置換低級アルキル
    基、ポルミル基又は官能基で変性されたホルミル基、カ
    ルボキシ基又は官能基で変性されたカルボキシ基、炭素
    同素環式若しくはヘテロ環式アリール基又は非置換、モ
    ノ置換若しくはジ置換アミノ基を表し、R4は水素又は
    低級アルキル基を表し、R5及びR6はそれぞれ独立に
    水素、非置換若しくは置換低級アルキル基又は炭素同素
    −環式若しくはヘテロ環式アリール基を表し、R7、R
    8及びR9ばそれぞれ独立に水素、非置換若しくは置換
    アルキル基又は炭素同素環式若しくはヘテロ環式アリー
    ル基を表し、R2とR2が一緒に或いはR1とR3が一
    緒に、炭素原子が場合によりヘテロ原子で置き換えられ
    ている非置換又は置換低級アルキレン基を表してもよく
    、R4とR5が一緒に、同様にR9とR6が一緒に及び
    /又はR8とR9が一緒に、それぞれ独立に非置換又は
    置換低級アルキレン基を表すことができ、その際炭素原
    子がへテロ原子で置き換えられていてもよい〕の化合物
    、又は塩形成基を有する前記化合物の塩を製造するため
    、 a)一般式(■): R。 〔式中n′は0、l又は2を表し、Rbは場合により活
    性化されたカルボキシ基を表すが、n′が1又は2を表
    す場合には、Rbは基C<=O>−Zとは異なる〕の化
    合物を一般式(■):〔式中nITは1.2又は3を表
    し、R4、R;及びRtはR4、R5及びR6について
    一般式(1)の下に記載した定義を有するが、一般式(
    II)の基R4、R5又はR6とは異なっていてよいが
    、n’及びn ”の和は3より大きくない〕と反応させ
    るか、又は− a′)一般式(Ila): ■ R。 〔式中n“は1.2又は3を表し、Rcは茫C(=O)
    −Zに移行しうる基を表す〕の化合物においてRcを基
    C(=O) −Zに代えるか、又は b)一般式(IV)の化合物、又はその反応性誘導体を
    一般式(V)の化合物又はその互変異性体及び一般式(
    Vl)の化合物と反応させ、(IV) 1 或いは b’)方法b)と全く同様にして一般式(Va)の化合
    物を一般式(Vl)の化合物と反応させ、C)一般式(
    ■): 〔式中基X及びYのうち一方は式−NHR+の基を表し
    、他方はヒドロキシ基を表すが、又は両者が式−N H
    −R、の基を表す〕の化合物又はその互変異性体又は対
    応する互変異性体混合物を閉環させるが、又は d ) 式Ar −CHO(IV)の化合物又はその反
    応性官能性誘導体を一般式(■): R。 の化合物又はその互変異性体又は対応する互変異性体混
    合物と反応させるが、又は e)一般式(■): R。 〔式中Acoは基Acに変換しうる基を表す〕中のその
    八〇〇を基へCに変え、 その際一般式(I[、)〜(IX)、(I[a )及び
    (Va)の出発原料において、これらが塩形成性を有す
    る限り、これらを塩の形で使用することもでき、記号n
    、Ar、Ac、 R+ % R2,R3% R4% R
    s。 R6及びZは一般式(1)の下に記載した定義を有し、
    必要に応じて、一般式(1)の得られた化合物を一般式
    (I)の他の化合物に変え、及び/又は、必要に応じて
    、得られた塩を遊離化合物又は他の塩に変え、及び/又
    は、必要に応じて、塩形成性を有する一般式(I)の得
    られた遊離化合物を塩に変え、及び/又は、必要に応じ
    て、得られた異性体又はラセミ体の混合物を個々の異性
    体又はラセミ体に分離し、及び/又は必要に応じて、得
    られたラセミ体を光学対掌体に分割することを特徴とす
    る新規アミド化合物の製造方法。 (2、特許請求の範囲第25項記載の方法によって得ら
    れる化合物。
JP59240897A 1983-11-16 1984-11-16 新規アミド化合物、その製造方法及び該化合物を含む医薬組成物 Pending JPS60126266A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6341459A (ja) * 1985-05-21 1988-02-22 レツク・トバルナ・フアルマセブトスキ−・イン・ケミクニ−・イジエルコブ・エヌ・ソル・オ− 2−(N−ベンジル−N−メチルアミノ)−エチルメチル2,6−ジメチル−4−(m−ニトロフエニル)−1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボキシレ−ト及びその塩酸塩の製造法
JP2006508054A (ja) * 2002-08-27 2006-03-09 バイエル・ヘルスケア・アクチェンゲゼルシャフト ヒト好中球エラスターゼ阻害剤として使用するためのジヒドロピリジン誘導体

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