JPH07108197A - 塗料循環型塗装装置 - Google Patents
塗料循環型塗装装置Info
- Publication number
- JPH07108197A JPH07108197A JP5280254A JP28025493A JPH07108197A JP H07108197 A JPH07108197 A JP H07108197A JP 5280254 A JP5280254 A JP 5280254A JP 28025493 A JP28025493 A JP 28025493A JP H07108197 A JPH07108197 A JP H07108197A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paint
- coating material
- coating
- gun
- port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 塗料による管内狭窄の発生を抑えること。
【構成】 常時バネ２７により開放状態に保持されてい
る三方弁２０の塗料供給口３０と塗料排出口２５とに、
塗料供給管からの枝管６と塗料帰還管８を接続し、塗装
時以外は塗料タンクから送られてきた塗料を三方弁２０
を介して塗料帰還管８から塗料タンクへと循環させるよ
うにして、配管内への塗料の滞留をなくすようにしたも
の。
る三方弁２０の塗料供給口３０と塗料排出口２５とに、
塗料供給管からの枝管６と塗料帰還管８を接続し、塗装
時以外は塗料タンクから送られてきた塗料を三方弁２０
を介して塗料帰還管８から塗料タンクへと循環させるよ
うにして、配管内への塗料の滞留をなくすようにしたも
の。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は塗料循環型の塗装装置に
関する。
関する。
【０００２】
【従来の技術】塗料循環型の塗装装置は、一般に図４に
示したように、塗料タンクａからの塗料供給管ｂを塗装
ブースｃ内を通して塗料タンクａに戻す一方、塗装ブー
スｃ内で分岐させた各枝管ｄに、レギュレータｅを介し
てバランスピストン型リリーフ弁ｆを取付け、その排出
口に塗装ガンｇ側配管とのジョイントｈを設けるととも
に、圧力調整側の排出口に塗料帰還配管ｉを接続するよ
うに構成されている。
示したように、塗料タンクａからの塗料供給管ｂを塗装
ブースｃ内を通して塗料タンクａに戻す一方、塗装ブー
スｃ内で分岐させた各枝管ｄに、レギュレータｅを介し
てバランスピストン型リリーフ弁ｆを取付け、その排出
口に塗装ガンｇ側配管とのジョイントｈを設けるととも
に、圧力調整側の排出口に塗料帰還配管ｉを接続するよ
うに構成されている。
【０００３】このため、この種の装置では、塗装ガンｇ
が接続されていない状態のもとでは、レギュレータｅや
リリーフ弁ｆあるいはリリーフ弁ｆからジョイントｈに
至る管路内に塗料が滞留し、これが固化して流路を挟窄
させてしまうといった不具合を有していた。
が接続されていない状態のもとでは、レギュレータｅや
リリーフ弁ｆあるいはリリーフ弁ｆからジョイントｈに
至る管路内に塗料が滞留し、これが固化して流路を挟窄
させてしまうといった不具合を有していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
塗料の滞留に伴なう狭窄を生じさせることのない新たな
塗料循環型塗装装置を提供することにある。
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
塗料の滞留に伴なう狭窄を生じさせることのない新たな
塗料循環型塗装装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はこの
ような課題を達成するための塗料循環型塗装装置とし
て、塗料供給口と常時連通状態に保持される塗料排出口
と、塗装ガンの装着により塗料供給口と連通状態に保持
される塗装ガン装着口とを有する三方弁を用い、塗料タ
ンクから延びる塗料供給管と、塗料タンクへ戻る塗料帰
還管とを、三方弁の塗料供給口と塗料排出口とを介して
連通させて、塗装ガンが装着されていない状態のもとで
は、塗料タンクから塗料タンクへ戻る塗料の循環路を形
成するようにしたものである。
ような課題を達成するための塗料循環型塗装装置とし
て、塗料供給口と常時連通状態に保持される塗料排出口
と、塗装ガンの装着により塗料供給口と連通状態に保持
される塗装ガン装着口とを有する三方弁を用い、塗料タ
ンクから延びる塗料供給管と、塗料タンクへ戻る塗料帰
還管とを、三方弁の塗料供給口と塗料排出口とを介して
連通させて、塗装ガンが装着されていない状態のもとで
は、塗料タンクから塗料タンクへ戻る塗料の循環路を形
成するようにしたものである。
【０００６】
【実施例】そこで以下に図示した実施例について説明す
る。図１は、本発明の一実施例をなす装置の管路構成を
示したものであり、また図２、図３は、この装置に用い
られる三方弁を示したものである。
る。図１は、本発明の一実施例をなす装置の管路構成を
示したものであり、また図２、図３は、この装置に用い
られる三方弁を示したものである。
【０００７】図において符号１は、塗料タンク２から圧
送ポンプ３、レギュレータ４を介して塗装ブース５内に
塗料を供給する塗料供給管で、この塗料供給管１は、塗
装ブース５内で各塗装ガン１０に至る枝管６‥‥を分岐
させた上、塗料タンク２へ戻すように配管されている。
送ポンプ３、レギュレータ４を介して塗装ブース５内に
塗料を供給する塗料供給管で、この塗料供給管１は、塗
装ブース５内で各塗装ガン１０に至る枝管６‥‥を分岐
させた上、塗料タンク２へ戻すように配管されている。
【０００８】一方、図中符号８は塗料タンク２へ塗料を
戻す塗料帰還管で、この塗料帰還管８には、一端が塗装
ガン１０と結合する三方弁２０の塗料排出口２５に接続
し、この三方弁２０に塗装ガン１０が結合された状態の
もとでは、塗料を塗装ガン１０へ送り込み、塗装ガン１
０が結合されていない状態のもとでは、塗料供給管１と
ともに塗料タンク２から給送した塗料を塗料タンク２へ
戻す循環管路を形成するように構成されている。
戻す塗料帰還管で、この塗料帰還管８には、一端が塗装
ガン１０と結合する三方弁２０の塗料排出口２５に接続
し、この三方弁２０に塗装ガン１０が結合された状態の
もとでは、塗料を塗装ガン１０へ送り込み、塗装ガン１
０が結合されていない状態のもとでは、塗料供給管１と
ともに塗料タンク２から給送した塗料を塗料タンク２へ
戻す循環管路を形成するように構成されている。
【０００９】なお、図中符号７は枝管６に設けたレギュ
レータを示しており、また９は塗料帰還管８に設けた絞
り弁を示している。図２、図３は、塗装ガン１０と三方
弁２０についての詳細を示したものである。
レータを示しており、また９は塗料帰還管８に設けた絞
り弁を示している。図２、図３は、塗装ガン１０と三方
弁２０についての詳細を示したものである。
【００１０】上述した三方弁２０の本体２１には、塗装
ガン１０のジョイント１１を介して塗装ガン１０に接続
する塗装ガン接続口２２と、ジョイント２４を介して塗
料帰還管８に接続する塗料排出口２５と、塗料供給管１
からの枝管６と接続する塗料供給口３０が設けられてい
る。
ガン１０のジョイント１１を介して塗装ガン１０に接続
する塗装ガン接続口２２と、ジョイント２４を介して塗
料帰還管８に接続する塗料排出口２５と、塗料供給管１
からの枝管６と接続する塗料供給口３０が設けられてい
る。
【００１１】この三方弁本体２１には、さらにその内部
に、塗装ガン接続口２２側に設けた接続口側弁座２３
と、塗料排出口２５に設けた排出口側弁座２６と、バネ
２７に付勢されて常時は接続口側弁座２３に当接してこ
の流路を閉塞し、また塗装ガン１０の挿入筒１３に押圧
された際には排出口側弁座２６に当接してこの流路を閉
塞するボール弁２８が設けられていて、上記した塗料供
給口３０はこのボール弁２８が遊動する弁室２９内に開
口している。
に、塗装ガン接続口２２側に設けた接続口側弁座２３
と、塗料排出口２５に設けた排出口側弁座２６と、バネ
２７に付勢されて常時は接続口側弁座２３に当接してこ
の流路を閉塞し、また塗装ガン１０の挿入筒１３に押圧
された際には排出口側弁座２６に当接してこの流路を閉
塞するボール弁２８が設けられていて、上記した塗料供
給口３０はこのボール弁２８が遊動する弁室２９内に開
口している。
【００１２】一方、上記した塗装ガン１０にはそのジョ
イント１１に、三方弁本体２１の上端に設けた鈎形の係
止溝３１に係止されるピン１２が設けられ、またこのジ
ョイント１１にはその下端に、係止状態でボール弁２８
を排出口側弁座２６に当接させる長さの挿入筒１３が設
けられていて、三方弁２０に塗装ガン１０を装着した
際、三方弁本体２１内に挿入された挿入筒１３が、ボー
ル弁２８を介して排出口側の流路を閉塞するように構成
されている。なお図中符号１４は、挿入筒１３の側面に
設けた塗料の流入用スリットを示している。
イント１１に、三方弁本体２１の上端に設けた鈎形の係
止溝３１に係止されるピン１２が設けられ、またこのジ
ョイント１１にはその下端に、係止状態でボール弁２８
を排出口側弁座２６に当接させる長さの挿入筒１３が設
けられていて、三方弁２０に塗装ガン１０を装着した
際、三方弁本体２１内に挿入された挿入筒１３が、ボー
ル弁２８を介して排出口側の流路を閉塞するように構成
されている。なお図中符号１４は、挿入筒１３の側面に
設けた塗料の流入用スリットを示している。
【００１３】このように構成された装置において、塗装
ガン１０が取付けられていない状態のもとでは、図２に
示したように、バネ２７により上向きに付勢されたボー
ル弁２８が接続口側弁座２３に当接して塗装ガン１０と
接続する塗装ガン接続口２２への流路を閉塞している。
ガン１０が取付けられていない状態のもとでは、図２に
示したように、バネ２７により上向きに付勢されたボー
ル弁２８が接続口側弁座２３に当接して塗装ガン１０と
接続する塗装ガン接続口２２への流路を閉塞している。
【００１４】このため、圧送ポンプ３により送り出され
た塗料は、塗料供給管１から枝管６を経て三方弁２０の
塗料供給口３０から弁室２９内に流入し、さらにここか
ら塗料排出口２５を経て塗料帰還管８へ流出して、これ
らにより形成される循環管路を通って管路内で滞留する
ことなくそのまま塗料タンク２内へ戻される。
た塗料は、塗料供給管１から枝管６を経て三方弁２０の
塗料供給口３０から弁室２９内に流入し、さらにここか
ら塗料排出口２５を経て塗料帰還管８へ流出して、これ
らにより形成される循環管路を通って管路内で滞留する
ことなくそのまま塗料タンク２内へ戻される。
【００１５】また一方、必要な塗装を行うべく塗装ブー
ス２５内の所要の三方弁２０に係合溝３１とピン１２を
係合させるようにして塗装ガン１０を装着すると、図３
に示したように、塗装ガン１０の挿入筒１３はボール弁
２８をバネ２７に抗して押し下げ、これを排出側弁座２
６に当接させて塗料帰還管８の流路を閉塞する。
ス２５内の所要の三方弁２０に係合溝３１とピン１２を
係合させるようにして塗装ガン１０を装着すると、図３
に示したように、塗装ガン１０の挿入筒１３はボール弁
２８をバネ２７に抗して押し下げ、これを排出側弁座２
６に当接させて塗料帰還管８の流路を閉塞する。
【００１６】このため、枝管６から塗料供給口３０を経
て弁室２９内に流入した塗料は、さらに挿入筒１３周面
の塗料流入用スリット１４を経て塗装ガン１０内に流入
して被塗装面に塗布される。
て弁室２９内に流入した塗料は、さらに挿入筒１３周面
の塗料流入用スリット１４を経て塗装ガン１０内に流入
して被塗装面に塗布される。
【００１７】なお以上は、複数の塗装ガンを備えた塗装
ブースへの適用例によって本発明を説明したものである
が、上述した三方弁を直接塗料供給管と塗料帰還管に接
続させるようにしても同様の効果を奏する。
ブースへの適用例によって本発明を説明したものである
が、上述した三方弁を直接塗料供給管と塗料帰還管に接
続させるようにしても同様の効果を奏する。
【００１８】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、塗料
供給口と常時連通状態に保持される塗料排出口と、塗装
ガンの装着により塗料供給口と連通状態に保持される塗
装ガン装着口とを備えた三方弁の、塗料供給口と塗料排
出口に、塗料タンクから延びる塗料供給管と塗料タンク
へ戻る塗料帰還管を接続するようにしたので、塗装ガン
を装着しない状態のもとでは、塗料タンクから送り出し
た塗料を三方弁を介して塗料供給管から塗料帰還管へと
円滑に循環させることを可能として、非塗装時における
管路内での塗料の滞留を抑えて、管内壁への塗料の付着
による管路内狭窄等の問題を未然に防ぐことができる。
供給口と常時連通状態に保持される塗料排出口と、塗装
ガンの装着により塗料供給口と連通状態に保持される塗
装ガン装着口とを備えた三方弁の、塗料供給口と塗料排
出口に、塗料タンクから延びる塗料供給管と塗料タンク
へ戻る塗料帰還管を接続するようにしたので、塗装ガン
を装着しない状態のもとでは、塗料タンクから送り出し
た塗料を三方弁を介して塗料供給管から塗料帰還管へと
円滑に循環させることを可能として、非塗装時における
管路内での塗料の滞留を抑えて、管内壁への塗料の付着
による管路内狭窄等の問題を未然に防ぐことができる。
【図１】本発明の一実施例をなす装置の管路構成図であ
る。
る。
【図２】非塗装時の状態をもって示した同上装置の要部
の断面図である。
の断面図である。
【図３】塗装時の状態をもって示した同上装置の要部の
断面図である。
断面図である。
【図４】従来装置の一例を示した管路構成図である。
１ 塗料供給管 ２ 塗料タンク ６ 枝管 ８ 塗料帰還管 １０ 塗装ガン ２０ 三方弁 ２２ 塗装ガン装着口 ２５ 塗料排出口 ２８ ボール弁 ３０ 塗料供給口
Claims (1)
- 【請求項１】 塗料供給口と常時連通状態に保持される
塗料排出口と、塗装ガンの装着により上記塗料供給口と
連通状態に保持される塗装ガン装着口とを有する三方弁
を用い、塗料タンクから延びる塗料供給管と、上記塗料
タンクへ戻る塗料帰還管とを、上記三方弁の塗料供給口
と塗料排出口とを介して連通させたことを特徴とする塗
料循環型塗装装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5280254A JPH07108197A (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | 塗料循環型塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5280254A JPH07108197A (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | 塗料循環型塗装装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07108197A true JPH07108197A (ja) | 1995-04-25 |
Family
ID=17622442
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5280254A Pending JPH07108197A (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | 塗料循環型塗装装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07108197A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6491904B1 (en) | 1998-03-07 | 2002-12-10 | Daewoong Pharmaceutical Co., Ltd. | Topical composition containing human epidermal growth factor |
| JP2014087760A (ja) * | 2012-10-31 | 2014-05-15 | Anest Iwata Corp | スプレーガン |
-
1993
- 1993-10-13 JP JP5280254A patent/JPH07108197A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6491904B1 (en) | 1998-03-07 | 2002-12-10 | Daewoong Pharmaceutical Co., Ltd. | Topical composition containing human epidermal growth factor |
| JP2014087760A (ja) * | 2012-10-31 | 2014-05-15 | Anest Iwata Corp | スプレーガン |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030312 |