JPS6012354Y2 - 2重積分形アナログ−デイジタル変換器 - Google Patents
2重積分形アナログ−デイジタル変換器Info
- Publication number
- JPS6012354Y2 JPS6012354Y2 JP18431979U JP18431979U JPS6012354Y2 JP S6012354 Y2 JPS6012354 Y2 JP S6012354Y2 JP 18431979 U JP18431979 U JP 18431979U JP 18431979 U JP18431979 U JP 18431979U JP S6012354 Y2 JPS6012354 Y2 JP S6012354Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- digital converter
- voltage
- type analog
- integral type
- integrator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、2重積分形アナログーデジタル変換器の改良
に係り、その目的とするところは積分器に使用する演算
増幅器のダイナミック・レンジを最大限に利用すると共
に、信号対雑音比を向上せしめんとするものである。
に係り、その目的とするところは積分器に使用する演算
増幅器のダイナミック・レンジを最大限に利用すると共
に、信号対雑音比を向上せしめんとするものである。
第1図は従来の2重積分形アナログーデジタル変換器を
示すブロック図で、第2図はその動作を説明するための
波形図である。
示すブロック図で、第2図はその動作を説明するための
波形図である。
図において、演算増幅器AMと、その逆相入力端及び出
力端間に接続されたコンデンサCと、前記逆相入力端に
スイッチS1.S2を介して接続された抵抗器Ri、
Rp又はR8で積分器が構成されている。
力端間に接続されたコンデンサCと、前記逆相入力端に
スイッチS1.S2を介して接続された抵抗器Ri、
Rp又はR8で積分器が構成されている。
更に詳述すれば、前記コンデンサCの両端間にはリセッ
ト用スイッチS3が接続されている。
ト用スイッチS3が接続されている。
又抵抗器のうち、Rpはオフセット電圧源Vpに、R1
はスイッチS4を介して接地点G1未知電圧源Vi又は
標準電圧源■、のいずれか一つにそれぞれ接続され、更
にRNは前記電圧源Vpとは逆極性の基準電圧源−VN
に接続されている。
はスイッチS4を介して接地点G1未知電圧源Vi又は
標準電圧源■、のいずれか一つにそれぞれ接続され、更
にRNは前記電圧源Vpとは逆極性の基準電圧源−VN
に接続されている。
なお、演算増幅器AMの正相入力端は接続点Gに接続さ
れている。
れている。
しかして前記積分器の出力は比較器CPのしきい電圧(
この場合は零電圧)で比較され、比較WCPの出力は制
御論理及びカウンタ回路比に導入される。
この場合は零電圧)で比較され、比較WCPの出力は制
御論理及びカウンタ回路比に導入される。
前記回路民は各スイッチS1〜S4の動作を制御する。
上記構成のアナログ−デジタル変換器において、変換サ
イクルを開始する前に、初期値設定としてスイッチS1
=オフ、S2=オフ、S3=オンとし、コンデンサCの
電荷を零とする。
イクルを開始する前に、初期値設定としてスイッチS1
=オフ、S2=オフ、S3=オンとし、コンデンサCの
電荷を零とする。
次に零ドリフト測定サイクルを開始する。
すなわち、S1=オフ、Sz=オフ、S3=オフ、S、
=Gとして積分器の入力に正のオフセット電圧Vpを印
加すると、その出力■は、−Vp/RpCの傾斜で低下
する(第2図参照)。
=Gとして積分器の入力に正のオフセット電圧Vpを印
加すると、その出力■は、−Vp/RpCの傾斜で低下
する(第2図参照)。
そして一定時間Tc経過後スイッチS1=オフ、S2=
オン、S3=オフとして積分器の入力に負の基準電圧−
■、を印加すると、出力Vは■N/RNCの傾斜で上昇
し、これが前記しきい電圧(零電圧)に達すると、各ス
イッチは前記の初期設定状態に切換えられる。
オン、S3=オフとして積分器の入力に負の基準電圧−
■、を印加すると、出力Vは■N/RNCの傾斜で上昇
し、これが前記しきい電圧(零電圧)に達すると、各ス
イッチは前記の初期設定状態に切換えられる。
この傾斜の上昇時間をTxoとする。
しかしてこれらの時間Tc、TXOは制御論理及びカウ
ンタ回路比により一定周波数のクロック信号を正確に数
えることにより求めることができる。
ンタ回路比により一定周波数のクロック信号を正確に数
えることにより求めることができる。
しかして上記の零ドリフト測定サイクルにおける電荷の
平衡式は次式(1)で示される。
平衡式は次式(1)で示される。
(−Vp/RpC)Tc十(vN/RN)Txo=0・
・・・・・(1) 前記(1)式より(2)式が得られる。
・・・・・(1) 前記(1)式より(2)式が得られる。
次に未知電圧Viの測定サイクルを説明する。
先ずスイッチS工=オン、S2=オフ、S3=オフ、5
4=Viとし、積分器の入力に未知電圧■!とオフセッ
ト電IEVpとを導入して一定時間(Tc)だけ積分す
る。
4=Viとし、積分器の入力に未知電圧■!とオフセッ
ト電IEVpとを導入して一定時間(Tc)だけ積分す
る。
そして前記一定時間Tcの経過後スイッチS1=オフ、
S2=オン、S3=オフとし、コンデンサCの電荷を負
極性電圧−■8で放電する。
S2=オン、S3=オフとし、コンデンサCの電荷を負
極性電圧−■8で放電する。
このときのしきい電圧に達する時間をTxとすれば次式
(3)が得られる。
(3)が得られる。
上記(2)式を(3)式に代入すると次式(4)が得ら
れる。
れる。
次に標準電圧■8の測定サイクルに際しては、積分器の
入力に前述のViの代りにVsを一定時間Tcだけ供給
し、そして放電時間をTXSとすれば、この場合の平衡
式は次式(5)で示される。
入力に前述のViの代りにVsを一定時間Tcだけ供給
し、そして放電時間をTXSとすれば、この場合の平衡
式は次式(5)で示される。
上記(5)式を(4)式に代入すると、
となる。
したがって、上記(6)式から明らかなように3回の各
測定サイクルにおけるそれぞれの放電時間Txo、 T
x、 Txsをディジタル演算することにより未知電圧
Viのアナログ信号を正確なディジタル信号に変換する
ことができ、且つ入力の極性も(Tx−Txo)の符号
から判別できる。
測定サイクルにおけるそれぞれの放電時間Txo、 T
x、 Txsをディジタル演算することにより未知電圧
Viのアナログ信号を正確なディジタル信号に変換する
ことができ、且つ入力の極性も(Tx−Txo)の符号
から判別できる。
しかして上述構成の変換器特性は、第2図の説明より明
らかなように、演算増幅器の有効ダイナミック・レンジ
(出力電圧範囲)のうち該増幅器の動作供給電圧Vcc
の大きさで定まる負(又は正)の一方領域しか利用でき
ないのは欠点である。
らかなように、演算増幅器の有効ダイナミック・レンジ
(出力電圧範囲)のうち該増幅器の動作供給電圧Vcc
の大きさで定まる負(又は正)の一方領域しか利用でき
ないのは欠点である。
又通常のアナログ的な極性判別回路を使用して正負両方
のダイナミック・レンジを利用する方式に比べ、同じ入
力信号の値に対して信号対雑音比が半分になってしまう
。
のダイナミック・レンジを利用する方式に比べ、同じ入
力信号の値に対して信号対雑音比が半分になってしまう
。
第3図は上述欠点を改良した本考案の一実施例による変
換器のブロック図で、第1図と異なる点は、コンデンサ
Cにおける両端間電圧の初期値をvOlとし且つ比較器
CPのしきい電圧をV。
換器のブロック図で、第1図と異なる点は、コンデンサ
Cにおける両端間電圧の初期値をvOlとし且つ比較器
CPのしきい電圧をV。
2(但しVo1=■o2=■。
とする)としたことである。そのためにスイッチS3に
電圧源V01を直列接続し、そして比較NcPの逆相入
力端に電圧源V。
電圧源V01を直列接続し、そして比較NcPの逆相入
力端に電圧源V。
2を接続している。
その結果、第4図に示した動作特性図より明らかなよう
に、演算増幅器AMのダイナミック・レンジは正、負両
域(これは該増幅器の動作供給電圧で定まる)を有効に
利用することができ、且つ信号対雑音比は第1図に示し
たものに比べて2倍にすることができる。
に、演算増幅器AMのダイナミック・レンジは正、負両
域(これは該増幅器の動作供給電圧で定まる)を有効に
利用することができ、且つ信号対雑音比は第1図に示し
たものに比べて2倍にすることができる。
第5図は第3図に示した本考案変換器の変形ブロック図
で、その要部のみを示す。
で、その要部のみを示す。
すなわち、第3図におけるコンデンサCの初期型、圧設
定用電源Vo1及び比較器CPのしきい電圧源V。
定用電源Vo1及び比較器CPのしきい電圧源V。
2を単一の共通電源V。
とするために、反転増幅器IAの正相入力端を演算増幅
器AMの出力端に接続し、モして逆相入力端は単一電源
■。
器AMの出力端に接続し、モして逆相入力端は単一電源
■。
に接続すると共に、その出力端はスイッチS3を介して
前記演算増幅器AMの逆相入力端に接続する。
前記演算増幅器AMの逆相入力端に接続する。
なお、その動作は前述第3図及び第4図に準じているの
でここでの説明は省略する。
でここでの説明は省略する。
第1図は従来の変換器を示すブロック図、第2図はその
動作波形図、第3図は本考案の一実施例による変換器の
ブロック図、第4図はその動作波形図、第5図は第3図
の要部変形図である。 S1〜S、:スイッチ、AM:演算増幅器、CP:比較
器、LC:制御論理及びカウンタ回路、IA:反転増幅
器。
動作波形図、第3図は本考案の一実施例による変換器の
ブロック図、第4図はその動作波形図、第5図は第3図
の要部変形図である。 S1〜S、:スイッチ、AM:演算増幅器、CP:比較
器、LC:制御論理及びカウンタ回路、IA:反転増幅
器。
Claims (1)
- 演算増幅器、入力抵抗器、コンデンサより成る積分器、
及び該積分器の出力に接続された比較器を含む2重積分
形アナログーデジタル変換器において、前記コンデンサ
の初期電圧を正又は負の一定電圧値に設定すると共に、
一定電圧値を比較器のしきい電圧に等しくしたことを特
徴とするアナログ−デジタル変換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18431979U JPS6012354Y2 (ja) | 1979-12-28 | 1979-12-28 | 2重積分形アナログ−デイジタル変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18431979U JPS6012354Y2 (ja) | 1979-12-28 | 1979-12-28 | 2重積分形アナログ−デイジタル変換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56102146U JPS56102146U (ja) | 1981-08-11 |
JPS6012354Y2 true JPS6012354Y2 (ja) | 1985-04-22 |
Family
ID=29694542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18431979U Expired JPS6012354Y2 (ja) | 1979-12-28 | 1979-12-28 | 2重積分形アナログ−デイジタル変換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6012354Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-28 JP JP18431979U patent/JPS6012354Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56102146U (ja) | 1981-08-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6012354Y2 (ja) | 2重積分形アナログ−デイジタル変換器 | |
EP0238646B1 (en) | Dual slope converter with large apparent integrator swing | |
JPS62112222U (ja) | ||
JPS581568B2 (ja) | アナログ・デジタル変換装置 | |
JPS62277821A (ja) | 電荷平衡型アナログ・デイジタル変換器 | |
JPS62136925A (ja) | アナログ/デジタル変換回路 | |
JPS632489B2 (ja) | ||
JPS6291266U (ja) | ||
JPS59202724A (ja) | アナログ・デイジタル変換器 | |
SU1627998A1 (ru) | Преобразователь произведени двух посто нных напр жений в посто нное напр жение | |
SU970683A2 (ru) | Устройство врем -импульсного преобразовани напр жени посто нного тока в число | |
JPS61109325A (ja) | A/d変換器 | |
JPS60233937A (ja) | A/d変換器 | |
JPH02278920A (ja) | アナログディジタル変換回路 | |
JP2555711B2 (ja) | 信号変換器 | |
JPH0318889Y2 (ja) | ||
JP2588304B2 (ja) | ジッタアナライザ | |
JPS60223226A (ja) | カメラ | |
RU1837393C (ru) | Способ аналого-цифрового преобразовани с двойным интегрированием | |
JPS5895422A (ja) | アナログ−デイジタル変換回路 | |
JPS5843698B2 (ja) | コウリユウデンアツヒソクテイソウチ | |
JPS6341938U (ja) | ||
JPS6338422U (ja) | ||
JPH0331205B2 (ja) | ||
JPS62207903A (ja) | 静電容量式変位検出装置 |