JPS6012607Y2 - 塗料循環装置 - Google Patents

塗料循環装置

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JPS6012607Y2
JPS6012607Y2 JP15882680U JP15882680U JPS6012607Y2 JP S6012607 Y2 JPS6012607 Y2 JP S6012607Y2 JP 15882680 U JP15882680 U JP 15882680U JP 15882680 U JP15882680 U JP 15882680U JP S6012607 Y2 JPS6012607 Y2 JP S6012607Y2
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JP
Japan
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paint
pipe
regulating valve
feed pipe
return pipe
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Expired
Application number
JP15882680U
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JPS5782973U (ja
Inventor
久雄 池村
Original Assignee
トリニテイ工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は塗料タンク内の塗料を塗装室内に循還送給す
る塗料循還装置に関する。
この種塗料循還装置は、常時塗料を流動状態に維持して
塗料が停滞沈降することを防止できるので有用であり、
第１図に示すような装置が現用されている。
即ち１は塗料タンク、２は塗装室、３はタンク近傍に設
けられた塗料圧送ポンプ、４及び圧力調整弁５間に接続
され塗料を循還送給する高圧レベルの塗料送り管、６は
塗料送り管３から分岐し塗料送り管３と並行に塗料タン
ク１に接続された低圧レベルの塗料戻り管路、７は圧力
調整弁、８は塗装室２内に於いて塗料送り管路３及び塗
料戻り管路６間に接続された複数の分岐管、１２はカラ
ーチェンジバルブであって、各分岐管８にはその途上に
圧力調整弁９及びジヨイント１０が介挿され、ジヨイン
ト１０を分離したスプレーガン１１に接続できるように
所謂サードライン方式の構成を有する。
この構成によると、塗料送り管３及び塗料戻り管６内に
は絶えず塗料が流れていると共に各分岐管内にも塗料が
流れているので各管内で塗料が沈降することが全くない
優れた効果を有するものであるが、塗料タンクと塗装室
とは数百メートル程度離れているのが普通であり、この
ため塗料タンク及び塗装室間に３本の管を敷設するサー
ドライン方式では設備費、工事費、点検修理費等が嵩む
上、塗料送り管路に介挿された圧力調整弁が塗料タンク
近傍に配設されているので管内流速を一定にするには管
路長が長くなるに従い管内圧力損失が増加し、これに応
じて大揚程の圧送ポンプ４を設置する必要があり設備費
がさらに増加する等の欠点を有する。
本考案は前記従来品の欠点を部品点数を増加させること
なく解消し得るようにしたもので、塗料タンクへの塗料
戻り管が１本で済む新規な塗料循還装置を提供するもの
である。
第２図以下について本考案の実施例を説明する。
第２図に於て第１図との対応部分には同一符号を附して
詳細説明はこれを省略するが、本例に於ては塗料送り管
３の圧力調整弁５が最下手の分枝管８Ｅの僅か後方位置
即ち塗料タンク１の近傍ではなく塗装室２の近傍に配設
されると共に、塗料戻り管路６の一端が塗料送り管路３
の最上手の分岐管８Ｓより手前の塗装室２近傍位置に接
続され、他端が前記圧力調整弁５の僅か後方位置に接続
された構成を有する。
この構成によると、第１図と同様に塗料送り管路３、塗
料戻り管路６及び分岐管８に夫々塗料が流動状態で供給
され、従って第１図の従来装置と同様に管内で塗料が沈
降するおそれは全くないこと明らかであるが、塗料送り
管路の圧力調整弁が最下手の分岐管の後方位置に配設さ
れその下手に塗料戻り管路が接続されているので、塗料
タンクと塗装室との間の配管が送給側及び戻し側のみの
２本で済み、従来装置のように３本必要としないので従
来装置に比較して設備費、工事費等が格段に低減される
と共に工事、保守点検等も容易となり、さらに塗料送り
管路の圧力調整弁を塗装室近傍に配設することにより塗
料タンク及び塗装室間の距離の変更に伴う塗料送り管路
の高圧レベル区間の変化は圧送ポンプ及び塗装室間の管
路の長さ分だけであり、従来装置の変化分に比べて半分
であり、この分圧送ポンプの能力を低減させることがで
きる等の実用上優れた効果を有し、しかもその効果が部
品点数を増加させることなく単に圧力調整弁の位置を変
更してその後方に塗料戻し管路を接続するだけの極めて
簡易な構成で得られる特長を有する。
殊に第３図に示すように１つの塗料タンク１から複数の
塗装室２ａ＝ ２ｂｙ ２ｃに塗料を並列に循環供給
する場合にはさらに顕著な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第１図は従来の塗料循還装置を示す配管図、第２図は本
案装置を示す配管図、第３図は本案装置の他の例を示す
配管図である。 １は塗料タンク、３は塗料送り管路、５は圧力調整弁、
６は塗料戻り管路、７は圧力調整弁、８は分岐管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 塗料タンク内の塗料を循環送給するする高圧レベルの塗
    料送り管路と、該塗料送り管路と並列に配設された低圧
    レベルの塗料戻り管路と、一端が上記塗料送り管路に、
    他端がスプレーガン又は上記塗料戻り管路に夫々接続さ
    れた複数の分岐管とを有する塗料循還装置に於いて、上
    記塗料送り管路の最下手分枝管より後方位置に第１の圧
    力調整弁が設けられ、上記塗料戻り管の一端が、第２の
    圧力調整弁を介して上記塗料送り管路の最上手分枝管よ
    り前方位置に、他端が上記第１の圧力調整弁より後方位
    置に夫々接続され、上記塗料タンクへの塗料戻り管が１
    本であることを特徴とする塗料循還装置。
JP15882680U 1980-11-06 1980-11-06 塗料循環装置 Expired JPS6012607Y2 (ja)

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JPS5782973U JPS5782973U (ja) 1982-05-22
JPS6012607Y2 true JPS6012607Y2 (ja) 1985-04-23

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5044386B2 (ja) * 2007-12-25 2012-10-10 株式会社大気社 塗料供給設備及びその運転方法
JP4938896B1 (ja) * 2011-01-27 2012-05-23 株式会社Ｉｅｃ 塗料供給システム
JP5917379B2 (ja) * 2012-11-29 2016-05-11 本田技研工業株式会社 塗布方法及びその装置

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JPS5782973U (ja) 1982-05-22

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