JPS60124532A - 自動車用投影式メ−タ表示装置 - Google Patents
自動車用投影式メ−タ表示装置Info
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- JPS60124532A JPS60124532A JP58231826A JP23182683A JPS60124532A JP S60124532 A JPS60124532 A JP S60124532A JP 58231826 A JP58231826 A JP 58231826A JP 23182683 A JP23182683 A JP 23182683A JP S60124532 A JPS60124532 A JP S60124532A
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Landscapes
- Instrument Panels (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は自動車用投影式メータ表示装置に関し、詳しく
は自動車のフロントガラスまたはフロントガラス近傍に
メータ表示を立体表示する自動車用投影式メータ表示装
置に関する。
は自動車のフロントガラスまたはフロントガラス近傍に
メータ表示を立体表示する自動車用投影式メータ表示装
置に関する。
自動車に用いられているメータ表示方式として、透過照
明方式、透過型液晶表示方式、発光ダイオード表示方式
等が知られているが、いずれも自動車の運転席前方に設
けられたインストルメントパネル(計器板)内に組み込
まれて使用される。この場合、運転中の視界とメータの
位置が異なるため、運転中に運転者が速度メータを見る
場合、運転視界から視線をずらず必要が生しる。
明方式、透過型液晶表示方式、発光ダイオード表示方式
等が知られているが、いずれも自動車の運転席前方に設
けられたインストルメントパネル(計器板)内に組み込
まれて使用される。この場合、運転中の視界とメータの
位置が異なるため、運転中に運転者が速度メータを見る
場合、運転視界から視線をずらず必要が生しる。
そこで、最近では運転者が視線を動かさなくてもメータ
を見れるように、メータの一部を運転者の運転時の視界
中に置く投影式メータ表示装置(ヘッド アップ ディ
スプレイ)が試みられている。かかる投影式メータ表示
装置は、インストルメントパネルの上部に陰極線管(C
RT)、螢光表示管等の発光体を設け、フロントガラス
近傍に反射板を設ける構成をとり、反射板としてはガラ
スの内側に金属膜を薄くコーティングしたハーフミラ−
を用いている。
を見れるように、メータの一部を運転者の運転時の視界
中に置く投影式メータ表示装置(ヘッド アップ ディ
スプレイ)が試みられている。かかる投影式メータ表示
装置は、インストルメントパネルの上部に陰極線管(C
RT)、螢光表示管等の発光体を設け、フロントガラス
近傍に反射板を設ける構成をとり、反射板としてはガラ
スの内側に金属膜を薄くコーティングしたハーフミラ−
を用いている。
ところで、かかる投影式メータ表示装置においては、発
光体のメータ表示を見やすくするためにハーフミラ−の
反射率を上げるとハーフミラ−の透過率が下がり、前方
の視界を妨げる。このため、ハーフミラ−の反射率を一
定以上にあげることができず(通常、反射率20〜30
%)、その結果発光体のメータ表示が見づらいという問
題がある。
光体のメータ表示を見やすくするためにハーフミラ−の
反射率を上げるとハーフミラ−の透過率が下がり、前方
の視界を妨げる。このため、ハーフミラ−の反射率を一
定以上にあげることができず(通常、反射率20〜30
%)、その結果発光体のメータ表示が見づらいという問
題がある。
また、反射率20%のハーフミラ−を用いた場合、反射
板表面の反射像と反射板の裏面で反射された反射像の明
るさの比は6:1程度であり、このため反射板の表面と
裏面で反射された像が重なり2重映りが生じる。これに
より、発光体のメータ表示を更に見づらいものにしてい
る。
板表面の反射像と反射板の裏面で反射された反射像の明
るさの比は6:1程度であり、このため反射板の表面と
裏面で反射された像が重なり2重映りが生じる。これに
より、発光体のメータ表示を更に見づらいものにしてい
る。
従って、運転者の前方視界を妨げることな(、発光体の
メータ表示を容易に視認することができる自動車用投影
式メータ表示装置の開発が望まれていた。
メータ表示を容易に視認することができる自動車用投影
式メータ表示装置の開発が望まれていた。
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされた
もので、運転者の運転時の前方視界を妨げず、発光体の
反射像であるメータ表示を2重映りなく明瞭に視認する
ことができる自動車用投影式メータ表示装置を提供する
ことを目的とする。
もので、運転者の運転時の前方視界を妨げず、発光体の
反射像であるメータ表示を2重映りなく明瞭に視認する
ことができる自動車用投影式メータ表示装置を提供する
ことを目的とする。
かかる目的は、本発明によれば、自動車の車室内におい
て、運転席の前方に設けられた反射板と、この反射板に
メータ表示を投影すべ(インストルメントパネルの上部
に設、けられた発光体とを有する自動車用投影式メータ
表示装置であって、前記反射板は透明基板と、この透明
基板の表面に積層された光学干渉膜とからなり、この光
学干渉膜は前記発光体の発光スペクトルに類似した反射
スペクトルを有することを特徴とする自動車用投影式メ
ータ表示装置によって達成される。
て、運転席の前方に設けられた反射板と、この反射板に
メータ表示を投影すべ(インストルメントパネルの上部
に設、けられた発光体とを有する自動車用投影式メータ
表示装置であって、前記反射板は透明基板と、この透明
基板の表面に積層された光学干渉膜とからなり、この光
学干渉膜は前記発光体の発光スペクトルに類似した反射
スペクトルを有することを特徴とする自動車用投影式メ
ータ表示装置によって達成される。
本発明において、反射板としては透明基板に光学子e膜
が積層されたものが用いられる。
が積層されたものが用いられる。
透明基板としては、一般のガラスの他、ポリメチルメタ
アクリレートやポリカーボネート等の透明樹脂を用いる
ことができる。
アクリレートやポリカーボネート等の透明樹脂を用いる
ことができる。
また、光学干渉膜としては、光学薄膜が用いられる。
光学薄膜とは、ガラス等の基板表面」二にこの基板表面
における反射防止、反射増加等を目的として形成された
薄膜であり、光の干渉効果を利用するものである。光学
薄膜は1層のみで形成されることもあるが、高屈折率物
質と低屈折率物質とを交互に積層したいわゆる多N膜と
して形成されるコトモある。高屈折率物質としては、酸
化ジルコニウム(ZrO2)、酸化チタン(T iO2
)等が用いられ、また低屈折率物質としては、二酸化珪
素(s+oi)、弗化マグネシウム(M g F 2)
等が用いられる。
における反射防止、反射増加等を目的として形成された
薄膜であり、光の干渉効果を利用するものである。光学
薄膜は1層のみで形成されることもあるが、高屈折率物
質と低屈折率物質とを交互に積層したいわゆる多N膜と
して形成されるコトモある。高屈折率物質としては、酸
化ジルコニウム(ZrO2)、酸化チタン(T iO2
)等が用いられ、また低屈折率物質としては、二酸化珪
素(s+oi)、弗化マグネシウム(M g F 2)
等が用いられる。
光学薄膜を多層膜として形成した場合は、反射防止効果
、反射増加効果を一層高めることができる。また、反射
防止、反射増加を生しさせる光の波長域を広げたり、薄
膜を形成する物質の屈折率との関係において、この物質
の選択の自由度を増すことができる。
、反射増加効果を一層高めることができる。また、反射
防止、反射増加を生しさせる光の波長域を広げたり、薄
膜を形成する物質の屈折率との関係において、この物質
の選択の自由度を増すことができる。
本発明においては、光学干渉膜として、酸化チタン(T
iO2)と二酸化珪素(Sin2)の積層体、酸化ジ
ルコニウム(Z r O2)と弗化マグネシウム(Mg
F2)の積層体等を用いることができる。また、光学干
渉膜を形成する光学薄膜の膜厚は、発光体の発光スペク
トルに類似する反射スペクトルを現出できるように決め
られる。
iO2)と二酸化珪素(Sin2)の積層体、酸化ジ
ルコニウム(Z r O2)と弗化マグネシウム(Mg
F2)の積層体等を用いることができる。また、光学干
渉膜を形成する光学薄膜の膜厚は、発光体の発光スペク
トルに類似する反射スペクトルを現出できるように決め
られる。
この光学干渉膜は、真空蒸着法、イオンブレーティング
、スパツタリング等の真空成膜法により形成することが
できる。
、スパツタリング等の真空成膜法により形成することが
できる。
上記反射板は、フロントガラス自体を反射板として利用
してもよいし、インストルメントパネルの上方にフロン
トガラスとは別に設けてもよい。
してもよいし、インストルメントパネルの上方にフロン
トガラスとは別に設けてもよい。
この反射板は、インストルメントパネルに対し40〜5
0度傾斜して設けるのが望ましい。
0度傾斜して設けるのが望ましい。
本発明において、発光体としては、螢光表示管や陰極線
管等を用いることができる。この発光体は、インストル
メントパネルの上部に取り付けられ、反射板に対し約4
5度の角度に光を放射できるようにするのが望ましい。
管等を用いることができる。この発光体は、インストル
メントパネルの上部に取り付けられ、反射板に対し約4
5度の角度に光を放射できるようにするのが望ましい。
本発明においては、発光体から放射された光は反射板に
より一部が反射され、抹射板に対し発光体と線対称の位
置に、発光体から放射された像が浮いて見える。このと
き、反射板の反射スペクトルは発光体の発光スペクトル
に類似しているため、例えば発光体から発する色を青緑
系とすれば、青緑系以外の光は反射板を透過するため明
るく見える。従って、反射板の反射率を50〜70%と
従来より大きくしても、前記特定の色の光以外は透過す
るため十分明るく、前方の視界を妨げることはない。ま
た、反射率を50〜70%と高くできるため、発光体の
反射像であるメータ表示を明瞭に視認することができる
。また、反射板の裏面で反射される光は、表面で反射さ
れる光に比べてがなり暗いため、実質的に2重像は見え
なくなる。
より一部が反射され、抹射板に対し発光体と線対称の位
置に、発光体から放射された像が浮いて見える。このと
き、反射板の反射スペクトルは発光体の発光スペクトル
に類似しているため、例えば発光体から発する色を青緑
系とすれば、青緑系以外の光は反射板を透過するため明
るく見える。従って、反射板の反射率を50〜70%と
従来より大きくしても、前記特定の色の光以外は透過す
るため十分明るく、前方の視界を妨げることはない。ま
た、反射率を50〜70%と高くできるため、発光体の
反射像であるメータ表示を明瞭に視認することができる
。また、反射板の裏面で反射される光は、表面で反射さ
れる光に比べてがなり暗いため、実質的に2重像は見え
なくなる。
本発明に係る自動車用立体式メータ表示装置は以上の如
く構成されるため、以下の効果を奏する。
く構成されるため、以下の効果を奏する。
(イ)2M映りがなくなり視認性が向上する。
(ロ)発光体の反射像であるメータ表示が明瞭に見える
。
。
(ハ)反射板により運転者の前方の視界を妨げることが
ない。
ない。
次に、本発明の望ましい実施例を図面を参考にして説明
する。
する。
(第1実施例)
第1実施例は反射板としてフロントガラスを利用した例
である。
である。
ここで、第1図は本発明の第1実施例に係る自動車用投
影式メータ表示装置を自動車に適用した例を示す概略構
成図、第2図は第1図の■−■線断面図、第3図は第2
図のl−111線断面図、第4図は本発明の第1実施例
に用いた螢光表示式メータの発光スペクトルと光学干渉
膜の反射スペクI・ルを示すグラフ、第5図は第1図を
運転席から見た概略構成図である。
影式メータ表示装置を自動車に適用した例を示す概略構
成図、第2図は第1図の■−■線断面図、第3図は第2
図のl−111線断面図、第4図は本発明の第1実施例
に用いた螢光表示式メータの発光スペクトルと光学干渉
膜の反射スペクI・ルを示すグラフ、第5図は第1図を
運転席から見た概略構成図である。
第1図において、1は自動車のフロントガラスであり、
このフロントガラス1のうちハツチングの施しである部
分を反射板として利用した。即ち、第2図に示すように
、フロントガラス1の車室内側に光学干渉膜2が所定の
範囲形成され、このフロントガラス1と光学干渉膜2に
より反射板3が形成される。この反射板3の下側で、イ
ンストルメントパネル4の上部には、発光体としての螢
光表示管5が設けられている。
このフロントガラス1のうちハツチングの施しである部
分を反射板として利用した。即ち、第2図に示すように
、フロントガラス1の車室内側に光学干渉膜2が所定の
範囲形成され、このフロントガラス1と光学干渉膜2に
より反射板3が形成される。この反射板3の下側で、イ
ンストルメントパネル4の上部には、発光体としての螢
光表示管5が設けられている。
上記光学干渉膜2は、螢光表示式メータ6として青緑系
の色を発するものを用いたため、青緑系の色を反射する
よう構成した。即ち、第3図に示す如く、ガラス1の上
に、高屈折率物質である酸化チタン(n”2.3)の光
学N膜2aと低屈折率物質である二酸化珪素(n=1.
45)の光学′t#膜2bを交互に6層積層した。この
とき、酸化チタンの光学薄膜2aの膜厚は162nrn
、二酸化珪素の光学薄膜2bの膜厚は325nmとした
。また、最外層の二酸化珪素の光学W9膜2bの膜厚の
み、可視光域の主反射波長以外の反射を抑止するために
420nmとした。なお、上記膜厚は、青緑色の螢光表
示管の発光最大強度波長505nmの3/4λ膜より、
60度方向から光が入射することを考慮して2割程厚く
しである。
の色を発するものを用いたため、青緑系の色を反射する
よう構成した。即ち、第3図に示す如く、ガラス1の上
に、高屈折率物質である酸化チタン(n”2.3)の光
学N膜2aと低屈折率物質である二酸化珪素(n=1.
45)の光学′t#膜2bを交互に6層積層した。この
とき、酸化チタンの光学薄膜2aの膜厚は162nrn
、二酸化珪素の光学薄膜2bの膜厚は325nmとした
。また、最外層の二酸化珪素の光学W9膜2bの膜厚の
み、可視光域の主反射波長以外の反射を抑止するために
420nmとした。なお、上記膜厚は、青緑色の螢光表
示管の発光最大強度波長505nmの3/4λ膜より、
60度方向から光が入射することを考慮して2割程厚く
しである。
この結果、第4図に示すように、発光体の発光スペクト
ルaに非常に類似した反射スペクトルbが得られた。
ルaに非常に類似した反射スペクトルbが得られた。
この立体式メータ表示をエンジンスイッチを入れて見た
ところ、青緑色を呈する螢光表示式メータから発した光
は、反射板で約50%が反射され、恰も4aの位置にメ
ータがあるように見えた。このときの見え方を模式的に
示したのが第5図であり、螢光表示式メータの表示が、
例えば60km/hのときには、第5図においてgok
m/hが浮いて見える。
ところ、青緑色を呈する螢光表示式メータから発した光
は、反射板で約50%が反射され、恰も4aの位置にメ
ータがあるように見えた。このときの見え方を模式的に
示したのが第5図であり、螢光表示式メータの表示が、
例えば60km/hのときには、第5図においてgok
m/hが浮いて見える。
このメータ表示の像は、可視光領域(380nm〜78
0nm)の平均反射率は20%であるが、螢光表示管に
対しては反射率が約50%であるため明るく明瞭に見え
た。
0nm)の平均反射率は20%であるが、螢光表示管に
対しては反射率が約50%であるため明るく明瞭に見え
た。
また、太陽光は、反射板が青緑色のみを反射するため、
青緑色以外の色は反射されることなくそのまま透過し、
運転席からは明るく見えた。
青緑色以外の色は反射されることなくそのまま透過し、
運転席からは明るく見えた。
更に、本実施例の立体式メータ表示では、従来の如き2
重像が見られなくなった。これは従来の如く、反射板に
反射率20%のハーフミラ−を用いた場合には、ハーフ
ミラ−の表面で反射された像と裏面で反射された像の明
るさの比が、表:裏−〇、2 : 0.8 xo、09
4 xO,8=3.3 : 1であるのに対し、本実施
例の場合には、表:裏−0,5:0.5x0.094x
O,5=21 ; 1となり、裏面で反射された像の明
るさが相対的にかなり小さくなり、はとんど見えなくな
るためと解される。
重像が見られなくなった。これは従来の如く、反射板に
反射率20%のハーフミラ−を用いた場合には、ハーフ
ミラ−の表面で反射された像と裏面で反射された像の明
るさの比が、表:裏−〇、2 : 0.8 xo、09
4 xO,8=3.3 : 1であるのに対し、本実施
例の場合には、表:裏−0,5:0.5x0.094x
O,5=21 ; 1となり、裏面で反射された像の明
るさが相対的にかなり小さくなり、はとんど見えなくな
るためと解される。
(第2実施例)
第2実施例は反射板をフロントガラスの手前(運転席側
)に設けた例である。
)に設けた例である。
ここで、第一6図は本発明の第2実施例に係る自動車用
投影式メータ表示装置の概要を示す概略構成図、第7図
は第6図の■−■線断面図、第8図は本発明の第2実施
例に用いた螢光表示式メータの発光スペクトルと光学干
渉膜の反射スペクトルを示すグラフである。
投影式メータ表示装置の概要を示す概略構成図、第7図
は第6図の■−■線断面図、第8図は本発明の第2実施
例に用いた螢光表示式メータの発光スペクトルと光学干
渉膜の反射スペクトルを示すグラフである。
第6図に示す如く、フロントガラス1と平行に運転席側
に反射板3を設けた。また、この反射板3にメータ表示
の像を投影する発光体として螢光表示管5を用い、イン
ストルメントパネル4の上部に取り付けた。この反射板
3ば、透明基板としてのガラス6と光学干渉膜2からな
り、この光学干渉15ii2は酸化ジルコニウムの光学
薄膜2Cと弗化マグネシウムの光学薄膜2dを積層した
6層膜からなる。この光学干渉膜2はスパッタリングに
よりガラス6上に形成した。なお、この光学干渉膜2の
膜厚は、螢光表示管5の赤色の発光スペクトルに合わせ
て、同じ色調の光を反射するように設定した。即ち、赤
色の螢光表示管の発光最大強度波長の3/4λ膜として
、第7図に示す酸化ジルコニウムの光学薄膜2cの膜厚
を253nm、弗化マグネシウムの光学薄膜2dの膜厚
を366nmとした。但し、最外層の弗化マグネシウム
の光学薄膜2dのみ、可視光域の主反射波長以外の反射
を抑止するため94. n mとした。このとき、螢光
表示管5の光が、反射板3に45度の角度で入射するこ
とを考慮し、膜厚を1割厚く設定しである。
に反射板3を設けた。また、この反射板3にメータ表示
の像を投影する発光体として螢光表示管5を用い、イン
ストルメントパネル4の上部に取り付けた。この反射板
3ば、透明基板としてのガラス6と光学干渉膜2からな
り、この光学干渉15ii2は酸化ジルコニウムの光学
薄膜2Cと弗化マグネシウムの光学薄膜2dを積層した
6層膜からなる。この光学干渉膜2はスパッタリングに
よりガラス6上に形成した。なお、この光学干渉膜2の
膜厚は、螢光表示管5の赤色の発光スペクトルに合わせ
て、同じ色調の光を反射するように設定した。即ち、赤
色の螢光表示管の発光最大強度波長の3/4λ膜として
、第7図に示す酸化ジルコニウムの光学薄膜2cの膜厚
を253nm、弗化マグネシウムの光学薄膜2dの膜厚
を366nmとした。但し、最外層の弗化マグネシウム
の光学薄膜2dのみ、可視光域の主反射波長以外の反射
を抑止するため94. n mとした。このとき、螢光
表示管5の光が、反射板3に45度の角度で入射するこ
とを考慮し、膜厚を1割厚く設定しである。
この結果(与られた自動車用投影式メータ表示装置は、
第1実施例と同様、反射像としてのメータ表示は明るく
明瞭に見えると共に、2重映りがなく、また前方の視界
を妨げることもなかった。
第1実施例と同様、反射像としてのメータ表示は明るく
明瞭に見えると共に、2重映りがなく、また前方の視界
を妨げることもなかった。
以上、本発明の特定の実施例について説明したが、本発
明は、この実施例に限定されるものではなく、特許請求
の範囲に記載の範囲内で種々の実施態様が包含されるも
のである。
明は、この実施例に限定されるものではなく、特許請求
の範囲に記載の範囲内で種々の実施態様が包含されるも
のである。
第1図は本発明の第1実施例に係る自動車用投影式メー
タ表示装置を自動車に適用した例を示す概略構成図、 第2図は第1図のII −m線断面図、第3図は第2図
のn+−m線断面図、 第4図は本発明の第1実施例に用いた螢光表示式メータ
の発光スペクトルと光学子5tiffの反射スペクトル
を示すグラフ、 第5図は第1図を運転席から見た概略構成図、第6図は
本発明の第2実施例に係る自動車用投影式メータ表示装
置の概要を示す概略構成図、第7図は第6図の■−■線
断面図、 第8図は本考案の第2実施例に用いた螢光表示式メータ
からの発光スペクトルと光学子/3−膜の反射スペクト
ルを示すグラフである。 1−−−−フロントガラス 2−−−−一光学干渉膜 2a −−−−−−酸化チタン膜(光学薄膜)2b−−
−−m=酸化珪素膜(光学薄膜)2cm・−酸化ジルコ
ニウム膜(光学薄膜)2d−−−−−一弗化マグネシウ
ム膜(光学薄膜)3−−−一−−反射板 4−−−−インストルメントパネル 5−−−−螢光表示管(発光体) 6−−−−−ガラス 出願人 トヨタ自動車材式会社 第1図 第2図 4 第3図 第4図 ;皮表(JJm) 第5図 第6図 第7図 第8図 波長 (J、1m) 手続補正書 (方式) 1.事件の表示 昭和58年特許願第231826号 2、発明の名称 自動車用投影式メータ表示装置 3、補正をすると 事件との関係 特許出願人 住所 愛知県豊田市トヨタ町1番地 〒471昭和59
年 2月28日 5、補正の対象 明細書 6、補正の内容 量感 −7/
タ表示装置を自動車に適用した例を示す概略構成図、 第2図は第1図のII −m線断面図、第3図は第2図
のn+−m線断面図、 第4図は本発明の第1実施例に用いた螢光表示式メータ
の発光スペクトルと光学子5tiffの反射スペクトル
を示すグラフ、 第5図は第1図を運転席から見た概略構成図、第6図は
本発明の第2実施例に係る自動車用投影式メータ表示装
置の概要を示す概略構成図、第7図は第6図の■−■線
断面図、 第8図は本考案の第2実施例に用いた螢光表示式メータ
からの発光スペクトルと光学子/3−膜の反射スペクト
ルを示すグラフである。 1−−−−フロントガラス 2−−−−一光学干渉膜 2a −−−−−−酸化チタン膜(光学薄膜)2b−−
−−m=酸化珪素膜(光学薄膜)2cm・−酸化ジルコ
ニウム膜(光学薄膜)2d−−−−−一弗化マグネシウ
ム膜(光学薄膜)3−−−一−−反射板 4−−−−インストルメントパネル 5−−−−螢光表示管(発光体) 6−−−−−ガラス 出願人 トヨタ自動車材式会社 第1図 第2図 4 第3図 第4図 ;皮表(JJm) 第5図 第6図 第7図 第8図 波長 (J、1m) 手続補正書 (方式) 1.事件の表示 昭和58年特許願第231826号 2、発明の名称 自動車用投影式メータ表示装置 3、補正をすると 事件との関係 特許出願人 住所 愛知県豊田市トヨタ町1番地 〒471昭和59
年 2月28日 5、補正の対象 明細書 6、補正の内容 量感 −7/
Claims (1)
- (1)自動車の車室内において、運転席の前方に設ムノ
られた反射板と、この反射板にメータ表示を投影すべく
インストルメントパネルの上部に設けられた発光体とを
有する自動車用投影式メータ表示装置であって、 前記反射板は透明基板と、この透明基板の表面に積層さ
れた光学干渉膜とからなり、この光学干渉膜は前記発光
体の発光スペクトルに類似した反射スペクトルを有する
ことを特徴とする自動車用投影式メータ表示装置。 (2、特許請求の範囲第1項において、前記透明基板は
ウィンドシールドガラスであることを特徴とする自動車
用投影式メータ表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58231826A JPS60124532A (ja) | 1983-12-08 | 1983-12-08 | 自動車用投影式メ−タ表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58231826A JPS60124532A (ja) | 1983-12-08 | 1983-12-08 | 自動車用投影式メ−タ表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60124532A true JPS60124532A (ja) | 1985-07-03 |
JPH0431888B2 JPH0431888B2 (ja) | 1992-05-27 |
Family
ID=16929620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58231826A Granted JPS60124532A (ja) | 1983-12-08 | 1983-12-08 | 自動車用投影式メ−タ表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60124532A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03125025U (ja) * | 1990-03-27 | 1991-12-18 | ||
WO2009118897A1 (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-01 | パイオニア株式会社 | 表示装置 |
US8698858B2 (en) | 2010-10-04 | 2014-04-15 | Panasonic Corporation | Transmissive display apparatus, mobile object and control apparatus |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5071347A (ja) * | 1973-10-24 | 1975-06-13 |
-
1983
- 1983-12-08 JP JP58231826A patent/JPS60124532A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5071347A (ja) * | 1973-10-24 | 1975-06-13 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03125025U (ja) * | 1990-03-27 | 1991-12-18 | ||
WO2009118897A1 (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-01 | パイオニア株式会社 | 表示装置 |
US8698858B2 (en) | 2010-10-04 | 2014-04-15 | Panasonic Corporation | Transmissive display apparatus, mobile object and control apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0431888B2 (ja) | 1992-05-27 |
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